「ウーマン」の記事一覧(8 / 45ページ)

絵本作家のぶみが説く『かみさま試験の法則』は自己責任論につながっている?

 人気の高い絵本作家のぶみ氏がこれまでリリースしてきた絵本の内容には、子どもに対する脅しや、母性神話の再生産が含まれていることは、これまでにも何度か触れた。そこで次に、4月に発売した大人向けの著作『かみさま試験の法則 つらい時ほどかみさまはちゃんと見てる』(青春出版社)を読んだ。大人向けに書かれた“幸福論”とのことだが、そこにのぶみ氏の作品群にこめられたメッセージの源流があった。

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セクハラや強制わいせつを「ハニトラだろ」と思いたがる人たち

 福田淳一元財務事務次官のセクハラにしろ、TOKIO・山口達也の強制わいせつにしろ、その被害を受けた女性に対して「ハニートラップ」という言語が向かう度に仰天する。世の中、という大きな主語は使いたくないけれど、この世の中にはどうやら、そこかしこでハニートラップが行われていると信じている人たちがいるようなのである。

 それって、「AVの見過ぎで乱暴なセックスをして嫌がられる」という…

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セクハラや強制わいせつを「ハニトラだろ」と思いたがる人たち

 福田淳一元財務事務次官のセクハラにしろ、TOKIO・山口達也の強制わいせつにしろ、その被害を受けた女性に対して「ハニートラップ」という言語が向かう度に仰天する。世の中、という大きな主語は使いたくないけれど、この世の中にはどうやら、そこかしこでハニートラップが行われていると信じている人たちがいるようなのである。

 それって、「AVの見過ぎで乱暴なセックスをして嫌がられる」という…

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ジャニーズ事務所は山口達也の事件で完全に信用を失った

 4月25日に発覚した、TOKIO山口達也(46)の女子高生への強制わいせつ容疑での書類送検。同日夕方にNHKニュースが第一報を伝え、テレビの民放各局、新聞、スポーツ紙、ネットニュース、様々な媒体が一斉に報じた。山口達也は4月26日に記者会見し、被害者や迷惑をかけた関係各位に謝罪するとともに芸能活動の無期限謹慎を発表した。

 山口達也および記者会見に出席した顧問弁護士の説明によ…

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なぜKaoRiさんは謝ったのか。生贄を捧げる私たちと、捧げられた人びとの声

人間のミューズとしての理想化や礼賛は、人間が人間であることを剥ぎ取る ― KaoRiさんの手記を読んで。―

あなたが死んだクミコのお姉さんに何をしたかも、今では見当がついています。これは嘘じゃありません。あなたはこれまでにいろんな人を一貫して損ない続けてきたし、これからも損なっていくことでしょう。でもあなたは夢からは逃れられない。(村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』より)

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宇多田ヒカルは小袋成彬をどのようにプロデュースしたのか

 宇多田ヒカル(35)が7枚目のオリジナルアルバム『初恋』を6月27日にリリースすることと、11月から12月にかけて幕張メッセや大阪城ホールなどを回る全国ツアーの日程が明かされた。彼女がアルバムをリリースするのは『Fantôme』以来、約1年9カ月ぶり。『初恋』というタイトルからはどうしても1stアルバム『First Love』を思い起こさずにはいられず、ファンは色めきだっている。

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アトピー性皮膚炎、気管支喘息、花粉症…知っておきたい、アレルギーの仕組み

※この記事はメタモル出版ウェブサイトに掲載されていた森戸やすみさんの連載「小児科医ママの子どものケアきほんの『き』」を再掲載したものです

 まず、アレルギーとはなんでしょうか?

 私たちの体には、自分と異物とを区別して、異物を追い出す仕組みが備わっています。だから、体内にウイルスや細菌が入ると、熱が出て白血球などが寄ってきて、液性免疫である抗体を作ったり、細胞性免…

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炎上『シンプソンズ』のインド人キャラクター・アプー:「ステレオタイプ」vs.「人種差別」

「ずっと以前に始まったことって、その時は賞賛されて、無害で、でも今はポリティカリー・インコレクト(政治的に正しくない)。どうすればいいの?」

 これは4月8日に放映されたアメリカのTVアニメ『シンプソンズ』の中で、シンプソン一家の長女リサがテレビを観ている視聴者に向かって語りかけたセリフだ。

 ことの起こりは『シンプソンズ』に登場するインド人キャラクター、アプーだ…

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菜々緒やダレノガレ明美が暴露してきた“モデル不仲説”を、トリンドル玲奈と河北麻友子が真っ向否定!

 4月23日に行われた「ViVi Night in TOKYO 2018 KIRA KIRA PARTY SPRING」の囲み取材に、トリンドル玲奈(26)、河北麻友子(26)、八木アリサ(22)、玉城ティナ(20)、emma(24)の5人が登壇。各所で囁かれているモデル同士の不仲説について言及した。

 記者から「モデル同士は仲が悪いの?」との質問を受けると、玉城は「仲いいと思…

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浅田真央が現役時代に受けた残酷な質問! アスリートの尊厳をメディアが傷つけること

 4月22日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に浅田真央(27)、鈴木明子(33)、村上佳菜子(23)が出演。浅田真央が現役選手時代に受けた一部のメディア取材に対して、言及した。番組内で浅田真央は、2014年のソチ五輪に出場したときのことを回想、日本国中から期待がかけられていたことに対して「重圧になることはなかったかな」「自分もメダルがほしかったから」と話した。街で声をかけられることにつ…

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