「渡辺謙」の記事一覧(4 / 4ページ)

映画『怒り』高評価も、映画界から不満の声「吉田修一さん原作の作品は、もう……」

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『怒り』公式サイトより

 2016年の映画賞の先陣を切る「第40回山路ふみ子映画賞」の作品賞に当たる山路ふみ子映画賞に、李相日監督の『怒り』が選ばれた。

「李監督は、同じ吉田修一氏の小説が原作の『悪人』に続く2度目の受賞でした。『悪人』は結局、8つの映画祭で20もの賞を獲得しましたが、映画関係者の間では『怒り』はそれを超えるんじゃないかって話です」(映画関係者)

 主演の渡辺謙をはじめ、宮崎あおい、森山未來、松山ケンイチ、妻夫木聡、綾野剛、広瀬すずと、今の日本映画界を代表するようなメンバーをそろえたのも、原作者である吉田氏の強い要望があったようだ。

「吉田さんは『悪人』でかなり評価が上がった作家さんで、『怒り』を映画化したいと相談したときに『豪華キャストじゃないと、映画化は許可しない』と、映画会社に言ったそうです。『悪人』も、妻夫木に深津絵里、満島ひかり、樹木希林、柄本明と錚々たる面々だったのですが、それ以上を要求したそうです。実際問題、原作者の人でキャスティングにそこまで口を出す人はいないので、映画会社は『予算のことを無視していろいろ言う面倒な人だな』ってあきれてましたよ」(芸能事務所関係者)

 昨今の作品と違って、CGを使うことがなかったので、製作費のほとんどがキャストの出演料になるという。

「興収の目標は15億円程度だそうですが、最初の週でアニメの『聲の形』に動員数、興行収入で負けたんです。1位は今もなおヒットを続ける『君の名は。』だったのですが、そのときに『実写映画観客動員No.1』という広告を打ったんです。この広告が恥ずかしいんじゃないかって話題になりました。確かに作品の評価は高く、日本アカデミー賞でもいくつか賞を取るでしょうが、興収に結びつかないとなると、今後、吉田さんの原作を映画化しようという流れはなくなるかもしれませんね」(映画誌ライター)

 そうなると、誰の“怒り”が一番大きいのだろうか――。

東出昌大に何が……? 仕事も私生活も順調なのに「共演者に反応しない」「取材に応じない」

ユマニテオフィシャルサイトより  NHK朝の連続ドラマ『ごちそうさん』でブレイク、昨年に同作で共演した女優の杏と結婚した俳優の東出昌大が、メディアの取材にナーバスになっているという…

渡辺謙と同格!? “演技派”広末涼子がハワイ映画祭で「キャリア功労賞」受賞の違和感

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名女優?

 女優の広末涼子が、米ハワイ・ホノルルで開催中の『第35回ハワイ国際映画祭』で、「キャリア功労賞」を受賞した。役所広司や渡辺謙、海外ならサミュエル・L・ジャクソンなども同賞を受賞しており、日本人女優としては初の快挙ということになる。

 10代の頃から女優として活動してきたキャリアが評価されての今回の受賞ということだが、「それなら他にもいるのでは?」という意見も多く、役所広司や渡辺謙の隣に並べると、違和感を拭いきれないのは気のせいだろうか。

「日本人からすれば『ハワイ国際映画祭』自体の知名度がないですからね。『快挙なの?』というのが大方の印象ではないでしょうか。広末が出演した『おくりびと』(2008)が同映画祭で観客賞を受賞し、最終的にはアカデミー賞の外国語映画賞を獲得したことで、現地の人からはインパクトが大きかったということでしょう。正直、『おくりびと』の広末は、演技派の出演者の中で、目に見えて“棒演技”だったと思いますが……(笑)」(芸能記者)

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兄として……渡辺大「杏に負けたくない」覚悟のケイダッシュ系列移籍で時代劇に開眼中!?

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『渡辺大 | ケイパーク公式WEBサイト』より

「ちょうど1年前にお父さんと同じケイダッシュグループの事務所に移籍してからというもの、仕事は右肩上がりで増えていっているようです。演技もお父さんに相談しているのか、どんどんよくなっていると評判ですよ」(芸能事務所関係者)

 7月31日から放送が開始されるNHK BS時代劇『一路』に出演する渡辺大。その2日前には、同じくBSプレミアムで、主演作『独眼竜 花嫁道中』で父で俳優の渡辺謙が、1987年にNHK大河ドラマ『独眼竜政宗』で着用した甲冑をまとうなど話題を振りまいている。

「『一路』は2カ月間、京都でのロケなのですが、大クンがかなり現場を盛り上げてムードメーカーになっていますね。ひとりのときは、ゲームをしたり子どもの写真を見てることが多いですね。『単身赴任で2カ月帰れないので、寂しいんです』と漏らしてました。妹の杏さんに負けたくないという意識は強いようですね」(NHK関係者)

 2008年3月に一般女性と結婚、その年の8月には第1子が誕生し、10年には第2子が誕生している。

「かなり子煩悩のようで、杏さん夫婦にも早く子どもをつくれと言っているみたいですよ。仕事面では、さすがにまだ杏さんには敵わないですが、今の調子でいくと、そのうち民放でも主役を張れるんじゃないですかね。やはり事務所移籍が大きかったと思いますよ。今は時代劇が合っているみたいなので、しばらくはそっち路線でいくようです」(ドラマスタッフ)

 そのうち親子共演もありそうだ。

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