「亡くなることなんて永遠になさそうな人だった」追悼・ペギー葉山さん、晩年にもメールを使いこなす若々しさ
<p> 4月12日に肺炎のため83歳で急死した歌手・ペギー葉山さんは、パソコンが趣味のひとつだった。</p>
<p> 6年ほど前に取材した際、出演イベントの案内を自らパソコンでメール送信してきてくれたことがあったが、パソコンの苦手な高齢者が多いため、てっきりマネジャーか事務所関係者かと思ったのだが、本人だった。かなり使い慣れている様子で「自分で資料を作ることもあるし、遊びでも使うのよ」と言っていた。</p>
<p>「自分より若い歌手の方に、操作方法を教えてあげているぐらいなの」</p>
<p> なんとも若々しい方だった。ペギーさんは、まだ学生だった戦後の時代から、進駐軍のキャンプで歌うジャズバンドのシンガーとして活動を開始し、1952年にレコードデビュー。59年の「南国土佐を後にして」が200万枚のメガヒットとなり、一躍スターとなった。<br />
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