『27時間テレビ』も女子アナも『コード・ブルー』もダメ……フジテレビの末期症状がヤバすぎる!
宮内正喜氏が新社長に就いたフジテレビだが、もはや立て直しは不可能なほどの末期症状だ。テレビ関係者が、あきれた口調でこう語る。
「9月放送予定の恒例番組『27時間テレビ』は、ビートたけしを総合司会に起用しながら出演タレントが集まらず、放送時間のほとんどがVTRになりそうです。スタジオはVTRへのフリだけで、これではたけしお得意のアドリブやおバカぶりは発揮しようがない。このままでは、完全にたけしの“無駄遣い”になりそうです」
さらに、宮内新社長は“女子アナのブランド力”を復活させる大号令を出したというが……。
「期待の大型ルーキー・久慈暁子アナで、『パン』シリーズが再開することが決まりました。しかし、パンツを連想させる『パン』のついた女性蔑視番組だと指摘されたり、歴代のパンアナも『変な愛称』がつくことを嫌がっていたのに、なぜ今さら番組を復活させようとしているのか理解できません。そんな折、山崎夕貴アナがおばたのお兄さんという二流芸人と交際していたことが発覚して、むしろフジの女子アナのブランド力は急落していますよ」(フジテレビ関係者)
ドラマに目を移しても、フジの戦略は裏目に出るばかり。10月期の月9ドラマには篠原涼子の出演が決まっているが、ここでもひと悶着起きている。
「制作サイドが篠原の承諾なく、夫の市村正親をサプライズ起用しようとしていたことで、篠原が大激怒。夫婦共演は、ドラマ界ではタブーとされていますからね。さらに、木村拓哉主演で話が進んでいたことを報道で知り、篠原のモチベーションは下がりまくっています」(業界関係者)
トドメが、7月17日から始まる、山下智久主演の月9ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- THE THIRD SEASON』の脚本家問題だ。
「同ドラマは過去に2シーズン放送されていますが、いずれも平均視聴率15%を記録。その原動力となったのが『救命病棟24時』や『医龍-Team Medical Dragon-』(共にフジテレビ系)などの人気医療ドラマを手がけてきた林宏司氏の脚本でした。しかし、新シリーズからは、視聴率4%台を連発した小雪主演『大貧乏』(同)の脚本家・安達奈緒子に変更されるんです。彼女の作品は恋愛ものばかりですから、視聴者からは不安の声が飛び交っています」(芸能ライター)
フジの感覚がズレまくっているうちは、社長が交代しても、復活の見通しは立たなそうだ。