なんで、こんなんしまっていたのだろう……いつの間にか資料棚が歴史の宝庫になっていた話
<p> なんで、こんなモノを後生大事にしまっていたのだろう……。</p>
<p> 取材して書くことを生業にしていると、どんどんと資料がたまっていくもの。だから普段からため込まないように気をつけてはおります。</p>
<p> 作家・吉村昭は作品を書き終えると、次に必要としている人のために資料を放出していたそうです。</p>
<p> ところが筆者の場合、ちょっと事情が違う。</p>
<p>「これもいつか役に立つかもしれない……」そう考えれば捨てるに捨てられず、しまいこんでしまうのであります。</p>