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迷走フジの大きな勘違い? 今さら鈴木保奈美、安田成美が連ドラ主演って……

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フジテレビ『ノンママ白書』番組サイトより

 鈴木保奈美(49)が、8月13日に放送開始予定のフジテレビ系連続ドラマ『ノンママ白書』(土曜午後11時40分~)で、1998年の『ニュースの女』(同)以来、18年ぶりに連ドラ主演することがわかり、テレビ業界、視聴者が騒然となっている。それもそのはず、いくら深夜ドラマとはいえ、今さら鈴木を主役に据えることに疑問の声が続出しているのだ。

『ノンママ白書』は、バツイチで子どもがいない広告代理店勤務の主人公・玲子(鈴木)が、ワーキングマザーが台頭する時代で、会社や世間に振り回されながらも孤軍奮闘する姿を描いた作品だという。

 鈴木は、91年に主演した『東京ラブストーリー』(同)が大ヒット。まさに“トレンディードラマの女王”として、90年代を席巻した。しかし、98年にとんねるずの石橋貴明と再婚し、3人の娘を出産すると、育児・主婦業に専念していた。2008年に活動を再開すると、11年のNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国』で本格的に女優復帰。その後は、『家族ゲーム』(13年/フジテレビ系)、『SMOKING GUN~決定的証拠~』(14年/同)、『わたしをみつけて』(15年/NHK総合)などに出演したが、あくまでも“脇役”に徹してきた。

『ノンママ白書』が放送される「オトナの土ドラ」枠で現在オンエアされているのは、安田成美(49)が主演の『朝が来る』。安田にとっては、16年ぶり連ドラ主演となっている。安田もまた、90年代のトレンディードラマを彩った代表的な女優のひとり。94年にとんねるずの木梨憲武と結婚し、2男1女をもうけた。出産・育児のため、休業・復帰を繰り返したが、00年以降、マイペースに仕事を続けていた。連ドラ主演は、同年の『リミット もしも、わが子が…』(日本テレビ系)以来。

 ドラマ自体は、初の金髪に挑んだ川島海荷ばかりに注目が集まり、安田の存在感は正直薄く、“脇役”の印象が強い。視聴率は3~4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)台で低迷している。

『オトナの土ドラ』と称しているからには、フジがターゲットにしている視聴者の年齢層は高い。中高年を引きつけるドラマとは、その年齢の視聴者でも満足できるような内容の深いものでなければならないはず。決して、“昔のキャスティング”ばかりを中高年層が望んでいるとは思えない。“昔のキャスト”が出演しても、脇役で十分だ。「90年代の女王を主演に据えれば、“オトナ”の視聴者が喜ぶ」との安直な発想は、まさにフジの迷走ぶりを如実に表している。

『ノンママ白書』は、『朝が来る』同様、苦戦が予想されそうだが、周囲の大方の下馬評を覆して、“鈴木保奈美・完全復活”がなるのか、注目したい。
(文=森田英雄)

ディーン・フジオカ、“賞味期限”は、まだ切れてなかった! 民放での争奪戦は今後も過熱しそうな気配

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NHK『喧騒の街、静かな海』番組サイトより

 大ヒットしたNHK連続ドラマ小説『あさが来た』での薩摩藩士・五代友厚役でブレークした国際派俳優ディーン・フジオカが7月18日、NHK特集ドラマ『喧騒の街、静かな海』で地上波ドラマ初主演を果たした。

 平均視聴率は7.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。民放ドラマで7%台は、かなり厳しい数字だが、そもそも大河、朝ドラを除いたNHKドラマの視聴率は低く、5%を取れればいいほうだ。現在放送中の金曜ドラマ『水族館ガール』(松岡茉優・桐谷健太主演)も5%前後でウロウロ。今年1月から2月に放送された土曜ドラマ『逃げる女』(水野美紀主演)に至っては、2%台を連発してしまった。2月から3月に全3話でオンエアされた特集ドラマ『恋の三陸 列車コンで行こう!』(松下奈緒主演)も2~3%台に終わった。

 それらと比較すれば、『喧騒の街』の7%台は、NHKドラマでは群を抜いて“好視聴率”なのだ。ディーンが『あさが来た』での出演を終えて約半年が経過したが、まだまだ“五代ロス”現象は継続中で、“賞味期限”は切れていないようだ。

 朝ドラ後、ディーンは1月期の『ダメな私に恋してください』(TBS系)に、主演・深田恭子の“ドS上司”役で出演。準主役扱いで、朝ドラの五代役とはまるで違う役柄を演じ、幅の広さを発揮。爆死続きだったTBSの「火10」枠で、平均9.5%まで押し上げた“実績”もある。

 その後、6月22日に配信開始したAmazonプライム・ビデオのオリジナルドラマ『はぴまり~Happy Marriage!?~』で主演。来年1月から放送予定のNHK大河ファンタジー『精霊の守り人』」シーズン2への出演も決まっている。

「所属事務所のアミューズは、オファーを慎重に判断しているようです。ギャラはともかく、ブレークのきっかけとなったNHKとの付き合いは大事にしているみたいですね。水面下では民放各局が争奪戦を繰り広げていますが、ヘタに今、連ドラの主役を受けて視聴率が悪かったら、商品価値を落としかねない。当面は準主役級のポジションのオファーを受けるのではないでしょうか。それで、朝ドラを見ない層の視聴者にも浸透していけば、との考えのようです。ファンからは待望論がありますが、民放プライム帯の連ドラで主役を張るのは、もう少し先になりそうです」(スポーツ紙記者)

 初の主演ドラマ『喧騒の街』で、合格点の視聴率を弾き出したディーン。今後、民放ドラマでの活躍が期待されるところだ。
(文=森田英雄)

高島礼子ドラマがシャブ逮捕効果で民放2位、ジャニーズ&AKBの“裏アカ”大量流出……週末芸能ニュース雑話

<p> ベテランデスクTと新米記者Hが、今週の芸能ニュースを振り返ります。<br />
高島礼子主演ドラマが好発進!<br />
デスクT 辻希美が結婚10周年を期に、夫の杉浦太陽の呼び名を、「たぁくん」から「たぁたん」に変えたんだって!!</p>

<p>記者H そんなことどうでもいいですよ! それより、高知東生容疑者の妻・高島礼子が警察官を演じるドラマ『女たちの特捜最前線』が21日にスタート。平均視聴率11.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の好発進となりました。</p>

<p>デスクT すごい! 日曜劇場『仰げば尊し』(TBS系)や、月9『好きな人がいること』(フジテレビ系)よりも高視聴率じゃん! 放送中の民放連ドラの初回で、2位だよ!</p>

<p>記者H どうやら、高島への同情心や野次馬心から、ドラマを見た視聴者は多かったようです。ネット上では、「高島さんを応援したくなっ</p>

“善人夫婦”は、どう壊れていくか……『はじめまして、愛しています。』の残酷な世界

<p>「前半は丁寧に作りこんで、後半グダグダにして最終回でドーンと壊す」でおなじみの脚本家・遊川和彦にとって初めてのテレビ朝日系ドラマとなる『はじめまして、愛しています。』は第2話。視聴率は初回の10.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)から11.4%と、けっこう上がりました。初回の再放送やネット配信を見た人が2話目を“待って見た”ということですので、高評価なのでしょう。</p>

<p> 特別養子縁組についての物語、前回は信ちゃん(江口洋介)と美奈ちゃん(尾野真千子)の梅田夫婦が、見知らぬ男の子を引き取る決意を固めるところまでが描かれました。<br />
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「フジテレビの悪いクセが全開!?」松嶋菜々子『営業部長 吉良奈津子』が“まったく共感できない”ワケ

<p> 松嶋菜々子が主演を務めるフジテレビ系連続ドラマ『営業部長 吉良奈津子』に、「全然共感できない」との声が相次いでいる。</p>

<p> 同作は、松嶋演じる広告代理店の売れっ子クリエーティブディレクターだった吉良奈津子が、3年の育児休暇を経て仕事復帰するストーリー。脚本は、同局『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』の井上由美子。初回は、古巣のクリエイティブ局に復帰できると思っていた奈津子が、復帰初日に営業開発部への異動を命じられ、困惑。仕事で遅くなる日に、ベビーシッターの坂部深雪(伊藤歩)に息子を預けるも、奈津子が作り置きしたハンバーグを、なぜか深雪がホームレスに与える様子などが描かれた。<br />
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北川景子の「うんこ」に大興奮の『家売るオンナ』、はいだしょうこと中野裕太のキスシーンは必見!?

<p> 女優の北川景子がぶっ飛んだキャラを演じる連続ドラマ『家売るオンナ』(日本テレビ系)の第2話。初回は、平均視聴率12.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、放送中の民放連ドラで首位スタートを切った同作ですが、第2話も10.1%と2ケタをキープ。これまで、主演ドラマの不調が続いた北川にとって、代表作になりそうな予感です。</p>

背筋凍る!? フジ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』の“冷凍遺体”が怖すぎ!

<p> 先週は2時間スペシャルだった波瑠主演の『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系)。2話の視聴率は、9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と微減でした。1話の感想に、グロテスクな表現やショッキングなシーンについての声があり、引いてしまった視聴者もいるみたいですね。</p>

<p> さて、前回が、藤堂の異常性と彼女の仲間たち厚田(渡部篤郎)班の紹介が主な内容でした。藤堂の親友、鈴木仁美(篠田麻里子)が殺害されるというショッキングな展開があったものの、心療内科医の中島保(林遣都)、藤堂とコンビを組む東海林泰久(関ジャニ∞・横山裕)らの協力で犯人を逮捕するのでした。</p>

高知東生容疑者も注目!? 寺尾聰がバイクに轢かれ、頭から煙を……コントみたいなTBS『仰げば尊し』

<p> 寺尾聰が11年ぶりに連ドラ主演を務める日曜劇場『仰げば尊し』(TBS系)が18日にスタートしました。</p>

<p> 1980年代の神奈川県立野庭高校で起きた実話を元にし、同局『ROOKIES』の脚本家と監督が再びタッグを組んだ同作。制作サイドは、「涙なくしては見ることのできない、世代を超え誰もが心揺さぶられるヒューマンドラマ」とアピールしております。そういえば、野庭高校は高島礼子の母校だとか。高知東生容疑者も、このドラマに注</p>

フジテレビ月9『好きな人がいること』主人公を支配する「じゅんじゅわ~」の正体とは

<p> フジテレビ月9『好きな人がいること』第2話の視聴率は10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。前後を『FNSうたの夏まつり』で挟むという奇策が功を奏したのかどうかよくわかりませんが、『夏まつり』直前パートが10.9%、直後パートが10.5%ということだったので、互いに大ケガはしなかったようです。ちなみに初回からは0.3ポイントアップしてます。</p>

<p> 前回、「肉欲丸出しの主人公によるエロゲ展開」と書きましたが、第2話でも冒頭から美咲(桐谷美玲)の肉欲がすごいことになってました。</p>

『はじめまして、愛しています。』とことん善人な江口洋介が“アレ”じゃなきゃいいけど……

<p>『家政婦のミタ』(日本テレビ系)で最終回40%という、とんでもない視聴率を叩き出したと思ったら、『純と愛』(NHK)、『○○妻』『偽装の夫婦』(ともに日本テレビ系)ではトンデモ展開で視聴者を混乱の極みに陥れた脚本家・遊川和彦の最新作『はじめまして、愛しています。』(テレビ朝日系)がスタートしました。初回視聴率は10.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、まあまあな感じ。初回10%が「まあまあ」と感じるあたり、昨今のドラマ離れを実感するところです。</p>

<p> 主人公は、底抜けに明るい不動産営業マン・梅田信次(江口洋介)と、自宅でピアノ教室を営む妻・美奈(尾野真千子)。「美奈がプロのピアニストを目指しているから」という理由で、2人に子どもはありませんでしたが、互いを「信ちゃん」「美奈ちゃん」と呼び合う仲良し夫婦。</p>

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