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篠原涼子「市議選」ドラマに早くも爆死フラグ やっぱりフジテレビは呪われている?

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フジテレビ系『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』番組公式サイトより

 衆議院解散に伴う総選挙が10月22日投開票となったことで、同16日スタート予定だった篠原涼子主演の月9ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)が、1週遅れの23日にズレ込むことになった。

「フジテレビは延期した理由を『第1話に選挙のシーンがあり、16日が衆議院選挙公示期間中にあたるため』と説明しています。しかし一部では、今なお強い影響力を持つ日枝久・元フジテレビ会長が、安倍晋三総理の盟友という間柄であることに忖度して、女性が政界進出するドラマを放送することで、小池百合子東京都知事率いる希望の党に票が流れるのを避けたとの、うがった見方も出ています」(テレビ関係者)

 そんな中、ドラマスタッフ以上に顔面蒼白になっているのが、市議選へ立候補する主婦を演じる主演の篠原だという。その理由を、芸能プロダクション幹部が明かす。

「放送までの約3週間、国民の関心は“国政”選挙一色となります。ましてや今回の衆院選は、“小池劇場”によってドラマ以上にドラマチックな展開が予想される。それに比べると、市議選を舞台にしたドラマというのは、いかにも地味。しかも、篠原の立候補理由は『今よりも少し贅沢がしたいから』『市議は当選確率8割で高収入』という軽薄さ。こんなスケールの小ささで、果たして視聴者が食いつくのか……」

 視聴率が大爆死となれば、女優としての商品価値が暴落するのは必至。そのため、篠原はかなり焦っている様子だという。

「ドラマは当初、市長選に立候補する話だったのですが、市議選に変更したことが完全に裏目となってしまった。篠原は自ら知り合いの大物俳優にゲスト出演を依頼することや、禁じ手といわれる市村正親との夫婦共演の解禁も辞さない構えだそうです」(同)

 あまりの視聴率の低さに、篠原自身がフジテレビに「おかしくないですか!?」とツッコむような事態とならなければいいが……。

解散総選挙後に「この、ハゲー!」ネタ……篠原涼子・月9『民衆の敵』の“時事ネタギャグ”が不安

解散総選挙後に「この、ハゲー!」ネタ……篠原涼子・月9『民衆の敵』の時事ネタギャグが不安の画像1

 23日スタートの篠原涼子主演“月9”『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)の予告映像や人物相関図などが徐々に公開される中、ネット上では「コケそう」「視聴者が求めてる篠原涼子じゃない」といったネガティブな声が相次いでいる。

 同作は、「市政エンタテイメント!」をうたうオリジナル脚本のコメディドラマ。篠原が演じるのは、職を転々とした末、高額報酬目当てで市議会議員に立候補する主婦。フリーターの夫役に田中圭、ママ友役に石田ゆり子、主人公と選挙戦で争うライバル役に高橋一生、元AKB48・前田敦子、千葉雄大、トレンディエンジェル・斉藤司らが出演する。

「劇中では、すでに選挙期間中にもかかわらず、お金目当てで主婦が立候補を決意し、挙げ句、当選。この安っぽい設定に、視聴者が果たして食いつくのかどうか……。また、前クールで大コケした真木よう子主演『セシルのもくろみ』(同)にストーリーの大枠が似ている上に、篠原はこの役のためにトレードマークのロングヘアをばっさり。真木もショートヘアだっただけに、『ますますセシりそう』と大コケが心配されています」(芸能記者)

 5日発売の「週刊新潮」(新潮社)は、同作の“空気の読めなさ”を指摘。記事によれば、11月に放送される第3話で、斉藤が「ハゲー!」と怒鳴られるという、豊田真由子議員ネタが登場。しかし、放送は解散総選挙の後。豊田がすでに“過去の人”になっている可能性もあるという。

「このほかにも、少し前に話題となった政治ネタが盛り込まれているとか。しかし、政治がさまざまな動きを見せる中で、一昔前の政治ネタで笑いを取ろうとしても、視聴者が白けるだけ。同作は、人気俳優をキャスティングしたために、タレントのスケジュールの都合でかなり先まで撮影が進んでいる。その分、時事ネタが古くなってしまうんです」(同)

 お寒いコメディドラマで終わる可能性もありそうな『民衆の敵』。前評判を跳ね除け、多くの視聴者を取り込むことはできるだろうか?

“風前のともしび”だったフジテレビ月9ドラマが継続へ!? 宮内社長が示唆

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 低視聴率のため、一時は消滅説が飛び交っていたフジテレビの看板ドラマ枠「月9」が、継続することが明らかになった。9月29日、同局の定例会見で、宮内正喜新社長が、7月期の『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』を絶賛し、月9ドラマの復活を期すことを明言したのだ。

 昨年1月期『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』以降、今年4月期の『貴族探偵』まで、月9は6クール連続で視聴率は1ケタ台に甘んじた。特に1月期の『突然ですが、明日結婚します』に至っては、平均6.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と惨たんたるものだった。

 CMスポンサーが離れ始め、広告代理店の営業マンから「ギブアップ」の声も聞かれるようになっていた。この悪い流れをなかなか断ち切ることができず、「年内にも打ち切り」のウワサもまことしやかに流れていた。6月にはドラマ畑出身の亀山千広前社長が失脚したこともあり、そのウワサの信ぴょう性が増していた。

 そんな中スタートした『コード・ブルー』は、まさにいちるの望みを懸けた作品だった。過去のヒット作とはいえ、1st SEASONは2008年7月期、2nd SEASONは10年1月期の放送。実に7年半ものブランクがあるだけに、不安視されていたのも事実。

 だが、『コード・ブルー』は、そんな不安を一掃。初回は16.3%、最終回は自己最高の16.4%をマーク。平均14.8%の高視聴率を獲得し、来年の映画化も決まった。この視聴率は、“夏枯れ”ともいわれる7月クールにおいて、民放プライム帯の連ドラで堂々のトップ。2位の日本テレビ系『過保護のカホコ』の11.5%に大差をつけた。

 一時は「『コード・ブルー』がコケたら、月9は消滅」とのウワサが流れ、まさに“風前のともしび”だったが、同ドラマのヒットで、継続へかじが切られたようだ。

「とはいえ、継続というより、“延命”が決まっただけと見たほうがいいのでは? すでに来年1月期、4月期の構想、キャスティングにも入ったようですが、10月期がダメなら、また流れは変わって、社内で“打ち切り”の声も出るはずです。その意味で、10月期の月9ドラマの視聴率は重要。2クール連続で高視聴率をマークしないと、CMスポンサーの信頼も得られないでしょう」(スポーツ紙記者)

 来る10月期は、篠原涼子主演の『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』。篠原は15年10月期の『オトナ女子』(同)が平均8.7%と爆死する憂き目に遭っており、不安要素も多い。篠原演じる主人公は市会議員を目指す主婦だが、そのライバルとして登場する準主役の高橋一生の“人気”にすがるしかないとの声もチラホラ聞こえてくる。果たして、どうなることやら?
(文=田中七男)

最低でも15%超え! 役所広司主演のTBS日曜劇場『陸王』は『半沢直樹』の身代わり?

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 10月期にTBSの看板ドラマ枠「日曜劇場」で放送される、役所広司主演の『陸王』(日曜午後9時~)が、早くから大きな注目を集めている。というのは、同ドラマの原作が人気作家・池井戸潤氏の作品だからだ。

 池井戸氏の作品といえば、2013年7月期に同枠でオンエアされ、最終回で42.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、全話平均28.7%と空前のヒットを飛ばした『半沢直樹』(堺雅人主演)を切り離しては語れない。

 その後、地上波各局は池井戸氏に熱烈オファーをかけ、同氏の作品を原作としたドラマが続々と放送されるようになった。日本テレビ系『花咲舞が黙ってない』シリーズ(杏主演)は第1シリーズが平均16.0%、第2シリーズが14.5%の高視聴率を獲得。フジテレビ系『ようこそ、わが家へ』(嵐・相葉雅紀主演)も12.6%をマーク。テレビ朝日系『民王』(遠藤憲一&菅田将暉主演)は深夜ドラマながら、7.1%とまずまずの数字を挙げ、スペシャルでの続編もオンエアされた。

 TBSは「日曜劇場」枠で、『半沢直樹』以降、『ルーズヴェルト・ゲーム』(唐沢寿明主演)、『下町ロケット』(阿部寛主演)をオンエア。『ルーズヴェルト』は14.5%、『下町ロケット』は18.5%と、いずれも高視聴率を記録した。これまで、池井戸氏の作品は、ことごとくヒットしてきただけに、『陸王』も絶対にコケられないドラマなのだ。

「最低ノルマは15%超え。できれば、『下町ロケット』の18%と同等くらいの視聴率ははじき出してほしいところでしょう。脚本は八津弘幸氏、演出は福澤克雄氏、プロデューサーは伊與田英徳氏で、『半沢直樹』『ルーズヴェルト・ゲーム』『下町ロケット』と、まったく同じ布陣で臨むだけに、TBSとしては必ずヒットさせなければならない作品です。不安な面があるとしたら、キャストが地味な点です。役所は近年、ムービースターとして活躍しており、ドラマ出演はめったにありませんし、テレビ派の視聴者には、なじみが薄いですね。若い視聴者層を取り込むために、山崎賢人、竹内涼真、上白石萌音を起用してはいますが、そのほかは寺尾聰、ピエール瀧、キムラ緑子、檀ふみ、光石研、志賀廣太郎といった演技派メンバーで、固められています。これはもう、キャストよりドラマの内容で勝負しようということなんでしょう」(テレビ誌関係者)

 TBSが最も望んでいるのは、『半沢直樹』続編の放送。これに関しては、同局が再三にわたって、堺サイドと交渉するも、堺はクビを縦に振らない状態が続いている。

「TBSは堺のご機嫌を取るため、昨年10月期には、妻の菅野美穂を『砂の塔~知りすぎた隣人』の主演に起用したりもしました。NHK大河ドラマ『真田丸』の撮了後、堺と接触を図ったようですが、その気は変わらず。完全に暗礁に乗り上げています。堺を主演にした『半沢直樹』の続編は、もう難しいかもしれませんね」(同)

『半沢直樹』続編が実現できないとなると、もはやテレビ業界では“鉄板”ともいえる池井戸氏の、そのほかの作品で勝負するしかない。『陸王』が、その身代わりというわけでもないだろうが、TBS的には、同作をヒットさせて、この先につなげたいところ。決して、『半沢直樹』続編を完全に断念してはいないであろう。
(文=田中七男)

桂正和の伝説的コミック『I”s』実写化へ 瀬戸一貴役は『ひよっこ』出演中の岡山天音

桂正和の伝説的コミック『Is』実写化へ 瀬戸一貴役は『ひよっこ』出演中の岡山天音の画像1
ユニマテ公式サイトより

「今、彼は昔の濱田岳さんがいたポジションにスッポリはまってる感じですね。とにかく芝居の評判がよく、主役の邪魔をしないともっぱらです。スタッフだけでなく出演者からの評判も上々なので、今後も仕事に困ることはなさそうですよ」(ドラマスタッフ)

 朝のNHK連続テレビ小説『ひよっこ』に出演中の岡山天音。

「09年にNHKの『中学生日記 シリーズ・転校生(1)~少年は天の音を聴く~』でデビューして以来、主演こそありませんが、たくさんの映画やドラマに出演してきました。そこで培われた演技力で、今では主演より忙しいと言われるくらい各方面から引っ張りだこになっています」(芸能事務所関係者)

 そんな岡山がデビュー作以来の主演作品を射止め、今月末から撮影に入るという。

「その作品が、あの『週刊少年ジャンプ』(集英社)で絶大な人気を誇った桂正和先生の『I”s(アイズ)』なんです。岡山さんは主演で瀬戸一貴を演じます。放送はBSスカパー!なのですが、話題になることは必至です。撮影は9月末から12月と長期で、放送は来年を予定しています。主演の岡山さん以外はまだ決まってないところも多いのですが、ヒロインは原作でも際どいシーンが多かっただけに、グラビア系の人が務めるんじゃないでしょうか。とにかく、ここで結果を残せば地上波でも主演というのが見えてくるかもしれません。それこそ、濱田岳さんのようにCMにも多く出る可能性もあります。ただ、原作が相当な人気作品なだけにこれでコケると変なイメージがついてしまうかもしれませんね」(広告代理店関係者)

 ひとまず、『I”s』の仕上がりが楽しみだ。

「怒りさえ感じた」の声も……『ひよっこ』評価が急降下中! NHK朝ドラ“魔のラスト1カ月”とは

<p>「中盤までと、後半の、劇的に変わってしまったドラマ作り」</p>

<p>「突然歌いだしたり踊りだしたりとどんなに不自然でもヒロインさえ可愛く見えればファンは満足~の昭和のアイドル映画のようだ、昨日のみね子のカメラ目線、どアップの『大好き』の馬鹿馬鹿しさには軽く怒りさえ感じた」</p>

<p>「突然のみね子とヒデくんのダンス(?)に唖然。こんな能天気なシーンに時間を使うなら最終回まで時間がないのだからもっときちんと描かないといけない話がたくさんあるでしょう?と言いたくなりました」</p>

『時をかける少女』で大爆死した黒島結菜 NHK土曜時代ドラマ『アシガール』でリハビリへ

『時をかける少女』で大爆死した黒島結菜 NHK土曜時代ドラマ『アシガール』でリハビリへの画像1
黒島結菜オフィシャルサイトより

 昨年7月期に日本テレビ系でオンエアされた『時をかける少女』で連ドラ初主演を果たしながらも、平均6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と大爆死した黒島結菜が、9月23日スタートのNHK土曜時代ドラマ『アシガール』(土曜午後6時5分~)で主演に起用された。

 同ドラマの原作は、森本梢子氏の同名少女漫画(集英社)。脚力だけが取りえの女子高生・速川唯(黒島)が戦国時代にタイムスリップ。愛する若君を守るため、足軽となって戦場を駆けるラブコメディ。脚本はNHK大河ドラマ『花燃ゆ』などを手掛けた宮村優子氏が担当。キャストは黒島のほか、健太郎、松下優也、ともさかりえ、川栄李奈、古舘寛治、中島ひろ子、下田翔大、はんにゃ・金田哲、飯田基祐、石黒賢、イッセー尾形らが出演する。

 2013年に女優デビューを果たした黒島は、映画『ストロボ・エッジ』、ドラマ『ごめんね青春!』(TBS系)、『花燃ゆ』、『サムライせんせい』(テレビ朝日系)などに出演し、若手のホープとして期待がかけられていた。ただ、『時をかける少女』での主演抜擢には、“時期尚早”との声も多く、視聴率的には大敗を喫した。

 その後、今年5月から放送されたWOWOWの連続ドラマW枠『東京すみっこごはん』で主演を務めたが、地上波での連ドラ主演は、『時をかける少女』以来となる。

「NHKのこの時代ドラマ枠なら、視聴率が悪くても、さして問題にもなりません。なかなか主演ドラマで数字が取れなかった武井咲が、昨年9月から今年2月にオンエアされた同枠の『忠臣蔵の恋~四十八人目の忠臣~』で主役に起用されました。武井はそれをきっかけに、4月期『貴族探偵』(フジテレビ系)でヒロイン、7月期『黒革の手帖』(テレビ朝日系)で主演に抜擢されて、復活を果たした例もあります。『時をかける少女』で惨敗した黒島が、いきなり民放のゴールデン帯、プライム帯の連ドラで主役級のオファーを受けるのは難しいでしょう。その意味で、今回の『アシガール』はいいリハビリになるのでは?」(テレビ誌関係者)

 今の黒島に必要なのは、着実に実績を積むことだろう。『時をかける少女』では実力以上のものを求められて、ズッコケただけに、足固めするには、『アシガール』主演は絶好の機会。ここから、一歩一歩階段を上がってほしいものだ。
(文=田中七男)

「タレントイメージ調査」上位常連の“大河俳優”が圏外に転落! 斉藤由貴の影響でますます嫌われ者に!?

「タレントイメージ調査」上位常連の大河俳優が圏外に転落! 斉藤由貴の影響でますます嫌われ者に!?の画像1

 3月末に、21歳年下の元ホステス女性とのゲス不倫が報じられた俳優の渡辺謙。そのダメージが、如実に表れる結果となった。

 ビデオリサーチ社は25日、年2回実施している「テレビタレントイメージ調査」(2017年8月度)の調査結果を発表。16年8月度、17年2月度と連続で12位にランクインするなど、上位の常連だった渡辺が、最新の調査では上位50名から姿を消してしまった。

「俳優のイメージがここまで暴落するケースも珍しい。やはり、妻で女優の南果歩が乳がん闘病中にも不倫を継続していたゲスぶりには、多くの人が嫌悪感を抱いたのでしょう。また、南に不倫の事実を打ち明けた渡辺が、“自分は相手女性と『週刊文春』(文藝春秋)にハメられた”と言い訳をしていたとの一部報道も。報道後に長らく沈黙を続けていたことも、誠意のない印象を与えてしまったといえそう」(芸能記者)

 渡辺といえば、不倫報道から3カ月半後にようやく会見を開き、「弁解の余地はない」「スキだらけなんでしょうね。本当に申し訳なかった」と謝罪。今後については、「こんなやつでも応援してやろうっていう人がいれば、そこに向かって歩みを進めていきたい」「次の作品ひとつひとつに向かって、できることでしかお返しできない」などと語っていた。

「渡辺がCMキャラクターを務めていた『眼鏡市場』は、6月から俳優の唐沢寿明を起用。『ヤクルト』『大和証券』『日本IBM』も、報道後に渡辺の出演CMの放映をやめてしまった。『テレビタレントイメージ調査』の結果からも、当然の判断と言えそう」(同)

 その一方で、来年1月7日スタートのNHK大河ドラマ『西郷どん』には、歴史ファンから高い人気を誇る幕末のカリスマ・島津斉彬役で出演するという。

「『西郷どん』といえば今月、開業医との不倫が報じられた斉藤由貴の所属事務所が出演辞退をNHK側に申し入れたこともあり、渡辺への風当たりが強くなっている。NHKは、ほかにも斉藤が収録に参加した『ザ・プロファイラー~夢と野望の人生~』(BSプレミアム)をお蔵入りするなど、半ば斉藤を“出禁”に。案の定、ネット上では『斉藤はNGで、渡辺はOKなのか?』『男の不倫に甘すぎる』といった声が上がっている。NHKはこういう批判を最も嫌がりますから、『西郷どん』では渡辺の出演シーンが大幅に削られるかもしれませんね」(同)

 不倫報道が尾を引き、窮地に立たされている“世界のケン・ワタナベ”。好感度の回復は、なかなか厳しそうだ。

10月クールのドラマはテレビ朝日の“独り勝ち”!? 『科捜研』『ドクターX』『相棒』投入の盤石ぶり

10月クールのドラマはテレビ朝日の独り勝ち!? 『科捜研』『ドクターX』『相棒』投入の盤石ぶりの画像1
テレビ朝日『ドクターX~外科医・大門未知子~』番組公式サイトより

「10月クールのドラマがもうすぐ始まりますが、このクールはテレ朝の独り勝ちになるんじゃないかともっぱらです。米倉涼子さん主演の『ドクターX~外科医・大門未知子~』に加えて、『相棒』、『科捜研の女』と3本柱が投入されますからね。3本の平均視聴率は20%近くいくでしょうね」(テレビ局関係者)

 10月クールで第5シーズンを迎える米倉涼子主演のドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)。第4シーズンまでの平均視聴率が21.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、昨今のドラマの中ではズバ抜けて高い数字を残している。

「テレビ朝日は“ドラマのテレビ朝日”にするために、ある程度数字を残した作品はどんどん続編を制作していくそうです。早くて1年に1回、遅くても2年に1回のペースでやるとのこと。今年の4月にシーズン2が放送された天海祐希さん主演の『緊急取調室』も再来年の4月クールでの放送が、すでに決定したようです。『相棒』以外は、女性が主役の作品が人気を得る傾向があるようですね」(芸能事務所関係者)

 その“ドラマのテレビ朝日”を支えているのも、また2人の女性脚本家だという。

「それが、『ドクターX~外科医・大門未知子~』の中園ミホさんと、『緊急取調室』の井上由美子さんです。他にも優秀な脚本家を抱えていて、まず脚本が抜群に面白いのが、テレビ朝日のドラマの特徴です。医療ドラマ、刑事ドラマが多いのも特徴で、この路線はテレビ朝日の得意ジャンルみたいになってますね。テレビ朝日には優秀なプロデューサーもたくさんいて、優秀な人がいたら制作会社から引っ張ってテレ朝の社員にすることもありますからね。どこかの局みたいにコネで入るってことがあまりないのがいいのかもしれませんね」(ドラマスタッフ)

 まずは『ドクターX』の初回視聴率に注目だ。

NHK朝ドラ『ひよっこ』復調の裏にあった“放送休止寸前”の大ピンチ!「台本が上がってこない……」

NHK朝ドラ『ひよっこ』復調の裏にあった放送休止寸前の大ピンチ!「台本が上がってこない……」の画像1

 放送開始当初より評判は良かったものの、序盤は数字上、苦戦を強いられてきたNHK朝の連続テレビ小説『ひよっこ』。

 第13週の「ビートルズがやって来る」で初めて週単位の平均視聴率20%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の大台を超え、第16週「アイアイ傘とノック」以降は、ずっと20%以上をキープしてきた。

 評判のほうを数字が追いかけるように、じわじわと右肩上がりに数字を上げた形である。しかし、復調の裏には意外なピンチがあったという。NHK関係者は次のように漏らす。

「実は台本が遅れに遅れ、なかなか上がってこない状態で、途中、本当にヒヤヒヤする時期がありました」

 脚本を手掛けているのは、ご存じ、ベテランの岡田惠和。脚本家としてのキャリアだけでなく、朝ドラにおいても『ちゅらさん』『おひさま』に続く3作目で、これは過去に4作を手掛けた橋田壽賀子に次ぐ多さである。また、いずれの朝ドラもヒットさせてきた、「朝ドラのエース」といっていい存在だ。

 しかも、これまでの2作においても、ここまでの遅れにはならなかったらしい。さらにいえば、「実在のモデルがいないので、ストーリー展開が見えていない」ということでも、過去2作と同様である。

 では『ひよっこ』で、なぜ台本が遅れに遅れたのか?

「『ひよっこ』は、強いドラマ性で引っ張るのではなく、普通の女の子の普通の暮らしを描いていくという作品。脇のキャラも一人一人愛情を込めて丁寧に描かれていることが特徴で、それが大きな魅力なのですが、物語が大きく動くときには慎重になったのではないでしょうか。その理由はわかりませんが、ともかく、一時は台本が上がっていないから、撮ろうにも撮るものが何もないこともありました。最悪の場合、完走できないんじゃないかと不安になるほどでした」(前出関係者)

 しかし、そんな冷や汗モノの状況においても、現場の雰囲気がピリつくことはなく、常に良い状況にあったという。

「出演者もスタッフも常々口にしていたのは、『脚本が素晴らしい』ということですね。岡田さんの脚本にすっかり魅了されている状態で、岡田さんが描こうとしているものが絶対に面白いということがわかっているから、慌てず騒がず、待つ状態だったのではないかと思います」(同)

 序盤の数字の苦戦ぶりにも悲観することなく、脚本の力を誰もが信じ、ブレることなく、出演者・スタッフが一丸となって作品に向き合い続けてきたことが、大評判と、さらには視聴率上昇にまでつながっていったようだ。

 放送期間も残り1週間強。どのようなラストを迎えるのか、有終の美をしっかりと見守りたい。

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