「14ウーマン」の記事一覧

『明日への約束』仲間由紀恵のサイコパス怪演、火曜夜に再び!息子を溺愛する毒母役が不気味でクセになる

 今回は毎週火曜21時放送『明日への約束』に出演する仲間由紀恵さんについて。『美しい隣人』(2011年)では息子の死に狂う母、『サキ』(2013年)では母の死の復讐に燃える看護師。火曜夜のミステリーでサイコパスな演技を光らせ続けてきた仲間さんが、今回も視聴者の期待を裏切らない怖さで登場します。それはもう怖さを超えて面白さを感じさせるレベルかも。(掲載3作品は、すべて関西テレビ、フジテレビ系)

“椿が丘高校のスクールカウンセラーとして働く藍沢日向(井上真央)は、生徒たちの心のケアをするのが主な仕事だ。そして今一番気になっているのは、不登校を続けている男子生徒・吉岡圭吾(遠藤健慎)。家庭訪問を続けて何度も母親(毒親)の吉岡真紀子(仲間由紀恵)と話し合うも、なかなか解決策を見出せない。そして日向自身も、実母に対して“ある思い”を抱えて、恋人を紹介することもできずにいたのだった”

 自分を愛してくれない母親への苦悩、不登校。そして主人公の日向自身も、母親との関係性に納得のいかないものを抱いています。スクールカウンセラーが主役という珍しい設定の今作品は、とにかく“重たい”のひと言。これ、夜21時から見たら寝つきが悪くなりそうだなと思いながら視聴していたところ、気になったのが息子を溺愛する仲間さんの演技でした。第1話早々、奇妙な親子愛がドッカーンと炸裂していたのです。

 仲間さん演じる真紀子は、お嬢様育ちの専業主婦。教育委員会に勤務する夫との結婚を失敗だと感じているゆえに、息子へ異常なまでの愛情を注いでいます。

 自分が不在にした隙に靴箱にしまっているスニーカーの位置が少しずれていただけで、不登校の息子が外出したかどうかをチェック。教師たちが家庭訪問に来れば「先生、プロの教育者ですよね? (息子が)いじめにあっているなんて子どもが言えると思いますか?」と、不登校になった責任を学校に押し付ける見事なモンスターペアレンツぶりを発揮。

 さらに「もしこれ(いじめ)で圭吾の人生がダメになるようなことになったら、私、学校や先生方を許しませんから」と夫が教育界で権限を持っていることを振りかざして、教師たちを静かに脅します。

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 息子が友人とLINEしている時には、肩にそっと手を置き背後からやり取り内容をチェックするシーンも。その姿はもうホラー映画の域と呼ぶにふさわしいほどおっかない……。一方で、真紀子は娘にはまったく興味がなさそうなのも引っかかるんですよね。これは大きな伏線なのでは? というのはスナイパー小林予測。

 冒頭で、これまでの仲間さんの怪演が際立った作品を挙げましたが、類稀な美しさに憎悪や嫉妬という武器を加えて、真顔で迫ってくるというサイコパスな演技は個人的に大好物です。“仲間由紀恵、関テレ、火曜夜、毎度絶妙なタイミングで流れてくる主題歌は東方神起!”とこの4ピースが揃ったドラマは秋冬の風物詩になって欲しいほど。

 さて本編。不登校を続けていた圭吾は、第1話のラストで自殺により命を落としました。死ぬ直前には、日向に「先生のこと、好きになりました」と不可思議な告白をしてきた圭吾。そして、真紀子の「学校に殺されたんです」「圭吾を救えなかったことを土下座してください」という学校への怒り。第2話も何かと重くて混線するんだろうな……(ニヤリ)。

「童貞は無理!」はわがままなのか? 女性の「セックスはリードしてほしい」願望

 性体験のない30歳以上の男女が、“本当のオトナ”になるべく教育されるドラマ『オトナ高校』(テレビ朝日系)。ドラマの中では、童貞と処女たちが「君たちは腐ったチェリー」と喝破されるシーンがあり、ネットでは童貞と処女をバカにしていると批判が集まりました。

 ――という、ドラマの影響もあってか、先日、ネット掲示板「ガールズちゃんねる」に、「35歳以上の童貞と付き合えますか?」というスレッドが立ちました。スレッド主は、最近紹介で40代男性と知り合ったそうですが、その男性は「年齢=彼女いない歴」かつ「童貞」。ですが、顔も収入も性格も悪くないそうです。主はその男性と「お付き合いできますか?」とネット民に問うていました。

 男性の中には、「処女であるほうがいい、非処女は汚い」というひん曲がった考えを持つ人もいますが、それを童貞に置き換えた場合、「童貞のほうがいい」という女性は少数であるような気がします。実際、そのスレッドでは「喜んで!」「好きなら付き合える」「ヤリチンよりはいい」と童貞であることを受け入れる人は少数派で、大部分は「無理」「素人童貞かもしれないけど、どちらにせよ嫌」「その年までまともに彼女もいない童貞なんて金持ちでも嫌」「30過ぎて男女交際がないって何か(悪い事情が)ありそう」といった、童貞に嫌悪感を抱く声がほとんどでした。

 先日も、指原莉乃(24)が番組で「え~! 私、童貞は責任取れないかも」と童貞を拒否する発言をしたり、童貞をテーマにした番組『DTテレビ』(AbemaTV)でも、街頭インタビューに答えた女性たちが「オシャレだったらアリだけど、ダサい童貞は絶対に無理」「清潔感のある童貞ならOK。ない童貞は不潔」「イケメンのピュアな童貞だったら良い」と発言していました。基本的に童貞は避けたい、という考えの女性が多いようです。なぜ、童貞に対して拒否反応を示してしまうのでしょうか。

童貞拒否はわがままなのか?

 童貞男性を叩く女性たちは、童貞であること自体より、童貞である理由・背景を気にする傾向にあるようです。「35歳以上の童貞と付き合えますか?」スレでは、顔も収入も性格も悪くないのに童貞であることに「地雷臭しかしない」「絶対なんか問題ある」という意見が集中しました。学生時代も、そして社会人になっても、そういう経験がないこと自体、人間として問題を抱えているという意見もあります。

 大抵の場合は密室で、自分の身体を許すことになるパートナーですから、何かトラブルにつながるような人は避けたい、ということでしょう。

 次に多いのは、素人童貞に対する嫌悪感。風俗店に行き、プロの女性に相手してもらうことに「ありえない」「一番苦手」「病気もらいたくない」「お金を払ってまでセックスする人間性が理解できない」と拒否する声、またプロとの体験が基準になってしまうため、「素人の私には荷が重い」「(風俗嬢は下手でも感じているフリをするから)テクを勘違いしてそう」という不安の声もありました。“風俗”そのものに嫌悪感を抱く女性もいますから、素人童貞を拒絶する女性もいるのはわかります。

 「童貞はなんか嫌」という意見は私も同じ女性として理解できます。しかし、童貞批判の中には、「自分がリードせなアカンのね」「リードして欲しいから無理」という意見もありました。リードしてほしい、言ってしまえば自分が望むセックスができない人はいらない、というのは女性のわがままであるようにも感じます。

 特に日本の女性はセックスにおいて「責められたい」「リードしてほしい」願望が強いように思います。そして、それを叶えてくれない男(すなわち童貞)は「無理」だというのなら、なんだか「考え方は素人童貞と変わらないんじゃ……」とも感じてしまいます。「男がリードして女を気持ちよくするセックス」がスタンダードではなく、お互いに探り合いながら気持ちよくなれればいいですね。

佳子さま、富士急行御曹司との交際は? 皇室ウォッチャーが“秋篠宮家の結婚観”を解説

 “美しすぎるロイヤルプリンセス”として、人気を博している秋篠宮家の次女・佳子さま。世間では、佳子さまのビジュアルに「アイドル並みのルックス」「ファンクラブがあったら入りたい」といった声が飛び交い、テレビや雑誌では盛んに特集が組まれ、ついには“日めくりカレンダー”まで発売された。一時期の大フィーバーは収まりつつあるも、姉である眞子さまがご婚約されたのを機に、佳子さまの恋のウワサも浮上し、日本国民の耳目を集めている。そんな佳子さまは、一体どんな女性なのだろうか。皇室ウォッチャーのX氏に、知られざる一面を聞いた。

――まず、“佳子さまフィーバー”は、どれくらいの影響力があったのでしょうか?

皇室ウォッチャーX氏(以下、X) “フィーバー”と本格的に言われるほどになったのは、佳子さまが2015年4月に、国際基督教大学(ICU)に転入してからだと思います。学習院女子高等科に進学されてから、徐々に“皇室一の美人”と呼ばれだし、学園祭でダンスを披露された際も、一部で話題になっていました。そして学習院大学に進学されてから異例ともいえるICUへの転入時には、すっかり大人びたお姿を披露されて世間の注目を集めましたね。

 転入時にはテレビ、新聞、週刊誌などの報道陣がこぞってICUに集結し、佳子さまのICU生活をスクープしようと張り込んでいたことが印象に残っています。しかし、そのせいで報道陣は構内に入るのを一切禁止されたそうで、見つかってしまった報道関係者が近くの警察署まで連れていかれたという話も聞いたことがあります。佳子さまが世間に与えている影響力がかなり大きくなっていると感じました。

――佳子さまは、男友達とも仲睦まじそうで、ファッションも今時です。世間では「派手」といったイメージもありますが、皇室ウォッチャーの間では、どのようなイメージの女性なのでしょうか。

X  お姉さまの眞子さまは、読書家でご研究の分野も博物館学なので、どちらかというと落ち着かれているイメージがあります。対して佳子さまは、小学生の頃にフィギュアスケート、高校からはダンスなどの活発なイメージがあることから、眞子さまと比較すると、確かに派手な印象はあります。服装に関しても、夏などは肌を露出する洋服を着られるなど、確かに今時なファッションではあるものの、世間に照らし合わせて見れば、ごく普通の女子大学生だと思います。公務に出られた際は、お出迎えの方々にきちんと目線を合わせて礼儀正しいご様子とのことで、内親王としての自覚も十分お持ちです。

 男性関係に関しても、確かに週刊誌などでは男性とのツーショット写真が掲載されたこともありますが、異性としての交際云々というよりは、一般的な友達感覚でお付き合いされている程度だと思います。ご両親からも、男性とは2人きりではなくグループで会うようにと言われていると聞いたことがあるので、今後も男性との決定的な写真などはスクープされないと思います。

■眞子さまご婚約が佳子さまに与えた影響
――眞子さまのご婚約は、佳子さまにも何らかの影響があるのでしょうか?

X 眞子さまのご婚約は多少なりとも、佳子さまのお気持ちに影響を与えていると思います。佳子さまは、眞子さまのことを“親友”と言えるほど信頼されていて、今までもたびたび眞子さまの部屋で、いろいろなお話やご相談などをされてきたそうです。そんな慕ってきたお姉さまが結婚されて、しかも皇室からも離れられるとなれば寂しい思いもあると思います。それと同時に、佳子さまご自身も今年12月には23歳という年齢となり、結婚適齢期ともいえる年代に入ったことを、あらためて認識されたと思います。お父さまである秋篠宮さまは、「皇族は学生時代から結婚を意識し、学生時代には相手を見つけた方がいい」という考え方をお持ちであるようなので、佳子さまも現在のイギリス留学中に、素敵なお相手を見つけられる可能性もあるでしょうね。

――「富士急ハイランド」などを運営する富士急行の御曹司との交際のウワサが浮上していましたが、このニュースをどのように見ましたか?

X  数年前から、たびたび週刊誌の報道でウワサされている富士急行の御曹司との交際に関しては、実際どうなっているかわかりません。ただ、ひとつ言えるのは、秋篠宮家は「家柄」や「親が決めた相手」ということで結婚を決めないということです。秋篠宮さまは大学時代に出会われた紀子さまと、今回の眞子さまも大学時代の同級生である小室圭さんと婚約されるなど、秋篠宮家の家風は、“自分で選んだ相手を重んじる”傾向にあります。

 富士急行の御曹司は、確かに皇族と結婚するにふさわしい家柄ですが、佳子さま本人が選んだかどうかは不明です。もし本当に佳子さまご自身が希望してお会いすることになり、お付き合いをしているならば、今後結婚もあるでしょうが、今のところ報道が先走っている印象があります。決定的な写真や婚約内定のニュースが出なければ、まだまだ懐疑的な部分が多い関係なのではないでしょうか。

志村けんが共演女性にセクハラする理由と、権力者側が持つべき意識

 10月22日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、芸能界における“セクハラ”が俎上に載った。アメリカ・ハリウッドの重鎮であった映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタイン(65)が、複数の女優やモデル、脚本家や自社社員などから、過去の性的暴行を告発された事件をトップで扱ったのである。

 映画プロデューサーとして『シカゴ』『恋におちたシェイクスピア』などの作品でアカデミー賞を受賞しているワインスタインの、過去30年以上にわたるセクシャル・ハラスメントの告発に、アカデミー賞を運営する映画芸術科学アカデミーはワインスタインを除名。ワインスタインが設立した会社TWC(ザ・ワインスタイン・カンパニー)はワインスタインを解雇したうえ、売却を発表した。ワインスタインはヨーロッパのセックス中毒リハビリセンターへ入ったという。

 番組では映画芸術科学アカデミーが『性的な嫌がらせを見逃す時代は映画界では終わった』と声明を出したことも紹介し、ハリウッドに激震が走っているとした。松本人志(54)が「でもすごいね、永久追放までいっちゃうんだね」と驚きを示すと、倉田真由美(46)は「でも喜んで権力に取り入って自分で『私はもう売れるためだったら何でもするわ』という人もいるでしょう」と言い、東野幸治(50)も「そりゃあいるでしょうね」と同調、松本も「日本の芸能界にもいますもんね。そういう(野心を持つ)人にとっては、チッて」と発言している。

 芸能生活の長い武田鉄矢(68)は「別にびっくりしない。日本の映画にパワーがあったときはそんなこと平気で言う人いたでしょ。私は女優を愛人にしたんじゃない、愛人を女優にしたんだということを平然とおっしゃる映画業界の方がいたんです」と言い、「そういう話はそこらへんに漂ってますよね」と証言。松本は「今も(愛人や枕営業の話は)そこらへんにあるでしょう」とあらためて強調し、東野は「いやいや今はない、バラエティではないじゃないですか」と否定した。すると松本と同じく“ありえる派”のヒロミ(52)が「でも番組に出たいとかでプロデューサーにそういうことをする人はいるんじゃない?」と乗り、「浜田(雅功)の番組はグレーな女がよく出てる」「浜ちゃん一回このコ使ってよ~、というやりとりがあるんじゃないか」と出演者たちは盛り上がった。武田が「でもさあ、その『一回このコ使ってよ』ってすごい差別用語だよ」とたしなめるも、松本は「SとMでいったら、Sの人のほうがセクハラしがちだと僕は感じる。Sの人って、飲みに行っても横に女の人がいたら触ったりする。僕はそういうことするの考えられないんですけど」と話をすすめていく。ここで「よく女の子の尻を触る人」の具体例として名前が上がったのが、志村けん(67)だ。

 東野は、「志村けんはカメラが回っていない時間に共演者の女性の尻をよく触っている」ことをフォローするかたちで、志村本人から聞いた話だとして「あれは、女の子に『やめてよ~』と言える空気を作ってあげている。やっぱり志村けんは業界の重鎮だから、女の子が気を遣ってしまわないように、ツッコミやすくしてあげている」と説明した。

 ヒロミも松本も「いやいや、それはもう通用しない!」と志村の主張に否定的だったが、武田は「自分も尻は触らないが、(志村と同じ意図で)肩をポンと触るなどする」「人間って隙とか、だらしないとか、みっともないところを見せないかぎり、絶対仲良くならないよ」と力説。一方で「今は何かあるとすぐ大事になるご時勢。『金八先生』のセットの裏側ではパワハラと受け止められかねないようなやりとりはあったもん」「森繁久彌さん(のセクハラ)は、芸のひとつでしたからね」と言う武田は、「ハラスメントという言葉が流行ってから、カウントされるようになった」と、受け手側の問題であるかのようにまとめていた。

 「それ」がもう「通用しない」のは、ハラスメントという言葉が流行ったからではなく、社会の意識が少し変化したからではないだろうか。物の見方が変わって、それまでは「当たり前」だとされていたことが、果たして当たり前なのかと疑われるようになって、「もしかして当たり前ではなく、暴力的なことではないか」と認識されるようになった。<本当は別にいいことなのに、悪いこととしてカウントされるようになった>のではなくて、<本当は悪いことなのに、かつては別にいいこととしてカウントされていた>という見方もできるわけである。

関連記事:ワインスタインの性的暴行を「女優が誘う枕営業もあるのに」と軽んじる『バイキング』の異常と、バラエティ番組のエンタメ的売春消費について

 同じくフジテレビ系の番組『バイキング』は18日の放送でワインスタイン事件を取り上げた際、坂上忍が「ワインスタインさんがやったことは確かに悪いことなんですけど、逆もありでしょう、女優さんのほうから実力者に」と、『ワイドナショー』で倉田真由美がしたのとそっくり同じ発言をしており、ゲストの梅沢富美男が「(枕営業は)昔からじゃないの。こんなことやっているやつはいっぱいいるよ。気をつけろ、本当、テレビ局も映画監督も」と、権力関係で下に位置する女優ではなく、上の立場の人間に注意を促していた。つまりハニートラップに気をつけろ、ということだ。

 両番組からは、日本の芸能界で女性がセクハラや性的暴行被害を訴えれば、たちまち「お前が仕事欲しさに男を誘ったのではないか?」と疑いのまなざしを向けられ、糾弾されるだろうと予想できる。性的な嫌がらせを見逃す時代は、日本ではまだ続いている。

 『ワイドナショー』に出演した弁護士は「パワハラやセクハラは絶対的な権力関係があるから生じる。権力者は自分の持っている力に気がついていなくて悪気がないことが多い。そういう意味では、このスタジオにいる方々は、気をつけないと加害をしてしまう可能性がある」と注意喚起したが、志村けんにしろ、スタジオ出演者たちにしろ、まさにその“自分が権力側にいる”と意識することがまず、重要だろう。そして周囲も、大衆も、“権力を持つ者と持たない者”の違いにもう少し敏感になるべきだ。

(wezzy編集部)

【ショート官能小説】姫の肥大化したクリトリスにご奉仕する下僕

 その夜、しぇー子は今までにも増して泥酔した状態で、俺の家にやってきた。

 玄関のインターフォンで「開けて~」というのでロックを解除してやったが、それから音沙汰がなくなり、10分くらい経ってもまだ俺の部屋のドアに到着する気配がない。仕方がないので部屋を出て探しに行くと、俺の家の3軒隣のドアの前にへたり込んでいた。

 揺り起こすと「あー笹王さん、こんばんわー。」と、妙に嬉しそうに言った。

 抱き起こしてようやく部屋まで連れてくると、そのまま台所に入って水道の水をぐびぐび飲み、コップを置くと「おしっこ」と言って、トイレに入っていった。

 トイレに入ったきり、また10分くらい出てこない。ノックしながら「しぇーこ、しぇーこ、」と呼んでみたが反応がないので、試しにドアを開いてみると鍵はかかっておらず、しぇー子はパンティをストッキングごと下ろした形のまま、便座に座って寝ていた。

 便座に浅く座って、開けた蓋にもたれるようにして、足を少し開いた形で寝ているので、しぇー子の股間周りがはっきり見えた。俺はその時初めてしぇー子のそれを見たのだった。

 陰毛は薄く、いわゆる「上付き」の相のようで、その位置からでも、薄いピンク色のクリトリスの位置がはっきり確認できた。俺はそのままドアを閉め、仕事机に座って仕事を再開しようとしたが、手が動かないので、そばにあったメモ用紙を引き寄せ、今見たばかりのしぇー子のクリトリスを思い出しながらスケッチした。

 しばらくするとしぇー子が「寝ちゃった。」と言いながらトイレから出てきた。

「笹王さん、さっきトイレに入ってこなかった?」
「入ってないよ。」
「うそ、入ってきてたよ。ねえ、あたし、寝る前にちゃんとおしっこした?」
「知らないよ。」
「してないかもしれないけど、念のためちゃんと拭いたからね…。笹王さんち、ウォシュレットつけないの?」

 意味のないことをくどくど言いながら、しぇー子は勝手に Tシャツ一枚になると、どこからか俺のスウェットを見つけ出し、ゆるゆる履き替えてベッドに潜り込んだ。その晩はしぇー子はお話をねだらずに、そのまま寝てしまった。

 俺は机の上のメモ用紙に描いたしぇー子のクリトリスに、そばにあった蛍光ペンでなんとなく色を塗ったりしながら、しぇー子がねだったら話したであろう話を考えていた。

【官能小説】セミダブル千夜一夜 第八夜 ふくらむクリトリスの画像2
(C)河井克夫
「こっちを見なさい、ハンス。」

 姫の、高いよく通る声が、部屋に響いた。畏まってひざまづいていたハンスは、顔を上げて姫のほうを見た。

 長い絨毯の道が、ハンスがひざまづいている端から部屋の奥に向かって伸びており、その先で、バロック風の少し小さめの椅子からはみ出すようにして、豪奢な生地でできたドレスの裾が膨らんでいるのが、まず目に入った。そして、そこにちょこんと乗っかっているかのような姫の上半身が、次に目に入った。大きく結ったポンパドゥールの下の、姫の小さい顔と、長いまつげに縁取られた大きな目が、最後に目に入った。

「なぜここに呼ばれたのかわかる? ハンス。」

 ハンスはかぶりを振った。子供の頃からずっと城で下働きをしていたが、姫に、じかに拝謁するのは初めてだった。今朝いきなり台所付きの侍女に「姫が直接お前にお目にかかりたいと申しておいでだ。」と言われ、それから衛士に抱えられるように、この部屋に連れてこられたのだった。姫がなぜ、自分のような末端の下働きの存在を知っているのかもわからなかった。

「この城の下働きの中でお前が一番若いそうね。お前は、女を知っているかい?」

 ハンスは再びかぶりを振った。しかしそれは嘘だった。昨年、市場へ買い物に行かされた時、好色で知られる両替屋のおかみさんに誘われ、童貞を失っていたのだが、叱責されるような気がして、城の誰にもそのことは秘密にしていた。ましてや姫様にそんなことを知られてはならない。

「そう。良かった。じゃあ、今日はあなたに、女がどういうものか、見せてあげる。」

 そう言うと、姫は、大きく膨らんでいたドレスの裾を乱暴にたくし上げた。金で縁取られた黒い小さい靴と、白いレースの靴下に包まれた細い足が目に入った。そして靴下の向こうにもレースと同じくらい白い素肌の足が続き、その根本の部分に、姫は何も身につけていなかった。

 両替屋のおかみさんのその部分は真っ黒い毛でもじゃもじゃと覆われていたが、目の前の姫のその部分は栗色の淡い茂みが、白い肌に添えられるようについているだけで、茂みの下にピンク色の陰裂が垣間見えた。

「どう?」

 ハンスは思わず、顔を伏せた。目をぎゅっとつぶって、ハンスは消え入るような声で答えた。

「恐れ多くて、見ることができません。」
「そんなこと言わないで。もう一度、目を開けて、こっちをごらん。」

 ハンスは恐る恐る目を開け、再び姫のほうを見た。

 姫は優しそうに微笑んでいるように見えた。足の間も再び目に入った。ピンクの陰裂に、ひときわ色の濃い部分が挟まっているのが見えた。ハンスは再び目を瞑った。

「ちゃんと見なさい、ハンス。」

 姫の声が、優しい中にも幾分かの強さを持って響いた。

「私のようなものが姫様のそんなお姿を見るのはもったいのうございます。」
「いいから。目を開けて。」

 ハンスは目を開けた。

 姫はたくし上げたドレスの裾を左手で抱きかかえるようにしていて、空いた右手の指が唇にもたれかかるように当てられていた。大きな目は少し潤んでいるようで、頰も紅潮していた。

 足の間の肉の突起は、先ほどよりも存在感を増しているように思えた。質量も増しているようで、紡錘状の形がはっきり見てとれた。股間にピンク色の大粒の空豆が生っているようにハンスには見え、また顔を伏せた。

「ダメよ、ハンス。顔をあげて。」

 姫の声に吐息が混じっている。

 ハンスはまた、恐る恐る顔をあげた。

 姫は先ほどのポーズのままだったが、明らかに息が荒くなっていた。そして、股間のピンクの突起は先ほどより明らかに膨らんでおり、空豆から花豆のサイズに変わって、栗色の茂みから顔を出していた。

 奇妙な罪悪感にかられてまた目を瞑ったハンスの耳に、吐息交じりの姫の声が絡みつくように届いた。ハンスは汗だくになっていた。

「…大きくなってるでしょう?」

ハンスは黙っていた。

「あなたが見ているからよ。あなたの視線で大きくなるのよ。」

 姫の声がだんだん近づいてきた。ハンスの背中を汗がつたった。

「さあ、ハンス、目を開けて」

 姫の声が頭上から響いた。

 ハンスの鼻を隠微な匂いがくすぐった。目を開けると、すぐそばに姫の股間があり、大きめのマスカットのようなサイズの、ピンク色の肉塊が、股間の裂け目の上から大きくぶら下がっていた。

(もう観念しなくては。)

 それが正解かどうかはわからなかったが、両替屋のおかみさんに教わったことを試すしかないと、ハンスは思った。

「姫様、失礼します!」

 ハンスはまた、さらに、ぎゅっと目をつぶり、思い切り舌を突き出すと、4センチほどになっていただろう、その肉塊をぺろんと舐め上げた。肉塊がビクッと痙攣し、収縮するような気がした。

「…あんっ…」

 頭の上から姫の小さい喘ぎ声が聞こえた。ハンスは目をつぶったまま、懸命に舌を動かし、その肉塊を舐めまわし始めた。

「あん…あ…、あんっ、」

 肉塊は、その下から滴り始めたぬるぬるした液体と、ハンスの唾液とで滑り、ハンスの舌からすり抜け唇や歯にぶつかった。その度に、肉塊は痙攣し、収縮するようだった。

「ああっ…ああっ、ああ~~~!」

 姫が掴んでいたドレスの裾を離したようで、厚手の布の重なりがハンスの頭上に落ちてきた。姫の両手がハンスの頭をつかんだのがわかった。

 肉塊はどんどん小さくなっていっているようだ。ハンスは小豆大になったそれを唇に含み、吸うようにした。

「ああ、それ…。そうよ、そのまま…そう…、んっ!」

 ハンスの頭をつかむ姫の手に力が入った。ハンスの唇に包まれていた肉の豆が、口の中で溶けていくようにしぼんでいった。対象を失ったハンスの唇がそこから離れると、頭の上のドレスの裾が取り払われ、足音とともに遠ざかっていった。

 そのあともハンスはしばらく、目を瞑っていたままだった。

「ハンス、目を開けなさい。」

 また姫の美しい声が遠くから届き、ハンスは目を開けた。姫は絨毯の奥のバロック調の椅子に姿勢よく座っていた。

 今までのことがすべて夢だったような気がして、ハンスは呆然としていた。

 そのハンスに、姫はたおやかな笑顔を投げかけると、またドレスの裾をたくし上げた。栗色の茂みとその下の陰裂が目に入った。

 ハンスはまた顔を伏せた。

「さあ、また最初からよ、ハンス。顔を上げて。」姫が言った。

テレビ関係者が「仕事したくない」と指名する、“勘違い主演女優”3人とは?

 “女優は才能さえあれば売れ続ける”とは限らないのが芸能界。知名度や演技力はあるものの、現場での評判が悪いという理由で敬遠されてしまう者も存在する。そこで今回は、業界関係者から「一緒に仕事したくない」「勘違いしてる」などとブーイングを浴びている女優たちを調査した。

「7月期の連続ドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)で主演した高畑充希は、元AKB・前田敦子らとプライベートで『ブス会』を結成していることなどから、以前は親しみやすいキャラクターとして認識されていました。しかし、近頃“女優気取り”が著しく、『カホコ』の現場でも『いきなり女優ぶるようになった』とスタッフや共演者からヒンシュクを買っていたんです」(芸能プロ関係者)

 また、同作で高畑の相手役を務めたのは、同じ事務所・ホリプロに所属する後輩・竹内涼真だったが……。

「高畑は竹内にやたら馴れ馴れしく、ボディタッチも盛んでした。周囲は『ちょっとベタベタしすぎ』『セクハラにならないか?』と眉をひそめていましたね」(同)

 竹内はドラマ終了後、10月5日に恥じらいレスキューJPN・里々佳との熱愛が報じられていたが、交際が事実であれば、里々佳もまた高畑に不快感を抱いていたのだろうか。

 次に、高畑と同じく7月期の連ドラで主演した真木よう子の名前が挙がった。

「真木主演の『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)は、その低視聴率ぶりで話題になった以上に、本人が何かとTwitterで騒ぎを起こしていた印象です。特に、主演女優自ら視聴率に言及するという事態には、関係者も頭を抱えていた。こうした経緯から『もうテレビ局は、彼女にオファーしないだろう』と言われているんです」(テレビ局プロデューサー)

 もともと、真木は業界内で“誰の言うことも聞かないタイプ”として知られていたこともあって、すっかり要注意人物になってしまったようだ。

「10月17日発売の『女性自身』(光文社)には、真木が元夫で俳優の片山怜雄に子どもを預け、新恋人との逢瀬を重ねているといった記事が掲載されました。実は、真木はこの記事に怒り心頭だったようで、近く、別の週刊誌で、真木主導による“真逆の内容”の記事を出す計画を立てているとか。こういう情報が、すぐに出回ってしまう危機管理のなさも含めて、業界では『真木と関わったら秘密も何もない』と警戒されています」(同)

 最後は、10月期の月9ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(同)の主演に起用された篠原涼子も、扱いづらい女優の1人だという。

「ドラマの前評判がかなり悪いせいで、本人がやたら焦りを感じていて接しづらい。前クールの月9『コード・ブルー‐ドクターヘリ緊急救命‐THE THIRD SEASON』が、同枠では久々に高視聴率を叩き出したので、余計にプレッシャーを感じているのかもしれませんが、現場の空気までピリつかせているのは、主演女優としてよろしくありません」(テレビ局関係者)

 『民衆の敵』はこれから放送がスタートするだけに、なんとか現場と一丸になって頑張ってもらいたいものだ。

友人から届いた黒い包み、開いてみると結婚祝いの『包丁』が…その意図は?

 小町のランキングを眺めているとついつい開いてしまうのはどことなく不穏さが漂うタイトルのものだ。今週はその手のものが多くランクインしていた。やはり筆者だけでなく小町ファンは皆この手のトピが好きなのだろう。今週は、そんな不穏なタイトルの中でも抜群の存在感を放っていたものを紹介したい。

結婚祝いに包丁が送られてきました

 トピ主(30代女性)は少し前に結婚をして、入籍後に本当に親しい友人だけに直接知らせ、最近になってからようやく、Facebookのプロフィールを更新して結婚した事を知人らにも知らせた。

 すると、何年も連絡を取っていない友達から真っ黒のビニール袋で包んである箱が届き、開けてみると包丁が一丁入っていたという。箱には熨斗がついていて『御祝い』と書いてあった。手紙などメッセージは同封されておらず、郵便定形外での発送のため、ポストから箱がはみ出た状態で届いていた。

「その友達は、高校の同級生で地方都市に住んでいます。

高校卒業後、私は進学、就職で地元を離れる事になり、帰省した時に会うくらいですが、いつからかFacebookでいいね!するくらいの浅い仲になり、全く会っていませんでした。

今回、私がFacebookで結婚の報告をしたので、結婚祝いとして包丁を送ってきてくれたのだと思いますが、いきなり包丁が届いて、どう対応したらいいのか戸惑っています。

(今まで包丁が欲しいと話した事は一度もありません)」

 トピ主曰くその友人は早くから結婚していて子供もいる。仕事も続けており、マンションを購入し、暮らしている。

「昔から仕事も、プライベートも充実していて、みんなからいいね~と言われている人なので、私への妬みはないと思うのですが…」

 とトピ主は困惑しつつアドバイスを求める。

「ここはやはり、包丁届いたよありがとう!と連絡すべきですよね?

包丁は地元では人気の刃物屋さんで、送られてきた包丁は5000円くらいの物です。

お返しは半返しですよね…?

他の友人からは結婚祝いで包丁というは、縁起が悪いし、定形外で送ってくるというのも非常識なんだから、届いてなかったって事で

何もしなくていいのでは?と言われています。

『未来を切り開く』という意味で、包丁なのでしょうか…

わかりません。」

 確かに宅急便でもなく、長らく会っていない友人という間柄なのに荷物にメッセージも添えられていないまま包丁が届いたのであればギョッとするのは分かる。Facebookでつながっているのに「お祝い送ったよ!」というメッセージも来ていないのであれば、なおさら不気味だし、こうなってくると黒いビニール袋での梱包すらなんだか気味が悪くなってくる気持ちも理解できる。ただ「地元で人気の刃物屋さん」ということであれば、その友人に悪意はなさそうに思えるが、直接のメッセージが何もないことが、トピ主を不安に陥れているようだ。

 コメントではまず、このお祝いには悪意があるものだという書き込みが寄せられた。

「独身者や未成年なら 結婚したら料理などするから包丁という発想になるかもしれませんが

既婚者だったり、周りが既婚者がいるような年齢だと『非常識』を通り越して『悪意』と取られてもしかたない行為です。

世間知らずじゃ済まないレベルかな。

また、お祝いの言葉がないあたり『故意』でしょうね」

「送り返さないけど切る繋がりでハサミをメッセージなしで同じ様な感じで返し疎遠にする」

「よいように考えるならお祝いの善意かもしれない。単に『包丁だと実用的で重宝』という実体験からのお祝いで『刃物だと縁起が悪い』ということには頭が回らなかったのかもしれない。

それなら無視したら悪いかも?

だけどやっぱり何かの悪意?というモヤモヤも残りますし。

ということで、いずれにせよモヤモヤが残りそうだから思い切って電話してみてはどうですか?」

「包丁、しかも黒い包みってのが何ともねぇ。どういう意図かは分かりませんが、人気の店、未来を切り開くと良い意味に受け取って、お返しは常識としてしておきましょう。

そしてサヨナラです」

「この手のマナーに厳しいと思われる小町読者にしては寛大な意見が多い事に驚きを隠せません。

これが許されるのは『トピ主さんが包丁をリクエストした』『事前に承認を得た』ときだけでは?

確かに包丁は実用的ですが一般的なマナーでは『刃物、割れ物は結婚祝いに禁忌』です。

しかも今はFB程度の交友ならなおさら慎重にするべきでは?

私もいきなり予告なしに大して付き合いがない友人から包丁が届いたら相当驚くよ。

確かに包丁を送った事自体に悪意は感じられないけど、半返しと『驚いた』という事は伝えて良いと思いますよ。

友人が今後『恥』をかかない為にもね」

 最後のコメント手厳しい~~(汗)。その一方で、実は包丁は縁起物なのだという意見も書き込まれる。

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「包丁は『切る』ものであることから、お二人の縁を切るイメージもあり、結婚のお祝いには相応しくないという考えもある一方で、『災いを断ち切り幸運を切り開くもの』という意味合いで、結婚のお祝いに良いという考え方もあるそうです。

ただ、真っ黒のビニール袋で普通郵便で送って来るというあたりに不気味さを感じる為、良い方の解釈はしづらいですね」

「刃物は魔を切る縁起物です。結婚式でケーキナイフ、花嫁衣装に懐刀、こう考えれば縁起が良いのものだと理解できますよね?」

「地元では『人気』の刃物やさんで、熨斗が『御祝い』でついていたのなら、やはり結婚のお祝いでくださったのだと思いますよ?

定形外郵便、黒い袋など、ちょっと常識外れのところはあっても、浅いお付き合いなら、恨みや嫌味ではなさそうですし、お礼とお返しをしておいた方が無難なのではないでしょうか」

「『新たな世界を切り開く』『悪い物を断ち切る』という意味で刃物は広く用いられています。

結婚のお祝いとしても 別に悪いものではありません。

むしろ 喜ばれる品として 紹介されていますよ」

 そうだったのか。包丁が縁起物なのかどうか検索してみたところ、同じように『魔を切る』という意味を持ち縁起物なのだという記載も見られたが、一方で、ウエディング系のウェブ媒体には「刃物はNG」という記事もあった。どっちなんだ。かつては縁起物だったが徐々にそうではないという慣習になりつつあるのか。いずれにせよ現在の日本で包丁を送る際は先方に確認した方がベターかもしれない。

 検索していると、小町の昔のトピも発見した。

友人の不幸を願うような結婚祝い

 こちらのトピは、結婚した友人からお祝いのリクエストがきたので、その中にあった包丁を送ったが、友人たちから「非常識」と言われ落ち込んでいるという内容だ。コメントでは「友人が望んでいるのだし縁起物だから気にしない」というコメントが多く、トピ主もそれらのコメントを受けて相当安心したようでお礼のレスがつけられていた。

 こちらのトピにはトピ主レスはないままだが、こんなコメントがあった。

「お祝いするなら、せめて手紙くらいつけてもよかったと思います。

これじゃものすごくやっつけ感が漂ってて、そこに不愉快になるかもしれません。

が、トピ主さんもきちんと直に報告してませんよね。お互いやっつけよね。なのに言葉のやり取りをしろだのなんだの、それってトピ主さんがするべきだったんですよ。

まあその程度の間柄だから、品物だけ送り付けときゃいいや!になっちゃったんでしょ。トピ主さんが手間暇をかけたい相手じゃないことは確かです。

包丁って絶対使うからリサーチなしでもまあいいや、ってことと感じました。それに最近は結婚祝い好適品に格上げされてますし、価格的にも手ごろだし。

彼女、義理を果たしただけだと思いますよ。

長い付き合いのうちに関係が薄くなってしまったゆえのチグハグだと思いますが」

 ほんとに……! そう思う。Facebookでプロフィール設定を変えて「●●さんと結婚しました」みたいな状態にしたことで「結婚の報告」とする人もぼちぼちいるが、友人だと思っている相手から、そのFacebook属性変更だけで報告とされたのだったら、ちょっと寂しくはある。友人が定形外でメッセージなしにお祝いを送って来たことに対して直接連絡するでもなく、一旦悩んでいるところや、また友人からも何の連絡もないままお祝いだけが送られて来たところも、基本的なつきあいがすでに消滅しているのに、義理だけは一応果たしておこうという友人の意図が感じられなくもない。せめて電話や個別のメールで報告しておけばよかったかも。色々と勉強になるトピだった。
(ブログウォッチャー京子)

風俗嬢は“汚い”のか? 「汚いのは分かってる。でも、自分の決めた道だから」/ソープ嬢・りりあさんの場合

 風俗という仕事は「汚い」。だから風俗嬢も「汚い」。職業偏見ではありますが、正直、風俗に対してそのような印象を抱く人は多いです。元風俗雑誌編集で、(元ホス狂いだから)風俗嬢友人も多い筆者は、「風俗の業務内容自体は不潔なところもあるのかもしれないけど、風俗嬢も“汚い”とは思わない」派ですが、偏見がまったくないとはいえないかもしれません。

 業務内容についても、おしぼりで拭いただけで接客するピンサロは「汚い」と思いますが、ヘルスやソープになるとシャワーを経て接客をします(オプションで即尺があったりもしますが)。衛生状態については、そこらのヤリマンより清潔なセックスをしているんじゃないかなと。

 世間が抱いている風俗・風俗嬢の“汚さ”について、当人たちはどのように感じているのでしょうか。

風俗の汚さは「慣れてしまう」

 ピンサロ・ヘルス・ソープとさまざまな業種&店を経験した現役ソープ嬢のりりあさん(23歳/仮名)は風俗と風俗嬢には、「表面的な汚さ」と「精神的な汚さ」があるんじゃないかと話します。

「言葉が悪いけど、こ汚い男性客も来ますもん。ソープだと自分でお客さんの身体を洗うので、かなりしっかり洗えますけど、洗ってもなんだか臭い人もいる。頭皮の匂いや口臭がきっついお客さんもいる。なんだか性病くさい人もいる。心の中で『うええええ』って思いながら接客していることありますよ。風俗嬢のプロフィールに『清潔感がある人が好き』って言葉をよく見かけますが、アレ裏を返せば『きったねえ客は来ないでね♡ キレイにしてから来てね♡』ですから」

 これは彼女がいう「表面的な汚さ」です。でも「精神的な汚さ」についてまで彼女は言及しました――。

「高額な報酬を得るために身体を売っていることや、金のためとは言え、一日に何本ものチンコを舐めたりとか。事情は抜きにして、そこまで落ちぶれてまで金を得ようとする姿が意地汚くみえるんじゃないですか。おそらく非風俗嬢の女性たちはこっちに嫌悪感を抱いているんじゃないでしょうか。」

 彼女は「年間にしたら数百本のチンコを相手にしていますし、そりゃ汚いって思われても仕方ないです」とも話します。“仕方ない”ことなのでしょうか。

「慣れない風俗嬢もいると思うけど、この仕事を続けられちゃっている子は、その状況に慣れちゃっているんだと思います。初対面のチンコにも何の抵抗もない。むしろ、これでお金がもらえる、楽勝だわって思っていますよ。少なくとも私は。でもって、汚い仕事であることは受け入れて開き直っている。さすがに両親には申し訳ないって気持ちはありますが、知らない人に『風俗汚い!』『風俗嬢汚い!』ってキーキー言われることは、なんとも思わないですね。うんこにうんこって言っているようなものですから。お前に言われなくてもそんなことわかってるわ! って感じ」

 どこか達観しているりりあさん。「無理矢理落とされたんじゃなく、自分で決めた道だから後悔はしてないです。その分のお金ももらっているから。だから、変に『大変だったね』って風俗嬢を擁護してくる人もむかつきますね。あなたに何が分かるんだよって」とも話していました。

 男性の性欲に訴えかけて報酬を得る仕事だから「意地汚い」のでしょうか。それなら、性欲を無関係な仕事だったら、どれもクリーンなのか……。ここは各人の価値観の違いだと思います。

 少なくとも衛生面については、風俗に行くお客さんは、歯磨き、洗髪、爪切り、洗濯などは最低限クリアした状態で行くのが、接客してくれる女性へのマナーであるモラルです。高いお金を払っているとしても、不潔な状態でお店に行くことはやめましょう。

ジャニーズ事務所、日テレに激怒!! Sexy Zone・菊池『吾輩の部屋である』で犯した大失態

 Sexy Zoneをめぐって、関係者が“お詫び行脚”に出向かねばならないトラブルが発生していたことがわかった。現在放送中の連続ドラマ『吾輩の部屋である』(日本テレビ系)には、主演の菊池風磨に加えて、先日はほかのメンバーが声優として出演することが報道されたが、一体何が起こったのだろうか。

 同ドラマは、出演者が「菊池のみ」という異色作で、共演者は全て声のみで登場。レギュラー陣に加えて、毎回、鈴木福やアンジャッシュ・児嶋一哉など、ゲスト声優が登場している中、第6話以降は、Sexy Zoneの他のメンバーが、1話ずつリレー方式で登場することが、10月18日にスポーツ各紙で報道された。

「実はまったく同じタイミングで、番組のオフィシャルサイトでも、全メンバーのゲスト参加が発表されたんです。事前に『スポーツ紙が先行して報じる』と、ジャニーズ事務所、一部スポーツ紙、日テレの三者で決めていたにもかかわらず、日テレがそれを破ってしまった。ジャニーズとスポーツ紙は、日テレに対して猛クレームを入れました」(スポーツ紙記者)

 ことジャニーズに関しては、情報解禁に至る手順については、ほかの芸能プロとは比較にならないほど綿密なスケジュール管理を行っているのだとか。

「その計画を、スポーツ紙のメンツを潰す形で、日テレの宣伝部がぶち壊しにしたんです。ジャニーズサイドも日テレに対して『誠意ある対応を』と突き放し、結果日テレの女性宣伝部長がスポーツ各紙に、お詫びして回ることになりました」(同)

 全ては日テレ宣伝部サイドの“大ポカ”によるものだけに、他メディアからも、批判的な声が聞こえてくる。

「4月に行われたKAT‐TUN・亀梨和也主演ドラマ『ボク、運命の人です。』のPRイベントでも、日テレ宣伝部のあまりの仕切りの悪さに、出席した記者やジャニーズサイドの不満が爆発していました(既報)。特に日テレ宣伝部長は、少し抜けているところが多い人間のようで、ジャニーズからも“不要論”が出ているそうです。現在の同局といえば、ジャニーズと蜜月の関係を築いているだけに、今後大きな事故を起こさなければいいのですが」(テレビ誌記者)

 近頃は「視聴率にも陰りが見えてきた」とされる日テレ。周囲の反感を買ってしまうような些細なミスにこそ、気を付けてもらいたいものだが……。

PMS(月経前症候群)と日本人の不幸な出会い

 PMS(月経前症候群)とは、月経前に現れる頭痛、腹痛、浮腫みといった身体的不調や、不安感、憂鬱などの精神的不調を指す。

 月経前に不調を感じる女性は多いが、当たり前のこととして長年放置されてきた感がある。それがここにきて急速に市民権を得つつあるのは、前回触れたように、PMSに効果があるとされる市販薬やサプリメント、グッズが登場しはじめたこと、つまりはコマーシャリズムと無関係ではない。

 テレビの健康番組なども、PMSを取り上げるようになってきた。しかし、頭痛や腹痛、浮腫みといった一般的な症状よりも、「死にたくなるほど落ち込む」とか凶暴化するといった極端な精神症状ばかりを重視する傾向がある(前回の『あさイチ』の例)。

 なぜ日本では、PMSの精神症状ばかりに関心が注がれるのだろうか。

 それは、PMSという概念が日本に移入された経緯と関係が深い。

 1950年代にイギリスで確立されたPMSという概念が、日本で認知され始めたのは1980年頃のことだが、その話に入る前に、明治時代以降、広く信奉されてきた「犯罪における月経要因説」について触れておきたい。

 日本では、明治時代に「血穢(出産や月経の穢れ)」に基づく慣習(物忌みや月経小屋など)が法令で廃止されると同時に、西洋医学に基づいた月経観が移入された。それは、“女性は月経があるがゆえに脆弱で不安定だ”という考え方で、女性の犯罪や自殺も月経時に多いとされていた。

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 こうした月経観は、大正時代なかばには、医療関係者のみならず、女子教育や犯罪論を介して、ある程度世間に認知されていた。

 例えば、著名な精神科の医師が上流階級の女性たちを前にした講演会で、「三越あるいは白木屋等において比較的教育ある婦人あるいは相当の位置を有する奥様または令嬢方が万引をすることがあるということを時々耳にいたすが、これは自殺者の場合と同様、月経時に内部的精神に多少影響をこうむり、少しの刺激にも感じやすき状態に置かれておるところに、外部的刺激すなわち美しき着物、装飾品、化粧品等を見て一層動かされ、この内外の原因によっておぞましき万引なる犯罪をあえてなすにいたるのだと思う。このほか、夫婦間の不和喧嘩、窃盗、殺人罪中詳細に調べたなら、おそらく月経と関係を有する場合が多いことと思う」と述べている。

 こうした専門家たちの見解をもとに、女性の犯罪や自殺は月経と関連づけられた。1919年に島村抱月の後を追った女優松井須磨子の自殺も、月経によるものと解釈されている。当然ながら、女性が犯罪を犯した場合は、司法精神鑑定で必ず「犯行時の月経状態」が聴取され、月経中であったと主張すれば、かなりの確率で罪が減免されていた。

 戦後になっても、女性の犯罪を月経で解釈しようとする傾向はなくならず、特に精神医学者の広瀬勝世は、「月経と犯罪の関連性」についての研究に力を注いだ。そして、その研究の過程で紹介したのがPMSだった。

 つまり、日本におけるPMSは、女性犯罪論においてデビューしたのである。

 PMSによる精神変調ばかりが注目され、“ホルモンに翻弄される女性像”をメディアが興味本位で取り上げる背景には、こうしたPMSと日本人の不幸な出会いがあったのだ。

 広瀬勝世の研究は、従来の「犯罪における月経要因説」を前提として、それらをPMSという内分泌(ホルモン)学の知見によって裏付けようとしたものだった。もちろん、“月経時”に多いとされてきた犯罪を“月経前”症候群で説明することには無理がある。しかし、それが通用してしまうほど、犯罪学の世界には、“独特の女性観”があった。

 今も、刑事・司法の現場には、相当のジェンダーバイアスがかかっていると推察される。それは時に、容疑者の女性にとって“有利”に働くこともあるが、逆に取り返しのつかない結果につながることもある。

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