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クンニのプロ直伝・女性が出来る「舐め下手パートナーのクンニを気持ち良くする方法」!

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【前編はコチラ】
・「クリをチンコサイズで考えている」!?クンニのプロに聞いた“不満解決法”

 先日のmessy調査にて、数々のパートナーへの不満が爆発していた「クンニ」。女性器を舐めたことのある女性は少ないですし、「どこをどうやって舐められたら気持ち良い!」と事細かに説明できない方も多いと思います。女性にとって不思議がいっぱいのプレイだからこそ、不満が溜まりやすいのではないでしょうか。

 そこで、これまで3800人超のクンニ経験を活かし、「クンニ道場」なるマンツーマンでクンニを教える教室を主催し、2000人超にクンニを指導してきたという、いわばクンニのプロ。かつて、伝説の深夜番組『トゥナイト』『トゥナイト2』(テレビ朝日系)の風俗レポーターでお馴染みの山本晋也監督が「世界で一番いいところ」と太鼓判を押した変態バー「No,Where」の店長・クンニクマンさんにお話を伺ってきました!

 前編では、「男性はクンニを型にはめたがる問題」、「男性のほぼ半分がクンニしない問題」「男性はクリをチンコサイズで考えている問題」に迫りました。

 そして、最後に「ポイントに上手くあたってないとイライラする」「イく寸前で止められる」「全然的外れ」「遠慮しすぎ」などのパートナーのクンニテクに関する不満の解決策をいただきました。クンニにおいて肝心なのは「舐め方じゃなくて、どこを舐めるか」であり、舌を徐行で動かしてポイントを見つけたら「今はそこだけ舐めてっ」、強く&早くなっちゃったら「さっきまでのテンポのほうか好きっ」と伝えること。

 しかし、伝えることは女性側が勇気を出せば出来ますが、気持ち良いポイントを見つけるまでが大変そうですよね。男性器のようにすべてが目に見えるわけではないですし……と懸念点を漏らすと、「あ、それもよくある勘違いなんですよ」とのこと。一体、どういうことなのでしょうか!?

「AVを見る側のレベルがあまりにも低い」問題

「舌の感覚って、髪の毛一本でも口に入っていたら違和感を覚えるくらい敏感じゃないですか。だから、膣とか小陰唇の形もわかるようになっているのに、つい視覚に頼っちゃって舌の感覚を使ってないんですよ。

ほとんどの人が、目で見てクリの位置を把握して舌を置いて、舐めてる時は見えないから、ただやみくもに舐めちゃう。舌でクリの形を感じなきゃいけないのに、そういう舌の使い方をしてないんですよ。昔から『さくらんぼの茎が結べるとキスが上手い』とか言いますけど、さくらんぼの茎が結べるくらい舌の感覚を研ぎ澄まさないと、クンニは上手くできないんです」

――クンニクマンさんはさくらんぼ茎を上手く結べるんですか?

「最近はやってないですけど、結べますよ」

――すごい! ちなみに「口で愛撫してほしいのに、すぐに指を入れようとしてくる」という不満もあったのですが、見えないから、途中で口だけで責めることを諦めちゃうんですかね?

「それもありますが、AVも影響していると思います。AV男優さんは指とクンニを同時に使いますからね。でも、僕は指使うの否定派なんで。普通の男性って、指と口は一緒に動かないんですよ。男優さんみたいにものすごいセックス量をこなしていれば上手くなりますよ。でもそういう人たちと一緒じゃないんだから。

そもそも、AVはファンタジーだから、いきなり潮を吹かそうとしたり、マンコにガシガシ指を入れちゃいけないってことはわかってる前提で見るべき作品じゃないですか。『だから18禁なんですよ』ってしみけんさんが言ってましたけど。AVって見る側のレベルがあまりにも低いんですよね。例えば、連続ドラマでキムタクが誰かとキスしてたとしても『あれは演技だ』ってみんな思うわけですよ。でもAVはなぜか『ガチ』として捉えられちゃって。AVだって演技だってことを理解しない人が多すぎるんです。

舐める強度もそうですよ。AVでは、舌をクリに押し当てて、力強くクンニするシーンもあるじゃないですか。でも、特に舐め始めはソフトに舐めたほうが気持ち良い女性が多いんです。でも、男女の力の差は明らかで、男性は優しく舐めていると思っていても、女性にとってはソフトに感じないこともあるんです。それがまずわかってないですから。道場に来る男性も、ほとんどが強く舐めすぎていますね。

これについては、3年~4年前に気が付いたんですけど……僕自身、最初の舐める力が極端にソフトだったってことに気づいてなくて。ずっと『徐々に強くしていく』って教えてたんですけど、ある生徒さんに『全然強く舐めれないんです。どうやって舐めてるんですか?』って聞かれて、生徒さんの指を舐めたんですよ。そしたら、『え!? そんなにソフトに舐めてたんですか!?』って言われて。それからは生徒さんの指を舐めるようにしています」

――確かに「舐める強度」って体感しないとわからないですよね! となると、「男優さんは指と口を使うけど、あれは演出だからね。私は口だけで優しく舐められたほうが気持ち良いんだっ」って女性側が伝えて、それでも力が強い場合は「これくらいの力で舐めて」って相手を舐めてあげたら良いんですね。

「そう。男性だって、フェラ中に『手は使わないで』とか言うでしょ? それと一緒で、『ちょっと痛いから、指は使わないで/あんまり強く舐めないで』なんて言えば良いんです」

――男性側も言われたほうが楽ですよね。

「そうですよ。何でも言ってもらったほうが楽なんです。『唾液出して』『もっと右』とかね。ほとんどの男性が、今までの女の子の反応が良かった舐め方とか、雑誌で読んだテクニックをそのままやってるだけですから。

とにかく、まず徐行運転、舐める範囲、舌を細かく動かしてもらって、気持ち良いところに当たったら『その辺』と伝えて、続けてもらう。マッサージと一緒なんですよ。ツボを探して、見つけたら力加減を調整していくっていう。

あと、これは応用編ですが、水島かおりんっていうセックス講師の子が『セックスで女性を一番早くイかせるには、チンコを挿入してそのまま動かなければ良い。そのうち女性が勝手に動き出すから、それから動けば良い』って言ってたんです。クンニも同じで、クリやマンコ周辺にべたーって舌を置いて30秒~1分間ほど動かさないでいると、女性のほうから腰を動かし始めます。その動きに合わせて舌を動かすと、すぐに感じる場所がわかるんです」

――確かに、クンニされている女性から動き出しそうですが、30秒も舌を置いたまま我慢するって我慢する側も大変そうですね。

「そうなんです。30秒って本当に長いから我慢できる男性は少ないんですけど、男性本位に進みがちなセックスを、女性本位にすれば良いだけなんですよ」

――では、「もっと時間をかけて舐めてほしい」という場合は、どうしたら良いのでしょうか? クンニって大変そうだから言いづらいのかなって思うんですよね。

「『気持ち良いからもっと舐めて』『もっとクンニで気持ち良くなりたい』『フェラ好きでしょ? 女性だって舐められるの気持ち良いんだよ』とか言って良いですよ。好きな女性に『もっとしてほしい』って言われたら男性は頑張るんですよ。ワンナイトラブとかセフレではなく、本当に好きな女性だったら男性は努力しますよ。

あと、ちゃんと反応はしたほうが良いですね。やっぱり、反応がないのが一番困るから“まぐろ”って嫌がられるわけですよ。『気持ち良い』ってことを言葉に出すのが一番良いけど、言えない場合は、意識的にオーバーな反応をしてあげたほうが頑張ろうって思いますよ」

――女性だって、男性が気持ち良くなさそうだったら、「これは違うんだ」って止めますもんね。

アソコの臭い問題

――「アソコを洗ってないのに舐めたがる」という不満もあがっていたのですが……。

「それはもう、好きな人は好きなんですよね。臭いとか、『洗ってないマンコを舐める』という状況自体に興奮する人もいますから」

――そうなんですよね。女性でも洗ってない男性器のほうが好きって人もいますし、嫌だったら「洗いたい」って伝えるしかないですよね。

「そう。男性だってそれは許してあげなきゃいけないから」

――「臭い」の話が出ましたが、女性にとって一番気になるのが臭いだと思うんです。私自身、実際にクンニをしていると、いろんな臭いがするなと思っていて。クンニクマンさんは、何種類くらいあると思いますか?

「チーズ臭、魚貝臭、生理前は獣臭とかですね(笑)。あとは味の話ですが、しょっぱい系、甘い系……生理前は味が変わります」

――生理前にはどう変化するんですか?

「人によって違いますけど、少し甘酸っぱくなったり、獣臭が強くなる子がいました。生理中に舐めると血だらけになるとか、鉄っぽい味がするとか言いますけど、それはクンニ好きじゃない男性が言うことです。

クンニ嫌いな人って、ほとんどの場合、最初に指でマンコを触るから、中から血をひっぱり出しちゃってるだけで。クンニ好きな人って指を使わないから、生理中でも表面だけ舐めてたら血は出てこないんですよ。生理中の子を何度も舐めてますけど、一回くらい鼻にちょこっと付いただけで、そんなに血がつくもんじゃないから。血が出てないから臭いも気になりません」

――なるほど。私が前にクンニした子の中に“苦い味”がした子がいるんですけど、あんまりいないんですかね?

「苦い人は少ないんじゃないかな。舐めた後に病気(=クラミジアと淋病)だってわかった子を舐めたことありますけど、あんまり臭いも味もしなかったですしね。『病気だとすごい臭いがする』なんて言いますけど、病気の種類や体質によって違うので、一概には言えないですね」

――では、おしっこ臭はどうですか?

「アンモニア臭は結構残りますよ。最近は少なくなりましたけど、毛をお手入れしていない子だと、おしっこ臭がものすごいします。毛に雫が付いちゃうので。あれってシャワーじゃ落ちなくて湯船に入って初めて落ちるんです。毛がない場合は大丈夫なんですけど」

――アンダーヘアの脱毛をしていない人は気を付けたほうが良いってことですね。湯船に浸からないと取れないってことは、ウォシュレットでも落ちないですもんね。

「そうですね。毎回ウォシュレットを使ってたら軽減されるとは思いますけど。あと、『summer’s eve フェミニンウォッシュ』を道場に来る女の子が使ってるんですけど、これを使うと結構落ちます」

『summer’s eve フェミニンウォッシュ』
『summer’s eve フェミニンウォッシュ』
――おお、こういう商品も気になってたんです! 以前、セックスした男の子がスソガだったんですね。ボディソープを付けてゴシゴシいっぱい洗ったんですけど、どうしても臭いが落ちなかったんです……スソガ臭を消す方法って何かないですか?

「スソガ臭もマンガ臭も、臭いが出て来る鼠径部を念入りに洗うことですね。僕も結構体臭が強いほうなので、『AG』などの制汗剤を脇と鼠径部に使ってます」

――制汗剤を付けると、肌を舐めた時に味が変わりませんか?

「『制汗剤ついてるから、そこは舐めないほうが良いよ』って伝えますけど、それでも舐める子もいます。でも、舐められても何も言われたことはないので、許容範囲なんじゃないですかね」

――なるほど。では、一番多い臭いや味はどの種類だと思いますか?

「全然変わらない人もいますけど、概ね本気汁はすっぱいですね。舐め始めはしょっぱくて、本気汁が出た後はすっぱくなる人が多いかな。

液質はサラサラかネチョネチョで、ネチョネチョと粘り気のある人は甘い系が多い。結局、本気汁が出てくるとすっぱくなるんですけどね。少数意見が取り上げられやすいからチーズ臭とか魚貝臭がメジャーっぽくなってますけど、決して多くはないですよ」

――女性は「アソコ=臭い」という情報が刷り込まれているから、クンニは申し訳なくて頼みづらいって思う人もいますよね。実際はそんなことない人がほとんどなのに。

「そうですね。女性はもっと自分のことを知ったほうが良いなと思っていて。臭い以外にも、誰かとしっかり比較したこともないのに『ビラビラが大きい』とか『色が黒い』って悩んでる子がいて。こないだ、『ビラビラが左右均等じゃないから切除手術する』っていう子がいたので、『他の人のビラビラは見たことあるの?』って聞いたら『ない』って。それで僕が見てみることになったんですけど、たしかに左右非対称ではあるものの、全然気になんなかったんですよ。女性も、女性器は本当に千差万別だってことや、自分自身のアソコを知るべきですよね。男性は、下を向けば自分のチンコが、トイレとかお風呂で隣を見たら他人のチンコがあるからわかるんですけどね」

――確かに。女性も、形は鏡とか駆使しないとわからないですが、臭いとか味は、サクッと手にとって舐めてみたら良いですよね。

「そうそう。おしっこだって舐めてみたら良いんですよ」

――最後に、トイレットペーパーのカスが女性器についてることってあるじゃないですか。リリー・フランキーさんは、これまでのクンニで1本分のトイレットペーパーを食べたなんて逸話もありますが、クンニクマンさんはどうしてますか?

「男性のたしなみとして、女性にバレないように捨てるって言いますけど、トイレットペーパーについては『男性は何も言っちゃいけない』で良いと思いますよ。女性が気をつけるとしたら、マンコに付きやすい“柔らかいトイレットペーパー”は避けること。ウォシュレットを使うとさらに付きやすいので、ちゃんとウォシュレット用のトイレットペーパーかどうか確認するのも良いですね」

 2回に渡ってお届けしたクンニクマンさんインタビュー。とにもかくにも、トイレットペーパー付着問題以外は、「言い合える関係を築くこと」が何より重要だということですね。クンニの不満とは、男性にとって伝えたほうが舐めやすく、臭いも味も大して気にならないのであれば、伝えない理由がないのではないでしょうか!?

小向美奈子は「マツコ・デラックス化」後藤祐樹は「工事仕事」あの“不祥事タレント”は今

 8月25日発売の「フライデー」(講談社)が、コカイン騒動で芸能界から引退状態である高部あいの“熱愛スクープ”を報じた。突然の逮捕は、2015年10月の出来事で、その後は闇人脈との交際や“妊娠説”まで取り沙汰されていたが、今回高部は、同誌の取材に、交際を認めている。

「高部が交際中と報じられたのは、長身のイケメン弁護士とのこと。記事ではそれ以上は言及されておらず、一般メディアでは後追い報道もナシ。すでに一般人であり、また交際相手の職業からして、トラブルを避けるべく報道を見送る社ばかりです」(スポーツ紙記者)

 事件や騒動を起こした後、芸能界に復帰するタレントも多く存在するが、高部のように、ひっそりと引退する者も少なくない。元EE JUMP・後藤祐樹もそんな“不祥事タレント”の1人だ。

 25日に、Amazonプライム・ビデオで配信される『今田×東野のカリギュラ』にゲスト出演することが公表された後藤。よもや芸能界に本格復帰かと思われたが、同番組の収録後に行われたインタビューで、後藤は「(家族に)余計な心配をかけるぐらいならしなくていい」などと、芸能活動に距離を置いていることを明かしていた。

「窃盗事件での逮捕後、後藤は手記出版、雑誌インタビューなど芸能活動に近いことはしているものの、本人としては、姉の後藤真希や家族に悪影響が出ないよう、相当慎重になっている様子。収監中には、大手AVメーカーから接触を受け、女性向けAVで“男優デビュー”するという話もあったそうですが、結局ご破算に。本人は周囲にも『BSアンテナ工事の仕事している』と話しているそうで、現在は更生して、芸能界とは別の道で頑張っているようです」(週刊誌記者)

 そして覚せい剤で過去に3度逮捕され、ストリップやAVデビューと波瀾万丈の芸能生活を続けてきた小向美奈子。現在は、六本木にオープンしたバーのママになっているという。

「一見客はお断りの会員制バーとなっていますが、雰囲気としてはアットホームなカラオケバーに近い。元々六本木に精通していた小向は、とある有名サパーのオーナーと意気投合し、自分の店を持つようになったといいます。やはり第一線から遠ざかっているせいか、パッと見はマツコ・デラックスのように“成長”。それでも、実は小向はとても歌がうまく、リクエストされると万感の思いを込めて、セリーヌ・ディオンの『Time to Say Goodbye』を熱唱するんです。その歌声に心を打たれて、常連になった業界関係者が何人もいますよ」(芸能プロ関係者)

 すっかりと姿を見ることもなくなった彼らだが、それぞれ新たな道を見つけていたようだ。

『私が死んだら、妹と再婚して』遺言通り、長女の元夫が次女と恋仲に…父親の混乱と怒り

 ここ1年の小町は、定番だった「外国住まいのトピ主のもとに非常識な友人が訪ねてくる」というトピや「婚活中の女性が新入社員との恋愛を脳内で暴走させる」というトピも鳴りを潜め、少し落ち着いたサイトになっていたが、ここ最近、急に気になるトピが次々と出はじめた。たとえば、まるでドラマ……というか、週刊誌を中心に注目の的となっている市川海老蔵・小林姉妹のような、こんなトピを今週は紹介したい。

「長女の元夫が次女を誘惑していた」

 穏やかでないタイトルだが、トピ主(男性・年齢不明)は、自身の『長女の元夫』が『次女』を誘惑していたことに憤っているという。元夫が「次女との交際を認めて欲しい」と家に来たことから、トピ主はこれを元夫による誘惑だと判断したようだ。次女は現在25歳。長女の元夫は33歳。

「この年齢差だけでも許せませんが、相手は長女を嫁がせてわずか3年で死なせてしまった張本人。まさか大事な次女にまで狙いを付けていたとは思いもしませんでした」

 そう嘆くトピ主の説明によると、長女が結婚した時、次女はまだ高校生で、仲良し姉妹だったのか頻繁に姉夫婦のもとへ遊びに行っていたそうだ。「その頃から眼を付けていたのでしょうか」と、元夫への悪感情が止まらないトピ主。長女の元夫は、義父であるトピ主にこう説明したという。

「今年に入ってから二人で食事をしたり遊びに行くようになった。昔みたいに義理の妹として会っていたつもりだった。でも段々と一人の女性として意識するようになり、交際を申し込んだ。彼女も了承してくれたが、妻だった女性の妹と交際するにあたっては、絶対にお義父さんとお義母さんの許しが必要だと思ったのでここに来た」

 トピ主の妻が次女に確認したところ「まだ男女の関係にはなっていない」と言われたという。

「うちのやつは、長女が亡くなる前に、『短い結婚生活だったけど幸せだった』との台詞を聞いていたそうですが、本当にそうだったのか。いずれにせよ、元夫が長女の面影を次女に見出そうとしているのならば、次女はいずれ不幸になる。このパターンの結婚で、幸せになったケースなどそうは無い筈です。いま次女は、ドラマのヒロインのつもりでいるのかもしれませんが、冷静にさせる必要があります」

 と息巻くトピ主。一方、トピ主の妻は長女の元夫のことを評価しているそうだが、トピ主はこう噛み付く。

「立派な人間ならば妻だった女の妹に手を出そうなどとは考えないでしょう」

 トピ主としては、世間体もあるので、この交際を認めるわけにはいかない。次女を言い含めるための材料として、小町の皆さんの周りで起きた、こういう事例で不幸になった話や、結局離婚した話などを教えていただきたい、という相談だ。

 誘惑……うーん、娘の父親としてそう考えたくなるのもわかるが、両思い状態なら、ねえ……。何より気になるのは「長女を嫁がせてわずか3年で死なせてしまった」という記述。元夫のDVなどが背景にでもあったのだろうか? コメントでもそれについて質問が集中した。

「長女元夫のDVなどのせいで、長女さんは亡くなったのですか? だとしたら、断固反対しますが、彼が直接の原因でなければ、8歳の歳差や、亡き娘の元夫という立場だけで、反対は理不尽と思います」

「『死なせた』って…何があったんですか? これ具体的に何があったか書いていただかないことには何とも。だって文字通り「死なせた」なら大ごとじゃないですか。
『このパターンでこんなに不幸になった話』をわざわざここで募集しなくたってその話だけで十分なはずでしょ?
本当に文字通り「死なせた」っていうそれだけのことがあったなら、何であなたと奥さんの間で、元義理の息子への評価にそんなに差があるの?
それとも、感情的になって大げさに『死なせた』って言ってるだけなんですか?」

「長女の元夫が妻である長女を死なせたとありますが元夫の女遊びが激しくて自死でもされたのですか?だったら妹さんとの交際けしからんと思いますよ。何故なら二人は長女の方の生存中に懇ろになっていた可能性がありますので。でも長女の方が病気等で死んだのなら長女の元夫と二女さんが付き合うのは何も可笑しくありません。むしろ自然かもしれませんね」

 コメントでは、長女の死についてトピ主が詳しく書いてくれなければ回答のしようがないというもののほか、トピ主がヒートアップしており元夫への憎しみが募っている状態だからこそこういう書き方をしただけなのではないかと疑うものも多かった。

「いくら元夫さんが気に入らないからと言って、あなたの私怨に次女まで巻き込んで『おまえは不幸になるぞ』と呪うなんて父親のすることじゃありません。心配が高じて身勝手な束縛になっています」

「次女さんがお付き合いしたのはいつなのか。2人で会うのにどちらが誘っていたのか。
あなたは子供可愛さから元夫が色目を使ったと仰いますが、恋愛は一人じゃ出来ません。次女さんに気持ちが無ければお付き合いそのものは出来ないのです。
もし元々結婚していた時から気持ちがあったなら、長女さんが亡くなった今 障害となるものはあなたなのでしょう」

「怒りの感情に任せただけのただの暴言なら酷すぎますよ」

「次女さんが長女の元夫に誘惑されていたと書かれていますがこれも実際、どっちから誘っていた等、書かれていることからはさっぱりわかりません。思い込みではない、客観的事実をもう少し描いていただけないでしょうか。そうじゃないと、単なる思い込みに読めてしまいます」

 トピ主の怒りの原点である「長女を死なせたのが夫」との書きぶりにこうしたコメントが集中したところでようやくトピ主レスが投下された。

「長女の亡くなった理由についてのご質問ですが、病気です。何の病気かと思われるでしょうが、現在同じ病気で闘っておられる方もいらっしゃるかもしれませんので、ここで書くのは控えさせて頂きます。元夫が原因の病気かと聞かれれば、まあ直接的な関係は無いと言わざるを得ません」

 おいおい!!! なんなんだよ~。別に元夫が長女を殺したわけではなかったのである。だが客観的にみればそんな不条理な言い分も、トピ主なりの思いがあってこそだというのも、トピ主レスの続きで明らかになった。

改ページ

「本文にも記しておりますが、妻(照れもあったので、「うちのやつ」と書きました)には
亡くなる前に『幸せだった』と言っておりますし、私も幸せに暮らしていたと思っております。
しかしこれは、子を亡くした親の気持ちとして、婚姻中に病気になったのだから原因は一緒に暮らしていた元夫の所為だと思うしかないのです。
そんな理不尽な話があるかと憤られるかもしれませんが、結婚によって運命が変わったかもしれませんので。
夭折した長女の分、次女には幸せになって欲しいと願っていたら、連れてきた男が元長女の夫。
何故なんだという思いです。どなたかも書いて下さってますが、何とも言えない不快感が先に立ちます」

 長女の死を思い出すのでもう二度と会いたくないと思っていた男が、よりによって次女の恋人としてまた目の前に現れた……そういう思いなのだろう。しかも、トピ主のもとにやってきた元夫と次女はこんなことを言ったという。

「そして長女が亡くなる前、元夫と次女にそれぞれに言い遺した(という)言葉がまた違和感が拭えないのです。
そんな馬鹿な事を長女が口走る筈がないのです。
二人で話を作っているとしか考えられない。
ここに書くのも嫌なのですが、要は自分が死んだ後、二人に一緒になって欲しいという内容だったそうです。
次女はその時まだ未成年ですし、こんな下手なシナリオを作るのもいい加減にしろと言いたいです。
私がプロデューサーならこんなつまらないドラマは即刻打ち切ります」

 長女も早くに自分が死ぬことで夫がさみしい思いをすると思ったのか。だが死ぬ前にこんなことを言うと、残された人たちはそれを実行しなければならないという思いにかられてしまいそうだ。それはそれでキツい。

 長女の死は別に元夫に関係なかったと分かり、しかもトピ主が感情的になりすぎていることから、コメント欄は一層冷静になる。「8歳差など別に問題じゃない」「戦死した兄の嫁と弟が結婚する、なんてことはよくあった」「あなたの気持ちに整理がつくまで、放っておきましょう」「冷静になりましょう」などなどだ。

 このくらいでおさまる怒りではないようで、さらなるトピ主レスでは、こう返してきた。

「あえて批判を浴びる立場になり、かつての義理の息子と次女の結婚を応援もしくは容認するご意見を頂こうと思ったのですが、結果はどうでしょう。
二人の結婚はあり得ないとのご意見は思ったより多く、やはりここは次女に良く考えろと言い渡すしかなさそうです」

 どうも自分に都合の良い意見しか見ていないようだ(呆)。確かに、コメントの中には「嫌悪感を抱く」というものもあった。筆者もちょっと最初それ思ったし。でもまあ、もう少し様子を見てみていいんじゃないですかね。

「冷静になって、その男性のひととなりを虚心坦懐によくご覧になってはいかがですか。
あなたが自信を持って育てた娘が二人とも認める男性なのだから、何かがある人なのではないですか」

 こんなコメントもあったが、今のトピ主は聞く耳を持たないだろう。

「長女は亡くなる前、次女にこんな内容の話をしたと言っています。
『私が死んだらいずれは再婚するかもしれない。他の女性と一緒になるのは本音では嫌だ。でもあなたなら許せる。年頃になって彼が再婚していなかったら結婚して欲しい』
そして夫には、こう言ったとか。
『私が死んだらあなたはいずれ再婚するでしょう。それは仕方ないけど、もし何年もして相手がいないようだったら(次女)と結婚して欲しい。あの子は良い子だから』
皆さん、これどう思われますか。
この言葉に縛られて二人が結婚しようとしているのであれば、それこそ冷静になれと言いたいです。
本当の話だとして、何か見えない糸で二人ががんじがらめになっている気がしてならない」

 トピ主は感情的になっているが、最後の一文には確かに同意である。長女のいわば遺言が、もし本当に元夫と次女に告げられていたのだとしたら、それがふたりの人生に重くのしかかっているだろうことは想像に難くないからだ。まあ、トピ主もそうだけど、元夫も次女も、もう少し様子を見て、それが自分の本心からくる恋愛感情なのか、確かめた方がよいと思う。

重病説とびかう西川史子先生、激やせ写真投稿のインスタからわかること

 辛口コメントでワイドショーを賑わせてきた、女医でタレントの西川史子(46)。聖マリアンナ医科大学在学中の1996年に『恋のから騒ぎ』(日本テレビ系)の第3期生として出演を始めた頃から、その高飛車で毒舌で時折茶目っ気のあるキャラは変わっていない。だが最近、西川先生のテレビでのコメントよりも、その著しい外見の変化に、視聴者はざわついている。

 最初の変化は昨年、2016年だった。西川先生はこの年の5月と12月、急性胃腸炎で入院をしている。一度目の入院を経た『ノンストップ!』(フジテレビ系)出演時に、激痩せしているとネット上で騒がれ始めた。これは本人も認めており、のちに『サンデージャポン』(TBS系)出演時に1年前との比較写真が流された際「痩せてるー、本当だ、痩せたなあ……」とこぼしている。このときの激痩せについて、ネット上では命にかかわる重病を心配する声もあがっていたが、あるイベントにゲストとして登壇した際に西川先生自ら「“西川ガンじゃないか説”みたいなのをネットニュースで見たんで、さすがに自分でも心配になって、早速病院に行ったんですよ。胃カメラまでやって、全部大丈夫でした」と、一蹴した。だがその後の12月の入院、そして今年の7月にも入院をしたと明らかになり、昨年からの激やせ騒動も加わって、再び重病説がささやかれ始めているのである。

 そんな西川先生は、今年の6月からひっそりとInstagram(以下インスタ)を始めている。最初の投稿は同月4日、サンジャポファミリーとの集合写真だ。2匹の犬の写真や、そのうち一匹と見つめ合う写真などプライベート感満載。6月18日の投稿では再びサンジャポファミリーとの集合写真がアップされ、こんな文章が添えられていた。

「私は、離婚した後、体も心も悪くして去年は入院までしました。
誰にも知られずにインスタやろうと思っていたのですが、コメント頂いて嬉しくて嬉しくて泣いてしまいました」

 昨年の二度の入院の原因とされていたのは急性胃腸炎だったが、それだけでなく精神的にも参っていたことを明かしている。

 プライベート感満載の投稿はまだまだ続く。両親や親族との集合写真のほか、両親のために手作りした食事も。ザ・家庭料理といった趣でオシャレ感は微塵もないのだが、それが逆に良い。そしてまた犬の写真。犬の他にもエステ施術時の写真の他、(おそらくCSテレ朝チャンネルかhuluで)『美味しんぼ』を視聴しながら朝食にカレーを食べた、友人と映画『昼顔』を観たという報告など。「老眼が始まってスマホが辛い」とこぼしたり、インスタに慣れなくて文章を間違って投稿した後にまた同じ写真を投稿したり、ありのままの46歳タレントの生活がにじみでている。

 さて、騒がれている激痩せについて、インスタ開設当初から3カ月あまりの投稿写真を眺めてみると確かに、今年7月の入院前はまた痩せているようだ。この立ち姿の写真には「細い〜!」という賞賛コメントの中に、痩せすぎだと心配するコメントもちらほら見られる。7月3日の投稿では、お気に入りの枕の写真とともに、この心配について言及していた。

「わたしが痩せてしまったと心配してくださる方が。すみません。
奥歯を噛みしめてしまう癖があって、先週えらボトックスを院長に打ってもらったからかもしれません。
小顔になったと患者さんからは人気の施術なんですよ
もっと食べます!」

 ボトックス注射のような美容整形について公言する芸能人が少ない中、西川先生はそれすらオープンにして激痩せ説を否定していたが、入院直前、7月26日の投稿でもまた「もう少し、ご飯食べてください」「激やせしてる」「もう少しふくよかになってもいいと思います」など、言葉を選びながらのコメントが集まった。西川先生のフォロワーは気遣いがある。8月2日放送『水トク!』(TBS系)の「世界衝撃映像100連発」出演時の西川先生にも激痩せを心配する声がネット上にあふれていたが、服装がこの時の写真と同じなので、入院直前の収録だったのだろう。

 退院後の8月8日、退院してから初めての外食という文章を添えて写真を投稿しているが、この時は少しふっくらとした輪郭を見せ、お酒らしきものもテーブルに並んでいた。こうなってくると、インスタを見ている方は確かに「もっと食べてふっくらして!」と応援したくなってくる。

 急性胃腸炎を何度も繰り返しているのが本当なのであれば確かに食事をたくさん摂ることも難しくなり、結果痩せてしまうだろう。重病説は本人も認めていないし、公表してない以上、深追いも無闇な憶測も無意味である。少し痩せている時期にボトックスを打ってさらに頬がこけてしまったというのはおそらく真実であろうし、加齢により頬がこけることも、痩せ型の女性にはよくあることだ。ヒアルロン酸注入はかねてより番組で公表済みだしフェイシャルエステ中の写真も投稿する西川先生であるから、書いていないだけでリフトアップも施しているかもしれず、それによって一時的に顔がげっそり細くなったように見えたという可能性もある。更年期症状が出ていることも昨年2月に明かしており、様々な要因が重なって“激やせ説”につながったのではないか。

 ともあれ、入院を繰り返していることは事実。まだ40代、心身ともに健康を取り戻してほしい。

(インスタウォッチャ〜京子)

話題にもならずひっそり消えた……!? CMをこっそり降ろされていた芸能人3名

 雨上がり決死隊・宮迫博之が、がん保険大手「アフラック」のCM契約を解除させられたという。一部報道では「契約料1000万円を返還する可能性がある」ともいわれており、これがもし本当なら“火遊び”の代償はあまりにも大きいと言えそうだ。

 長らく務めてきたCMを降板したタレントで思い当たるのが、今年2月に久光製薬「フェイタス」の契約が切れた香取慎吾、3月末で「カブドットコム証券」のCMを満了した稲垣吾郎、6月末にヤマサ醤油「昆布ポン酢」とのCM契約が終了した草なぎ剛といった、元SMAPメンバーだ。

「現在『カブドットコム証券』は森高千里が、稲垣がCM内で歌っていた歌をそのまま歌い、『フェイタス』は事務所の後輩V6の岡田准一が引き継ぐという、ファンにとっては寂しい状況が続いています」(芸能ライター) 

 だが、そんな注目を集めたCM降板劇とは異なり、世間で話題にならないうちに契約を解かれていた3人の芸能人を取り上げてみたい。

最初はとんねるず・木梨憲武。2008年からサンヨー食品「サッポロ一番」のCMを担当してきたが、最近は見かけない。それもそのはず、現在は竹内結子、劇団ひとり、子役の寺田心の3人に取って代わられているからである。

「木梨は、このCM撮影時にスタジオで自ら調理して食べるほどの『サッポロ一番 みそラーメン』好きだったそうで、彼にとっても思い入れのある仕事でした。しかし15年4月から『このひと手間が、アイラブユー。』というキャッチコピーのもと、竹内、ひとり、寺田による疑似ファミリーによる新CMがスタート。木梨はお役御免となりました」(同)

 その昔、とんねるずはミツカン酢のCMに出演していたこともあったが、今、同商品のCMに出ているのは木梨の妻・安田成美。最近は家にいることも多いといわれる夫は、かつて出演していたCMに妻が出ている状況をどう思っているのだろうか。

 続いては、子ども英会話教室「ECCジュニア」のCMに出演していた関根麻里。幼稚園からインターナショナルスクールに通い、米・エマーソン大学に進学するなど英語力を買われて12年からキャラクターを務めていた。ところが……。

「同年6月、関根が韓国人歌手Kとの第一子妊娠を発表し、ママになることが明らかになりました。これで同じような母親世代へのアピールも有利に働くかと思われたのですが、その2カ月後、なぜか浅田真央に交代しています」(同)

 浅田も現役時には海外で英語を話す機会もあり、CMキャラクターとして魅力的だったと思われる。たしかに、引退してもなお高い好感度を誇るのも事実。同じフィギュアの世界であれば本田真凜選手の方が“ジュニア”目線で訴求力はあるとして、キャラクター交代の可能性もあり得るかもしれない。

 最後は、「ひろみちお兄さん」として絶大な人気を博した佐藤弘道だ。『おかあさんといっしょ』(Eテレ)卒業後の06年から「セイバン」のランドセル「天使のはね」のCMに登場。さわやかな笑顔と軽やかな身のこなしでお茶の間にアピールしていた。

「13年、佐藤はその契約を解かれています。その後3年間は新たなキャラクターがいなかったのですが、昨年4月、新たな顔が発表されました。それがDAIGOです。CM内では天使の羽を背中につけ、いつもの巻き舌で『ててて、てぃえんすぃのはっぬぇ!』と無駄にシャウト。前後にユラユラ動くナゾの動きは健在です」(同)

 ひろみちお兄さんにしてみれば、タレントとしての価値をその交代で思い知らされたかもしれない。アース製薬「モンダミン」の井森美幸やAGF「ブレンディ」の原田知世のように、1つのCMを長く担当するのは、どうやら至難の業のようだ。
(村上春虎)

悲劇のヒール・エレクトロがヒーローにもなれた可能性『アメイジング・スパイダーマン』

 『アメイジング・スパイダーマン』は、「性悪説」で作られていたサム・ライミ版と反対の、ずばり「性善説」で作られていると言っていいのではないでしょうか。

 これはなにも、『アメスパ』に出ている人は、根っからのいい人なんだよ、ということではありません。サム・ライミ版のような「自分の根っこには悪が宿っているかもしれないから、自分の悪の芽に常に注意しろ」という視点ではなく、人はもともとは善だけれど、外的な環境によっては悪になるということが見えるという意味です。

 だから、ヴィラン(悪役)の描かれ方も、かなり違ったものになっています。

 『アメスパ』のピーターは、リア充とよく言われています。確かに、サム・ライミ版よりも恋愛の比重は大きいし、スクールカースト的にも、ピーターはいじめられっ子ではなく、いじめられっ子のためにいじめっ子と戦うような男の子です。

 ある意味、サム・ライミ版のピーターに共感できる人からすると、『アメスパ』のピーターには、いつも自分はこれでいいのかと内省しすぎる感じが少なく、自己肯定的なために、あまり理解できないという人も多いのかもしれません。恋人のグウェンとの関係性で悩むときも、自分から「彼女を傷つけてはいけない」と考えるサム・ライミ版のピーターとは違い、グウェンの父親との約束によって、彼女との関係性をあきらめようとするし、それは自分の「気持ち」に従って覆されます。ただ、これは見る側の考え方の問題であり、『アメスパ』のほうが好き/サム・ライミ版のほうが好きという人もいて当然です。

 『アメスパ』は性善説だからこそ、いいところもたくさんあります。グウェンとの距離が近づくときの音楽も甘酸っぱくて、青春のきらめきが感じられます。また、細かいリアリティもあります。ピーターの首もとから蜘蛛の糸が出てきてそれをひっぱるシーンには独特の皮膚感がありますし、力が強くなりすぎて、歯磨き粉がチューブから飛び出してしまうのもリアリティがありました。クモにかまれたあと、ネットを検索して、さまざまな写真を調べるところもリアルです。

 突然手に入れた特殊な能力を使いこなせるようになるまでに、かなりの時間がかかりますし、その過程も「実際にスパイダーマンがいたらそういうことなんだろうな」と十分理解できます。そこは、サム・ライミ版とはまた違った魅力です。また、スーツの造詣なども、皮膚感がちゃんと宿っている。スパイダーマン目線のアクションンもスタイリッシュです。そういう意味では、また別の楽しみ方ができるものでした。

 ただ、『アメスパ』のヴィランに関しては、サム・ライミ版がしっくりくる人たちにとっては、やはり馴染めないところはあるでしょう。『アメスパ1』では、ピーターの父と同じ研究者仲間であったコナーズ博士が、爬虫類から作った薬を自分で実験に使ったため、リザードというトカゲ男のヴィランに変身してしまいます。コナーズ博士自身には、悪の芽があるようには見受けられず、ヴィランになってもなお、自分の作った薬が人類のためになると信じ続けているような人です。基本は善なのですが、事故によって強大な力を持ってしまい、それでもなお、自分の開発した薬が人類のためになると信じてしまったがゆえに、悪になってしまうのです。強すぎる正義感が返って人の正義を揺るがすということは確かにありますが、それがテーマというほどは描かれていませんでした。

 また、リザードは弱い人間がどんな状態であれ、強くなるのはいいことだ、だから自分の開発した薬は人々の役に立つはずだと心から信じて行動しているので、それを阻むスパイダーマンを憎むようになってしまいます。

 そんなリザードに対して戦いの最中にスパイダーマンは「(今の姿は)本当のあなたじゃない、話し合いましょう」といいますが、話したくないとわかると(そりゃヴィランになったら判断力もおかしくなってますからね……)、「あなたに危害を与えたくない」とはいいつつも応戦。そのときにとれたリザードの尻尾を持ったスパイダーマンは一言「気持ち悪い」と言います。たぶん、スパイダーマン、異形は気持ち悪いと思っているのでしょう……。

 結局リザードは彼をトカゲ男たらしめていた薬剤の解毒剤によって人間に戻りますが、サム・ライミ版のように、ヴィランが自分の悪の行為に気づいて悟りを開くというシーンにはなりませんでした。もちろん、いろんな作り方があっていいのですが。

 最後の最後に、ピーターは「自分はヒーローであってもいいのか」という葛藤を見せますが、亡くなったベンおじさんが残していた留守電によって解決します。それは、とにかく、ピーターは正しい、ピーターこそがヒーローであると、彼を100%肯定する言葉でした。それもこれも、性善説がもとになっているというころがわかります。自分が力を持ったとき、それを駆使する資格があるのかを徹底的に問うサム・ライミ版とは真逆で、力を持った自分を自己肯定できるのが「アメスパ」なのです。

アメスパ2のヴィランはネッドになりえたのではないのか

 基本は善のヴィランは、『アメスパ2』にも出てきます。本作のヴィランは、スパイダーマンが街で助けたことのあるマックス・ディロンというオズコープ社の電気技師でした。

 彼は、髪もぐしゃぐしゃで眼鏡で冴えない風貌。真面目で優秀な技術者なのに、友達はおらず、エレベーターで一緒になったグウェン(ピーターの彼女)が、名前を憶えてくれただけでも、喜んでしまうような人でした。そして、一度助けてくれたスパイダーマンのことをヒーローと崇めている純粋な人でした(自分はスパイダーマンだと言い張る人に対して過剰に怒る偏狭さも描かれてはいましたが)。

 そんなマックスでしたが、オズコープ社で作業中に感電して、電気人間のエレクトロというヴィランになってしまいます。悪意のまったくないエレクトロは、自分が人を危険にさらしてしまうような存在になったこともわからず、警察の発砲を避けようとしていたら、知らず知らずのうちに人を危険にさらしてしまいます。何も悪くないのに、どんどん悪者にされ、そのうち崇めていたスパイダーマンを憎むようになってしまいます。

 こうした描写は、キングコングなどで見られるように、驚異的な力を持ってしまったばかりに、本人は何も意図していないのに凶悪な怪獣と見られてしまうというものに近いでしょう。しかし、悲しいかなエレクトロには人間の味方もいません(それは人間のときからでした……)。

 マックスを助けたときのことを覚えていたスパイダーマンは、市中でエレクトロを説得しようとします。でもトカゲ男のヴィランのときと同じ展開になってしまいます。ピーターは「話し合おう」とは言うものの、結局話し合うことはできないのです……。

 この後、エレクトロの力はどんどん強くなり、恨みもさらに膨らみ、街を破壊するまでになっていきます。何も悪くないのに、偶然が彼をヴィランにしてしまい、彼の本来持っていた優しさは何もいかされぬまま、スパイダーマンによって葬られてしまうのです(アメスパシリーズが続けば復活するということもあったとのことですが、それは叶いませんでした)。

 マックスことエレクトロは、映画の中では、オタクとして描かれているものだと思われます。オタクというのも意味が広いので、簡単に使うことがはばかられますが、サム・ライミ版『スパイダーマン3』でピーターが恋人のMJに対して、持っている知識を総動員して説明していると「オタクね」と言われるシーンがあり、ここではそんな意味合いで使っていると思ってください。

 今、公開中の『スパイダーマン・ホームカミング』でも、ピーターはオタクキャラであるし、その友達のネッドもオタクキャラであると言っていいでしょう。そして、マックスもまた、ピーター(アメスパのピーターは除く)やネッドのように、ただの善良なオタクだったはず……。本作ではマックスがうまく人とコミュニケーションをとれないことや、オタク側の人間であるということが強調され、実は優しいところもあるのに、環境によってそれが生かせず、単に恐ろしいヴィランにしかなりえない。そのことが私にとっては悲しいのかもしれません。ネッドにとってのピーターのように寄り添う人がいたら……、サム・ライミ版のベンおじさんのように、力の使い方に対して助言してくれる誰かがいたら……、きっと強大な力を、悪のために使わずに済んだのではないのかと思うと、マックスが不憫でならないのです。

 性善説では、もともと人は悪くはないけれど、環境や外的要因によっては悪くもなってしまうということだと言われています。この作品もまさに、悪い人ではなかったマックスが、「外」的な環境によって悪になってしまったことを描いています。そこは、自分の「中」の悪を徹底的に問うサム・ライミ版とはまったく逆の視点になっているのです。

竹内涼真の「ぶりっ子苦手」発言に「あざとい」「土屋太鳳こそ…」、インスタ大量自撮り、ナルシスト臭にも飛び火しフルボッコ!

 現在放送中の朝ドラ『ひよっこ』(NHK)の低迷していた視聴率を出演回から急上昇させ、7月発売の2nd写真集『1mm』(集英社)がAmazonタレント本ランキングにて1位を獲得するなど人気爆発中の俳優・竹内涼真(24)が、19日放送の『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)に出演。「結婚観」や「好きな女性のタイプ」を明かしたことで批判の声が集まっている。

 番組MCの久本雅美(59)に結婚願望の有無を問われると、「結婚はしたいです。ただ、当分できないですね。女の子のファンが減っちゃうじゃないですか」と明け透けに語り、好きな女性のタイプを聞かれると、「わかりやすい人がいい」「自分の気持ちがはっきりしていて、(話す時に首が)揺れなければいい。揺れる女の子が苦手」とぶりっ子が苦手なことを明かしていた。

 なお、7月18日放送の『火曜サプライズ』(日本テレビ系)に出演した際にも「何か食べて『おいしい』と言って体を揺らす女の子が苦手」と語り、11日放送の『ぴったんこカン・カン』(TBS系)でも「わかりやすい人がタイプ」で、同じくゲスト出演していた高島ちさ子に対し「だから、すごく僕タイプなんです」と断言していた。

 この放送を受け、ネットでは「女ウケ悪い“揺れる女”のことを嫌って言っておけば、女性から好感度上がると思ってそう」「こういう人に限ってぶりっ子にコロッと騙されるよね」「好感度上げようと思って発言したのに、あざとさが透けて見えて失敗したパターン」と厳しい声があがっている。

 中でも、2016年8月公開の映画『青空エール』で共演した土屋太鳳(22)との関係を引き合いに出したコメントが目立っており、「だとしたら、土屋太鳳のぶりっこは最悪だろ。同性からめっちゃ嫌われるタイプだよ」「ぶりっこ嫌い、はっきりした子が良いと言いつつ太鳳ちゃんにデレデレしてるのはどうなのか……やっぱりぶりっこに弱いやん!」「太鳳ちゃんいい子とか言ってて、あんなにぶりっこで、自分をいい人アピールするとことか見抜けないなんてしょうもない奴かも……って思ってる」と“まったく見抜けていない”という声が相次いでいる。

 3月に配信されたLINE LIVEの「竹内涼真チャンネル」内企画『さしめし』に古川雄輝が登場した際にも、好きな女性のタイプの話になり、竹内が昔から上戸彩が好きだったことや、中学時代に夏帆が人気だったと語った。しかし、古川に「太鳳ちゃんは?」と問われると「太鳳ちゃん、いい子ですよね」と即答し、「夏帆ちゃんと太鳳ちゃんなら?」という問いには「太鳳ちゃん~!」と回答し土屋の魅力を熱弁していた。

 土屋太鳳が「あざとい」「ぶりっ子」とバッシングを受けているのは既報の通り。熱愛こそ噂の域を出ないが、同映画撮影の舞台挨拶では、撮影の合間には一緒にランニングをしたことを明かしたり、「現場に取り組む姿勢だったり、ストイックな姿に惚れました!」と大声で思いを伝えて土屋を嬉し泣きさせるなど、2人の仲の良さはファンの中では有名だ。しかし、土屋こそ首を振りながら「おいしい」と言うタイプ。

 なお、『メレンゲの気持ち』出演時には、他にも「自信に満ち溢れてる感じが無理」「俺かっこいいでしょ、面白いでしょ感がすごい。ほんの少しでいいから控えめな部分があったらより良いのに」と竹内のナルシストぶりや、「上地雄輔っぽいぶりっこ感?」「この人の前で『男なのにぶりっ子の自撮りしてる人苦手』とか誰か言ってくんないかな」「自撮りをやめてほしい。なぜ事務所がぶりっ子を許しているのかが本気でわからない」と、竹内のSNSに加工アプリ・SNOWを使ったり、上目遣いで自撮りしている写真が大量に投稿されていることに嫌悪感を抱く声もあがっている。

 ぶりっ子を苦手と言いつつも土屋太鳳にはベタ惚れ、ほとばしるナルシスト臭など、女性ウケの悪い要素が露呈してきてしまった竹内。同番組では「エゴサーチ好き」も明かしていたが、「前向きなのでいいコメントしか入ってこない」とのこと。であれば、自分こそが「ぶりっ子」扱いされ始めていることにもなかなか気付かないかもしれない。

(夏木バリ)

『24時間テレビ』に「賛成か反対か」大調査! 出演者のギャラ問題、感動の押し売りに物議

 今年で40周年を迎える『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)。これまで数多くのドラマが生まれ、お茶の間に感動を届けてきた。しかしその半面、毎年のように“やらせ疑惑”や“出演者へのギャラ問題”が取り沙汰され、さらには、「障がい者を取り上げて、感動の押し付けをしているように見える」といった批判が巻き起こっているのも事実。そこで今回は男女100人に、「『24時間テレビ』の放送に賛成か反対か?」とのアンケートを実施してみた。

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『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)公式サイトより

 半数近い49票が集まった回答は、「どちらでもない」。その理由として最も多かったのが、

「個人的には好きな番組ではないので見なくなったが、この番組がきっかけで、いろいろなことを知ったり、募金をしようと思ったりする人がいないとは言えないので、賛成でも反対でもない」(30代/女性)
「本来のボランティア精神とはかけ離れているが、集まった募金で救われる人がいるのも事実」(20代/女性)
「個人的には毎回同じような放送内容で退屈なので、なくてもいいように思う。しかし、募金活動などはとても良いことなので、ありだと思う」(40代/女性)

など、番組内容に魅力は感じないものの、チャリティーには意義があるとする声。

 また、「募金活動や、難病や障がいについて知る機会を得ることは素晴らしいと思う。また、その姿を健常者が見ることによって、障がいとはなんなのかを考えるきっかけになるのはいいと思うが、去年いわゆる『感動ポルノ』と言われていた、障がい者の方たちが頑張る姿で感動を呼ぼうとするところはあまり賛成できない」(30代/女性)「放送そのものに反対はしないが、番組の企画や、感動を強要するような雰囲気は好きになれない」(40代/女性)と、難病や障害への理解を深める取り組みは賛同できるものの、その演出方法に疑問を抱くため、どちらともいえないと感じている声も散見された。

 ただ、チャリティーに関しては、「内容は良い企画も多く、いつも共感したり感動したり、時には涙を流しながら見ているが、タレントに高額なギャラが払われていると聞いて以来、募金の意味がよくわからなくなったというのが本音である」(30代/女性)「募金を集めて寄付するのは良い。不思議に思うのは、出演者がお揃いのTシャツを着ていること、募金をしたら鉛筆とか何か物をくれること、マラソンに意味があるのかなど。お揃いのシャツを作る金があるなら、募金や寄付したらどうかと思う」(40代.女性)など、視聴者に募金を呼び掛けながら、出演者や番組自体に高額なお金をかけている矛盾を突く声が相次いだ。

[button_more text=’賛成と反対派ほぼ半々’]

 次いで多かったのは「賛成」で26票。

「新鮮味がなくなってきた感は否めないが、実際に募金で集まったお金は役に立っているようだし、“社会的弱者も健常者も同じ人間である”という当たり前のことを再確認するいい機会だと思う」(50代/女性)
「テレビをきっかけに募金を集められるのはいいことだと思う。また、障がい者にネガティブなイメージを持つ人が多いが、何かに挑戦する姿を見て捉え方が変わるかもしれないと思える」(30代/女性)
「忙しい日常生活では忘れがちな、立場の弱い人や環境問題などについて考えるきっかけになる」(40代/男性)

 など、40年続いて夏の風物詩となったことで、「1年に一度でもみんなのことを考える良い機会になる」(50代/男性)とする声が大半占めた。

 とはいえ、「反対」も25票と、賛成派と1票しか違わない結果に。

「昼間は障がい者の特集をしながら、夜中はお笑い芸人やグラビアアイドルの下品な企画で、24時間行うコンセプトがまったく伝わってこない」(30代/女性)
「ただ24時間放送するだけで、中だるみ感が半端ない。それなら特番で短くしてもいいと思う」(20代/男性)
「どうもお祭り騒ぎ感が否めず見る気がしない。それなら普段からタレント頼みではない、社会問題の提起&解決模索番組を放送してくれた方が良い」(40代/女性)

など、「芸能人同士で騒いでいるだけの放送であれば反対。何の目的で『24時間テレビ』を放送しているのか、もう一度、原点に立ち戻って考えるべき」(40代/男性)と、24時間で行うことや、番組構成に苦言を呈する声が多くを占めた。

 また、「障がい者ばかり取り上げているが、障がい者だけが社会的弱者ではない」(30代/男性)「やらせがあまりにもひどく、障がい者を見せ物にしているようにしか見えない」(20代/女性)など、障がい者をクローズアップすることへ抵抗を感じるという声や、「制作費やタレント出演料を、そのまま寄付や、それで基金を設立した方が現実的でいい。はっきりいって偽善が多々あると思えてしょうがない」(30代/男性)「内容がどんどん胡散臭くなってきているのと、明らかにやらせである部分が如実に表れている。チャリティーと言っているが、出演者のギャラなどを考えると疑問に思う」(20代/男性)と、「結局は視聴率狙い。出演者もボランティアで出ているのなら賛成するが、お金をもらってやっているなら賛成はしない」(20代/男性)とする声もあった。

 なお、ランナーが「当日発表」されるという異例の事態となったチャリティーマラソンに関しては、賛成派、反対派、どちらでもない派全てにおいて「やる意味がわからない」と、存続自体を疑問視する声が目立った。

 今年の『24時間テレビ』も間もなく開始。今年はどんな展開をみせるのだろうか?

[button_more text=’その他回答はこちら’]

・どちらでもない
「反対とまではいかないが……。ずっと続いているマラソンコーナーはもうしなくてもいいのでは? と思う」(40代/女性)
「普段知り得ない病と戦っている人々を知ることは、とても大事な機会だと思うが、出演料が発生していたり、意味のないマラソンなどはどうなんだろうと思い、最近は冷ややかに見てしまう」(40代/女性)
「年々“お涙ちょうだい”という演出が嫌になってきたし、別にフィナーレに合わせてマラソンのゴールをしなくてもいいなど、もういいだろうと思うところもある。ただ、なくなったら難病や障害への理解がさらに遠のくと思うと、なくしていいとも思えない」(30代/女性)
「番組自体は良いと思うが、芸能人のマラソンやドラマなど、作り物が多いのが気になる」(40代/男性)

・賛成
「ヤラセだの感動のゴリ押しだの、ネット上では特に反対の声が多いが、実際芸能人見たさや地方でのチャリティーイベントによる募金のおかげで、恩恵を受けることができる人たちがいるのは悪いことではないと思う。年に1度ぐらいこのような番組があってもいいのではないか」(20代/女性)
「最近はあまり見ていないが、若いときは毎年見ていた。若い人や子どもたちにとっては、障がいやボランティアなどについて考える機会を与えてくれる番組だと思うので、ややマンネリ化はしているが、意義のある番組だと思う」(50代/女性)
「毎年募金をして然るべき所に寄付しているみたいなので賛成ではあるが、障がい者に無理なことをさせたり、芸能人に24時間マラソンをさせるのは意味がわからない」(40代/男性)

・反対
「障がいがある方をテレビで取り上げて、感動を演出することに抵抗がある」(20代/女性)、
「募金を集めるのなら出演者全員ボランティアでやるべきだし、24時間マラソンをやる意味が一番わからない。偽善的な番組と言われても仕方がない」(30代/女性)
「毎回お涙ちょうだいの雰囲気が嫌。言い方は悪いが、同情してくれ、という意識が透けて見えるのが嫌」(30代/女性)

「俺だってつらいんだ」に終始する男性の生きづらさ論/『介護する息子たち』著者・平山亮さんインタビュー【1】

 社会学者の平山亮さんは、去る2月に『介護する息子たち 男性性の死角とケアのジェンダー分析』(勁草書房)を上梓されました。その名のとおり「介護する息子」の研究をとおして、介護=ケアと、庇護される立場の男性性=息子性を分析する、男性によるあたらしいジェンダー論でした。

 近年、「男性の生きづらさ」を照射する日本の男性学が注目されています。その「男性の生きづらさ」の例として挙げられているのは、一家の稼ぎ手=稼得役割になることが求められる一方、「イクメン」が理想とされ、家事や育児も期待されるたいへんさです。しかし、そもそもいまだに男女が平等とは言えない状況で、その「生きづらさ」は本当に的を射ているのか? 今回は、平山さんに「男性の生きづらさ」論によってごまかされてはならない、構造的な問題についてお聞きします。

「男の生きづらさ」論のごまかし

――「イクメン」という言葉が一般的になってきました。そして、そのイクメンのたいへんさとして、仕事と家事・育児の両立が挙げられます。しかし平山さんは、本書で、介護だけでなく家事ひとつひとつの背景には、それらが活きるように「感覚的活動」によって調整された「お膳立て」の存在を明らかにしていますね。

平山 「感覚的活動」は、ケアがケアとして成り立つために必要な、目に見えない(=頭のなかで行われている)準備や調整のことです。例えば家事だと、家族の好みや普段のスケジュールを把握した上で、一日の家事がうまくまわるように作業工程を考えたり、必要なものを揃えておくことなどが、「感覚的活動」に含まれます。本人すら気づかないくらい無意識に行われていることも多くて、たいていの場合、妻や母親が担っています。夫や父親は、彼女たちが試行錯誤の末に編み出した作業工程にただ乗りして家事・育児をしながら、「カジメン」「イクメン」を気取っている場合もあります。

――そして、その感覚的活動を主に女性が担ってきたことが分析されています。

平山 私たちのようなジェンダー論者は、稼得役割と家庭内のケアの両立が困難な場合に、不利な状況に置かれやすいのは女性だということを問題にしてきました。まず、ケア役割からは女性の方が圧倒的に逃れにくい。母親が仕事に一所懸命だと「子どもをほったらかしにして」という非難はついてまわりますが、男性の場合、「イクメン」が理想化されている現在だからこそ、「仕事も育児も」な父親は、称賛されることはあっても世間の非難を浴びることはありません。また、社会全体で見たとき平均的に男性の方が賃金が高いのは事実ですから、「家族が生活を維持するためには男が働き続けられるように」と、女性がケアを一手に引き受けるのが「合理的」のようになる。

――確かに、自分が稼ぎ手になるより専業主婦になりたい、出産後に育休や職場復帰が困難であるため子育てに専念する、と言う女性の声は決して少なくないように感じます。

平山 でもケア役割の比重が大きくなれば、女性が自分一人で生きていくことは難しくなります。自分自身で稼ぐ機会が制限されるためです。つまり「仕事かケアか?」という二者択一にしたまま、社会がよってたかって女性に後者を選ぶように仕向ける。かつ、その結果、仕事をする自由と、働いて稼いで自活する機会を奪っていくことが問題なんです。

――「自由」とひとくちに言っても、自分自身が生きる稼ぎのために仕事をすることと、男性にありがちな、(自分ひとりはまかなえるうえで)「家族を養わなければいけない」というような仕事の必要性を訴える物言いは異なる、ということでしょうか。

平山 「男性だってどちらかしか選べないんだから不本意なのは同じじゃないか」というかもしれませんが、稼げる役割に駆り立てられる男性と、稼げる役割を奪われる女性を比べたら、結果的に自分一人で生きていくのが難しくなるのは明らかに後者です。両立の難しさにばかり焦点を当てる「生きづらさ」論は、両立が難しいことによって自活の機会にジェンダー不平等が生じていることにはほとんど触れない。だから、ジェンダー論としては不十分だと思います。

「聞く耳」を持たせる役割は男性にある

――『介護する息子たち』を読むと、「ごはんをあげる」という家事のタスクが成り立つための、「感覚的活動」「関係調整」といった、本人も気付きづらいお膳立ての重要性が見えてきます。たしかに、スーパーで買い物をするときって冷蔵庫の中身とか、数日先の献立を見越したりしますよね。一般的にはまだ「イクメン」は、買い物担当や掃除担当といった、タスク労働を妻の依頼でこなすだけという人も少なくないと思います。男性に「感覚的活動」について知ってもらうために、どうすればいいとお考えですか?

平山 「知ってもらうためにはどうすればいいか?」という時点で、男性は「勝って」います。「知ってもらう」ために言葉を尽くして伝えなければいけない立場に置かれるのは、女性だということになるからです。そして、男性は「言ってくれないからわからなかった」「言われてもわからない」「言い方が悪い」ということで、自分が「わからない」責任を女性に転嫁することができますから。男性の「わからない」は、自分が優位に立つための権力になっているんです。男性がそれを自覚しない限り、女性の不利な立場は変わらない。にもかかわらず、男性に自覚させる役割まで女性に求めるのは理不尽です。

――その一方で、マンガ『逃げるは恥だが役に立つ』(講談社)は、フィクションとして理想的にすぎるきらいもありますが、「理屈っぽくても対話をする」ということを提示しようとしたひとつの達成で、昨年のテレビドラマも大ヒットし、社会現象にまでなりました。この作品のように、恋愛関係にしろ結婚などパートナーシップにしろ、良好な関係づくりのために理屈っぽい話をしなければならないのかも、とも思います。

平山 本当の意味での交渉は、対等な立場になければそもそも不可能ではないでしょうか。「わからない」の切り札をもっている男性の「勝ち」は、最初から決まっているんですから。男性が「わかる」ように論理立てて伝える義務が女性にある一方で、それが論理的かどうかを判定する権利も男性が握っているのが今の男女関係です。初めから圧倒的不利な立場にあるのに、女性に男性と「もっと話し合って」というのは酷に思えます。

――わからないのをわからせるのは面倒、だったら自分でやった方がマシ、と女性側がなりがちなのもわかります……。

平山 女性が黙って自分でやってしまう方が「合理的」に見える仕組みができてしまっている、ということが問題ですよね。そして、この問題について「女性がもっと訴えていかなくちゃ」という方向にもっていくのも間違い。なぜなら、女性はもうこれまで散々言ってきたし、言わされてきたから。解決していないのは、男性がそれに応える気がまったくなかったからに過ぎません。男性に「聞く耳」を持たせ、変わるように仕向けるのは、私たち男性がやらなければいけないことです。

目の前の女性より「社会」を大事にする男性

――本書でも、まず身近な女性の生存が脅かされる状況に陥らないよう、男性から手を差し伸べることへの提案が書かれています。そのためには「稼得役割につく」「面倒を見ている」という状態が相手を従属させているということに男性が気づかないといけませんよね。じゃあ女性も働きに出られるように……と素朴に考えたんですが、『きょうだいリスク』(朝日新書)では、今の日本の制度の上では共働きの家庭は相対的貧困に陥りやすいと書かれています。こうした状況を見ていると、この矛盾をどう考えたらいいのか……。

平山 別の選択肢を思いついても、それを選びづらくなるようにできている、と。

――そうなんです。制度上の課題と、目の前の生活において生命の危機に陥りかねない構造もあって。

平山 制度的な矛盾は確かに私たちの一存では変えられませんよね。でも、「こういう制度は嫌だ」という意思表明は、しないよりはした方がずっといいです。現状で好都合なのは、そういう制度のもとで優位に立っている人たちです。優位な人の声は、優位だからこそ大きいのに対して、異を唱える声は、実際にそう思っている人の数より小さく聞こえます。そして、声が聞こえてこないから、余計に自分たちが「弱小勢力」に思えて、意を唱えにくくなる人がますます増えてしまう。だからこそ「嫌だ」という声があちこちから聞こえてくる意味は大きいです。

――制度上合理的に考えたら、女性が外に働きに出るより男性が、という話になるけれど、そこで一旦踏みとどまって、男性側が育児休暇を取るとか、そういう実践を重ねていく、なども手でしょうか。

平山 個人でできることもあるのでは、という話ですね。『「家族する」男性たち』(東京大学出版会)の著者の心理学者・大野祥子さんは、男性のたいへんさを何もかも制度のせいにする論調に違和感を覚え、男性が個人レベルで、自分の周辺の世界から変えていけることを探ろうと奮闘されています。本のなかで印象的だったのが、大野さんが指摘されている「相手(女性)の状態に対する柔軟な配慮と歩み寄り」です。先ほども言いましたが、男性は役割分担の交渉のなかで優位に立ちやすい。男性にとって両立が難しいのは確かですが、ケア役割から一抜けできる可能性も、一抜けすることで経済力を持てる可能性も、男性の方がずっと大きいんです。そういう立場は、男性が自分で望んだものではないかもしれないけれど、大事なことは、その優位を自覚した上で、逆に言えば、女性がどんなに不利な立場に置かれているかを配慮した上で、目の前の女性にどう向き合うか、ですよね。

――目の前の女性との結婚や同棲にためらう理由として、稼得役割を担って養える立場にならなければいけないのではないか? という考えにとらわれた男性の声はけっこう聞きます。しかし、先ほども話題にしたように、その時点で自分が相手を従属させる可能性を考えていないと言えそうですね。

平山 男性は「男性役割から降りたくても『社会』がそれを許してくれないんだ」と言うことがありますが、その「社会」は、目の前の女性が不利な立場に置かれるとしても、大事にしないといけないものなのでしょうか。翻って、「社会」に比べたらその程度にしか扱う気がない相手をパートナーにし続けたいなんて、女性からしたら、たまったもんじゃないでしょう。男性役割をこなすのにこんなに必死なのに女性にそっぽを向かれてしまう、と嘆く男性は、逆に、だからこそ不信の目で見られていることに気づかないと。

ケアを担う女性によって達成される男性の自立

――介護と同様に重要なケアが家事や育児といった「家の中のケア」ですよね。『週刊金曜日』(2017年6月9日号)の杉田俊介さんと精神科医の松本俊彦さんが対談されていて、育児について、「無為で無駄な時間」「社会的な生産性のない時間」と言えてしまってるんですね。稼得が社会的な生産性という認識が共有されているように見え、驚きましたが、これはずっとフェミニズムが指摘してきたことですよね。

平山 その通りです。私が尊敬している岡野八代さんが『フェミニズムの政治学』(みすず書房)のなかで述べられていますが、女性が行ってきたケアは、赤ちゃんのように、自分の手がかからないと死んでしまう、生存できない存在に呼びかけられ、引き寄せられるように行われているものだと。そういう弱い存在をほうっておけない思いがある一方で、それとは別に、ケア役割を離れて「自分自身がしたいこと」も確かにあって、そこで引き裂かれる思いは女性の場合にももちろんあるでしょう。しかし、その「自分自身がしたいこと」を「そちらの方が生産性があるから」というふうにばかり女性が語るのかは疑問です。

――子どもとしか過ごす時間がない、友達に会えない、趣味を楽しめないといった意味で、自分の時間がないという母親のぼやきは聞きます。「男性性」というものは「自立」と「自律」を志向している、と平山さんが『介護する息子たち』で分析されていました。その分析をとおして考えると、家事、育児を「社会的生産性がない」と言えてしまうのかもしれません。外に出て働かないと意味がない、と。しかし、近代以降はその家庭内のケアを女性がほとんど担ってきたわけですよね。

平山 女性にケアを任せ、家庭でそのケアにどっぷり依存して生きながら、そういう依存は、男性にとって「自立」を脅かすものではなかった。「自立」した男性の基準は、しっかり働きに出ていることであり、その「しっかり働く」は、自分や家族へのケアを自分以外の人に任せることが前提となっています。そういう意味では、男性にとっての誇るべき「自立」の達成とは、ケアを押し付けることのできる特定の女性がいることだと言えるでしょう。私がインタビューした息子介護者の中に、象徴的な例がありました。彼は既婚者で、親と同居しているのですが、妻に「あなたたち親子の面倒を看る気はありません」と断言され、そのため自分が親の介護をせざるをえなくなりました。後から気づいたのですが、彼は自分に妻がいることを医師や看護師には黙っていた。要するに独身を装っていたんです。妻に反旗を翻されて、同居の親の介護どころか自分の世話もしてもらえないということ、身近に女性がいながら自分でケアをせざるをえないことが、男性にとっていかに恥ずかしいことなのかがよくわかります。

――以前ある男性が、育児をするために育休を取ったら周囲の男性から「尻に敷かれてるね」と言われた、というような話をされていました。

平山 ケアを押し付けられる女性がいて一人前、と信じているからこその揶揄ですよね。ただ、男性のケアのなかでも、妻に対する介護は少し違います。外国の研究でわかっていることなのですが、亭主関白な男性ほど、妻を介護する役割にうまく適応できる。なぜなら、介護を通して自分の妻を徹底的に自分の庇護のもとに置けるという意味では、今までと一貫して支配者の地位にいられるからなんです。でも、親や子どもに対するケアだと「妻にやらせること」が自分の支配を示すことになる。男性がケア役割を担う意味は「誰相手か?」で変わるんです。

――それは興味深い話ですね。こうした評価を吹っ切って、主体的にケアの現場に立てる男性が増えないと、どうにもなりませんよね。

男同士の傷の舐め合いを理解してあげる必要はない

平山 さっき「男性が変わりたくても『社会』がゆるしてくれない」という話をしましたが、私たちがふだん気にする「社会」とは、実のところ、自分の周りの人たちのことです。メディアなどで流れている情報を自分の周りの人と話し、肯定あるいは否定しあうことで、現実感をもって受け入れていくのです。ここでいう周りの人は、必ずしも顔の見える関係だけではなく、例えば自分が属するオンライン・コミュニティの、直接は会ったこともない「仲間」の場合もあるかもしれません。

――少し話は変わりますが、「社会から除外されている気がする」と感じるのは、周囲に理解されている、受け入れられているという感触がないときかもしれません。

平山 社会の影響は、周りの人を介して自分のもとに届くものだし、逆に、社会の影響を緩和してくれるのも周りの人です。自分が社会の「ふつう」とは外れる価値に従って生きていたとしても、その価値に賛同し合える相手、その価値を受け容れてくれる相手とつながっていれば、「ふつう」から外れることで感じる居心地の悪さは減るでしょう。

――先ほどの育児休暇をとった男性が仮に、会社で肩身がせまいから妻に育児をお願いしたい、と既存の男女役割に基づいたジェンダー観でケア役割を放棄するとしたら、そのとき犠牲になるのは、妻の、職場やキャリアといった社会でのいどころだったり、自分で自分の食い扶持をまかなう自由、ですよね。

平山 私は、子どものときから「男子サークル」に馴染めず、その意味では「ふつう」から外れて生きてきました。だから、外れた自分を認めてくれる相手を探し、そういう相手とつながりをもてるよう必死でしたし、今でも必死です。そういう私にとって不可解なのは、「男だってつらいんだよ」と口では言う一方で、「ふつう」から外れることを可能にする社会関係をつくる努力は特にする気がないように見える男性の姿です。「俺たち、変わりたくても変われないよね」「そうそう、つらいよね」と「生きづらさ」を確認しあうだけならば、結局のところ、変わる気なんてほとんどないこと、それゆえに現状維持に加担していることを免罪しあっているに過ぎません。その上、現状を変えられない(その実、変える気もない)ことに折り合いをつけるための方法が、パートナーである女性に対して「俺だって大変なんだ」「わかってくれ」と「理解を求める」ことならば、ジェンダー関係は絶望的なまでに変わりません。

――男性学が注目され、女性側から、その「生きづらさ」に理解を示す反応もあります。

平山 ケア役割を押し付けられながら、配慮や気遣いと結びついた「あるべき女性像」のもと、女性はそういう男性のあり方に「理解」を示すことを求められてきました。そして、そういう女性の「理解」に乗っかることで、冒頭で述べたような不平等は維持されてきたわけです。要するに、男性にとって「変わる」ことは、いつまでも二の次にしておける問題、解かなくても別に困らない問題だと思っていることが、あからさまなのです。ひるがえって、女性にとってジェンダーの「ふつう」と格闘することは、文字通りの死活問題です。「家庭こそが女性の居場所」という「ふつう」のもとでは、女性は自分の就労機会を奪われながら、稼得能力を伸ばす男性のために無償のケアを提供することになります。そして、もし男性の庇護から出て生活を試みれば、直ちに貧困の危機に直面する。それでは個人としてとても生きていけません。そして、このような困難が男性の変わらなさに由来しているというのに、それでも女性が男性の訴える「変われないつらさ」を理解し続けてあげなければいけない理由は、どこにあるのでしょうか。
(取材・構成/鈴木みのり)

「滝沢カレンは●●NG」テレビ局スタッフが明かす、藤田ニコルが“女性に好かれる女性タレント第2位”を獲得できた理由

 皆さん、ごきげんよう。アツこと、秘密のアツコちゃんです!

 18日放送の『★金曜★ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で“女性に好かれる女性タレント第2位”に選ばれたのは、1位の木下優樹菜ちゃんに次いで、なんと藤田ニコルちゃんでしたぁ。みんな、見てた? ニコルちゃんと同年代の女子たちからは「大好き! おしゃれなカリスマモデル」としてダントツの人気を誇っているけれど、アンケート対象者は18~50歳の一般女性100人。30代以降の女性たちからは支持されているのかな? とちょっと心配しながら見ていたの。でも、あらあら不思議。アラフォー女性たちからも「性格がナチュラル! 空気も読んでる」とのお褒めの言葉があって、ニコルちゃんも嬉しそうだったわ。

 今まで、あんまりニコルちゃんとは接点がなかったアツだけど、ここ最近、主婦のお友達から「にこるんって可愛いよね」とよく聞くようになったのよね。急にどうしたの~? なんて不思議に思っていたら、ハイハイ、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)効果だったみたい。お昼時に定食屋さんなんかに入るとテレビで『ヒルナンデス!』が流れてくることが多くて、主婦やお母さん世代だけじゃなくて、お父さん世代にも「にこるん? 知ってるよ。あんな娘がいたらいいな~」と評判も上々なのよ。

 世間の株は上がってるけど、 何となく実態が掴めなくて取材では恐る恐る突撃してみたんだけど、実際に間近で見るにこるんは思ったより背が高くて、スラリとしたスレンダー体型。JK時代の金髪から黒髪系にしたことも影響してるのか、真っ白なツヤピカお肌の「清楚な可愛いお嬢さん」。すごーく身構えていたのに、ちょっと拍子抜けしちゃったわ。「オバチャンには興味ないわ」って感じで高圧的に向かってくると思いきや、ニコニコにこるんは「はじめまして、こんにちは!」と爽やかにご挨拶してくれて、ホント調子狂っちゃったわよ!

 早速、「意外にも中高年層からの人気もあるよ」と伝えたところ、「さすが『ヒルナンデス!』というか、街でも今はいろんな人に声をかけてもらうんです。今まで私のことなんか全然知らなかった世代の人たちから『番組、見てるわよ。頑張って!』と言ってもらえるようになって、自分でもびっくりしました。すごく嬉しかった」と大感激していたの。

 あら、ヤダ! かなりイイ子じゃない? と、すっかり魅了されて根掘り葉掘り聞いてみると、「生放送だから『ヒルナンデス!』の時は、言葉使いには気をつけるようになりました。取り返しのつかないことになっちゃうし。それに私の担当は月曜日なんで、月曜日って仕事や学校が始まる週の始まりの日でちょっとだるかったりするでしょ? そんな気持ちを少しでも明るくできるようになれればいいなって。元気なにこるんを見て、午後からもお仕事や授業を頑張ってもらいたいな」って、ホントちゃんと空気も読めるし、わかってるよね~!

 何かもっと生意気なタメ口でしゃべるのかな、なんて想像していたんだけど、とんでもない。どの番組でもそうらしいのだけど「たまに毒舌にもなっちゃうけど、見てくれてる人たちの気持ちになって」きちんとコメントしてるんだって。「あんまり言葉を知らないから、それなりに勉強したり。とりあえずママとの約束もあって、通信制だったけど高校は死ぬ気で行ってました。高校を卒業してから少し自分の時間が増えたから、その時間は全部、自分のために使うことにしています」とのことで、たとえば「ジムに行って体を鍛えたり、美容院に行って髪の毛をケアしたり、エステに行ったり。ネイルにも行くし、美に関しては昔より気合いが入ってるかも。でも外見だけじゃダメだから、内面も成長させていかなくちゃって思ってるんです」と健気なお答え。

 体を鍛えるにしてもストイックで、細い体なのにガンガン鍛えちゃうんですって。もしや加減を知らないの~? 最近のモデルちゃんで言えば、滝沢カレンちゃんなんかもジムで本格的に体を鍛えてるしね。バレエをやっていたから基礎はできているんだろうけど、カレンちゃんもあの「オトボケ発言」の裏では、地道に努力をしているのよ。ちょっと見る目を変えなくちゃと反省よ。

 テレビ局のスタッフに聞いても「カレンちゃんは天然のすっとぼけキャラで、明石家さんまさんが番組に呼んでから一気にブレイクしたもんね。作り物じゃないから、どんな答えが返ってくるか一切読めないし、さんまさんじゃなきゃ回せないよ。スタッフもついつい腹抱えて笑っちゃう」そう。でも、その天然さが災いして「さすがに生放送で使うのはちょっと怖い」らしいの。

 その点、にこるんは「たまに危ない時もあるけど、ちゃんと生放送対応もできるし、どんなバラエティーでも自然体の面白さを出してくる。わざとらしい言動は視聴者がすぐ見抜くからね。ワイプ芸も大袈裟じゃなくて、VTRがつまらない時はつまらなそうな顔して見ているし。正直な反応が、結果、好感度を上げてるんだと思う」とスタッフは分析していたわ。

 そういえばにこるんの親友のみちょぱこと池田美優ちゃんも、スタッフによると「モデルの先輩たちにも可愛がられてるし、ギャルっぽい外見とは裏腹にちゃんと敬語も使えるんだよ。みちょぱもにこるんも、カレンちゃんも、オバカキャラだけじゃなくて、しっかりした意志を持ってるから、人間的にもスタッフから好かれてるよ」とのこと。みんな努力家なのよね!

 にこるんとみちょぱは、大喧嘩をしてから「大親友になった」という大逆転があったって聞いてたから、勝ち気全開なのかと思っていたの。でも、にこるんったら「番組が終わってからエゴサーチとかするんだけど、いろんなこと言われて。昔はよくそれで2人で泣いたり落ち込んだりしたけど、今は冷静に見れるようになった。いろいろな意見があっていいし、参考になることも多いし」って言っててね。なんて頑張り屋さんなの。もうすっかり大ファンよ! 簡単な私を許してね(笑)。

 画面からじゃわからなかった彼女たちのステキな素顔。ちゃんと会って聞いてみるものよね~! みんなモデルさんという職業柄、衣装にももちろんこだわっていて「流行はある程度、追う。でも基本は自分の着たいもの、好きなものが中心。みんなにマネしてもらいたいし、テレビは清潔感が大事だから、あんまり奇抜なものは着ないかも~。共演者の人たちと色が被ってしまう時もあるから、いつも何着か持っていくの。明るい色のものが多い」とか。うんうん、気遣いもできる良い子だわ。

 高校を卒業してJKブランド゛がなくなってどーするのかしら? なんて勝手に意地悪目線で心配していたんだけど、こんなにキラキラしたにこるんビームを浴びて、目からウロコよ。まぁ、アツ的には深夜に放送している『恋んトス☆』(TBS系)でのにこるんの“冷静な毒舌”も大好きなんだけど、主婦に人気の清楚系にこるんもイイよね。『ヒルナンデス!』は水ト麻美アナウンサーの卒業で心配していたけど、にこるんがいれば大丈夫かな。これからは偏見なしに、ちゃんと心して番組を見させていただきますっ!

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