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口移しで風俗嬢にクスリを吸引させた清水良太郎――密室で「キメセク」を強要する悪質な風俗客

 10月12日、覚せい剤取締法違反(使用)の容疑で逮捕された清水良太郎容疑者(29)。17日には、父・清水アキラ(63)が設立した芸能事務所・清水エージェンシーを解雇処分されている。清水容疑者は今年2月に違法賭博疑惑を報じられ、芸能活動を休止。6月に復帰したばかりだった。

 清水容疑者は、10日に東京・池袋のラブホテルで派遣型ヘルス(デリヘル)を利用。派遣された風俗嬢の女性が「男に薬物を飲まさせた」と通報し、逮捕に繋がった。清水容疑者は女性に無理矢理薬物を飲ませて“キメセク”を行おうとした、という見方が強い。

 20日発売の「フライデー」(講談社)には、清水容疑者を警察に通報した風俗嬢の女性のインタビューが掲載されている。風俗嬢の愛さん(仮名/30代)は、同誌の取材に対し、清水容疑者からキメセクを提案されたこと、そして無理矢理クスリを飲まされそうになったことを明かしている。

 清水容疑者は逮捕された日、「ハヤミ」という名前でデリヘル店を利用。11時半から2時間のコースを予約していた。愛さんが派遣された部屋に入ると、すでに興奮している清水容疑者の姿が。自分で持ち込んだ電マを局部に当てて遊んでいたようだ。そして、会うなり、“即尺(フェラ)”を要求してきたという。

 愛さんはインタビューで、清水容疑者から「クスリをキメて、セックスしよう」とキメセクを提案されたこと、プレイ中に清水容疑者が専用のパイプで薬物を吸引しはじめたこと、そして無理矢理、薬物を吸わせようとしてきたことを明かしている。清水容疑者は、愛さんの鼻の穴を塞ぎ、口移しで煙をいれてきたという。愛さんは「文句を言うと何をされるかわからないので、『やめてよ~』と冗談っぽく返すのが精一杯」だった。清水容疑者は結局ひとりでクスリを吸引し、興奮度が高まった状態で電マを局部に押し付け、「あ~、超気持ちイイ!」と叫びながら絶頂に至った――。

 密室で知らない男にクスリを強要されるというのは、あまりにも恐ろしすぎる出来事。愛さんも「いま考えても、恐怖で身がすくみます」と当時を振り返っていた。派遣型風俗は、客の自宅や指定されたホテルに嬢が派遣されるシステム。そのため、店舗型風俗と違って、店の監視が届きにくい。都内のデリヘル店に勤めるA子さんは、「何かトラブルがあったら、店に電話するように」と言われているそうだ。しかし、実際トラブルが起きた場合、すぐさまスタッフが現場に向かうことは難しいだろう。愛さんも終了時間ギリギリまで耐え、逃げるようにホテルを出たと話している。

 実際、彼女のように、客にクスリを強要された風俗嬢はいるのだろうか――。風俗では該当する女性を見つけることはできなかったが、男性同性愛者やバイセクシャルを接客する「売り専」に務めていた男性が、「クスリをキメている客に何度も遭遇していた」と話す。

「部屋に入った瞬間、クスリの匂いがするんですよ。形容し難い独特な匂いです。ハーブだったり、危険ドラッグの『ラッシュ』が多かったですね。ある客は2時間で6回は吸引していました。クスリをキメた客って、尋常ではないんですよ。喘ぎ方もスゴいし、痛覚が鈍っているのか、強めにフィストファックしても悦んでいました。幸いにも僕はクスリを強要されることはありませんでしたが、知り合いの元ボーイは無理矢理キメられたらしいと聞きました。これは風俗と違って客の人口が圧倒的に少ない売り専特有なのかもしれませんが、クスリをキメた客にはちょいちょい遭遇していましたよ。店側も『絶対怪しい』と思った客にはボーイを派遣しないようにしていましたが」

 風俗嬢と売り専とでは、状況がかなり異なるが、男対男であっても、密室にクスリをキメた男がいるというのは、恐怖を覚えることだろう。そういうリスクもあるから、高額の収入を得ることができる……という言葉では片付けられない問題だ。

清水良太郎よりお騒がせ!?  謹慎2年間、保釈金300万円……“薬物で逮捕された”意外な芸能人

 10月11日に覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された、ものまねタレント・清水アキラの息子でタレントの清水良太郎。9月末に放送された番組で良太郎と共演した歌手の美川憲一は、14日に急遽会見を開き「バカヤロー! そう言いたいわ」と厳しく批判した。美川自身もかつて大麻取締法違反で逮捕された経験が二度あるが、和田アキ子が美川の逮捕について「忘れちゃっていいこと」と発言するほど、その後の美川は芸能界で活躍している。このように、薬物絡みで逮捕されたものの、現在は誘惑を断ち切り、何事もなかったかのように活動している芸能人は意外と多い。

「18日に放送された『良かれと思って!』(フジテレビ系)で二度目の離婚を発表したいしだ壱成も、薬物所持で逮捕経験があります。2001年に大麻とLSD所持で逮捕され、執行猶予付きの有罪判決が出ました。当時は舞台出演も決まっていたのですが、もちろん降板となり、芸能活動も休止しています。2年間の謹慎を経て、03年に俳優に復帰後、薬物でニュースになることはなかったものの、09年には二股交際が発覚。所属事務所は“交際は事実”と認めて壱成を解雇しました。解雇後は中国に渡ってエキストラとして活動し、中国歴史大河ドラマには孔子の愛弟子・顔回(がんかい)役として出演。11年以降は日本の舞台にも復帰して、現在はバラエティ番組でも見かけるようになりました」(芸能ライター)

 さらに、歌手でタレントの研ナオコも、大麻取締法違反容疑で逮捕されたことがある。

「研が逮捕された1977年は、芸能界の麻薬汚染が注目された年で、井上陽水、内田裕也、にしきのあきら(現・錦野旦)、そして美川などのアーティストが逮捕されました。研は起訴猶予処分となり、芸能活動を半年間にわたり自粛。復帰してからはバラエティ番組などで活躍し、その後、薬物で世間を賑わせることはなかったのですが、11年に自身のツイッターで『スイマセン、わたくし逮捕された事は一度もありません』とつぶやき、『ん? 逮捕はされたんじゃないの?』『逮捕と起訴は違うんだが』と話題になりました」(同)

 ほかにもシンガーソングライター・槇原敬之も薬物で逮捕されて世間を賑わせている。

「槇原は、99年8月に自宅のペンケースから1グラムの覚せい剤が見つかって現行犯逮捕されました。逮捕後1カ月ほど勾留された槇原は、保釈金300万円を支払って保釈され、その後、懲役1年6カ月・執行猶予3年の有罪判決を受けています。判決からおよそ1年後の00年11月にはアルバム『太陽』をリリースして活動を再開。槇原が作詞・作曲を手掛け、03年にリリースされたSMAPの『世界に一つだけの花』は、いまや高校生の音楽の教科書に載るほどの楽曲になりました」(同)

 今年5月には、元KAT-TUNの田中聖が大麻所持容疑で逮捕され、後に不起訴処分になった事件がニュースを騒がせた。逮捕後も活躍している芸能人は多いものの、そもそも薬物には手を出さないでほしいものだ。

ブームから10年、今こそ「ケータイ小説」の話をしよう。

 「ケータイ小説は生きているぞ」と言いたいがためだけにこの記事を書いたら、連載のはこびとなった。というわけで引き続き、ケータイ小説をめぐるあれこれについて書いていきたい。まったくもって大衆向けでなさそうなこんなテーマの連載を、快くひきうけてくれたWEZZYは奇特なメディアである。

 それにしても、2017年の今更ケータイ小説。ブームのころならいざ知らず、ミリオンヒットの出なくなった今になってそんな話をしてどうするの、何があるのそんなところに、と疑問に思う方もいるかもしれない。うむ、いったい何があるんでしょうね。この連載は、それを考える連載でもある。すでにわかっていることを書いてもつまらないですし。

 さっき「今更」と書いたけど、実のところ、私自身はまったくもって「今更」だなんて思っていない。「ケータイ小説はオワコンだ」と思われているらしい今。今こそがむしろ機の熟しどき、語りどきなんじゃないかとひねくれものの私は考える。

読めますか?たった10年で消滅寸前の「ギャル文字」「ケータイ小説」を改めて味わう

 これは本年7月にアップされた記事(ネット番組の書き起こし)だ。この中でケータイ小説は、「消滅寸前」「風前の灯」という扱い。しかも「かつてのケータイ小説」を語っているのは、ブームの頃にケータイ小説の評論本を書いた、ベテランの文筆家。私が「そろそろケータイ小説について何か書くか」と本気で思ったのは、この記事を見たときであった。

 ブームが遠い昔の出来事とされ、「ケータイ小説なんてものもあったね昔」と「大人たち」が言い合っている今、まさに地方の書店では、コンスタントにケータイ小説文庫が売れ続けている。ケータイ小説投稿サイトにも、新作が生まれ続けている。この辺のことは、前の記事に書いた。

 たしかにもうミリオンヒットは出ない。映画化だの、TVドラマ化だのといった派手な展開もない。「ダ・ヴィンチ」で新作が紹介されることもない。ライトノベルのように、新刊紹介ブログが盛況になるジャンルでもない。でも確実に大勢の女性が、今も日常の中で、ケータイ小説を楽しんでいる。そのことを、10年以上ケータイ小説を眺め続けてきた私はよく知っているのだ。

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 NAVERまとめやスマートニュースでは追えない世界だからこそ、私はケータイ小説が気になってしょうがない。だってケータイ小説は、その向こうにいる大勢の女性たちのニーズを、確実に満たし続けてきた存在なのだ。最大手ケータイ小説投稿サイト「魔法のiらんど」の会員数は250万人。そのうちどれくらいが小説に対してアクティブなユーザーかはわからないが、半分以下だったとしても、100万人くらいがケータイ小説市場に参加していることになる。スマホを持たない小・中学生などが書店で直接書籍を手に取ることも多いだろうから、サイト会員だけがケータイ小説読者というわけでもないだろう。さて、これをとるにたらない小さな世界と見るか、大きな世界と見るか。

 結論から言えば、私はこれを「大きい。少なくとも小さいとは言えない。10代の若年層が読者に多いことをふまえても、その影響を過小評価はできない」と見ている。が、これを人に言って、共感してもらえることはほとんどなかった。というよりも、前の記事にも書いた通り、そもそもケータイ小説がまだ存在していること自体、あまり知られていないのだ。

 この数年、いろんなメディアの編集者にケータイ小説の話をしてきたが、「え、まだあるんですかアレ」と言われなかったことがない。情報産業のメインストリームに関わる人たちでさえケータイ小説の存在に気づかないということは、その向こうにいる、大勢の女性たちのニーズもまた気づかれにくいものである、ということになりはしないだろうか。そしてそれは、あまりいいことではない気が個人的にしている。

 振り返れば、ブーム真っ只中の頃だって、「彼女たちのニーズ」というものが、本当に読み解かれたようには思えなかった。ものを語る立場の大人たちは、多くがケータイ小説の「浅はか」な内容に顔をしかめたし、自分自身の「理解できなさ」をもてあましていた……ように、少なくとも私には見えた。

 もちろん、当時出版されたケータイ小説の分析本・評論の多くは、「まっとう」な内容だった。単にケータイ小説を罵倒して終わるような、そんな志の低い本は私の記憶にはない。それぞれの書き手が、それぞれの誠意と知性をもって、ケータイ小説という現象を理解しようとした。それは確かである。しかしそこにしかない異様な力、あるいは切実さといったものに本当に迫るような、そういう分析に私は巡り合えなかった。物足りない、といつも思っていたのだ。それは多分多くの分析が、「自分には理解しがたいが……」という前置きを、つまり「あちら側」に対しての絶対的な線引きを必要としていたからだったと思う。「他人事として語られているケータイ小説」に、私個人はあまり興味がなかったのだ。

 そして当時、ケータイ小説に対して悪感情が発生することは、いわば「まっとうな大人にとっては当然のこと」として受け止められていた。評論家の中にも「内容に我慢できなくて本を壁に投げつけた」と著書に書く人がいたし、『恋空』(2006)のAmazonレビュー欄なんてすさまじいことになっていた。

 そう、覚えている方もいるだろうか。かつて『恋空』のAmazonレビュー欄が、2ちゃんねらーたちの遊び場になっていたことがあるのだ。単純にボロクソな批判を書き込むユーザーだけでなく、「縦読み」と呼ばれる、文章を縦に読むと別の言葉が現れるようにする手法を用いて、遊び半分で罵詈雑言を書き込むユーザーもあとを絶たなかった。

 これらは全て、「ケータイ小説(そしてその書き手・読み手)なんて、所詮まともに扱う必要のない存在だ」という意識に基づいてはいなかっただろうか?

 ネット上で10年前に起きたことなんて、太古の昔の物語に近い。しかし、かつて大人たちから(大人といえない年齢の人々もいただろうが)そこまでの過剰反応を引き出したコンテンツ群が、「ケータイ小説は、地方のヤンキー女子だけが読む、極めて特殊な読み物だ」というくくられ方ひとつで忘却の彼方に追いやられてしまったことに、執念深い私はいまだ納得がいっていなかったりする。

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 実をいえば私も最初は、『DeepLove』(2002)を「浅はか」だと思い、嫌悪感をむき出しにした一人だったのである。はっきり気色悪いと思ったし、「これに熱狂する人々」のことが理解できなかった。しかしだからこそ、気になって類似コンテンツを読み続けた。そして数年も読むうちに——ちょうど『恋空』ブームが起きる頃には、「これを理解したくない自分、理解できないものであってほしいと思っている自分」に向き合わざるを得なくなった。

 そうだ。理解したくなかったのだ。これについてよく考えたくないのだ、私は。

 それに気づいてからだ。ケータイ小説のことを、「自分ごと」として考えられるようになったのは。

 ケータイ小説を、私は浅はかだと感じる。その理由はたとえば、「セックスや病気や死が軽々しく扱われている」からだ。でも、じゃあどこからが「軽い扱い」で、どこからが「重い扱い」なのだろう? 何より、なぜ他ならぬ「私」は、「セックスや病気や死が軽々しく扱われている物語」が許せないんだろう? 許せない「私」と、それを愛する「彼女たち」の間には何が横たわっているんだろう?

 あまりにもたくさんの疑問があった。それをひとつひとつ考えるのに忙しくて、気づけば『恋空』ブームから10年も経ってしまっていたではないか。基本的に、長々とものを考える方なのである。

 しかしそのおかげで、「ケータイ小説と自分の関係」については、ひととおり考えをめぐらせ終わっている。私は何の専門家でもないライターだけれども、どんな評論家よりも、ケータイ小説との個人的な付き合いは長い(たぶん)。「線引き」をせずに何年もかけて作り上げた、この「ケータイ小説を見る自分」という土台の上に立ち、私は改めてケータイ小説の世界を見ていこうと思う。

 けっこう広いのだ。そして、けっこういろんなものがあるのだ。キュレーションメディアが拾ってくれない情報、Amazonレビューには上がってこない声、Instagramではアップされない光景を見に、ちょっくらあっちの方まで一緒に行きましょう。

※スマホが普及した2017年現在、ケータイ小説は、厳密には「ケータイ」小説ではなく、単に「WEB小説」の一端である。以前取材で話したケータイ小説編集者も、「あえて『ケータイ小説』という呼称を使うことはほとんどない」と話していた。しかし「魔法のiらんど」や「野いちご」といった大手サイトがあきらかにケータイ小説時代の独特なフォーマットを踏襲し続けていること、読者の間ではSNS上などを中心に、まだ根強く「ケータイ小説」という呼称が使われていることなどから、本連載でも基本的に「ケータイ小説」の語を用い続けていく。

Hey!Say!JUMP・知念侑李と乃木坂46・北野日奈子が交際中? 裏垢告発DM流出で両者ファンに激震!!

 Hey! Say! JUMPの知念侑李(23)と、乃木坂46の人気メンバー北野日奈子(21)が交際していると告発する文章がネット上に流出して大騒動になっている。

 流出した情報は、北野の友人が送ったダイレクトメールのスクリーンショットで、「突然DM失礼します。乃木坂46の北野日奈子の友達なのですが、最近平成ジャンプの知念くんと付き合いだし、裏垢を作ったり同じ乃木坂メンバーの齋藤飛鳥の悪口を言ったり調子に乗っているので晒してほしいです。裏垢のFFに他のJUMPメンバーらしき人もいたので、結構繋がっていると思います」と書かれている。

 告発者がメッセージとともに添付した北野の裏Twitterアカウントと思われるスクリーンショットには、「また皆でご飯行こ 全国の知念担ごめんなさいwww」と知念ファンを煽る発言や、「飛鳥、加入した時は優しかったのに選抜といる時間多くなって何であんなに見下す感じなの めっちゃうざい」と乃木坂46のセンター常連者・齋藤飛鳥(19)の陰口などが書かれている。

 この流出にはどちらのファンも悲しみを浮かべており、知念ファンは「ごめんなさいとか喧嘩売ってんなこいつ。北野日奈子って誰だよクソ」「北野? 誰それ? こんなブスと知念ちゃんを一緒にすんな」、北野ファンは「きぃちゃんマジかよ。ショックでご飯食べられない」「きぃちゃん嘘でしょ。メンバーの悪口とか最低じゃないか」と声をあげている。

 一方で流出画像が作り物・意図的なデマだという説もある。Twitterのアカウントはいくらでも作ることが可能であり、流出画像には本人だと確定できる情報も一切ないためだ。「さすがにガセでしょ」「この2人が付き合ってたら文春がスクープしてるはず」「書き方がヲタ丸出し」「本当か嘘かわからない情報で騒ぐなんてばかばかしい」といった冷静な意見も多数だ。

 ちなみに北野は、今年8月あたりからライブを欠席するなど体調不良が続いており、9月17日のブログでは「しばらくは皆さんの思いや期待にこたえられない状況が出てきてしまうと思います」と長期療養を示唆していた。

 しかし「乃木坂46 アンダーライブ全国ツアー2017」の「~九州シリーズ~」10月18日公演で久々にステージ復帰を果たしている。ライブレポートを投稿しているファンによると、北野は復帰の挨拶の中でやる気に満ち溢れた言葉を発していたそうだ。

 ファンにとってはガセだと信じたい情報だが、以前、同じく乃木坂46の齋藤飛鳥(19)の裏アカウントが流出した際には、同グループの2期性はジャニーズ目当てが多いと書かれていた。北野は奇しくも2期性で、その上、以前はジャニーズJr.の松田元太(18)の自撮り画像に、乃木坂46の星野みなみ(19)、堀未央奈(21)らとともに映っていた疑惑もある。さらに、他AKBグループメンバーとジャニーズタレントのスキャンダルが相次いでいることも、今回の交際疑惑の信憑性を高める。果たして真相は……。

(ゼップ)

清水良太郎のキメセク事件――“強要されて使用”した側も「使用罪は成立する」理由

 ものまねタレント・清水アキラの三男でタレントの清水良太郎が、10月11日、覚せい剤取締法違反(使用)で逮捕された。10日、風俗嬢が良太郎から「薬物を飲まされた」と110番通報し、良太郎の尿から覚せい剤の陽性反応が出たため、11日に逮捕。当初は容疑を否認していたものの翌12日に認めたという。

 今回の事件で、風俗嬢は違法薬物を“強要された”身となる。20日発売の「フライデー」(講談社)では、この女性が誌面に登場して、「『クスリをキメて、セックスしようよ』と誘ってきた」「彼がガラスパイプを私の口に近づけて、『吸って』と要求してきました。今度は私の鼻の穴を指で塞いで、キスするように直接口で煙を入れてきたんです」「文句を言うと何をされるかわからないので、『やめてよ~』と冗談っぽく返すのが精一杯でした」などと事件の様子を明かしており、「違法薬物を強要され、断ると逆上されるのが怖く、結果的に使用した形となった」という状況が浮き彫りになった。

 こういったケースでは、強要された側も罪に問われてしまうのだろうか。一般人にも起こらないとは限らない事態だが、弁護士法人ALG&Associatesの山岸純弁護士に話を聞くと、意外な回答が返ってきた。

「完全に抵抗できない状態で覚せい剤を吸引させられた、という状況ではない限り『覚せい剤使用罪』は成立します。『強要された』程度では、断ることができる意思を押し通せる可能性があった以上、使用罪は成立します。罪を免れることはできません」

 この「完全に抵抗できない状態」というのは、具体的には、「『寝ている間に』や、『応じないと殺される程度の脅迫・暴行によって』という程度の立証が必要です」(山岸氏)だそうだ。確かに、自ら使用していたとしても、「強要された」と嘘を吐いて罪を免れようとするケースも考えられるだけに、その立証は厳しいのかもしれない。

 一方で、良太郎のように、覚せい剤を自分が使用するだけでなく、他人に強要した場合は、「他人に覚せい剤を使用することも、1つの『覚せい剤使用罪』が成立します」(同)とのこと。したがって、良太郎のような場合は、「自分が使った罪と、他人に使った罪と、2つの『覚せい剤使用罪』が成立するので、法定刑は、通常の『10年以下の懲役』から、併合罪により『15年以下の懲役』となります。つまり、最大で15年の懲役もあり得るということですが、初犯なら、まずありません」(同)。ちなみに良太郎の場合「おそらく、『1年6月の懲役、執行猶予3年』程度の判決が言い渡されるでしょう」(同)という。

 覚せい剤使用を“強要”された側も罪に問われるというだけに、日常生活の中でそのような状況に決して出くわさないよう、十二分に気をつけたいものだ。

ワインスタインの性的暴行を「女優が誘う枕営業もあるのに」と軽んじる『バイキング』の異常と、バラエティ番組のエンタメ的売春消費について

 映画プロデューサーとして数々の作品でアカデミー賞を受賞しているハーヴェイ・ワインスタイン氏が、複数の女優・モデルから、過去の性的暴行を告発された事件。事態は日々展開をみせ、10月12日にはアカデミー賞を運営する映画芸術科学アカデミーがワインスタイン氏を追放するという重い処分を下すに至った。

 日本でも連日取り上げられているワインスタイン事件だが、10月18日に放送された『バイキング』(フジテレビ系)は、性的暴行がまるで、エンタメの中で消費される数ある話題の中のひとつでしかないような軽々しい扱いをしていた。

女性が主体的に「枕営業」しているというスタンス

 コーナー冒頭で事件の経緯について紹介したのち、番組の司会を務める坂上忍が「ワインスタインさんがやったことは確かに悪いことなんですけど、逆もありでしょう、女優さんのほうから実力者に」と、ゲストの梅沢富美男に話を振る。すると梅沢は、「枕営業なんて言葉がね、飛び交っているからね。こんなことは昔からじゃないの。私、言っていいなら喋るけど。こんなことやっているやつはいっぱいいるよ。気をつけろ、本当、テレビ局も映画監督も」と話し、さらに坂上は「(ワインスタイン)本人はあれは全部合意なんだとおっしゃっていますよね。じゃあ合意の部分も善(?)なんですか? 女優からいったパターンもあるんじゃないですか? って考えられなくもないって思うんですけどね」と続ける。

 ワインスタイン氏による性的暴行の問題よりも先に、女優による「枕営業」の話題を持ちかける坂上。この「枕営業」を話題の中心に置こうとするスタンスは、本コーナーの中で繰り返される。

 また、松嶋尚美は「自分から枕営業して、この人(ワインスタイン)が受け入れたら犯罪じゃないと思う。この人は、女の人関係だけがだらしないわけじゃなくて、偉そうさも敵を作っていそうっていうか。本当に人がいいだけでここだけが悪いポイントだったら、アカデミー運営団体から、(追放という重い処分は)出されないんじゃないか。人間性全部が傲慢(だったんじゃないか)。こいつさえ落とせば自分がトップに立てるって思ってる人ばっかりの中でやってるのに、もうちょっとさ……」と性的暴行の問題性を軽んじるような発言をしている。さらに、坂上から「うまいやりかたがあったんじゃないの、みたいな?」と聞かれれば、松嶋は「そう、口の固い……」と、梅沢は「口の固くて、ケツの軽い女?」と返してもいた(発言者不明だがゲスト出演者の誰かが「一番いい(女)」という発言もしている)。

 梅沢は、ワインスタイン氏が自身の権力を使ってモデルをホテルの一室に誘い込もうとする手口を記録した音声が流れたあとに、「モデルをナンパしたことが失敗だよな。モデルさんって、(自分が)女優さんって意識が遠いから」とまで言ってのけていた。ワインスタイン氏の手口がより巧妙であれば、この問題は発覚しなかったし、それでよかった、とでも思っているのだろうか。

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坂上忍の二枚舌

 このコーナーは、映画芸術科学アカデミーによる「この業界で性的搾取やセクハラ行為に対し見て見ぬふりをする時代はもう終わった」という表明に対し、坂上が「もっと早く終わらせることができなかったのかしらと思ってしまいますけれども」と述べて締められていた。いったいどの口が言うか、というのがここまでみた読者の率直な感想なのではないだろうか。

 性的暴行は、実際に起きている件数に比べて、警察に届けられる件数が少なく暗数が多いと言われる。被害者が「あなたにもその気があったんじゃないか」「勘違いさせるようなことをしたのでは」と見られたり、被害者自身も「自分に落ち度があったのではないか」などと思ってしまい、届け出をしたり告発をしたりすることが困難なためだ。

 だからこそワインスタイン事件のはじめに告発した勇気ある女優らは賞賛されたのだし、それによってワインスタイン氏から性的暴行を受けた女性たちが声を上げることができるようになった。

 坂上はコーナーの中でこんな発言もした。

「意外だったのが、アメリカってもっとちゃんとバンバン主張していくのかなって思っていたら、30年もぐっと我慢していることにびっくりした」

「許されることじゃないと思う。ここまでおおっぴらになっていたなら、スタッフも相当知っている人がいたと思う。口を閉じていたのは同じように罪が重い」

 まるで性的暴行よりも「枕営業」に関心を寄せているような坂上らの態度こそ、被害者が事件を届け出することの出来ない状況を作り出している。それにもかかわらず、なぜこうした発言が出来るのか。我慢させ、口を閉ざさせているのも、他でもない坂上ら“業界内の人間”である。

管理売春と何が違うのか

 性的暴行を軽んじることだけが問題ではないだろう。そもそも日本のゴシップ誌やバラエティ番組での「枕営業」の扱われ方自体、ずっと「したたかな女が、自らの意思で肉体を売り、権力ある男を利用する」イメージを伴い、性暴力や犯罪ではなくエンタメネタのひとつとみなされてきた。

 バラエティでの「枕営業」は鉄板のネタのひとつだ。例えば、グラビアアイドルの森下悠里は、今年7月に放送された『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京)で、「一部で未だに枕営業がある。(相手は)決定権のある偉い方」と発言、自身も過去に何度か枕営業のオファーを受けたことがあるとも述べている。森下に限らず、グラドルや女優などが枕営業の存在を匂わせるような発言は、バラエティ番組やワイドショーなどで定期的に見られるものだ。中には、マネージャーによって指示されたホテルに行くと、プロデューサーが待っていた、という話もある。

 実際にそのような現場に遭遇すれば恐怖を覚える女性が少なくないはずだが、しかしその「恐怖」は、ないことのようにされている。力ずくでの強姦ではなく、その状況に対峙した女性が従わざるを得なくなり、「枕営業」に応じたならば、それは「合意」であり強制ではないと認識される。物理的な殴る蹴るの暴力はなくとも、従わなければ収入を失うとか仕事をクビになるとか悪いうわさを流されるといった脅しがかけられている可能性がある以上、その性行為は笑い話にはならず文字通り「ヤバイ話」のはずだが、番組上ではそうはならない。

 枕営業が取り上げられる際には、たいがい「芸能界の闇!」といったエンタメ的消費であったり、あるいは発言者の性的魅力をアピールするかのような演出がなされる。しかし実際に「枕営業」が行われているのだとしたら、それはその業界が抱えている問題であり、ワインスタイン氏のような横暴が業界内で許されている/許されかねない、ということになる。マネージャーや事務所による指示であれば、それは違法とされている管理売春となにが違うというのだろうか。

 性的暴行はもちろん、枕営業もまた、『バイキング』のような取り上げ方で、エンタメ的消費を行っていいものではない。ワインスタイン氏の性的暴行を告発をした女優たちの勇気ある行動を無下にする『バイキング』でのワンコーナーは、ワインスタイン氏と同じように罪が重い。
(wezzy編集部)

セックスでスムーズに挿入するための注意点は?「挿入直後は動かない」がコツ

 彼とはじめてのセックスでは、裸を見せるだけでもド緊張なのに「ペニスを挿入」という未知の世界に飛び込むわけですから、相手の男性にはたっぷりの前戯で、膣の中を愛液で濡れた状態にしてもらうことが大前提です。自然に濡れただけじゃなく、指を2本挿入できるように膣をほぐしておくことも忘れないでください。

▼初めてのセックスで「ペニスが入らない!」 前戯でどうすればよかったの?

挿入までの女性側の心得

 前戯や膣ほぐしは、セックスするなら男性が女性に対して必ずしてほしい行為ですが、少しでもスムーズに挿入するために、女性自身がしておいたほうがいいことはあるのか? と考えてみました。

◆深呼吸

 緊張する場面の時を思い出してください。息を止めてしまっていることも多いはず。息を止めていることは、カラダがこわばってしまう要因です。<鼻から吸って、5秒止めて、ゆっくりと口から吐く>。これだけでリラックス効果が高くなり、カラダの力も抜けるので、是非試してください。

◆足を閉じないで!

 覚悟はしていたものの、実際に彼の目の前で両脚を広げるって……戸惑いと恥ずかしさMAXですよね。恥ずかしさのあまり、無意識に足が閉じてしまっているかもしれません。足を広げることで膣口も開くと想像してください。反対に足を閉じている時は、小陰唇(ビラビラ部分)の周りや大陰唇が膣の入り口を塞いでしまうことになります。この状態で無理矢理ペニスを挿入しようとしたら? 痛いに決まってます!!!

 足の裏の位置は、肩幅より広げるといいと思います。「どうしても恥ずかしい!」という時の改善策は……両脚は広げつつ、挿入直前まで手で膣を隠すようにしてみてはどうでしょう。丸見えよりも少しは気持ちが落ち着くはずです。とはいえ膣口をちゃんと確認しながら挿入してもらわないと位置がズレてしまうので、そこは恥じらい我慢で。

挿入後に痛みを感じる理由は

 ある程度リラックスをして、膣が濡れている状態で指も入った、でもチンコはなかなか入りづらい……という場合、ほかに考えられる原因はなんでしょう。

◆挿入する角度~斜め下から斜め上へ~

 相手の男性も人生ではじめてのセックスである場合や、女性経験が少ない場合に見られることですが、挿入する際の【角度】が間違っていることが原因かもしれません。「挿入」を、真っ直ぐ挿入して突き進む! と誤解している方もいるでしょうが、実際には、斜め下から斜め上へ……という挿入方法がスムーズなんですよね。角度、大事です。

◆膣の位置

 それでも正常位で挿入することが難しい(入らない・痛い)場合は、もしかしたら、膣の位置が「下付き」なのかもしれません。これはおかしいことではないので、心配はいりませんよ~! 女性の膣の形が十人十色であるように、膣の位置も個人差あるんです。クリのある前寄りの方、アナル(肛門)寄りの方と様々です。今度、気持ちいいセックスをするためにも、自分の膣の位置を調べてみましょ。

▼セックスで痛みを感じるのは、膣の位置が関係? 性交痛の軽減と対策を考える

 だからといって、はじめての時に違う体位に挑むのは不安だと思います。もし下付きなら、お尻を持ち上げるように腰の下に薄めのクッションや枕を敷いてみてください。自然と穴の位置が上がることで挿入しやすくなります。

挿入したら、ドントムーブ!

 挿入してから痛みを感じる一番の原因は、男性のピストン運動です。AV作品やエロ漫画のように、挿入直後に前後にズンズン出し入れする男性もいると思いますが、基本的にはゆっくりと動かすようにするべきです。

 膣の中の性感帯によって刺激方法は変わってくると思いますが、ペニスの出し入れに慣れていない膣内なら、激しいピストンは苦痛になってしまいます。愛液で濡れた状態で挿入しても、男性のカリ(亀頭部分)にまとわりつきながら掻きだしています。無心で激しいピストン運動を続けていると、膣内は乾く&摩擦で痛みの原因になります。

 少しずつ挿入して、奥まで(ペニスの根元まで)入ったら、そのままじっとすること! 挿入後もペニスでほぐす&馴染ませることを忘れずに。その間、キスをしたりお互いのカラダを労りながらすこ~しずつ、動かすと、痛みも軽減されることと思います。動かない、待つの。ってこれ、男性側によ~~~く知っておいてほしいことなんですけどね。

清水良太郎容疑者に「二面性感じる」と苦言――トレエン・斎藤司が「人のこと言えない」理由

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな芸能人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の有名人>
「二面性を感じました」トレンディエンジェル・斎藤司
『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系、10月13日)

 「他人の不幸は蜜の味」が一般人の感情なら、芸能人にとっては「他人の不幸は、ビジネスチャンス」ではないだろうか。

 ものまねタレント・清水アキラの息子である清水良太郎が、覚醒剤取締法違反で逮捕されたことで、仕事が増えるタレントがいる。例えば、美川憲一。2週間前に放送された『今夜解禁!ザ・因縁』(TBS系)で、良太郎が、違法カジノに出入りする姿を「フライデー」(講談社)に撮られ、謹慎に追い込まれるも、「自分は騙されてカジノに連れていかれた被害者だ」と主張したことに対し、美川は、「私に嘘は通用しない」「(警察から)逃げ切れちゃったことで、逆に心に沁みてない」「変わらなかったら、芸能界から消える」などと、説教していた。清水が実際に逮捕されると、美川は目黒雅叙園で会見を開き、「自分の過去(美川は大麻取締法違反で逮捕歴がある)をさらけだしたのは、立ち直ってもらいたいから」と、自分が良太郎の一番の理解者であることを強調、最後に「これから、デヴィさんのパーティーで歌う」と本業の宣伝もばっちり行った。

 キツいことを言うのは、それだけ相手に愛情があるがゆえ。自分の“器の大きさ”をアピールするのが、不幸ビジネスの基本だとしたら、その反対、つまり“器が小さい”ことを示してしまったのが、トレンディエンジェル・斎藤司ではないだろうか。

 10月13日の『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)に出演した斎藤は、清水に違法カジノ疑惑が持ち上がった当時、「個人的に絶対やってるなと思っていた」そうだ。

 その根拠は、斎藤がM‐1王者となった2年前、多忙を極めている中で共演した初対面の清水に、「忙しいでしょ?」「でも、来年消えるしね」と言われたかららしい。斎藤は失礼な態度を取る清水に「二面性を感じました」「良い子の部分を大人に見せる」と述べていた。テレビ収録では、大人に対して謙虚な姿を見せ、いい人を装っていた清水は、“裏表のある性格”だから、陰で違法カジノに通っているに違いない――そう斎藤は思っていたようなのだが、論理が飛躍しすぎである。無類のギャンブル好きを公言する漫画・蛭子能収は、麻雀賭博で現行犯逮捕されたことがあるが、これは単純に、ギャンブル狂がより強い刺激を求めて違法ゾーンに足を踏み入れたまでで、「二面性があるから、違法カジノにいっている」は理屈が通ってない。

■斎藤にだって“二面性”はある
 恐らく斎藤は、清水の言葉を根に持っていて、ここぞとばかりにやり返してやろうと思ったのだろう。しかし、「来年消える」は、清水の傲慢もしくは裏表のある性格を裏付けるエピソードとしては弱い。というのは、斎藤のように一気に売れた芸人が「来年消える」と思われるのは、生存競争の激しい芸能界では当たり前のことだからだ。

 実際、芸能界でも斎藤の将来を危惧する人がいる。『お客様と10人』(同)で、ヒロミが「消えそうな人気芸人」の1位に斎藤を指名し、その理由を「新しいことをやらなきゃという焦りがある」と分析したが、一般的な意見せよ、先輩のアドバイスにせよ、「来年消える」は売れた翌年の所得税のようなもので、逃れられるものではないのだ。「来年消える」発言からは、清水の傲慢さより、斎藤の執念深さやプライドの高さが露呈された気がしたのは、私だけではないはずだ。

 そもそも、二面性のない人間なんているのだろうか。仕事場とプライベートで、まったく同じ人格ということはないだろうし、また、家族、友人、恋人と、それぞれ見せる顔は違うはずである。人格は関係性や、利害に応じて変わるもので、定まったものではない。

 それに斎藤は、自身の二面性に気付いているのだろうか。斎藤の二面性は、「結婚する気がないのに、結婚をちらつかせること」だと思う。

 斎藤は、M‐1優勝前から交際している30代の一般女性がいた(現在は破局している)。「シンデレラ城の前でプロポーズできたらいい」と結婚宣言していたものの、実際にはほかの女性と二股をかけていたのだ。彼女と結婚する気がないのかというと、そうでもないらしく、「女性自身」(光文社)によると、設立したばかりの個人事務所の取締役に彼女を就任させているし、170万円の婚約指輪も買うなど、どっちつかずの行動を取っていた。

 さらに「週刊文春」(文藝春秋)によると、現在は合コンで知り合った20代女性と同棲、またしても「結婚を前提につきあっている」と宣言。しかし、『とんねるずのみなさんのおかげでした』(同)では、「そろそろ芸能人と付き合いて~」と叫ぶなど、浮気心をうかがわせる。“結婚”という言葉を出すから話がややこしくなるのに、どうしても口にせずにはいられないようだ。

 芸能人がつまずくのは、違法カジノだけとは限らない。斎藤も自身の二面性には、気を付けた方がいいのではないか。老婆心ながら思う次第だ。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、最新刊は『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。
ブログ「もさ子の女たるもの」

菅野美穂のリアルな育児トークが大きな反響を呼ぶ理由

 10月13日に放送された『A-studio』(TBS系)に菅野美穂(40)がゲスト出演した。

 1992年に中学3年生で芸能界入りをした菅野は、以来ドラマを中心に数々の作品で活躍し、2013年に俳優の堺雅人(44)と結婚、2015年8月に第一子である長男を出産。出産後の菅野は、2016年春クールのドラマ『お迎えデス。』(日本テレビ系)の第一話ゲスト出演で復帰を果たし、同年秋には『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系)では主演を務めている。

 そして10月17日スタートの連続ドラマ『監獄のお姫さま』(TBS系)にメインキャストで出演。脚本は宮藤官九郎で、『逃げるは恥だが役に立つ』の金子文紀プロデューサーが演出を担当、主演は小泉今日子(51)だが菅野や満島ひかり(31)など主演級の女性キャストが脇を固める“おばさん監獄エンターテインメント”だ。

 2歳の長男を家庭で育てながら順調に仕事復帰し“育児と仕事の両立”を果たしている印象の強い菅野が、『A-studio』ではそのプライベートについて自由に語っていた。たとえば、車の運転は好きだが子連れ移動は電車・バスが中心であること(運転中に泣かれると平常心が保てそうにないし、子供が乗り物好きだから)、仲良しの坂下千里子(41)やMEGUMI(36)からお下がりの育児グッズを貰ったことなど。

 一方で、子育てが自分の予想通りにはいかなかったことも素直に打ち明けていく。

「こういう仕事を20年以上やっていて、結構タフになったし色々経験したし、お母さんになってもどんとこいだろと、いつか良いお母さんになるために今まで仕事してきたんじゃないかと思ってたんですけど、(お母さんに)なってみたらなんかこう、チャンネルが違うっていうか、もう、全然歯が立たなかった」

「仕事していてキーってなることはあまりないのに、子育てしていると余裕がなさすぎてはぁ~! ってなっちゃう」

「おむつ替えている時に息止めながら、動かないで、動かないでみたいな」

 長時間拘束が当たり前で肉体的にハード、かつ人気は水物で精神的にもシビアといわれる芸能界で20年以上トップの活躍をしている菅野にとっても、育児はこれまでの人生経験を凌駕するようなものであり、歯が立たなかったという話には、同じように育児に奮闘する多くの親が安堵を覚えたのではないだろうか。SNS上では「共感」の声が相次いでいる。

 育児中の人間(とりわけ母親)がその苦悩を表出すると、「(子供を持つのは)自分で決めたことでしょ」「大変だってことをわかって選んだはず」「覚悟が足りない」「子供がかわいそう」など、いわゆる自己責任論で一蹴されることもある。しかし、子供の特徴はそれぞれで、寝ない・食べない・すぐ泣くなど、いわゆる手のかかる赤ちゃんに四六時中神経を使ってぐったりしたり、個人的な時間がまったく持てなくなりしんどく感じたり、孤立してしまうのは、当事者の未熟さゆえのことではないだろう。

 妊娠が判明すると定期検診でコンスタントに病院に通うようになり、自治体からは母子手帳が発行される。病院や自治体では出産・育児を控えた人向けの「両親学級」「プレママ教室」なども開催されているし、育児にまつわる知識や情報を掲載する本や雑誌やネット媒体も数多く存在している(トンデモ情報には注意が必要だが)。周囲に出産・育児経験者がいれば「子育ては本当に大変だよ」という話を聞かされるだろう。おそらく、知識も情報も一切持たない全く無知な状態で育児を始める人はかなり少数派で、多くの女性は(あるいは男性も)、どうやら子供を育てるのはすごく大変なことのようだ、と多少なりともわかった上で、ある程度シミュレーションした上で、育児を始めている。

 しかし、いざ育児が始まると、いくら覚悟を決めていたからといって、肉体的負担や精神的負担が軽減されるわけではないということが、わかってくる(とはいえもちろん、事前知識・準備はあったほうが冷静でいられることが多いのだが)。かくいう私も出産後、数日間の快適な産院生活を経て、いざ自宅での育児を開始したところ、病院ではあんなに気持ちよさそうに眠っていた我が子の泣き声が想像以上にけたたましく、途方に暮れた。何回授乳を繰り返しても眠ってくれず(乳首が痛いし肩や腕も疲れて上がらなくなってくる)、あまりに悲痛に泣き続けるため、子供の生命の危機を感じて産院に電話したこともある。赤ちゃんは泣くもの、と教えられてはいても、目の前の我が子の泣き方が果たして正常なのか異常なのか、自分に判断できる自信がなかった。

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 トーク後半、菅野から「(子育ては、子供が)いくつぐらいまで大変なんですか?」と質問されたMCの笑福亭鶴瓶は「ごめんなさい、私ほんっとにしてなかった……」とカミングアウト。鶴瓶もかつて、妻から子供が泣き止まないと電話を貰って飛んで帰ったことが一度だけあったという。当時を振り返り「俺が帰っても何にもできへんのやけど」と言う鶴瓶に、「でもね、いて下さるだけでもう全然違うんですよね。ひとりでその泣き声を受け止めるのと、誰かが、もちろん旦那さんがいて下さったら、それは違うと思います……」と語る菅野の声には実感がこもっていた。

 子供はかわいいし産んでよかったと思っていても、やっぱり育児は思い通りにいかなくて大変だし、ひとりで子供の世話をする「ワンオペ育児」は心細い。菅野が語ったのは、超個人的でありながら、育児中・育児を通過した多くの人びとが共有可能な「育児あるある」で、彼女のように影響力の強い立場の女性が「実際、こういうものなんですよ」と代弁してくれたことへの感謝が大きな反響につながっているのだろう。

ジュリー氏、テレ朝と広告代理店にクレーム!? 元SMAP退所組「起用するな」と怒りの圧力か

 公式ファンサイト「新しい地図」立ち上げから、インターネットテレビ出演、映画製作など、めざましい芸能活動を展開している元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾。3人のジャニーズ事務所退所に際して、ジャニー喜多川社長は「僕のできる範囲で応援します」と温かいメッセージを寄せていたが、ごく水面下では、ジャニーズサイドによる“圧力”が発生しつつあるようだ。

 3人は今後、ジャニーズではご法度だった、インターネットを中心とした活動やプロモーションを行うといわれている。最初の大仕事は11月に放送されるabemaTV『稲垣・草なぎ・香取 3人でインターネットはじめます「72時間ホンネテレビ」』で、同番組の発表が、ジャニーズ退所からわずか1カ月以内だったこともあり、大きな反響を呼んだ。

「この少し前から、ジャニーズはこれまで当たり前のように行っていた、マスコミや元所属タレントへの“圧力”を、一切行わなくなりました。テレビやスポーツ紙どころか、一部週刊誌もジャニーズからの要請には逆らえない状況だったものの、報道規制をかけなくなっているんです」(週刊誌記者)

 ところが、abemaTVの運営元であるテレビ朝日に対しては、水面下での物言いがあったようだ。

「藤島ジュリー景子副社長が、発表があった直後に、『なぜ3人をあんなにも大々的に取り上げるのかと』、テレ朝上層部に対してクレームを入れていたそうです。テレビ各局とも、3人を番組で起用したいという意思はあるものの、やはりジュリー氏の機嫌を損ねてしまうのではと、どこも慎重になっていた。その矢先に『テレ朝へのクレーム』が発覚したため、やはりしばらくは、各局とも静観の姿勢を続けることになりそうです」(テレビ局プロデューサー)

 さらにジュリー氏は、テレビ局だけでなく一部広告代理店にも、同様の圧力を掛けていたようだ。

「ある大手代理店幹部に『3人を起用するな』と要請したとのこと。テレビCMから商品のイメージキャラなど、少しでもメディアに登場する機会を減らしたいのでしょう」(スポーツ紙記者)

 ジャニー社長の言葉もむなしく、やはりジャニーズは彼らを温かい目で見守ることはできなかったようだ。

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