「14ウーマン」の記事一覧(43 / 175ページ)

「イラマチオ」は 本格SMプレイでありフェラチオの延長じゃない!

米フロリダ州で、交際していた女性を殺害した容疑で第2級殺人の罪に問われている男性リチャード・ヘンリー・パターソン被告(65歳)。※殺人容疑で逮捕されたのは2015年11月。

裁判所への申し立ての中で、パターソン容疑者の代理人は「オーラルセックス中に偶然起こった窒息死によるもの」だと主張しているようです。さらに、身の潔白を証明するために、証拠として裁判員に自身のペニスを見せたいと訴えているとか。素朴な疑問なんですが、勃起した状態を見せなきゃ意味ないと思うのですが、裁判員の前で思うままに勃たせることができるんでしょうか。

この事件の真実はこれから明らかになると思いますが、オーラルセックスが命の危険を伴うことはおそらく実際にあり得ます。

「強制的なフェラチオ」は危険

イラマチオとは、男性が女性の頭を持ち固定させた状態で、男性が腰を振る(ピストン運動をする)行為です。フェラチオもイラマチオも「男性が女性の口の中で快感を得る」ことは共通していますが、大きな違いを忘れてはいけません。

*「フェラチオ」:咥えている=女性が主体

*「イラマチオ」:咥えさせられている=男性が主体

そう、イラマチオは男性の征服感・支配感を満たすためであり、全て男性主導の行為になります。

もちろん、イラマチオ好きな女性もいますが、それは本格的なSMプレイを楽しんでいる方だと言えると思います。そもそも「強制的なフェラチオ」とも言われるほどですから、女性にとっては肉体的な苦痛を伴うものです。「フェラは好きだし、やってみよっかなぁ~」と軽くトライできる行為ではありません。というか、お願いされて軽い気持ちで「いいよ」なんて言ったら、大変なことになるかもしれません。口腔内が切れる・むせ返る・嘔吐・呼吸困難・窒息などを起こす危険性があります。男性側も、苦しくなった女性がペニスを噛んでしまったり、歯が当たった拍子にペニスが切れてしまうといったトラブルを想定してください。無理な行為なのです。

そういえば以前、知人男性が「イラマチオが気持ちよかった」と話していて、周囲にイラマチオ好きを公言する男性ははじめてだったので驚きだったのですが、話を聞いていると「それってディープスロートじゃない?」と思うことがありました。

ちんこを喉の奥まで入れ、喉の締まりによって男性が性的快感を得られる行為です。奥深くまで咥えることは確かに同じですが、ディープスロートはむしろ女性主導です(そして、そんなに簡単にできるテクではない)。

イラマチオもディープスロートもAV作品ではメジャーな行為ではありますが、一般的には危険を伴う行為、難しい行為だということをお忘れなく。女性読者の皆さんは、男性にそれを求められても「あんなアクロバティックプレイ無理だわ~」とお断りしていいんですよ。

(大根 蘭)

NEWS・手越祐也、ベッド写真流出よりヤバイ“ビジネス人脈”!? 週刊誌へのタレコミ急増中

 金塊強奪犯との“写真流出”騒動に揺れているNEWS・手越祐也だが、ここから派生した“二次流出”に、ジャニーズ事務所関係者が頭を抱えているという。“ジャニーズのスキャンダル王子”こと手越も、今回ばかりはピンチを迎えているようだ。

「流出した金塊強盗犯との写真は、数年前に容疑者のFacebookに載せられたもの。それがいまさら“発掘”された形です。ジャニーズ事務所は珍しく、一般メディアだけでなく、普段は無視している週刊誌からの取材にも、写真が撮られた経緯を説明した上で、手越本人の反省の弁を含むコメントも出しています」(女性誌デスク)

 しかし、騒動はこれだけで終わらなかったようだ。6月6日発売の「フラッシュ」(光文社)では、3年ほど前から手越と関係を持っていたという元アイドル女性が、“ベッド写真”とともに馴れ初めを暴露している。

「写真を見ると、女性側に強めのモザイクがかけられていますし、手越とのLINEまで掲載されていることから、同記事のネタは、元アイドル本人によるタレコミであることは明らか。実は現在、各週刊誌に対して『過去に手越と関係を持っていた』という人物からのタレコミや、写真提供が殺到しているんです。先の金塊強奪犯との写真が大きな話題を呼んだことで、過去に交流があった人間たちが『手越の写真はカネになる』と思いついてしまったのかもしれません」(同)

 直近では、6月1日の「週刊文春」(文藝春秋)にも、手越と“セフレ”だったという元タレントが登場しており、LINEやプライベート写真が掲載されていた。

「こうした女性関係の話やベッド写真が週刊誌に出る程度ならまだしも、再び事件容疑者や犯罪などと関連付けられるような“証拠”が世に出てしまったら、もはや本人だけでなく、NEWS全体の活動にも被害が及ぶかもしれません。最悪、ジャニーズを辞めなくてはいけない事態に発展しかねない。手越は、よくいえば“人たらし”で、突然『ビジネスを学びたい!』と言い出したかと思えば、すぐにその道の企業経営者とアポを取り、アイドルでは考えられないような人脈を築いてしまうんです。その中に、いかがわしい人物が含まれている可能性は大いにあり得ます」(テレビ局関係者)

 以前ほど“夜遊び”を報じられなくなり、多少は落ち着きを見せていた様子の手越だったが、写真流出がきっかけとなり、過去最大級の正念場へと追い込まれてしまったようだ。

老後が不安なのに、お金が貯まらない? そんなあなたにオススメしたい「iDeCo」の超基本を解説!

こんにちは!ファイナンシャルプランナーで社会保険労務士の川部紀子です。

突然ですが、「iDeCo(イデコ)」って聞いたことありますか? 聞いたことない? じゃあ「DC」はいかがですか? これらはいずれも老後のお金を準備する上で最強の制度と言える「確定拠出年金」のことです。もともと、アメリカで成功した制度で、日本でも2001年にスタートしました。DC(Defined Contribution Plan)と呼ばれ、会社が主に退職金としてお金を積み立ててくれる企業型DCと、自分で申し込んで老後のために積み立てる個人型DCがありました。

でも、個人型があまりにも普及しなかったためか、昨年愛称を募集して「iDeCo」に変更されます。これをきっかけに業界では、空前のiDeCoブームです。本もたくさん出版されています。老後のお金を不安に思う日本中の大人に一挙に普及した……らよかったのですが、意識の高い人はどんどん加入していても、もっとも検討してほしい老後が心配なタイプの方は「iDeCo? 何それ状態」だったりします。

今回は、自営業者や小さい会社の方、非正規雇用や転職を繰り返している方など、退職金に期待できない方を意識して確定拠出年金の個人型=iDeCoの超基本を解説していきます。

老後のために5000円から積み立てよう!

この制度はざっくりいうと、毎月お金を積み立てて、老後になったらそのお金+αを受け取るというものです。

まず老後に向けて最低5000円から毎月積み立てをしていきます。このお金を「掛金」と言います。上限額は仕事によって違うのですが、まずは最低額の5000円でもやらないよりはマシです。残高不足の場合は引かれることもありませんし、効力がなくなるなどのペナルティもありません。もう少し積み立てられそうな場合は、あとから額を増やすこともできます。

その掛金を使って自分で選んだ金融商品に積み立てていきます。「定期預金」など堅実なものもありますし、投資に挑戦するなら「投資信託」という選択肢もあります。あるいは定期預金90%、投資信託10%に掛金を割り振るといった組み合わせも自由にできます。掛金5000円でこの組み合わせなら、毎月4500で定期預金、毎月500円で投資信託ということになりますね。

こうして毎月、60歳まで積み立てていきます。定期預金などはひたすら積み上がっていきますし、投資信託は時に儲かったり損したりの上げ下げを毎日繰り返しながら積み上がっていきます。

そして、60歳から70歳の老後に受け取るという仕組みです。よく「60歳まで受け取れないの?」と聞かれるのですが、答えはYES! すると、急に躊躇する方がいます。「何かあったときに使えないのは困る」とのことですが、「何か」の代表例である重い障害状態になった時は60歳前でも受け取れます。また、亡くなった時も60歳前であっても遺された家族にお金が入ります。

さて、ここで質問です。障害、死亡以外の「何か」って何ですか? 失業? 極度の金欠? 海外移住? 家族の病気? 確かに人生いろいろあるでしょう。でも、断言します! 人生いろいろあるけど、死なない限り老後はやってきます。そう考えると、60歳まで受け取ることはできないのは、むしろメリットではありませんか? 「お金が貯まらない」と口にする人は多いですが、なぜ貯まらないのかといえば、ズバリ使うから。であれば、本当にお金を貯めたかったら気軽に使えないようにするしかありません。今や、人生は90年、100年であることをお忘れなく。

注意点は、掛金を無理し過ぎて、借金で生活するようではおマヌケ過ぎですから、5000円以上から慎重に決めましょう。

税金、払いたいですか? 2つの節税が同時にできる

老後のお金の準備が目的であれば、私はこの制度より良いものを知りません。そこまで言い切る大きな理由は税金(所得税と住民税)が安くなるからです。国が認める節税制度と言っていいでしょう。税金のお得額の概算例を表で紹介します。

●年収400万円30歳独身会社員の場合

graph01

●年収600万円30歳独身会社員の場合

graph02

これから消費税アップ、物価上昇などが考えられます。そんな中、給料アップは期待できません。こういったところでお得をいただきながら、老後に向けて積み立てをするのは魅力的だと思いませんか?

また、利息や儲けが出ている場合にも、さらなる税金メリットがあります。もしも、それらの儲けがiDeCoによるものでなければ、原則として利息や儲けから20.315%の税金が差し引かれてしまうのですが、iDeCoならかからないのです。ですから、この制度ではできるだけ儲けを出すとお得度はアップします。私は、このお得を狙っていきたいので、iDeCoでは堅い定期預金などではなく、儲けたときのお得度が大きい投資信託で積み立てて、途中で換金できる別の制度で手堅いもので貯めるようにしています。

税金メリットをまとめると、1つ目は「積み立てることによるメリット」。2つ目は「儲けたことによるメリット」です。

行動しなきゃ意味がない

具体的な手続きも簡単に記載しておきますね。この制度は法律もあり、国で認めている制度ですが、実際の運営は民間の金融機関がやっています。まずは金融機関からネットで資料を取り寄せます。その金融機関の口座を持っていてもいなくても、ほぼ関係ないので、「(金融機関名) iDeCo」のワードで検索して資料請求の指示に従ってください。入力項目でつまずいたらコールセンターを利用しましょう。この制度の場合、金融機関の窓口ではなく、メインはWebとコールセンターです。窓口で質問するのは、現段階ではオススメしません。

あらゆる銀行、証券会社、保険会社などで申し込みは可能ですが、手数料が違います。今は「SBI証券」「楽天証券」の手数料が魅力的なので、人気があるようです。Webやコールセンターのサービスが劣る面もありますが、実際に私もかなり以前からSBI証券でやっています。

書類は昔風の面倒くさいものが届きますが、コールセンターを活用するなどして乗り切ってください。会社員の方は会社の印鑑をもらう必要があり、面倒に思う方もいるようですが、おかしな制度ではなく、会社にもこの印鑑を押す義務があるので大丈夫です。くじけず頑張りましょう。

商品選びに関してつまずく人も多いです。コールセンターではオススメ商品は教えてもらえないのですが、「一般的に値動きが大きいものは? 中くらいのものは?」などの質問には答えてもらえる場合も多いようです。また、スマホアプリ「FUND ME」で、質問に答えるとオススメの比率を作ってくれるサービスもあります。私は相談業務もやっているのですが、メッシー読者の皆さんの相談にはのったことはありません。もちろん、依頼があれば有料ではありますがスカイプでも対面でも相談にのりますから、ぜひご依頼ください。

ここまで、仕組みとメリット、簡単な手続きについて書いてきましたが、いちばん大切なことは実際に行動することです。お金の不安といえば、いろんな調査で常に上位に入るのは「老後」。何もしなければ、この不安がずっと付きまとってくることになるのです。最後の手続きの壁まで何とかたどり着いて、乗り越えてほしいと願っています。

老後が不安なのに、お金が貯まらない? そんなあなたにオススメしたい「iDeCo」の超基本を解説!

こんにちは!ファイナンシャルプランナーで社会保険労務士の川部紀子です。

突然ですが、「iDeCo(イデコ)」って聞いたことありますか? 聞いたことない? じゃあ「DC」はいかがですか? これらはいずれも老後のお金を準備する上で最強の制度と言える「確定拠出年金」のことです。もともと、アメリカで成功した制度で、日本でも2001年にスタートしました。DC(Defined Contribution Plan)と呼ばれ、会社が主に退職金としてお金を積み立ててくれる企業型DCと、自分で申し込んで老後のために積み立てる個人型DCがありました。

でも、個人型があまりにも普及しなかったためか、昨年愛称を募集して「iDeCo」に変更されます。これをきっかけに業界では、空前のiDeCoブームです。本もたくさん出版されています。老後のお金を不安に思う日本中の大人に一挙に普及した……らよかったのですが、意識の高い人はどんどん加入していても、もっとも検討してほしい老後が心配なタイプの方は「iDeCo? 何それ状態」だったりします。

今回は、自営業者や小さい会社の方、非正規雇用や転職を繰り返している方など、退職金に期待できない方を意識して確定拠出年金の個人型=iDeCoの超基本を解説していきます。

老後のために5000円から積み立てよう!

この制度はざっくりいうと、毎月お金を積み立てて、老後になったらそのお金+αを受け取るというものです。

まず老後に向けて最低5000円から毎月積み立てをしていきます。このお金を「掛金」と言います。上限額は仕事によって違うのですが、まずは最低額の5000円でもやらないよりはマシです。残高不足の場合は引かれることもありませんし、効力がなくなるなどのペナルティもありません。もう少し積み立てられそうな場合は、あとから額を増やすこともできます。

その掛金を使って自分で選んだ金融商品に積み立てていきます。「定期預金」など堅実なものもありますし、投資に挑戦するなら「投資信託」という選択肢もあります。あるいは定期預金90%、投資信託10%に掛金を割り振るといった組み合わせも自由にできます。掛金5000円でこの組み合わせなら、毎月4500で定期預金、毎月500円で投資信託ということになりますね。

こうして毎月、60歳まで積み立てていきます。定期預金などはひたすら積み上がっていきますし、投資信託は時に儲かったり損したりの上げ下げを毎日繰り返しながら積み上がっていきます。

そして、60歳から70歳の老後に受け取るという仕組みです。よく「60歳まで受け取れないの?」と聞かれるのですが、答えはYES! すると、急に躊躇する方がいます。「何かあったときに使えないのは困る」とのことですが、「何か」の代表例である重い障害状態になった時は60歳前でも受け取れます。また、亡くなった時も60歳前であっても遺された家族にお金が入ります。

さて、ここで質問です。障害、死亡以外の「何か」って何ですか? 失業? 極度の金欠? 海外移住? 家族の病気? 確かに人生いろいろあるでしょう。でも、断言します! 人生いろいろあるけど、死なない限り老後はやってきます。そう考えると、60歳まで受け取ることはできないのは、むしろメリットではありませんか? 「お金が貯まらない」と口にする人は多いですが、なぜ貯まらないのかといえば、ズバリ使うから。であれば、本当にお金を貯めたかったら気軽に使えないようにするしかありません。今や、人生は90年、100年であることをお忘れなく。

注意点は、掛金を無理し過ぎて、借金で生活するようではおマヌケ過ぎですから、5000円以上から慎重に決めましょう。

税金、払いたいですか? 2つの節税が同時にできる

老後のお金の準備が目的であれば、私はこの制度より良いものを知りません。そこまで言い切る大きな理由は税金(所得税と住民税)が安くなるからです。国が認める節税制度と言っていいでしょう。税金のお得額の概算例を表で紹介します。

●年収400万円30歳独身会社員の場合

graph01

●年収600万円30歳独身会社員の場合

graph02

これから消費税アップ、物価上昇などが考えられます。そんな中、給料アップは期待できません。こういったところでお得をいただきながら、老後に向けて積み立てをするのは魅力的だと思いませんか?

また、利息や儲けが出ている場合にも、さらなる税金メリットがあります。もしも、それらの儲けがiDeCoによるものでなければ、原則として利息や儲けから20.315%の税金が差し引かれてしまうのですが、iDeCoならかからないのです。ですから、この制度ではできるだけ儲けを出すとお得度はアップします。私は、このお得を狙っていきたいので、iDeCoでは堅い定期預金などではなく、儲けたときのお得度が大きい投資信託で積み立てて、途中で換金できる別の制度で手堅いもので貯めるようにしています。

税金メリットをまとめると、1つ目は「積み立てることによるメリット」。2つ目は「儲けたことによるメリット」です。

行動しなきゃ意味がない

具体的な手続きも簡単に記載しておきますね。この制度は法律もあり、国で認めている制度ですが、実際の運営は民間の金融機関がやっています。まずは金融機関からネットで資料を取り寄せます。その金融機関の口座を持っていてもいなくても、ほぼ関係ないので、「(金融機関名) iDeCo」のワードで検索して資料請求の指示に従ってください。入力項目でつまずいたらコールセンターを利用しましょう。この制度の場合、金融機関の窓口ではなく、メインはWebとコールセンターです。窓口で質問するのは、現段階ではオススメしません。

あらゆる銀行、証券会社、保険会社などで申し込みは可能ですが、手数料が違います。今は「SBI証券」「楽天証券」の手数料が魅力的なので、人気があるようです。Webやコールセンターのサービスが劣る面もありますが、実際に私もかなり以前からSBI証券でやっています。

書類は昔風の面倒くさいものが届きますが、コールセンターを活用するなどして乗り切ってください。会社員の方は会社の印鑑をもらう必要があり、面倒に思う方もいるようですが、おかしな制度ではなく、会社にもこの印鑑を押す義務があるので大丈夫です。くじけず頑張りましょう。

商品選びに関してつまずく人も多いです。コールセンターではオススメ商品は教えてもらえないのですが、「一般的に値動きが大きいものは? 中くらいのものは?」などの質問には答えてもらえる場合も多いようです。また、スマホアプリ「FUND ME」で、質問に答えるとオススメの比率を作ってくれるサービスもあります。私は相談業務もやっているのですが、メッシー読者の皆さんの相談にはのったことはありません。もちろん、依頼があれば有料ではありますがスカイプでも対面でも相談にのりますから、ぜひご依頼ください。

ここまで、仕組みとメリット、簡単な手続きについて書いてきましたが、いちばん大切なことは実際に行動することです。お金の不安といえば、いろんな調査で常に上位に入るのは「老後」。何もしなければ、この不安がずっと付きまとってくることになるのです。最後の手続きの壁まで何とかたどり着いて、乗り越えてほしいと願っています。

GENKING、金塊強盗犯と交流で「テレビから一発退場」? 掘れば掘るほどキナ臭いウワサの数々

 5月31日、「文春オンライン」が、タレント・GENKINGと「7億5千万円金塊強盗事件」の犯人グループに深い交流があると報じた。以前から、キナ臭いウワサが飛び交っていたGENKINGだけにに、ネットユーザーからは「いよいよメディアから消えそう」といった声が上がっている。

「『文春オンライン』は、GENKINGと『金塊強盗事件』の主犯格の男が、たびたび遊びに出かけていたこと、また同事件で逮捕された男の結婚式にGENKINGも参加していたことを指摘しています。このニュースが拡散されると、ネットユーザーからは『芸能界から引退した方がいいんじゃない?』『これで完全にオサラバだな』『こんな危ない人、テレビに出さないで!』といった声が噴出。同記事によると、GENKINGの所属事務所は『私的な交際関係に関するものであり、詳細は把握しておりません』としていますが、結婚式での写真も掲載されているため『結婚式に呼ぶなんて、よほど親密じゃないとありえないよね』との指摘も上がっています」(芸能ライター)

 また今回の報道に対して、「意外性がない」と語る人も少なくない。その理由は、GENKING自身の素行に関係しているようだ。

「GENKINGは、関東連合との黒いウワサが取り沙汰される金子賢のインスタグラムにたびたび登場しており、以前から『ヤバそうな連中とつるんでいるな』とささやかれていたんです。こうした交友関係の怪しさに加え、テレビなどで明かす過去の職業が、その時々によって違うため、『OL、専業主婦、ファッション関係……一体どれが本当なの?』とネット上で物議を醸したことも。さらに、昨年4月、『韓国美容外科学会』で、なぜか“美容に対する水素の効果について”といった論文を発表したのも、“何をしているのかよくわからない人物”という不透明なイメージを持たれるきっかけになったのではないでしょうか」(同)

 2015年3月に初めてテレビ出演を果たし、露出が急増したGENKING。しかし、最近では、その姿を見る機会は減ってしまった。

「インスタグラムにアップする写真が話題となり、“謎の美男子”として注目されたGENKINGは、テレビ初出演でオネエをカミングアウトし、『やーよ』というフレーズでブレーク。15年には90本のテレビ出演を果たしました。しかし、露出が増え始めると、番組での自身の扱いや演出にケチをつけるようになり、そのせいで、ほかのオネエタレントから共演NGを突き付けらたといわれています。こうして、徐々に仕事を減らしていったわけですが、今回の報道が決定打となり、テレビからはいよいよオファーが来なくなるのではないでしょうか」(同)

 5月28日に放送された『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に出演した際には、「これまで借金まみれで偽りのセレブ生活を送っていた」と明かしたGENKING。掘れば掘るほどキナ臭さが増すGENKINGの行く末は――?

GENKING、金塊強盗犯と交流で「テレビから一発退場」? 掘れば掘るほどキナ臭いウワサの数々

 5月31日、「文春オンライン」が、タレント・GENKINGと「7億5千万円金塊強盗事件」の犯人グループに深い交流があると報じた。以前から、キナ臭いウワサが飛び交っていたGENKINGだけにに、ネットユーザーからは「いよいよメディアから消えそう」といった声が上がっている。

「『文春オンライン』は、GENKINGと『金塊強盗事件』の主犯格の男が、たびたび遊びに出かけていたこと、また同事件で逮捕された男の結婚式にGENKINGも参加していたことを指摘しています。このニュースが拡散されると、ネットユーザーからは『芸能界から引退した方がいいんじゃない?』『これで完全にオサラバだな』『こんな危ない人、テレビに出さないで!』といった声が噴出。同記事によると、GENKINGの所属事務所は『私的な交際関係に関するものであり、詳細は把握しておりません』としていますが、結婚式での写真も掲載されているため『結婚式に呼ぶなんて、よほど親密じゃないとありえないよね』との指摘も上がっています」(芸能ライター)

 また今回の報道に対して、「意外性がない」と語る人も少なくない。その理由は、GENKING自身の素行に関係しているようだ。

「GENKINGは、関東連合との黒いウワサが取り沙汰される金子賢のインスタグラムにたびたび登場しており、以前から『ヤバそうな連中とつるんでいるな』とささやかれていたんです。こうした交友関係の怪しさに加え、テレビなどで明かす過去の職業が、その時々によって違うため、『OL、専業主婦、ファッション関係……一体どれが本当なの?』とネット上で物議を醸したことも。さらに、昨年4月、『韓国美容外科学会』で、なぜか“美容に対する水素の効果について”といった論文を発表したのも、“何をしているのかよくわからない人物”という不透明なイメージを持たれるきっかけになったのではないでしょうか」(同)

 2015年3月に初めてテレビ出演を果たし、露出が急増したGENKING。しかし、最近では、その姿を見る機会は減ってしまった。

「インスタグラムにアップする写真が話題となり、“謎の美男子”として注目されたGENKINGは、テレビ初出演でオネエをカミングアウトし、『やーよ』というフレーズでブレーク。15年には90本のテレビ出演を果たしました。しかし、露出が増え始めると、番組での自身の扱いや演出にケチをつけるようになり、そのせいで、ほかのオネエタレントから共演NGを突き付けらたといわれています。こうして、徐々に仕事を減らしていったわけですが、今回の報道が決定打となり、テレビからはいよいよオファーが来なくなるのではないでしょうか」(同)

 5月28日に放送された『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に出演した際には、「これまで借金まみれで偽りのセレブ生活を送っていた」と明かしたGENKING。掘れば掘るほどキナ臭さが増すGENKINGの行く末は――?

「痴漢冤罪」は人生終了か? 相次ぐ線路逃走報道と「冤罪コワイ」論の不可解

 今年に入ってから、首都圏で、痴漢を疑われた男性が線路に降りて逃走する事案が頻発している。メディアもこれに注目しており、ワイドショーで特集が組まれることも珍しくなくなった。

 改めて、ここ最近の線路飛び降り逃走事案を列挙してみよう。

1:3月13日午後1時 JR総武線御茶ノ水駅 ホームで痴漢を指摘され、線路に飛び降り後、秋葉原方面に逃走http://digital.asahi.com/articles/ASK3F55LLK3FUTIL036.html

2:3月14日午前9時 JR埼京線池袋駅 赤羽駅から池袋駅に向かう埼京線車内にて、女性から痴漢を指摘され、ともに池袋駅に降りた男性が、女性を突き飛ばし、線路に飛び降りて逃走http://digital.asahi.com/articles/ASK3G3GXGK3GUTIL00Y.html

3:3月29日午後8時25分ごろ JR埼京線赤羽駅 電車内で痴漢をされたと指摘された男が線路に飛び降り逃走http://www.sankei.com/affairs/news/170329/afr1703290035-n1.html

4:4月5日午後9時40分ごろ JR埼京線板橋駅 埼京線の電車内で痴漢をしたとして乗客らに連れ出され、板橋駅で降車。その後線路に飛び降り逃走
http://digital.asahi.com/articles/ASK464V8RK46UTIL01V.html

5:4月13日午前7時45分ごろ JR総武線両国駅 錦糸町駅から両国駅に向かう車内で、女子中学生と女子高校生、2人から、男に胸や下着を触られたと指摘。生徒のひとりが男の手を掴んで両国駅で降車したところ、男は「おれじゃない」と手を振り払い、線路に降りて逃走
http://digital.asahi.com/articles/ASK4F36Q4K4FUTIL006.html

6:4月17日午前9時40分ごろ JR埼京線新宿駅 埼京線の池袋駅から新宿駅間で、女性が尻を触られたと男の手を掴み、新宿駅で降車。男は女性の腕を振り払い、線路に降りて新大久保駅方面へ逃走
http://digital.asahi.com/articles/ASK4K4QYZK4KUTIL02V.html

7:4月25日午前8時45分 JR埼京線板橋駅 埼京線赤羽駅から新宿駅方面に向かう車内で20代女性が痴漢に気づき近くの男に指摘。板橋駅でともに降車し口論になったのち、別の男性が男を取り押さえようとしたところコートを脱ぎ捨て線路に降り、金網を超えて逃走
http://digital.asahi.com/articles/ASK4T35CZK4TUTIL00B.html

8:5月11日午前7時45分ごろ JR新橋駅 京浜東北線の大船行き電車に乗っていた女子高校生が下半身をを触られた、と近くの男に指摘しともに同駅で降車。駅員に引き渡そうとしたところ男が線路に飛び降り浜松町駅方面に逃走http://digital.asahi.com/articles/ASK5C3C63K5CUTIL003.html

9:5月15日午後8時15分ごろ 東急田園都市線青葉台駅 電車内での痴漢行為を指摘され女性とともに降りた男が、駅員と話し合っている最中に線路に飛び降り、電車にはねられ死亡http://digital.asahi.com/articles/ASK5H7KH9K5HULOB02X.html

10:5月25日午前9時20分ごろ JR新宿駅 10代女性からお尻を触られたと指摘された男性がともに同駅で降車したのち、線路に飛び降り駅員用の事務室に逃げ込み、建造物侵入容疑で現行犯逮捕http://digital.asahi.com/articles/ASK5T4D55K5TUTIL01B.html

 上記のように頻発する『痴漢を疑われて線路に飛び降り逃走』事案だが、“痴漢冤罪”に巻き込まれることを恐れる一部の男性たちには、これもやむを得ないと受け止められているようだ。

線路への飛び降りは罪になる

2ちゃんねるやTwitterなどネット上には「女の言いなりで証拠もないのに認めないとか半年も1年も拘留される」「痴漢やってなくても、捕まったら終わりだからな」「痴漢冤罪はこんなに問題になってるんだからいい加減国がなんとかするべき」「実際に本人がやってないのに女性様から冤罪に問われそうになったら、そら逃げるわ ほぼ100%冤罪になって人生オワタになるのが分かってるわけで」「やっていない場合、事実上逃げるしかない」といった意見が並ぶ。

これらの線路飛び降り事案の逃走者らの犯行の有無が不明であるのにも関わらず、冤罪被害者にならないためには逃げるしかない、という論調が強いためか、勘違い事案も発生した。居眠りをして隣に座る女性に飲み物をかけてしまったことを咎められた際、痴漢と疑われたと誤解した男性が線路に飛び降りて逃走し、清掃員に取り押さえられ鉄道営業法違反で現行犯逮捕された(http://digital.asahi.com/articles/ASK5M2T46K5MUTNB001.html)。

 冤罪は痴漢に限って発生するものではないのだが、とくに痴漢冤罪だけがここまで有名になったのは、2007年に公開された周防正行監督の映画『それでもボクはやってない』の影響が大きい。痴漢と疑われた男性が、濡れ衣を晴らそうと示談を拒むと、勾留され、さらには起訴されてしまう……という内容だ。この映画は、ごく普通の生活を営んでいる男性がある日突然、刑事被告人となり、いわれのない罪に問われることがある、という痴漢冤罪の恐ろしさを周知させた。今では痴漢冤罪を防ぐために、両手でつり革を掴むなどの策をとっている男性も少なくない。だが、頻発する『線路飛び降り』は、痴漢の疑いをかけられたら線路に飛び降りて逃げるが吉、という誤った思い込みからきているのではないか。

こちらの記事によれば16年3月20日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)で、北村晴男弁護士が『痴漢に間違えられそうになったら逃げるよう』にというアドバイスをした。それが現在に至るまで広く拡散されてきた結果なのかもしれない。

しかし逃げる、とはいっても、実際のところ、ホームで言い争いになって通常ルートで逃走したら、おそらく改札を出るまでに取り押さえられるだろう。確実に逃げるため、線路に飛び降りるという男性が現れても不思議ではない。北村弁護士が安易に発した「逃げるよう」発言は実に罪深いものであった。

線路飛び降りは、先の勘違い事案でも記した通り、鉄道営業法違反であり、またこの勘違い男性はのちに、普通電車を停止させるなど駅の業務を妨げたとして、威力業務妨害罪でも再逮捕されている。電車を遅延させたことに対して鉄道会社への損害賠償責任が生じる。安全な“冤罪対策”とは言えない。

冤罪かどうかはわからない

そもそも、今回の頻発する線路飛び降り事案から、飛び降りた男性が無罪であるがゆえに(冤罪防止のために)飛び降りて逃げたのだというひとつの仮定がさも真実であるかのように広まり、冤罪は恐ろしいという論調が盛んになっているが、それはあくまでも仮定だ。なぜ飛び降りたのか、様々な理由が考えられる。

a:男性が本当に痴漢をしていたので、捕まりたくないと逃げた(痴漢は存在する)

b:女性が人違いをして、間違えられた男性が逃げた(痴漢は存在する)

c:女性が故意に、痴漢であるとでっち上げたため、男性が逃げた(痴漢は存在しない)

議論ではなぜかaのケースが想定から抜け落ちていることが多くはないだろうか。そのうえ、痴漢という犯罪が実際に発生していた可能性があるにもかかわらず、飛び降りて逃走した男性が“被害者”かのような見方が広まっている。

今回、なぜか多くのメディアがbとcのケースだけを想定し、男性が冤罪の被害者になったらどうしたらよいのか、そればかり報じている。冒頭に列挙した事案の男性たちが線路に飛び降りた本当の理由がわからないのに、頻発する飛び降り事案に絡めて痴漢冤罪の話題を取り上げるようなことをすれば、これらの男性たちが痴漢冤罪の被害者なのだ、という誤解が生まれかねない。本当は真偽不明であるのに冤罪だと断定した記事は思い込みに基づいており危険である。また痴漢は男性から女性に、の場合もあれば逆もあり、同性同士の場合も起こりうる。にもかかわらずいつのまにか“勘違い、または悪意を持った女性が痴漢冤罪を生み出し、善良な男性の人生を狂わす”構図がさも痴漢という事件の問題点であるかのように語られていることは不可解だ。

逮捕されても人生は終了しない?

線路飛び降りもやむなしという意見の者のなかには、痴漢で逮捕されれば人生が終わると考えている者もいるかもしれないが、少なくとも東京地裁では、痴漢による勾留請求を原則認めない運用が定着していると、2015年の毎日新聞にある。つまり長期勾留により失職、金がなくなって一家離散、社会的信用を失いお先真っ暗……という事態は避けられるようになりつつあるのである。

単純に痴漢という犯罪を見た場合、一つの大きな問題がある。他の性犯罪と同様に再犯率が高いということだ。

法務省HPに公開されている「性犯罪に関する総合的研究」(2016)には各性犯罪の認知件数の推移などが記されているが、第5章「まとめ」には「性犯罪を含む事件で懲役刑の有罪判決を受け,平成20年7月1日から21年6月30日までの間に裁判が確定した者を対象として特別調査を行い,多様な性犯罪者の実態を明らかにするとともに,裁判確定から5年が経過した時点における再犯の有無及び再犯の内容等を見ることによって,再犯に関連する要因等の検討を行っ」た結果が記されている。痴漢型について、本調査にはこうある。

「性犯罪前科のある者は85.0%で,そのほとんどは条例違反であるが,強制わいせつの前科を有する者も一定数いる。保護処分歴のある者の割合は1割弱である。調査対象事件で初めて実刑に処せられた痴漢型の者56人について,条例違反による前科の内容を詳細に見ると,43人に罰金前科があり,30人に単純執行猶予前科があり,7人に保護観察付執行猶予前科がある(重複計上による)。また,罰金の回数では,複数回の者は7割強を占めていた。再犯率は44.7%と,他の類型と比べて最も高く,再犯者の7割が条例違反による再犯である。性犯罪再犯(刑法犯)ありの者も一定数存在し,その8割強が強制わいせつである(中略)痴漢型には,複数回の刑事処分を受けているにもかかわらず,痴漢行為を繰り返している者が多いが,強制わいせつの前科のある者や強制わいせつの再犯に及ぶ者も一定数含まれている」

第三節にはさらに「痴漢型は,他の類型と比べて,再犯率が高く,短期間のうちに再犯に及ぶ傾向にある。さらに,再犯率を詳しく見ると,出所受刑者で最も高く,次いで保護観察付執行猶予者,単純執行猶予者の順であり,懲役刑の受刑に至るまでに犯罪傾向が進んでいる者が少なくないことが明らかになった。これらの状況から,痴漢事犯者の再犯防止のためには,痴漢行為が常習化する前のより早い段階において,痴漢行為に及ぶ問題性に働き掛けることが重要である」と、性犯罪者の中でも再犯率が高いことが明記されている。

傍聴ジャーナリストの今井亮一氏は、数十年の裁判傍聴の経験を踏まえ、今回の飛び降り事案についてこう語る。

「こう線路逃走が報道されると、『その手があるか』とマネる人が出てくるかもしれません。高額賠償のおそれが……と言われても、実際に賠償請求されたとか、逃走したことにより重い刑を受けたとか、そういう報道はないわけですから。
なお、覚せい剤、アルコール、と同様、痴漢、盗撮、万引きの依存症もあり、ときどき刑事裁判の法廷へ出てきます。
『治療により依存症は治る。刑務所では治らない、かえって悪化する』旨を述べる医師もいます。犯罪につながる依存症を治療するための施策が、真剣に検討されるべきと思います」

ちなみに痴漢は、その内容により問われる罪が異なり、衣服や下着の上から触れば都道府県の迷惑防止条例違反、パンツの中に手を入れるなどすれば強制わいせつ罪、陰茎を見せれば公然わいせつ罪、精子を衣服などにかければ器物損壊罪である。しばしば痴漢についてSNSで議論されるとき、痴漢根絶を訴え自身も被害経験を持つ側(被害者側)は、上記「迷惑防止条例違反」の枠にとどまらない強制わいせつ罪、公然わいせつ罪、器物損壊罪などについても想定したうえで「痴漢は決してやってはいけない犯罪だ」と主張しているのに、冤罪を恐れる側は「迷惑防止条例違反」しか想定していないのではないか、それゆえに話が噛み合わないのではないかと思わされることがある。

痴漢冤罪は、無実の市民が突如巻き込まれる悲劇だ。だが、そもそも痴漢行為が「無実の市民」を突如地獄に落とす卑劣な犯罪である。痴漢の罪を犯した人に対する再犯防止に向けた取り組みを検討することも、新たな痴漢の被害者を出さないために、また人違いで無関係の人間が逮捕されることを防ぐためにも、必要なのではないだろうか。

(高橋ユキ)

アジアン・隅田美保、“ブチ切れ”婚活ブログ連発に「面倒くさい」「理想高すぎ」と呆れた声噴出

 “婚活中”であることを公表し、そのために現在テレビ出演を行っていないアジアン・隅田美保。当然、露出は減っているものの、自身のブログにおける発言のせいで、ネットユーザーから「面倒くさい女!」とウザがられているようだ。

 隅田は2015年に芸能活動を制限し始め、同7月、写真週刊誌「フラッシュ」(光文社)の取材に対し、劇場出演のみでテレビに出なくなった理由について、「普段から『ブス、ブス』と言われるのがホンマに嫌で、バラエティ番組でみんなにいじられてるせいで、婚期を逃している」などと語っていた。

 隅田は現在もそうした活動スタイルを続けているが、時折ネット上で話題を呼んでいる。

「隅田は今年2月のブログで、『私に医者の彼氏ができた!と言う間違った噂が世間で出回っているみたいなんですが、全くできてませんので否定しときます!』と主張。これは、相方・馬場園梓が1月に“隅田が医者と出会った”ことを明かしていたため、“隅田に恋人ができたのではないか?”といった報じられ方をしたことを指しているとみられます」(芸能ライター)

 もちろん、事実を訂正したこと自体は問題なかったが、隅田は同ブログで「世間では私がブスと言われるのが辛くて仕事を休んでる!って勝手に思われてる」「ブスといじられることで、恋愛や結婚のチャンスをずっと逃してきたので、理想の結婚をするためには一回ブスのキャラが邪魔だと言ってるだけです」「婚活の邪魔になるから、勝手に病んでる人みたいにするのやめてください!」と、怒りを露わに。

「隅田は以前から、“ブスいじりを気にしている”と思われることを嫌がっていた印象です。しかし、5月7日にも『意外と可愛いやん?とか、言うほどブスじゃないやん?とか褒めてるつもりなんかわからんけど、正直、全然嬉しくない』と自らブスいじりについて触れていました。その上で、この日は『料理や炊事洗濯、家事は女がやるのが当たり前みたいなのも嫌やし、男がやってもいいわけやし、家事が好きな人を探すし、これって贅沢言うてることになるん??』などともつづっており、全体的に殺気立った文面になっていたんです」(同)

 さらに、同23日には、「酷い人は、ブスって言われるのが辛くて芸人を辞めたと思ってる」と、またしてもブスいじりについて書き、「ええ加減にしてほしいわ!」と“ブチ切れ”ていた。

「一連のブログに対し、ネットユーザーは『何度も自分で言及するから、結局ブスいじりを気にしているように見えるんだよね』『黙って婚活してればいいのに、面倒くさいヤツだな』などとドン引きしている模様。また、『世間に文句ばっかり言ってるけど、本人はどんな努力をしてるのかな?』『理想高すぎ』といった呆れた声も出ています。ただ、もはや吉本興業も隅田のプライベートはコントロールできず、ノータッチ状態だそうなので、彼女の暴走は今後も続くのではないかと……」(芸能プロ関係者)

 隅田の婚活を阻んでいるのは、誰よりも自分自身の言動なのかもしれない。

山口敬之を告発した女性への誹謗中傷/レイプ報道につきまとう「セカンドレイプ」の歪んだ価値観

「週刊新潮」(新潮社)5月18日号が報じた、元TBS記者でジャーナリストの山口敬之氏による準強姦疑惑が引き続き波紋を広げている。5月29日に、被害に遭ったという女性・詩織さん(28・苗字は家族の意向により非公表)が、検察審査会に審査を申し立て、その直後、司法記者クラブで記者会見を開いた。通常、被害を訴える側は顔はおろか氏名も伏せることがほとんどだが、詩織さんは「被害者女性と言われることが嫌だった。また取り調べ中も被害者らしく振る舞いなさいと言われたが、被害者が悲しい、弱い、隠れなきゃいけないという状態にあることに疑問を感じた」と、顔と名前を公表して記者会見に臨むことを選んだという。

詩織さんの会見、および告発した「週刊新潮」の記事によれば、当時TBSのワシントン支局長だった山口氏と、トムソン・ロイターでインターンとして働きながら就職先を探していた詩織さんは、2013年秋にアメリカで知り合う。山口氏は詩織さんを評価し、TBSのNY支局長に引き合わせるなどし、2015年春、詩織さんが就職活動にあたって山口氏に相談すると、山口氏は自身の勤務先での採用をほのめかし、詩織さんは履歴書を送った。3月下旬、山口氏は雇用を前提にビザの取得について話し合いをしたいとして、「ヤボ用で一時帰国する事になった」ので東京で会って話をしようと持ちかけた。

同年4月3日に東京・恵比寿で就職の話を詰めるために串焼き屋で食事をした。一時帰国中の山口氏は「明日帰るんだけど、恵比寿には顔を出さなきゃいけない店がものすごくあるから付き合って」と詩織さんを誘い、二軒目の鮨屋へ。詩織さんは酒に強く、また就職の話をするために会っているのだから酔いつぶれるほど飲んでいないにもかかわらず、鮨屋で「二度目にトイレに行った時にクラクラとし、給水タンクに頭をもたせかけて休んだきり、記憶がない」状態となってしまった。そして意識を取り戻した時、仰向けの状態の詩織さんにコンドームをつけていない状態の山口氏が跨っていた。もちろん詩織さんは、山口氏と性行為をすることに「合意」していなかった。合意もなにも、記憶がないままホテルの一室に運ばれていたと主張する。

記事や詩織さんによれば山口氏による「デートレイプドラッグ」の使用があったのではないかという疑いがあるようだ。会見によると、詩織さんは同年4月9日に警察に相談。4月30日には高輪署で告発状が受理され、捜査によって容疑が固まり逮捕状が発布されたが、帰国予定の山口氏を逮捕しようと6月8日に空港に行った捜査員から「上からの指示で逮捕できなかった」と連絡があった。それでも山口氏は8月26日に被疑者として書類送検されたが、それからおよそ一年後の翌2016年7月22日に代理人弁護士を通じて、嫌疑不十分のため不起訴処分となったことを伝えられた。今回の会見は、これを不服として検察審査会に審査を申し立てたのちに、開かれたものだ。

性暴力は揉み消されたのか

この準強姦疑惑が、山口氏の逮捕直前で見送りになったことについては、“安倍官邸御用達ジャーナリスト”とも言われる山口氏に対する、当時の警視庁刑事部長・中村格氏による“忖度”があったのではないかと「新潮」は最新号でも改めて報じており、また中村氏は取材に対して、自分が逮捕見送りの指示を出したことは認めているのである。

また、5月10日に山口氏がFacebookでこれに『反論』し「私は法に触れる事は一切していない」「当局の厳正な調査の結果、違法な行為がなかったという最終的な結論が出ている」「この過程において、私は逮捕も起訴もされていない。(今回に限らず、私は今まで一度も逮捕や起訴をされたことはありません)」などと綴っているが、これに安倍昭恵氏が「いいね!」していることも大きな話題となった。確かに逮捕も起訴もされていないが、一度は逮捕状が出た案件が、なぜそのように翻ったのかが問題視されている。そのことを山口氏はわかっていながら、意図的に言及を避けているのだろうか。

さらに「週刊新潮」5月25日号では、山口氏が同誌からの質問状が届いたことを受けて「北村さま」なる人物に相談メールを送ったつもりが、なんと送信先を間違えて週刊新潮の記者に送ってしまっていたことも明らかにされている。この「北村さま」が内閣情報官の北村滋なのではないかと同誌は報じている。逮捕状が却下されてから不起訴になるまでのおよそ一年で、山口氏は安倍政権に密着し『総理』(幻冬舎)を上梓した。

山口氏は問題の一夜、詩織さんと性行為に及んだことは否定していない。山口氏が彼女に宛てたメールの一部が「週刊新潮」には掲載されているが、そこで山口氏は、詩織さんがホテルの部屋で嘔吐を繰り返したため衣服を脱がすなどして介抱した、詩織さんは意識を失ってはいなかったと述べ、「私もそこそこ酔っていたところへ、あなたのような素敵な女性が半裸でベッドに入ってきて、そういうことになってしまった」と弁明している。ちなみに山口氏は妻帯者だ。

論点は複数ある。まず、デートレイプドラッグ使用の有無。性行為の合意の有無。詩織さんの意識の有無(意識を失っていたとしたら性行為は準強姦だ)。逮捕状の取り下げにあたって、何らかの忖度があったか否か。

政争と一切絡めずに見ることが難しい事件でもある。通常であれば所轄の案件であるにもかかわらず、唐突に捜査一課が介入し、官邸が重用する警視庁刑事部長の独断で逮捕当日に逮捕状が取り消しになったことは事実。なぜその日、突然に逮捕状が取り消されたのか、その理由は明らかにされていない。高輪署が捜査を積み重ねて逮捕状を出したからには、容疑者たる確証があったはずだ。それを撤回したのはなぜか。捜査に誤りがあったというのか。この不可解な事案に、検察審査会がどのような判断を下すか注目が集まっている。

セカンドレイプ

前述のように、山口氏が“安倍総理ベッタリ記者”であること、逮捕状取り消しに上の圧力を感じることから、どうしても本件は政治ゲームの一端として受け止められる向きが強い。それゆえ、安倍政権支持派からは「なんとかして安倍首相を引きずり下ろしたい勢力が、山口氏にハニートラップを仕掛けたのだ」とか、詩織さんの弁護団など周辺関係から「民進党の仕掛けた卑劣な罠だ」と推測する声もある。しかし看過できないのは、詩織さんに対する“セカンドレイプ”発言の数々だ。匿名投稿はおろか、実名・所属を明らかにして書き込んでいるSNSでも、中傷コメントは目立つ。そうしたコメントの主は性別を問わない。

「美人局だろうなと思った」
「駆け出しジャーナリストの売名行為でしょ」
「自己責任です 大人なのですから 同情できません!」
「お互い酔っ払ってセックスしちゃったのを、後になってレイプ!とか騒いでるの?この女。就職の相談とかしてる時点で詩織さんとやらにも下心アリアリじゃん」
「レイプされたって記者会見してた詩織さんはシャツの胸元開け過ぎで説得力ない。お酒飲んで記憶なくして~ってただのビッチじゃん。レイプじゃなくない??メールの内容もオッサン側下心丸出しなのに普通、一緒にお酒飲む???」

冷静に見て、美人局やハニートラップであるという可能性は低いと筆者は考えている。なぜなら実名で姿も隠さず記者会見に臨み、週刊誌に被害を語るのは、本人にとって大きなリスクを伴う。家族や自身のプライバシーが暴かれる可能性があり、今後の生活にも影響が及ぶ。性暴力の被害者は、一連のセカンドレイプコメントを見てもわかるように、この社会ではスティグマを負わされるからだ。

次に、大人の男女が2人で飲食した以上「そうなること」は想定されるのだから自己責任だという意見についても、まったく同意しかねる。女性が男性と2人で会うことを承諾したことが、セックスも承諾したことにはならない。性行為についてイエスと言わない限りは、合意していないのだ。性被害は全て女性側に落ち度があるといわんばかりの意見には、毎度辟易させられる。歪んだ女性観を持つ一部のネットユーザーたちは、被害を受けたとして告発している女性を、男性を誘惑した加害者として扱っているかのようにも見える。「シャツの胸元を開けすぎると説得力がなくなる」という意見も、この社会の歪んだ価値観を投影している。

詩織さんの主張に矛盾があるとしたらその点に疑義を呈することはアリだろう。だが現状、彼女への批判的な言及のほとんどが論理性を欠く誹謗中傷、セカンドレイプに過ぎない。

下心丸出しの男性を、拒絶できなかった女性が悪いのか。相手の明確な合意をとらずに性行為に及ぶことは責められないのか。学生から就職に関する相談を受けながら、あわよくば性行為に持ち込もうと企むのが「普通」の感性なのか。性暴力を「男女の痴情のもつれ」として処理し続けることは、性暴力という犯罪を社会的に容認していることと同じではないのか。政治ゲームはさておき、こうした人権無視のセカンドレイプこそがこの国の大きな病巣のひとつだということに、我々は気付くべきだろう。

(鼻咲ゆうみ)

前川前文科次官「出会い系バーで貧困調査」報道に必要なのは、事実の検証であり人格評価ではない/『彼女たちの売春』著者・荻上チキさんに聞く

2017年5月22日、読売新聞が「前川前次官 出会い系バー通い 文科省在職中、平日夜」と朝刊で報じた。文部科学省前事務次官の前川喜平氏が、加計学園の獣医学部建設問題について総理の「意向文書」があったと証言し注目が集まっていた矢先のことだ。読売新聞の報道を受け25日に会見を行った前川氏は「出会い系バー」に通っていたことを認め、女性の貧困調査が目的だと説明を行った。

翌日、記者会見を行った菅義偉官房長官は「調査だったら1回か2回」「強い違和感を覚えた」と批判。30日の産経新聞は「なぜ前川喜平前文科次官は『出会い系バーで貧困調査』という苦しい釈明をしたのか」といったコラムを掲載した。

そもそも「出会い系バー」とはどのような場所なのか、「貧困調査」は「苦しい釈明」なのか、そして今回の騒動で見過ごされていることとは? 『彼女たちの売春(ワリキリ)』(扶桑社)や、『夜の経済学』(飯田泰之と共著、扶桑社)などの著者であり、調査のために全国の出会い系喫茶・バーを取材した評論家の荻上チキ氏に話を聞いた。

出会い系バーは「売春」「援助交際」の交渉の場か?

“在職中、売春や援助交際の場になっている東京都新宿区歌舞伎町の出会い系バーに頻繁に出入りしていたと関係者への取材で分かった。教育行政のトップとして不適切な行動に対し、疑問が上がりそうだ。(中略)女性らは「割り切り」と称して売春や援助交際を不男性客に持ち掛けることが多い。報酬が折り合えば店を出て、ホテルやレンタルルームに向かうこともある”(2017年5月22日、読売新聞「前川前次官 出会い系バー通い 文科省在職中、平日夜」より引用)

――出会い系バーは「売春や援助交際の交渉の場になっている」場所なのでしょうか。

荻上:大きく間違ってはいません。ただ、一面的でもあり、世間に伝わるイメージは正確ではないでしょう。例えば援助交際=女子高生というイメージが一般にあると思いますが、出会い系喫茶やバーは18歳未満の入場を断っています。特に出会い系喫茶は風営法の対象になってからは、営業規制がかかっているので厳しいですね。全くいないかどうかは分かりませんが、2010年から800人を超える喫茶利用者を調査してきた中で、18歳未満の人は含まれていなかった。少なくとも都内の場合、児童買春が目的だったら、違う店に行くはずです。

――出会い系バーと、児童買春とは関係は薄いと。では売春の交渉をしている場所なのでしょうか?

荻上:多くの女性や男性が、性サービスを対価とした交渉を目的としてやってくる場所であることに間違いはありません。しかし利用者の人たちが全員、売春目的で来ているわけではありません。

たとえば「茶飯」と呼ばれる言葉があります。売春をせず、ご飯に行ったりお茶をしたり、カラオケに行くことを指します。フリーのキャバクラのようなイメージですね。男性側の聞き取り調査もしていますが、そういった連れ出しが目当てで来る人もいます。また、交渉の過程で、女性側が「ワリキリやってないです」と断った場合、「じゃあ、茶飯だけで、ご飯行こうよ」なることもあります。

それと、社会科見学的にくるような人もいますね。大学生の集団とか、会社員の集団とかで、「へー、こんな場所なのかー」とか言って、わりと早く飽きて帰っていく。それと、「エピソードを聞きたい」「実態を知りたい」と調査や取材に来る人もいて、ぼくもその一人ですね。ライターや雑誌記者、テレビ局の方などもちらほらいました。取材した女の子から、「この前別の取材を受けたばかりだよー」といった話を聞くこともあります。

――ワリキリをしている割合はどの程度ですか?

荻上:割合として多いのは確かです。ただ、ぼく自身は「ワリキリ調査」のために、そもそもワリキリをやっている子にしか取材依頼をかけないので、正確な数字はわかりません。ただ、継続的に喫茶に通う人に関しては、半数以上がワリキリをやっていると考えていいと思います。

出会い系バーはどのような仕組みなのか

――出会い系バーでは必ずしも売春が行われているわけではないのですね。

荻上:間違ってほしくないのですが、出会い系バーは、業者が女性を囲って行われる「管理売春」ではありません。ですので、行っても交渉決裂になることもありますし、めぼしいマッチングに恵まれずただ帰ることもあります。店に行った=買売春した、とはなりません。「バー通い」だけだと、どの行為なのかを外形的に判断はできないですね。

店側は女の子と契約しているのではなく、あくまでも交渉の場を提供している。トークルームの壁には、「売春交渉はやめてください」と書いています。とはいえ警察に対して「書いているよ」と言い訳するために用意してある程度で、暗黙の了解で、店員も把握しています。

分かりやすいのは、女性は最初のうちは茶飯だけで稼ごうとお店に通うものの、男性客の入れ替わりが少ないこともあって「あの子は茶飯だけだよ」と噂になってしまい、声をかけられなくなることがあります。そんなときに、「ワリキリをやったら儲かるよ」と店員がアドバイスしたりします。もちろん、店員個人のアドバイスであり、店として助言するという格好にはなっていないのですが。

――「出会い系バー」と「出会い系喫茶」はなにが違うのですか?

荻上:今回話題にあげられている「出会い系バー」は、「出会い系喫茶」の補完物として出てきました。出会い系喫茶は、2010年に風営法の対象になり、深夜営業ができなくなったので、バーという形態の店を別に作り、深夜客をそちらに誘導したんですね。ちなみに店側は、「出会い系バー」と名乗っているわけではありません。

――出会い系サイトではなく、出会い系バーや喫茶を使うメリットはどこにあるのですか?

荻上:出会い系サイトはアポイントを取るために手間がかかりますし、すっぽかされることもあります。女性側からすると、サイトだと相手の素性がわかりません。喫茶だと店内で嫌なことをされても、「助けて」と言えますし、相手の様子をみて断ることもできます。また喫茶では出会ってから外にでるので、喫茶でおやつを食べたり、漫画を読んだり、髪型を整えたりする間に、トークが入ったりします。営業努力が軽く済みます。ハウジングプアの女性が1割近くいるのですが、家のない女の子の場合、雨風がしのげます。男性側も、顔をみて指名することができるメリットがあります。

――荻上さんは、前川氏が通ったと言われるバーでも取材をしたことがあるとおっしゃっていましたが、どのようなお店なのでしょうか?。

荻上:出会い系店舗はおおむね「マジックミラー型」「セパレート型」「ウォーク・イン型」の3つのタイプに分けられるのですが(注)、今回のお店はセパレート型です。店が薄暗くなっていて、「あの子に声をかけたい」と男性がスタッフに伝えます。そしてトークルームに行く。トークルームでは5分~10分の時間が与えられ、交渉が成立すると店をでます。

――マジックミラー越しに女子高生のスカートをのぞくような場所ではないと。

荻上:それは「JK見学」系ですね。一部でそうしたイメージが流布されましたが、形態としてはまったく異なるものです。

出会い系バーと貧困

――前川氏は、女性の貧困を扱った番組を見たことをきっかけに、実際に足を運び、出会い系バーの女性たちに話を聞こうと思ったと話しています。出会い系バーと貧困に結びつきはあるのでしょうか。

荻上:まず断っておくと、店にいる女性の全員が貧困とは限りません。生活には困らないけれども、なんらかの目的のために貯金をしていたり、働き方としてマッチしているとか、割がいいからといった理由で来ている人もいます。

ただ、貧困状態にある人は割合的に多いです。詳しいデータは『彼女たちの売春』や『夜の経済学』などの本に載せていますが、住処の貧困であったり、DV被害者だったりする人が平均よりも多い。困難な状況に立たされている人たちは、手っ取り早くお金の手に入る日払いの仕事を求めます。24時以降に居場所がない場合、あるいは24時以降も客を取りたい場合の選択肢として、出会い系バーに流れて時間を過ごしている現状があるので、その意味では、喫茶よりバーに行った方が貧困の実相を知りやすいかもしれません。

前川氏が通っていた店を知っているので、率直な感想として「コアな店に行ったな」と感じました。歌舞伎町にはもっとメジャーな出会い喫茶チェーン店がありますから。

「貧困調査」は「苦しい釈明」か?

――菅官房長官から「教育行政の最高の責任者がそうした店に出入りして、小遣い渡すようなことは到底考えられない」(政府インターネットテレビ:平成29年5月26日(金)午前-内閣官房長官記者会見より09:28~)との発言がありました。

荻上:そもそも出会い系は、「小遣い」を渡さないと外出できません。話を聞くためだけに店を出ていけないからです。お店のトークルームでは5~10分程度しか話せません。謝礼抜きで出かけるということは、女性たちにとってお金を得るチャンスを失うことです。「調査だから無料で話を聞かせてくれ」で、一緒に出ていく女性はいません。それを「お小遣い」と表現するか「謝礼」と表現するかは変われど、ぼくが取材をするときは対象者に時間拘束代として必ず取材費を払っていました。

――同様に菅官房長官は「調査だったら1回か2回じゃないですか」(政府インターネットテレビ:平成29年5月26日(金)午後-内閣官房長官記者会見より1:28~)とも発言しています。

荻上:本気でやるなら、1、2回で調査は終わりません。それはただの「見物」「見学」です。数百人に会って、それでようやく見えて来たものがたくさんあります。前川氏の発言では、「小学生の2人の子どもを抱えていて、水商売で暮らしている」「就学援助でなんとか子どもが学校に行っている」といったケースが紹介されています。そこに出てきた、母子の貧困や学費の問題ついては、一人だけのケースを聞き、簡単に答えが出るようなものではありません。何人も調査を重ねないと実態が見えてこないと思います。逆に菅さんは何かの調査を真面目にしたことがないのでしょうか。前川氏のイメージを下げるために、「調査」の在り方に誤った言及をするのは違うなと思いました。

――産経新聞は「苦しい釈明」とも書いていますが、実際「苦しい釈明」だと荻上さんは思いましたか?

荻上:前川氏が実際に何をしていたかはわかりません。世の中一般からすると、イメージとして「そんなことありえない」と思うかもしれませんが、ぼくはまさにそういった調査をやっているので、別にありえないとは思いませんでした。「野宿者支援を調査するために、NPOの炊き出しの現場に通いました」と言われて「ああそうなんだ」と聞く感覚と一緒ですかね。風俗調査をしている知り合いもいますが、その人は風俗利用をしていませんし、端的に人によりけりです。

これはリサーチを経験した人ならわかると思うんですけど、話を聞くことには中毒性があって、「まだやめられない」「もっと聞かなきゃ」と考えるようになり、通い詰めるようになったりします。物書きや大学の研究者もそうです。誤解しないでほしいのは、ぼくは前川さんを擁護しているのではなく、調査を擁護しているんです。菅官房長官が「1回、2回で」とか「小遣い渡して」と批判するけれども、仮に調査だったらそんなことはざらにあります。前川氏を否定するあまり、誤った知識を拡散したりするのは違うなと。

出会い系バーでごまかされたもの

――前川氏が出会い系バーに通っていた事実をもって、加計学園文書自体の信ぴょう性を疑うような発言や報道がありましたが、どう感じましたか?

荻上:最初は出会い系バーに行ったこと自体を問題視していましたよね。そこから「出会い系バーについて苦しい説明をするような人ですよ、加計学園の件でも正しい説明をするでしょうか?」との論法にスライドしていきました。

そもそも、出会い系バーに通ったから不適切だと考えるのもよく分からないロジックです。国会で答弁している人たちは、クラブや風俗などを利用したことのない人たちばかりなのでしょうか。もちろん、僕は利用していても問題ないと思いますし、むしろセックスワークの非犯罪化を主張する立場ではありますが、批判するためのダブルスタンダードならご都合的だと思います。

また、仮に彼が売春していたとしても、今回の加計学園文書とは切り離して考えるべきです。文書に記されていた内容については、自分の部分については事実だと証言している人も出てきていますし。告発者の人格と告発内容の妥当性は別です。

――前川氏を擁護する人の中で、「彼は立派な活動をしているんだ」とその清廉潔白さを主張する人もいました。

荻上:個人的に表明する方はいると思います。実際にぼくの周りの複数のNPO関係者から、「前川さんは官僚の中でもいろんなところに足を運ぶ人だ」と聞いたことがあります。だからといって、今回の文書への証言が本当である証明にはなりません。

どちらの発言者が誠実なのかを比べあっても仕方ありません。良い人アピールも、悪い人アピールも本質ではないでしょう。その点、読売新聞が、「出会い系バー通い」という情報だけで、説得力を奪おうとするような報道に加担したことにこそ驚きました。本来、事実をベースに検証するべき問題が、「人格評価」になってしまうことに危機感をもっています。文書管理や政策検証の仕組みについて検討するための材料をすべて洗い出す、そんな議論を丁寧にしてほしいと思います。
(聞き手・構成/山本ぽてと)

(注:“出会い喫茶の店舗形式は、「マジックミラー型」「セパレート型」「ウォーク・イン型」といった類型に分けられる。「マジックミラー型」は、最もメジャーな店舗形式だ。「男性ルーム」と「女性ルーム」の間がマジックミラーによって仕切られており、男性はマジックミラー越しに女性を物色する。(中略)「セパレート型」は「マジックミラー型」とは異なり、男性ブースと女性ブースとが簡易に分けられているだけで、互いの姿を自由に見ることができる。(中略)「ウォーク・イン型」は、男女それぞれのブースが、ただ分けられているという点では「セパレート型」と同様だ。違うのは、女性ブースの真ん中に一方通行の通路が設けられており、男性は女性を物色するため、そこを歩くことができるというもの”(荻上チキ『彼女たちの売春(ワリキリ)』(扶桑社)より引用))

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