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秋元康「横山はマグロっぽい」発言。セクハラと数々のメルヘンポエム、官能小説ばりの歌詞に閉口

 11月7日にオンエアされたラジオ番組『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)で、AKB48の総監督・横山由依が秋元康に「マグロっぽい」と言われたことを明かした。

 10月30日より、AKB48グループが出演するドラマ『キャバすか学園』(日本テレビ系)が始まったのだが、舞台はキャバクラということから、出演者にはそれぞれ源氏名がついている。その源氏名はキャバクラの店名が「水族館」ということから、海産物や寿司に関するものとなっていて、横山は“マグロ”なのだ。

 横山はこれに関してラジオで由来を喋った。「マグロちゃんでざわついてると思うんですけど」とファンの反応を気にしつつ、「秋元さんに由来を聞いたら『横山はマグロっぽいだろ?』みたいな感じで言われて、ちょっとよくわんないんですけど」と不満げ。キャスティングの段階で秋元をはじめとした、おじさん連中がニヤニヤしながら“マグロ”という名前案に盛り上がっていたのだろうか? 非常におぞましい光景だ。

 だが、こうしたセクハラは通常運転だろう。他方、秋元にはお気に入りメンバーへの思いが見え隠れするメルヘン発言も少なくない。教え子である元おニャン子クラブのメンバー・高井麻巳子との衝撃の結婚に始まり、最近も宮脇咲良や島崎遥香などとはプライベートで二人きりで食事に行く様子がよく話題になっている。その島崎はピース綾部に好意を寄せていると公言しているが、これについて秋元は島崎に「綾部とのLINE交換はダメだよ!」「綾部とLINE交換したら舌を切って死にます」とメンヘラっぷりを発揮しながら島崎にデレデレしていた。さらにファンから「松井珠理奈さんを一言であらわすと?」と質問されると、「運命」と恥ずかしげもなく答えてみせることも。これらは秋元ではなくメンバーが暴露した話が多いので、公表されていないだけで、裏では数えきれないほどのメルヘン発言がありそう。

 秋元と仲の良い幻冬舎の代表取締役社長・見城徹氏もNMB48の須藤凛々花にドはまりし、『須藤凜々花は「天使」なのです』『あの初々しさが堪りません。命の美しさを感じます。オリジナリティの塊です』といった発言をして、ドン引かれていたことも記憶に新しい。確かにこの二人は気が合いそうだ。

 セクハラといえば、歌詞に卑猥なフレーズを入れて未成年に歌わせていることもたびたび問題視される秋元運営。例えば『アイドルなんて呼ばないで』という曲。この歌詞には「そのうちエッチもしてみたい」とド直球なフレーズがはいっているのだが、これを今年13歳のメンバーが歌い、「セクハラだろ」「かわいそう」「親がみたらどう思うんだ」と炎上した。他にもシングル以外の曲では過激なフレーズが入っている秋元の歌詞。SKE48の楽曲『Innocence』では「キスをしながら いちじくの皮を剥くように 優しくして 魔法の指で」と官能小説ばりのフレーズがあるのだが、この歌詞についてSKE48・須田亜香里は「正直家族が観に来てる時にこの曲を歌うと“ごめんなさい”って思う」とコメントしており、抵抗があるようだ。

 歌詞問題ではセクハラ以外に女性蔑視もお馴染み。HKT48の『アインシュタインよりディアナアグロン』では「女の子は可愛くなきゃね 学生時代はおバカでいい」「何も知らなくてもメイク上手ならいい」「女の子は恋が仕事よ」、NMB48の『恋を急げ』では「定期的に恋をしないとね 劣化していくよ」「女の子の賞味期限あっという間に過ぎちゃう」と、提示される女性観のひどさには定評がある。そこにいる女子は頭空っぽの恋愛マシーンなのである。

 メンバーたちとはそれぞれ親密なようだが、全体の動向を把握しているのかいないのか、大きな問題となった欅坂46のナチス風コスプレには、報道されるまでは沈黙を貫き、報道後に「ニュースで知りました。ありえない衣装でした。事前報告がなかったので、チェックもできませんでした」と秒速で責任逃れ。さすがに呆れるしかない。

(ボンゾ)

処女卒業で爆発した「有名人と一戦交えたい欲」、簡単にヤれるサブカルおじさんたち!

 ヴィジュアル系、野球二軍選手、そしてお笑い芸人……全戦全敗の処女が、それまでの過酷な戦いから一転、秒殺で初勝利をもぎ取ったのは、バイト先である激安回転寿司屋の同僚のFラン大学生でした。

 天下一武道会で、それまで動きがにぶかったのは実は重いリストバンドなどをつけて戦っていたからで、外したとたんに「うっひょーー」と言いながら何メートルも上空に飛び跳ね、軽やかに対戦相手を倒した孫悟空(子供時代)のごとく、処女という名の重りを外した私は、雑魚でもボスの腰巾着でも(ボスはまだ分不相応)、対戦を挑み全戦全勝。

 ですが、やはり有名人との対戦を望んでいますから、雑魚と対戦しても手応えがなくつまらないもの。オラ、強えぇ奴と戦いたいんだよ!

 そんなとき出会ったのが、プロデューサーGでした。

 プロデューサーって、テレビの? いえいえ、どうやら違うらしいのです。とにかく肩書は“プロデューサー”。さらにまたの名を、“カルチャークリエイター”といい、事務所は原宿のど真ん中、いわば聖地にありました。

「◯◯の立ち上げに関わって、当時、◎◎たちに××を流行らせたのは俺。▼▼のヘアヌード写真集をプロデュースしたのも俺。今作っているのがコレ、△△。キミも関わらせてあげるよ」

 ちょっと何言ってんのかよくわからないのですが、キャップのナナメかぶりが妙に似合うオシャレっぽさと、みなぎる自信で、「もう! 今すぐ抱いて!」と自動的に言ってしまいそうな雰囲気を持ったオッサンでした。

 実際Gは、「この子もヤッた、この子もヤッたよ」と、原宿を我が物顔で歩いていそうなオシャレ顔の女の子の、一戦交えたあとっぽい写真を見せてくれました(それがまたオシャレな写真で、トイレットペーパーがむき出しになる、カバーなしホルダーがあるトイレで、上半身はスポブラ一丁、下半身はヘア丸出しで、便器にまたがりタバコをくわえて気だるげにこちらを見ている写真等)。

 芸能人でもないのに、ただの小デブのオッサンなのに、このヤラなきゃ損な雰囲気は一体なんなのでしょうか。

 そのときはわかりませんでしたが、のちに彼の名前を特定の界隈では頻繁に目にするようになったことで、「彼もまた一種の有名人なんだ」と理解するにいたったのです。

 へええ、コレ、食えるんだ! 高級グルメではないけど、コレが「美味しい」と言えたらなぜか「分かってるじゃん」ってツウたちから一目置かれるような、B級グルメなんだ! そうか、そうだったのか! ――そんな感覚です。

 そうとわかれば、彼らのようなB級グルメたちの出没スポットに行くのみです。が、これが難しいんですよ。ヴィジュアル系や芸人はライブ会場に行けば会えるし、野球二軍選手は二軍球場に行けば会える。ですが、彼らのような男たちは行動が読めない。今だったらSNSで自らどこで何食ったとか誰とよく遊ぶとか情報公開しているでしょうが、その当時はクチクミか地道に人脈を広げていくしかありません。カルチャークリエイター系ならばクラブに行けばいそう、と今ならわかりますが、当時はそんな事情もわかりませんでした。漠然と会おうとしても、会えない、まるで霧の中で実態のない影に手を伸ばしているような気分です(まあそもそも、彼らに実態がないからなんだけど)。

 では、どうすればよいのか?

 最初にヒントをくれたのは、大学の同級生Oでした。

「◯◯センセイの講演会が、すぐそこの大学であるから一緒に行かない? 一緒に出る人、はるちゃん好きだと思うから」

なんとO、とある精神科医のおっかけなのでした。せ、精神科医? そんなジャンルもアリなのか……と目からうろこだったものですが、確かにその精神科医はナイスミドルで本も何冊も出しているキレ者。Oがアイドル視するのも頷けます。そしてOの読み通り、同じく登壇していたとある学者は、私の好みドンピシャ! さっそくネットで彼らの情報を調べると(2ちゃんが普及し始めた頃)、やはりアイドル視されていることが判明。さらに、ほかにもイベント出演情報もありました。

「ろふとぷらすわん? どこだろう?」

 私が、ずぶりと、サブカル沼に片足を突っ込んだ瞬間でした。

 “サブカルの聖地”、ロフトプラスワン――。リリー・フランキーやみうらじゅんなど、サブカル男子界の最高峰たちを生み出した、いまでこそ全国的に認知されているイベントスペースですが、当時、無知な女子大生だった私にとっては、未知の世界でした。

 そしてイベント日、Oと私は、すえた臭い漂う新宿歌舞伎町を通り、雑居ビルの地下へと続く階段を降り、初めてのロフトプラスワンへ。登壇者たちが、ガンダムがどうたらとかクソ面白くも興味もない話をすると、洗っていない体操着臭を漂わせる男たちが「ドッ」と沸くという、世間知らずな女子大生にとっては地獄のような時間をやりすごすと、イベント終了後、Oは真っ先に精神科医の元へ駆け寄りました。おお、出待ちとかしなくてもイケちゃうんだ。

「えへへ、センセイにメールアドレス渡してきちゃった」

 はにかむOの笑顔の眩しいこと。なんでも、「卒論の相談をしたいから」と、もっともらしい口実をつけくわえ、連絡先を渡したようです。以降、何度かのメールのやりとりのあと、「会ってご飯食べたよ……///」という報告までは聞きました。

 一方の私はというと、学者の攻略なんてまだまだ分不相応でしたし、ロフトプラスワンの存在を知ったと同時に、その界隈の雑誌や有名人を学ぶことから始めました。

 わかったことは、とにかく攻略対象の男たちは幅広く多岐に渡るということ。当時はまだ、“サブカル文化人”なんて都合良く使える便利な言葉が広く知られていませんでしたから、食えるのか食えないのかの判別がつきません。

 岡田斗司夫やエヴァ関連論壇のオタク系、吉田豪氏や宇多丸氏などのBUBKA系、STUDIO VOICEやQJのようなオシャレ醸し出し系、そんなふうに分類していた気がします。で、そこからこまごまと派生するのが、ミニシアタ―で上映される監督系、とか、ゴールデン街のマスター系、とか、ハメ撮りカメラマン系、とか、SM雑誌の編集者系、とかで、食えるモノと分類していました。だって条件は、「特定の界隈で有名なこと」だけですから。ツウが知っていればもう、食っても大丈夫なものなんですから。

 そして一番大事なことを忘れてはなりません。処女時代、有名人とヤろうとして苦汁を舐めてきた敗因は、私がファンという立場だったことです。だから、雪の日に寮の前で待ったり、鳴らない電話を眺めたり、女同士の潰し合いに巻き込まれたり、悪意たっぷりの似顔絵を書かれたり、辛い目に遭ってきたんだもの……。そんな私ももう大人。ならばファンではなく、なかに入ってしまえばよいのでは? そうして私は、サブカルチャーの掃き溜め・AV制作会社に就職、のちにエロ本会社に転職したのです。

 まず、この界隈のほとんどの男性たちは、ほの暗い青春を過ごしてきていることがわかりました。イコール、おモテにならなかった、そういうことです。おモテにならなかったからこそ、情熱がクリエイトに向けられ、見事作品などに昇華。凡な私は才能という名の肉汁溢れるB級グルメたちに近づいては、愛想を良くするだけでご馳走にありつけたのです。

 そんな私を、学生時代の友人たちが“ゲテモノ喰い”と評したことが、“サブカル文化人”のヤリやすさを物語っているのではないでしょうか。

 ある高校同級生には、「なんか、はるちゃんにお似合いの空気だよね(笑)っつうか、はるちゃんって、サセコだよね(笑)」と言われたことがあります(実話)(ほんとに友達なのかな、そんなこと言われて……)。他人のことをモテないとかゲテモノとか言ってますが、まあそういうことなんですよ……。

 モテなかった男と、モテなかった女が、最終的に行き着きお互いの過去を昇華する場所、そこが、サブカル界隈だと、私は思うのです。

 一度は地元のど田舎のパン工場に就職したけど、東京への憧れが諦められず上京してきた過去を持つ知り合い男性は、将来の夢をこう語っていました。

「ロフトでイベントやれるようなサブカル文化人になって、女子にちやほやされたい」

 彼はいま、自らの肩書きを“拡張人”と名乗り、自身のSNSに「人間とはスクラップブックである。僕もあなたもそれぞれのリディムがありリリックを乗せる、それが人生なのだ。アウトプットからでしかインプットは生まれない。さあ、旅に出よう。人生を編集するために」とかなんとか、目がつるつる滑るようなことを書き込み、ロフトプラスワンでイベントをやったりしています。女子との出会いもあるようです。夢が叶ってよかったね!

 そうそう、今はSNSが主流ですから、もう写メつきDM送っちゃえばすぐ喰えるんじゃないでしょうか。有名人に夢破れた女性のみなさま! サブカル文化人、いかがですか! いつでも旬でございますよ!

アダルトグッズ専門店に教わる「女性用大人のおもちゃの基礎知識」

こんにちは、アダルトグッズ専門店・ワイルドワンの内山です。アダルトグッズ、セックストイズ、ラブグッズ、大人のおもちゃ……呼び方はさまざまですが、どんなものを指すのか――messy読者の皆様は、すでにご存知かと思います。私個人としては「大人のおもちゃ」という言葉の使い方が好きです。「おもちゃ」の認識は一般的に「子どもの遊具」。これが「大人の」とついた途端、淫靡な夜の雰囲気が広がりませんか? 「大人のおもちゃ」という言葉には、キラキラとした宝箱を覗くようなときめきを感じるんです。

ちなみに豆知識ですが、この「大人のおもちゃ」という素敵な名称を編み出したのは、国産の電動式バイブレーター「熊ん子」を発売した性具卸問屋の社長なんです。「熊ん子」とは昭和42年に発売された大ヒットバイブレーターです。「クマンコ」ってネーミングもセンスが光っていますよね。「クマンコクマンコ……」って何度も唱えたくなるリズム感があり、一度聞いたら忘れられません。

そんな遊び心溢れる「大人のおもちゃ」。今ではその種類も多く、それぞれ違った特性があります。しかし、ワイルドワンが運営するグッズ販売店舗やバイブバーには、いざ購入しようと思っても「好みの刺激はどれだろう」「何が何だかわからない」といった理由から、今まで試すのを断念してきた……という方がたくさんいらっしゃいます。そこで、当連載では、人気商品や注目おもちゃを、楽しいエピソードを交えながらご紹介していこうと思います。

4種の神器

今回はプロローグとして「大人のおもちゃってなーに?」というごくごく基礎的なお話から紐解かせていただきます。

まず、大人のおもちゃには男性用と女性用があります。性具ならではのカテゴライズの仕方ですね。さらに、女性用の中でも大きく4カテゴリーに分けられます。総称して「バイブ」と呼んでいたあのおもちゃが実は別のものだった! なんてことも。そんな一番浸透している「バイブ」からご説明していきましょう。

①バイブ

『シロバイブもっちり大福』
「電動式バイブレーター」略して「バイブ」と呼ばれている商品です。シニア世代なんかは「電動コケシ」と呼ぶ方もいます。形状、フォルムはさまざまですが、膣に挿入するための長い竿とクリトリスを刺激するための小さいバイブがついている二股タイプが一般的です。

竿の動き方は、振動したり、円を描くようにスイングしたり、上下にピストンしたりとバイブによってまったく違います。クリ用バイブを竿部分を膣に入れた状態でクリトリスへあてがい、バイブレーションさせます。これがいわゆる二点責めと言われる手法で、膣内、クリトリスの両方で感じることができます。また、クリ用バイブが付いていない“一本モノ”と呼ばれるものや細めのスティックタイプがあり、後者はバイブ初心者にオススメです。

②ローター

『ピンクローターTypeRビッグ』
「ピンクローター」という言葉を聞いたことがありませんか? その名の通り「ピンク色をしたローター」なんです。ローターとは、回転するモノや回転体を意味する言葉で「ピンクの回転体」と言ったところでしょうか。

とはいえ、いまやローターも種類が豊富な上に色もさまざまです。形状はコントローラーと本体がコードで繋がれているのが一般的ですが、コードレスタイプのものも多くあります。動きはローターが「振動する」だけ。とっても簡易的です。特にクリトリスへの刺激に適しているので、大人のおもちゃ自体をまったく使ったことのないビギナーにおススメ。とても軽くてコンパクトなので持ち運びに便利ですが、コードタイプは断線しやすいという欠点もあります。

③電動マッサージャー

『ピンクデンマバイブバーエディション2』
ここ10年ほどですっかり大人のおもちゃとして定着した感のある、通称「電マ」。もともとは肩こりなんかをほぐすマッサージ用家電製品だったものが、アダルトビデオの潮を吹かせるワンシーンで取り入れられるようになってから大きく注目され始めました。

今では性具の仲間入りを果たした電マですが、使い方は簡単でローターに似ています。先端のヘッド部分に大きなモーターがついていて、モーターが振動することで大きな刺激が得られます。振動は細かく揺れるローターとは真逆です。荒々しいほどに激しいため、即イキしたり、深いアクメを感じるというユーザーさんもいますが、ハードすぎて痛いと敬遠する方もいらっしゃり、好みの分かれるところです。ます。ローターの振動では物足りなくなった女性におススメします。またヘッド用アタッチメントもたくさん開発されているので、電マひとつあればアタッチメントの付け替えでバイブとしても使用ができるなど、今後も面白い発展を遂げそうなおもちゃです。

④ディルド

『みちのくディルド』
ズバリ、男性器をかたどったリアルな形状で、モーターなどの電子器具は一切ついていないものが一般的ですが、最近は中に振動させるモーターが仕込まれたタイプもあります。ディルドの歴史は古く、紀元前から存在していたなんて説があったり、江戸時代の春画にも描かれています。「張り型(はりかた・はりがた)」「こけし」と呼ばれることもしばしば。

多くがヌーディーな色みで亀頭、竿部分の再現度の高いものが多く、ものによってはタマ付きのディルドもあります。ディルドの下には吸盤があり、床や壁などお好みの場所へ接着させて膣、もしくはアヌスへ挿入させ、手や腰を使って動かします。亜流になりますが、ディルドを装着できるペニスバンドもあり、SMプレイやレズビアンカップルが好んで使います。バイブの電動が苦手な方や、男性器のリアリティにこだわる方におススメです。

次回からは、さらにディープに「大人のおもちゃ」を紹介していきます。そのためにも、今回の4つのカテゴリー分けを頭に叩き込んでおいてくださいね!

(文章/ワイルドワン広報担当・内山)

「messyを見た」でプレゼント!
当連載を読んで興味を持たれた方は、見て、触れて、動かすことが可能な渋谷のバイブバーへいらしてくださいね。スタッフも運営も全員女性なので安心です。こだわりの内装と350本以上のバイブ、国内外から集めた大人のおもちゃが展示されています。「messyを見た」と言っていただければ「スティックローター」をプレゼントいたします!

THE VIBE BAR WILD ONE(ザ・バイブバー・ワイルドワン)

住所:東京都渋谷区道玄坂2-7-4 3F
電話番号
03-5456-1100 (月~土 PM17:00~PM24:00)VIBEBAR
03-3477-0800 (月~金 AM9:00~PM17:00) VIBEBAR 事務局
メール:info@vibebar.jp
定休日:日曜・祝祭日
営業時間:17:00~24:00
※入店受付は閉店時間の45分前までとなります
最寄り駅:JR渋谷駅・ハチ公口より徒歩3分
京王井の頭線渋谷駅・西口より徒歩1分

読書会に理屈っぽい男は邪魔? 女性の連帯を強める読書会の歴史を探る

 今回のテーマは読書会です。皆さんは読書会に参加されたことはおありですか? 私は研究者なので本を読む会合にはよく行きますが、全く出たことがないという方もいらっしゃると思います。3月にmessyに掲載された福島淳による記事「エマ・ワトソンのフェミニスト・ブッククラブへようこそ! 広がりを見せるフェミニズムを語る熱い波」では、スターのエマ・ワトソンが読書サイト「Goodreads」でフェミニズム関係の本を推薦し、皆で意見交換するオンラインブッククラブが紹介されていました。今、英語圏ではこのように女性が女性向けに本をすすめたり、特定の本を皆で読んで議論したりする読書会が人気です。読書会と女性について、アメリカを中心に少し歴史を絡めながら紹介をしていきたいと思います。

◎女だけのクラブ

「男性は読書会なんてしないわ」

 上の文句はカレン・ジョイ・ファウラー『ジェイン・オースティンの読書会』で、登場人物のひとりバーナデットが言う台詞です(p. 10)。この小説は19世紀初めの英国の小説家、ジェイン・オースティンの全作品6編を読破する読書会の様子に、参加者の人生模様を絡めた物語です。2007年には映画化もされています。小説では、最初に読書会メンバーを女性だけにするかどうかでモメるところがあります。バーナデットの上の発言はずいぶん大げさで、読書会をやっている男性も実はたくさんいるのですが、北米では伝統的に読書会は女性が盛んにやるものという認識があるようです。

 バーナデットは読書会に男性を入れたくないと主張しており、以下のようにずいぶん手厳しい発言もします。

「男性が入ると、力関係がくずれてしまうわ。男性って、みんなで楽しく議論しないうえ、偉そうに一方的にしゃべるんですもの。自分の持ち時間なんか無視して、平気でいつまでもしゃべってるわ」(p. 10)

 この小説ではバーナデットの反対にもかかわらず、読書会には男性であるグリッグが参加することになり、メンバーであるジョスリンとの恋が始まるという展開になります。

 バーナデット同様、読書会その他のクラブ活動で、男性が決まった持ち時間を守らなかったり、偉そうな態度をとったりすることに不満を持っている女性は多いようです。アメリカ文学研究者の尾崎俊介はアメリカ人とペーパーバックを扱った著書『ホールデンの肖像』で、人気テレビタレントで長きにわたりお昼の女性向けトーク番組『オプラ・ウィンフリー・ショー』のホストをつとめていたオプラ・ウィンフリーが自分のお気に入りの本を紹介するコーナー「オプラズ・ブッククラブ」を詳しく解説しています。尾崎はここで「こけおどしの教養をちらつかせ、小うるさい理屈をこねるような男性知識人がほとんど登場しないので(中略)心置きなく女性的な目線で自由に本のことを語り合える」(p. 237)ことがこのコーナーの人気の原因のひとつだと分析しています。もちろん理屈っぽい批評をする人は女性にもいますし(私ですね)、また理屈っぽい批評が嫌いな男性読者も山ほどいるはずです。しかしながら女性の前でやたら威張りたがる男性に対して経験から警戒心を持っている女性は多いので、女性だけで本を読みたいという人もいるのでしょう。

◎キャラクターと自分語り

 このようなくつろいだ環境で行われる議論は、文体分析などよりも、むしろある本が読者の人生とどう結びつくかについてのものになりやすいようです。尾崎は家庭内で抑圧されている女性たちが「本をダシにして自らを語る」(p. 246)ことが読書会の重要な要素だと述べていますし、社会学者エリザベス・ロングも女性読書会でキャラクター中心の読解が好まれることを指摘しています(p. 230)。いくつも例をあげることができますが、たとえばカナダで女性読書会と刑務所読書会を組織している女性たちを中心にブッククラブの様子を描いたノンフィクション『プリズン・ブック・クラブ』では、リーダーのキャロルが「主人公の立場に自分を置くことが出来、登場人物の行ないについて考えられる本」(p. 38)を選書しようとしています。『ジェイン・オースティンの読書会』でも、どの登場人物が自分に似ているかとか、どの登場人物同士に結婚してほしいかとか、小説に描かれた恋愛から得られる人生訓は何かとか、こういった議論で読書会が盛り上がります。

 実際にやってみましょう。私は『高慢と偏見』に出てくるミスター・ダーシーがどうも好みではないのですが、たぶん自分の性格が少しミスター・ダーシーに似ていて人前で愛想良くするのが嫌いなので同類嫌悪なのかもしれないと思います……というようなことを話すわけです。こうした自分の人生や性格に結びつけた意見交換を行うことで女性たちの間に連帯感が生まれ、悩みのシェアや助け合いにつながることもあります。母と娘で親子のイベントとして議論に参加したり、友人同士で絆を深めたりする機能もあるのです。

 面白いのは、英文学の読解ではこうしたキャラクター中心の批評(「性格批評」などと呼ばれます)は伝統的に女性が活躍していた分野で、一方で古くさい手法として軽視されていたフシがあったことです。これは既に私が去年、『ユリイカ』に書いた「みんなのシェイクスピア、シェイクスピアのみんな-キャラクターとファンダムの歴史」でも説明しているので興味がある方はこちらも読んで頂きたいのですが、とくにシェイクスピアなどの分析においては19世紀のメアリ・カウデン・クラークやアンナ・ジェイムソンなどの女性批評家が性格批評で大きな業績を残してきました。自分を優柔不断でロマンティックなハムレットにたとえた(!)ロマン派詩人サミュエル・テイラー・コールリッジのように、この分野で面白い評論を残した男性批評家もいるのですが、いくぶん「女性的」な分野と考えられがちなところがあったのです。20世紀以降、先端的な批評理論を用いた分析が重視されるようになり、性格批評は時代遅れと見なされ、女性によって担われてきたことも含めてお遊びのように扱われることもありました。

 性格批評は最近、上演研究やフェミニスト批評、大衆文化研究などの影響もあり、人気を取り戻しています。これを考えると、登場人物について語り合う女性たちの読書会は、19世紀以来の性格批評の伝統を思いの外よく保存しているように見えます。コールリッジは「私自身にも少々ハムレットのようなところがある」(v.1, p. 69、拙訳)と言いましたが、読書会を開く女性たちには少々ロマン主義の批評家のようなところがあると言っていいのかもしれません。

◎読書の伝統と市民の育成

 19世紀風の性格批評がアメリカの女性読書会でしぶとく生き残ってきたことは、こうした読書会の起源が19世紀にあることに関係しているのかもしれません。シェイクスピア研究者キャサリン・ウェスト・シェイルによると、19世紀末から20世紀はじめくらいにかけて、シェイクスピアを中心に読むクラブだけで500以上もの会がアメリカ全土で結成され、その多くで女性が主導的役割を果たしたとのことです(Scheil, p. 1)。学術研究に女性が触れられる機会は今よりずっと少なかったため、読書会は女性にとって貴重な教育機会でした。クラブによっては本を読むだけではなく、女性参政権とか結婚などについて政治的議論をするところもあったそうです(Scheil, p. 39)。

 19世紀末にはアフリカ系アメリカ人女性の読書会も活発に活動しており、本を読むだけではなく人種差別の中で教育を向上させたり、社会問題に取り組んだりしていました(Scheil, p. 116)。読書をして知識や分析能力を得ることは、市民として社会に向き合うことと結びついていたようです。そう考えると、エマ・ワトソンのフェミニスト・ブッククラブはインターネットの時代の産物とはいえ、楽しみながら社会を考えるという19世紀的な読書会の後継者であると言えるでしょう。

 皆さんも読書会を組織してみてはいかがでしょうか? インターネットが発達した今では、実際に一箇所に集まらなくても、同じ本さえ読んでいればオンラインで意見交換をすることもできます(私もやったことがあります)。オースティンの小説やシェイクスピアの戯曲に出てくるお気に入りの人物について話すのもいいですし、こうした作品の政治性や歴史的背景について調べてみるのも楽しいですよ。

◎参考資料リスト

アン・ウォームズリー『プリズン・ブック・クラブ-コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年』向井和美訳、紀伊國屋書店、2016。
尾崎俊介『ホールデンの肖像-ペーパーバックからみるアメリカの読書文化』新宿書房、2014。
北村紗衣「みんなのシェイクスピア、シェイクスピアのみんな-キャラクターとファンダムの歴史」、『ユリイカ』2015年4月臨時創刊号:pp. 175-182。
カレン・ジョイ・ファウラー『ジェイン・オースティンの読書会』中野康司訳、ちくま文庫、2013。
エリザベス・ロング『ブッククラブ-アメリカ女性と読書』田口瑛子訳、日本図書館協会、2006。
Samuel Taylor Coleridge, Specimens of the Table Talk of the Late Samuel Taylor Coleridge, 2 vols, London, 1835.
Katherine West Scheil, She Hath Been Reading: Women and Shakespeare Clubs in America, Cornell University Press, 2012.

「セックスレス関係に陥ったことはない」という田中みな実のタフネス

 11月7日に放送された『ひるキュン!』(TOKYO MX)で、フリーアナウンサーの田中みな実(29)が「セックスを断らない」ことを語り、NON STYLE井上裕介(36)ら共演者が驚きの声をあげた。番組では43歳の主婦から「10年以上夫とセックスレスの状態のため、性格や収入に不満があるわけではないが、離婚をしたいと考えてしまっている……」といったお悩みが寄せられた。これに対し、家族問題評論家・池内ひろ美(54)が「ボーイフレンドを作りましょう(不倫ではなくて)」、タレント僧侶・水無昭善が「レスになったきっかけを確かめてみる」と悩み解決案を提示。

 水無の解決案は、すぐに井上から「そんなの無理」「本当の恋をしていないからそんなこと言える」、田中からも「(きっかけは)10年前なんですよ」と却下され、池内のターンに。

 池内は、「夫婦仲が悪いとかではなく、夫の性欲が薄くなることはある」とまず説明。なので、セックスレスで離婚となるのは早計かもしれず、夫婦仲が悪くないのならばボーイフレンドでときめき不足や性的欲求を埋めればいい、という考えのようだ。さらに、セックスレスの定義は以前は“3カ月”夜の営みがなかったことだが、今は“1カ月”ないこと、とされていることも紹介。既婚者のセックスレス率は、日本は全体44.6%、内訳は男性36.2%、女性50.3%で、世界の中でも断トツ一位なのだという。

 これに田中は「1カ月してない方(夫婦)は確かにこれくらいいるかも」と共感をしていたが、井上に「昔の彼氏と1カ月してなかったこととかあるやろ?」と聞かれると、「ない……」と否定。彼氏とは最低でも毎月1回以上は行為があるもの、という認識を示した。さらに番組では「レスの原因は女性が男性からのセックスの誘いを乱暴に断ってプライドを傷つけるから」といったことも述べられたが、その際に「疲れている時などは、拒否したことくらいはあるでしょ?」と聞かれた田中は「無いです」とこれも否定。井上は「みな実の性欲が止まんねえなー」と大袈裟に驚いてみせた。性行為の有無というきわめてプライベートな質問はありふれたセクシャルハラスメントだが、性欲に基づいたものかどうかは別として、「疲れていても拒否しない」というのは確かに驚きではある。田中は元TBSの看板アナウンサーだが、バラエティから報道まで出ずっぱりで下手なタレントよりもよほど休みなしの仕事漬け生活を送っていたからだ。かねてより、その容貌からは想像つかないほど心身ともにタフだと評判の田中だが、その通りなのかもしれない。

 セックスレスになる理由はカップルそれぞれ様々だが、仕事や育児で疲れて……とかタイミングが合わなくて徐々に減り、気まずく……というケースをよく聞く。夫側の語る理由を2016年に「WooRis」が500人の既婚男性を対象に調査していた。結果、番組で挙げられていた「性欲の減退」は2位の14.0%。また、こちらも番組で話題になった「妻に拒まれる」は3位の11.4%だった。そして1位は25.5%と断トツで「なんとなく途切れてそのまま」というものだった。

 さらに「R25」が20~40代の男女既婚者を対象に調べた「仲の良い夫婦のセックス率」も、1位は64.0%と断トツで「1カ月に1度未満」。理由としては「兄弟みたいに仲が良くなりすぎたから」「お互い忙しいから」といったものが挙げられていた。だが他方、「女子SPA!」の調査によると、カップルのおよそ半数がもっとセックスをしたいと考えているそうだ。だが、日常の中でムードが高まるタイミングが無いことや、子育て、仕事の疲れなどからどうしても回数が少なくなるのだという。

 こういったwebアンケート結果を考えてみると、番組では即却下されていたが、水無昭善の「レスになったきっかけを確かめてみる」といった案はありではないだろうか。原因を探ることで冷静にもう一度パートナーと向き合えるかもしれない。

(ボンゾ)

高橋みなみと「親友」を公言した坂口杏里に忠告・批判・苦言

坂口杏里(25)の最近の交友関係が話題となっている。「ANRI」名義でMUTEKIからアダルトビデオをリリース、11月2日にはヘアヌード写真集も発売となった坂口。先日、Twitterにて元AKB48総監督の高橋みなみ(25)との交流をUPしたことが、AKBファンの間で騒ぎとなっている様子である。

坂口は4日夜に高橋とのプライベート写真を公開。「ちょいと前に、元AKB48総監督。高橋みなみ、たかみなとご飯行ってたっっっくさん語った!みなみ卒業ライブ以来❤ みなみたくさん話聞いて、楽しい話、とっても楽しかった。みなみ元気をありがと」「高橋みなみんこ❤ はよ会いたい」「あの記事が出てから業界の子の去り方がすごかった中、みなみはご飯行って、なに一つ偏見持たずたくさん話を聞いてくれて、うちはジャンルは違うにしろ、この子だけは失いたくないって心の底から思った!歳下のみなみがお姉ちゃんに感じた!ドン底だったときにみなみとご飯行けて前向きになった日!」と連投。Instagramでも、「#元AKB48#総監督#高橋みなみ#ANRI#好き」のハッシュタグをつけてツーショット写真を上げた。

業界の子の去り方がすごかった“あの記事”……それはつまり、今年9月の「AV女優転身」という週刊誌およびスポーツ紙による報道をさしているだろう。ホストクラブに通い詰めて数千万円を使い込み、借金まで抱え、その返済のためにMUTEKIレーベルの作品に出演するという内容だった。これによって坂口は、それまで親しくしていた芸能界の友人たちと疎遠になったということだろうか。ただ、坂口はTwitterで「AV業界に飛び込んでみて、ANRIちゃんのお友達とか周りの反応はどうだった?」と質問され「親友、幼馴染以外全員切りました。」と答えてもいた。偏見の目を持つ友人・知人は、坂口自ら切り捨てたのかもしれない。

そんななかで「親友」として残ったのが高橋。共演イメージがなく意外な組み合わせにも思えるが、仕事での付き合いなどなくても飲み会やお祝い事の場を通じてどんどん輪が広がっていくのが芸能界だ。坂口は10月14日にAKBの劇場公演を見に行ったことも報告しており、大家志津香、宮崎美穂と撮った写真をUP済み。また、坂口は高橋だけでなく元NMB48渡辺美優紀とも親友関係と呼べる間柄だったようで、引退状態にある渡辺の動向が今後、坂口のSNSから漏れることもあるかもしれない。

坂口の高みな関連ツイートには、高橋ファンやAKBグループのファンを自称するアカウントから「誰と付き合うかを周りに決められる必要はないけど、公式Twitterだし、たかみなさんの立場もある。本当の友達ってそういうの考えてあげられる事だと思います」「他人への配慮ができない人間はどの世界においても成功は難しいと思います。もう少し相手を思いやるべき」といった忠告が多く寄せられている。もしも高橋が「SNSは遠慮してほしい」と明言したにもかかわらずの投稿だったとしたら確かに問題、親友関係にヒビが入りそうですらあるが、許可を得ての公開だとすれば騒ぐようなことではない。苦言を呈する側は、坂口のタレント価値を非常に低く見積もっていて、タレント価値の高い高橋に付き合ってほしくないということなのかもしれないが。

AVデビュー作をリリースしたとはいえ、二作めの予定はまったく立てられていないという坂口。デビュー作の売れ行きは好調でDMM月間ランキング1位を獲得しているが、これきりで終わる可能性もなくはないだろう。おそらく次のステップはギャル・キャバ嬢等ターゲットが限定的な女性向け雑誌のファッションモデルあたりではないかと予想されている。タレント価値うんぬんではなく、彼女の居場所は全国の全世代の視聴者に向かうテレビではなかった、それだけのことではないだろうか。

梨花、加藤あい離脱も…奇跡的な回復、鬱改善、子宮がんからの妊娠etc奇跡を推すカーヴィー樫木裕実

爆発的にヒットした『カーヴィーダンス』考案者であり、かつてヒロミの経営するジムに所属していた樫木裕実(53)。2012年に独立し、東京・中目黒にスタジオをオープンするも、わずか1年で閉鎖。14年に自らオーナーとなり渋谷に「シミュレーション・カーヴィーホーム」を設立したが、そのスタジオも昨年6月末で閉鎖……。小倉優子、ほしのあき等、アメブロ閲覧数が多く一般女性に強い影響力のある女性タレントを多く顧客に抱えていた樫木だが、すっかり“消えた”印象がある。しかし樫木はその後もレッスンを続けていた。

 彼女のホームページに掲載されているGoogleカレンダーに、スタジオのスケジュールがアップされている。これを見る限りでは、11月は金曜日以外毎日レッスンを行っているようだ。またスタジオをオープンさせたのだろうか。だが違っていた。レッスンは東京・六本木の貸しスタジオで行われている。

 前述のように、樫木といえばもっぱら芸能人相手のパーソナルレッスンが有名。その様子をブログでアップするのが恒例だったのだが、最近はどうだろうか。かつての顧客たちはいまも通っているのか? ブログを覗くとトップページには相変わらずのくびれボディの樫木の写真が。山田まりやは相変わらず頻繁にレッスンに通っているようだ。深田恭子は数カ月に一度通っているようで、8月にブログに登場している。小倉優子、hitomiも同程度の間隔でブログにレッスンの報告がある。井上和香も産後レッスンに勤しんでいるようだ。ポケモンGOをコンプした住谷杏奈は今年9月に「先生~緊急事態です!こんなに太ってしまいました」と駆け込んできた後のレッスンの様子や太っているときの腹の写真などがアップされている。

 一方、中西モナは昨年の5月以降ブログに記述がなく、岩崎恭子、SHIHOも今年のブログには登場しておらず、SHEILAも今年3月以降、姿が見えない。継続的にウォッチしてみると、神田うの、梨花、ほしのあき、加藤あいなどは樫木のレッスンから離れていったように見受けられる。それでもまだ、タレント顧客が多数ついていることには変わりないが、かつての繁栄ぶりと比較すると少々淋しい。たとえば小倉優子にしても、昨年までは「樫木先生のレッスンを受けました」と自身のブログにアップしていたが、今年はトレーニングをしているにもかかわらず宣伝している様子がない。

 こうした“芸能人離れ”の兆候と同時に、数年前まで「一般人にはレッスンしない!」と傲慢さを指摘されていた樫木も変化したのか、盛んに一般レッスンを開いている。しかし、どこか違和感がある。さらにブログを遡ると、トンデモ系の記事が目立っていることに気付いた。

 一般人Sさんに“リハビリアプローチ”としてレッスンを施し「20年ぶりに普通のことができた喜び!」とブログに報告したり、『半年の軌跡』として心不全を起こした男性のレッスンを請け負い、回復させた……と報告 していたり、その後その男性がさらに回復をして医師からも運動の制限はなくなったと言われたとか、安心した妻がレッスンに一人でやってきたことを「鬱からの決別!」と報告していたり……とにかく奇跡売りなのだ。最近の樫木ブログは芸能人アピールよりも『軌跡・奇跡』シリーズがホットな様子で、一般のレッスン参加者が通ってどう変化したかを情熱的な文章で綴る記事がいくつもあった。最近の樫木がリハビリに力を入れていることは確かなようだ。

 こちらの記事では「脳内出血で倒れ左方麻痺、感覚障害、痺れなどが残り何年もリハビリを続けています」と三重県から通っている男性を紹介。「先生のとこに来るとなんでこんなに変わるんだろうと今日も不思議そうに首を傾げていました」など感想も書かれている。どんなレッスンをしているのかは分からないが樫木のブログを読む限り、リハビリのためにレッスンを続ければ劇的に変わるかのような印象を抱かせる。

 さらに凄まじいのは、「妊娠」というこれまたデリケートなトピック。 こちらの記事では、「妊娠をしたいと願い続けてきた方が 年齢や内膜症、子宮ガンも経験された経緯もあり それでも絶対大丈夫と言い続け私の言葉を信じてくれて私のグループレッスンなどに通ってくれています。この間のパーソナルアプローチの時に「妊娠したんじゃない」と言ったんです!そしたら今朝このメッセージが!!」。興奮気味に、その生徒さんが40歳手前で自然妊娠に至ったことを綴っている。このタイミングの妊娠には意味があると科学的根拠がなかろうと私は信じています。カーヴィーメソッド、樫木メソッドは心も身体が整うと私は信じています。」。信じるのはもちろん自由だが、こんなこと言い切っちゃって大丈夫なのか?

 様々なブログ記事で樫木メソッドによる成功症例が紹介されており、これらをそのまま受け止めると、リハビリの必要な肉体を急ピッチで回復させ、妊娠できるカラダを作り、鬱からも回復させてしまう……ような、まさに奇跡の軌跡満載。女性週刊誌の非常に好きそうなネタであるため、本当に次々と軌跡……ではなく奇跡を起こしているのであれば、近々またメディアに注目されるかもしれない。引き続き見守っていきたい。
(ブログウォッチャー京子)

夫に「40過ぎてセックスしたいなんておかしい」と言われて…「セックスに関わる仕事経験者」多種多様の理由

 前回の調査では、「AVデビューしてみたいか否か」についてお伺いしました。しかし、セックスに関わる仕事とはAV女優に限った話ではありません。サービス内容は違えど、さまざまな業態で働く女性たちがいらっしゃいます。そして、働く理由も多種多様です。そこで、「セックスに関わる仕事経験の有無」についてご意見を募集いたしました。今回もたくさんの回答、誠にありがとうございます! 早速開票です。

【セックスに関わる仕事をしたことはありますか?】
・はい:70.5%
・いいえ:29.5%

【「はい」と答えた方の理由】
・大学生の頃お金が欲しくて半年バイトしました(30歳)

・稼げるし体の相性のいい相手を見つけやすいし一石二鳥だったから(31歳)

・当時メンタルを病んでいて、毎日決まった時間に働くことができず、それでも生活しなればいけないため風俗で働いていました。幸いセックスは大好きだったし、天職だとも思っていました。ですが、長く続けられる仕事でもないし、摘発も増えてきて怖くなり23歳くらいの時に辞めました(28歳)

・現役です。声優の追っかけをしていて、自由に時間を決めれる仕事がしたいので(28歳)

・育った街が風俗街で高校時代にレイプされて、将来も夢も壊されたため。仕事にも就けず、流れ着いたのがそういう仕事(31歳)

・したい時にセックス出来てしかもお金まで貰えるんですよ。こんなに楽で気持ちの良い仕事はこれだけです。やめられません(26歳)

・幼少期から性に興味があり、高収入を見込めるから。副業として自由出勤出来たから(38歳)

・お金が必要やったから。両親にお金の事で負担はかけれなかったし、その時は彼氏もいてなかったし結構取り分も良かったからしました(30歳)

・学費のため(24歳)

・高級ソープのお仕事に憧れていたから(29歳)

・留学したかったので(31歳)

・お金と自信が欲しかったため。自宅と学校以外の自分になってみたかった(25歳)

・夫とセックスレスで「40歳を過ぎてセックスしたいと思うほうがおかしい」「したいのなら、よそでしろ」言われたので、ネットで浮気相手を探しているうちに、この歳でも働ける風俗店があることを知ったから(47歳)

・一番初めは彼氏に売られましたが、その後は、昼間働きながら、生活のためだったり、ちょっとしたストレス発散のためにやっていました(36歳)

【「いいえ」と答えた方の理由】
・保健師という仕事柄、エイズ相談電話やカウンセリング、小学生対象のエイズ教室なんかを行っています。性感染症の相談ではかなり性に関するお話を伺うことが多いので(36歳)

・仕事として割り切れるとは思えないから。どんな人とも肌を合わせなくちゃいけないし、気持ちが入ってもいけないし。自分には無理(34歳)

・そうゆう仕事そのものが嫌とかではなく、きっかけがなかった感じです(31歳)

・怖いし必要ない(30歳)

・他に仕事があるから(32歳)

・公務員なので。でも、今は風俗やAVに対する偏見がなくなったので、若かったらやってみたい気持ちはあります(53歳)

・性は売りたくないというプライドがある(36歳)

・私の環境では、誰かには嘘付かなきゃいけません。そこまでして見栄を張りたくないから。働くくらいなら借金作って地道に返済したほうがまだましです(41歳)

・単純に気持ち悪い(27歳)

・セックスが嫌いになりそうで私には無理です(20歳)

・こういう仕事をする人はメンヘラが多い気がします。個人的にメンヘラは大嫌いなので、同じ穴のムジナになりたくはありません(33歳)

【「はい」と答えた方限定】職種とその職を選んだ理由をご記入ください

■ピンサロ
・友達に誘われて体験入店に行ったら、制服も可愛かったし客層も良かったから(31歳)

・生理でも働けるし、容姿に自信がなかったのでソープは行きませんでした(28歳)

■デリヘル
・短時間で稼げるから(31歳)

・SEXが大好きなんですが、いきなりソープは勇気がなくデリヘルに勤務しました。衛生的に不安だったのでお客さんの自宅NGにさせてもらい、本職終業後の副業としてなので1日1客が限度でした。SEX大好きなのでお客さんへのサービスは常に本気でやってましたね(笑)。「商売っ気がない珍しい嬢だ」とお客さんからよく言われました。それが理由だったのかリピーターが多かったですね。お客さんと愛人契約をしたりしていたので大満足の収入がありました(38歳)

・たまたま夜系の仕事探してたら出てきて、電話してみたらなんか対応良かったので(30歳)

・顔バレしにくくていいかもな~と(33歳)

・家のそば(自転車で10分)で通いやすそうだったから(47歳)

■エステ
・ヌキなし、舐めなしというところが決めたポイント。ただ、客の暴走もあり(31歳)

・粘膜接触がなく性感染症の可能性が一番低いので(31歳)

■ソープ
・以前から吉原の有名なお姉さんのブログを読んでいて、私もこのお姉さんと同じ世界で働いてみたいと憧れていた。ノースキンや即尺に抵抗がなかったため勇気を出して未経験で高級ソープに行ってみました(29歳)

■その他

〈耳かきエステ→セクキャバ→回春マッサージ→M性感→ぽっちゃりヘルス〉
高校卒業から今まで風俗以外の仕事をしたことがないです。だから理由も特にありません(28歳)

〈ピンサロ→おっぱぶ→箱ヘル→デリヘル→ソープ→メンエス〉
段々金銭感覚が狂ってきて、最終的にソープだったけど、精神病んで入院して普通の飲食店でバイトしました。でも生活できない低賃金だったので今はメンエスで働いてます(31歳)

〈ストリップ、AV撮影アシスタント、アダルトライター、女王様、着エロ、幼児プレイイメクラ〉
普通のセックスに飽きていたのと、フェティッシュジャンルが純粋に面白かったといったところですね(36歳)

〈愛人バンク・大人のパーティーのサクラ〉
お金のためと好奇心(40歳)

〈SMクラブのM嬢〉
ヘルスだと、レベルの高い子しか働けないと思ったことと、自分にちょっとした憧れがあったので(36歳)

〈ストリッパー(素人)〉
友達がストリッパーになって、そのステージをみて感激して、やりたいと思ったので(36歳)

〈自宅でのビデオチャット〉
身分がばれることもほぼなく、自宅でできたため(31歳)

 『夜の経済学』(扶桑社)によると、成人女性の20人に1人が性風俗経験者と算出されています。賛否両論ありますが、その時々の自分にあった職を選択するのは自分自身ですからね。公務員だって高級ソープだって、どこで働くかは個々の自由です。ただひとつだけ気になることが。“大人のパーティ”って何ですか? 教えていただけますと幸いです。

木下優樹菜のイジメ自慢、青山テルマのヤンキー根性が「痛すぎる」 自称サバサバ女子の“女々しい”価値観

 11月1日に放送された『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に木下優樹菜(28)が出演。そこでのイジメ自慢が話題となっている。同日の番組テーマは「トリオ THE 女っぽさゼロ女」で、ゲストとして木下、木下のマブダチである青山テルマ(29)、そして森三中・黒沢かずこ(38)が出演。テーマに沿うエピソードを披露していったのだが、木下とテルマの発言には客席から悲鳴がこだますることもあった。

 番組冒頭では、まずジャブ程度にテルマの「筋通っていない人がマジで無理」「私家庭的ですけど、って見せたがる女のエゴが嫌い」といった発言が紹介され、木下の親友なだけありヤンキー根性の持ち主であることが明らかに。奈良県出身のテルマだが12歳で家族とともに渡米、帰国後は東京のインターナショナルハイスクールから上智大学へ進学・卒業という、一見すると木下と重なるところのない経歴である。自身もクォーターでありアメリカで過ごした経験から多様性を認める女性かと思いきや、様々な発言から、妙な偏見にがんじがらめの様子が見てとれた。

 たとえばテルマ発表による“マジ勘弁な女”リスト。「やたらSNS用に写真を撮りたがる女」「噂に左右される女」、そして「下ネタ苦手ですっていう女」とのことで、テルマ的には「下ネタ苦手女性」を“ぶりっ子”と位置づけているのだろうが、実際に下ネタが苦手な女性は大勢いる。これには木下も乗ってきて「男よりも女の方が(下ネタが)エグい」「(みんな)絶対ある」と、いかにも女性の本音を代弁してますといった顔で語ったのだが、こういった自称サバサバ女の発言こそマジ勘弁だ。

 「ぶりっ子女子に物申せる、サバサバ女子の私かっけー」を気取りたいのだろうが、“マジ勘弁な女”リストがあることから分かるように、テルマと木下こそ「嫌いな人の悪口をグチグチいう」、嫌な女の代表格なのではないだろうか?

 さらにテルマは、小学校の頃から「嫌いな女は呼び出してタイマンする」「殴り合いする」といったDQNエピソードも披露。そうすることによって友情が生まれると言うのだが、嫌いな相手は嫌いなまま放っておけば良いのでは……? やたらケンカを吹っ掛けたがるテルマには、MCの指原莉乃も呆れ顔であった。

 一方、これまでにもヤンキー自慢が尽きなかった木下は、テルマさえも上回るオラオラぶりを見せる。“嫌いな女”について聞かれた木下は、「調子こきな、誰にでもいい顔をする女」と答え、その女に対する制裁エピソードを話した。

 いわく、いろんな人にいい顔をして発言に一貫性のない女友達Aと、Aの話に出てくる友達全員を呼び出した木下は、その場で事実確認をして、友達Aの嘘を暴いていったのだという。その後、嘘が暴かれた友達Aは学校に来れなくなったそうだ。Aに問題はあっただろうが、それを追い詰めて「やってやった!」とドヤ顔で自慢する木下は、自分こそが正義だと思い込んでいそうで恐ろしい。“いじめ”でしかないエピソードをまるで武勇伝かのように語る木下には閉口するが、なんとテルマも、同じようなことを「今年」やったのだという。アラサーにもなって!?

 2人の行動原理は“全部問い詰めてスッキリさせないと気がすまない”という己の性格によるらしいのだが、それを他人に押し付けて暴言や暴力をぶつけることは果たして笑える話だろうか。あまりに自己中心的ではないか。彼女らはこうした行動を“女っぽさゼロ”で“男らしい”とでも思っているのだろうが、勘違いも甚だしい。

 「“自称サバサバ女子”ほど厄介」とよく言うが、今回の木下とテルマを見て、その言葉を痛いほど実感した視聴者が多いことだろう。本人たちは自分が一番“腐った女”になっていることを理解しているのだろうか?
(ボンゾ)

ロバート秋山竜次のカキタレになりたくて追いかけた2001年の処女

 女ならば、誰にだって処女時代はあります。処女時代、私がそのほとばしったエネルギーを捧げたのは、勉強でも趣味でも部活でも彼氏とのデートでもなく、おっかけでした。

 中学~高校前半はヴィジュアル系に(ヴィジュアル系バンドマンのセフレになりたくて追いかけたJK時代の話)、高校後半~大学前半は二軍野球選手(二軍野球選手のカキタレを目指して奮闘した処女たちの話)に、そのすべてを捧げました。いや、すべてではありませんね。処女だけは、捧げることができませんでしたから……。

 そして大学2年の夏、私が辿り着いたついたのは“お笑い芸人”でした。がぜんハードルが下がった感! 無意識だったのでしょう、もちろん純粋なお笑い好きには間違いありませんが、いつからか純粋な憧れではなく、「簡単にヤレる有名人探し」を目的としたおっかけ活動になっていたのかもしれません。

 きっかけはお笑い芸人がたくさ出演するテレビの特番だったかと思います。フットボールアワーの漫才の面白さに開眼し、同じくCOW COWが好きだった大学友人Mを誘い、夏休みの旅行もかねて今は亡き大阪の劇場『baseよしもと』に、彼らの漫才を観に行くことに決めました。フットワークの軽さは、おっかけ体質ゆえですね。

 劇場には当時をときめく大阪芸人たちがズラリと並び、彼らの姿をこんなに間近で見られるなんて……! と感動した私たちをさらに歓喜させたのは、2001年の『ルミネtheよしもと』のオープンでした。

「テレビで大活躍中の極楽とんぼやロンドンブーツ1号2号のネタが見られるのは、ココだけ!」

を売り文句に、オープン当初から超満員の大盛況!……だったのは、ロンブーなど大物が登場する時間帯のみ。主に私たちが狙っていたのは、若手が登場する時間帯でした。チケットは取りやすく(おそらく、行って窓口で買って入って、と映画のような段取りで観られたはず)、通学途中に寄れる立地の良さもあり、通い詰めざるを得なかったのです。

 実際に観覧すると、『ルミネ』は『baseよしもと』より舞台までの距離が近く、まだまだファンも少なかった“売れっ子ではない”芸人たちのネタに、涙が出るほど笑ったものです。そこでドハマリしたのがロバートでした。一度ネタを見ただけで、当時から天才肌を発揮していた秋山竜次氏の虜に。以来、ロバートの全コントを見逃さないためにルミネに通い、他所でのライブにも通い(当時はよく、同期のインパルス、森三中とライブをしていた)、出待ちはもちろん当たり前でした。

 1999年からトリオとして今のメンバーで活動開始した彼らですが、01年後半にはもう『はねるのトびら』でブレイクしてしまうので、私がおっかけをしていた時はまさしくブレイク前夜も前夜、爆発寸前の一番おいしい時期でした。

 新宿駅南口のほど近く、ルミネの社員通用口からライブを終えた芸人が続々と出てくる道が、おっかけ女性たちの定位置でした。お目当ての芸人が出てくるとスッとそばに寄り、話をしたりプレゼントを渡したり、ツーショット写真を撮ってもらったりします。おっかけ間の暗黙のルールとして、持ち時間は一人3分前後。後ろには、順番を待つ他のおっかけ女性たちが、一定の距離を保ちつつ付いていきます。もちろん芸人は立ち止まらずスタスタと目的地まで歩いていきますから、その様子はハーメルンの笛吹き男さながら。

 で、ここで空気の読めないおっかけがいるんですよ。持ち時間を5分もオーバーすると、どんどん後ろのおっかけたちに影響が及びますから大迷惑。私なんかは新大久保付近(新宿駅から徒歩20分)でやっと話しかけることができた日もあります。

「あ、あのう! お、おばあちゃんが入院中なんですが!(話しかける口実のための、クソつまらない嘘) 秋山さんのコントを見るときだけ笑えるんです! あのう! がんばってください! あ、し、写真! ととと撮ってください!」

 歩きながら、ハァハァと息を切らし、早口で喋りかけ秋山氏に手紙を渡し、一緒に写真を撮ってもらいました。ちなみに写真は、他のおっかけを見るとみんな芸人にカメラを渡し、自撮りツーショットを撮ってもらうという図々しいスタイルが確立されていましたから、私ももちろん秋山氏にコンパクトカメラを渡し、一緒に撮ってもらっていました。自分でシャッターを押すのではないのです、あくまで芸人に押させるあのスタイル、一体なんだったんだろう……。

 そんなある日、私たちおっかけを沸かせる企画のお知らせが、ライブ時に配られるビラに挟まれていました。

<ロバート&インパルスと行く、ドキドキ♪わくわく♪中華街バスツアー!!>

「行きますよね?」
「ですよね! 絶対行きますよね!」

 顔見知りのおっかけたちや、インパルス板倉俊之のファンだった大学友人Eと参加の意志を固めると、学生にとっては大金の参加料約2万円を、激安回転寿司屋のバイト代から捻出、すぐに申し込みました。

 まずは新宿に集合し、バスに乗車。1号車に秋山氏&板倉、2号車にそれ以外、だったかと思いますが、ファンはあらかじめ「どのメンバーと行動を共にしたいか」で、乗るバスを選ぶことができました。私はEとともに迷わず1号車へ。出発すると、自己紹介を開始。名前や誰のファンかを一人ずつ発表していくなかで、私はどうにか覚えてもらおうと必死になり、

「昨日から緊張して、子宮が痛いです!」

と、昨今の全方位配慮なご時世なら炎上必至のコメントを添えると、さすがは芸人さんですね、秋山氏は素人のどうしようもないシモ系ボケも拾ってくださいました。

 が、ここでちょっと、現実を目の当たりにして戸惑うおっかけたち。テレビやライブでは終始わーわー言うてる芸人ですが、1日中ファンに囲まれていなければならない状況で、ずっとわーわー言うてたりはしません。秋山氏も板倉さんもテンションが“普通”なんですよね。私たちの自己紹介にも、「はい、◯◯さん、よろしくね。じゃあ次のひと~~」と“普通”に言います。

 中華街に到着すると、それぞれ好きな芸人に付いて歩き回る中華街観光がスタート。ちなみに秋山グループは、中華料理屋で小籠包を食べるコースでした。店までは秋山グループ総勢20数人で大移動。入店し秋山氏が円卓に座ると、すかさず隣を陣取ったのが、ピタTに推定Fカップの巨乳が浮き出た、20代の単独参加女性。もう片側には、年季の入ったおっかけであろう、40代以上と思しきおばさん(2人組で参加)が座りました。

 出遅れた私たちは、他のテーブルで食べることを余儀なくされますが、秋山氏の注文した小籠包が来ると、みな席を立ち秋山氏のテーブルを囲みました。そして、その一挙手一投足に大注目。箸を取り、小籠包を掴み、口に運び、小籠包を噛み、飲み込む――その一連の動きを、女共が固唾を飲んで見守っています。こんなワケわからない状況で小籠包を食べる秋山氏は、生きた心地がしなかっただろうな、と今なら思えます。

 食事が終わると、待ちに待ったフリータイムです。我先にと秋山氏に群がる女たち。いつの間にか、秋山氏に似顔絵を描いてもらうという流れができあがっていました。私ももちろん書いてもらいました。描かれたのは、ニキビヅラの鼻デカ女。秋山氏の芸風を好きになったはずなのに、それならそう描くとわかるだろうに、普通にめちゃくちゃショックを受け、ずうううんと気落ち……。また例によって、「この女達の中なら結構イケる方」という肥大化した自己評価とのギャップもあり、ずううううん……。次に描いてもらっていた、ぽっちゃり気味の顔見知りおっかけ女性も、ずうううん、としていました。

 ふとピタT巨乳を見ると、似顔絵も描いてもらわず、ずっと秋山氏の隣をキープしているではありませんか。店を出て次の目的地に行く際にも、彼女は常に秋山氏の隣を歩いていました。でも、喋りかけたりはしないんですよ。ただ隣にいるだけ。参加者全員での記念写真撮影時さえ、その女は秋山氏の隣にいました。

 さて、すっかり気落ちした私はヤケクソになり、最後にほかメンバーとも触れ合える場面で、「もうこいつでいいや」と(なにが?)なり、インパルスの堤下敦に近づきました。そしてツーショットを撮ってもらい(例によってカメラを渡して)、言いました。

「さっき、友達同士でバーベキューするのが好きだって言ってましたよね」
「はいはいしますよ」
「今度ぉ、私も呼んでくださいよ~~」

 え、どの立場から言ってるの? てゆうか誰? 突然来て呼んでくださいよ~~って、え、誰? 堤下さんも内心ビックリしたんじゃないでしょうか。ヤケになった処女とはげに恐ろしきかな。だがしかし堤下さんはそういう類の猛獣に慣れているのか、

「はいはい呼びますよ」

とOK(?)との返事! 「ぜったいですよぉ~~」と言いながらその場を離れ、Eに、「堤下のバーベキューに参加できそうなんだけどwww」と報告した私ですが、連絡先も知らずに、一体どうやって参加する気だったのか教えてほしいものです。

 その中華街バスツアー以降、似顔絵ショックと秋山氏へ近づきすぎたことによるエネルギー減少が原因で、以前よりもライブに行く回数が減った私。と、同時期に、処女時代を終えたのです。

 バイト先の激安回転寿司屋の同僚である1歳年上のFラン大学生に、スタッフルームで突然膝枕されたことで恋に落ち、むりやりお台場デートを取りつけ3日後に告白。その日の夜、やたらお香が立ち込める彼の一人暮らしの部屋で貫通。そして2カ月後には「××さん(バイト同僚)が好きだから」との理由でフラれ、バイトリーダーのOさん(28歳。前歯がない。税金を滞納している。声は池谷直樹にそっくり)に、「有屋町ぃ、おまえ、お笑いばっかり行ってるから、愛想つかされたんだよー」とダメ出しされるのでした。

 さて、ヴィジュアル系、野球選手、ともに常に持っていくのはセミプロ女性。芸人は? 秋山氏はあのピタT巨乳とイタしたのだろうか? 正直わかりませんが、のちの実話誌編集者時代、私は“カキタレ”と呼ばれる女性に取材する機会に恵まれました。

 名前はRちゃん。当時弱冠20歳。彼女は歌舞伎町のキャバ嬢で、某漫才コンテスト優勝経験のある芸人のカキタレ、との触れ込みで、編集部の信頼できる先輩に紹介されました(先輩は彼女をネタ元にしていた)。

 Rちゃんの源氏名は2chの芸人スレに飛び交っており、「◯◯の子を妊娠した」とか、「俳優の▲▲にも手を出している」とか、罵詈雑言含め華麗なる遍歴で語られていました。彼女に会い話を聞くと、実際にすごいんですよ。サイゾーも真っ青のゴシップの宝庫。「G・Mは乱交パーティーをしている」とか、「Eはデブ専風俗マニアで、店には彼のサインが飾ってある」とか、「Y・Tは鬼畜セックス。女をものとしか思っていない」とか、旬な芸能人のゴシップをディティール細かく教えてくれるんです。

 そのなかで私が記事にしたいと思ったのが、「AのS・Sの、大麻吸引写真がある」でした。

「S・Sが水パイプで吸ってる場面なんですけど、私の友達がヤッたときに吸ってて、その子が撮った写真があるんです。あいつ、常習でヤバいですよ」

 あのSクンが!? と湧き立ち、編集長に報告するとGOサイン。「次に会うときにその子(S・Sとヤッたという友達:Bさん)も連れていく。写真も渡す」というので約束の日に会いました。その日はRちゃんの彼氏だという純朴そうな年下の青年も同席していました。

「もしもし? Bちゃん? あとどのくらいで来られそう?」

 目の前でそんな電話を何回かしていましたが、2時間経っても3時間経っても、肝心のBさんは来ません。埒があかないので、RちゃんからBさんと呼ばれる子の電話番号を教えてもらい、「紹介料」として謝礼を渡しお開きに。

 翌日、Bさんに電話をしました。

「は? 何の話ですか?」
「いや、だから、Rちゃんに番号を教えてもらいまして。Sクンの写真を……」
「R?」

 数秒無言になったあと、受話器からはSの「ふふっ」という笑い声が聞こえてきました。

「騙されてますよそれ(笑)」

 芸能界――それは、虚実入り交じる偶像の世界。そこに群がる者もまた、虚に魅入られてしまうのです。と、格好つけてしまいましたが、私がこの三部作で言いたかったのは、「現実の処女喪失は、とてもしょっぱい」という話でした。

 ちなみに、“有名人とヤラせろおばさん”こと有屋町はるが辿り着いた「ヤレる有名人」の結論はズバリ! サブカル文化人でございます! もはや有名人でもなんでもねえ!

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