「格闘技」の記事一覧(4 / 10ページ)

『昆虫すごいぜ!』だけじゃない……俳優・香川照之の“偏愛”は、ボクシング界を変えるか

  フジテレビが22日に中継したプロボクシング『村田諒太VSエンダム2』。勝利を手にし、「日本人2人目のミドル級世界王者」「日本人初の五輪メダリスト世界王者」という栄誉を勝ち取ったのはもちろん村田諒太だが、この一戦を通じて、ほかにも手応えを感じた者がいたはずだ。

 まずは中継局のフジテレビ。平均視聴率20.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)は、今年の同局最高視聴率だ…

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ミドル級新王者・村田諒太のアメリカ進出に“暗雲”!? フジテレビによる「囲い込み」の動きが……

<p> ボクシングのテレビ視聴率が突き抜けて高かったことで、フジテレビがWBA世界ミドル級新王者・村田諒太の“囲い込み”をしそうだという話が関係者から聞かれた。</p>

<p>「フジテレビは、これからボクシングには、さらに力を入れるようです。村田の所属である帝拳ジムは、来年アメリカで試合をやると言っていましたが、予定が変更になるかもしれません。フジ側がさらに高い放映権料を出して、ジムを説得するみたいです」(プロボクシングの興行関係者)</p>

6度引退→復帰の大仁田厚に聞く「今度こそ本当に引退?」さらに、政治と地方とアントニオ猪木──

<p>“涙のカリスマ”として、プロレス界に一時代を築いた“邪道”大仁田厚が10月31日、東京・後楽園ホールでの「さよなら大仁田 さよなら電流爆破」で、リングに別れを告げる。実に6度にわたって引退、復帰を繰り返してきた大仁田だが、「今回は本当に引退」だと言う。引退試合を目前に控えた大仁田を直撃し、引退に至る経緯を聞きつつ、元参院議員でもある氏に来たる衆院選についての話も聞いてみた。(取材・文=ミカエル・コバタ)</p>

不倫発覚の“あびる優の夫”才賀紀左衛門に心配の声「ハニートラップだった可能性が……」

<p>「脳みそは日々殴り合いのことか、エッチのことしか考えてない」とまで坂上忍に言われてしまった不倫発覚の格闘家・才賀紀左衛門を心配する声が高まっている。</p>

<p> 知人キックボクサーによると「不倫がハニートラップだった可能性がある」というのだ。</p>

<p>「彼は私生活ではチャラいところもありましたから、以前も別の女性と親しくなってたことはあるんですよ。でも、その女性が“反グレ”グループと付き合っているような奴で、紀左衛門を脅そうとしていたことがあったと聞きました。結局、その女性自身が薬物か何かの疑いで警察に疑われたとかで、それ以上の危ない動きはなかったらしいですけど、今回の不倫相手もヤバい相手じゃないかってウワサがあります」</p>

九州ボクシングジム同士が“泥沼”訴訟劇……火種は協会の「使途不明金問題」か

九州ボクシングジム同士が泥沼訴訟劇……火種は協会の「使途不明金問題」かの画像1
「YANAGIHARAボクシング&フィットネスジム」公式サイトより

 プロボクシングのジム関係者同士が名誉棄損の裁判で争っていることがわかった。訴えたのは福岡・北九州市の「YANAGIHARAボクシング&フィットネスジム」の経営者である柳原廣一会長で、訴えられたのが福岡・春日市の「三松スポーツボクシングジム」を運営する松尾友徳会長だ。

 柳原会長は、7月に行われた西部日本ボクシング協会の会合で、松尾会長から「柳原は暴力団だ」などとする事実ではない暴言を浴びせられたとして、100万円の損害賠償と謝罪文の提示を求めている。九州のボクシングジム会長同士の間で、いったい何があったのか。

 7月2日、福岡県内のホテルで行われた会合は、協会に加盟するプロボクシングジムの会長たちが集まる協会の「臨時総会」で、当時の松尾会長は協会の事務局長を務めていた。

 訴状によると、松尾会長はその会議の場で「柳原は暴力団」などの発言をし、さらに柳原会長が行政に認可されない、いわゆる“闇金”を営んでいたかのようにも言っていたという。しかし柳原会長は、いずれも事実ではなく、約30名の出席者の前で誤解を受け、さらなる第3者からの中傷につながる恐れがあるため訴訟に踏み切ったとしている。松尾会長の発言は、証拠として会議の録音テープが裁判所に提出されている。

 その柳原会長に取材したところ、「裁判中のことなので、お話しは控えます」としたが、相手の発言の事実関係については「私は暴力団でも元暴力団でもありません。金貸しをしていたのは事実ですが、闇金などではなく、ちゃんと福岡県知事登録の正規の金融業で、それも過去のことです。暴力団と親しいこともなく、逆に関係を断って脅されたことがあるほどです」と答えた。

 対して松尾会長の方は「発言はした。それは逃げない。いきなり訴えてきたから対応するしかない」と回答。ただ、柳原会長が暴力団なのかと聞くと、「そうではない。ヤクザについて詳しい話をしていたから」と話した。

 同じ業界内の人間同士、訴訟などになる前に解決できなかったものかとも思うが、実はこの対立、協会内の別の部分に“火種”があったようだ。

 西部日本ボクシング協会は九州全域のほか、広島県、山口県、沖縄県のプロボクシングジムが加盟する組織だが、最近になって資金の使途不明金問題が持ち上がり、協会長の本田憲哉・本田フィットネスボクシングジム会長と、事務局長の松尾会長が責任を問われ協会の役員を解任されたばかりだった。そこで、その不明金について追及をしていた側のひとりが柳原会長だったという。協会内の別のジム会長が匿名を条件に内情を打ち明けた。

「使途不明金は口座の明細と報告書が食い違っている点などを指摘されたものでした。本田さん、松尾さんの執行部2人は問題を否定して話が平行線という感じでしたが、臨時総会で解任されたんです。それで誰を次のトップにするかって話になったとき、松尾さんが『柳原は元ヤクザだからダメだ』みたいなことを言っていたんです。柳原さんはトップに立候補してなかったんですけどね」

 結局、次期協会長は選挙をして役員を再選することになり、この9月、元世界チャンピオンの平仲信明・平仲ボクシングスクールジム会長が当選した。

「松尾会長はその平仲会長を支持していたようなので、旧執行部が勝ったとも言えますね。だから、その訴訟はまるで第2ラウンドですよ」(同)

 使途不明金について松尾会長は「横領とかではなく、ただの記載ミス。税理士を入れて、ちゃんと説明する予定」としたが、その中で飛び出した名誉棄損の裁判については法廷に決着の場が移された。「判定勝ち」となるのはどちらだろうか。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

『しくじり』関係者もガックリ……亀田親子ゲストの最終回、視聴率“最下位”の不人気ぶり

<p> 亀田親子は、やっぱり不人気だったか。9月24日に放送された『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)の最終回に、元プロボクサーの亀田興毅と父・史郎氏が出演したが、平均視聴率は6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と低調。全国ネット民放4局では最下位の数字だった。</p>

<p>「正直、目標は2ケタで、最低8%はいけると思ったんですが……。やっぱり過去のトラブルに、いまだ嫌悪感を持つ人がいるんですかねえ」と番組関係者。</p>

<p>『しくじり先生』は、タレントが自らの失敗談を反省してトークする番組だが、最近は出演タレントが尽きてきた感もあって、数字が低迷。最終回には、ベッキーなどスキャンダルで大失敗したタレントの出演に期待する声が多かったが、大物先生の登場はならなかった。</p>

衆院解散でボクシング・村田諒太が大ピンチ!? 22日投開票なら“因縁の再戦”視聴率ダダ下がりへ

<p> 安倍晋三首相が臨時国会で衆議院を解散し、10月10日公示・同22日投開票のプランを最有力として選挙に踏み切る意向があることを各メディアが伝えた。</p>

<p>「北朝鮮情勢が緊迫化しているのは、安倍総理が悲願とする憲法改正への後押しとなるもので、好都合。加えて、民進党はスキャンダルに揺れ、小池(百合子)都知事を中心にした新党旗揚げもまだ整っていない中、森友・加計学園問題の疑惑からも逃げられる今がチャンスという感じ」と政治ジャーナリスト。</p>

<p> この動きには臨戦態勢が不十分の一部野党から批判も出ているが、冷や汗を垂らすのは政治と関係ないプロボクシングの関係者も同じだった。何しろ10月22日は両国国技館で、この業界で指折りのビッグイベント、村田諒太の世界挑戦が予定されているからだ。</p>

プロボクシングのドーピング問題で“メキシコ産牛肉”に大打撃!? 現地業者に聞くと……

<p> ボクシングのドーピング問題を受け、メキシコ産牛肉の購入を避ける意向を示す人々が増えている。8月15日に行なわれたプロボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチで、山中慎介を4ラウンドTKOで下し王座を奪取した新王者のルイス・ネリ(メキシコ)が試合後、ドーピング検査で陽性反応があったことに「食べた牛肉に薬物が混入していた」と主張したからだ。</p>

<p> 検査は来日前に専門機関が実施したもので、主に家畜の筋肉量を増やすための成長促進剤が検出された。これを人間が摂取した場合、心拍数が速くなったり気管支が広がる効果があって、過去にスポーツ選手の悪用例もある。</p>

このまま引退も……? ボクシング現役世界王者・井岡一翔に大異変「ジムに顔を出していない」

<p> プロボクシングで世界タイトルを3階級制覇している現WBAフライ級王者の井岡一翔に“引退危機”がささやかれている。これを最初に伝えたのは、8月10日付の夕刊フジ、筆者の連載コラムにおいてである。</p>

<p> その後に一部週刊誌が後追いしているが、所属の井岡ジム関係者が6~7月に「前回4月の試合以降、ジムに顔を出しておらず、最悪このまま引退」と話していたのである。</p>

<p> さらに新たに聞こえてきた話では「別のジム関係者が井岡の獲得に意欲を見せているらしい」というのである。もし、井岡がこのジムに移籍した場合、今後の試合は、これまで試合を中継放送してきたTBSではない別の局になるという。</p>

フジ格闘技『RIZIN』がゴールデン帯でまたも爆死! テレ東『あなたのゴミがお宝に!』にも惨敗……

フジ格闘技『RIZIN』がゴールデン帯でまたも爆死! テレ東『あなたのゴミがお宝に!』にも惨敗……の画像1
「RIZIN FIGHTING FEDERATION」オフィシャルサイトより

 7月30日にフジテレビ系で放送された総合格闘技団体『RIZIN2017―夏の陣―』の平均視聴率が6.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。裏のテレビ東京系『あなたのゴミがお宝に!平成のリサイクル密着24時』の7.6%にも敗れ去った。

 瞬間最高視聴率は冒頭の8.9%だったが、試合で最も高い数字を取ったのは、オープニングで放送された、バラエティタレント・野沢直子の長女、真珠・野沢オークライヤーのプロデビュー戦で7.6%。それ以降に放送された試合は、低視聴率に沈んだ。

 4月16日に横浜アリーナで開催された前大会もそうだったが、今大会もこれといった目玉カードがなく、“売り”となったのは、野沢をはじめ、山本美憂、KINGレイナ、ギャビ・ガルシアといった女子選手たちの試合。それも、著名な選手とのマッチメイクではなかったため、お茶の間の関心は呼ばなかったようだ。

 2015年に旗揚げした『RIZIN』のこれまでのゴールデン・プライム帯での視聴率は、同12月31日が7.3%(第2部)、16年9月25日が8.5%、同12月31日が7.1%(第2部)、今年4月16日が5.4%。今大会は前回よりは0.9ポイント上回ったが、過去ワースト2位の視聴率で、浮上の気配すらない。

「真珠・野沢オークライヤーは子どもの頃、空手をたしなみ、アマチュアの総合格闘技で3戦闘ってはいますが、特別な実績があったわけではありません。母親が日本では有名人だったから、チャンスをつかんだだけにすぎません。対戦相手のシーナ・スターは、34歳にしてデビュー戦。八百長とは言いませんが、野沢に勝たせるために連れてきたような選手です。試合は見ての通り、レベルの低いもので、とても野沢と強豪との対戦を組むことはできそうにありません。ただ、176センチとモデル並みの高身長で、今大会で知名度もかなり上がり、視聴率も取ったので、今後『RIZIN』は、“客寄せパンダ”として重用するでしょうね」(スポーツ紙記者)

 かつて、格闘技ブームの全盛期、旧『PRIDE』の中継は、大みそかの『NHK紅白歌合戦』の裏でも高視聴率を取っていたが、それは“今は昔”の話。なかなか視聴率が取れないとなると、当面はド新人の野沢に頼るしかなさそう。

 ところで、2番目に放送された美憂対キャシー・ロブの開始直前には、リングサイドに陣取った女優・真木よう子が、爆死中の主演ドラマ『セシルのもくろみ』(木曜・後10時)を紙に書いてPRに努めたが、“場違いな番宣”に悲哀を感じた視聴者も少なくなかっただろう。
(文=田中七男)

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