「熱血!スポーツ野郎」の記事一覧

プロ野球開幕! 野球ファンの心を捉えた好企画と、残念すぎたNACK5ラジオ中継

 ついに幕を明けた2018年プロ野球。ペナントレースの行方、個人成績やタイトル争いも気になるところだが、今年は、“野球の楽しみ方”が少し変わるかもしれない1年でもある。野球を取り巻くメディア環境が大きく変化しているからだ。

 たとえば、TBSラジオのプロ野球中継撤退。同様に、プロ野球12球団のうち10球団の試合を配信してきた「スポナビライブ」も5月末で撤退。代わって、17年から…

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【平昌パラリンピック】アスリートとメディアの関係性を刷新するかもしれない“成田緑夢の偉業”

 平昌オリンピックに続いて、前回ソチ大会以上の日本人選手の活躍に沸いた平昌パラリンピック。中でも金メダルに輝いたアルペンスキー女子・村岡桃佳とスノーボード男子・成田緑夢、ノルディックスキー男子・新田佳浩らのインパクトは衝撃的だった。

 そんなパラアスリートたちの活躍を連日ダイジェストで伝えてくれたのが『パラリンピックタイム』(NHK総合)。過去のパラリンピックでも同様のダイジェ…

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「美人すぎる」だけじゃない! 平昌冬季オリンピックで輝いていた“解説者”たち

 連日、盛り上がりを見せた平昌オリンピック。競技結果に負けず劣らず話題に上ることが多かったのが、NHK『ピョンチャンオリンピックデイリーハイライト』に連日出演していた、元カーリング日本代表・市川美余氏(28)、プロスノーボーダー・岩垂かれん氏(24)という、いわゆる“美人すぎる解説者”たちだ。NHKでは、ピョンチャンオリンピックNHK放送サポーターとして足立梨花を起用していたわけだが、その足…

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オードリー・若林正恭の“熱い姿”が見られる唯一の番組が、今シーズンもやっぱり熱かった件

 今年に入ってから、コンビそろって話題を提供し続けているのがオードリーの2人、若林正恭と春日俊彰だ。新春早々、女優・南沢奈央との熱愛が発覚し、メディアをにぎわせたり番組でいじられたりしている若林。一方の春日は、東大受験の話題がこれまたスポーツ紙をにぎわせている。

 特に若林は、これまでの「人見知りキャラ」「女の子苦手芸人」「草食系」とのギャップも相まって、いいネタというか、カモ…

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今年は“当たり年”だけに……2018年の「スポーツの伝え方」で期待したいこと

 2018年はスポーツの当たり年。目前に迫った平昌冬季オリンピックから始まり、3月の平昌パラ、6月のサッカーロシアW杯、夏の甲子園第100回記念大会と、ビッグイベントが目白押しだ。だからこそ、スポーツを伝える側に期待したい点や注目メディアについて、3つの視点から探ってみたい。

■卓球界の“広告塔”は誰になる!?

 

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スポーツ熱の高まりと、スポーツ熱のある人々と──「2017年スポーツメディア考」

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックが着々と迫る中、2017年のスポーツメディアはどんな盛り上がりを見せたのか? 印象深かった番組や特集企画などをおさらいしたい。

 

■スポーツ系番組で求められ始めた「熱量のあるプレゼン能力」

 

 今年、スポーツ系番組で最も秀逸だったと思…

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プロ野球の魅力伝えた「プロ野球100人分の1位」と、野球ファンの民度の高さ示した「熱盛グランプリ」の魅力

 旧聞になってしまうが、今年のプロ野球MVP、新人王の記者投票結果が物議を醸した。MVP投票において、オリックスの新人で今季8勝の山岡泰輔に票が入っていたこと。新人王では、阪神の大山悠輔が2位になったこと。それぞれすばらしいルーキーではあるが、正直、その賞に値する活躍はしておらず、野球ファンのマスコミ不信を、また大きくしてしまった次第だ。

 こういった現象は、毎年のように起きて…

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『アニ×パラ』『ぼくらはマンガで強くなった』NHKが狙う“スポーツ×マンガ・アニメ”の幸せな共犯関係

 この秋、NHKの“スポーツ×マンガ・アニメ”を巡る動きが加速している。

 まずは今月10日からNHK BS1で始まった5分アニメ枠『アニ×パラ ~あなたのヒーローは誰ですか』。2020年の東京パラリンピック開催に向け、パラリンピック競技をテーマにした、さまざまな物語が描かれていく予定だという。

 第1弾のテーマはブラインドサッカーで、『キャプテン翼』(集英社)で…

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プロ野球ポストシーズンに“新たな視点”を与えた古田敦也&落合博満の「2つのテレビ番組」

 福岡ソフトバンクホークスが4勝2敗で日本一、という結果以上に見応えのあった今年のプロ野球日本シリーズ。クライマックスシリーズ(CS)も含め、ポストシーズン全体で振り返っても、実に面白かった。そんなプロ野球ポストシーズンで、これは! と唸る特集を組んだ2つの番組を振り返ってみたい。

 

■古田敦也が提言「プロ野球を16球団に増やそう」…

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『昆虫すごいぜ!』だけじゃない……俳優・香川照之の“偏愛”は、ボクシング界を変えるか

  フジテレビが22日に中継したプロボクシング『村田諒太VSエンダム2』。勝利を手にし、「日本人2人目のミドル級世界王者」「日本人初の五輪メダリスト世界王者」という栄誉を勝ち取ったのはもちろん村田諒太だが、この一戦を通じて、ほかにも手応えを感じた者がいたはずだ。

 まずは中継局のフジテレビ。平均視聴率20.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)は、今年の同局最高視聴率だ…

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