「カルチャー」の記事一覧

ジャンプ黄金期の異色作! 破天荒教師が博打で解決『アカテン教師 梨本小鉄』

 義務教育を受けていたころから、かれこれ30年近くたった今、あらためて思うのですが、教師って個性の塊でしたよね。サラリーマン生活を送っていると良くも悪くも「普通」の範疇で収まる人たちが多い中、結構変人の教師が多かったなあと思うのです。生徒が宿題を忘れると「窓から飛び降りて死ね!」が口癖だったF先生、教室に隠しカメラを設置していたのがバレて更迭されたT先生、今ごろ、どうしているのでしょうか?続きを読む

エロコスは世界市場へ!! 世界には、どエロいレイヤーとサービスが既に存在している

 今年も、灼熱の中で開催される夏のコミックマーケットが近づいている。熱中症をものともせずに駆けつける人々が求めるものは無数。その中でも、数は決して多くはないものの、強烈な存在感を放つのはエロコスプレイヤーだろう。

 見えそうで見えない、ギリギリを追求するエロレイヤーはいまや当たり前の存在になった。彼女たちは、日々Twitterなどで、“美味しい”写真を更新。さまざまなイベントや…

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東京都の指定する不健全図書のみ軽減税率対象外の可能性も……出版業界「有害図書」の動向

 来年10月にも予定されている消費税10%への増税を前に、出版物に軽減税率を適用してもらい雑誌・書籍への増税を回避しようという動きが本格化している。そのために「有害図書」の排除に向けた動きが出版業界内で始まっているといわれるが、実態はどうなっているのか。

「有害図書」を排除することで、雑誌・書籍にも軽減税率を適用してもらおうとする出版業界の動向は、業界紙などで徐々に報じられてい…

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ああ、飲みに行きたい! 素晴らしき大衆酒場の世界……パリッコ『酒場っ子』を片手に飛び込もう!

 良い酒場エッセイの条件とは何か。

 思うにそれは、読んだら思わず「ああ、飲みに行きたい!」と居ても立ってもいられなくなる、そんな欲望喚起力の高さにあるのではないだろうか。

 その意味では、イキのいい酒場雑誌「酒場人」(オークラ出版)の責任編集を務めるなど、現在の飲酒シーンを牽引する酒場ライター・パリッコ初の酒場エッセイ集『酒場っ子』(スタンド・ブックス)はドンピ…

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私が吉原のソープ嬢になった“あの日”

モリカケ問題も豊田真由子元議員も「エリートにありがちな話」 “高学歴モンスター”に対処法なし!

 モリカケ問題などで、日本における最高峰のエリートであるはずの官僚や政治家たちが平気でウソをついたり、責任を転嫁する様子を見ていると、思わずあぜんとしてしまう。あまりの横暴さ、ずさんさに、旧帝大を卒業しているような人々が、いったいなぜ……? と不思議に思ったことがある人も多いだろう。実は、そんなエリートたちがたどってきた華々しいキャリアと人格には相関があり、彼らだからこそ陥りやすい「モンスタ…

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ガンダムが正義の怒りをぶつける映画になる可能性も!?『機動戦士ガンダム』実写化に尽きぬ不安

 思い出されるのは「ケツアゴのシャア」ばかり。ついにハリウッドでの実写映画化が発表された『機動戦士ガンダム』に、期待と不安の声が渦巻いている。

 実写ガンダムとして、まず思い出されるのはゲーム『GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH』に登場した実写ムービーだ。

 このゲーム、モビルスーツなどはCGで制作されており、発売された1996年当時として…

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『めざましテレビ』でアニメファン騒然のやらかし! 『銀魂』の主人公・坂田銀時を読み間違い

 7月13日放送の『めざましテレビ』(フジテレビ系)で、映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』を特集。アナウンサーが登場人物の名前を誤読してしまい、ネット上で話題になっている。

 8月17日公開予定の映画『銀魂2』。最新映像が解禁となったため『めざましテレビ』でもさっそく放送することに。6時42分ごろの番組ニュースで、軽部真一アナウンサーが映画の映像と共に「映画『銀魂2』の最新…

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同人ノリを役所がやるのは……『ベルサイユのばら』のパロディで、謝っても折れない札幌市はどこで間違えた?

 似ているだけなのか。それとも、パクリなのか。札幌市が市の広報誌『広報さっぽろ』6月号で『ベルサイユのばら』(集英社)のパロディと思しきキャラクターを描いたことに、作者の事務所「池田理代子プロダクション」が抗議した事件が、思わぬ方向に騒動になっている。謝罪はした札幌市だが、あくまで「(ベルばらには、)似てない」という態度を貫いているのだ。

 問題のページが掲載された『広報さっぽ…

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「貸出履歴は個人のプライバシー」大炎上の三郷市小学校図書館は、何が問題だったのか

 学校図書館の貸し出し記録をデータベース化して「活用」する埼玉県三郷市の小学校が実施している取り組みが、批判にさらされている。きっかけとなったのは、この取り組みに関する報道だ。

 いったい、何が問題だったのか。

 問題の発端となったのは、不動産事業を行うハウスコムが運営するサイト「Living Entertainment」に掲載された『1年間で1人あたり142冊も…

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