「015アイドル」の記事一覧(8 / 17ページ)

弁護士転身の平松まゆきだけじゃない!? 実業界に進出する“元アイドル”たちの現在

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『Sweet Soul Transistor』(日本コロムビア)

 元アイドル歌手・平松まゆきの弁護士転身が話題となっている。平松は1989年、13歳のときに「東鳩オールレーズンプリンセスコンテスト」でグランプリを獲得し、芸能界デビュー。94年には「たかが恋よ されど恋ね」で歌手デビューも果たし、以降は音楽活動にシフトする。30歳を過ぎて司法の道を志し、名古屋大学法科大学院を経て、2015年に司法試験に合格した。

「彼女は芸能活動を休止して立教大学に通い、大学院まで修了した才女です。とはいえ、超難関といわれる司法試験に合格したのは快挙といえますね。事務所を出身地である大分県で開いたのも、単なる話題作りではなく、きちっと将来を見据えた印象を受けます」(業界関係者)

“若くてかわいい”条件が求められるアイドルの賞味期限は短い。女優やタレントとして芸能界に残る人間もいるが、元アイドルの知名度を生かして他分野へ進出する人間も多い。

「90年代に『だっちゅーの』でブレークしたパイレーツの浅田好未は、その後、アパレルブランドを立ち上げ、実業家として注目を集めました。同じく90年代の“バラドル”のひとりである、あがりた亜紀(現・揚田亜紀)は『マネーの虎』(日本テレビ系)に出演し、健康食品のお店の事業をプレゼン。マネー獲得となるもプランは頓挫しますが、その後、自力で健康ジュースのお店を開きました。近年でも元AKB48の川崎希が、グループ卒業後にエステサロンやアパレルブランドを経営する実業家への転身が話題となりました」(同)

 現在、アイドル業界は、インディーズの地下アイドルまで含めれば膨大な数が存在し、飽和状態にあるといえる。今後も意外な分野で活躍する“元アイドル”が誕生しそうだ。
(文=平田宏利)

松浦亜弥の変わり果てた“不良パーマ姿”で思い出される、あの「黒歴史映画」って?

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『ファーストKISS』(ZETIMA)

「女性自身」(光文社/3月14日号)が、松浦亜弥の“復帰プロジェクト”が水面下で始動したと報じ、話題を呼んでいる。

「現在、子育てに専念しているあややですが、この1~2年の間に歌手復帰する計画が進められているようです。復帰曲は、夫で歌手のw-inds.橘慶太が提供する可能性もあるのだとか」(芸能ライター)

 そんな彼女の現在の姿に、ネットは騒然。変わり果てた鳥の巣のようなパーマ頭には、「あややがおばさんになってる」「いつの時代の髪形よ」「とりあえずパーマは取ろうか」「昔の大映ドラマに出てた不良少女の髪形みたい」などと、ネット民たちの格好のネタになってしまった。

 そんなあややの“不良ヘア”で思い出されるのが、イエ~イ、めっちゃハズレだったあの黒歴史映画だ。

「2006年に公開された『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』ですね。原作者が『あややなら』と許可したことで、斉藤由貴、南野陽子、浅香唯がトップアイドルに羽ばたいた『麻宮サキ』を襲名。敵役には石川梨華をボンデージ姿で配すなど、色仕掛けもしていましたが、当時すでにあやや人気は下降線。期待していた若者層は少なく、映画館にはあややのミニスカ姿目当ての中年世代がチラホラいた程度で、興行成績は大爆死でした。その少ない観客にしても、あまりに平板なシナリオに失笑を漏らすほど。それでいて、カンヌ映画祭に出品するという戦略も、冷や冷やものでした」(映画ライター)

 これ以降、あややへの映画オファーはなし。復帰したとしても、この黒歴史だけは、思い出したら許さんぜよ!?

HKT48・兒玉遥の『Mステ』不在は、やっぱり“紅白事件”のトラウマ?

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HKT48オフィシャルサイトより

 やはり、あの放送事故が影響しているのだろうか?

 2月24日に放送された『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に、アイドルグループHKT48が出演。新曲「バグっていいじゃん」を披露したのだが、人気メンバーの兒玉遥が不在だったことで、ファンがざわつく事態となった。

「兒玉は『Mステ』だけでなく、数日前に行われたAKB48・小嶋陽菜の卒業コンサートにも姿を見せていなかった。SNSもしばらく更新されていなかったため、ネット上ではメンタルの不調を心配する声が多数書き込まれました」(芸能記者)

 兒玉といえば、昨年の『第67回NHK紅白歌合戦』で起こったハプニングが話題となった。紅白では、歌唱中に視聴者投票による、AKB48選抜ランキングを発表。

 昨年の「AKB48 45thシングル選抜総選挙」で9位に躍進していた兒玉は、1位発表の直前、自分がトップだと勘違いして前に飛び出してくるも、結果は選抜圏外。1人ステージに取り残され、「私は? 私は?」と、パニックになる様子が映し出されてしまった。

「結局、兒玉の順位は29位でした。彼女は正月に帰省した際に、悔しさから母親の前で大号泣したことを明かしています。さらに、握手会ではこの件をネタにするファンもいたようで、本人も相当落ち込んでいたようです。そのため、一部ファンからは、この件が尾を引いてトラウマになってしまっているのでは? との声が上がりました」(前出・芸能記者)

 もっとも、『Mステ』放送後、兒玉は「今回は体調を崩し、ご心配をおかけてしてごめんなさい。(後略)」と久しぶりにTwitterを更新。復帰の時期は未定だが、ファンはひと安心したようだ。

メンバーのドラマ主演もKAT-TUN復活ならずで、ファンが失望のドン底に!

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 いいニュースなのに、ファンはガッカリのようだ。

 2月18日に放送された『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)にて、4月からスタートするKAT-TUN亀梨和也主演のドラマ『ボク、運命の人です。』(同)の詳細が発表された。ヒロイン・木村文乃とのラブコメという内容が伝えられたのだが、最大のサプライズといえば、共演の山下智久とのスペシャルユニット「亀と山P」の結成だろう。かつて「青春アミーゴ」でミリオンヒットを飛ばしたユニット「修二と彰」以来、12年ぶりのユニットとなる。

「SMAPの解散でキムタク人気が急落する中、今ジャニーズがイチ押ししているのが亀梨です。スポーツ番組や映画など猛プッシュされ、ファンもその気配を感じ取り、充電期間に入っているKAT-TUNが復活するのでは? と期待が最高潮に高まっていました。ところがフタを開けてみたら、『亀と山P』というギャグのようなユニット誕生。喜ぶ山下ファンと対照的に、KAT-TUNファンは失望のドン底に突き落とされました」(芸能記者)

 実は、KAT-TUNファンはその直前にも裏切られていた。芸能記者が明かす。

「同じ4月クールで、メンバーの中丸雄一初主演のドラマ『マッサージ探偵ジョー』(テレビ東京系)がスタートし、その主題歌を中丸がソロで歌うことが先日発表されたばかりなんです。中丸は1月に出演したバラエティ番組でも意味深な発言をして、ファンにグループ復活の期待を持たせていました。さらに、2月14日深夜に“重大発表”があると予告。結局は4月から始まる『世界ルーツ探検隊』(テレビ朝日系)で初のゴールデンタイムのMCを務めるという話だった。以前、田口淳之介が脱退したときもテレビ番組を通しての発表だったため、“またか!”と気を病んだファンには救いとなりましたが、KAT-TUN復活の報を待っていたファンには肩透かしとなってしまった」

 結局、亀梨、中丸ともにファンの気持ちを揺さぶっただけ。あらためて、KAT-TUNの“充電”が終わる日がくるのは「まだまだ長い」と思い知らされてしまったようだ。

乃木坂46“未来のエース”山下美月に飛び交う「前田敦子似」の声は、吉か凶か?

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乃木坂46公式サイトより

「伝説の幕開け」「可能性しか感じない」……アイドルファンたちをくぎ付けにしたのは、乃木坂46の3期生メンバー・山下美月である。

 乃木坂ファンの間では、早くも“未来のエース”との呼び声も高い彼女が、2月20日発売の「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で、グループでは昨年9月の白石麻衣以来となる表紙を飾ったのだ。

 7ページにわたる巻頭グラビアでは、制服姿や全身を白で統一した清楚なふんわり衣装、上がピタっとした黒のニット素材で、下が超ミニの柄のスカートを披露。「意外にフニャフニャしている」「実は食いしん坊」「憧れは西野七瀬」と自己紹介しながら、「グループに貢献できる存在になりたい」と抱負を語っている。

「特に黒の衣装は、体のラインが丸わかり。横を向いたカットでは、ふくよかな双丘がツンと上向きに突き出ていて、推定Cカップといったところでしょうか。間違いなく美乳ですね。膝上30センチのミニスカショットは、まるで往年の森高千里ばりの色白で肉付きのいい美脚です。アイドルファンならずとも、手に取ったと思いますよ」(グラビア誌編集者)

 ところが、ネット上ではそんな賛辞の声と同じくらいに、多くの人が「既視感がすごい」と言いながら、ある女性の名前を口にしているという。アイドル誌のライターが語る。

「前田敦子にそっくりなんですよね。自分の印象でいえば、80%が前田で20%が同じ乃木坂メンバーの生田絵梨花といった感じ。実際、ネット上は『前田の再来』『前田の完全上位互換』と呼ばれています。しかし、果たしてそれが山下や乃木坂にとってプラスに働くかは、正直ビミョーなところ。確かにAKB48時代の前田は輝いていましたが、女優としてはイマイチ伸び悩んでおり、人気も下り坂。それでなくても、乃木坂はAKBの公式ライバルなのに、もし山下がセンターに立つようになったとしたら、乃木坂がAKBにジャックされたような印象を持つ人もいるかもしれません。とはいえ、ライバル大島優子の太陽のようなまぶしさに対して、前田は正反対の月光のオーラを放っていました。その前田を彷彿とさせる山下の名前が美月なのは、ある意味、運命的ですね」

“前田似”が吉と出るのか、凶と出るのか、すべては山下の今後の頑張りにかかっているといえそうだ。

商魂たくましいAKB48・小嶋陽菜、卒コン前後に原宿で“退職金”を荒稼ぎ!? 用意周到な計画が……

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 今月21、22日に大々的に卒コン「こじまつり」を国立代々木競技場第一体育館で開催したAKB48の“こじはる”こと小嶋陽菜。そんな小嶋がこの卒コンに連動し、特に原宿を中心に稼ぎまくったのだという。

 小嶋は2月に入ってからは自身がプロデュースするポップアップショップ『22;market』を期間限定でオープン。こちらは東京・大阪・名古屋の3都市展開で、9日にオープンした東京店は、代々木体育館から程近いラフォーレ原宿内で展開。さらに、16日からはこのラフォーレ原宿の目と鼻の先にあるサマンサタバサ表参道GATESポップアップデジタルストアにて「小嶋陽菜×Sweet×Samantha Thavasa スペシャルコラボショップ」を、こちらも期間限定で展開している。

「ショップが原宿に集中していることに、小嶋は8日の『22;market』内覧会で、『卒コンに合わせて、原宿でイベントをできないかなって思って』と言っていました。しかも、だいぶ前から練られていたようで、『22;market』で売るTシャツのデザインも、ロサンゼルスに行って決めたものがあるそうですが、ならば昨年の11月には動き出していたことになります。16日のスペシャルコラボショップイベントでは、卒コンのセットリストも『10月の段階から決めていて』と、説明。この日のために、相当前からさまざまな企画が同時進行していた様子が伺えるだけに、その期間に卒業のことを積極的に言及しなかったこともある意味うなずけます」(ワイドショー関係者)

 さらに、これらの店舗を比べてみると、結構計算高い感じがするいう。

「両店では、アイテムのカテゴリ自体がバッティングしないようにしたりと、念入りに準備してきている感じをうかがわせています。8日のイベントでも、小嶋は『このお店を作る作業が忙しすぎて、卒業コンサートのことはすっかり忘れていました』と言っていて、小嶋のキャラクターもあってか話半分に聞いている記者が多かったのですが、これだけ大型コラボを展開するとなると本当に忙しかったのでは? また、卒コン後のことを聞かれて『何もしたくない』『休みたい』とコメントしてましたが、そう言えるくらいAKB48からの“退職金”をしっかり稼いだという実感があるのかもしれません」(同)

 こうした小嶋の努力のかいあってか『22;market』のオンラインストアでは「SOLD OUT」が続出したり、同店Twitterでは入店が2時間待ちの日があるというほどの盛況。サマンサタバサ表参道GATESポップアップデジタルストアの方はといえば、公式サイトで22日の営業時間について「お仕事帰りのお客様はもちろんコンサート帰りのお客様にも」という配慮を示す形で「オープン時間を22:00までに延長致します」と掲載、理由がどうであれ商魂のたくましさも見せている。

 卒コンでは、小嶋のAKB卒業日は4月19日と発表もあったが、そのあたりで“もう一稼ぎ”はあるのだろうか……。

世代交代は進むのか……乃木坂3期生の初舞台で見えた次世代エース候補は山下美月と久保史緒里!?

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乃木坂46公式サイトより

 2月2日からスタートした乃木坂46の3期生メンバー12人による初舞台『3人のプリンシパル』が12日に千秋楽公演を迎え、ファンの熱い声援が会場を包み込んだ。

 同舞台は第一幕で自己PRや演技審査などを行い、鑑賞した観客が第二幕の舞台に出演するにふさわしいメンバーを選択。第二幕では選ばれた3名のみがメーンキャストを演じることができるというシステムだ。観劇したアイドル誌編集者が驚嘆して言う。

「昨年12月の『お見立て会』のときは、まだまだ素人の女の子という印象でした。しかし、そのときとはプロ意識が大違い。第一幕では何がなんでも第二幕に出たいという貪欲さが全メンバーから見られ、最年長メンバーの吉田綾乃クリスティーは、全15公演の中で唯一第二幕には進めず、悔し涙を流していました」

 乃木坂といえばメンバーが美女ぞろいで、いまやアイドル界で一人勝ちともいえる最強グループ。しかし、人気メンバーの橋本奈々未が今月20日をもって卒業・引退、8月で25歳となるエースの白石麻衣にも卒業のうわさがあるだけに、この3期生の中から次世代エースが出てきてほしいと願うファンの目は、いつも増して熱がこもっていたようだ。

「3期生の中でとりわけ注目を浴びていたのが、山下美月でした。『お見立て会』のときからアイドル性は圧倒的でしたが、今回の舞台でも存在感はピカイチでしたね。さらに、急成長しているように感じたのが久保史緒里です。演技力ではほかのメンバーよりを頭一つ抜けていて、ファンも自然と彼女を追ってしまったようです。また、向井葉月も、1公演ごとに1人選出される敢闘賞を最多の10回獲得。食いしん坊キャラで笑いを取っていましたが、バラエティで活躍してくれそうです」(同)

 1期生、2期生のメンバーからすれば心強くも強力なライバルとなりそうだが、彼女たちの成長とともに、乃木坂の天下はいよいよ盤石となりそうだ。

前田敦子、大島優子をゴボウ抜き!? AKB48・田野優花が“大女優”になれるワケ

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田野優花インスタグラムより

「あの金子修介監督が『この子は大女優になる!』と大絶賛なんです。一般的な知名度はほとんどないので、超大抜擢と言ってもいいかもしれませんね。金子監督はアイドル好きで、これまでも数多くの若手女優を抜擢。みんな成功していますから、映画がヒットすれば、彼女もグループを卒業して女優の道に進むかもしれませんね」(映画関係者)

 AKB48のチームKのメンバーである田野優花が、金子修介監督の『LINKING LOVE』で映画初主演を務める。

「彼女の演技経験は、これまでAKB関係のドラマや舞台がほとんどだったんですが、金子監督は『ズバ抜けてよかった。すぐに目に留まった』と話していました。周囲も『前田敦子、大島優子は比じゃない。女優としてなら、彼女が一番』とまで言っていますね。立ち回りはもちろん、ラップもできたりと、多才な面も監督が気に入ったようです。本人は『歌って踊れる女優になりたい』と言っているので、まさに願ったりかなったりじゃないですかね」(芸能事務所関係者)

 共演には渡辺徹、西村雅彦、大倉孝二、浅田美代子、落合モトキ、黄川田将也と、そうそうたるメンバーがそろっている。

「配給はBS-TBSですが、結果を残せば、女優としてやっていくのに大きなアドバンテージになります。そうなると、またグループに戻ってモチベーションを保つのは難しいでしょうから、ヒットしたら即卒業でもおかしくないかもしれませんね」(スポーツ紙記者)

 AKBから、初の大物女優誕生なるか!?

写真集『潮騒』爆売れの乃木坂46・齋藤飛鳥 「次期エース」就任へ当確か

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『潮騒』(幻冬舎)

 乃木坂46の齋藤飛鳥のファーストソロ写真集『潮騒』(幻冬舎)が週間5.8万部を売り上げ、「最新オリコン週間BOOK総合ランキング」(2月6日付)で1位を獲得するなど、大ヒットを記録している。

 5.8万部の週間売り上げは、女性ソロ写真集としては2013年12月発売の『小嶋陽菜1stフォトブックこじはる』(講談社)の週間6.1万部に次ぐ、歴代2位。もちろん、白石麻衣や西野七瀬、橋本奈々未といった乃木坂の人気メンバーのソロ写真集を凌駕しているのは言うまでもない。これまで乃木坂の看板メンバーといえば白石や西野だったが、次世代エース候補として齋藤が名乗りを上げた格好だ。

「日本とミャンマーのハーフである齋藤は乃木坂の1期生メンバー最年少で、アイドル界最少ともいわれる小顔がウリ。スタイルのよさを生かして、ファッション誌のモデルも務めています。乃木坂の中では、シングル曲の選抜メンバーに入ったり入らなかったりを繰り返す中堅メンバーでしたが、昨年発売の15枚目シングル『裸足でSummer』でセンターに抜擢されると一気にブレーク。満を持してのソロ写真集だけに、運営側も大ヒットにホッと胸を撫で下ろしているところでしょう。もっとも売り上げでいえば、7日発売の白石の『パスポート』(講談社)や20日発売の橋本奈々未の『2017』(小学館)が齋藤の記録を抜くと思われますが、それでも齋藤が世代交代に悩むグループの救世主であることに変わりはありません」(アイドル誌編集者)

 乃木坂のセンターはAKB48のように総選挙で選ばれるのではなく、楽曲のイメージに合わせてメンバーが選ばれるのが特徴。初期はもっぱら生駒里奈がセンターを務めたが、ここ最近は白石や西野がセンターを張ることが多かった。しかし、1期生の白石が24歳、西野が22歳と、年齢的にアイドルとしての今後の伸びしろが見込めず、2期生の突き上げもないことから、人気絶頂にありながらも世代交代の必要性が叫ばれていた。

「1期生の生田絵梨花や2期生の堀未央奈などもセンターを務めたことがありますが、一度きりしかなく、エースとは言い難い。年齢的にも20歳を過ぎていますしね。その点、齋藤は古参メンバーながらまだ高校3年生と、エースに定着すれば数年は活動に期待が持てます。そして、その間に3期生が成長してくれれば、“政権交代”もうまくいくといったところでしょう」(同)

 齋藤の次世代エース就任が、乃木坂の今後を左右するカギとなりそうだ。

仮面女子がテロを題材にした社会派映画に初挑戦!『Candle For Minority』

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 深夜22時30分、秋葉原の店の多くが閉店する中、パセラリゾーツに続々と人が入っていく。彼らが向かうのは、8階の仮面女子CAFE。この日、新年のオリコンチャートで2位を獲得したアイドルグループ「仮面女子」の所属するアリスプロジェクトが製作した映画の鑑賞会がここで行われるのだ。

 近年、アイドルのメンバーが映画に出演する機会は増えているとはいえ、アイドル事務所が自ら映画の製作に乗り出すケースはまれ。ましてや、その本数がすでに12本を数えるというのだから、尋常ではない。外部の監督を招聘し、自社のアイドルが出演する「アリスフィルムコレクション」は、これまで家族ドラマからコメディ、バトルものなど、多様なジャンルの作品が作られ、いずれも30分前後の尺となっている。

 深夜の遅い時間だというのに、会場には多くの客が詰めかけ、大盛況だった。

 今回の鑑賞会で上映されたのは、テロを題材とした社会派映画『Candle For Minority』だ。2015年に自爆テロが起こった直後にパリの街角で出会い、結ばれた日本人女性とバングラデッシュ人のカップル。そんな2人がテロによる精神的なトラウマを抱えながらも、自分たちなりに犠牲者を追悼したいという思いから、音楽と写真、それぞれの表現で行動に移そうとする様子が描かれる。グループ内で演技力に定評がある、桜のどかが主演を務め、月野もあ、窪田美沙といった人気メンバーが脇を固めた。

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 アイドルが出演する映画とは思えないほど硬派な題材だったが、太田信吾監督はこの作品を撮った動機を次のように語る。

「2015年11月、レバノンのベイルートで舞台をやるため、現地に滞在していてたんですが、劇場へ向かう際、テロに巻き込まれ、一命を取り留めました。その後、パリへ行ったときも大きなテロがあった。本当に呪われてるんじゃないかというぐらいに、行く先々で災難に見舞われたんですね。ですが、そのとき、お客さんたちは『テロリストに対する抵抗だ』と言って、舞台を見に来てくださった。そんなお客さんの姿を見て、自分たちも他人事ではなく、テロに対して、何かしらのアクションを起こすべきだと思ったんです」

 一方、出演者たちも、それぞれこの映画について考えるところがあったようだ。

「以前は、テロというのはどこか他人事といいますか、外国で起こっていることだという認識があったんですけど、この作品と出会って、みんなで考えなきゃいけない身近な問題だと思いました。(テロによって恋人と結ばれたという)私の役柄は、このテロというものの上に成り立っている幸せであって、その幸せが続いていいものだろうかという葛藤を抱えています。ぜひこの作品を見て、それを感じていただければと思います」(主演の桜のどか)

「今回テーマがテーマなので、難しかった部分もありました。普段、仮面女子は音楽に常に携わっていて、この映画においても音楽が重要な位置付けとなっています。音楽を通して、どうストーリーが変わっていくのかを見てもらえたらと思います」(窪田美沙)

 なお、本作はアリスプロジェクトからDVDで好評発売中。国内外の映画祭で賞を獲得するなど、意欲的な作品を生み出し続けているアリスフィルムコレクション。今後の作品も注目だ。

●『Candle For Minority(キャンドル・フォー・マイノリティ)』
本編 26分33秒
特典映像14分41秒

DVDご購入はこちら
https://www.alice-project.biz/goods?data=2051

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