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トレンディエンジェル・斎藤が地味になっちゃった!? お笑い関係者が心配するワケ

 2015年の『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)で優勝後、一躍売れっ子芸人の仲間入りをしたお笑いコンビ・トレンディエンジェル。昨年からはコンビそろって「ハゲネタ」を売りにしていた部分を逆手に取って、増毛関係のCMにも出演するなど、知名度を上げている。

 だが、芸人界隈では最近、ボケ担当の斎藤司の“あること”を心配する声が上がっているのだという。

「もともと彼らが…

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フジ「月9」存続なるか!? 10月期、篠原涼子主演『民衆の敵』“奇策”トレエン・斎藤司の起用は吉か凶か?

フジ「月9」存続なるか!? 10月期、篠原涼子主演『民衆の敵』奇策トレエン・斎藤司の起用は吉か凶か?の画像1

 不振続きで、消滅の危機に瀕しているフジテレビの月9ドラマ。そんな状況下でスタートした、今クールの山下智久主演『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-THE THIRD SEASON』は好調。21日放送の第6話までの平均視聴率は14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、目下今期の連ドラの中では、断トツトップだ。

 こうなると、フジ上層部にも色気が出てくるのは当然のこと。これまで、ドラマに力を入れてきた亀山千広前社長が6月に退陣した影響もあり、「月9は今年いっぱいで打ち切り」とのウワサも流れたが、『コード・ブルー3』のヒットで、延命する可能性が出てきた。

 そうなると、10月期の篠原涼子主演『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』に、存続するか否かが懸かってくるといってもよさそうで、2ケタ死守は至上命題になるだろう。篠原自身にとっては、同局の2015年10月期『オトナ女子』で主演を務めたものの、平均8.7%と惨敗しているだけに、なんとしてもリベンジを果たしたいところ。

『民衆の敵』は、フリーターの夫と保育園に通う子ども1人を抱える40代の普通の主婦・佐藤智子(篠原)が、パート先をクビになり、就職活動として市議会議員選に立候補することを決意。市政にはびこる悪や社会で起きている問題を、素人目線、女性目線でぶった斬っていく、痛快で爽快な市政エンターテインメント作だという。脚本は、これまでウルトラシリーズなどにかかわってきた黒沢久子氏が担当するが、これといったヒット作がなく、民放の連ドラを全話手掛けるのは初めてとあって、いささか不安がよぎる。

 準主役は、人気急上昇中の高橋一生で、主人公の智子と選挙戦で議席を争うライバルで、代々続く政治家一家の次男として育った市政のプリンス・藤堂誠役。そのほかのキャストは、石田ゆり子、古田新太、前田敦子、千葉雄大、若旦那、細田善彦、余貴美子、大澄賢也、田中圭らで、なかなかの豪華メンバーだ。

 そんな中、“奇策”ともいえるキャスティングとなるのが、お笑いコンビ・トレンディエンジェルの斎藤司の起用だ。斎藤といえば、今期の『黒革の手帖』(テレビ朝日系/武井咲主演)初回の冒頭シーンに登場し、視聴者の失笑を買ったのは記憶に新しいところ。これまで、連ドラに単発出演したことこそあれ、レギュラー出演は初。役どころは、智子と選挙戦で闘うライバルで、代々農家の家庭で育った園田龍太郎役。

 今クールの『カンナさーん!』(TBS系)でも渡辺直美が主演を務めているが、昨今、各局ともドラマに芸人を積極的に起用することが増えている。同じフジでは、ブレーク中の女芸人・ブルゾンちえみが、前クールの『人は見た目が100パーセント』に出演。視聴率は低調だったが、ブルゾンは予想以上の適性を見せ、役者としてのポテンシャルの高さを示したばかり。

 フジにとっては、斎藤が演技力を発揮し、視聴者の受けもよければ、ブルゾンに続く、“二匹目のドジョウ”を狙える。だが、こればかりはフタを開けてみなければわからない。果たして、斎藤の起用は吉と出るか、凶と出るか? それは、ドラマの成否にもかかわってくるといっても過言ではなさそうだ。
(文=田中七男)

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