「韓国」の記事一覧(13 / 89ページ)

両替機荒らしに、パチモン景品……クレーンゲーム人気爆発の韓国でトラブル続出中!

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 韓国で「クレーンゲーム」ブームが巻き起こっている。クレーンゲームを導入した店舗は、2015年は21カ所にすぎなかったが、17年1月には1,000カ所を、4月には2,000カ所を超えたという。

 韓国メディアは「クレーンゲーム旋風」と喧伝しているが、黎明期とあって、何かとトラブルが後を絶たない。

 その最大の原因は、クレーンゲームを設置している店舗が無人であり、24時間営業も多いこと。そのため、犯罪が起こりやすい状況にあるとされる。クレーンゲーム場にまつわる犯罪で最も多いのが、両替機内の現金を狙った窃盗だ。5月3日午前5時40分、清州(チョンジュ)市のある店舗に、2人の少年が来店。彼らは両替機を破壊して現金200万ウォン(約20万円)を強奪、逃走した。監視カメラの映像から2人はすぐに逮捕されたが、その後の取り調べで、仁川(インチョン)、大田(テジョン)など35カ所でも同様の犯行を繰り返していたことが判明。被害総額は、計3,149万ウォン(約315万円)にも上る。
 
 また、クレーンゲーム内の景品を直接盗む輩も多い。中には景品取り出し口に体を入れて身動きできなくなり、救助隊が出動する事態になったケースもあるというのだからあきれてしまう。

 一方、景品のライセンス問題も勃発している。日本でも2016年、秋葉原のクレーンゲーム専門店で“偽グッズ”が景品となり、著作権法違反の容疑で店舗経営者が書類送検されている。韓国でも国内の人気コンテンツをはじめ、ポケモンなどの無許可アイテムが数多く流通する事態となっている。

 2月には文化体育観光部と韓国著作権保護院、韓国文化コンテンツライセンス協会などがパチモンの取り締まりを強化したが、現状、氾濫は止まらない。

 ある専門家は、クレーンゲームブームについて「挫折や苦悩の続く韓国社会に不満を感じる多くの人が、クレーンゲームで景品を獲得することで一種の達成感と幸福感を得ている」と分析しているが、いずれにせよ、犯罪に対する早急な対策が求められる。

乗務中にAV鑑賞する高速バス運転手は「居眠りして事故るよりはマシ」!? 男性たちから擁護の声

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イメージ画像(Thinkstockより)

 4月下旬、千葉県の観光バス運転手がツアー中に覚せい剤を使用していたとして逮捕されたが、お隣・韓国でも、高速バスの運転手のとんでもない行為が物議を醸している。なんと、運転中にスマホでAVを見ていたというのだ。

 事件は、ある乗客がコミュニティーサイトに「バスの運転手がエロ動画を見ながら運転しているんだが、一体どういうことだ」と書き込んだことで発覚。書き込みには証拠写真2枚が添えられており、「一番前の席に客がいるのに、あきれたもんだ。こっそり音も流して見ているよ」と続けた。

 この書き込みを見たネット民たちは、「笑えない」「こんなことをして事故を起こしたらどうするんだ?」「公然わいせつ罪だろ?」などと非難したが、一部では「男の中の男だ!」「これは神」などと冗談交じりにもてはやすコメントも見受けられた。一方で、「眠気覚ましの努力をしてるんだろ」「実際、夜中に運転する人たちは、眠気を覚ますためにこういうことをする。これは本当に効果があるらしい」「うとうとして事故るよりはいい」と、運転手を擁護する声も少なくなかった。

 その背景には、韓国で近年、高速道路での居眠り運転による事故が多発していることがある。とりわけ春は事故が多く、16年7月にも40人の死傷者を出した衝突事故が発生したが、これも観光バス運転手の居眠り運転が招いた事故だった。

 これを受け、韓国政府は、同年に旅客自動車運輸事業法施行令と施行規則を改定し、4時間以上運転した場合は30分以上休憩を取ることなどを定めた。韓国といえば、タクシーに関するトラブルで知られるが、バスも同様、に危険なようだ。

 韓国では、リオ五輪や「ポケモンGO」ブームの際に、運転中の“ながらスマホ”を厳しく取り締まっていたが、この事件を見る限り、韓国人の交通マナー改善にはあまり効果がなかったのかもしれない。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・半年遅れの『ポケモンGO』でも日本コンテンツに熱狂せざるを得ない韓国の事情
http://s-korea.jp/archives/13043?zo
・料金ボッタクリだけじゃない!! 韓国でタクシーに乗ってはいけない3つの理 由
http://s-korea.jp/archives/8862?zo

「露出狂を捕えた女性警察官を表彰」はおかしい? 韓国にはびこる男尊女卑がこんなところにも……

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イメージ画像(Thinkstockより)

 公共の場で性器などを露出し、性的興奮を感じる露出狂。韓国では彼らを「バーバリーマン」と呼ぶのだが、連日のようにメディアを騒がし、一種の社会問題となっている。

最近も、ソウル・江西(カンソ)区一帯に、衣類やリュック、マスクなど、全身黒色で統一した「ブラックバーバリーマン」が出没。1人で歩く女性を狙って、性器の露出を繰り返していた。被害者の中には小学生もいたという。近隣住人の通報によって警察は捜査を開始、無事に犯人を逮捕したが、ここのところバーバリーマンの活動が活発になっているといわざるを得ない。

 実際、今年に入り「性器を露出して地下鉄に乗り込む」「高速道路の料金所を通る際、女性係員に性器を見せつける」など、バーバリーマンの暴走が目立っている。韓国警察の統計を見ても、公然わいせつ罪で検挙された件数は、2013年の1,471件から15年の2,112件と急増していることがわかる。ちなみに、バーバリーマンは30~40代が半数を占めていて、半数が普通の会社員だったことも明らかになっている。

 このように、女性を悩ませるバーバリーマン問題だが、4月20日にはさらに物議を醸す事件が起きた。蔚山(ウルサン)地方にある女子高付近に出没していたバーバリーマンが、女性警察官のおとり捜査によって逮捕された事件だ。

 渦中の女性警察官パク巡査はテコンドー6段の実力者で、チームを組んで連日のようにバーバリーマンが出没するスポットをパトロールしていた。そんなある日、彼女の目の前にジャンパーとズボン姿の50代の男が姿を見せた。男はおもむろに陰部を露出してパク巡査に迫ったが、彼女は冷静に男の陰部を携帯で撮影。証拠を押さえると、あっという間に男の身柄を拘束した。そんなパク巡査の活躍は所属警察署から表彰され、メディアにも大きく報じられた。

だが、これに対するネット民の反応は、少々意外なものだった。「パク巡査、お疲れ様です。女性として応援します」「かっこよく、素晴らしい仕事をなさったと思います」などと称賛の声は一部で上がったものの、大半は「女性警察官が仕事をしただけで表彰するとかおかしいだろ」「警察なら当然のことなのに、女性警察官がやったからと特別扱いするのはどうかと思う」といった、表彰に対する否定的なコメントだったのだ。こうした部分にも、韓国にはびこる男尊女卑が垣間見える。

 韓国警察としては「女性警察官バーバリーマン逮捕」という部分を強調して、続出するバーバリーマン事件の根本的な解決を促したかったのだろうが、どうやら効果はいまひとつに終わりそうだ。

韓国大好き韓国人が「日本人でよかった。」ポスターを嘲笑!

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 日の丸を背景に「私日本人でよかった。」のキャッチコピーが書かれたポスターが話題を呼んでいる。これは、全国の神社を包括する神社本庁が2011年、神社の境内で掲示するために計6万枚配布したものだったが、ポスター下部に書かれた「誇りを胸に日の丸を掲げよう」というメッセージが、過度な国粋主義を示していると物議を醸しているのだ。

 さらに、モデルの女性が中国人であることが判明。ネット上では「外国人観光客とかどう思うんだろw」「失礼なポスターだな。これ普通に解釈すれば、日本に数多く在住する定住外国人はよくないってことか?」など、ポスターへの批判的な意見が目立つが、お隣・韓国でも「盲目的な愛国主義の表れ」などと議論が噴出している。

 韓国のネット上では「“日の丸を掲げよう”は明らかに国粋主義、全体主義だ」「(日本人は)賢く見えても、酒が入って政治の話をしたら右翼」などと批判的なコメントが多く寄せられた。また「私は本当に韓国人に生まれてよかった。軍隊に行って真の男になったし、数年勉強して公務員になって、チョッパリ(日本人の蔑称)たちと違って幸せだ」と過激な書き込みも見られた。

 一方、韓国のテレビ局SBSは「韓流を自画自賛する書き込みはインターネット上にあふれており、我が国の文化や商品の海外進出など、好都合なニュースだけを集めたサイトも人気」「外国人が我が国を称賛する映像も、引き続きアップされている。クッポン(クッ=国とヒロポンを合わせた造語。盲目的な愛国主義の意味)という表現が使われる場面も珍しくない」と、韓国にも国粋主義はあると伝えている。

 その一方で、一部の人々が“ヘル朝鮮”と自虐していることを見ると、韓国人の愛国心も虚構なのかもしれない。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・「Do you know キムチ?」韓国の若者たちが毛嫌いする“クッポン”とは?
http://s-korea.jp/archives/12343?zo
・自国を“ヘル朝鮮”と揶揄する韓国の若者たち…彼らはなぜ絶望しているのか
http://s-korea.jp/archives/5817?zo

ヘンタイ“靴下男”の次は、“ストッキング男”!? JKに「はいてるストッキングを売ってくれ」

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イメージ画像(Thinkstockより)

 昨年3月末、韓国の仁川(インチョン)地方で、女子中高生に「靴下を1万ウォン(約1000円)で売ってくれ」と執念を燃やしていた“靴下男”が逮捕された(参考記事)。靴下男(当時33)はこれまで100人以上の女子中高生に声をかけており、過去にも数回の逮捕歴がある、筋金入りの変態だ。

 4月18日、また新たな変態が登場したと報じられた。今度の変態の狙いは、女子高生の脱ぎたてのストッキングだ。くしくも出没場所が同じ仁川なことから、韓国メディアは「仁川・靴下男に次ぐ、ストッキング男現る」と大きく報じている。

 事件は3月末に起きた。ストッキング男(42)は、下校中の女子高生を見つけると「5万ウォン(約5,000円)あげるから、はいているストッキングを売ってくれ」と迫った。

 見知らぬ男からの異常な提案に、女子高生は恐怖で逃げ出した。その後、彼女の母親から通報を受けた警察が捜査に乗り出す。犯人の姿は、監視カメラにしっかりと記録されており、男は児童福祉法違反で、その日のうちに逮捕となった。男は市内でビヤホールを経営している自営業者で、靴下男とは違って、性犯罪の前科はなかったが、変態度でいえば同等だろう。

 この報道を受けて、韓国ネット民の間でも「こういう変態は、いずれ大きな性犯罪に走るから、重めの処罰を」「どれだけ女っ気なくても、女子高生はやめろよ」などと、男へのバッシングが相次いだ。一方で、「靴下1万ウォン、ストッキング5万ウォン……俺も女に生まれたかった」「俺だったら、5万ウォンなら喜んで売るんだけどな」などと、事件を揶揄するコメントも散見された。

 靴下男、ストッキング男と立て続けに変態が出没している仁川市。「二度あることは三度ある」ともいわれるが、靴下男、ストッキング男の次は、どんな変態が現れるのだろうか……。

「自殺予防窓口」の担当者が飛び降り自殺……韓国で過労自殺が止まらない!

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イメージ画像(Thinkstockより)

 電通の新入社員が過労自殺した事件がいまだ記憶に新しいが、実は韓国でも似たような悲劇が繰り返されている。

 先日、国会で事務官を務めていた男性A氏が、2013年に自殺していたことが明らかになった。彼が担当していた業務はほかでもない「自殺予防相談窓口の開設」。自殺を予防するための公務を行っていた担当者が自殺を選んだという皮肉な結末に、世間の注目が集まった。

 A氏は仕事量増加に伴う不眠症やうつ病で苦しみ、1カ月で8キロも体重が落ちるほど健康状態が悪化していたという。病気休暇を取って5日間休んでいたのだが、結局、休み明けの朝に自宅マンションのベランダから身を投げてしまった。

 遺族は、A氏の自殺の原因が過酷な業務からのストレスだと主張。公務員年金公団に遺族補償年金を申請したが、公団は「自殺は公務とは無関係な行為」として、補償金の支給を拒否した。しかし、最高裁が自殺は「公務上の災害」と認定したことから、国家公務員の勤務実態にあらためて関心が寄せられている。

 昨年には、韓国最大手の総合エンタテインメント企業「CJ E&M」の新入社員B氏が過労自殺している。入社9カ月目の彼は、人気ドラマ『ひとり酒男女』のADとして働いていたが、過酷な業務やパワハラに耐えられず、ドラマの最終回が放送された翌日に自ら命を絶ったのだった。

 B氏の弟によると、自殺する直前に上司が彼の両親を訪ね、1時間近くにわたってB氏の勤務態度の悪さについて苦情をぶちまけたという。B氏が残した録音ファイルやメッセンジャー履歴には、上司や同僚からの罵詈雑言があふれており、相当追い込まれていたようだ。

 B氏はドラマ撮影の準備はもちろん、契約社員の契約打ち切りや契約金の回収など、ストレスを伴う業務を担当していたが、撮影が行われた55日間で、休みが取れたのはたった2日。20代の悩みを描くドラマの制作現場で一人の青年が悩み苦しんでいたことに、多くの韓国人が怒りをあらわにしている。

 経済協力開発機構(OECD)加盟国35カ国の中で、労働時間が2番目に長いといわれている韓国。経済発展も大事だが、そのために国民が命を投げ捨てるようでは、なんの意味もないだろう。
(文=S-KOREA)

●関連記事
・過労死した電通社員・高橋まつりさんに「他人事ではない」。過労死事件は韓国でも起きていた
http://s-korea.jp/archives/9816?zo
・あの名台詞を韓国にも!! そろそろヤバイかもしれない韓国人の労働時間
http://s-korea.jp/archives/10973?zo

韓国屈指のリゾート地・済州島が中国化している!? 自国民から違和感続出 

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済州島(イメージ画像 photo by Bryan Dorrough from Flicker.)

 中国の「韓国ツアー禁止令」によって中国人観光客の訪韓が激減している中、済州島では思わぬ内需が起きている。韓国メディア「Insight」によると、済州島は今、韓国人観光客で足の踏み場もないほどにぎわっているそうだ。

 有名観光スポットを占領しているのは韓国人で、中国語は一切聞こえない。中国の韓国ツアー禁止令に対して「やっと中国人がいなくなる」「今まで避けていた済州島に行けるチャンス」と強気だった韓国人の反応は、どうやらハッタリではなかったようだ。

 観光客は口をそろえて「中国人がいなくて、とても快適」と話す。“爆買いバブル”が終わった代わりに、自国民の笑顔が戻ってきたのだ。

 ところが、「久々に訪れた済州島に違和感や不便を覚えた」という声も上がっている。どうやら些細なサービス面で、本土との違いが目立ったようだ。

 そのひとつは、カード決済だ。韓国は日本よりクレジットカードやデビットカード払いが一般的なのだが、カード決済の端末機が置いてある店でも、なぜか「カードはダメだ」と受け付けてもらえない場合があるという。

 また、ある民泊を予約した観光客が「もっときれいな部屋はないか?」と尋ねたところ、オーナーに「だったらほかを当たれ」と怒鳴られたという。きれいな部屋を提供できずに申し訳ない、とまでは言わなくとも、客に怒鳴りつけるのはさすがに商売人失格だろう。

 もっと衝撃的な経験をした人もいた。

「おいしいと聞いてわざわざ訪ねて行ったお店で、厨房の人の髪がグチャグチャだった上に、エプロンもつけずに調理していました。しかも、レジを打った手を洗わず調理に戻るなど、衛生観念すらなさそうでした。不親切だったのは言うまでもありません」(60代の女性観光客)

 これを受け、ネット民からは「済州島の住民たちまで中国人に毒されちゃったのか……」「済州島の中国化。恐ろしい」「中国人観光客を相手にこんなふうに商売していたのが、習慣になったんだろ」といった声が寄せられている。

 一難去ってまた一難という気がしなくもない済州島。日本人観光客も少なくない韓国屈指の観光地だけに、今後の観光客離れ心配だ。
(文=S-KOREA)

●関連記事
・「すごく快適!」中国の韓国ツアー禁止令に対する韓国人の強気な反応とは
http://s-korea.jp/archives/15171?zo
・マナー違反を指摘されて逆上…済州島で起きた理不尽すぎる中国人の暴行事件
http://s-korea.jp/archives/8787?zo

韓国の交番は名ばかり? 警察官のトンデモ発言「凶悪犯罪から身を守るため、施錠している」

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イメージ画像(Thinkstockより)

 日本には地域住民の安全を守るために各所に交番が設けられているが、韓国にも「治安センター」と呼ばれる交番のような場所が存在する。だが、この治安センターを交番と同じように頼りにしていると、痛い目に遭う可能性が高そうだ。ソウル新聞によると、2003年から導入された治安センターは、いまや有名無実となっているというのだ。

 同紙がソウルにある治安センター10カ所を2日かけて取材した結果、ドアが開いていたのは1カ所のみ。残りは鍵が閉められているか、居留守を装っていた。近所の住民たちも「中に警察官がいるのを見たことがほとんどない」「本当に運営しているのか疑わしい」と証言している。

 鍵が閉められ、電気すらついていなかった某所の治安センターでは、人の気配に気づいた警察官が、奥からのそのそと出てきた。地域住民が相談に来るかもしれないのに、なぜ鍵をかけて「いたのかと聞くと、「凶暴な事件が多くて、それを予防するために閉めている。警察も、自らを守らなきゃいけない」と返答。仮にも警察官として働いている者とは思えないセリフだった。

 2016年の調べによると、韓国全土には1,065カ所の治安センターが存在する。センター長に任命されるのは引退間近の警察官で、年収は6,000万ウォン(600万円)と高額だ。しかし、年収に見合う業務をこなすどころか、職務怠慢も甚だしい。

 実のところ、警察内部でも治安センターに対する不満が高まっているようだ。

「引退した警察官に月給80万ウォン(8万円)で任せば十分な仕事なのに、まさに血税の浪費。警察は人材不足なのに、治安センター長だけは無為徒食といったところです」(警察関係者)

 このニュースを受け、ネット民からは「韓国には、お金がないんじゃない。こういう税金泥棒が多いのだ」「某治安センターに行ったら裏側に小庭があって、鶏を飼っていた。もはや老人ホームだったよ」「最高の職場だね」「凶悪犯罪者が怖くてセンターの鍵を閉めたってのは、ギャグだよな?」「引退間近の警察官が集まる、休憩所のようなもんだな」といった皮肉のコメントが寄せられている。

 ちなみに、2014年には、男に追われていた女性が治安センターから約100メートルのところで無残に殺害された事件があったが、その時も治安センターには誰もいなかったことが問題になった。

 もし韓国で何かのトラブルに巻き込まれても、頼れる治安センターに出会うのはほとんど不可能だと覚えておいたほうがいいかもしれない。
(文=S-KOREA)

関連記事
・ソウルの夜の街で酔っ払い対策に追われる韓国の“美しすぎる新米警察官”
http://s-korea.jp/archives/8842?zo
・外国人女性の被害続々…“女性観光客にとって危ない国”に落ちた韓国
http://s-korea.jp/archives/5821?zo

香港の財閥令嬢がSNSに“う○こ形太極旗”をアップして大炎上!

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マキシン・クー インスタグラムより(現在は削除)

 韓国で、1枚の写真が物議を醸している。香港の財閥令嬢であるマキシン・クーが4月20日に自身のインスタグラムにアップしたもので、韓国の国旗(=太極旗)を侮辱する写真が、虫の絵文字とともに掲載された。国旗中央の太極文様は大便の形に、四卦(しけ)はハエ4匹に置き換えられていた。

 この“う○こ形太極旗”を見た韓国ネット民たちは、すぐさま彼女を猛非難。また海外のネット民たちも「他国の国旗を冒涜すべきではない」と批判の声を上げた。

 これに対し、彼女は、自身のアカウントがハッキングされたとインスタグラム上で釈明し、写真を削除。「警察に調査を依頼している」と被害者であることを強調した。

 彼女は「(書き込みについては申し訳なく思うが)人格攻撃などは遠慮してほしい」ともつづったが、韓国人の怒りは収まらず、ネット上では「ハッキングがあったとしても、謝罪はしなきゃダメだろう。大バカ者め」「窮地に陥ったから、ハッキングされたとウソをついたんじゃないのか…」「卑怯な言い訳だ」「う○こを食わせよう」といった書き込みが相次いでいる。

 もっとも、彼らが感情的になっているのは、最近、中国で嫌韓ムードが高まる中、太極旗を侮辱される事件が多発していることも少なからず影響しているだろう。

 例えば天津のフィットネスセンターでは、ボクシングジムのサンドバッグに、ビリビリに破かれた太極旗が吊るされていた。また、あるホテルでは「韓国人を踏みつけて殺そう」と書かれた太極旗を出入り口の床に置き、利用者たちが踏んで歩くようにしていた。そればかりか、このホテルは「犬と韓国人の無断侵入を禁止する」と書かれた案内板を立て、韓国に対する敵対心を露骨に示している。
 
 これらの行為について在中国韓国大使館は「太極旗は大韓民国の尊厳を象徴するもので、毀損することは容認できない」との見解を示し、安全対策チームの設置などを決めた。

 日本でもかつて北方領土問題で国民感情がヒートアップした際に、右翼団体がロシア国旗を引き裂き、同国との国際問題に発展したことがあったが、国旗の毀損が敵対心を煽ることは間違いない。一連の動きを見る限り、中国と韓国の関係は、まだまだ悪化しそうだ。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・観光客離れは進むも土地は“爆買い”する中国にイライラを募らせる韓国の憂鬱
http://s-korea.jp/archives/14171?zo
・困ったときは日本頼り!? 禁韓令に苦しむ韓国の“イルボン・マーケティング”
http://s-korea.jp/archives/15090?zo

7年の時を経て逮捕! 女児強制わいせつ犯は当時14歳の中学生だった

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イメージ画像(Thinkstockより)

 7年前、当時11歳の女児に強制わいせつを行った容疑で、シム容疑者(21)が逮捕された。逮捕の決め手となったのは、シム容疑者が現場に吐き捨てた“唾”だった。

 事件は2010年4月11日、仁川(インチョン)市内にあるアパートの階段で起こった。女児に目をつけたシム容疑者は言葉巧みに人けの少ない5階と6階の階段の踊り場に連れ出し、彼女の陰部に手を走らせた。

 シム容疑者はその後、逃走。現場に残されていたのは彼が吐き捨てた唾だけで、警察のDNAデータベースと検証しても該当者はおらず、事件は迷宮入りとなった。

 しかし昨年末、事件は思わぬ進展を見せる。あるバイク窃盗事件の現場から検出された指紋と7年前のわいせつ事件のDNAが完全に一致したのだ。こうして、シム容疑者はバイク窃盗容疑に加え、強制わいせつ罪で逮捕された。

 7年越しの事件解決に、韓国ネット民は「一度犯罪した奴は、同じことを何度も繰り返すんだよ」「中学時代にこれでは、余罪がもっとあるのでは?」と、シム容疑者の余罪の有無を追及する姿勢を見せている。

 性犯罪によって被害者が負った心の傷は深い。最近、韓国のあるネットコミュニティーに、過去に性暴力を受けた女性による苦悩の叫びが書き込まれ、大きな波紋を呼んでいる。

 タイトルは「私を強姦したあなたが結婚するんですね」。内容は、当時、大学に入学したばかりだった女性が、クラブで出会った大学の先輩に無理やり泥酔させられた後、強姦されたというものだ。

 事件後、女性は被害を訴えるも、周囲は学業優秀で仲間内の信頼も厚かった先輩を擁護。むしろ、女性側に問題があるような対応をされたという。

 女性は「たくさん泣いて、たくさん吐いた」ものの、なんとか大学を卒業して、心の平穏を取り戻した。しかし、最近になってこの先輩が結婚したと知ると、再び怒りが込み上げてきたという。

「今さら罪を追及したいとは思わないけど、彼がいつかこの書き込みを見て、私の痛みを知ってほしい」と、苦しい心情を吐露している。

 どんな事件も月日とともに風化していくが、被害者の心の傷はそう簡単に癒えるものではないということを忘れてはならない。

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