「韓国」の記事一覧(8 / 89ページ)

月平均72人が検挙! 未成年の援交が急増するチャットアプリ、政府は見て見ぬふり?

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イメージ画像(Thinkstockより)

 韓国で、若者の売買春が急増している。

 韓国警察庁の「2013年以降の青少年性売買事犯の検挙及び拘束の現状」によると、2013年から今年7月までに売買春で検挙された青少年は3,936人に上った。月平均72人が検挙されていることになる。特に昨年は前年比311人増の1,021人に上り、今年も7月の時点ですでに600人以上が検挙されている。

 注目すべきは、彼らが売買春を行う手口だ。最近は、売買春の連絡に匿名のチャットアプリを利用するケースが増えているという。昨年、韓国の国家人権委員会が実施した「児童・青少年の性売買環境及び人権実態調査」によれば、未成年者が初めて売買春に手を出した方法の中で「スマートフォンのチャットアプリ」が59.2%と最も多かった。

 実際、逮捕者も続出しており、例えば9月には26歳の男が、チャットアプリを介して知り合った未成年の少女2人と援助交際を行ったとして、懲役6カ月執行猶予2年の有罪判決を受けている。この男は、少女たちをラブホテルに宿泊させる代わりに、それぞれ一度ずつ性交渉を行ったという。

 また、韓国メディア「マネートゥデイ」によると、女性記者が試しにアプリに登録したところ、「地域や条件、簡単なスペック(体つきなど)を教えてください」といった援助交際の申し込みが殺到したと報じている。登録後、わずか20分の間に15件もの連絡があったという。

 このように、チャットアプリが売買春の温床となっているわけだが、その要因はさまざまだ。

 まず、多くのチャットアプリが、成人認証を行っていないことが挙げられる。女性家族部が韓国内で出回っている317個のアプリを調査したところ、87.7%(278個)のアプリが成人認証を行っていなかったという。ほとんどのアプリは、未成年でも簡単に利用できてしまうわけだ。

 また、多くのアプリがチャットの内容を消去できる仕様になっていることも一因だとされている。送信者・受信者のいずれかがトークを削除すれば、双方の画面から会話内容が消されるように作られているため、売買春の証拠隠滅がたやすいのである。

 ただ、最も大きな問題は、法整備が整っていないことだろう。現在の韓国には、アプリ運営者を規制する法的根拠が存在しないのである。放送通信審議委員会の関係者は、「チャットアプリ自体が援助交際などを目的に作られているのであれば規制が可能だが、表向きには健全なアプリを標榜している」とし、「援助交際を暗示するやりとりだけでは不法行為だと判断できない」と嘆いている。

 地道にモニタリングを続けるしか対策がないのが現状だが、チャットアプリを監視している女性家族部関係者は、「関連アプリがあまりに多く、取り締まりは難航している」と証言する。前述のように、現在、韓国国内には300以上のチャットアプリが存在し、利用者総数は330万人以上といわれているため、すべてを取り締まることは現実的ではないようだ。

 それだけに、最近は売買春のみならず、チャットアプリを利用した麻薬取引まで発生している。先日も、京畿道(キョンギド)の知事の長男がチャットアプリを介して覚醒剤を一緒に吸引する女性を募集した容疑などで逮捕され、大きな波紋を呼んだ。

 韓国のネット上では、「すべては法律と政府のせいだな」「チャットアプリが売春の温床といわれて、15年ぐらいたたないか? 放置してきたのが悪い」「個々人が(売春を)しなければいいだけの話」などといった意見が並んでいるが、いずれにせよ、売買春をはじめ、チャットアプリを利用した犯罪行為が横行しているのは事実だ。韓国社会には、早急な対策が求められている。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・国際犯罪の温床にも…韓国人女性たちが“遠征売春”に手を出す理由
http://s-korea.jp/archives/18683?zo

・米ロサンゼルス空港で“売春婦”と誤解された韓国ガールズグループの悲劇
http://s-korea.jp/archives/4046?zo

謝罪も賠償もなし……韓国軍兵士によるベトナム人レイプ「ライダイハン」問題に、世界から批判の目

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イメージ画像(Thinkstockより)

 慰安婦問題で日本を批判し続けている韓国で、ある問題が物議を醸している。ベトナム戦争に派兵された韓国の兵士たちがベトナム人女性をレイプし、「ライダイハン」と呼ばれる混血児が生まれた問題だ。

 きっかけは、韓国の元慰安婦支援団体「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」や女性団体が今月14日から始めたデモだった。彼らは「日本のように戦時の被害者を否定してはいけない」との理由から、駐韓ベトナム大使館の前で「ベトナム政府とベトナムの人々に韓国国民として心から謝罪します」と書かれたプラカードを掲げ、謝罪デモを開始。毎日交代で10月31日まで行い、11月にはベトナムで“謝罪行脚”も予定しているという。

 韓国メディアもこのデモについて大きく取り上げており、「慰安婦被害のおばあさん“韓国人としてベトナム女性たちに謝罪します”」「挺対協、ベトナム大使館の前で“謝罪“1人デモ」「慰安婦被害者たち、ベトナムに謝罪“韓国軍が犯した…”」といった見出しが並んでいるが、韓国兵士によるレイプについて詳しく説明するメディアは見られない。

 さらに、追い討ちをかけるようにイギリスの民間団体「ライダイハンのための正義」が正式に設立され、世界的な注目も集まっている。同団体は今後、在ベトナム韓国大使館前などに、等身大のライダイハン像を設置する予定だというから穏やかではない。

 慰安婦問題では、2015年の日韓合意後も対日批判を続けている韓国だが、このライダイハン問題ではいまだ正式に謝罪も賠償もしておらず、政府にとっては耳の痛い話。

 韓国ネット民たちも突然の出来事に動揺を隠せないようで、「歴史的事実を認めればドイツのようになり、なかったことにすれば日本のようになる。選ぶのは国民だ」「日本軍慰安婦のことを思えば、ベトナムの国民たちに苦痛を与えたことにも思いをはせるべき」「ベトナムでの過ちを歪曲すれば、私たちもチョッパリたちと同じになるぞ」といった具合だ。

 中には、「謝罪はしなければいけないけど、政府が組織的に行っていた日本の犯罪とは規模や性質が違うから、同一線上に並べるべきものじゃない」「挺隊協が慰安婦問題の解決を難しくしているんだよ」といった意見もあった。

 また、一方で「韓国の利己的な素顔が、そろそろ露呈し始めるときだ」「謝罪だけじゃダメだろ、お金をあげなきゃ」「だから国力を上げなきゃいけないんだ。国が弱いと、ほかの国の奴隷になるんだよ」「(ベトナム戦争では)米軍として戦ったんだが」といったコメントもあった。

 いずれにしても、慰安婦問題で日本を批判してきた韓国にとって、「ライダイハン」問題は強烈なしっぺ返しを食らったようなものだが、果たして韓国社会にはどのような影響を与えるだろうか?
(文=S-KOREA)

●参考記事
・推定3万人…韓国人男性の海外旅行で急増する混血児“コピーノ”問題
http://s-korea.jp/archives/5872?zo

・「慰安婦にも“その気”があった」大学教授発言に韓国が怒りを爆発させる理由
http://s-korea.jp/archives/21000?zo

まさに人面獣心……父親たちによる、実の娘への性的虐待が止まらない!

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イメージ画像(Thinkstockより)

 最近、韓国で、実の娘に常習的に性的虐待を働いていた父親が逮捕される事件が相次いでいる。

 9月7日には、10歳の娘に性的虐待を繰り返していた父親A(50)が逮捕されている。Aは妻と離婚後、男手ひとつで娘を育てていた。しかし、昨年3月、平穏な父娘の関係に異変が起こる。Aは、自宅で寝ていた娘の体に手を伸ばしたのだ。この一件でタガが外れたのか、Aはそれから1年以上にわたって、酒に酔っては娘に性的虐待を繰り返すようになったという。

 父親の蛮行に耐えきれなくなった娘が児童相談員に打ち明けたことで、Aは強姦などの容疑で逮捕。懲役15年、GPS付き電子装置着用20年の刑が下された。こうして悪魔のような父親から解放された娘だが、その心の傷は計り知れない。

 また、8月31日に逮捕された50代の父親Bも悪辣だ。彼は知的障害3級判定を受けている娘(当時12歳)に、2009年から約8年間にわたって性的虐待を繰り返していたのだ。Bの悪行は娘が成人しても続いていたが、今年3月、娘の祖父(Bの父親)が犯行を目撃したことで事件は明るみに出た。

 実は、Bは過去に3度も性犯罪での逮捕歴があり、すでにGPS付き電子装置を着けていた。とはいえ、自宅で行われていた犯行ゆえ、GPSも無意味だったようだ。

 裁判でも、Bには同情の余地なしと判断され、懲役12年に加えて10年間にわたる個人情報の公開、さらに、GPS付き電子装置着用20年という重い刑罰が下された。

 一方、父親Cは、13年から今年4月まで、15歳の長女に暴力を振るったり、性的虐待を加えたりしていた。さらに、8歳の次女には、教育と称して“空気椅子”を強要したり、頭部を殴りつけるなどの暴行を繰り返したという。

 あまりにも残酷な仕打ちだが、Cに対する判決は「同種犯罪歴がなく、過ちを認めて反省している」という点から、懲役10年、80時間の性的暴行治療プログラム履修という、比較的軽いものとなった。これには、韓国ネット民の間でも「同種犯罪歴がない? 娘に手を出すのが普通だというのか!」「子どもたちのためにも、もっと重い判決を……」などと、怒りの声が相次いでいる。

 韓国で相次ぐ、父親による醜悪な犯罪の数々。教師たちによる犯罪も増えている中、子どもたちにとって心安らげる場所はあるのだろうか……。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・日本の成人漫画が大活躍!? うっかり犯罪者という身分を忘れそうな韓国刑務所の実態とは
http://s-korea.jp/archives/19735?zo

・「逃げ方も創造的だ」「変なアニメの影響では」“日本の痴漢問題”を韓国はどう報じているか
http://s-korea.jp/archives/16582?zo

「豚小屋みたい」「食べ残しを再利用」韓国飲食店の“覆面調査”が散々な結果に

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イメージ画像(足成より)

 韓国観光公社は9月14日、平昌冬季五輪を約5カ月後に控え、各地の外国人観光客向け飲食店に対する覆面調査を実施した。

 この調査は、飲食店のサービスの質を向上し、外国人観光客のグルメツアーを活性化させることが目的とされている。韓国人と外国人各50人の計100人で構成された“ミステリーショッパー”と呼ばれる調査員たちは、飲食店400店を抜き打ちで訪れて評価したという。

 ただ、実際の調査結果は散々だった。

 ソウル中心部のチゲ店を訪ねたアメリカ人のクリスティーン氏(29・仮名)は、「従業員がふきんで拭いたものの、テーブルがあまりに汚くてスマートフォンを置けなかった」とこぼした。エプロンも、すでに数人が使ったかのようにシミだらけだったという。また、注文したスンドゥブチゲはやけどしそうなほど熱かったが、「あらかじめ注意を促した従業員は一人もいなかった」そうだ。

「どれだけひいき目に見ても、10点満点中3~4点をつけるのも難しい」と語ったのは、同じくソウル中心部の鶏料理店を訪れたフランス人のエリック氏(31・仮名)だ。メニューを見ると、店の歴史については英語で記載されているのに、肝心の料理のページには英語表記がなく、写真すら載っていなかったという。さらに、店の裏手にあるトイレは男女共用で、ゴミ箱には使用済みのトイレットペーパーがうず高く積もっており、「本当に耐えがたかった」と話している。

 一方、韓国人調査員のチョン氏(仮名)も不満を噴出させた。同氏がソウルの繁華街にある中華料理店に入店すると、注文もしないうちにキムチチゲが運ばれてきたという。この店はネット上で“名店”と呼ばれているが、実際は売り上げアップのためにランチタイムは1品しかメニューを用意しておらず、用意されたキムチチゲも「酸っぱいし、コショウのにおいがひどかった」という。チョン氏は「外国人の友達が食べに行こうとしたら止める」とまで言い切っている。

 もっとも、同様の事例は今回の調査以外でも報告されている。例えばある日本人観光客は、ソウルの飲食店を訪れた際、韓国語のメニューよりも料金が高く設定された日本語表記のメニューを渡されたと韓国メディアに明かしている。

 こうした飲食店の実態を受け、韓国ネット民はさまざまな反応を見せている。「同じ韓国人として恥ずかしい」「(名店というのも)9割は広告費を出して宣伝しているだけ」「実際、飲食店は豚小屋かと思うぐらい汚い」「飲食店の人たちには日本に行ってみてほしい」といった具合だ。

 中には、「キムパプ(韓国海苔巻き)を作っているおばさんがくしゃみをして、唾が飛んでいるのを見た」「外国人観光客は、食べ残しのおかずが再利用されていることに、まだ気づいていない」と暴露するコメントもあった。

 韓国観光公社は、今回の調査結果を基に、サービスの質が劣っている飲食店に対しては改善を促すためにコンサルティングを実施するという。このままでは、またしても韓国の悪評が世界に広まってしまいそうだ。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・「もう二度とごめんだ!!」日韓を訪れた外国人観光客の“リピート率”に大きな差が出たワケ
http://s-korea.jp/archives/18092?zo

・「韓国では他人を助けようとするな」未だにまん延している韓国人の人種差別意識
http://s-korea.jp/archives/15197?zo

元ICONIQ・伊藤ゆみ、11年ぶりの韓国復帰にブーイングの嵐!「ずうずうしい」「なんで整形したんだ?」

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“坊主頭の歌手”として世間の話題をかっさらった元ICONIQこと女優の伊藤ゆみが、韓国で物議を醸している。きっかけは、彼女が韓国のバラエティ番組に出演したことだった。

 そもそも伊藤は、2001年に韓国でアイドルグループ「Sugar」のメンバーとしてデビュー。当時の芸名は“アユミ”で、在日コリアン3世ながら、たどたどしい韓国語でしゃべる姿がかわいいと人気を博し、一躍トップアイドルとなった。グループ解散後はソロ活動にシフト。06年には倖田來未の「キューティーハニー」を韓国語でリメイクして大ヒットを記録した。

 その後、08年には“伊藤ゆみ”の名で日本での活動を始めたが、さっぱり売れず、ロサンゼルスへ留学。そのまま芸能界から消えるかと思われたが、10年に資生堂「マキアージュ」の“坊主頭広告”で話題を集めると、今度は“ICONIQ”と芸名を変えて日本での活動を再開。最近は再び“伊藤ゆみ”の名で、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(フジテレビ系)や『母になる』(日本テレビ系)に出演するなど、女優活動を本格化している。

 一方で、06年以来、韓国ではまったくといっていいほど活動していなかった。それだけに、突然のバラエティ番組出演は“韓国での活動再開を視野に入れたものなのではないか”との臆測が飛び交っているのだ。番組出演は制作側からのオファーを受けてのことだったというが、多くの韓国メディアは番組での彼女の様子を詳細に報じており、彼女に直撃インタビューまで行うほどだ。

 もっとも、彼女の活動再開は、あまり好意的に受け止められていないようだ。ネット上には「ちょっとずうずうしい気がする」「日本での活動が下火だから韓国に来たんじゃないのか」「かわいかったのに、なんで整形しちゃったんだ?」「この子は国籍だけ韓国で、マインドは日本人だよ」「日本では韓国人であることを明かさずに活動して、また韓国に戻ってくるなんて。気分が悪い」といった意見が並んでいる。

 また、彼女が「日本に帰化した」「“韓国が嫌い”と発言した」という真偽不明なウワサを真に受け、「彼女のイメージは最悪」「日本に行って韓国を侮辱した日本人だろ?」と非難する声も見受けられた。

 伊藤は「韓国での今後の活動については未定」とした上で、「いつか韓国のドラマや映画に挑戦してみたい」と意気込んでいるが、韓国で再ブレークを果たすのは、そう簡単ではなさそうだ。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・男性誌『MAXIM KOREA』9月の表紙を飾った日本人K-POPアイドル、RUIとは?
http://s-korea.jp/archives/19673?zo

・K-POPアイドルに憧れすぎて…!! 韓国で話題の日本人男子、高田健太とは
http://s-korea.jp/archives/19129?zo

世界にPRできるのはキムチとK-POPだけ!? 韓国人がキムチにこだわるワケ

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イメージ画像(Thinkstockより)

 韓国文化財庁は9月8日、「キムチ漬け」の文化を国の無形文化財に指定する方針を固めた。「キムチ漬け」とは、韓国各地の特色あるキムチとその文化が含まれる概念だという。

 キムチを広く宣伝しようという政府の思惑が伝わってくるニュースだが、そもそも韓国は、これまでもキムチをゴリ押ししてきた。

 例えば韓国には、1,000億ウォン(約100億円)以上の国家予算が投入された「世界キムチ研究所」なるものも存在している。2010年に設立されたこの研究所では、キムチの微生物研究や可能性の研究などのほか、“キムチの世界化”のための研究も進められているという。

 当然、キムチの輸出にも力を入れており、今年上半期の輸出量を見ると、主要輸出国である日本(輸出量1位)と中国(2位)では需要が減っているものの、イギリスやオランダなどヨーロッパへの輸出は前年比18.2%増となっている。

 なぜ韓国は、これほどキムチにこだわっているのだろうか?

 理由のひとつは、キムチが韓国を代表するコンテンツとなっていることが挙げられるだろう。実際、今年9月に韓国観光公社が発表したところによると、昨年1年間に外国人が主要検索エンジン(GoogleやYahoo!、百度など)で検索した韓国関連キーワードの中で、「キムチ」は英語・ドイツ語圏では最も多く検索された。ちなみに日本語での検索ワード1位は「K-POP」だったが、世界的に人気を集めているK-POPと肩を並べていることは、海外におけるキムチの知名度を示しているといえる。もっとも、裏を返せば、韓国にはK-POPとキムチぐらいしか外国に輸出できる商品がないということでもあるだろう。つまり、韓国はキムチを積極的に宣伝しているわけではなく、キムチに頼らざるを得ない状況にあるのだ。

 ただ、それ以上に重要な理由は、韓国国内にある。年々、韓国人のキムチ消費量が減少しているのだ。

 それはデータにはっきりと表れている。嘉泉大学食品栄養学科イ・ヘジョン教授チームの論文によると、韓国人1人当たりが1日に食べるキムチの量は、2005年に123.9gだったが、15年には96.3gまで落ちている。とりわけこの10年間で、男性が17.8%減、女性は27.8%減となっている。

 このように韓国国内で“キムチ離れ”が加速しているのは、キムチに対するイメージ悪化が一因だと考える向きもある。例えば、韓国のネット上では韓国人女性を侮辱するときに「キムチ女」というスラングが使われているし、最近は、韓国メディアが外国人に対して「Do you know Kimchi?」と事あるごとに繰り返すアピールにうんざりしている若者も多いという。今回の「キムチ漬け」無形文化財指定に関する報道にも、ネット上では「本当にくだらない」「いつになったら“キムチの呪縛”から解放されるんだ」「韓国は“神格化”するのが好きだよね」「どこの国にも独自の食べ物はあるじゃないか。笑わせてくれる」といったコメントが見受けられる。

 今も昔も、キムチをゴリ押ししてきた韓国。現状を見る限り、これからもキムチアピールは続きそうだ。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・「キムチ」と歌う女子高生シンガー足立佳奈が登場した日本。その一方で韓国では…?
http://s-korea.jp/archives/19838?zo

・「Do you know キムチ?」韓国の若者たちが毛嫌いする“クッポン”とは?
http://s-korea.jp/archives/12343?zo

世界にPRできるのはキムチとK-POPだけ!? 韓国人がキムチにこだわるワケ

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イメージ画像(Thinkstockより)

 韓国文化財庁は9月8日、「キムチ漬け」の文化を国の無形文化財に指定する方針を固めた。「キムチ漬け」とは、韓国各地の特色あるキムチとその文化が含まれる概念だという。

 キムチを広く宣伝しようという政府の思惑が伝わってくるニュースだが、そもそも韓国は、これまでもキムチをゴリ押ししてきた。

 例えば韓国には、1,000億ウォン(約100億円)以上の国家予算が投入された「世界キムチ研究所」なるものも存在している。2010年に設立されたこの研究所では、キムチの微生物研究や可能性の研究などのほか、“キムチの世界化”のための研究も進められているという。

 当然、キムチの輸出にも力を入れており、今年上半期の輸出量を見ると、主要輸出国である日本(輸出量1位)と中国(2位)では需要が減っているものの、イギリスやオランダなどヨーロッパへの輸出は前年比18.2%増となっている。

 なぜ韓国は、これほどキムチにこだわっているのだろうか?

 理由のひとつは、キムチが韓国を代表するコンテンツとなっていることが挙げられるだろう。実際、今年9月に韓国観光公社が発表したところによると、昨年1年間に外国人が主要検索エンジン(GoogleやYahoo!、百度など)で検索した韓国関連キーワードの中で、「キムチ」は英語・ドイツ語圏では最も多く検索された。ちなみに日本語での検索ワード1位は「K-POP」だったが、世界的に人気を集めているK-POPと肩を並べていることは、海外におけるキムチの知名度を示しているといえる。もっとも、裏を返せば、韓国にはK-POPとキムチぐらいしか外国に輸出できる商品がないということでもあるだろう。つまり、韓国はキムチを積極的に宣伝しているわけではなく、キムチに頼らざるを得ない状況にあるのだ。

 ただ、それ以上に重要な理由は、韓国国内にある。年々、韓国人のキムチ消費量が減少しているのだ。

 それはデータにはっきりと表れている。嘉泉大学食品栄養学科イ・ヘジョン教授チームの論文によると、韓国人1人当たりが1日に食べるキムチの量は、2005年に123.9gだったが、15年には96.3gまで落ちている。とりわけこの10年間で、男性が17.8%減、女性は27.8%減となっている。

 このように韓国国内で“キムチ離れ”が加速しているのは、キムチに対するイメージ悪化が一因だと考える向きもある。例えば、韓国のネット上では韓国人女性を侮辱するときに「キムチ女」というスラングが使われているし、最近は、韓国メディアが外国人に対して「Do you know Kimchi?」と事あるごとに繰り返すアピールにうんざりしている若者も多いという。今回の「キムチ漬け」無形文化財指定に関する報道にも、ネット上では「本当にくだらない」「いつになったら“キムチの呪縛”から解放されるんだ」「韓国は“神格化”するのが好きだよね」「どこの国にも独自の食べ物はあるじゃないか。笑わせてくれる」といったコメントが見受けられる。

 今も昔も、キムチをゴリ押ししてきた韓国。現状を見る限り、これからもキムチアピールは続きそうだ。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・「キムチ」と歌う女子高生シンガー足立佳奈が登場した日本。その一方で韓国では…?
http://s-korea.jp/archives/19838?zo

・「Do you know キムチ?」韓国の若者たちが毛嫌いする“クッポン”とは?
http://s-korea.jp/archives/12343?zo

ロッテマート撤退に続き、韓国スーパーが夜逃げ! THAAD追加配備で中韓関係再び悪化

<p> 9月7日、韓国で米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)の追加配備が完了し、4月に配備された2基を合わせて合計6基体制となり、計画通り完全運用が開始された。THAADをめぐっては、朴槿恵前政権が昨年7月に配備を決めたが、直後から中韓関係は急激に悪化。中国国内にある韓国資本のスーパー・ロッテマートなどが一時的に営業停止処分となったり、事実上の“渡韓禁止”を自国民に強いるなど、軋轢が絶えなかった。</p>

<p> 政権が代わり、文在寅大統領はTHAAD配備を見直す可能性を示唆したことで、一時は中韓双方で関係修復の兆しもあったが、今回の配備完了を受けて再び中韓関係が悪化しつつある。そうした中、中国から撤退する韓国企業も相次いでいる。台湾「中時電子報」(9月13日付)などによると、中国に進出して20年になる韓国のスーパー大手「Emart」は突然、通告もなく上海市内にある5店舗すべてを閉鎖。1,000人以上の従業員にとっても青天の霹靂で、Emart側に賠償・補償交渉を求めたものの、すべて拒否されたという。店舗前で従業員が集結し、抗議集会が行われたが、彼らは泣き寝入りとなる可能性が高い。Emartは中国での業績が近年、悪化しており、THAADの影響で経営継続が難しいと判断したという。</p>

“娘便乗商法”に黄色信号……韓国で絶大な人気を誇るSHIHOに、アンチが増殖中?

娘便乗商法に黄色信号……韓国で絶大な人気を誇るSHIHOに、アンチが増殖中?の画像1
『SHIHO loves YOGA ~おうちヨガ~』(エムオン・エンタテインメント )

 韓国で絶大な人気を誇るモデルのSHIHOだが、その地位が揺らぎ始めたようだ。

 SHIHOといえば、格闘家・秋山成勲との間に愛娘・サランちゃん(5)がいるが、このサランちゃんが2014年、韓国の子育てバラエティ番組『スターパパ奮闘記!スーパーマンが帰ってきた』に出演したのをきっかけに人気爆発。CMオファーが殺到し、一躍子役スタートなった。

 さらに、サランちゃん効果で、もともと韓国で芸能活動をしていた秋山に加え、SHIHO自身もブレークを果たし、「便乗商法」と揶揄する声も一部であったものの、「良妻賢母」として人気を集めるようになった。

 そんな韓国で一番有名な日本人一家である秋山ファミリーの日常を追った子育て番組『チュブリー家が来た』が8月26日より始まり、話題を集めている。初回は一家のモンゴル滞在記が放送されたが、現地の子どもたちと一緒に遊びたくないと駄々をこねるサランちゃんを叱ることなく、理由を聞き出して優しく抱きしめるSHIHOの姿は視聴者の共感を呼び、「私が幼いときに、ママがこうしてくれたら……」「旦那から『お前も見習えばいい』と言われた(笑)」などと、絶賛の声が上がった。また、別の放送回では、縄跳びがうまくできなくて泣きだすサランちゃんに対し、慰めるのではなく厳しい一言をかけるという、これまでとは異なる一面を見せ、視聴者を驚かせた。

 しかし、『チュブリー家が来た』には、高評価ばかり集まったわけではない。中には、「サランちゃんはちょっと泣きすぎだよ」「サランちゃんファミリーは確かに人気があるけど、わざわざ放送する意味がわからない」「芸能人の子育て番組なんて意味ないものを、いつまで続けるつもりなんだ?」「サランちゃんを大事に育てたいなら、テレビで見世物にしないほうがいいんじゃないのか?」「日本で人気ないからって韓国に来るな」などと、ネガティブな意見も噴出。韓国では芸能人親子の日常にフォーカスした番組が多いためか、サランちゃんをダシにして視聴率を稼ごうとする番組の姿勢に嫌悪感を示す視聴者も少なくないようだ。

 思わぬところで、アンチを生んでしまったSHIHOだが、その人気がいまだ絶大なのは間違いない。韓国版「2ちゃんねる」といわれる「イルベ」内にはSHIHOを称賛するスレットが多々あり、中には「スシニョ(寿司女=日本人女性の蔑称)の中でもSHIHOは別格」という書き込みまであるほどだ。

 サランちゃんのブレークをきっかけにチャンスをつかんだSHIHOだが、この人気をどこまで維持できるか? 日本以上に芸能人に厳しい韓国では、ちょっとしたミスが命取りになるだけに、今後もうかうかしていられなさそうだ。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・日本に“逆輸入”される可能性あり!? 韓国芸能界で活躍中の日本人たち
http://s-korea.jp/archives/10333?zo

・韓国では家族ぐるみで愛されている秋山成勲の本当の評判
http://s-korea.jp/archives/7089?zo

首輪を付けたペットでもお構いなし! 迷子のラブラドールが“犬焼酎”に……

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イメージ画像(足成より)

 韓国から、衝撃的なニュースが飛び込んできた。ペット犬を連れ去って“犬焼酎”にしたとして、50代の男が逮捕されたというのだ。

 釜山・沙上(ササン)警察署の発表によると、男は9月2日、路上を歩いていたラブラドール・レトリバーを自身の車で連れ去ったとされている。

 このラブラドール「オソンちゃん」は7歳で、事件当日の午後から迷子になっていた。

 飼い主は、オソンちゃんの写真と特徴を記した張り紙を近所に貼るなどして捜索を行っていたが、街中に設置された監視カメラの映像から男が愛犬を連れ去る様子を発見。失踪から2日後、警察と共に男のもとを訪ねたが、男は「犬を車に乗せたのは事実だが、途中で逃げられた。行方は知らない」と話したという。

 しかし、実際は拉致された当日に犬焼酎を扱う漢方薬専門店に引き渡されており、男の事情聴取が行われた直後に殺されていた。

 男は、オソンちゃんを使って“犬焼酎”と呼ばれる薬用ドリンクを作ろうとしていたようで、6日になって犯行を認め、遺失物等横領と動物愛護法違反の容疑で逮捕された。犬焼酎は犬の肉と漢方薬などを煮込み、成分を抽出して作る飲料で、韓国では健康食品として一般的に飲用されているが、さすがにペットを拉致・殺害するなど問答無用だ。

 飼い主はSNS上に「犯人が初めから正直に話していれば、オソンが死ぬことはなかった」「7年間家族のように暮らしてきた犬を連れ去って殺した犯人は、絶対に厳しい処罰を受けなければならない」と、苦しい胸のうちをつづっている。

 韓国のネット上でも、「こいつは人間じゃない」「犯人を材料にして焼酎を作ろう」「犬畜生にも劣るやつだな」「韓国の中年と老人の8割以上は頭がおかしい」「パッと見でペットだとわかるはずだし、漢方薬店も確認すべきだ」といった意見が噴出している。

 もっとも、韓国でペットの犬が食べられる事件は、これが初めてではない。昨年10月にも、迷子犬が近隣の住民によって犬鍋にされてしまうという事件が起こっている(参照記事)。

 犬食文化の残る韓国では、もし愛犬が迷子になったら、最悪の事態も想定しておかなければならないようだ。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・「迷子になった愛犬が食べられた…」飼い主を横目に近隣住人が“犬食パーティー”の恐怖
http://s-korea.jp/archives/17887?zo

・“犬食文化”が残る一方で、熱心な愛犬家も…韓国の両極端なドッグ状況
http://s-korea.jp/archives/17902?zo

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