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韓国マクドナルドで相次ぐ「ハンバーガー病」告訴……右肩上がりの業績に大打撃

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イメージ画像(Thinkstockより)

 韓国で「ハンバーガー病」が波紋を広げている。

 事の発端は7月5日、昨年9月にハンバーガーを食べた女児(4)が溶結性尿毒症症候群(HUS)にかかり腎臓機能障害になったとして、両親がマクドナルド韓国支社を食品安全法違反などの疑いでソウル中央地検に告訴したことだった。さらに12日には、別の女児(2)も同様にハンバーガーを食べてHUSにかかったとして同社を告訴している。同日には30代後半の男性も、マクドナルドで購入したハンバーガーの加熱が不十分だったとして「マクドナルドを厳罰に処してほしい」と陳情書を検察に提出した。

 韓国では、こうした健康被害を「ハンバーガー病」として大きく報道。ネット上では子どもを持つ母親を中心に「マクドナルドのハンバーガーは二度と食べない」「怖くて子どもに食べさせられない」「よく子どもに与えていたことを反省している」「私も半分も焼けていないパティの画像をネットで見たことがある」といった声が寄せられている。

 イメージダウンによる経営への打撃も深刻だ。

「ヘラルド経済」によれば、記者が11日にソウル市内のマクドナルドを訪れたところ、客席は4分の1程度しか埋まっていなかったという。子連れ客は一組も見られず、同店の店員は「男性客の数は変わらないが、女性と子どもが減ったのは事実」と証言している。

 韓国マクドナルドの関係者は「売り上げがどれぐらい落ちたかは公開できない」としながら、「一部店舗の雰囲気だけでは、全体の売り上げの変化を把握することは難しい」と言葉を濁しているが、業界関係者によれば「(同社は)すでに深刻な打撃を受けているし、ハンバーガー業界全体が被害を被っている状況」という。韓国ロッテリアの関係者も「7月5日の事件後1週間で、売り上げが20%も落ちた」と嘆いている。

 そもそも、これまで同社の業績は右肩上がりだった。

 新商品を発表するたびに爆発的人気を呼び起こしており、客がオーダーメイドで注文できる「シグネチャーバーガー」は2015年8月の発売以来、大ヒットとなっている。また、タッチパネルでの注文などが可能な「未来型店舗」も16年10月の導入以降、9カ月で150店舗にまで拡大している。

 15年の売り上げは6,033億ウォン(約603億円)で前年比約6.8%増、16年の売り上げも「15年度を上回っている」(マクドナルド関係者)。14年夏以降に発覚した期限切れ鶏肉の使用問題や異物混入問題などで客足が遠のき、業績が悪化した日本マクドナルドを横目に、韓国マクドナルドは順調に業績を伸ばし、業界トップを独走していた。

 それだけに、今回の「ハンバーガー病」騒動は、大きすぎる痛手だと言わざるを得ない。騒動について同社は「お子様の早期回復をお祈りいたします」としながらも、「調査を通じて正確な原因を明らかにしていきたい」と、現時点では責任を認めていない。

 果たして、「ハンバーガー病」騒動は、どんな結末を迎えるのだろうか?
(文=S-KOREA)

●参考記事
・韓国産ビールより「アサヒ」が安い!? 世界に逆行する韓国で“輸入ビール”が人気のワケ
http://s-korea.jp/archives/17965?zo

・韓国で人気爆発中の“日本式ラーメン”、韓国人の味覚に最も合うのは「一蘭」!?
http://s-korea.jp/archives/8479?zo

「一歩間違えば、米国人大学生の二の舞いに?」経験者が語る、北朝鮮旅行のヒヤリ体験

<p> 観光旅行で訪朝し、平壌市内の滞在先ホテルで政治スローガンを盗んだとして米国人の大学生が17カ月間も拘束され、先月解放されたものの、直後に死亡した。北朝鮮は外貨獲得のため、観光旅行の受け入れを大歓迎している。テロや犯罪被害に遭う可能性は皆無で美人も多く、一度ハマると何度も訪朝するリピーターが多いという北朝鮮観光。だが、ハメを外すと、米国人の二の舞いになる可能性がある。観光で訪朝した経験のある日本人が、ヒヤッとした体験を告白する。</p>

<p>「死亡した米国人が平壌の羊角島(ヤンガクド)ホテルでトラブルに遭ったと聞き、ドキッとした」</p>

韓国人の深刻な“犬食離れ”に、専門店からため息……国内外からの批判集中が原因か?

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イメージ画像(足成より)

 去る7月12日は、韓国で「初伏(チョボク)」に当たる日だった。韓国では、1年で一番暑い日といわれるこの日、夏を乗り切るために栄養価の高い犬肉を食べるのが伝統となっている。日本でいう、土用の丑の日にウナギを食べるという習慣に近いだろう。この日には「補身湯(ポシンタン)」と呼ばれる犬肉スープを食べるのが一般的だ。

 しかし、近年は、その初伏の過ごし方が変わりつつある。犬肉を食べる韓国人が激減しているのだ。

 仁川の犬肉専門店の店主は、こう嘆く。

「犬肉が売れなくなったのは、4~5年前ぐらいからでしょうか? 今では売り上げが半分以下に落ち込んでいます」

この店は有名な犬肉専門店街にあり、かつてこの場所には20数軒の専門店が軒を連ねていたが、犬肉の不人気によって現在は7~8軒に減少したそうだ。

 清州にある別の犬肉専門店の店主も「売り上げが10~20%落ちている」とし、その原因について「ペットを飼う世帯が増えたことで、拒絶感が強くなっているようだ」と語る。一方、韓国メディアは「犬肉スープ1杯1万3,000ウォン(約1,300円)と高額であることも、客足が減っている原因」とも分析している。

 だが、最も大きな要因は、国内外からの批判の高まりにあるのではないだろうか?

 例えば昨年にはイギリス政府が設置している請願サイトに「韓国政府に犬肉の取引をやめさせよう」というテーマが掲載され、10万人以上の署名を集めている。これを受け、イギリス政府は「犬肉に対する国際的な法や協定がない状況で、イギリスが介入することはできない」としながら、「それでも駐韓イギリス大使館を通じて、イギリス国民と議会の意思を韓国政府に伝える」との見解を発表した。

 韓国国内での批判も大きい。今年の初伏前後に、動物保護団体は犬肉が取引されるモラン市場などで動物慰霊祭やデモを行っている。全国動物保護活動家連帯と韓国動物保護連合は記者会見で、「全世界で犬を食べるのは中国とベトナム、韓国の3カ国だけで、韓国は大規模でシステマチックな犬農場をはじめとした巨大な産業を持った唯一の国家だ」と指摘した。

 こうした動きに対し、市場の関係者らは「お前たちのせいで、市場は瀕死の状態だ」「我々の生存権を踏みにじるな」と反対したが、“犬食反対”の大勢を止めるには至らなかったようだ。

 ちなみに今年の初伏には、犬肉に代わり「サムゲタン(参鶏湯)」が人気を博した。前出の仁川の犬肉専門店店主によれば「8人来店したら8人がサムゲタンを注文して、ポシンタンは一皿をシェアするぐらい」らしく、韓国メディアも「初伏の保養食の代表はサムゲタン」「“犬よりも鶏”……寂しいポシンタン店」などと報じている。

 また最近は、初伏に犬用のスタミナドッグフードが売れており、今年は昨年比321%も売上が増加したという。

 国内外からの批判を受け、衰退しつつある韓国の犬食文化。果たして今後、韓国において犬食が過去の遺物となる日は来るのだろうか?
(文=S-KOREA)

●参考記事
・「迷子になった愛犬が食べられた…」飼い主を横目に近隣住人が“犬食パーティー”の恐怖
http://s-korea.jp/archives/17887?zo

・イギリスから“犬食文化”を痛烈批判された韓国で起きている新たな「食の変化」
http://s-korea.jp/archives/8538?zo

実録! 中国・上海で詐欺被害「お茶の試飲で8,300円」警察も捜査せず……

<p> 中国・上海で、日本人観光客を狙った詐欺が続発中だ。さらにその被害については現地の警察も捜査をせず野放しという驚愕の一部始終を追った。</p>

<p> 英国誌が以前、発表した世界の都市の治安ランキングでは、東京が1位で大阪も3位。ほかはシンガポールやストックホルム(スウェーデン)、アムステルダム(オランダ)、シドニー(オーストラリア)、チューリッヒ(スイス)などが上位に並んだ。</p>

<p> 中華圏では香港が11位、台北が13位だが、本土のトップが30位の上海となっていて、39位のバンコク(タイ)よりも上となっていた。しかし、筆者の体感的な治安では、バンコクの方がずっと安全に思える。上海は主要道路に監視カメラが並び、表向き世界有数の安全都市を装っているのだが、一皮むけばそれが違うことがわかるのだ。</p>

中国「THAAD報復」で韓国経済に大打撃! あの大ヒット商品もまったく売れない?

<p> 親北政策で知られる文在寅(ムン・ジェイン)大統領だが、北朝鮮のミサイル発射実験を、ただ無視するわけにもいかない。</p>

<p> その対策の一環が、高高度防衛ミサイル(THAAD)配備なのだが、対象範囲が中国にも及んでいることから、中国政府は大反発。それにより、韓国側は多くの「報復措置」を受けることとなった。</p>

<p> 特に大きな打撃を受けているのが観光業界だ。韓国観光公社の発表によると、今年3〜5月の訪韓中国人は84万1,952人で、前年同期の198万9,833人を大きく下回った。</p>

<p> それに伴い、多くのホテルやレジャー施設では利用者が激減。特に影響を受けているのが、クルーズ業界だ。2014年には利用者が100万人を超える成長を遂げ、昨年は195万人超えで合計5兆4,000億ウォン(約5,400億円)の経済効果をもたらした。</p>

<p> そんな有力産業だが、実は利用者の約90 %が中国人で、今年3月には5万4,000人(昨年9万7,000人)と一気に半数まで落ち込み、6月には1万1,000人と昨年の10分の1にまで落ち込んだ。</p>

遺体の半分をオオトカゲに食べられ……美男美女ばかりが殺されるタイ「死の島」で、6人目の犠牲者

<p> タイ南部のリゾートアイランドとして知られ、日本人観光客も多いタオ島だが、最近「死の島」という悪名が定着しつつある。</p>

<p> 2014年以降、外国人観光客が不慮の死を遂げる事件が立て続けに起きており、その犠牲者がすべて若い白人の美男美女であることから、国際的な話題となっているのだ。</p>

<p> そして4月28日、6人目の犠牲者が出たことが明らかになった。<br />
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またまた世界に恥さらし……中国人観光客がいなくなった韓国で、“ハラル認証マーク詐欺”が横行中!

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イメージ画像(Thinkstockより)

 中国の「韓国ツアー禁止令」によって中国人観光客が激減した韓国だが、今度はムスリム観光客が押し寄せ、中国人観光客の空白を埋めているという。

 韓国観光公社によると、昨年よりシンガポール、ベトナム、インドネシアからの観光客が増加。2016年に訪韓したムスリム観光客は98万人で、15年の77万人より27%増となっており、今後も増えていく見込みだという。実際、ソウルの街ではヒジャブ(スカーフ)姿の観光客が買い物や食べ歩きを楽しむ光景がよく目に飛び込んでくるし、ムスリム観光客向けのレストランや祈祷室なども次々とオープン。いよいよ韓国もムスリム観光客誘致に力を入れ始めたといった感じだ。

 そんな中、ムスリム向けの食品や製品に付与される「ハラル認証」マークをめぐって、さまざまな問題が発生している。いま最も話題になっているのは、“偽ハラルマーク”問題だ。

 肉の場合、ハラル認証マークを取得するためにはムスリムが直接食肉処理を行い、血を完全に抜き取らなければならないという。もちろん、イスラム教が禁じている豚肉は論外だ。

 面倒かつ厳格な加工を経て得られるハラル認証マークなのだが、「MBCニュース」が昨年報じたところによると、韓国で販売されている“ハラルフード”のほとんどは、流通や食肉処理過程に関する説明が一切なく、信用し難い。公共性のないハラル認証機関によるマークが横行し、豚肉入りの食品にハラル認証マークが貼られていることも多々あるそうだ。

 つい先日、インドネシア政府が韓国のラーメン4種にについて販売を禁止したのは、そのいい例だろう。一部の商品は過去に韓国でハラル認証マークを取得した商品だったにもかかわらず、検査の結果、豚のDNAが検出されるなど、韓国のハラル認証がどれだけ手薄かが如実に表れた。

 偽ハラルマーク問題は、昨日今日始まった話ではない。15年には、偽造したハラルマークを肉に貼って韓国内のイスラム寺院に流通させた組織が摘発。16年にも、偽ハラルマークを掲げた食堂がニュースで批判されるなど、何度も取り沙汰されている。それなのに、改善どころか、今回の“ラーメン騒動”で世界的に恥をさらすこととなった。

 ムスリム観光客の増加と共に、騒ぎが大きくなりつつある、韓国の偽ハラルマーク問題。韓国人のモラルが問われている――。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・大量わさび寿司事件を“わさびテロ”と皮肉る韓国でも増加する、外国人旅行者の意外なトラブルとは?
http://s-korea.jp/archives/8965?zo

・外国人女性の被害続々…“女性観光客にとって危ない国”に落ちた韓国
http://s-korea.jp/archives/5821?zo

韓国国民の10人中6人が「関心ない」平昌冬季五輪、南北共同開催プランのマユツバ度

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 韓国・平昌(ピョンチャン)での冬季五輪開催まで1年を切ったが、開催国である韓国内は、五輪熱に浮かされているというわけではなさそうだ。

 6月20日、文化体育観光部は「第二次平昌冬季五輪及びパラリンピック国民世論調査」の結果を発表した。これは世論調査機関「メトリックス」が、5月26日~27日の2日にかけて1,000人の韓国国民に電話調査したものだが、とても残念な結果となった。

 なんと、10人中6人が「平昌五輪に関心がない」と答えたのだ。さらに、調査に答えた97.7%は開催することは把握していたが、そのうち41.5%が開催時期すら知らなかった。韓国の五輪開催に関しては、数年前から競技場の不備などが問題視されており、日本のメディアでもたびたび取り上げられるほど。開催前から前途多難な様子がうかがえたが、国民の関心自体が低い現状を考えると、仕方がないのかもしれない。

 実際、韓国ネット民の間でも「五輪に関心は持てない。むしろ、その後の施設管理が心配だよ」「知らない間に過ぎ去るんだろうな」「我が国の現状で、五輪を開催できるほどの余裕はないだろう」と、期待や関心よりも、事後の不安や国政の不安定さを嘆く声が多かった。

 そんな中、韓国の五輪開催に新たな動きが生じた。6月20日、五輪韓国開催を担当する都鐘煥(ト・ジョンファン)文化体育観光相が、スキー競技など一部衆目を北朝鮮東部に位置する馬息嶺スキー場などで開催することを検討すると表明したのだ。さらに、アイスホッケー女子の南北合同チーム結成にも意欲的に動くと明かした。

 これまでなかった北朝鮮との五輪共同開催案を韓国が表明した最大の理由は、親北派として知られる文在寅(ムン・ジェイン)新大統領の意向が大きいと推測される。実際、文大統領は就任前から「北朝鮮との対話による融和」を掲げていただけに、スポーツを通した南北の団結を目指すのはおかしなことではない。

 だが、ネット民は「南北共催になっても、誰も得しないだろ」「北の人間が内部に入り込むなんて恐ろしい」など、政府の決定に懐疑的な人が多い。

 また、現実的にも北朝鮮との共催には、競技場の設備や周辺施設の問題をはじめ、北朝鮮への圧力を強める米国など国際社会の反発も必至。北朝鮮に外貨が流れ込んで、核・ミサイル開発の資金源になる恐れもある。

 仮に南北共催が順調に進んだとしても、喜ぶのは文大統領だけかもしれない。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・関心があるのはたった3割!? 早くも観客動員論が出ている平昌五輪と誕生1カ月の文政権
http://s-korea.jp/archives/17001?zo

・羽生結弦フィーバーで韓国ファンも大熱狂も…解決策が見えない平昌五輪“3つの問題点”
http://s-korea.jp/archives/13678?zo

「韓国製品なんて買いたくない!?」ヨーロッパ諸国で嫌われる“メード・イン・コリア”ブランド

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 韓国のネット掲示板で、ある調査結果が物議を醸している。ドイツの統計・調査会社Statistaが行った「メード・イン・コリアを最も好む国は?」というアンケートがそれだ。

 これによると、1位はベトナム(満足度80%)だった。2位がアラブ首長国連邦(79%)、3位がシンガポール(74%)で、アルジェリア(73%)、パキスタン(71%)、サウジアラビア(64%)と続く。

 一方、アメリカは17位(49%)で、日本は50位(16%)にとどまった。またヨーロッパ諸国を見ると、49位のスイス(17%)や50位のフランス(13%)など、韓国製品に否定的な印象を持っている国が多数見受けられた。

 この結果にネット民は「韓国は先進国じゃないの? 途上国なの?」「ヨーロッパは、どうしてこんなに韓国を嫌うんだ」「韓国は、いつになったら日本に勝てるのか」などとショックを隠しきれない。一方、「日本や中国のやつらが束になってわざと韓国を悪く言うから、こんな結果になったんだ。本当の好感度は、もっと高い」「北朝鮮のせいだ。外国人は“KOREA”というと北朝鮮を思い浮かべるから」「外国人はサムスンを韓国企業じゃなくて日本企業だと思っている」などと責任転嫁する意見もあった。

 そんな中、自虐的な書き込みも。「韓国が日本のライバルなんて妄言だ。韓国は中国や台湾レベルだろう」「アメリカに住んでいるけど、韓国のイメージがいいわけないよ。韓国を日本と同レベルだと見ている人なんて、ほとんどいない。ベトナムやタイより少し発展しているぐらいのイメージだ」「韓国製品が信頼されていると考えるのは難しいよ」といった具合だ。

 近頃、韓国の若者の間では「ヘル朝鮮」という言葉や、どんな仕事をしても行き着く先はリストラや過労死で、結局、過重労働のチキン店を開業するしかないという「起承転鶏(チキン)」なる言葉も流行しているが、このように自嘲気味な姿勢にも、昨今の社会状況が反映されているのかもしれない。

 そもそも好感度の低さを他国に責任転嫁する書き込みなどを見ると、本当に好感度を上げたいのか疑問が残るところではあるが……。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・ここ数年の努力のトドメに…韓国の好感度はなぜ上がらないのか
http://s-korea.jp/archives/11212?zo
・韓国否定派が65%!! なぜドイツは世界一の“嫌韓国家”なのか
http://s-korea.jp/archives/4255?zo

東南アジアで世界遺産に迷惑行為を繰り返す「アイ・アム・ジャパニーズ!」男を直撃! すると、流暢な韓国語を……

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 東南アジア各地の観光地で、世界遺産の遺跡などに禁止行為をするなどしていた「自称・日本人」が、実は韓国人であることがわかった。日本人を名乗ってマナー違反などを繰り返していた当人を直撃したところ「自分は日本人だ」と主張したが、話していたのは日本語ではなく、韓国語だったのである。

 昨年、タイやカンボジアの世界遺産の遺跡などで立入禁止の区域に侵入したり、撮影禁止の場所での撮影、登ってはいけない遺跡によじ登るなどの迷惑行為を繰り返していた男が、いずれの場所でも「日本人」を名乗っていたことが、観光事業者や旅行者から報告されていた。ある目撃者によると男は昨年、カンボジアの世界遺産、アンコールワットでは飲んでいたジュースを遺跡の壁にかけたり、よじ登ったりして警備員に取り押さえられたが、「フロム・ジャパン」と叫んでいたという。

 現地では「迷惑な日本人」という声もあったほどだが、そんな迷惑男が先日出没したのが、ラオス南部にある世界遺産「ワット・プー遺跡」。

 同所は10~12世紀に建てられたとみられるヒンズー教の寺院で、園内にはいくつかの宮殿などがある。警備員らを騒がせたのは、問題の自称・日本人がまたもや宮殿の壁を登るなどしていたため。声をかけられた途端に逃走していったというのだが、管理職員は「何年もかけて修復作業をしているのに、日本人はそれが理解できないのか」と激怒していた。

 しかし、不自然だったのは、男が赤い日の丸と「日本」の文字が書かれたシャツを着ていたこと。日本人観光客でそんな外国人向け土産のようなものを着ている人はほとんどおらず、本当に日本人かどうか疑わしかったため、その男の足取りを追った。

 本人を直撃できたのは、首都ビエンチャン郊外。目撃情報を頼りに男を追い、現われそうな観光地を順次追跡していた中で、ついに当人を見つけたのである。場所は通称「ブッダパーク」と呼ばれるワット・シェンクワン。ここは世界遺産ではなく、仏教やヒンズー教の像などを無秩序にたくさん並べて置いている珍テーマパークだ。男はここでも予想通り、禁止行為をやらかして騒ぎを起こしていた。

 まさに建物によじ登って警備員に注意されていたところをキャッチ。男は「JPN」と書かれた紺色のTシャツを着ており、そこで「アイ・アム・ジャパニーズ」と叫んでいたのだが、世界遺産ではないから激しく怒られる様子もなく、そのため男は悪びれもせず連れの女性に写真を撮らせていた。

 ひょっとすると、この迷惑行為を各所で宣伝しているのは当人なのかもしれない。下りてきた男を直撃。警戒されないよう、英語で「日本の方ですか?」、「どこの出身ですか?」などの質問をしてみたが、返答は「アイ・アム・ジャパニーズ」の1点張りだった。

 しかし、撮影していた女性との会話は、なんと韓国語。そこで、韓国語で「ハングッサーラミムニカ?(韓国人ですか?)」と聞いてみると、すかさず「ノー、アイ・アム・ジャパニーズ」と答え、日本語で聞いたことにはひとつも答えられなかったのである。

 この様子を見ていた別の韓国人女性グループの旅行客は「彼らは韓国人ですよ。会話が自然な韓国語でしたから」と言っていた。

 パスポートまで確認したわけではないが、どう見ても韓国人であるというのが結論だ。わざわざ旅行先で日本人のふりをして各地で迷惑行為をしているのは、日本人の評判を落とすためなのだろうか。だとすれば、なんとも手間のかかった反日工作である。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

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