フジ『27時間テレビ』の“リアルタイム視聴”はバカらしい!? 「中居くん出ないなら見ない」の声も

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 9月9・10日に放送予定のフジテレビ系超大型番組『FNS27時間テレビ にほんのれきし』の全容が明らかになるにつれ、ネット上では「やる意味あるの?」との声が大きくなっている。

 通算31回目となる今回は、これまでの生放送ではなく、事前収録に。女優の波瑠が“タビビト”として登場するメーン企画「にほんのれきし博物館」を中心に、バカリズムが脚本を手掛けるドラマ「僕の金ヶ崎」「私たちの薩長同盟」、俳優の堤真一らが歴史を解き明かす「学ぶ ヒストリー劇場 大地震と富士山噴火と人々と」、林修と爆笑問題のロケ企画「あの人の歩き方」などを放送する。

 また、既存の番組の歴史バージョンとして、明石家さんまが司会を務める「ホンマでっか!?TV」「さんまのお笑い向上委員会SP」、ウッチャンナンチャン・南原清隆が司会を務めるお笑い番組「ネタパレ ~歴史ネタSP~」、ウッチャンナンチャン・内村光良が司会を務める「痛快TVスカッとジャパン」などを放送。

 グランドフィナーレでは、「池上彰が見た たけしと戦後ニッポン」と題し、総合司会を務めるビートたけしの人生と戦後のエピソードをリンクさせながら、池上が解説をしていくという。

 先日、同局で行われた制作発表には、たけしと番組キャプテンの関ジャニ∞・村上信五が登壇。『27時間テレビ』で体を張った生コントを披露してきたたけしだが、「やっぱり私の体力もなくなってきましたからね。今までは、記念館で汚いプールに落っこちたり、いろいろ顔面打ったり(中略)さすがにもうダメだと……。それだったらもっと安全なところで安全な企画をやってくれないかということになって、それで生で飛び込まなくてもいいということで(収録を)やっているんですけど、結局スタジオにいても喉が枯れるほどしゃべってるので、かえって体力なくなっちゃってますね……」とコメント。これに、すでに3日間の収録を終えたという村上は「結果、27時間以上分の収録時間になりますからね」と続けていた。

「昨年はHey! Say! JUMPを引き立てようとして大失敗した『27時間テレビ』ですが、今回は関ジャニ∞がテーマソングを歌うほか、村上がほぼ出ずっぱり。『村上信五とスポーツの神様たち』の戦国時代バージョンも放送予定で、27時間を通して村上の印象が濃い番組となりそう」(テレビ誌記者)

 大胆にかじを切った今年の『27時間テレビ』だが、ネット上では「生放送じゃないのに、やる意味って?」「もう止めたら?」「『24時間テレビ』は生なのに」「中居くんが出ないなら見ません」といった声が相次いでいる。

 なお、昨年の『FNS27時間テレビ フェスティバル!』は、平均視聴率7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と自己最低を記録。企画ごとに司会者が異なるリレー形式だったため、まるで特別感のない放送となったが、明石家さんまが中居正広にSMAPの分裂騒動について切り込んだ「さんま・中居の今夜も眠れない」は大きな話題となった。

「そもそも日本テレビの『24時間テレビ』のパロディとして始まった『27時間テレビ』ですが、もはやなんのために続けているのか謎。また、17年にわたり放送されていた『さんま・中居の今夜も眠れない』が消滅し、惜しむ声が相次いでいる。生放送ならではのハプニングも期待できず、リアルタイム視聴がバカらしくなりそう」(同)

 先月、フジテレビ新社長に就任した宮内正喜氏は、初めての定例会見で「キーワードは『変わる』です。今までフジテレビになかった新しい風を吹かせるということ。勇気を持って進み、視聴率を上げたい」と胸を張っていたが、その結果やいかに……?

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