「板前さんの姿が浮かびます」!? 紗倉まなのAV観賞術と、エロ屋のヤリ甲斐
隊長っ!! 近年、AVの進化が止まりませんっ!!!(敬礼)
昨年末あたりから、AVのVR作品が勢いよくリリースされ続けております。日進月歩している最先端技術にエロがものすごい角度で喰らいついていく姿を眺めながら、私もその流れに乗っかって腰を振り続ける日々であります……(白目)。
AVといえど、いまや男性だけが観るものではなく、女性用AVが人気なのはすでに周知の事実でしょう。女性用AVを制作し続けているアダルトメーカーのSILK LABOさんや、エロメンさんなども有名ですよね。
最近は、イケメンハメ撮り監督も増えてきたような気がします。私が専属契約を結んでいるソフトオンデマンドというAVメーカーの代表取締役社長になった野本ダイトリも、昔は監督としてハメ撮り作品をたくさんリリースしていました。
顔立ちが綺麗な方で、繊細な雰囲気を纏っていて、女性ファンがとても多い。何より、心優しくて穏やかな方なので(女性への扱いもすごく丁寧。趣味は神社巡り。渋っ!)、セックス中の激しさと人間的な優しさとの緩急にどきりとしてハマってしまう感覚も、何だか納得です。
今では一緒にラジオの仕事をしているので興奮することはまったくありませんが、もしイチ女性として野本ダイトリのAVを観ていたら、安心感と心地良さを与えてくれる作品に虜になっていたかもしれないです。
「恋人の携帯の閲覧履歴にエロ動画が……」と喧嘩へ発展するケースもよく聞きますが(私も高校生の時はAVきっかけで恋人とよく大喧嘩していました)、イケメンだったり、渋くてダンディな男優さんも多く、「彼氏が観ているなら私だって……あ、男優さん元カレに似ているな……ちょっと好きなタイプだな……ボイスが良くて濡れる~」「……ヘビロテするか(悟)」という流れも大アリだと思います。
先日、知り合いの既婚女性が旦那様とセックスレスになり、ムラムラして動画を観ていたところ、それに気付いた旦那様が「妻がエロい動画を見ている……!」という状況が興奮材料になり、久々に営みに発展した、なんて朗報も聞きました。
男性は“抜きどころ”と言うけれど、女性も“イキどころ”のあるAVを見つけ、気晴らしや息抜きに観ていただいて、それが新たな欲情材に繋がれば良いな~と心から願うばかりです。AVよ、君はLOVE&PEACEの先駆者になれ……。
女性の股間も少しずつ潤いつつある今日この頃。とはいえ、AVの作品量で言えば、男性用AVと比べると圧倒的に少ないのはたしか……。私も一女性としてAVを観ることはよくありますが、股間もおったまげるような作品って、なかなか巡り合わないのが現状でもあります。
◎出演作は「観られたくないようで観られたい」
私がAVを鑑賞する時は、いつもアダルトサイトの上位に君臨している“ザ・王道AV”を観ては、「世の男性の多くはこれを観て今興奮しているのだな」「もしかしたら私が気になっているあの人やこの人もこれを観てシコっているのでは……!!!」という視点でえらく興奮します。
「元カレはフェラやオナニーの動画が好きって言ってたけど、こういうのを見て抜いてたのだろうか……」と過去を振り返ってみたり、「巨乳ってエロいのね……でも微乳女優さんの、あの乳首の立体感のエロさは何にも代えがたい美学……」と女優さんにも興奮できるんです。
あ、ここまで言ってようやく気づいたぞ。私が興奮しているのは主に男性目線が多い……!!もちろん、「こんなことされたら気持ちいいだろうな」と女優さんに自分を投影させる女性視点でも大いに興奮できますが……。あれ? 意外とAV鑑賞を楽しむいろいろな術を身につけ始めている……! ダーリン、ダーーーリン、いろーんな角度かーらAVをー観てきた~(byミス○ル様)になっているぅ……!!!
そういえば、よく「自分の作品を見ることはありますか?」と質問されることがあるのですが、こちらについては完全否定です。
毎月、新作が発売されるタイミングには、サンプル動画で映り具合をチェックすることはあれど、改めて見返すことは殆どありません。それは、どこか恥ずかしさ……そうですね、例えるなら、写りの悪い卒業アルバムの写真をドアップで数時間におよび見させられているような感覚に近しいような……。「もういいよ! これ以上!! わかったよ!!!」と叫びたくなる心境に似ています。何より興奮材料としては萎えるのですよね……。下からカメラで煽られた時の顎、やばえな。網タイツ履いてるけど、この時の私ボンレスハムみたいやん、などと呆然としては、静かにブラウザを閉じてしまう……。
とは言いつつも、女性ファンの方が「ラブホで知って好きになりました~!」と伝えてくださる時は、素直にめちゃくちゃ嬉しいもんでして。何ともありがたい。女性って、やはり男性以上に身体や表情に関して審査に厳しい所もあると思うのですが、すべてを曝け出している作品で自分のことを知って好きになってもらえるというのは、心を見せて好きになってもらえているのと同等の喜びがあるのです……。「観られたくないようで観られたい」という複雑な感情でAVを売り出しているのが本音でもあります。
私が最近はまっているAVは、先程もお話ししましたが、アダルトサイトで上位を獲得している作品です。「上位にランクインしている」ということは、つまり、このアダルトサイトを見ている世の男性の多くが、この動画を購入して抜いている、ということじゃないですか。その事実に、なぜか異常に興奮するんですよね。
ふと多くの人がこれを観てハッピーな股間になっているのだな、という思いが湧き上がり、なぜか「みんなの喜ぶ顔が見たくて……」と笑顔で寿司を握ってくれる板前さんの姿がふわっと脳裡に過るのだけど、これはもしかして、私だけでしょか……?(ごくり)。ひとりでも多くの人が抜けるAVをリリースすることがエロ屋のヤリ甲斐でもあるのだなと、抜き終わり後の賢者タイムでひっそりと実感します。
ちなみに、私がリリースした作品の中で、「最もくだらないNO.1」になったAV作品は『都立しゃぶりながら○校』。学校の壁や椅子や机から“ちんこ”が飛び出すといった世にも奇妙すぎる設定に股間もおったまげ~なのですが、あまりにもファンタジーでファンキーな世界観なので、心が荒んだ時にはぜひおすすめです……。