「朴槿恵」の記事一覧(2 / 3ページ)

大統領の退陣求め、韓国で過去の100万人のデモ! 小学生にもディスられる朴槿恵に未来はあるのか?

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 朴槿恵(パク・クネ)大統領の退陣を求める大規模な“ロウソクデモ”が11月12日、ソウルの中心部で行われた。このデモは、朴大統領の知人の民間人で、カルト宗教団体教祖の娘、崔順実(チェ・スンシル)容疑者の国政介入が発覚したことに端を発するものだが、デモ大国・韓国でも過去最大規模となる100万人が参加した。

 そんな中、ある小学生がデモで行った演説の内容が辛らつだと話題になっている。忠清南道・公州市に住むクム・タギョ(小学5年生、女子)さんは、大統領に次のようなメッセージを送った。

「私は、公州市から来たクム・タギョです。私が文章を書くのが苦手だと言うと、ママが演説の原稿を代筆してくれましたが、大統領は崔順実が書いたものを操り人形のようにそのまま読みました。大統領自身は、自分が国を良くしようとは考えられないようです。金魚には申し訳ないけれども、金魚のような知能です。大統領は、国民から預かった権力を、崔順実にあげました。だから大統領ではありません。(中略)私は、こんな話をするために小学校で勉強をしていたかと思うと、やりきれなくて夜も眠れません。こんなことしている時間に『メイプルストーリー』(オンラインゲーム)をやれば、レベルアップもできるのに……。時間がもったいなくて仕方ありません(中略)大統領と親しい人間や、財閥だけがいい暮らしをする国は先進国ではありません。(中略)耳が悪いのか、目が悪いのかわかりませんが、全国で叫ばれているたった8文字が、なぜ理解できないのでしょうか。私も改めて言います。『朴槿恵退陣しろ(박근혜는 퇴진하라)』」

 なお、このような若者や学生たちの動きに対し、教育機関が圧力をかけるという事例も起きている。例えば14日、西京大学では、大統領の退陣を求める学生デモ隊の一群が大学側から「懲戒の対象にする」と脅されたそうだ。学閥内には朴大統領支持や、政府と利害関係を持った人々も多く、それらが自発的に行動に出た可能性が高い。

 相次ぐデモを受け、朴大統領はどのような決断を下すのだろうか?
(文=河鐘基)

タイミング悪すぎ! 朴槿恵の父・朴正煕の銅像建立計画に「何度でも重機で突っ込んでやる」

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 韓国で朴槿恵(パク・クネ)大統領の亡き父、朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領の銅像を建立する計画が進んでいる。機密文書漏洩騒動で朴槿恵大統領の支持率が歴代最低の5%になった今、このニュースは韓国人たちの怒りを煽りに煽っているようだ。

 朴正煕といえば、韓国で唯一の“独裁者”として知られる人物。日本軍の将校として「高木正雄」と名乗っていたこともあり、韓国では“親日”の象徴として有名だ。そして、親子で韓国の大統領に就任した唯一のケースでもある。

 来年11月に迎える朴正煕の誕生100周年を記念し、「朴正煕大統領記念財団」は11月2日、「朴正煕誕生100周年記念事業推進委員会」を発足。その発足式で鄭ホン原(チョン・ホンウォン)委員長は「光化門に彼の銅像を建立する。国内外の政治的状況が厳しい今だからこそ、朴正煕大統領の慧眼と情熱、清貧の精神が必要だ」と発言した。

 ちなみに光化門には、ハングルを発明した朝鮮王朝の第4代国王・世宗(セジョン)と、韓国の歴史的英雄である李舜臣(イ・シュンシン)将軍の銅像が存在する。韓国人なら誰もが尊敬する2人と、朴正煕を並ばせようとする大胆な試みについて、「朴正煕は、その2人を足したぐらいの偉人だから」と、朴正煕記念財団はコメントした。

 韓国のニュースチャンネル『TV朝鮮』の報道によると、前出の委員会は、すでに京畿道の某鋳物製作所に銅像の制作を依頼したという。銅像の高さは約4メートル。完成した暁にはソウル市に寄付され、光化門に立てられる予定だという。

 このような計画に対し、多くの政治家や市民たちはあきれ果てた様子だ。

 政治家からは「光化門の地下100メートルにその銅像を埋めるなら、賛成してもいい」という皮肉や、「正気ではない」「イカれている」などの発言が相次いでいる。

 また、ネット上でも「ここは北朝鮮ですか?」「立ててみろよ。何度でも重機で突っ込んでやるから」「無駄な努力はやめろ。どうせ1分もたたずに壊される」「朴正煕の銅像が立てられたら、この国を脱出する」といった声が、次から次へと寄せられた。

 実は、韓国国内に、朴正煕の銅像がないわけではない。彼の出身地である慶尚北道・亀尾市には、高さ5メートルの銅像がすでに存在。これは、北朝鮮の元指導者である金日成(キム・イルソン)の銅像よりも大きいというが、最近、スプレーを使った「独裁者」などの落書きが相次いでいるとのことだ。

 朴槿恵大統領の支持率や、怒りがまん延する韓国社会を見る限り、火に油を注ぐとしか思えない朴正煕銅像建立計画。この先、一体どうなることやら……。

【機密文書問題】「もう何も信じられない……」国民総“メンタル崩壊”の韓国は大丈夫か?

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カン・ソンテ氏

 日本でも連日報道されている、朴槿恵大統領の機密文書流出騒動。韓国国民の怒りや絶望はかなり深く、10月29日には大統領の辞任を求め、ソウルで約10万人規模のデモが行われ、11月1日には「(緊急逮捕された崔順実容疑者が)死ぬのを助けてあげようという気持ちで来た」と、男がクレーン車でソウル大検察庁に突っ込む事件まで発生した。

 このように国中が荒れている中、韓国のセンター試験といえる「大学修学能力試験」が、あと半月後に迫ってきた。ただでさえ超学歴社会のプレッシャーにさらされている受験生たちが国の一大事に勉強に集中できるか心配なところだが、「この国では勉強する必要がない」と発言する人物が現れ、物議を醸している。

 彼の名前はカン・ソンテ。2001年の大学修学能力試験で上位0.01%の好成績を収め、“勉強の神”と呼ばれた男だ。ソウル大学に進学したカンは、在学時から教育ボランティア活動に励み、06年に受験生たちに勉強法を教えるウェブサービスを立ち上げる。今でも時々、テレビに出ている売れっ子講師で、受験生にとってはまさに憧れの存在だ。

 ところが、いつも明るく、時には毒舌で受験生のモチベーションを上げてきた彼が、10月29日のライブ動画配信で衝撃発言を連発。その日は、いつもの勉強に関する話ではなく、なんと「朴大統領は被害者なのか」をテーマに配信が始まったのだ。

 彼は両手で頭を抱えながら、「いま仕事が手につかない状態です。僕が信じていた韓国という国が、こんな国だったなんて。国というのは、一人の人間がどうこうできるような単純なシステムではない。しかし、そのシステムがこっぱみじんに砕けました」と切り出す。そして、こう続けた。

「青瓦台(韓国の大統領府)には、有能な人がたくさんいます。そんな人たちが、この問題に気づかなかったはずがない。何かが間違っていると知りながらも、問題提起をしなかったのです。人事権を握っていた崔容疑者に媚を売って、言葉通り“権力の犬”に成り下がった。彼らはすごく頭が良い人たちです。あんなに頑張って青瓦台に入ったのに、ただの“犬”になってしまった」

 大きなため息をついた彼は、続けて「崔容疑者の娘は母親の力で、名門大学に強引に入学しました。多くの受験生が合格を目指して死に物狂いで勉強し、さらには学費がなくて大学進学をあきらめる者もいる一方で、これはないでしょう」と一喝。挙げ句の果てに、こう熱弁した。

「現在のありさまを見る限り、この国は勉強する必要がない国です。詐欺がうまい誰かさん(崔容疑者)は選挙も経ず、一国の最高権力者になって国を乗っ取った。それなのに、勉強する必要ありますか? 権力を握るためには、ただ1回、詐欺に成功すればいいだけなのに。これから僕は、どんな顔でみなさんに『勉強しろ』と言えばいいんでしょうか?」

 いわゆる知識人である彼の口からこんな発言が飛び出したことに、ネット上では「脱力感がすごい」「勉強したくない」などといった、受験生たちの戸惑いの声があふれている。

 いずれにせよ、彼のような知識人含め、国民の多くが “メンタル崩壊”している韓国。果たして、事態はどのような形で収拾するのだろうか?

大統領の不祥事に揺れる韓国で、朴槿恵風刺ゲーム『スンシル早く来て!』が大ヒット中

<p> 朴槿恵(パク・クネ)大統領の機密情報漏洩問題をめぐり、韓国内が揺れている。</p>

<p> この問題は、演説草稿などの機密資料を、パク大統領が40年来の親友である崔順実(チェ・スンシル)容疑者に見せ、政策の指示を仰いでいたというもの。当然、パク大統領の支持率は過去最低の17.5%にまで急落。10月25日にはパク大統領本人が全国民に謝罪、同31日にはチェ容疑者が韓国検察に身柄を拘束される事態となった。</p>

<p> 国のトップが起こした前代未聞の事件に、国民の怒りはいまだ収まらず、チェ容疑者には、iPhoneに搭載されている音声認識サービス「Siri」をもじって「スンSiri」という蔑称がつけられた。これには、「スンシルがパク大統領の質問になんでも答える」という皮肉が込められている。</p>

機密文書問題で支持率急落の朴槿恵大統領 突然のインスタグラム開設に「ついに狂ったのか?」

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 韓国の大統領官邸「青瓦台(チョンワデ)」が10月25日、インスタグラム(https://www.instagram.com/cheongwadae/)を開始した。いわば“朴槿恵大統領のインスタグラム”というわけだが、開設早々、批判のコメントが殺到している。

 朴槿恵インスタグラムは同日、「チョン(青)インスタグラム。始めます」とのコメントと青瓦台の写真をアップしたのだが、これに対し「朴槿恵は去れ!」「ついに狂ったか」「インスタグラムをしている場合か」「脳が腐ったゴミどもめ」などといった非難コメントであふれ返った。

 それもそのはず。実は同日、朴槿恵大統領は、友人の民間人女性、崔順実(チェ・スンシル)氏に大統領演説の草稿や閣議資料などの重要文書を見せていたことが発覚。緊急記者会見を開いて「国民の心を傷つけ申し訳ない。深くお詫びする」と謝罪していたのだ。そんな日にインスタグラムを開設したというのだから、冗談にもならない。

 そんな流れのまま、翌日は、雨模様の写真とともに「青瓦台にも雨が降りました」とアップ。当然のごとく「韓国国民の心にも雨が降っています」「雨が降ったからなんなんだ? 国民には血の雨が降っている」などと、こちらも非難轟々となった。フォロワー数も2,558人(10月27日午後12時現在)と一般人レベルで、とても一国の大統領官邸の公式アカウントとは思えない寂しさだ。
 
 さらに興味深いのは、朴槿恵インスタグラムがフォロー中の人物だ。現在フォローしているのは8人。その中身を見ると、韓国の文化体育観光部、大韓民国雇用労働部、特許庁などの機関とともに、ホワイトハウス、オバマ米大統領などがフォローされていることがわかる。しかし、その中に、なぜかヒラリー・クリントン氏の名が。アメリカ大統領選挙の候補者だからフォローしているのかと思いきや、ドナルド・トランプ氏はフォローしていない。
 
この偏りに、ネット民は敏感に反応。「特定の候補者だけ支持している」「まるで韓国がヒラリーを支持しているみたいだな」などといった声や、ご親切に「ご存じないようなので、お伝えします」と、トランプ氏のインスタグラムのURLを書き込む者もいた。また、他国の首脳はフォローせず、アメリカだけに限定されていることについても「アメリカが友好国なのはわかるけど、これじゃあ属国みたい」などと、さまざまな批判が飛び交っている。

 韓国の調査機関「リアルメーター」が27日に発表した調査によると、朴槿恵大統領の支持率は17.5%に急落。2013年2月の就任以降、支持率が10%台まで落ち込むのは初めてのことだという。最悪のタイミングでインスタグラムを開設した韓国の大統領官邸。現在の朴槿恵大統領の役立たずぶりを表しているようにしか見えない。

小中学生が人文字で「大統領ラブ!」 朴槿恵“中国人ファンクラブ”のまゆつば度

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小学生たちの人文字(ハートの中のハングル3文字は左から「パク」「ク」「ネ」)

 韓国の朴槿恵大統領に、とあるファンから手紙と動画がプレゼントされた。USBメモリに入れてで送られた動画には、小学生60人が登場。彼らは“人文字”でハートマークと「パク・クネ」の名前をハングルで作っている。

 一見どころか、何度見ても異様としか思えない奇妙な動画を作ったのは、韓国人ではない。なんと、中国の“朴槿恵ファン”だ。

 韓国大統領府(青瓦台)のFacebookによると、最近、金融業に従事するある中国人が「両国の友好に小さな力を与えたい」として、パク大統領に手紙を送ってきたという。彼は手紙に、2012年の大統領選の際、朴大統領のファンになり、普段からSNSなどを利用して大統領の活動に関心を寄せる朴槿恵ファンだと書いた。

 そんな彼の友人で、小学校の教師をしている中国人が、前出の動画を送ったそうだ。動画には人文字だけでなく、小学生が韓国の歌に合わせて踊り、「アイ・ラブ・ユー」と一斉に叫ぶシーンもあったとか。小学生たちが望んで参加したのか、強制的にやらされたのか定かではないが、手紙には「私たちみな、大統領をとても愛しています。最近痩せられたので、もっとたくさん食べてほしい」などと書かれていた。額面通り受け取るのであれば、小学生たちも朴槿恵ファンということだろう。

 中国のファンからのプレゼントに韓国人は感動……するどころか、朴大統領へのバッシングが始まっているから面白い。ネット民たちは、「なぜ? なんのために? 韓流アイドルと錯覚したのか?」「一体いくら払って作らせたのか。悪い冗談はよせ」「子どもたちが成長して真実を知ったら、大人たちをどれだけ恨むか」などとコメントを寄せている。中国の、しかも小学生たちが、韓国大統領のファンになるわけがないという主張だ。

 今年1月末にも、朴大統領は中国のファンからプレゼントを受け取っている。2月2日の誕生日に合わせて、手紙や詩を添えた64ページの冊子や卓上カレンダーを送られたのだった。パク大統領はそのプレゼントをFacebookで紹介。「遠く離れていますが、信頼してくれる“槿恵連盟(ファンクラブの名称)”のみなさん、今年は祝福と喜びを共にできる1年になることを期待しています。いつかみなさんと共に過ごせる時間が訪れることを期待しながら……」などとつづった。

 だが、このときもネット民たちは「ほかに自慢することがないのか?」「国民を怒らせようとしているのかな?」などと猛バッシング。中国との外交にほころびが出始めていた時期だっただけに、風当たりが強くなったのだろう。

 いずれにせよ、中国のファンからのプレゼントくらいしか、自慢するところがなさそうな最近の朴大統領。マリオ姿で世界から称賛された安倍首相とは、大きな差ができてしまっているようだ。

朴槿恵政権の“言論狩り”が深刻化も、日本よりはマシ? 韓国「報道の自由度」180カ国中70位で過去最低更新

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イメージ画像(Thinkstockより)

 国際メディア監視団体「国境なき記者団(RSF)」が毎年発表する「報道の自由指数ランキング」。メディアの独立性、自己検閲度、透明性などさまざまな指標を分析し、順位を算定する同ランキングだが、今回公開された韓国の順位は、昨年に比べ10位下落した70位(180カ国中)となり、歴代最低を記録した。

 2013年に50位にまで上昇した韓国の順位は、14年には57位、15年には60位と、3年連続で下落してきた。なお、2002年に集計が始まって以来、最高順位を記録したのは左派政権だった盧武鉉元大統領在任時の06年で、31位となっている。一方、右派政権である李明博大統領在任時の09年には69位まで落ち込んだが、朴槿恵大統領政権下の今年は、その最下位記録を塗り替えた形だ。

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総選挙大敗で「やっぱり出た!」 朴槿恵大統領“お決まり”の反日キャンペーンに、韓国国民もあきれ顔

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 韓国外交部(日本の外務省に相当)は4月15日、「わが政府は日本政府が外交青書を通じて、歴史的・地理的・国際法的にわが固有の領土である独島(竹島)の不当な領有権の主張を繰り返したことに、憤慨を禁じ得ないし、即刻撤回を要求する」と伝えた。

 ここ最近おとなしかった韓国・朴槿恵政権の“反日攻勢”だ。求心力の低下から、再び伝家の宝刀を使ってきたことになる。というのも、先の選挙結果が朴槿恵大統領にとって、非常に思わしくなかったからだ。

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「中国人観光客を取り戻せ!」中国・数年ぶりの韓流ドラマブーム到来で、朴槿恵大統領もちゃっかり便乗

<p> 最近、韓国で話題のドラマがある。ソン・ジュンギ、ソン・ヘギョ主演のドラマ『太陽の末裔』(KBS)だ。その人気はすさまじく、視聴率は毎回30%台を叩き出しており、このままだと40%超えも夢ではない。また、同作は中国でも動画配信されているのだが、こちらの再生数は12億回を突破。まさにソン・ジュンギブーム真っ盛り中だ。</p>

<p> そんなドラマの人気にかこつけて、韓国では再び中国人観光客を誘致しようとする動きが高まっているようだ。2014年にも、ドラマ『星から来たあなた』の大ヒットによって、韓国を訪れる中国人観光客が急増したことがあるが、近年はMERS(中東呼吸器症候群)の影響や、円安を理由に、韓国よりも日本へ足を運ぶ中国人が増えている。さらに、韓国は外国人旅行者向けの消費税免税制度などが日本ほど整っていないこともあり、年々リピーターも減少している模様だ。<br />
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韓国映画人が集団ボイコット!? 釜山国際映画祭“露出バトル”は今年もお預けか

<p> アジア最大の映画祭として、周辺国のトップスターが集う「釜山国際映画祭」の今年の開催をめぐって、韓国の映画人たちがボイコットを宣言して話題になっている。9つの映画団体からなる「釜山国際映画祭を守る汎映画関係者非常対策委員会」は3月21日、記者会見を開き「釜山市が映画祭の自立性を否定し続けるなら、今年の映画祭への参加を全面拒否する」と宣言した。</p>

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