「中国食品」の記事一覧(2 / 2ページ)
2016年12月8日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 中国, 中国食品, 恋愛ニュース, 東アジアニュース, 社会]
<p> 中国で以前、工場などの排水溝や下水溝にたまった油をろ過して精製した「地溝油(下水油)」が社会問題となり、日本でも大きく報じられたが、今度は火鍋店で新手の手法が流行している。客が残したスープをろ過し、再利用した「口水油」がそれである。「口水」は中国語で唾液の意味。つまり、「唾液スープ」ということだ。</p>
<p>「江南都市報」(11月21日付)によると、江西省南昌市にある火鍋チェーンでこの唾液スープが利用されていたことが、店員による告発で発覚した。</p>

「「これが本場の味!?」火鍋店で客の残飯を再利用する“唾液スープ”がまん延中」の続きを読む
2016年11月29日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 中国, 中国食品, 恋愛ニュース, 東アジアニュース, 社会]

紹興酒とともに食す上海ガニのみそは格別なのだが……
中国の秋の味覚のひとつ、上海ガニ。この季節になると、中国各地や香港だけではなく、日本でも上海ガニ好きが、その濃厚なカニみその味を楽しんでいる。
ところが今年11月初め、香港で上海ガニから基準値の5倍を超えるダイオキシンなどの発がん性化学物質が検出され、輸入や販売が禁止されるという事態にまで発展した。
そんな中、今度は広州で、上海ガニを食べた女性が恐ろしい目に遭った。海鮮好きの楊さん(37)が、市場で買ってきた5杯の上海ガニを自分で蒸して食べたところ、翌日、急に体調に異変を感じ始めたのだ。
5日たっても状態が改善されなかったため、病院で検査を受けたところ、血中のクレアチンキナーゼの値が通常の180倍も検出されたという。クレアチンキナーゼは筋肉収縮の際のエネルギー代謝に関与する酵素で、心筋梗塞や筋ジストロフィーなどの心筋障害・筋疾患にかかると、血中の濃度が上昇する。これが原因で、楊さんは横紋筋溶解症の症状が出たため、緊急入院することになった。
Wikipediaによると、横紋筋溶解症は骨格筋が壊死を起こして筋肉痛や脱力感等の症状が表れる病気で、重症の場合は腎不全などの臓器機能不全を起こし、死に至る場合もあるのだという。幸い楊さんは命に別状はなく、病状は回復に向かっているという。
最近の上海ガニ事情について、上海駐在の日本人ビジネスマンは、このように説明する。
「上海ガニは、上海近くの陽澄湖と太湖という2つの湖で養殖されたものが一番の高級品とされているのですが、その偽者が大量に出回っています。最近では、汚い河川や池で養殖した上海ガニを出荷直前に陽澄湖や太湖に運び込み、数日間だけそこで育てて陽澄湖産、太湖産として売る悪徳業者が問題になっています。そのため、本物だという証明に、ナンバー入りのタグをつけていましたが、そのタグの偽物も大量に出回って、役に立たなくなってしまった。もはや、どれが本物かなどわからなくなっているので、しばらく上海ガニには手を出さないほうがいいかもしれません」
また、トラブル孫悟空の愛称でおなじみの、ジャーナリストの周来友氏も「上海ガニは好物だったけど、危ないので、ここ数年は食べていない」と話す。
儲けるためなら食の安全など考えない、無責任な食品業者が跋扈する中国。上海ガニに限らず、自分の命や健康を大切にするなら、中国産の食べ物には手を出さないほうがよさそうだ。
(取材・文=佐久間賢三)

「基準値5倍超のダイオキシンだけじゃない! “毒”上海ガニを食べた女性の筋肉が壊死寸前に」の続きを読む
2016年10月23日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 中国, 中国食品, 恋愛ニュース, 東アジアニュース, 社会]
<p> 中国のニュースサイト「ホウハイ新聞」によると、10月の初めごろ、湖北省武漢市で、食品会社が賞味期限切れの在庫食品をゴミ捨て場に大量廃棄したところ、それを目ざとく見つけた人たちが蟻のごとく群がり、われ先に、まだ食べられそうな食品をあさった。</p>
<p> 集まった人々は、鶏の足や卵、スナック菓子、缶詰など、片っ端から拾い集めていったが、中には拾った食べ物をそのまま口に入れながら、次の獲物を探す人もいたという。<br />
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「中国のゴミ捨て場は宝の山!? 企業が廃棄した期限切れ食品が、翌朝には市場で“新品同然”に! 」の続きを読む
2016年9月15日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 中国, 中国食品, 恋愛ニュース, 東アジアニュース, 社会]
<p> 9月15日に中秋節を迎えた中国で、「月餅」をめぐって、またしても事件が起こった。ご存じの通り、中国では中秋節に月餅を食べて過ごすことが伝統的な習わしだが、広東省にある月餅生産工場で、腐った月餅を再加工・出荷していたとして関係者3人が逮捕される事件が発生した。</p>
<p> 香港メディア「東網専訊」(9月10日付)などによると、東莞市内にある月餅の生産工場で、賞味期限が切れて変質した月餅を出荷していたとして、警察が家宅捜索を行ったところ、とんでもない光景が広がっていたという。</p>

「売れ残った餡は翌年に再利用……中秋節の風物詩と化した中国「闇月餅工場」が今年も平常運転」の続きを読む
2016年8月6日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 中国, 中国食品, 恋愛ニュース, 東アジアニュース, 社会]
<p> 食品問題相次ぐ中国で、糞尿まみれの不潔食品が流通している可能性が浮上し、人民に衝撃を与えている。</p>
<p> 今年の夏、中国各地は豪雨による洪水被害に見舞われている。中でも、6月下旬から7月にかけて長江流域に降り続いた豪雨では、洪水による死者・行方不明者が200人に達したほか、3,000万人以上の生活に影響が出たとされ、洪水被害としては過去3番目の規模となった。</p>
<p> しかし、そんな未曾有の大災害に見舞われても、中国人の商魂は健在だったようだ。</p>

「商魂たくましすぎ! 大洪水に見舞われた中国で、糞尿まみれの「汚水漬け食品」が出荷中」の続きを読む
2016年6月28日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 中国, 中国食品, 恋愛ニュース, 東アジアニュース, 社会]
<p> 最近の子どもは、以前に比べてカラダの成長が早くなっているというが、それは中国でも同じ。特に急速な経済発展を遂げてからは、都市部を中心に栄養事情がよくなり、逆に子どもの肥満が問題になっているほど。</p>
<p> そんな中、浙江省に住む15歳の女子中学生が、おっぱいが異常に大きくなりすぎて肩が凝る、寝るときもおっぱいが重くてつらいということで病院へ診察にやってきた。サイズを測ってみたところ、身長はそれほど高くないにもかかわらず、おっぱいのほうは片方だけで300グラムもあったという。この重さだと、大きさはCカップとDカップの間くらいと思われる。15歳にしてはかなり大きいといえるが、“異常”というには微妙なところだ。</p>

「中国スナックの食べすぎが原因か!? 小学生男児のおっぱいが異常発達も、睾丸は「赤ちゃんサイズ」」の続きを読む
2016年5月22日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 中国, 中国食品, 恋愛ニュース, 東アジアニュース, 社会]
<p> アフリカ南部にあるザンビア共和国のタブロイド紙「KACHEPA」が、「中国がアフリカに人肉を食わせる」というショッキングな見出しのニュースを1面で掲載。そこには、吊るされた肉の塊の中に人の形をしたものが写っている写真も掲載され、読者に衝撃を与えたと、香港の日刊紙「東方日報」5月19日付が伝えた。</p>
<p>「KACHEPA」によると、中国で働くザンビア人女性が現地の牛肉加工工場の面接を受けたところ、その工場では人肉を使って牛肉の缶詰を作っていることを発見。しかも、それらの缶詰がアフリカ南部の国々向けの輸出品であったのだという。</p>

「「中国産“人肉缶詰”に気をつけろ!?」アフリカ版東スポによる独占スクープの真相とは……」の続きを読む
2016年3月26日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 中国, 中国食品, 恋愛ニュース, 東アジアニュース, 社会]
<p> 今年1月、カレーハウスCoCo壱番屋が産廃業者に廃棄を依頼した冷凍ビーフカツやチキンカツが横流しされ、スーパーで販売されていたことが発覚。大騒動となったのは記憶に新しい。一方、中国でも、同様に破棄されるべき食品の“リサイクル”が話題になっている。</p>
<p> 報道番組『1818黄金眼』が3月中旬に伝えたところによると、浙江省の省都・杭州にある国際空港付近の村で、毎日午後になると辺り一帯に物売りが集まってきて、パンやザーサイの小袋、ミネラルウオーターなどを売るという。それらの商品には、いずれも航空会社の名前と「航空用」という記載がある(ザーサイの小袋は、中国系エアラインの機内食には必ずと言っていいほど付いている)。</p>

「ごみ山を漁って一儲け!? 中国で廃棄された機内食を“リサイクル”販売!」の続きを読む
2016年3月23日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 中国, 中国食品, 恋愛ニュース, 東アジアニュース, 社会]
<p> 日本では、酢豚に入ったパイナップルの存在が論争になることがあるが、中国でも中華料理をめぐって同様の議論が起こりつつあるようだ。</p>
<p> 湖南省にある湖南大学では、今年に入って学食で奇抜なメニューが続々と生まれ、学生ばかりでなく中国中で話題になっているのだ。「新浪新聞」(3月15日付)によると、湖南大学の学食では今年に入り、パイナップル入りパイコーハン(ブタのスペアリブご飯)やオレンジ入りスペアリブなど、見た目も残念なキテレツ料理が相次いで学食のテーブルに並んでいるという。</p>

「イチゴ入りブタの角煮、オレンジ入りスペアリブ……食欲がうせる中国学食の「キテレツ創作料理」」の続きを読む