「中国食品」の記事一覧

中国大手飲食チェーンで“よだれ油”や“ゾンビ肉”の使用が発覚! 「腹を壊した」との報告も

 中国各地で、客が食べ残した火鍋のスープから主成分である油を再利用する、いわゆる“よだれ油”が社会問題となっているが、今回、大手チェーン店での使用も発覚した。

 香港メディア「東網」(5月30日付)などによると、その大手チェーン店とは、中国と香港で600弱の店舗を展開する「小龍坎」だ。各店舗に記者を派遣し、潜入取材を試みたところ、驚くべき実態が明らかになった。吉林省長春市内の店…

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トラウマ必至! 出前注文した小籠包にゴキブリがウヨウヨ……

 中国で急速な成長を見せる飲食業界の出前ビジネス。その中でも“中国のAmazon”ともいわれるアリババ傘下の「餓了麼(ウーラマ)」は最大手だ。

 一方、あまりの成長ぶりに サービスの品質が追いつかないという 事態も起こっている。

「捜狐新聞」(5月26日付)によると同22日、ウーラマを利用した北京在住の男性 が、小籠包の中に異物が混入していたとSNSに写真付きで報…

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トラウマ必至! 出前注文した小籠包にゴキブリがウヨウヨ……

 中国で急速な成長を見せる飲食業界の出前ビジネス。その中でも“中国のAmazon”ともいわれるアリババ傘下の「餓了麼(ウーラマ)」は最大手だ。

 一方、あまりの成長ぶりに サービスの品質が追いつかないという 事態も起こっている。

「捜狐新聞」(5月26日付)によると同22日、ウーラマを利用した北京在住の男性 が、小籠包の中に異物が混入していたとSNSに写真付きで報…

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村人総出で盗掘→串焼き店に転売! 中国「廃棄肉ビジネス」が恐ろしすぎる

   中国では数年前まで、下水油やダンボール肉まん、ニセ粉ミルクなどなど、想像しただけで身の毛もよだつような食品に関する事件が頻繁に起こっていた。だが、最近ではそういったニュースはあまり見かけなくなり、食の安全に関して改善が進んでいた……ものと思われていたが、やっぱり中国は中国だった。雲南省の田舎町で起こった、恐ろしい事件を紹介しよう。  

 中国ではしばしば、密輸冷凍肉の販売…

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テーブル席での“公然排泄”に、ハエの卵混入スープ……中国飲食店の衛生状態がヤバすぎる!

テーブルでの公然排泄に、ハエの卵混入スープ……中国飲食店の衛生状態がヤバすぎる!の画像1
杭州のレストランで、ほかの客が食事をしている前で子どもに大便をさせる母親

 以前本サイトで、地下鉄の車内で子どもに小便をさせる親を紹介したが(参照記事)、その上をいく母親が現れた。 

「網易新聞」(8月7日付)などによると、浙江省杭州市のレストランで食事中、1歳くらいの子どもが尿意を催したため、母親は食事をしているテーブル脇で小便をさせた。これだけなら中国では特段珍しいことではないが、事はそれだけでは終わらなかった……。子どもは便意も催したのだ。ところが母親は、それでも我が子をトイレに連れて行こうとはせず、近くに置いてあったゴミ箱を手繰り寄せると、なんとそこに大便をさせたのだった。

 隣の席では、ほかの客が普通に食事をしている。にもかかわらず、店の対応は迅速とは言いがたかったたようだ。臭いもさることながら、この季節、衛生上、大問題なのは言うまでもない。

 実際、中国では衛生管理がずさんな店が少なくなく、北京市ではおぞましい事件が起きている。

テーブルでの公然排泄に、ハエの卵混入スープ……中国飲食店の衛生状態がヤバすぎる!の画像2
北京では、ワンタンスープにハエの卵をトッピング!?

「法制晚報」(8月6日付)などによると、女性が中華系ファストチェーン「慶豊包子舗」からワンタンスープをテイクアウトした。家に帰ってフタを開けるなり、女性はトイレへ駆け込み、嘔吐。なぜならスープには、白くて細長い、虫の卵のような粒が無数に浮いていたのだ。
 
 女性が店へクレームを入れると、店長はすぐに謝罪し、迷惑料として100元(約1,600円)を支払った。ところが、話はこれで終わらなかった。女性が中国版Twitter「微博」にこの件を投稿すると、瞬く間に拡散し、大騒ぎになったのだ。事態を重く見た店側はすぐに火消しに動き、「これはエビのヒゲだ」と釈明。検査結果が出てから詳細を公表するとしたが、ネットでは「検査結果も出てないのに声明を出すのは、早すぎるだろ」「どう見てもハエの卵」「エビのヒゲだったら、長いのもあれば短いのもあり、もっと不ぞろいのはずだ」と店側の弁明を信じる者は皆無で、非難が殺到した。

 レストランでの“公然排泄”に、ハエの卵が混入したメニュー……。中国の飲食店の衛生状態は目を覆うばかりだ。
(文=中山介石)

幼稚園「餃子パーティー」で保護者大荒れ! 変色した餃子の皮はネズミの糞入りだった!?

幼稚園「餃子パーティー」で保護者大荒れ! 変色した餃子の皮はネズミの糞入りだった!?の画像1
園に押しかけ、抗議する保護者たち

 中国陝西省の幼稚園で、数十人の保護者が抗議活動を行い、園側と激しく衝突する事件が起きた。「中国華商網」(5月17日付)によると、抗議の理由は、数日前に幼稚園で開かれた“餃子パーティー”だったという。

 このパーティーは、保護者と子どもたちが一緒に餃子作りを楽しむという趣旨で開催されたのだが、参加した複数の保護者によると、園側が提供した餃子の皮は変色し、黒い物体が混ざっていたという。

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園側が提供した餃子の皮。黒い異物が混入していることがわかる

 驚いた保護者が園内の厨房の衛生チェックを行ったところ、清掃された形跡が見られず、床にはネズミの糞のようなものが多数確認できたという。さらに、厨房内にあった割れた卵にはカビが繁殖し、豆を漬けている水は腐っていた。あまりに劣悪な衛生環境に、保護者の1人は「厨房に入った瞬間、悪臭で吐き気がした。本来、子どもが安全に過ごせる場所であるはずなのに、こんな劣悪な環境で作った食事を与えていたのかと思うと許せない。園には給食費も支払っているのに、これでは子どもに毒を食べさせていたのと同じ」と激怒。

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保護者が厨房で発見した卵。すでに腐敗が進み、カビが繁殖していたという

 抗議の話は広まり、地元の教育局と食品薬品監督管理局も動きだした。今後、幼稚園に立ち入り調査を実施する予定だという。

 中国の幼稚園や保育園では、保護者が園に押しかけるという事件が多発している。4月17日にも江蘇省の幼稚園で男児6名が担当教諭から顔面を殴られケガを負ったことから保護者が園に押し寄せ、教諭側と衝突する事件が発生している。保護者の勢いに圧倒されたのか、園側は虐待の事実を認め、教諭が逮捕される事態に発展した。

 さらに同20日には北京市内の幼稚園で、園児に暴行を働いていた教諭3名が逮捕された。事件発覚のきっかけは、園児数名がケガを負って帰宅したことから、保護者が虐待を疑い、園内の防犯カメラを確認したことだった。カメラには園児を激しく蹴りつける女性教諭3名の姿が映っており、保護者は詰問。教諭たちが虐待を認めると、保護者は教諭たちに殴る蹴るの暴行を加え、警察が出動する事態となった。
  
 中国では資格がないままアルバイト感覚で働く教諭もどきも多く、園内で発生する虐待事件の背景には、こうしたいい加減な経営がまかり通っている現実がある。給食費を徴収しながら園児に劣悪な食事を与えていた今回の幼稚園だが、園長には十分反省してほしいものである。
(文=青山大樹)

「価格は正規品の20分の1」中国で流通する“激安加工食品”の正体は……

<p> 食品スキャンダルが頻発する中国で、またまた新手の毒食品の実態が明らかになった。</p>

<p>「新浪新聞」(5月4日付)によると、広東省深セン市宝安区西郷街道にある豚肉加工工場で、違法な化学物質を使用しているという匿名の通報が地元当局に寄せられた。報道によるとこの工場では、豚肉加工のほか、豚の血を固めた血豆腐と呼ばれる食品を製造していたが、その過程で人体に有害な化学物質を大量に使用していたのだ。</p>

<p> 同工場は、営業許可も得ず看板も掲げない典型的な闇工場だったが、製品の需要は高く、市内の卸売市場を介して広く流通していたという。<br />
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激安中国茶は危ない!? 出がらしや油まみれの「ゾンビ茶葉」が流通中

<p> 数十年前に精肉され、冷凍庫で眠り続けていたゾンビ肉が流通していたことが問題となった中国で、今度は「ゾンビ茶葉」の存在が明らかとなった。</p>

<p> 中国人にとって、重要な存在である茶。特に飲茶文化が盛んな広東省では、外食の際は用意された食器を茶で洗うことから食事がスタートし、茶を飲みながら料理が運ばれてくるのを待つなど、生活には欠かせないものだ。ところが、その茶の安全が脅かされている。</p>

<p> 広州市にある芳村茶葉市場は、年間取引額が15億元(約240億円)を超える、中国最大級の茶葉卸売市場だ。茶葉の世界はピンキリで、100グラム当たり1万元(約16万円)以上もする高級茶葉もあるが、「広州日報大洋網」(4月19日付)などによると、ここでは500グラム10〜20元(約160~320円)程度の安物の茶葉が主流だという。記者がプーアル茶専門店に潜入取材したところ、10元ちょっとで売られているプーアル茶は、なんと出がらしを再利用した“ゾンビ茶”だと、オーナーは断言する。彼はこうした実情を知っているため、外の店で茶を飲むことはないという。</p>

ゾンビ肉の悪夢再び……消費期限切れの肉が化学薬品で華麗に復活!

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期限切れ肉の加工・販売が発覚した、九洲源食品加工廠の羊肉

 2014年、米OSIグループ傘下の上海福喜食品が消費期限切れ肉をマクドナルドなどに供給していたことが露見。さらに翌年には、1970年代に生産された冷凍肉が国内で流通していたことが発覚するなど、「ゾンビ肉」問題が後を絶たない中国。今度は、火鍋によく入れられる羊肉で不祥事が起きた。

「東網」(1月26日付)などによると、黒竜江省ハルビン市の九洲源食品加工廠が、消費期限が1年半以上前に切れた羊肉を加工し、市場に卸していたというのだ。変色した肉に、使用を禁止されている化学薬品や保水剤を加え、あたかも新鮮な肉のように蘇らせてしまう。まさにゾンビ肉だ。

 足がつくことを恐れたためか、九洲源食品加工廠はこのゾンビ肉を、省外の市場に卸していた。吉林省のある市場では、ゾンビ肉を500グラム40元(約640円)で仕入れ、上質肉として販売していたという。

 同社はすでに当局から、商品の回収と操業を停止して製造過程を改善するよう命じられているが、ネットでは「改善? それだけで済む話か」「ほかの国なら工場は閉鎖され、操業の再開はあり得ないだろう」といった厳しい声が相次いでいる。一方で、カモやネズミ、キツネなどを羊肉に偽装する事件も相次いでいることから「消費期限は切れていてもホンモノの羊肉なのだから、優良企業だ!」と、皮肉めいた書き込みも。

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ラベルには、製造年月日が2014年3月13日、消費期限が2015年3月13日と印刷されていた
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見るからに古く変色した肉が、魔法の薬で蘇る

 それにしても、毎度騒がれながら同様の事件がなくならないのはなぜだろうか? 中国と取引のある食品専門商社に勤める日本人男性は、内情をこう明かす。

「当局は、食品工場や保存施設への立ち入り検査を抜き打ちでやることになっていますが、ほとんどの場合は、業者と癒着している職員が立ち入りの日時をあらかじめ教えてくれます。こうした事件が明るみになるのは、そうした官民の癒着がこじれた場合だけ」

 中国で食の安全を求めることは、もはやナンセンスなのかもしれない。
(文=中山介石)

ナイジェリア税関がニセ米を押収してみたら……世界を席巻する「中国製プラスチック食品」

<p> アフリカのナイジェリアで今月21日、税関職員が大量のニセ米を押収したと、現地のマスコミが伝えている。報道によると、押収したニセ米はプラスチック製で、108袋、合わせて2.5トンにも及ぶという。</p>

<p> 現地の税関職員の話によると、このニセ米はナイジェリアの最大都市ラゴスの港から入ってきたもので、中国から輸入されたのではないかという疑いが持たれている。</p>

<p> ナイジェリアの税関当局はすでに一人の容疑者を逮捕して取り調べを進めており、押収したニセ米は検査機関に送り、化学的な分析を待っているところだという。</p>

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