「TIF」の記事一覧

フジテレビ『夢大陸』ステージ廃止の影響で、“マナーが悪すぎる”アイドルフェス「TIF」の規模が縮小……今年で最後に?

 毎年夏に東京お台場周辺で開催されている日本最大規模のアイドルフェスティバル『TOKYO IDOL FESTIVAL』(以下TIF)。今年は8月3~5日の3日間にわたって行われるが、その会場規模が縮小されている。

 フジテレビが旗振り役となって開催されるTIF。ここ数年は、フジがお台場エリアで毎年夏に開催しているイベント『お台場みんなの夢大陸』内のステージを利用していたが、今年…

続きを読む

欅坂46・平手友梨奈の『TIF』強行出場にファンが反発! 出演させるべきでなかった?

欅坂46・平手友梨奈の『TIF』強行出場にファンが反発! 出演させるべきでなかった?の画像1
「不協和音」(SMR)

 8月4~6日にかけてお台場で行われた夏の女性アイドルの祭典『東京アイドルフェスティバル(TIF)』に、欅坂46が出演。2日目となる5日の生放送番組にサプライズで登場、アルバム収録曲「危なっかしい計画」を披露し、フェスを盛り上げた。

 欅坂といえば、最年少センターの平手友梨奈が見せる迫真のパフォーマンスが大ブレークの原動力となっているが、この日の平手の動きは、明らかにいつもと違っていた。

「動きが重く、キレがない。覇気も感じられなかった。トレードマークとなった顔の半分が隠れる髪形から素顔がのぞいたシーンは、ほぼ皆無。全員が一列に並ぶフォーメーションの際にも、一人だけ下を向いていたり、タオルを回すパフォーマンスもかったるそうに軽く振るだけで、曲が終わるとそそくさと隅へ移動し、ほかのメンバーがライブやフェスの感想を話している最中、ずっとうつむいたままでした」(テレビ誌ライター)

 テレビを見ていた視聴者からは「センターなのに、やる気なさすぎ」「心霊現象かと思った」といった、辛らつな声も上がっている。

 しかし、平手の異変は数日前から起きていた。8月2日から始まった欅坂初の全国ツアー神戸公演で、ライブの後半に倒れて離脱してしまうというハプニングが発生していたのだ。

「アンコール前のMCの途中に舞台から平手がいなくなり、その後、不自然にMCの時間を延ばしたものの、アンコール曲『サイレントマジョリティー』に平手の姿はありませんでした。曲の直前に、リーダーの菅井友香の『てち(平手の愛称)、やばい』という声が入ってしまい、泣いているメンバーもいたことから、かなりの緊急事態であったようです。そうした事情を知る欅坂ファンは、平手の強行出場に反発。ネット上では心配の声や、運営批判の書き込みが殺到しています」(アイドル誌ライター)

 平手はこのところ体調不良が続き、イベントを休むこともしばしば。また、同グループの人気メンバーの一人である今泉佑唯も体調不良で休養を余儀なくされている。

「事情を知らない一般視聴者には平手が“サボっている”ように見えかねませんし、果たして“サプライズ出演”してまで平手を酷使する必要があったのか疑問です」(同)

 一刻も早い完全復活を望むばかりだ。

秋元康が「TOKYO IDOL FESTIVAL」を乗っ取った? 中堅アイドル運営から大ブーイング!

秋元康が「TOKYO IDOL FESTIVAL」を乗っ取った? 中堅アイドル運営から大ブーイング!の画像1

 毎年夏に東京・お台場で開催されている世界最大級のアイドルフェス「TOKYO IODL FESTIVAL」(以下TIF)。今年も8月4~6日に行われるが、過去最高に“秋元康色”が強いラインナップとなっている。

 フジテレビが主催するTIFは、2010年にスタート。フジテレビの番組から生まれたアイドルグループ・アイドリング!!!をホスト役として企画されたものだった。

「そもそもは、AKB48系以外のアイドルが多く出演するフェスという位置付けで始まったものです。AKBグループから初めてSKE48が出演したのも、2012年でした」(業界関係者)

 その後、13年と14年にはHKT48が、15年にはHKTとSKEが出演。しかし、アイドリング!!! 活動休止後の16年は、AKB Team8、SKE、NGT、そして欅坂46と、秋元康プロデュースのグループの出演が一気に増える。

「アイドリング!!!というホスト役を失ったことで、主催者としても目玉になるような出演者が欲しかった。その結果、知名度も集客力もあるAKBグループ、坂道シリーズにオファーしたということです」(同)

 そして、今年のTIFでは、HKTの指原莉乃がチェアマンに就任。Team8、AKB 16期研究生、HKT、SKE、STU、NGT、乃木坂 3期生、欅坂&けやき坂 と、これまでとは比べものにならないくらいの秋元プロデュースグループが出演するのだ。

「フジテレビとしては、アイドリング!!!以上のネームバリューがあるホスト役が必要だったということで、指原に白羽の矢が立った。ただ、指原は秋元氏の傀儡ですからね。事実上、TIFは秋元氏に乗っ取られたといっても過言ではないでしょう。まあ、秋元氏としてはTIFを乗っ取ったところで、ビッグマネーが入ってくるわけでもないのですが、アイドル業界への影響力を確固たるものにするという意味では、メリットがあるのだと思います」(同)

 しかし、アイドル業界には、TIFが秋元色に染まることに対する反対意見も少なくない。中堅アイドル運営関係者は、こう話す。

「AKB系は確かに集客力もあるので、イベントは盛り上がると思います。ただ、AKB系のお客さんは、自分が応援しているアイドルだけを見て、ほかのアイドルには大して興味を示さないんですよ。アイドルたちは『AKBの客を奪ってやろう』と必死になっていますが、正直それほど効果は期待できない。それどころか、AKB系のファンとほかのアイドルのファンが場所取りや応援マナーをめぐって揉めるケースも多くて、『そういうのが嫌だ』 と、いつも来ているファンの皆さんがTIFには来てくれないということもあるんです。TIFは盛り上がってほしいとは思いますが、AKB系にはあんまり出てほしくないというのが本音です」

 AKBグループや坂道シリーズのTIF出演で得をするのは、秋元氏と集客が増えるフジテレビということだろう。割 を食ってしまうほかのアイドルたちが不憫でならない。

来年の開催は大丈夫!? 「TIF2016公聴会」にアイドルファンはどっちらけ!

tif1019
『TOKYO IDOL FESTIVAL』公式サイトより

 14日、ニコニコ動画で配信番組「TIF2016公聴会」が生放送された。同番組は、毎年夏に開催される国内最大のアイドルフェス『TOKYO IDOL FESTIVAL』を振り返り、翌年の開催につなげるというもの。

 放送に伴い番組ではTwitterで意見を募集。番組では、改善点を挙げ進行していくのかと思いきや、そうではなかったという。

「公聴会ということで、Twitterで意見を募集したものの、内容は参加したアイドルが思い出話をするのがほとんど。アイドルファンからは白けた反応ばかりでしたよ。そもそも8月に開催して、10月に意見を求めるのがおかしい。毎年何かしら起きる問題を排除したいなら、終了直後に公聴会を開くべきですよね」(関係者)

 今年は、SKE48、欅坂46などの“メジャー級アイドル”が登場。あまりの人気に柵を倒してファンが殺到し流血騒ぎになったり、ステージ目がけて大量の応援グッズが投げられるなど以前にも増して危険度が増している。

 さらに、今年は“偽造チケット”で入場するなど、犯罪行為が頻発。客席の一番前を独占して、他のファンから金銭を要求するような集団がいるとウワサされるなど、運営は穴だらけだ。

 同イベントは、フジテレビが企画・運営に関わっており、会場は同社の湾岸スタジオ周辺となっている。しかし、会場の規模と来場者の数が合っていないのが現状で、1年目は5,000人程度だった来場者が、16年には7万人以上に増加している。

 それに伴い、ステージに入場するために、炎天下1時間以上の待ち時間や、出演者の持ち時間が極端に削られるなど、ファンからは不満の声が上がっている。

「ファンが増えるのはいいことかもしれませんが、年々、ケンカや揉めごとが多くなってきています。それなのに、全く改善されていませんから、不信感をつのらせているファンも多いはず。今年は無料で観覧できるエリアが幕で覆われることがありました。きちんとチケットを買ったファンと、無料で厄介ごとを持ち込むファンを分ける狙いがあったかと思いますが、これも不評でしたね」(ファン男性)

 来年も引き続き開催を目指しているようだが、はたして運営は山積みの問題を解決できるのだろうか?

サブコンテンツ

このページの先頭へ