「海外ニュース」の記事一覧(22 / 37ページ)
2017年10月24日 [06連載, トンデモ海外ニュース, ペット, 中国, 恋愛ニュース, 海外ニュース, 社会, 香港]

便器にすっぽりとハマり、困った表情でこちらを見つめる子犬
これまで幾度となく、中国人が何かから“抜け出せなくなる”事件をお伝えしてきたが、今回は、便器に落ちてしまい、抜け出せなくなった動物についてお伝えしよう。
香港メディア「東網」(10月17日付)によると、杭州市内の住宅で飼われていたペットの子犬が便器に落ちてしまい、出られなくなってしまったというのだ。飼い主の女性によると、子犬が自宅内を走り回って遊んでいたときに、便器の中に転落してしまったらしい。飼い主はなんとかしようと試行錯誤するも、便器から救い出すことができず、仕方なく消防隊に救助を依頼したというのだ。
さっそく7人の救助隊員が現場の住宅に駆け付けると、そこには便器から顔だけのぞかせ、弱々しい声で鳴く子犬の姿が……。救助隊は最初、ロープを子犬にかませ、そのまま引き上げようと試みた。だが、子犬のアゴの力が弱く、自らの体を引き上げることはできなかった。その後、便器内に少量の水を流し込み、子犬の体を浮き上がらせるという方法で、ようやく救出に成功したという。
子犬は救出後、すぐに飼い主に体を洗われ、落ち着きを取り戻した。ネット上では、この子犬が便器から見上げる表情がなんとももの悲しく、かわいらしいということで拡散され、メディアも大きく取り上げ、人気者になってしまった。
中国では、過去にも、抜け出せなくなった犬が話題に上がったことがある。2015年、湖南省の高速道路を走行していた乗用車に、道路を横断していた犬が衝突したのだが、なんとその後、車はこの犬をバンパーに挟んだまま約400kmを走行し、ようやく運転手が気づいて救出したという。幸い、犬に大きなケガはなかった。

高速道路を横断中、車のバンパーにハマった犬の様子

車の下部で暖をとっていたところ、そのまま部品の間に挟まってしまった子猫
また10月17日には、上海で乗用車の底の部分に挟まって動けなくなっていた子猫が消防隊によって救出された。どうやら寒さを感じたため、エンジンで温められた自動車の底部分に入り込んで挟まってしまったようだ。子猫は無事救出され、元気だったという(「太平洋網絡」など)。
中国もペット社会になり、こうした事件が多発している。これからも現地の消防隊は繁忙を極めそうだ。
(文=青山大樹)

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2017年10月23日 [06連載, エロ, トンデモ海外ニュース, 恋愛ニュース, 海外ニュース]
<p> 19世紀のフランスの皇帝・ナポレオンは、寝ている最中に従者が鼻にナポレオンの好きなチーズを近づけて起こそうとしたところ、「ジョゼフィーヌ、今夜は勘弁してくれ」と寝言を言ったという。ジョゼフィーヌとは、ナポレオンの最初の妻の名前である。</p>
<p> これは史実ではなく単なる小話のようだが、欧米では、女性のアソコの匂いはチーズの匂いに例えられることも多いようだ。</p>
<p> イギリスの地方裁判所で今月17日、ある裁判で判決が下された。被告は28歳の女性ダニエラ・ハーストと、31歳の男性クレイグ・スミスのカップル。2人は今年2月、ドミノ・ピザの店内で性的行為を行ったことにより逮捕されていた。</p>

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2017年10月21日 [06連載, トンデモ海外ニュース, 中国, 恋愛ニュース, 海外ニュース, 社会]

共産党大会を前に、北京市内のスーパーや文具店から刃物類が撤去された
10月18日に開幕した中国共産党大会だが、テロへの警戒レベルは過去最大級となっている。
「東網」(10月12日付)などによると、首都北京ではスーパーや文具店から刃物類が撤去された。包丁はもちろん、ハサミやカッターなどの文房具まで店頭から消える徹底ぶりで、まるで豊臣秀吉による“刀狩令”である。
こうした異常な状況に、ネットでは「モンゴル族が支配していた元の時代にように、10世帯で1本の包丁を共用しろというのか」「核兵器を持っている強国なのに、何を恐れているんだ!」「次は石ころでも管理するか」といった政府への批判が多数見られた。
市民の話によると、同市では包丁を購入する際、身分証の提示と実名登録がすでに義務付けられている。地方出身者にはなるべく販売しないよう指導され、購入する際にはその場で持ち帰らせず、後日宅配便で送るという過剰ともいえる管理の厳しさだ。テロが頻発する新疆ウイグル自治区では、だいぶ前からこの実名制が導入されているが、北京にまで導入されたことを受け、市民からは不満が噴出している。
テロ対策は多岐にわたる。あるレストランでは火の利用を禁じられ、冷菜しか出せなくなったという。また10月1日からは、地方から北京市内への小包の発送も停止された。まるで陸の孤島である。

広西チワン族自治区北海市では、ガソリンスタンドにおける給油制限が通達された
厳戒態勢は北京だけでない。広西チワン族自治区北海市のガソリンスタンドではガソリンの小売りが禁じられ、特別な理由がある場合は、公安局に購入証明書を発行してもらわなければならない。しかも1回の給油は10リットルまでで、1カ月に2回までしか許されない。仕事でクルマを利用する人は、いったいどうすればいいのだろうか。同自治区では2015年9月、17カ所で連続爆発テロが発生している。同市は同様の犯罪を警戒しているのだろう。他市でもこのような措置が取られている可能性がある。

広東省広州市の地下鉄では駅での荷物検査が強化され、大混乱に
また、広東省広州市の地下鉄では、駅での荷物検査が強化されたことで長蛇の列ができ、大混乱に陥った。
腐敗撲滅運動で人気を稼いだ習近平政権だが、ここまで強引なテロ対策は、経済の停滞をもたらしかねない。人民の不満は、刻一刻と増幅しているようだ。
(文=中山介石)

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2017年10月20日 [06連載, エロ, トンデモ海外ニュース, 中国, 恋愛ニュース, 海外ニュース, 香港]
<p> 香港の空港で今月10日、凌という27歳の男が逮捕された。その容疑は、30歳の女性を騙して金銭を受け取り、性行為に及んだというものだった。</p>
<p> カンボジアで黒魔術を会得したと自称する凌は、香港の下町・旺角(モンコック)のオフィスビル内に小さな寺院を開設。恋愛黒魔術により異性を射止めたり、愛情運を高めるとして、中国、香港、マカオのみならず、東南アジア各国で魔術師として活動していたという。</p>

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2017年10月19日 [06連載, トンデモ海外ニュース, 中国, 恋愛ニュース, 整形, 海外ニュース, 社会, 韓国]
<p> 中国では10月1日から8日まで、中国の建国記念日ともいえる国慶節の長期休暇に入っていたが、この間、多くの中国人たちが海外旅行へと出かけていった。</p>
<p> 海外旅行の一番人気はタイで、その次がお隣の日本ということであったが、この期間を利用して、旅行ではなく別の目的で海外に出かけていった女性たちが少なからずいた。</p>
<p> その彼女たちが向かった先というのが韓国。韓国といえば、言わずと知れた“整形大国”である。彼女たちは長期休暇の間に、整形手術を受けるため韓国を訪れていたのである。</p>

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2017年10月18日 [06連載, エロ, トンデモ海外ニュース, 中国, 恋愛ニュース, 海外ニュース]
<p> 高級ホテルでの披露宴や海外での教会ウェディングなど、中国の結婚式は年々派手になる傾向にあるといわれているが、田舎では逆に低俗化する傾向にあるようだ。</p>
<p> 新郎の男性の友人たちが、新郎新婦の寝室に押しかけて花嫁のカラダを触りまくったり、新郎の父親が花嫁にディープキスをしてご祝儀をせしめたりなど、結婚式という祝いの席を台無しにするような醜態があちこちで繰り広げられている(<a href=”http://www.cyzo.com/2016/12/post_30910_entry.html” target=”_blank”>参考記事</a>)<br />
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「中国結婚式の“下劣化”が止まらない!? ブライドメイド女性への「スパンキング」を楽しむ男性参列者たち」の続きを読む
2017年10月17日 [06連載, トンデモ海外ニュース, 中国, 恋愛ニュース, 海外ニュース]
<p> キャッシュレスのスマホ決済サービスが爆発的に普及している中国だが、その手軽さゆえに、犯罪に利用されることも少なくない。以前、本サイトでは決済情報を識別するQRコードを偽造し、飲食店から売り上げを詐取する事件を紹介したことがある。今度もまた、システムの盲点を突いた新たな犯罪手口だ。</p>
<p>「西部網」(10月7日付)によると、陝西省西安市で胡さんが愛車のベンツを路上に駐車していたところ、翌朝にサイドミラーが盗まれていることに気づいた。ほかにも数台のサイドミラーが盗まれていたが、これは単なる愉快犯ではなかった。フロントガラスには、犯人のものと思われる携帯番号を記した紙が残されていたのだ。その番号に何度電話をかけても、相手が出ることはない。ショートメッセージでのやりとりにしか応じないのだ。</p>

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2017年10月16日 [トンデモ海外ニュース, 中国, 恋愛ニュース, 海外ニュース]

今回目撃された隕石(新京報)
10月4日、中秋の名月を迎えたこの日の夜、中国雲南省の上空で、巨大な隕石の飛来が確認された。米航空宇宙局(NASA)によると、雲南省シャングリラ市中心部から北西40kmの地点に、隕石は落下したという。近年まれに見る今回の隕石の映像は、上空の月を撮影しようとしていた多くの人々に撮影され、その迫力ある映像はネットを介し中国全土に広まった。そんな隕石落下から数日、中国ではこの隕石にまつわる新手の詐欺ビジネスが横行しているようなのだ。
「東北網(10月11日付)」によると、雲南省上空で爆発した今回の隕石の欠片をインターネット上で高額販売する者たちがいると報じている。中国のネット市場では、《火星隕石》というタイトルで、キーホルダー型に加工された石を、なんと8,000元(約13万円)もの高値で販売するものが現れた。さらにネット上には他にも、「隕石1欠片 1万元(約16万円)」や「隕石1g 2万元(約32万円)」で販売を謳うものなど、多くの怪しい業者がはびこっている。

ネットで高値で販売されるニセ隕石(東北網)
中国科学院で天文学を研究する専門家は、「販売されている隕石の写真を見れば、すぐにニセモノだと分かる。99.9%ニセモノ。今回雲南省で目撃された隕石は上空37kmで爆発して、わずかな欠片さえもまだ発見されていない。今回、落下した隕石の破片を発見するのは海原で針を探すようなもの」と、呆れ気味に話した。現在、隕石の落下地点とウワサされる雲南省シャングリラ市の山中には、一攫千金を夢見た現地の農民や、自称隕石ハンターを名乗る隕石マニアが世界中から訪れ、GPSやドローンを使い隕石の探索にあたっているという。
今回の隕石落下に関して、中国政府はなぜか沈黙を貫いているが、どうやらそれには訳があるようだ。
中国事情に詳しいジャーナリストはこう話す。
「中国では、昔からの言い伝えで、隕石は大きな災難をもたらすと言われてきた。1976年に吉林省で巨大な隕石が落下したが、同年、中国では唐山大地震が発生し60万人以上が死亡。さらに毛沢東も死去しています。山東省で隕石落下が目撃された97年には、中国最高指導者の鄧小平(とうしょうへい)が死去。中国では今月18日から、中国共産党最大イベントである全国人民代表大会が行われるため、国難を連想させる隕石が、こんなタイミングで落下したことなど、発表できるはずがない」
2012年に重慶市で起こった薄熙来事件の際も、その直前に中国では流星群と隕石落下が目撃されている。今回落下した隕石だが、果たして何を暗示しているのだろうか。
(文=青山大樹)

「「巨大隕石飛来」の中国で、怪しいビジネスが流行! 一方、政府は“不吉な迷信”に戦々恐々!?」の続きを読む
2017年10月14日 [06連載, トンデモ海外ニュース, 中国, 中国のトイレ, 恋愛ニュース, 海外ニュース, 社会]

傘を差して用を足す利用客の、実際の様子(新浪新聞)
隣り合う便器に腰をかがめた者同士が会話できてしまうほどの開放感が「ニーハオトイレ」と揶揄された中国だが、国家観光局は昨年、国内の公衆トイレ環境の改善に2,900億ドル(約32.5兆円)を投資すると発表。「トイレ革命」が進行中である。
そんな中、革命に逆行するかのようなトイレが重慶市に登場した。
「新浪新聞」(10月5日付)によると、問題のトイレは同市の遊園地内のファンタジーをテーマにしたエリアに複数箇所存在しているのだが、なぜか個室に屋根が取りつけられておらず、上部から丸見えなのだ。この便所を利用する女性は手持ちの傘を差し、上部からの視界を遮ってから用を足す必要があり 、ネット上では「これを設計した奴、バカなんじゃない? のぞきの趣味でもあるのか?」「マジきもい。こんなの、犯罪を助長するだけでしょ」などと、厳しい意見が寄せられている。

ガラス張りのトイレを利用する男性客。こんなトイレでは、出るものも出ない (青年網)

ネットカフェのような公衆トイレに、通行人が殺到する《第五空間》(千龍網)
ほかにも、 開放的なトイレが新設されている。 昨年10月、湖南省長沙市の景勝地、石燕湖のほとりに、ガラス張りの公衆トイレが建設された。トイレの壁はすりガラスが使用されているとはいえ、シルエットはかなりはっきり見えてしまうため、利用客からは当然ながら不満の声が寄せられているという。
一方で、最新技術を駆使したトイレも存在する。
北京市にある《第五空間》と名付けられた公衆トイレには、Wi-Fiが完備されているだけでなく、建物内にATM、自動販売機、食事ができる休憩室、シャワー室まで完備されており、まるでネットカフェのような設備が整ってるという。また、同じく北京市内にある世界遺産・天壇公園内の公衆トイレでは、トイレットペーパーの盗難が相次ぎ、盗難防止策として今年からトイレに顔認証システムを導入した。その結果、トイレットペーパーの使用量が年間3万ロールから2万ロールへと大きく減少したという。
方向性の定まらない中国トイレ革命の前途は多難だ。
(文=青山大樹)

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2017年10月11日 [06連載, トンデモ海外ニュース, 中国, 恋愛ニュース, 海外ニュース, 社会]

住宅が並ぶ通りに乗りつけた観光バス(グレンフェル・タワー火災の状況を知らせ合うグループのFacebookより)
10月1日から8日まで、中国では国慶節の長期休暇期間となったが、その数日前の9月末、イギリスの首都ロンドンで、中国人の団体旅行客ご一行が大ヒンシュクを買っていた。
現場は高級住宅街が並ぶ、ケンジントン・アンド・チェルシー区。そこに、一台の観光バスがやってきた。バスが道路脇に止まると、中国人観光客が降りてきて、ある建物の写真を次々に撮りだしたのだ。
その建物というのが、今年6月14日に大火災を起こし、死者80人以上を出したと推定されている高層住宅であるグレンフェル・タワーの焼け跡である。この火災では、第二次世界大戦以降、最悪の死者数を記録して おり、イギリス中が大きな悲しみに襲われていた。
日本同様、おそらく中国でも大きく報じられたのであろう。あれからまだ3カ月半ほどしかたっていない現場近くに、中国人観光客たちはまるで観光名所を見に来るかのようにやってきたのである。
この光景を見た近所に住む男性は、グレンフェル・タワー火災の状況を知らせ合うグループのFacebookのページに、憤りを込めてこうつづっている。
「バスいっぱいの観光客たちがタワーの写真を撮っているのを見て、とても信じられなかった。バスの運転手に聞いたら『彼らは中国から来た、健康と安全に関する調査官たちだ』と言っていた。だが、火災跡の写真は、これまでに数多くネットにアップされている。これ以上たくさん撮ってどうするんだ? 火災跡が観光名所などになってほしくない」
現地のタブロイド紙「ザ・サン」によると、このバスを運転していた運転手は謹慎処分となっており、観光客を率いていたツアーガイドは中国に送り返されたという。
バスの運営会社は「火災現場への立ち寄りは、公式の旅程には入っていなかった」というコメントを発表している。
実は、火災現場の写真を撮ったり自撮りをするのは中国人観光客だけではなく、これまでにも数多くいたようで、近所の住民たちが、記念写真を撮ったりしないよう求める張り紙を出している。
それにしても、海外旅行に来て、多くの死者が出た火災現場に物見遊山で押し寄せるというのは、かなりの非常識であるといえるだろう。
(文=佐久間賢三)

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