「サッカー」の記事一覧(14 / 43ページ)

ご機嫌ハリルホジッチをよそに……サッカー日本代表、アジア最終予選突破に“2つの課題”

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 2018 FIFAロシアW杯アジア最終予選第7戦、タイを4-0で下したサッカー日本代表。ハリルホジッチ監督は試合後の会見で、自戒するような言葉を述べつつも、表情は晴れやかだった。というのも、この試合に勝利した日本は勝ち点ではサウジアラビアと並んでいるものの、得失点差で1ポイント上回り、最終予選で初めて首位に立ったからだ。

 その一方で、選手たちのコメントは歯切れが悪い。たとえば、この日、ボランチで起用された酒井高徳(ドイツ・ハンブルガーSV)は、自分の役割は把握していたと話すも、「最低限のことはできたのかなというレベル」と反省。「相手とのスペースが大きすぎてプレッシャーがうまくかけられず、ボールが取りきれなかった」と、記者たちに語った。

「サウジアラビアやUAEは、ボールを持つ選手が多いため、奪うポイントが絞りやすい。ところが、タイはこの2国に比べて頻繁にボールを回していたので、奪えなかったんです。とはいえ、タイレベルのダイレクトプレーに振り回される守備というのは、レベルが低すぎます。また、ハリルジャパンには、相手が引いてくると攻撃が停滞する、という課題がある。しかし、今のアジア勢は日本を脅威に思っていないので、真っ向勝負で仕掛けてくる。そのため、ハリル監督のカウンターサッカーが生き、オーストラリア戦、サウジアラビア戦、UAE戦と結果が出たのですが、残りの試合で相手が『引き分けでもいい』となると、勝ち切れるかどうか微妙です。それを選手や関係者はわかっているため、頭を抱えているんです」(サッカーライター)

 ただし、この後、アジア予選でぶつかるイラクやサウジアラビアも、「タイのように真っ向勝負を仕掛けてくれば、日本にとっては楽な試合になる」(同)ということでもある。今回のアジア予選が始まった当初、本田圭佑が「(対戦相手が2014年の時のように)必要以上に僕らをリスペクトしていないことが腹立たしい」と語っていたが、そのリスペクトのなさが現在の日本に有利に働いているようだ。
(文=TV Journal編集部)

進退問題浮上でケツに火がついた!? “二枚舌”ハリルホジッチ、現実路線切り替えで絶好調! 

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 23日、2018 FIFAワールドカップロシア大会アジア最終予選グループBの第6戦が各地で行われた。

 現在グループ首位のサウジアラビア代表はアウェイでタイ代表を3-0で粉砕し、首位堅持。日本と2位争いをするオーストラリア代表は中立国のイランでイラク代表戦に臨んだが、1-1の引き分けに終わり、3位のまま。

 そして、日本代表はというと、アウェイの地でUAE代表を2-0で下し、グループ2位をキープした。もちろん、まだまだ予断は許されない状況ではあるが、前回、今回と、内容は素晴らしかった。ハリルホジッチ監督も「日本の美しい勝利だった」と試合後記者会見で胸を張ったが、監督のブレブレな姿勢にはいまだに懐疑的な声がある。

「海外組でも、試合に出場していない選手は招集しない」と言いながら、本田圭佑を招集し、さらにUAE戦では途中出場させている。

「前節のサウジアラビア戦、今節のUAE戦の日本代表のパフォーマンスは、近年でも出色の出来栄えでした。ですが、UAE戦の陰のMVPといわれる2人は、ハリルホジッチ監督の今までの発言からすると、評価されていない選手でもありました」(サッカーライター)

 UAE戦後、各サッカー誌がMVPに久保裕也、陰のMVPにGK川島永嗣と今野泰幸を挙げている。久保は現在、ベルギーリーグではあるが、欧州で活躍中。一方、川島はフランスリーグに所属しているものの、レギュラーに定着できず、ほぼ試合に出場できていない。今野に至っては、ハリルホジッチ監督が軽視する“海外リーグでの経験のない国内組”である。そんな軽視していた選手たちを起用し、彼らが結果を出す――。いったいどうなっているのか?

「ハリルホジッチ監督は二枚舌で、今まではメディアの前で格好つけていた――と考えると、つじつまが合いますね(笑)。前々節のオーストラリア戦から、ハリルホジッチ監督は現実路線になった。選手のタレントを生かしていくというより、自身の得意とするカウンター戦術に当てはまる選手配置を行いました。わかりやすく言うと、サイドをスピードと機動力のある選手に代えた。よって、本田や岡崎慎司が出られないわけです。それがUAE戦でも生きた。一方で、優秀な監督は、選手のタレントを生かすことができる。欧州ビッグクラブの監督がまさにそうです。なので、ハリルホジッチ監督もそれをマネて、当初はメディアに人気のあった宇佐美貴史を持ち上げて起用したり、本田と香川真司を同時起用したり、話題となる欧州組を重視したのでしょう。ですが、結果が出ず、進退問題が浮上したため、現実路線に切り替えた。そのため、発言はブレブレなのですが、内容と結果は伴うというアンビバレントな状況が生まれているのではないでしょうか」(同)

 そんなハリルホジッチ監督を見ていると、ワールドカップ南アフリカ大会前からブレブレ発言を連発し、日本中から大バッシングを受けた岡田武史監督を思い出してしまう。それと同時に、あの時の日本代表も戦術を現実路線に切り替えてベスト16まで勝ち進んだことを考えると、今回も……と、結ぶのは希望的観測すぎるだろうか?
(文=TV Journal編集部)

マインツ・武藤嘉紀が“嘘吐きハリル”を本田もろともディスり倒す! 監督として足りないものとは?

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 ロシアW杯アジア最終予選UAE戦(アルアイン)が、現地時間23日に行われる。この試合の選手選考をしたバヒド・ハリルホジッチ監督に対して、サッカーファンから「嘘吐きハリル」と不満の声が上がっている。

 ハリルホジッチは、試合にコンスタントに出場していない選手の招集はないという発言を再三繰り返していた。にもかかわらず、クラブでほとんど試合に出場できていない本田圭佑(ACミラン)、長友佑都(インテル)、宇佐美貴史(アウグスブルグ)、川島永嗣(FCメス)を招集している。これについてハリルホジッチは、試合勘よりも経験を重視したと説明している。

「試合に出ていない選手の招集はない」という言葉自体が、ハリルホジッチの真意ではなく、あくまで特定の選手を鼓舞するのが目的だったとすれば、納得はできなくもない。本田と長友は代表での実績、宇佐美は切り札としての役目、川島は語学力と精神的支柱、選出に値する理由は確かにある。しかしそれでも納得がいかないのがファンというもの。さらに、今回の選出について、ついに選手からも不満の声が上がってしまった。

「マインツの武藤嘉紀は、大きなケガを乗り越えて今年からやっと試合に出場できるようになりました。まだまだ目立った結果は残していませんが、負傷明けのわりには、まずまずといった内容ですね。そんな武藤は今回、自分が選出されなかったことについて、インタビューであるコメントを残しているんです。『まったく期待していなかったです。むしろこれで呼ばれたら俺はイヤでした。結果が出てないし。ただ単に海外でやってるっていうだけで呼ばれてしまう』。これは、試合に出ずに選ばれた選手とハリルを完全にディスっているようにしか聞こえませんよね。さらに武藤は『ハリル監督も“チームでしっかりゴールを取れ”って言ってくれてたんで。ホントその通りだと』と続けています。同じ前線の選手なのに本田と宇佐美は今シーズン0点。武藤はケガで離脱期間が長いのに2得点。この発言は、当てつけとしか思えません」(スポーツライター)

 試合に出ていなかろうが、ケガをしていようが、どんな選手を選ぶかは監督であるハリルホジッチの判断であり責任だ。結果を出してくれれば問題はない。しかし、余計なことを言って選手たちを混乱させているのは事実だろう。ハリルホジッチには、監督に必要な要素のひとつであるモチベーターとしての素養が欠けているように思えてならない。
(文=沢野奈津夫)

レスター・岡崎慎司がサッカーメディアに苦言「Jリーグに戻ればいいという雰囲気が、海外組をダメにする」

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岡崎慎司オフィシャルサイトより

 今月5日、サッカー日本代表でイングランドプレミアリーグのレスターに所属する岡崎慎司が、ウェブマガジン「design stories」にアップした「さむらいの志」という投稿が話題になっている。

 内容は、最近のサッカーメディアの報道に苦言を呈するもので、誰かを否定するわけではないとしつつも、要約すると「海外に移籍して試合に出られないからといって、半年や1年程度でなぜ日本に戻るのか? 試合に出られないならばJリーグに戻ればいいという雰囲気があるから、日本の選手たちは海外にしがみつかない」といったものだ。

 そして、「報道する方には、目先じゃなく将来を考えてもらいたいんだ。これからも海外でやりたいと思う選手を生み出すために」とつづっている

「岡崎は『日本にいればスターでいられる』と書いていますが、逆でしょう。海外に移籍すると、メディアからスター扱いしてもらえる。そういった意味でも、今のJリーグの選手たちは、海外に対する憧れが強く、大半が海外移籍を望んでいます」(サッカーライター)

 では、岡崎は何を伝えたかったのだろうか?

 考えられるのは、スペインリーグに移籍した柴崎岳に対する報道だろう。柴崎はスペイン2部リーグに移籍したものの、直後に胃腸炎になり、ダウン。練習にも参加できず、「不安障害」とも報じられた。「ナイーブな柴崎にラテンの国は厳しかった」といった論調が多く、すでに移籍失敗ムードが漂っている。こういった報道に対し、「Jリーグに戻れ」と言うのではなく、「スペインで結果が出るまで帰ってくるな」とハッパをかけるべきというのが岡崎の持論のようだ。

「岡崎選手の言い分もわかりますが、海外移籍して何年も在籍したからといって、必ずしもレベルアップするとはいえません。若くしてイタリアのチームに移籍した森本貴幸は10年近く、伊藤翔はフランスに3年近くいましたが、試合にはあまり出られませんでした。2人とも現在はJリーグでプレーしていますが、海外経験が生かされているとは言いがたい。メディアの報道以上に、代理人の問題のほうが大きいのでは? 代理人が、海外移籍を望む選手に、どれだけその厳しさを伝えているか――。海外での自らの特徴の生かし方や、どのようなプロセスで目標に向かっていくのか? 理想と現実を照らし合わすことができていない気がします」(前出サッカーライター)

「海外に甘い気持ちで移籍させるな! 日本人選手の価値が下がる」と岡崎が代理人をぶった切ったほうが、日本サッカー界への提言になったかもしれない。
(文=TV Journal編集部)

ハリルジャパン、FWのゴール数が少な過ぎる! 7人合わせてメッシ以下?

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 16日、日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督は、23日に行われるW杯アジア最終予選対UAE(アルアイン)、28日の同タイ戦(埼玉)に臨む日本代表メンバー25人を発表した。

▽GK
西川周作(浦和)、川島永嗣(メス)、林彰洋(FC東京)

▽DF
酒井宏樹(マルセイユ)、酒井高徳(ハンブルガーSV)、長友佑都(インテル)、槙野智章(浦和)、吉田麻也(サウサンプトン)、森重真人(FC東京)、昌子源(鹿島)、植田直通(鹿島)

▽MF
長谷部誠(フランクフルト)、山口蛍(C大阪)、今野泰幸(G大阪)、高萩洋次郎(FC東京)、倉田秋(G大阪)、香川真司(ドルトムント)、清武弘嗣(C大阪)

▽FW
本田圭佑(ミラン)、浅野拓磨(シュツットガルト)、原口元気(ヘルタ・ベルリン)、宇佐美貴史(アウクスブルク)、大迫勇也(ケルン)、岡崎慎司(レスター・シティ)、久保裕也(ゲント)

 サプライズとなったのは、今野(34)、高萩(30)、倉田(28)などのベテラン組の復帰だ。今野と倉田はハリルジャパン発足当時に一度呼ばれているが、高萩に関してはハリルホジッチも面識すらないという。しかし、それ以上に驚きなのはFW7人の総ゴール数だ。

「このFW7人は、今シーズンクラブでリーグ戦カップ戦全て合わせて、本田0、浅野2、原口1、宇佐美0、大迫7、岡崎5、久保16の合計31得点しかあげていません。つまり、久保しか点を取ってないんですよ。MF登録で呼ばれた選手が点を取っているわけでもありません。クラブではFW以外のポジションをやらされている選手もいるので仕方のない部分はありますが、ストライカーは水物ですから、今ゴールを奪う感覚を持っているのが一人しかいない不安は相当大きいですね。ちなみにバルセロナのメッシは40ゴール、スアレスは29ゴール決めています」

 欧州のリーグはもう終盤に差し掛かっている。それなのに一国の代表のFW達がこれだけしかゴールをあげられていないのは大問題だ。かと言って、他に呼ぶべき選手も見当たらないのも事実。何十年も前から問題視されている日本サッカーの得点力不足、まだまだ解決に時間はかかりそうだ。
(文=沢野奈津夫)

“ゲス不倫Jリーガー”ジュビロ磐田・藤田義明に、お相手女性が悲痛の訴え「性病をうつされた可能性が……」

<p>昨年、不倫が報じられたサッカーJリーグ「ジュビロ磐田」の藤田義明に、また新たな疑惑が浮上している。その不倫相手の女性Aさんが「性病をうつされた」と怒っているのだ。</p>

<p> 藤田は元ワンギャルの井川絵美を妻に持ち、2児の父親でもありながら、昨年、女性誌で約半年間の交際があったというAさんから不倫関係を暴露され、チームから厳重注意処分を受けていた。</p>

<p> 当時の記事によると、藤田はチームメンバー7名が参加した合コンで知り合った女性と月1ペースで肉体関係を持つようになったが、女性からカラダ以外の関係を持ちたがらないことに不満を漏らされた途端、「もう会えない」と一方的に別れを告げ、代理人の弁護士を通じ「藤田との関係をどこにも漏らさないでくれ」と“口止め料”20万円を提示したという。<br />
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終わらないクルクル、強制退会メール……不具合だらけの「DAZN」が起こす“本当に恐ろしい問題”とは

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DAZN公式サイトより

 10年間で2,100億円という莫大な金額でJリーグの放映権を取得したイギリスのライブストリーミングサービスDAZN(ダゾーン)。月額1,890円(税込)で、サッカーだけでも伊セリエA、独ブンデスリーガ、仏リーグ1、ブラジル全国選手権など、数え切れないほどのコンテンツが視聴可能だ。他にも野球、バスケットボール、テニス、ダーツ、格闘技と、全世界のスポーツ全てを網羅できると話題になっている。

 しかし、スポーツファンの期待を一身に受けたDAZNだったが、今シーズンJ1の開幕戦で不具合が相次ぎ、2試合が視聴不可能。これについてDAZNは謝罪会見を開き、特殊なエラーが生じたためであり、サーバーのキャパシティの問題ではないと釈明した。その後、ミスなのか故意なのかはハッキリしないが、退会ボタンが消えてしまうという不具合も発生している。

 そして第2節が終了した4日、JリーグがDAZNは「J1、J2ともに第2節全試合のライブ配信、見逃し配信で不具合は発生しなかった」と発表した。しかし、本当に不具合は発生しなかったのだろうか?

「不具合とは何かという問題ですよね。確かに配信中止になった試合はありませんでした。しかし、ネット環境が完璧ではない利用者からは『読み込み中にすぐになってしまい、クルクル(進捗インジケータ)ばかり見せ続けられた』という声が多々上がっています。Jリーグの試合が行われるスタジアムに作られたDAZN特設ブースの大型テレビでも、ずっとクルクルが回っており、スタッフさんも気まずそうでしたよ」(スポーツライター)

 さらにDAZNの問題は続く。一部の利用者に“退会完了メール”を送ってしまったのだ。これに関しては対応が早かったために事なきを得たが、Jリーグが開幕して2週間でこの不具合の数は多すぎる。本当にDAZNに任せて大丈夫なのだろうか?

「視聴環境自体は、さすがに良くなっていくはずです。他の国ではあまり聞かれない不具合ばかりですから。ですが、実は問題はそこではないんですよ。現在、DAZNはヨーロッパチャンピオンズリーグの放映権も、スカパー!から奪おうとしていると言われています。今シーズンからJリーグを奪われ、チャンピオンズリーグを奪われ、他のスポーツも放送されたのではなスカパー!はたまらないでしょう。スカパー!のスポーツチャンネルは廃れてしまうかもしれません。そうなると、Jは契約が切れる10年後、現在の年間210億円ではなく、DAZNにとんでもない安価で買い叩かれてしまうかもしれないんですよ。何せ競合相手がいなくなってしまうんですから。今は巨額のDAZNマネーでウハウハの日本サッカー界ですが、もしかしたら暗黒の未来が待っているかもしれませんよ」(同)

 10年間で2,100億円という金額は、残念ながらJリーグでは採算が取れないと言われており、10年後にDAZNが同じ契約をしてくれるとは考えづらい。現在、大物外国人を獲得するなど、Jリーグには“DAZNバブル”が起きている。しかし、このバブルは将来的に日本サッカーを苦しめる10年間になってしまうかもしれない。
(文=沢野奈津夫)

当時の実況音源が蘇らせた、三浦知良の「サッカー人生で最も“重い”ゴール」

<p> イチローと三浦知良。年齢の壁を超えて光り輝く2人のスーパースターを特集したスポーツ・ドキュメント『神様に選ばれた試合』(テレビ朝日系)が5日に放送された。</p>

<p> 過去にも、「田中将大 日本最後の15球」(2013年)、「PL対横浜 甲子園延長17回の死闘」(1998年)、「ジョホールバルの歓喜」(97年)など、日本スポーツ史に燦然と輝く名場面を取り上げ、当事者たちの証言を元に「この試合」「この一球」を振り返ってきた良質なスポーツ・ドキュメンタリー。不定期とはいえ、にぎやかしタレントも一切出ない番組をプライムタイムで放送するところに、テレ朝がスポーツにかける並々ならぬ決意を感じる。<br />
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「いい遺伝子がほしい」結婚・離婚を繰り返してもライフスタイルを貫くMALIA.の生き様

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TEN CARAT公式サイトより

 モデルのMALIA.が、2015年元日に再々婚していた夫でサッカーJ2・モンテディオ山形のMF・佐藤優平と離婚していたことを、3日付の一部スポーツ紙が報じた。

 記事によると、結婚当初は佐藤がJ1の横浜F・マリノスに在籍。そのため、元夫で現在J2・松本山雅の田中隼磨、格闘家の山本“KID”徳郁の2人との間に誕生した子ども3人と5人で都内に在住。しかし、15年7月に佐藤がアルビレックス新潟に期限付き移籍し、昨年1月に山形へ完全移籍すると、離れ離れの生活が続いていた。

 MALIA.はブラジリアンワックス脱毛のサロンを経営するなど、実業家としても活躍。たびたび子どもと一緒に佐藤の元へ駆けつけていたが、多忙で会う時間が減り、遠距離によるすれ違いが原因で今月に入って離婚。4日にMALIA.は自身のブログで離婚を報告していた。

「MALIA.がスポーツ紙にリークしてきれいな形で記事が出たようだが、おそらく離婚の原因は遠距離に加え、2人の収入格差だったのでは。佐藤はもともと横浜FMに入団したが、活躍できずに結局チームを転々としているため、年俸は800万円前後では。それに対し、モデル・実業家としても活躍するMALIA.の年収は、その10倍以上といわれている。子どもの将来を考え、早々と稼げない夫を見限ったのでは」(芸能デスク)

 MALIA.は5日、『サンデー・ジャポン』(TBS系)に生出演し、自らの口で離婚について言及。「今までの2回の結婚とはまったく、今回は違う。仕方ないというか、お互いのために一回別々に……。距離がどんどん辛くなってきて、お互いを思えば思うほど」と明かし、円満離婚を強調したが、その生き方は若いころからまったくブレていないという。

「中学生のころからギャルモデルとして有名で、渋谷に出没してブイブイいわせていた。ただ、ほかの子は何も考えないで成長していったのに対し、あの子はしっかり人生設計していたようで、結婚のことについても話していた。その中で強調していたのは、『私はとにかく、旦那さんになる人のいい遺伝子がほしい』ということ。なかなかそんなことを言う子はいなかったが、田中にせよ、KIDにせよ、離婚はしてしまったがその言葉を実践し、一時期は大リーグのダルビッシュ有にも接近していたから、大したもの」(MALIA.を昔から知る飲食店関係者)

 残念ながら、佐藤との間に子どもはいなかったが、今度はどんな大物をゲットするか注目される。

開幕戦から好調スタートの横浜FM、賛否を呼んだ「マリノス改革」は正しかった?

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横浜F・マリノス公式サイトより

 横浜F・マリノスが絶好調だ。

 開幕戦で昨季年間勝ち点1位の浦和レッズを3-2と下すと、続くコンサドーレ札幌戦も3-0で快勝した。シーズン前にサッカーメディアやファンから酷評されていたのがウソのような活躍ぶりである。

 今シーズン前、マリノスでは「フロントvsベテラン選手+サポーター」の内輪モメが起きていた。

 発端は、マリノスが抱える本質的な問題だ。設立以来、慢性的な赤字体質で、広告料を名目とした親会社(日産自動車)による赤字補填が行われてきた。だが、2008年のリーマンショックで日産本体の経営が悪化すると、翌年から日産はマリノスに対する赤字補填を停止する。そんなマリノスを尻目に、Jリーグは12年からクラブの財務健全化を義務付けたクラブライセンス制度を導入。窮地に追い込まれ、14年7月にシティ・フットボール・グループ(CFG)に約20%の株を売却することになった。

 ここから、マリノス改革は加速する。

 CFGがフロントに入ると、経営のスリム化を図るため、年間6億円もの賃料を払っていたマリノスタウンを解体。また昨シーズン後にベテラン陣との契約も見直したことで、中村俊輔(ジュビロ磐田に移籍)をはじめとするベテラン陣から不満の声が上がり、その声にサポーターも連動した。

 一方、「マリノスのベテラン切りは仕方ない」と見るスポーツライターもいた(参考記事)。

「齋藤学のようなこれからの選手の年俸をダウンさせたならば別ですが、昨季、マリノスが契約を更新しなかった選手は、ある程度の限界値が見えている。費用対効果で考えれば、未来ある若手を起用するほうが賢明です。そもそも、リーグは10年シーズン以降、欧州同様に契約満了の6カ月前から、すべてのチームと交渉ができるようになった。過去の2000年前後の冷徹なベテラン切りとは話が違う。フロントや監督に不満があるなら、移籍するのがプロフェッショナルでは?」(サッカーライター)

 リオ五輪候補に富樫敬真、日本代表候補に喜田拓也といった若手を輩出したモンバエルツ監督だが、今シーズンはさらに若手起用を加速させ、平均年齢25歳前後の選手をスターティングメンバーとしてピッチに送り出し、躍動させている。39歳の中澤佑二が出場した上での平均年齢25歳であり、実質、Jリーグで最も若いチームといえる。

 もちろん、マリノスの未来が本当に明るいかは、まだ見えてこない。若いチームには波があるし、モンバエルツ監督の選手交代やシステムチェンジなどの手腕が問われるのも、各チームがマリノスを警戒し始めてからだ。今はまだ、そのフェーズは迎えていない。

 それでも赤字を解消し、現段階でそれなりのチームを作ったことは評価できる。昨季、マリノスを大バッシングしていたメディアやコアサポーターと呼ばれた人々は、いったい何を思うだろうか?
(文=TV Journal編集部)

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