「韓国」の記事一覧(14 / 89ページ)
2017年4月22日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, いじめ, 恋愛ニュース, 東アジアニュース, 社会, 韓国]

イメージ画像(足成より)
4月は新歓コンパや歓迎会の季節とあって街にはお祝いムードが漂っているが、お隣・韓国では、常軌を逸した新歓コンパが物議を醸している。
事件は、ある大学の学生が利用するネット掲示板への書き込みで明らかになった。
それによると、3月20日に大学近くの飲食店で行われた新歓コンパで、「新入生の自己紹介」を口実に 、先輩が新入生のパンツを脱がせ、陰部にライターで火をつけたという。さらに、ポルノを見せて陰茎が勃起していく様子を観察したり、鼻と口に無理やりニンニクを詰めたりもしたそうだ。そればかりか、新入生が乾杯を拒否した際には、財布を奪い取って紙幣を燃やしたという。被害者の中には、大学に行かなくなってしまった者もいる。
大学側は一部が事実であることを認めており、警察は性的暴行などの容疑で加害学生たちを取り調べ中だ。
だが、この事件は氷山の一角にすぎない。韓国では、同様の事件が多発しているのだ。
別の大学では、「厄払いイベント」と称して先輩が新入生を一列に並ばせ、食べ残しの豆腐やキムチ、タバコの吸い殻、痰などを混ぜたマッコリを全身に浴びせるという事件もあった。また別の大学では、「チョコパイ早食い競争」で死亡事故が起きている。この新歓コンパには、学生だけでなく、教授19人も参加しいていたというから驚きだ。
しかも、このような異常な上下関係は、会社に就職してからも続く。
ある会社員の告白によると、「週末にキャンプに行こう」という上司の誘いを断ると暴言を吐かれ、上司より早く退勤しただけで、翌日大量の業務を押し付けられたという。また、上司の横を通りかかると「腰を90度に曲げて、もう一度あいさつしろ」と強要される会社員もいた。
実際、韓国の就職ポータルサイト「サラムイン」が調査したところ、パワハラを受けた経験のある会社員は全体の89.1%にも上った。加害者の71%は、社内の人間だという。
韓国の受験戦争は、日本よりも熾烈だといわれる。そんな戦いを勝ち抜いてやっとの思いで入学・ 入社したのに、先輩からこんないじめを受けるとは、なんとも悲しい社会だ。

「パンツを脱がせ、陰部をライターで火あぶりに……常軌を逸した新入生いじめ」の続きを読む
2017年4月20日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, サムスン, 恋愛ニュース, 東アジアニュース, 社会, 韓国]

サムスン公式サイトより
昨年起きたスマートフォン「Galaxy Note7」の発火・爆発騒動がまだ記憶に新しいサムスン電子だが、新作「Galaxy S8」を4月18日に発売した。
サムスンがいくら韓国の国民的企業とはいえ、韓国国内でもいまやすっかり“爆発”のイメージが定着している。先月開かれた「第48期定期株主総会」でも、株主として出席した12歳の少年が「これからは爆発事故が起こらないようにしてほしい」と発言するほどで、一部では新商品の発売に対して「早すぎる」との声も上がった。
ところが、いざ先行予約が始まると、韓国人からの反応はそれこそ“爆発的”。予約開始から2日目に55万台、正式発売前日までに100万4,000台突破という、異常なまでの予約数を記録したのだ。これは、13日間で40万台を販売した前作Galaxy S7の記録を軽く超えるだけでなく、韓国のスマホ先行予約販売史上最高の記録だという。
公式開通者第1号になったのは、5泊6日の野宿までした20代の男性。これもまた、開通イベントが始まった2009年以来の最長記録で、男性にはサムスン電子のSUHDテレビと、開通イベントのゲスト、キム・ヨナとの記念写真・サイン入りのスケート靴など、500万ウォン(約50万円)相当の景品が贈られたという。
このような好調ぶりに、サムスン電子もすっかり浮かれた様子だ。そもそも「完成であり、新たなスタート」というキャッチコピーもそうだが、「Galaxy S8は、どのスマホよりも安全」「のちにスマホの新しい方向性を提示したと評価されるはず」など、関係者からのコメントも意気揚々としている。
しかし、このお祭り騒ぎも、そう長く続きそうにない。というのも、発売当日に早速「液晶画面が異常に赤みがかっている」というレビューが続出し、初期不良疑惑が浮上したのだ。サムスンは「豊富な色味を表現するためのもので、欠陥ではない」と発表したものの、SNSでは「すごく目が疲れるんだけど。今回もハズレか……」「もう我慢の限界。iPhoneに替える」「これからサムスン製はパスだな」「ブルーライトならぬレッドライト(笑)」「Galaxy S8 桜エディションか」といった、ユーザーからの不満や皮肉のコメントがあふれ返っている。
またもや問題が浮上した現状を見る限り、名誉挽回への道はまだまだ遠そうだ。
(文=S-KOREA)
●関連記事
・アメリカでサムスンの評判が7位→49位とガタ落ち…韓国ネット民も“あきらめモード”
(http://s-korea.jp/archives/13744?zo)
・「Galaxy Note7」生産中止、12年ぶりの全面ストライキ…サムスンとヒュンダイ自動車の失速が韓国経済に与えるダメージとは
(http://s-korea.jp/archives/9131?zo)

「爆発の次は画面に不具合? サムスン新型スマホが“歴代最高予約数”記録も、またもや問題発生か」の続きを読む
2017年4月18日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 恋愛ニュース, 東アジアニュース, 社会, 韓国]

イメージ画像
上下関係が徹底している韓国では、先輩は絶対的な存在。それがプラスに働くのならいいのだが、理不尽なイジメや暴行事件が後を絶たないのが現状だ。もはや、韓国に巣くう悪習のひとつと言っても過言ではない。特に、卒業式や入学式の前後には、新しい秩序を築くためなのか、事件の発生頻度は高くなる。
新学期を迎えて早々の4月11日、全羅北道(チョルラプクト)の中学3年生A君(14)を監禁・集団暴行した疑いで、大学生2人と高校生4人が逮捕された。彼らの犯行動機は、「後輩の悪癖を直そうとした」というものだった。
高校2年のB(17)をはじめとする4人が、A君を初めて呼び出したのは今年2月。A君が「飲酒や喫煙をしている」というウワサを聞きつけ、指導と称してA君の顔や腹を殴りつけた。
ヤンチャをした報いに制裁を受けたA君だが、彼の苦難はここで終わらなかった。
3月16日、Bは普段から親交のあった2人の大学生(22)に声をかけると、6人がかりでA君をリンチする。さらに翌日、今度はA君を車で拉致し、山奥へ連行。再度暴行を加えた。警察の調べによると、A君はその後、Bとのタイマンまで強要されたという。誰も助けにこない山奥でフルボッコにされたA君は、全治4週間の大けがを負った。
この事件を知った韓国ネット民の怒りはすさまじく、「いったい何様なんだ? あきれて言葉が出ない!」「お前らの根性も叩き直してやろうか」「本当にこの国の人間は笑わせてくれる」などと、多くの罵声が飛び交っている。
一方、こうした事件は、韓国では頻繁に起きている。この事件の数日前にも、19歳の大学生が高校生を呼び出して、「売春を斡旋するから、恋人を連れてこい」と命令。断ると、全身にタバコの火を押しつけ、金属バットで暴行するという信じられない事件も起きている。
「先輩の命令は絶対」。この悪習が払拭されない限り、これからも先輩による後輩への過剰な暴力事件は後を絶たない。事件が起こるたびに、「またか」とあきれられている現状を受け入れて、韓国政府は本格的な対策を行うべきだろう。

「「素行不良を正すため」中3男子を6人がかりで集団リンチ! 終わらない後輩イジメに対策は?」の続きを読む
2017年4月14日 [00芸能, 02社会, BIGBANG, 恋愛ニュース, 東方神起, 韓国]

緊迫する朝鮮半島情勢。トランプ米大統領による“シリア空爆”で、核開発を進める北朝鮮への武力攻撃の可能性も高まっている。万が一、北朝鮮と戦争になれば、甚大な被害を受けるのは隣国の韓国。ミサイルが発射されれば、ものの数分でソウルに着弾。迎撃体勢を整える前に、街は火の海になるだろう。
そんな中、心配されているのが現在兵役中の韓国人アーティストだ。BIGBANGのT.O.Pや東方神起のチャンミン、SUPER JUNIORのドンへ、シウォンなど、日本でも大人気の面々が現在兵役に従事。開戦となれば、身分にかかわらず国防の義務を負うが……。
「T.O.Pら有名人は外貨獲得にひと役買っているので、特別扱いを受けている。紛争地域の最前線に投入されることはあり得ない。事実、T.O.Pは自分の特技を生かした『芸能特技兵』に志願。義務警察の“顔”として広報活動に従事しているようだ。こうした芸能人の特別扱いには、韓国国内からも批判の声が上がっているが……」(韓国事情に詳しい関係者)
ファンはひとまず安心といったところかもしれないが、戦争という非常事態となれば安全な場所はどこにもない。
「開戦すれば真っ先に狙われるのはソウル。T.O.Pだけでなく、チャンミン、ドンヘ、シウォンはソウル市警察広報団の所属。普段は全国各地の学校や孤児院、老人ホームなどを訪ね、公演活動などを行っているが、戦争になればその必要はない。市内が爆撃を受ける可能性があれば、軍隊に駆り出される」(同)
日本人ファンにとっても、半島情勢は気が気ではないようだ。

「北朝鮮暴発の危機! 兵役中のBIGBANG・T.O.P、東方神起・チャンミンはどうなる!?」の続きを読む
2017年4月13日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 恋愛ニュース, 東アジアニュース, 社会, 韓国]

イメージ画像(Thinkstockより)
多文化共生をうたいながらも、人種差別がまん延している韓国。最近、それを物語る事件が起きた。
釜山(プサン)の大型スーパーで買い物を終え、駐車場に向かっていたコロンビア出身のレオ・メンドザ氏と韓国人妻は、駐車場に入ってきた車の前に子どもが飛び出すのを目撃した。運転手は子どもの姿に気づいていないようだったが、レオ氏の妻が悲鳴を上げたことで事故は逃れた。
レオ氏は2001年から釜山に住んでいるが、韓国語があまり得意ではないため、子どもの母親に英語で「ちゃんと子どもを見ていないとダメですよ」と話しかけた。しかし、なんの悪気もないその一言をきっかけに、彼は肉体的・精神的苦痛を味わうことになる。
というのも、子どもの祖父Aがこれにブチギレ、「おい、お前の子どもじゃないんだから、ほっとけ」と食ってかかった。2人は口論となり、レオ氏は「クソ野郎」などと罵詈雑言を浴びせられただけでなく、挙げ句の果てに押し倒されて、つかみ合いのケンカになった。
結局、現場に駆けつけた警察官によって署に連行された2人だったが、それでもAの興奮は冷めやらず、罵倒は続いた。「夫婦が悲鳴を上げて孫を驚かせたことに腹が立った」というAは、レオ氏をポーランド人と勘違いして「ポーランド野郎」と吐き捨て、彼がコロンビア人と知るや「もっとダメなところから来たな。気持ち悪いコロンビア野郎め」と侮辱した。
これを受け、レオ氏夫妻は警察官に「人種差別的発言を慎むよう(Aに)言ってほしい」と要求。しかし、A以上に夫妻を驚かせたのは、警察官の反応だった。「“カムドゥンイ(韓国語で黒ん坊の意)”と言ったわけでもないのに、どこが人種差別的発言だというのか」と言い返したのだ。
その後、レオ氏は自身のFacebookにこの騒動の顛末を詳しく書き込み、韓国在住の外国人たちに「韓国では、他人の生活に介入したり、他人を助けようとするな」とアドバイス。書き込みは、1,950件以上のシェア数と2,660件以上の「いいね!」を獲得している。
昨年から問題になっていた“女性嫌悪”が少し収まってきたと思いきや、今度は人種差別……。解決すべき韓国の社会問題が後を絶たない。
(文=S-KOREA)
●関連記事
・ネットからついには現実世界にまで…韓国社会に蔓延する“女性嫌悪”の正体
(http://s-korea.jp/archives/6303?zo)
・外国人女性の被害続々…“女性観光客にとって危ない国”に落ちた韓国
(http://s-korea.jp/archives/5821?zo)

「「韓国では、他人を助けると痛い目に遭う」外国人もあきれる、韓国人の人種差別意識」の続きを読む
2017年4月10日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 恋愛ニュース, 東アジアニュース, 社会, 韓国]

イメージ画像(Thinkstockより)
ここ数年、韓国では盗撮被害が増加している。実際、2010年には年間1,100件余りだったが、15年には7,623件にまで増加。わずか5年の間に、約7倍にまで膨れ上がった。
そんななか驚きなのは、社会的地位の高い人物たちが犯行に手を染めるケースが少なくないことだ。
3月10日、国内最大手の広告代理店「第一企画」の社員が女子トイレを盗撮して退職処分となった。男の犯行は実に大胆だ。なんと、スマートフォンを片手に女子トイレに乗り込むと、個室の隙間から直接、撮影していたのだ。
ここまで堂々と盗撮できる神経はたいしたものだが、男の犯行はあまりにも無計画すぎた。結局、現場を取り押さえられて、翌日には退職処分となった。会社側はこの件を警察に通報。現在、余罪についても捜査中だ。
また同27日には、漣川(ヨンチョン)地方の郡庁に勤める公務員の男が、郡庁内の女子トイレに隠しカメラを設置したことが判明し、特例法違反容疑で逮捕された。警察によると、女性職員がカメラの存在に気づき、通報したという。
これだけなら犯人を特定することはできないが、男はあるミスを犯していた。それは、監視カメラの映像内にハッキリと自分の顔が映されていたのだ。なんとも間抜けな話である。
韓国の法律では、盗撮犯は5年以下の懲役、1,000万ウォン(約100万円)以下の罰金が科され、営利目的の場合は、より重い刑罰に処されることになっている。しかし、実際はほとんどが軽い刑罰に終わっていて、再発予防としては効果が薄いのが実情だ。
こうした現実を前に、韓国ネット民の間では「若者たちの性教育を見直さなければならない」「盗撮されてネットに晒された被害者は、一生もののトラウマを背負うということを理解してほしい」など、厳しい批判の声が上がっている。
スマートフォンの普及に伴い、爆発的に増えた盗撮被害は、韓国社会の大きな問題となっている。そのため最近では、公衆トイレに行く際にはマスクを着用する女性も増えているという。また、女性だけでなく、男性更衣室の盗撮事件も多発している。韓国では、男女問わず注意が必要だ。

「捕まるのも当然! “盗撮天国”韓国、犯人たちの大胆すぎる手口とは――」の続きを読む
2017年4月7日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 恋愛ニュース, 慰安婦, 東アジアニュース, 社会, 韓国]

釜山(プサン)の日本総領事館前に慰安婦像が設置されたことを受け、一時帰国していた長嶺安政駐韓大使が4月4日、およそ3カ月ぶりに帰任した。
これに対し、作家・筒井康隆がTwitterに書き込んだ文章が物議を醸している。筒井氏は「…長嶺大使がまた韓国へ行く。慰安婦像を容認したことになってしまった。あの少女は可愛いから、皆で前まで行って射精し、ザーメンまみれにして来よう」とツイート(現在は削除)。とてもベストセラー作家とは思えない、問題発言だ。
筒井氏の代表作『時をかける少女』『日本以外全部沈没』は韓国でも翻訳され、その名が知れ渡っている。2007年に公開されたアニメ映画版『時をかける少女』は、14年、16年と、繰り返し上映されるほど大ヒット。昨年12月に韓国で発売された『モナドの領域』はベストセラー上位にランクインし、韓国における日本文学人気を牽引していた。
そのため韓国のメディアは、筒井氏の“冒涜発言”を大きく取り上げている。
ニュースチャンネルYTNは、「『時をかける少女』の原作者、少女像を戯弄して炎上」という記事を掲載。ほかにも「“少女像をザーメンまみれに”『時をかける少女』作家が衝撃の妄言」(朝鮮日報)、「日本の作家が“少女像にXXしよう”妄言」(毎日経済)のような見出しがずらりと並ぶ。
これを受け、韓国ネット民からは怒りの声が後を絶たない。
「あきれて言葉も出ない」「有名人がこんな発言をするくらいだから、日本人の民度がわかるな」「韓国にいる38人の慰安婦被害者を傷つけた。謝れ!」「自国でも叩かれそうな発言をするなんて、頭悪いね」「年を取りすぎてボケたのか」「こいつの作品が好きだった自分が情けない」「もうこの人の本を読む気がうせたわ。とっとと捨てよう」といった具合だ。
とはいえ、慰安婦像を冒涜するのは、何も日本人だけではない。実は、慰安婦像に対してぞんざいな扱いをする韓国人もまた多いのだ。例えば、慰安婦像に日の丸と旭日旗を持たせて楽しんだり、唇に舌を当てたまま写真を撮ったり、駐輪場扱いしたりといった具合である(参照記事)。
日韓関係をますます難しくさせている慰安婦像の行方は、はたして……。
(文=S-KOREA)
●関連記事
釜山の“少女像”に苛立った男が横断幕を破り逮捕…「親日派がまだまだ多い」と非難殺到
(http://s-korea.jp/archives/12666?zo)
韓国で慰安婦を「売春婦」と主張したらどうなるのか。とある女性教授の“末路”とは
(http://s-korea.jp/archives/14738?zo)

「「少女像をザーメンまみれに……」『時かけ』筒井康隆氏の冒涜発言に韓国人から非難殺到!」の続きを読む
2017年4月6日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 大気汚染, 恋愛ニュース, 東アジアニュース, 社会, 韓国]

イメージ画像(Thinkstockより)
広島県三原市の入浴施設でレジオネラ菌の集団感染が発生し、50代の男性が死亡したが、このニュースはお隣・韓国でも大きく報じられた。実は、日本の温泉に深い愛着を持つ韓国人は多いのだ。
しかし、こうした報道と同時に、ショッキングな事実も明らかになった。3月31日、韓国疾病管理本部(日本の厚生労働省に相当)によると、2016年に全国の地方自治体が大衆利用施設を検査した結果、サウナや銭湯などの12.6%が、レジオネラ菌の温床となっているというのだ。
入浴施設だけではなく、大気汚染も深刻だ。
3月29日、英国メディアの報道によると、韓国のソウルが北京(中国)とニューデリー(インド)に並んで、大気汚染が最も深刻な都市と指摘された。16年6月にも、経済協力開発機構(OECD)は、韓国の深刻な大気汚染に警鐘を鳴らしている。OECDの調査によると、現在の大気汚染が続けば、年間2~3万人が死亡することになるとみられている。
さらに、2060年には、この数字は約3.1倍にまで膨らむと予想されている。これは、非加盟国のインドや中国には劣るが、OECD加盟国の中では頭ひとつ抜けた記録だ。
ちなみに、韓国人の死亡原因の第2位は脳卒中だが、大気汚染の原因となる微細ホコリが関係しているとの指摘もある。イギリス・エディンバラ大学の研究チームによると、PM10やPM2.5といった微細ホコリ濃度が、1立方メートル当たり10マイクログラム増加すると、脳卒中での入院や死亡率は0.3~1.1%増加するというのだ。
そんな研究を知ってか、韓国環境部は「微細ホコリの濃度が高い日は、高齢者はなるべく外出を控えたほうがいい」と注意を呼びかけている。一方で、韓国の空気を汚染しているのは、中国から来る微細ホコリが主な原因であるため、最近の中韓関係悪化の遠因にもなっているかもしれない。
いずれにせよ、国民の長寿と健康を望むなら、早い段階での対策が必須だろう。
(文=S-KOREA)
●参考記事
・「PM2.5」などの“微細ホコリ”…韓国の大気汚染が深刻化し社会問題に
(http://s-korea.jp/archives/4384?zo)
・深刻度が増す中国人観光客の“韓国離れ”。それでも市民反応が冷淡すぎるワケ
(http://s-korea.jp/archives/13111?zo)

「中国・インドに並ぶヤバさ! 韓国で深刻化する大気汚染、年間2~3万人が死亡する!?」の続きを読む
2017年4月4日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, K-POP, 恋愛ニュース, 東アジアニュース, 芸能, 韓国]
YouTube「Brave Entertainment」より
K-POPガールズグループの動画が物議を醸している。5人組ガールズグループBrave Girls(ブレイブガールズ)が新曲「Rollin’」の発売に合わせて、3月7日にYouTubeに公開した同曲のダンス動画がそれだ。
動画では、体にぴったりとフィットした黒い衣装を着たメンバーが、稽古場でダンスを練習している。椅子に上って官能的に腰を回すなど、セクシーさを強調した映像だ。
ほかのガールズグループもダンス映像を公開することはあるが、今回の動画が注目を集めたのは、タイトルに「Back ver.」とつけられている通り、彼女たちを正面から映さず、後ろから撮った絵ばかりで構成されているという理由からだ。3分17秒の間、終始、お尻ばかりが映されている。
興味深いのは、この動画に対する反応が、韓国国内と海外とで、まったく異なるということだ。
韓国ネット民の間では「狙いすぎ」「ここまでやって、ようやく注目を集められるという事実がつらい」「こういう角度の動画をオフィシャルに撮る必要があるのか?」といった否定的な意見が目立つ。一方で海外のネット上の反応を見ると、「幻想的だ」「とても魅力的」「すべてを兼ね備えたガールズグループ」「Brave Girlsのことを、もっと知りたい」などと、多くの人々が称賛を贈っている。
そんな賛否両論ある“お尻動画”だが、同曲のPVもまた波紋を呼んでいる。露出度の高すぎる衣装が問題視され、韓国では“18禁”となったのだ。PVでは胸の谷間や太ももをあらわにしたメンバーの体にフォーカスし、メンバーが互いに体を密着させる様子など刺激的な演出が続く。18禁となったことを事務所が大々的に伝えたことから、一部では「炎上商法では?」との見方も出ているが、真偽は不明だ。
いずれにせよ、ここ数年、韓国のガールズグループがセクシー路線に傾斜していることは間違いない。最近では、下着のような衣装で公演を行うグループもあるほどで、ガールズグループのセクシー合戦はますます過熱している。どれほど非難を受けようが、生き抜くために、より過激な表現を求められているのが現状なのだ。
(文=S-KOREA)
●参考記事
・もはや度を超えたエロさ!! 韓国女性アイドルがますますセクシー路線に走っていくワケ
(http://s-korea.jp/archives/3211?zo)
・まさに“エロ化”一直線!! 韓国オンラインゲームの広告がセクシーですごい
(http://s-korea.jp/archives/13764?zo)

「K-POPガールズグループの「お尻動画」に賛否両論! 18禁のPVも炎上商法か!?」の続きを読む
2017年4月2日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 恋愛ニュース, 東アジアニュース, 社会, 韓国]

熱しやすく冷めやすい韓国人の国民性が最も発揮されるのは、スイーツかもしれない。ここ数年、韓国ではタピオカ入りドリンク、はちみつソフトクリーム、いちご大福、チュロス、果汁ジュースなどが流行するも、程なくして消えていった。
昨年は「台湾カステラ」が上陸。ふわふわした食感が話題を呼び、行列ができるほど大人気を博した。生地がしっかりめの日本のカステラになじんでいた韓国人にとって、台湾カステラの存在は目からウロコだったようで、3~4人前で6,000~7,000ウォン(約600~700円)というコスパの良さも、幅広い層に支持された理由だとか。
しかし、上陸から1年もたたずに、その人気は冷めかけている。事の発端は、“台湾カステラの真実”を暴いた、とあるテレビ番組だ。
3月中旬に放送されたその番組によると、チェーン展開している台湾カステラの多くの店舗で、大量の食用油や食品添加物を生地に入れていたという。「ふわふわ食感が実現できるのは、食用油を混ぜるため」だそうで、一部の店舗では「材料は小麦粉と卵のみ」と宣伝しながらも、食品添加物や賞味期限切れのクリーム、安い粉末ミルクなどを使っていたことが暴露された。
放送後、視聴者からは「だまされていたのか」「台湾カステラも終わりだな」「好きだったけど、もう二度と食べない」といった怒りのコメントが相次ぎ、売り上げは9割減。閉店を余儀なくされる店舗も続出している。
流行に乗っかって雨後のたけのこのようにチェーン展開し、人気低迷と共に次々と潰れていくのは、もはや韓国ではお決まりのパターンだ。
ところで、台湾カステラ騒動によって、日本のカステラにも注目が集まっている。もともと長崎カステラは韓国でも有名で、ソウルに長崎カステラ専門店があるほど。また、長崎を訪れたら、文明堂や福砂屋などでお土産を買う人も少なくない。
ネットでは、「台湾はダメだ。やっぱり“カステラ=日本”だよ」「食べ物に関しては日本の職人を信用するしかない」「日本のカステラは台湾より濃厚な味わいでおいしかった」といった声が寄せられている。
日本のカステラが評価されるのはいいが、今後も韓国の飲食業界は、熱しやすく冷めやすい国民性に振り回されそうだ。
(文=S-KOREA)
●関連記事
・飽きっぽい国民性の意外なメリット!? 新しい味を求め続ける韓国のお菓子業界
(http://s-korea.jp/archives/13366?zo)
・日本以上に愛され仰天逸話も多い韓国の“スタバ事情”
(http://s-korea.jp/archives/12037?zo)

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