「04スポーツ」の記事一覧(17 / 38ページ)
2016年8月23日 [04スポーツ, サッカー, サンフレッチェ広島, 恋愛ニュース, 浅野拓磨, 海外]
<p> 今季よりサンフレッチェ広島から6億5,000万円の移籍金でプレミアリーグ・アーセナルに移籍していた浅野拓磨に、イングランドでの労働許可が下りないことが判明した。リオデジャネイロ五輪でも2ゴールと活躍した浅野は、シーズンが開幕したばかりのヨーロッパで、今から新しくレンタル移籍先を探すことになる。</p>
<p> イングランドでサッカー選手が労働許可証を取得するには、実は大きなハードルが存在する。<br />
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「浅野拓磨が“ベンゲル詐欺”に引っかかった!? 労働許可が下りなかった理由とは……」の続きを読む
2016年8月19日 [04スポーツ, 06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, リオ五輪, 中国, 恋愛ニュース, 東アジアニュース, 社会]
<p> いよいよ終盤に差し掛かったリオ五輪。日本はメダルラッシュに沸く一方、中国選手団は、これまでの五輪に比べ、金メダルの獲得数が激減している。</p>
<p> 日本時間8月19日時点での中国の金メダル獲得数は20個。35個のアメリカ、22個のイギリスに次ぐ、第3位となっている。</p>
<p> しかし、自国開催だった2008年の北京五輪での51個(1位)はともかくとして、前回の12年ロンドン五輪での38個(同2位)に比べても、半分に甘んじている。過去5大会をさかのぼっても、金メダル獲得数では最低の水準だ。</p>
<p> そんな中、中国ニュースサイト「東方網」(8月19日付)は、中国選手団の不調の原因について「報奨金減額によるモチベーションの低下」だと指摘している。<br />
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「金メダル獲得数は過去5大会で最悪水準! リオ五輪“報奨金6割減”で、中国選手団がやる気なし?」の続きを読む
2016年8月18日 [04スポーツ, 恋愛ニュース, 甲子園, 野球, 高校野球]

イメージ画像(足成より)
甲子園の大物が次々と敗退してしまっている。中でもプロのスカウトからも注目を集めていた高校BIG3と呼ばれている好投手たちが、ベスト8にたったの一人も残ることができずに甲子園を去ってしまった。
BIG3の一人、横浜高校(神奈川)の藤平尚真は、1回戦の東北高校(宮城)相手に7回途中1失点13奪三振の好投、事実上の決勝戦といわれた2回戦の履正社(大阪)戦で肩を休めるためリリーフに回り、先発投手が打たれたスリーランなど序盤の失点を覆すことができずに敗退してしまった。
その横浜を破った履正社のエース寺島成輝も、BIG3の一人だ。寺島は1回戦の高川学園(山口)、2回戦の横浜高校相手に完投するも、3回戦の常総学院(茨城)戦で藤平同様リリーフに回り、先発投手が許した失点を挽回ことができず、惜しくも敗れ去っている。
残るBIG3花咲徳栄(埼玉)高橋昂也も同じだ。初戦の大曲工業(秋田)、2回戦の楠南高校(鹿児島)相手に完投するが、3回戦の作新学院(栃木)戦ではリリーフ待機。先発投手が2回に5点を献上してしまい、甲子園を後にすることになった。
3校とも1回戦からの登場となり、決勝戦を見据えてエースであるBIG3を温存したことあ裏目に出てしまった。やはり、初戦が2回戦の高校と比べて1試合多く戦う1回戦からの高校は日程的に不利なのだろうか?
「1回戦を勝ち上がる高校が17校に対し、2回戦から登場する高校は15校と2校少ないんです。なのにベスト8のうち、2回戦から戦った高校は6校にもなります。これを考えると、1回戦からの高校のほうが不利だと言えますね。しかし、ここ10年の優勝校をみてみると、なんと不利なはずの1回戦からの高校が8校と断然多いんですよ。しかも、13年の前橋育英に至っては、圧倒的に不利な日程と見られる1回戦最終日の登場なんです。大人の大会だったら日程がきつい方が不利なのは明らかですが、高校生だと試合数が多いほうが勢いや団結力が出て勝ってしまうということですかね。これが甲子園の面白さだと思います」(スポーツライター)
もう一つ注目したいのは、高校BIG3を擁する3校に勝った相手が全てエースを温存せずに先発させているということだ。野球界では高校生投手の酷使問題が常に取り上げられているが、エースが先発することによって生じるチームの勢いというものは確かに存在する。甲子園での栄光か、選手の将来か、どちらを取るかは永遠の課題になりそうだ。
(文=沢野奈津夫)

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2016年8月17日 [04スポーツ, サッカー, リオ五輪, 恋愛ニュース, 海外, 韓国]

『ソン・フンミン レバークーゼン STP パニーニフットボールリーグ Panini Football League 2014 04 pfl08-099』
韓国には、五輪でメダルを取ると兵役が免除されるというルールが存在する。そのため、サッカー準々決勝でホンジュラスに0-1で敗れた韓国選手たちは、試合終了直後、審判に詰めより「ロスタイムが少ない」と猛抗議を行った。オーバーエイジ枠でチームに参加したエースFWソン・フンミン(トッテナム)に至っては、その場で10分以上も泣き崩れてしまい、スタッフに抱きかかえられてピッチを後にしている。これにはNHKの野地俊二アナウンサーも、珍しく「あまりよい光景ではない」と発言している。
五輪開催中にプレミア・リーグが開幕するのにもかかわらず、ソン・フンミン所属のトッテナムが出場を許可したのは、間違いなく兵役免除の件が大きい。そのため、トッテナムの地元紙は「ソン・フンミンの出場は無駄に終わった」と報じている。
「韓国には、約2年間の兵役義務が存在します。しかも、基本29歳と半年までに入隊しなければいけません。サッカー選手のピークに当たる約2年間を兵役に捧げなければならないので、兵役免除にみんな死に物狂いになるのは当然ですよね。しかし、兵役に行くことになった選手も、尚武(サンム)と呼ばれる国軍体育部隊でサッカーをすることはできるんですよ。しかも、そのチームは、Kリーグの2部に所属しているため、ある程度のレベルを保ってキャリアを過ごせるんです。サッカーだけでなくほかのスポーツにも尚武はあるので、韓国アスリート兵役時の受け皿になっています」(スポーツライター)
ではなぜ、ソン・フンミンだけダダをこねてしまったのだろうか?
「ソン・フンミンは、韓国史上、最高峰の才能を持ったFWです。日本でいうボクシングの亀田兄弟みたいなもので、幼少期から父親の個人レッスンを受けていたために高校には行かず、自国のKリーグも経験せずにヨーロッパに渡るという特殊なキャリアを持っています。しかし、これがいけなかったんですね。尚武は高卒以上じゃないと入隊できないんですよ。ほかにも、警察庁のサッカークラブに入るという手もあるんですが、こちらはKリーグでのプレー経験がないと入隊できません。年齢だけでいえば、東京五輪というラストチャンスが残っていますが、その時に所属しているクラブが出場を許可するかはわかりません。今回ソン・フンミンが最も必死な選手だったので、一番ダダをこねてしまったんでしょうね」(同ライター)
このままだと、ソン・フンミンのサッカー選手としてのキャリアは29歳で終わってしまう。才能があるがゆえに起きてしまった悲劇といえるだろう。確かに、試合終了後のソン・フンミンの態度はみっともなかったが、その気持ちはわからないでもない。
(文=沢野奈津夫)

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2016年8月15日 [04スポーツ, その他スポーツ, リオ五輪, 室伏広治, 恋愛ニュース]

室伏広治オフィシャルサイトより
連日熱い戦いが繰り広げられているリオデジャネイロ五輪。楽しみ方は千差万別で、“ゲイの聖地”こと新宿二丁目の住人たちは推しメン探しに躍起になっている。
おネエタレントのマツコ・デラックスは、イチ推しした日本人選手がことごとく大活躍。柔道男子90キロ級で金メダルを獲得したベイカー茉秋は、6月6日のイベント時点で“アモーレ認定”し、好きな理由について「ハーフなんだけど柔道をやってるところ。もっと言うと顔と体が好き」とラブコールを送っていた。
6月下旬放送のテレビ朝日系『マツコ&有吉の怒り新党』では、視聴者投稿をきっかけにカヌーのスラローム男子カナディアンシングルの羽根田卓也を“推しメン”に指名。「ハネタク凄いじゃない。かわいい!」とベタボメすると、同選手は本番でカヌー競技アジア初の銅メダルを獲得した。
このほか、マツコは男子テニスのダニエル太郎と陸上短距離のケンブリッジ飛鳥をピックアップ。前者は格上選手を次々撃破する活躍を見せ、後者は陸上100メートルで準決勝進出を果たした。
本来、ゲイに人気なのはラグビー、レスリング、競泳、水球など鍛え抜かれた体を観察できる競技。
念願の金メダルを獲得した体操男子の団体メンバーでは“皇帝”内村航平ではなく「つぶらな瞳がかわいい」との理由で、断然、山室光史が人気だという。
「“ゲイ界のレジェンド”こと男子ハンマー投げの室伏広治が引退して、五輪選手のゲイ人気ランキングは群雄割拠。ただ、最近は日本人選手より海外の選手に夢中になっているようです」とはスポーツ紙記者。
中でも在日コリアン3世で柔道韓国代表のアン・チャンリムは、アイドル的な人気を集めているようだ。30代のゲイ男性は「いかにもゲイ受けする顔。マッチョな体もいい。ゲイのSNSで拡散され、もっか人気急上昇中よ」と熱い。
反対に不人気なのは、銅メダリストの卓球男子・水谷隼や、競泳男子400メートル個人メドレーで金メダルを獲得した萩野公介という。
「目が細くて、薄い顔。ブサイクよね」(同)
何はともあれ、ゲイ男性の眠れぬ夜はリオ五輪閉幕まで続きそうだ。

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2016年8月12日 [04スポーツ, 06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, リオ五輪, 中国, 台湾, 恋愛ニュース, 東アジアニュース, 社会, 福原愛]

リオ五輪の会場で、中国メディアの突撃取材に答える福原
リオ五輪の卓球女子シングルス3位決定戦で、福原愛は北朝鮮のキム・ソンイに敗れ、メダル獲得を逃した。
日本人としては珍しく、以前から中国人の間でもアイドル並みの人気を誇っている彼女。愛らしい笑顔に加え、堪能な中国語も人気の要因だ。
福原は子どものころから中国人コーチに指導を受け、卓球王国である中国に何度も渡り、練習を積んできた。また、17歳からは中国の卓球チームに所属して中国リーグにも参戦。そういった経緯もあって、中国語がネイティブ並みに話せるのだ。そのため、中国メディアの取材では通訳要らずで、冗談交じりの受け答えをすることも。
中国事情に詳しいライターの吉井透氏は、福原の中国での人気ぶりについて、こう説明する。
「福原のコーチが中国東北地方の出身で、所属していたのも東北地方のチームだったため、彼女が話す中国語には東北地方の訛りが強く入っています。その、ちょっと田舎っぽい話し方が中国人にとっては純朴に感じるらしく、彼らの心のツボにハマっているようです」
ところが、そんな福原に、中国人からブーイングが巻き起こっている。福原は中国メディアの取材に対し、日本でも話題になった、選手村の宿舎の壊れたトイレを自分で直したという話をしていたのだが、そのときに話した中国語が台湾訛りだったというのだ。
ご存じの通り、福原は今年4月に週刊誌のスクープによって、台湾の卓球選手・江宏傑(ジャン・ホンジエ)との交際が発覚。福原本人もそれを認め、現在は公認のカップルだが、どうやら彼氏が話す台湾訛りの中国語がうつってしまったらしい。
これに、中国人ファンたちは大ショック。
「東北訛りじゃないとかわいくない」
「中国で卓球を練習したから強くなれたのに、裏切りやがって」
「もう中国に帰ってこなくてもいい」
「おいおい、台湾も中国の一部であることを忘れたのか?」
などと、ネット上ではさまざまな意見が飛び交っている。
リオ五輪の後に、江と結婚するのではないかとうわさされている福原。彼女が話す中国語が、ますます台湾訛りになってくることは間違いなさそうだ。
(文=佐久間賢三)

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2016年8月10日 [04スポーツ, サッカー, 三浦知良, 中田英寿, 恋愛ニュース, 海外]

49歳162日、横浜FC所属キングカズこと三浦知良が、またJリーグ最年長ゴール記録を更新した。7日に行われたJ2第27節、横浜FCはセレッソ大阪と対戦。2点のビハインドを追う69分に途中出場したカズは、ワントラップから右足でゴール右隅にスーパーゴールを決めた。
翌日、横浜市内で調整を終えたカズは報道陣に対し「あのヒデ(中田英寿)からメールが来た。『あのシュートを決められるんなら、まだまだいけますね』ってね。うれしかったよ」と語った。
中田といえば先月、日本酒の表彰式に出席した際にリオ五輪サッカーについて聞かれると「まったくフォローしていないのでわからない。試合を見ていないので選手の名前も知らない」と発言。代表のOBとして相応しくないと批判を浴びていた。他にも引退後の中田は、ゴルフを始めて「個人競技の方が向いている」など、サッカーに対して興味を失ったような発言を繰り返している。
しかし、オリンピック代表戦は見ていないのに、J2のカズのゴールはチェックしている。これはどういうことなのだろうか?
「ファンの間では五輪は見ていないクセに、カズには媚びを売っていると批判の声が上がっています。でも、本当は五輪のこともある程度はチェックしているんだと思いますよ。本当にサッカーが嫌いになっているのならカズと仲良くする必要などないですからね。五輪の選手を知らないと言ったのは、マスコミを遠ざけるためでしょう。ちなみに、サッカー界と関わりを完全に切っていないのは、いずれ監督として現場復帰するつもりがあるからとのウワサもありますが、おそらくそれもないでしょうね。なんたって極度のマスコミ嫌いですから」(スポーツライター)
いくら中田本人が現場復帰を嫌がっていても、ファンとしてはどうしても期待してしまうのは事実。今は実業家として活躍しているが、いつかは現場に、少しでもいいから関わってもらいたいものだ。
(文=沢野奈津夫)

「中田英寿、五輪は無視でもカズには媚びを売る? 監督としてのサッカー界復帰はあるか」の続きを読む
2016年8月9日 [04スポーツ, サッカー, リオ五輪, 恋愛ニュース]
<p> 日本サッカー史上、最大の悲劇として語られているのが1994年のFIFAワールドカップアメリカ大会アジア最終予選での対イラク戦、いわゆる“ドーハの悲劇”だ。この試合、2-1でリードし、最後のコーナーキックを守り切れば初のワールドカップ出場となった日本だが、ここでまさかの失点。残り数秒で、ワールドカップへの切符を失ってしまった。だが、“悲劇”として語られているように、当時は「よくやった」として日本選手をたたえる声が大多数だった。</p>

「【リオ五輪サッカー】柳沢敦「QBK」以来の大失態! コロンビア戦でオウンゴールを決めた藤春とは?」の続きを読む
2016年8月5日 [04スポーツ, サッカー, リオ五輪, 恋愛ニュース]

日本サッカー協会公式サイトより
開会式セレモニーより一足先に行われた、リオデジャネイロ五輪サッカー予選。48年ぶりのメダルを狙う手倉森誠監督率いる日本代表は、先ほど開幕戦のナイジェリア戦を終えたのだが、4-5で敗戦。ナイジェリアはさまざまなトラブルが重なり、キックオフ7時間前にブラジル入りするという劣悪なコンディションだったにもかかわらず、だ。手倉森監督は、試合前から常々、「ナイジェリア戦がメダルへのすべて」と口にしていただけに、この敗戦が与えるダメージは甚大。果たして、敗因はなんだったのか? サッカーライターたちに話を聞くと、ほぼ全員が「守備に原因があった」と口をそろえる。とはいえ、手倉森ジャパンは、堅守が売りだったはず。なぜ、5失点も喫したのか?
「失点シーンを見れば一目瞭然なのですが、組織が崩されたわけではなく、すべて対人プレーでやられてしまっている。1996年アトランタ五輪の時からそうなのですが、このU-23世代がアフリカの選手とやり合うと、その身体能力に度肝を抜かれる。特にDF塩谷司が動揺していましたね。5失点目は、ゴールカバーに入るのを完全に忘れていた」(サッカーライター)
確かにネット上では、塩谷を戦犯扱いする書き込みが散見される。塩谷は、オーバーエージ枠で選出されており、チームを引っ張るべき存在であるため、期待との落差が大きいのだろう。しかし、前出のサッカーライターは、塩谷に同情的だ。
「塩谷のパートナーだったDF植田直通はU-16日本代表以降、年代別の代表に選出されているため、塩谷ほど動揺しなかったはず。また、塩谷と同じくオーバーエージで選出されたDF藤春廣輝も完全にやられていましたが、サイドバックのため、攻撃では活躍できた。アフリカは、攻撃力がある半面、守備の組織力はない。それもあり、守備側のほうがダメージを受けるんです」(同)
塩谷も日本代表として「AFCアジアカップ2015」前に「キリンチャレンジカップ」のジャマイカ戦とブラジル戦に出場しているものの、あくまで親善試合である。藤春も同様で、アジア以外での真剣勝負の国際試合に出場していない。ただ、育成年代での経験だけが問題ではないようで、FIFAU-17ワールドカップに出場した室屋成の守備の出来も散々だった。
そういった世界とのギャップをなくす場のひとつが親善試合だと思うのだが、「【U-23日本代表】ガーナに3-0で快勝も『メンバーは3軍だった?』」(参照記事)でレポートしたように、来日するのは常に1.5軍以下。衣食住やスケジューリングはベストな日本と、今大会ワーストともいえるナイジェリア。対照的な両チームの対戦は、日本にとってなんとも皮肉な結果となってしまった。
(文=TV Journal編集部)

「【リオ五輪】戦犯はDF塩谷じゃない? サッカー手倉森ジャパンが“絶対有利”の初戦で惨敗したワケ」の続きを読む
2016年8月4日 [04スポーツ, サッカー, リオ五輪, 恋愛ニュース, 海外]

イメージ画像(足成より)
開会式に先んじて始まったリオデジャネイロ・オリンピックのサッカー競技。抽選会後には日本が入ったグループBが“死の組”と呼ばれ、注目を浴びていた。ヨーロッパ王者スウェーデン、アフリカ王者ナイジェリア、アジア王者日本と、3つの大陸王者が揃ったことがその大きな理由だが、加えて南米の雄コロンビアも同グループとあって、厳しい戦いになるのは誰の目にも明らかだ。アルゼンチンやブラジルなどの超強豪国こそいないものの、ひいき目を抜きにして実力は拮抗し、専門家でも一番予想がつきにくかったのは間違いないだろう。しかし、大会前にして死の組は消え去ったと今話題になっている。
ヨーロッパ王者のスウェーデンは、自国リーグが開幕しているため、なんと52名に招集を拒否されていると地元メディアが伝えており、ヨーロッパ予選で最強を誇ったチームは見る影もないという。
アフリカ王者ナイジェリアは、3度にわたる空港での不手際で緒戦の日本戦の当日に現地入りが濃厚。すでにアメリカのアトランタでキャンプを張っていたため時差こそないものの、およそ8時間のフライトを経て到着後すぐに日本と戦わなければならない。さらにはチームスタッフへの給料未払い問題なども相次ぎ、コンディションだけでなくモチベーションの方も万全とは言いがたい。
こうしたライバルの事情から日本とコロンビアが順当に勝ち上がると見られ、見所であったはずの死の組は解体されてしまった。
「ヤングボーイズがFW久保裕也の派遣を拒否してしまいましたが、日本はほぼベストメンバーです。少なくともコロンビアに続いて2位通過はしないと、さすがに言い訳はできないと思います。ファンからは『日本ついてるね!』『この条件で負けるのはさすがにないでしょ』テレ朝のコピーから『本当に、絶対に負けられない戦いがそこにあったな』と、期待を込めた声があがっています」(スポーツライター)
しかし、ブラジル入りしてからの日本は、現地の4部リーグのクラブにドロー、ブラジル五輪代表に0-2といいところなく完敗。ここにきて調子を落としてしまっている。また、あまりにも有利な状況に置かれ、逆にプレッシャーを感じてしまう可能性も十分にある。緒戦を上手く乗り切れば問題なく勝ち進めるはずだが、果たしてどうなるのだろうか? 注目のナイジェリア戦は日本時間の5日午前10時キックオフだ。
(文=沢野奈津夫)

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