「04スポーツ」の記事一覧(7 / 38ページ)

セレッソ柿谷曜一朗、いまいちパッとしない原因は「どんな料理にも和風ドレッシング」だった?

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セレッソ大阪公式サイトより

 セレッソ大阪の柿谷曜一朗と昨年12月に結婚したタレントの丸高愛実のテレビ露出が増えている。『ダウンタウンDX』や『行列のできる法律相談所』(共に日本テレビ系)などで、柿谷との結婚に至るまでのなれそめや、柿谷が「どんな料理にも和風ドレッシングをかける」という仰天エピソードを披露しているのだ。

 10代からユース日本代表で活躍していた柿谷だが、2009年には練習への遅刻が原因でJ1のセレッソからJ2リーグに期限付きで移籍させられた。そこで生活態度を改め、12年にセレッソへ復帰。13年には日本代表に初選出され、東アジアカップでは得点王にも輝いた。

 だが、14年になると、パフォーマンスが下り坂に。2014 FIFAワールドカップブラジル大会には選出されたものの、結果を残せず。この年の7月にスイスリーグのFCバーゼルに移籍するのだが、結果はサッカーファンならばご存じの通り、失敗に終わった。

 2人の交際がスタートしたのは、柿谷がスイスリーグに移籍する直前とのことだが、柿谷の調子が落ち始めたのも、ちょうどこの頃から。そんなこともあり、丸高の“下げマン”疑惑がサッカー関係者の間で浮上しているというのだ。

「丸高さんが下げマンかどうかは別として、柿谷選手がどんな料理にもドレッシングをかけるというのは、アスリートとして、あまり褒められたものではありません。味付けしていない料理ならば別ですが、すでに味付けしてあるものにドレッシングをかければ、塩分過多になります。塩分を取りすぎると、余分に水分が必要になる。試合中に水分を取りすぎれば、体が重くなります。また、持久系アスリートに欠かせないマグネシウムの吸収を阻害してしまいます。食事での塩の取りすぎが、パフォーマンスが上がってこない原因と考えることはできると思います」(スポーツトレーナー)

 丸高は柿谷の健康面を支えるため、アスリートフードマイスターの資格を取得。インスタグラムではプロ並みの料理の腕前を公開している。そんなけなげな新妻の思いを踏みにじる柿谷に今のところ反省の色はなさそうだが、食生活を改め、13年時の圧倒的な存在感を取り戻してほしいものだ。
(文=TV Journal編集部)

群雄割拠の土日深夜スポーツ番組 王者・上田晋也に挑むピース又吉&ビビる大木に「足りないもの」

<p> 土・日の深夜といえば、スポーツニュース番組の最激戦区だ。民放各局では昨年度からずっと、下記4番組がほぼ同時間帯でしのぎを削っている。</p>

<p>『Going! Sports&News』(日本テレビ系/土・日:23時55分~)<br />
『S☆1』(TBS系/土:24時30分~、日:24時~)<br />
『追跡LIVE! SPORTSウォッチャー』(テレビ東京系/土:23時〜、日:22時54分~)<br />
『スポーツLIFE HERO’S』(フジテレビ系/土:24時35分~、日:23時15分~)</p>

<p> この春、改編期に合わせて4者4様の衣替えを済ませた。それぞれの変化と狙いを見ていきたい。</p>

阪神・藤浪晋太郎が“絶不調”……「東京の本命女子アナ」と「タニマチとの会食」が原因か

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阪神タイガース公式サイトより

 プロ野球・阪神タイガースの藤浪晋太郎投手が絶不調にあえいでいる。昨年はファンの期待を一身に背負ったが、終わってみればプロ入り以来最低の7勝にとどまった。

 今季は、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に選ばれたものの、本番前に不安定な投球を露呈。結局、大事な場面で使われることなく、代表の一員として過ごした2月下旬からの約1カ月間で、実戦登板したのは5試合で10イニングだけ。調整不足は否めず、4日のヤクルト戦で今季初先発したものの制球難で9つの四死球を与えた。

 それどころか、5回には無死一塁で、畠山和洋への投球が左肩をかすめた後、左頬付近に当たる死球となった。起こった畠山が藤浪に詰め寄ると、これが引き金となり両軍が入り乱れる大乱闘に。大暴れしたヤクルトのバレンティンと、応戦した阪神・矢野作戦兼バッテリーコーチが退場処分となった。

 あまりにひどいピッチングから、一部でイップス(運動障害の一種)の可能性も指摘される藤浪だが、プロ野球関係者は「女性問題で頭を悩ませていることが原因の一部ではないかとウワサされています。昨年、関西のローカルテレビ局・朝日放送のヒロド歩美アナウンサーとの熱愛が報じられました。ただ彼女とは、一緒に食事に行く程度の仲のようで、本命は東京在住の別のアナウンサーだと言われています」と声をひそめる。

 阪神のエースとはいえ、そこは遊び盛りの22歳。

「関西では一般の主婦にも顔バレするほどの超有名人。だから、東京遠征のときなどに羽を伸ばしているようですね。また、それだけにとどまらず阪神伝統ともいえる『タニマチとの会食』も負担になっていることも指摘されています。いずれにせよ、グラウンド以外のところが要因となって不振を招いているのではないかともっぱらですよ」(同)

 2月には、同じ阪神の主将・福留孝介外野手が、東京在住の女性をキャンプ地の沖縄に呼び寄せて、チーム宿舎で2晩を共に過ごしていたことが報じられたばかり。夜の街で楽しむのも結構だが、ぜひとも本業の方で結果を残してもらいたいものだ。

阪神・藤浪晋太郎が“絶不調”……「東京の本命女子アナ」と「タニマチとの会食」が原因か

阪神・藤浪晋太郎が絶不調……「東京の本命女子アナ」と「タニマチとの会食」が原因かの画像1
阪神タイガース公式サイトより

 プロ野球・阪神タイガースの藤浪晋太郎投手が絶不調にあえいでいる。昨年はファンの期待を一身に背負ったが、終わってみればプロ入り以来最低の7勝にとどまった。

 今季は、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に選ばれたものの、本番前に不安定な投球を露呈。結局、大事な場面で使われることなく、代表の一員として過ごした2月下旬からの約1カ月間で、実戦登板したのは5試合で10イニングだけ。調整不足は否めず、4日のヤクルト戦で今季初先発したものの制球難で9つの四死球を与えた。

 それどころか、5回には無死一塁で、畠山和洋への投球が左肩をかすめた後、左頬付近に当たる死球となった。起こった畠山が藤浪に詰め寄ると、これが引き金となり両軍が入り乱れる大乱闘に。大暴れしたヤクルトのバレンティンと、応戦した阪神・矢野作戦兼バッテリーコーチが退場処分となった。

 あまりにひどいピッチングから、一部でイップス(運動障害の一種)の可能性も指摘される藤浪だが、プロ野球関係者は「女性問題で頭を悩ませていることが原因の一部ではないかとウワサされています。昨年、関西のローカルテレビ局・朝日放送のヒロド歩美アナウンサーとの熱愛が報じられました。ただ彼女とは、一緒に食事に行く程度の仲のようで、本命は東京在住の別のアナウンサーだと言われています」と声をひそめる。

 阪神のエースとはいえ、そこは遊び盛りの22歳。

「関西では一般の主婦にも顔バレするほどの超有名人。だから、東京遠征のときなどに羽を伸ばしているようですね。また、それだけにとどまらず阪神伝統ともいえる『タニマチとの会食』も負担になっていることも指摘されています。いずれにせよ、グラウンド以外のところが要因となって不振を招いているのではないかともっぱらですよ」(同)

 2月には、同じ阪神の主将・福留孝介外野手が、東京在住の女性をキャンプ地の沖縄に呼び寄せて、チーム宿舎で2晩を共に過ごしていたことが報じられたばかり。夜の街で楽しむのも結構だが、ぜひとも本業の方で結果を残してもらいたいものだ。

「恩を仇で返すようなもの」セレッソ大阪復帰も“ケガ続き”の清武弘嗣に大ブーイング!

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『だから僕は、前に進める。』(ワニブックス)

 サッカー日本代表MFの清武弘嗣(セレッソ大阪)に、ブーイングが相次いでいる。

 今シーズン、スペインリーグのセビージャFCから古巣のセレッソに復帰した清武だが、ここまで出場したのはリーグ戦1試合のみ。開幕戦と第2節を右臀部から太腿裏に違和感が生じたことで欠場。3月28日には、日本代表としてW杯アジア最終予選タイ戦に後半29分から出場したが、セレッソに合流後の30日の練習中に左大腿四頭筋を損傷し、全治2週間と発表された。

「まったく、何をやってるんだっていう話ですよ。セレッソが6億円もの移籍金を支払ってまで、スペインで出場機会を失っていたところを拾ってくれたというのに。そもそも、セビージャではほとんど試合に出ていなかったわけですから疲労も少なく、コンディションを整える時間はいくらでもあったはず。そのくせ、体調不十分にもかかわらず、代表招集には応じ、クラブに戻ってきた途端ケガですからね。これでは恩を仇で返すようなもの」(サッカーライター)

 もともと、清武はケガが多い選手で、シーズンを通して活躍できた年は数えるほど。前所属のセビージャでも移籍早々に負傷したが、ドイツ時代に所属していたハノーファー96に至っては度重なる負傷による離脱で、クラブの2部降格の元凶となった。そんな清武がセビージャからセレッソへ復帰を果たしたのは、日本代表に選ばれるためだった。

「クラブで出場機会を得られない者は代表に招集しない、というヴァヒド・ハリルホジッチ監督の強い意向があったからですが、先の代表戦ではクラブで出場機会のない本田圭佑(ACミラン=イタリア)や長友佑都(インテル・ミラノ=イタリア)、川島永嗣(メス=フランス)らが当たり前のように選ばれていました。出場機会を求めて、泣く泣く欧州を後にした清武にしてみれば、『そりゃないよ』というのが本音でしょうね。それに加えて故障続きですから、セレッソでプレーするモチベーションが下がってしまう恐れもあり得ます」(同)

 今の清武に何よりも求められているのは、代表のことはいったん頭から消し去り、まずはコンディションを整えて、クラブで結果を残すことではないか。

W杯予選がつまらなくなる! アジア枠拡大のメリットとデメリットは?

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イメージ画像(Thinkstockより)

 30日、FIFA(国際サッカー連盟)は、2026年W杯から現行の出場国数32から48への拡大にあたって、アジア枠を現在の4.5から8へと引き上げる案を発表した。5月に行われるFIFA理事会で承認されれば正式決定となる。他の地域は、欧州は13→16、南米4.5→6、アフリカ5→9、北中米・カリブ海3.5→6、オセアニア0.5→1へと変更になる見通しだ。

 日本にとってW杯出場への追い風になるような今回の出場枠の増加だが、意外にもファンは複雑な心境のようだ。

「出場国拡大でW杯全体のレベルが下がることが問題視されていますが、強豪国ではない日本にとって、そこはあまり問題ではありません。問題は予選での緊張感です。ロスタイムで出場を逃した“ドーハの悲劇”の1994年大会は、アジア枠はわずか2でした。初めて出場した98年大会の時が3.5。2002年日韓共催は、ホーム出場枠合わせて4.5。それ以降ずっと4.5です。今でも余裕があるのに、8になると一試合の緊張感が一気になくなってしまうんですよ。いくらテレビ局が煽っても、注目度は薄れてしまうでしょうね。ファンからも『見る必要なし!』『ある意味予選が一番面白かったのに』『下手したら海外組招集しないこともあるんじゃない?』という声が上がっています」(スポーツライター)

 予選の注目度が下がれば、本大会の注目度も下がる。サッカー人気が完全には根付いていない日本にとって、これは致命傷になりかねない。出場枠拡大のデメリットは思ったより大きいのかもしれない。では、逆にメリットはあるのだろうか?

「予選通過が楽になったおかげで、チーム作りの方向性が変わる可能性があります。アジアにおいて日本は強豪国なので、どの国を相手にしても強者の戦い方をしてきました。ボールを保持して主導権を握るサッカーです。しかし、W杯本選になると相手は格上ばかり、予選を勝ち抜いた戦術が通じなくなり敗退していました。これが、枠を拡大したことによって、本戦用のサッカーを試すことができるようになります。対戦相手のレベルが本戦より低いことに変わりはありませんが、今までのぶっつけ本番に比べたら大きなメリットになると思いますよ。他にも新しい選手を試したり、相手国のラフプレーが減る可能性もありますね」(同ライター)

 格下相手に取りこぼすことが許されず、手堅い采配ばかりで今まで日本代表は窮屈そうに戦っていた。出場枠拡大の余裕でさまざまな形に挑戦すれば、また違った日本代表を見ることができるのかもしれない。
(文=沢野奈津夫)

ご機嫌ハリルホジッチをよそに……サッカー日本代表、アジア最終予選突破に“2つの課題”

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 2018 FIFAロシアW杯アジア最終予選第7戦、タイを4-0で下したサッカー日本代表。ハリルホジッチ監督は試合後の会見で、自戒するような言葉を述べつつも、表情は晴れやかだった。というのも、この試合に勝利した日本は勝ち点ではサウジアラビアと並んでいるものの、得失点差で1ポイント上回り、最終予選で初めて首位に立ったからだ。

 その一方で、選手たちのコメントは歯切れが悪い。たとえば、この日、ボランチで起用された酒井高徳(ドイツ・ハンブルガーSV)は、自分の役割は把握していたと話すも、「最低限のことはできたのかなというレベル」と反省。「相手とのスペースが大きすぎてプレッシャーがうまくかけられず、ボールが取りきれなかった」と、記者たちに語った。

「サウジアラビアやUAEは、ボールを持つ選手が多いため、奪うポイントが絞りやすい。ところが、タイはこの2国に比べて頻繁にボールを回していたので、奪えなかったんです。とはいえ、タイレベルのダイレクトプレーに振り回される守備というのは、レベルが低すぎます。また、ハリルジャパンには、相手が引いてくると攻撃が停滞する、という課題がある。しかし、今のアジア勢は日本を脅威に思っていないので、真っ向勝負で仕掛けてくる。そのため、ハリル監督のカウンターサッカーが生き、オーストラリア戦、サウジアラビア戦、UAE戦と結果が出たのですが、残りの試合で相手が『引き分けでもいい』となると、勝ち切れるかどうか微妙です。それを選手や関係者はわかっているため、頭を抱えているんです」(サッカーライター)

 ただし、この後、アジア予選でぶつかるイラクやサウジアラビアも、「タイのように真っ向勝負を仕掛けてくれば、日本にとっては楽な試合になる」(同)ということでもある。今回のアジア予選が始まった当初、本田圭佑が「(対戦相手が2014年の時のように)必要以上に僕らをリスペクトしていないことが腹立たしい」と語っていたが、そのリスペクトのなさが現在の日本に有利に働いているようだ。
(文=TV Journal編集部)

進退問題浮上でケツに火がついた!? “二枚舌”ハリルホジッチ、現実路線切り替えで絶好調! 

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 23日、2018 FIFAワールドカップロシア大会アジア最終予選グループBの第6戦が各地で行われた。

 現在グループ首位のサウジアラビア代表はアウェイでタイ代表を3-0で粉砕し、首位堅持。日本と2位争いをするオーストラリア代表は中立国のイランでイラク代表戦に臨んだが、1-1の引き分けに終わり、3位のまま。

 そして、日本代表はというと、アウェイの地でUAE代表を2-0で下し、グループ2位をキープした。もちろん、まだまだ予断は許されない状況ではあるが、前回、今回と、内容は素晴らしかった。ハリルホジッチ監督も「日本の美しい勝利だった」と試合後記者会見で胸を張ったが、監督のブレブレな姿勢にはいまだに懐疑的な声がある。

「海外組でも、試合に出場していない選手は招集しない」と言いながら、本田圭佑を招集し、さらにUAE戦では途中出場させている。

「前節のサウジアラビア戦、今節のUAE戦の日本代表のパフォーマンスは、近年でも出色の出来栄えでした。ですが、UAE戦の陰のMVPといわれる2人は、ハリルホジッチ監督の今までの発言からすると、評価されていない選手でもありました」(サッカーライター)

 UAE戦後、各サッカー誌がMVPに久保裕也、陰のMVPにGK川島永嗣と今野泰幸を挙げている。久保は現在、ベルギーリーグではあるが、欧州で活躍中。一方、川島はフランスリーグに所属しているものの、レギュラーに定着できず、ほぼ試合に出場できていない。今野に至っては、ハリルホジッチ監督が軽視する“海外リーグでの経験のない国内組”である。そんな軽視していた選手たちを起用し、彼らが結果を出す――。いったいどうなっているのか?

「ハリルホジッチ監督は二枚舌で、今まではメディアの前で格好つけていた――と考えると、つじつまが合いますね(笑)。前々節のオーストラリア戦から、ハリルホジッチ監督は現実路線になった。選手のタレントを生かしていくというより、自身の得意とするカウンター戦術に当てはまる選手配置を行いました。わかりやすく言うと、サイドをスピードと機動力のある選手に代えた。よって、本田や岡崎慎司が出られないわけです。それがUAE戦でも生きた。一方で、優秀な監督は、選手のタレントを生かすことができる。欧州ビッグクラブの監督がまさにそうです。なので、ハリルホジッチ監督もそれをマネて、当初はメディアに人気のあった宇佐美貴史を持ち上げて起用したり、本田と香川真司を同時起用したり、話題となる欧州組を重視したのでしょう。ですが、結果が出ず、進退問題が浮上したため、現実路線に切り替えた。そのため、発言はブレブレなのですが、内容と結果は伴うというアンビバレントな状況が生まれているのではないでしょうか」(同)

 そんなハリルホジッチ監督を見ていると、ワールドカップ南アフリカ大会前からブレブレ発言を連発し、日本中から大バッシングを受けた岡田武史監督を思い出してしまう。それと同時に、あの時の日本代表も戦術を現実路線に切り替えてベスト16まで勝ち進んだことを考えると、今回も……と、結ぶのは希望的観測すぎるだろうか?
(文=TV Journal編集部)

中居正広問題、長すぎる試合時間……WBCから考える「野球中継の課題」

<p> WBCが終幕した。メディア的に見れば、日本戦は軒並み高視聴率。テレビ朝日はこのWBC効果で、「日本テレビが35週連続で続けていた平均視聴率の週間三冠王記録をストップさせた」とニュースになった。</p>

<p>ただ、数字だけでは伝わらない「問題点」も散見されたのは事実。ともすれば、それらは「野球嫌い」を作ってしまうきっかけにもなりかねない。野球の国際大会は、どのように「見せる・魅せる」べきなのか? 熱が冷めきらないうちに、あらためて考察しておきたい。<br />
</p>

プロ野球・巨人“台湾進出”の目的は「陽岱鋼セールス」だけじゃない!? 12球団一括売り込みの障害は……

プロ野球・巨人台湾進出の目的は「陽岱鋼セールス」だけじゃない!? 12球団一括売り込みの障害は……の画像1
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 プロ野球・巨人が、主催する公式戦全71試合を日本テレビを通じて台湾で生中継すると明らかにした。

 巨人がクライマックスシリーズに進出した場合も、同じように生中継される力の入れようだ。今シーズンは日本ハムから台湾出身の陽岱鋼をFAで獲得したこともあり、台湾への売り込みを強化する形だ。

 今回、異国での生中継が決まった裏事情について、日本テレビ関係者は「広島カープや北海道日本ハム、東北楽天などが地元に密着してファン層を広げ、プロ野球の人気を押し上げる一方で、ファンの巨人離れは進んでいる。その打開策として、球団は台湾でのファン獲得に動いたようです。今回の放映権料は数千万円と、破格の安さ。人件費などを含めると、巨人にうま味はあまりない。どちらかというと、投資の側面が大きいですよ」と解説する。

 台湾で巨人の試合を流すことによって、東京ドームに来る来日観戦客の増加や、現地でのグッズ販売を伸ばしたいという考えがあるという。

 将来的には各球団ごとではなく、12球団協力して「日本プロ野球」という商品をタイ、ベトナム、フィリピン、ミャンマー、インドネシアなど東南アジアへ売り込みしていく方向だという。

「それにはまずは、放映権を12球団で一元的に管理できる仕組みをつくらないと、始まりません。放映権を一括して、東南アジアの放送局に売りさばくことができれば、爆発的に日本野球ファンは増える可能性も。そのお金で、選手の年俸もメジャー並みに上がるかもしれません。日本のプロ野球を夢見て、東南アジアの少年が数十年後に選手としてプレーすることも起こり得るでしょう。ただ現状、民放テレビ局との絡みで、セ・リーグの球団が足を引っ張っている。これを解消しないと前に進まない」(前出・日本テレビ関係者)

 12球団の幹部は、長期的な展望に立って海外への売り込みを積極的にしてもらいたいものだ。

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