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手品用品販売業者の「コイン加工」逮捕の不可解……マジックグッズ業界に広がる“賭博用グッズ”の闇

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『日テレNEWS24』より

 手品用のコインを違法に加工したとして、手品用品販売業者ら3人が逮捕された。警視庁によると、手品用品の製造や販売をしていた今田賢二、加藤昇、斎藤正司の3容疑者が、約500枚の100円硬貨を、両面とも同じ図柄の面に加工するなどして、ネット上などで売っていた疑い。

 警察関係者によると「お金、特に硬貨を加工すると、貨幣損傷等取締法という法律に違反して、1年以下の懲役か20万円以下の罰金となる」という。

「そのため手品に使用する場合、海外のコインを使用するというのがマジックの世界では常識で、その手の専門家である容疑者3人は、確信犯ではないかと見られる」(同・警察関係者)

 容疑者のひとりが運営していたと見られる手品用品販売店のホームページではコインを使った多数の手品が解説され、中には有名マジシャンのMr.マリックによるコイン手品も紹介されていた。気になるのは、その中で「イカサマコイン」として、ギャンブルのインチキ手法についても記載していたことだ。

 コインをはじいて表か裏かを当てる賭けをする際、「後で返すことを前提とした本当に小額の『賭け』にも使用できます!」とまで宣伝。「必ず最後に手品であることを告げて全額返金してください」との注意書きはあるものの、賭博に利用できることを暗に示しているのである。

 前出の警察関係者は「賭博に使うことを想定して売っていた可能性も出てくる」と話している。

「そうでないなら、問題にならない海外コインを使えばいいはずで、わざわざ違法である日本のコインを大量に加工したのは、何か別の理由があってもおかしくない」(同)

 実のところマジック業界では、かつて暴力団が行う違法賭博に使われる用具の細工に手を貸す“闇稼業“も存在していた。10年ほど前に引退した元・手品用品販売業の70代男性は「加工したインチキサイコロを1万個以上作った」と話している。

「サイコロだけじゃなくて、トランプなどのカードもかなり作った。表向きは手品用だけど、賭博用はかなり精巧に作る必要があって、その分、代金も高かったから、そっちが儲かった。もちろん紙幣や硬貨もやったことはあるけど、一度も捕まったことはない」(同・元販売業男性)

 容疑者らは加工した100円玉をネットオークションなどで1枚2,000円から3万円ほどで販売し、1年間におよそ100万円を売り上げていたということだが、男性にこの話をすると「その程度の利益なら、違法なことに手を出すはずがない」と言っていた。

「加工した100円玉なんて他でも売っている奴がいるから、大儲けなんかできない。賭博の連中に売る方が儲かる」(同)

 現時点では逮捕された容疑者らが違法な賭博に関わったという話はないが、闇のマジックグッズには手品以外の用途があるのも確かなようだ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

賭博疑惑で謹慎の俳優・遠藤要が『GRAY ZONE』で復帰も、エイベックスは契約更新せず? 地方で“ゲス不倫”疑惑も……

賭博疑惑で謹慎の俳優・遠藤要が『GRAY ZONE』で復帰も、エイベックスは契約更新せず? 地方でゲス不倫疑惑も……の画像1
『GRAY ZONE』(株式会社オールイン エンタテインメント)

「ようやく表舞台に復帰しましたが、それがよりによって映画『GRAY ZONE』の舞台挨拶とはね(苦笑)。周囲は“グレイ”ではなく“クロ”だと思ってるみたいですよ」(映画関係者)

 今年2月に違法賭博疑惑を報じられ、謹慎処分となっていた俳優の遠藤要。先月21日、都内で行われた映画『GRAY ZONE』の初日舞台あいさつに出席して仕事復帰となった。

「所属のエイベックスも『十分に反省したから』ということで謹慎を解除したそうですが、どうやら今年の契約は更新しないようですよ。もともと、この事務所は取り分が役者が9で事務所が1ということもあって、積極的に営業などはしないんです。それでもいいという人が所属しているんですけど、これだけ騒動を起こしたら違約金などもありますし、事務所としてはメリットがありませんからね」(芸能事務所関係者)

 今の芸能界は、何をやるにしても、とにかくスポンサー対応というのが最重要視されている。

「特に不倫や薬物、違法賭博などはイメージが悪いので敬遠されます。あの渡辺謙さんすら、不倫疑惑でCM降板ですから。遠藤さんは表には出ていませんが、地方ロケなどに行くと、今でも『俺、クローズ(ZERO)に出てたんだよ』と言ってナンパしているんです。奥さんも子どももいるのに、です。なので、いずれはそちら方面でもボロが出るだろうというのが業界の見方ですよ」(テレビ局関係者)

 そうなると、今後は舞台中心の生活になりそうだと、先の映画関係者は話す。

「実際問題、今後、彼を起用する人はいないでしょうね。まあ、昔の恩義を感じてる人とかくらいじゃないですか。もし、今の事務所と契約が切れても彼を拾う事務所もなさそうですしね。舞台だとそこまで制約はないので、比較的キャスティングしやすいのは確かですが。そんなときに、また違法賭博店なんかに行かないといいのですが……」(同)

 悪役を演じることが多かった遠藤だが、本当の“悪”に染まらなければいいのだが――。

プロ野球賭博本当の「地獄」、山本耕史の話題にのっかるフジ、二階堂ふみのNEXT彼氏の素性……週末芸能ニュース雑話

<p><strong>デスクF</strong> プロ野球賭博がまた叫ばれてるよ。今度は高木京介の賭博が明らかになったとか。</p>

<p><strong>記者Y</strong> 昨年末の騒動で一瞬下火になったんですがね。天下の「週刊文春」(文藝春秋)が、最初に発覚した3人のうち、笠原将生と松本竜也の独白を掲載して、また世間の関心を集めちゃいましたね。</p>

「逆境を跳ね返し優勝を」だと!? BS日テレ社長「野球賭博騒動」発言と“当事者意識”のなさ

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 またしても「野球賭博」で矢面に立たされてしまったプロ野球・読売ジャイアンツ(巨人)。昨年末に賭博行為が発覚した3人に加え、高木京介投手の賭博も明らかになってしまった。

 当然世間は呆れ果て、各方面からもバッシングの嵐。球界を代表するチームの“黒い霧”なのだから、責められるのも当然ではある。

 この再びの賭博発覚に際し、久保博球団社長が8日に記者会見を実施したのだが、その際「(開幕戦は)ぜひ参加させてもらいたい」と発言。ネット上では「もう解散でいい」「自粛しろ」「巨人のエゴが丸出しだ」など、否定的な意見が殺到。他球団との兼ね合いもあるので、出場しないというのもいろいろと大変なのは理解できるが……。

 とにもかくにも、今は何を語っても叩かれる状況の巨人。最高顧問である渡辺恒雄氏など3名の「権力者」が辞任したが、それだけでバッシングは収まらないだろう。そんな事態にもかかわらず、まさに「火に油を注ぐ」ような発言をしてしまった人物がいた。

 それが、BS日テレ(BS日本)の赤座弘一社長だ。赤座社長は9日の記者会見で、騒動について言及。賭博が発覚した高木投手に関しては「残念としか言いようがない。真相をきちんと解明し、早くチームを立て直してもらいたい」と、まずまず無難なコメントをしたのだが、問題はここからだった。

 赤座社長は「高橋由伸監督は逆境を跳ね返してチームの結束を固め、 ぜひ優勝に向かって進んでもらいたい」と語った。このコメントの違和感は、おそらく世間の大多数が覚えるところではないか。

 まず、今回の騒動は「野球」そのものではなく、選手たちの「間違ったギャンブル」という、試合に一切関係ない“犯罪行為”に関するもの。それを解決する前に「優勝」というフレーズを出すことは、お門違いもはなはだしいのではないか。

 何より、今の現状は“逆境”なのだろうか。監督に就任した高橋由伸自身にとっては確かに逆境という部分もあるかもしれないが、今回の問題自体は巨人というチームの“身から出た錆”。赤座社長は、世間からの非難を「逆境」だと思っているのだろうか。猛省してチーム自体が「試合自粛」しても違和感がないレベルの事件を引き起こしたにもかかわらず……。

 BS日テレは今年、巨人戦61試合を中継予定。その枠に穴が空くのが痛いのは十分理解できるが、球団社長すら「開幕をどう迎えるか」をわざわざ口に出すほどの状況を考えれば、不用意と表現せざるを得ない。

「巨人は上層部が腐っている」というのは以前からよく語られるところだが、読売グループ全体に危機感や当事者意識が薄いのかもしれない。このような事件も起こるわけである。

ダルビッシュ弟の逮捕で“野球賭博問題”はどうなる? 日本シリーズ終了で、新展開か

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 客に野球賭博をさせたなどとして、大阪府警捜査4課は27日までに、賭博開帳図利と常習賭博の疑いで人材派遣業ダルビッシュ翔容疑者ら2人を逮捕した。翔容疑者は米大リーグ・レンジャーズに所属するダルビッシュ有投手の実弟。

 翔容疑者らは、5月12~18日に開催された米大リーグ16試合と日本のプロ野球の28試合をめぐり、客から1口1万円、計約1,850口の申し込みを受けたほか、自らも野球賭博に参加した疑いが持たれている。

 捜査4課によると、客は勝敗やスコアを予想し、胴元の翔容疑者らに無料通信アプリLINEを使って送信。翔容疑者らは客が賭けた金の1割を利益として得ていたという。

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ダルビッシュ弟逮捕に野球賭博問題、さらには行方不明!? “闇”が支配するプロ野球の浄化はムリなのか

<p> 今、プロ野球界には、かつてないほどの不穏な空気が立ち込めている。</p>

<p> 27日、MLBテキサスレンジャーズ所属の投手・ダルビッシュ有の弟ダルビッシュ翔容疑者ら8人を、賭博開帳図利容疑で逮捕した。翔容疑者らは大阪・生野区のマンションなどで、大リーグや日本のプロ野球を対象に、知り合いに金を賭けさせていたとのこと。つまりは「野球賭博」の“オヤ”である。</p>

<p> プロ野球といえば、読売巨人軍の福田聡志、笠原将生、松本竜也の3投手が、野球賭博に関与していたことが明るみになったばかり。裏にはいわゆる“反社会的勢力”の存在も取りざたされているが、翔容疑者らは賭博を“仕掛ける”側として、1口1万円、計1,850口の申し込みを受けて賭博を開催していた疑いがある。<br />
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巨人・福田投手の野球賭博がテレビ界にも波及! 30代ディレクターに同様の“取り立て”あった

<p> プロ野球・巨人の福田聡志投手が賭博行為による謹慎処分となった件で、関係した人物A氏が以前、テレビディレクターにも同様の賭博を持ちかけ、トラブルになっていた可能性が出てきた。</p>

<p> 巨人が福田とともに笠原将生投手も謹慎処分とした5日の緊急会見によると、福田は8月、笠原の知人男性A氏から高校野球の勝敗を当てる賭けに誘われ、1日につき5~10万円を賭けていたが、負けが込み、甲子園大会終了後もプロ野球を対象にした賭けを続けた結果、百数十万円の損失となっていたという。9月に入ってA氏が取り立てを始め、30日には川崎市の読売ジャイアンツ球場にも現れたことから球団の知るところとなった。</p>

<p> 賭博への関与は野球協約の第180条「賭博行為の禁止及び暴力団員等との交際禁止」で、賭けをしたり常習者との交際があった場合、1年間または無期限の失格処分が定められている。そもそも刑法でも、50万円以下の罰金や、常習者であれば3年以下の懲役などが罰則として定められる犯罪行為だ。<br />
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