ストーカー事件続発の裏で……SNS“悪用”を推奨する女性誌の罪
千葉県在住の20代男性に「好きだ」「愛してる」「新婚旅行は北海道一周したい」などのメールを3日間で80通以上も一方的に送りつけた疑いで、千葉・我孫子市の無職42歳、中村弘美容疑者が逮捕された。容疑者は調べに対し「好きだからメールをたくさん送った」と容疑を認めているという。
中村容疑者は、男性が勤務する会社に客として訪れたのがきっかけで、男性の通勤時などに現れるなど、およそ4…
「雑誌」の記事一覧(3 / 4ページ)
千葉県在住の20代男性に「好きだ」「愛してる」「新婚旅行は北海道一周したい」などのメールを3日間で80通以上も一方的に送りつけた疑いで、千葉・我孫子市の無職42歳、中村弘美容疑者が逮捕された。容疑者は調べに対し「好きだからメールをたくさん送った」と容疑を認めているという。
中村容疑者は、男性が勤務する会社に客として訪れたのがきっかけで、男性の通勤時などに現れるなど、およそ4…
「まんがタイムきららミラク」2017年12月号(芳文社)『桜Trick』や『幸腹グラフィティ』など、多くのアニメ化された作品を掲載していた芳文社の4コマ漫画誌「まんがタイムきららミラク」が、16日に発売された12月号で休刊することを発表し、注目を集めている。
同誌は2011年に「まんがタイムきらら」増刊号として創刊の後に独立。「きらら系」各誌の中では、ストーリーを重視する独自色を展開していた。
多くの作品がアニメ化される有力雑誌であったにもかかわらず、休刊に至った背景にあったのは何か。事情を知る業界関係者が挙げるのは「人手不足」である。
「最近、幾人か辞めたという話を聞いていましたから……本当に人が足りていないんでしょうね」(業界事情に詳しい編集者)
出版界でも業績は安定している芳文社だが、やはり人材は流動的。キャリアアップを目指す編集者には、また別の会社へと転籍していく人が常にいるもの。それが重なってしまったことが休刊の原因ということらしい。
しかし、仮にも商業出版している雑誌で、人手が回らないなんてことはあるのだろうか。
「やはり、雑誌が増えすぎたのが原因でしょう。正直、ちょっと統廃合して整理しないと読者も混乱していると思われていたところに、人手不足は、いい機会だったんでしょうね」(同)
確かに「まんがタイム××」というタイトルの雑誌は「きらら」系列だけで「きらら」のほか「きららMAX」「きららキャラット」「きららフォワード」、さらにWebの「きららベース」に「ミラクWEB」。正直、毎号買っている読者でも、自分が買っている雑誌がどれだったのか混乱しそうな勢いである。
おまけに、発売日も「ミラク」は毎月16日。「MAX」は19日。いや、確かにややこしい。
ちなみに、大人向け四コマ雑誌の「まんがタイム」のほうは「きらら」系をしのぐ、定期刊行6冊。よく混乱しないものだと感心するが……。
(文=四コマ取材班)
「週刊プレイボーイ」2017年 10/16号(集英社)「これはヤバイだろうと思っていたら、案の定、悲惨な結果になったようですね」
さる出版関係者がこう語るのは、10月2日発売の「週刊プレイボーイ」(集英社)のこと。創刊51周年に突入する記念月間のトップとなる号の表紙&グラビアに、女優でモデルの水原希子が登場。しかも巻頭全ページ&センターグラビア増ページ、両A面ポスターの付録までついていたのだが……。
「今回のグラビアはロサンゼルスで撮影されたもので、水原側の気合は相当なもの。『単にセクシャルなだけでなく、後から見返した時に宝物になるような写真が撮れたら』という彼女の決意を聞いた編集部は、なんと41ページという異例の大ボリュームでグラビア掲載を敢行。前半はビルの屋上で、お尻の見える超ミニスカートを披露し、後半はほぼスッピン状態でのベッドシーンや手ブラ、屋外や車内での水着姿などで構成されています。さらに、51周年目を飾る屋外広告にも、水原が起用されているんです」(週刊誌編集者)
まさに、水原の水原による水原のための特別号とあって、編集部も売り上げアップに絶対の自信を持っていたのだろう。
「しかし、結果は実売率が40%にも届かない大爆死となった模様です。『週プレ』といえば、表紙&巻頭グラビアが最大の売り物で、雑誌の命運も、ほぼそこに懸かっている。この号のコンビニや書店での売れ行きデータを見ると、乃木坂46の人気メンバーが起用された時とは20~25%近く、小倉優香ら人気グラドルの号と比べても5~10%近く低い数字です」(前出・出版関係者)
創刊月の記念号1発目で勢いをつけたかった編集部も、さぞかしガッカリしたことだろうが、最近の水原はネガティブな話題に事欠かかない。
「10月9日のインスタグラムに、今回のグラビア掲載用に撮影された写真の一部をアップしたところ、『下品』『汚い』『美しくないものを見せるな』などと罵詈雑言を浴びて大炎上。8月にもトイレ中の画像を載せて批判されたほか、一部のアンチから差別的な発言をされるなど、いまや完全に“炎上女王”と化している。本業もパッとせず、9月16日に公開された出演映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』は初週6位で、3週目からは圏外に転落しています」(芸能ライター)
世間の水原アレルギーは、「週プレ」の想像以上だったようだ。
<p> さて、前回(リンク)に引き続き話題は「イカ天」である。</p>
<p> この番組を中心としたムーブメントについては、拙著『1985-1991 東京バブルの正体』(MM新書)でも多くのページを割いて執筆した。というか、途中からページが足りないので、編集者と相談してページ数を調整して、増やしてもらった。</p>
<p> それでも、まだ書き足りない。</p>
<p> この時代のバンドの音楽史的な位置については、専門の書き手がいるだろうから、そういう人たちの文献を参考にするといい。</p>
<p> 5月に上梓した『1985-1991 東京バブルの正体』(MM新書)は、ことのほかに話題となり、派生してさまざまな依頼もあり、ありがたいことこの上ない、今日この頃。</p>
<p> とはいえ、新書のページ数ゆえに、けっこうな部分を削除せざるを得なかった。というよりも、実際に本に記述したのは取材や調査で知った事実の十分の一程度か。まだまだ、書きたい衝動の収まらぬ事どもは、山の様にあるという具合である。</p>
「月刊実話ドキュメント」(ジェイズ・恵文社)今年3月に休刊したヤクザ雑誌「月刊実話ドキュメント」が10月号から復刊した。休刊は珍しくないご時世だが、約半年でスピード復刊したのは異例の話。今回の復刊は、休刊前に発行元だったジェイズ・恵文社が新たな発売元となり、編集部の態勢はそのままで再スタートとなったようだ。
同誌が休刊となった理由にはいろいろな臆測が飛び、警察による圧力説なども浮上していた。しかし、事情を知る出版関係者は「編集者は周囲への影響を考えてハッキリ理由を言っていませんが、警察からの圧力だったら復刊はできません。ただ、ヤクザへの風当たりの強さが影響したことはあった様子」だという。
「4年前、出版社が竹書房からマイウェイ出版に変わったときも、その理由は竹書房が銀行から融資を受ける際、『ヤクザ雑誌はやらない』という条件が出されたという話でした。今回も別の出版社との交渉もあったようですが、やはり交渉先から『ヤクザ雑誌はダメ』で白紙になったりもしたそうです」(同)
「実話ドキュメント」は、かつて竹書房やマイウェイ出版から発行されていた創刊34年のヤクザ雑誌で、暴力団や右翼団体の動向を専門的な視点で追うのがメイン。創刊時の1984年は、山口組と一和会による暴力団抗争「山一抗争」があって大ヒットを飛ばした。二代目の編集長はいまや芸能レポーターとして活躍する井上公造氏。竹書房が同誌を手放したのは、「銀行の融資が必要なくらい、出版社の経営が厳しかったということでは」と関係者。
「当時の竹書房には『ドキュメント』のほか、もう一誌『実話時報』という社内制作のヤクザ誌もありましたが、そちらはアダルト系雑誌にリニューアルさせられていましたからね」(同)
ヤクザ雑誌はあくまでヤクザの動きを伝えるもので、ヤクザと交遊があるメディアではないのだが、休刊は暴力団追放のご時世の悪影響を受けたということなのだろうか。
「ただ、復刊できたことに関しては、取次の力添えもあったと思います」と関係者。
出版社、書店がバタバタと倒産している出版界では、新規参入することはかなり難しく、よほどしっかりした経済的背景があるか、確実に売れるというプランを示さない限り、本を流通させる卸売業者、いわゆる「取次」が首を縦に振らないという。
「そんな中で復刊できたということは、取次が『実話ドキュメント』をそれだけ評価したということでしょうね。実際、復刊部数は休刊前のものを維持しているともいわれていますし。今、雑誌の売り上げは書店よりコンビニの方が大きいですが、本だけを売る専門店である書店と、売れるものだけ置くコンビニとでは、本に対する扱い方が根本的に違います。コンビニは本が売れなければ、その売り場に弁当やジュースを置いた方が良い、とすら考えるもの。そうなれば取次には大打撃なので、コンビニで少しでも売れそうな商品は残そうとしてくれます。『実話ドキュメント』は書店よりもコンビニでの売り上げが大きい雑誌と聞きますから、そこが復刊の決め手になったのでは」(同)
ヤクザ雑誌は暴力団と警察、ともに取材しにくい対象を相手にしながら、出版社や銀行にまで冷たくされる風当たりの厳しい雑誌だが、それでも復刊に漕ぎ着けられたということは、世間のヤクザへの関心はまだ需要があるということでもある。
「でも、それも編集部が細々やっているから続けられているだけで、大儲けできているわけではないでしょう」と前出関係者。
「この業界、昔は実売率が7割を切ったら社長に怒鳴られてました。それが今では、4割売れただけでも御の字。本は委託販売のみですから、出荷した商品の半分以上が平気で返ってきちゃう。それでもなんとか利益を出すには、自分たちの給与や取材経費などを抑えながらやっていくしかないでしょう。お金以外のモチベーションがないとやれないですよね」
この復刊の直後、任侠山口組の織田絆誠代表が銃撃されるという事件が発生した。その犯人として、神戸山口組の直系組員が指名手配され、神戸山口組本部が兵庫県警によって家宅捜査されている。こうした動きがあるとヤクザ雑誌の取材力に期待する向きもある。
復刊した同誌の中身はほぼ休刊前そのままで、新たに片岡亮氏による格闘技連載、三垣篤稔氏による競馬連載などが加わった。公式ブログやツイッターなどもないアナログな「実話ドキュメント」、その古きスタイルには昭和ヤクザに共通するような香りも漂う。
(文=高山登/NEWSIDER)
<p> 何かと地方取材に行く機会が多い、今日この頃。どこの地方でも必ず、都会の喧噪を逃れて移住してきた人には出会うものである。</p>
<p> 最近は、地方の自治体が移住者を求めて、広く門戸を開く、いうケースも増えてきた。けれども、移住には覚悟が必要なもの。単に、都会に疲れて逃げてきたような人に、地方の狭い人間関係やしきたりは厳しい。そうして、せっかく移住した地域を恨んで姿を消す人も絶えない。</p>
<p> これだけさまざまな情報が飛び交い、移住のために最低限必要なことがわかっている時代であるにもかかわらず。</p>
<p> タイトルで「どっち」と書いたけれども21世紀の今、ほぼ決着がついているのは、ご存じの通り。</p>
<p> 多摩地域のボロ負けである。</p>
<p> その名前の通り、まるで神殿のような街が建設されたパルテノン多摩は陳腐なものになってしまった。そして、高度成長期以降、多くの人々が夢を抱いて住んだ多摩ニュータウンは、もはや完全なオールドタウン。歩道と車道の完全分離のように考え抜かれた都市計画も、いざやってみると夜道が危ないなどの危険ばかりを生み出した。</p>
「sweet」2017年9月号(宝島社)電子出版市場が好調の一方で、雑誌の落ち込みはさらに続く。そんな2017年上半期の出版市場の状況が明らかになった。
出版科学研究所の発行する「出版月報」7月号に掲載された2017年上半期の分野別動向によれば、紙の出版物全体では販売金額は7,281億円で前年同期比5.5%減。うち雑誌の販売金額は、3,327億円で8.5%という大幅な減少となっている。
中でも注目されるのが「週刊少年ジャンプ」(集英社)の部数減少。昨年末に200万部を割った同誌は、年明けから一気に部数を減少し、180万部台まで縮小するに至っているのだ。
コミック誌では、「月刊flowers」(小学館)が、萩尾望都の『ポーの一族』の新シリーズの連載で部数を大きく伸ばしたことを除けば、軒並み減少が続いている。「ちゃお」(同)は、4月号で自走式ロボット掃除機を付録につけるという手に打って出て完売となったが、発行部数そのものは減少している。
この、豪華な付録がつくと売上が伸びる現象は、ほかのジャンルでも同様。女性ファッション誌では「KERA!」(ジェイ・インターナショナル)などが休刊する一方で、付録が豪華な「sweet」(宝島社)などは好調である。
この付録商法で部数を競い合っている女性誌だが、中でも注目したいのが「美人百花」(角川春樹事務所)である。この雑誌、毎号の付録がすべてケースの類いなのである。
最近の号を見てみると、7月号は「アレクサンドル ドゥ パリのミニ財布」、8月号は「ジル スチュアートのマルチブラシケース」、9月号は「メゾン ド フルールのマルチアクセサリーケース」と続いている。興味のない人にはまったく意味不明だろうが、この雑誌が扱うスタイルのファッションを求める女子にとっては付録が十分に購入動機になる雑誌のようである。今さらではあるが、半ば雑誌本体のほうがオマケになっている感は否めない。
このジャンルを除けば、雑誌は軒並み不調である。男性誌もアダルト誌も市場は縮小。週刊誌系でも「AERA」は1割前後落ち込んだことが指摘されている。
どうも雑誌は、さらに淘汰される時代へと入っているようだ。
対して、伸びは鈍化したものの前年同期比で21.5%も伸びたのが電子出版市場である。ただ、伸びたとはいえ、まだ規模は小さく、販売金額は1,029億円に過ぎない。この内訳をみると、コミックが777億円。書籍が140億円。雑誌が112億円となっている。
以前と変わらず、電子出版の市場の大半はコミックによって支えられているという構造。今後、電子出版がどのように普及していくかは、まだ不透明といえるだろう。
こうした中で、もっとも変化を見せているのは出版流通である。雑誌の低迷による輸送量の減少によって、出版取次では土曜日に書店に本の配送を行わない土曜休配日を、昨年より8日多い13日に増やしている。
また、Amazonでは各取次で在庫していない書籍を日販が出版社から取り寄せる「日販バックオーダー発注」を6月末で停止。出版社への直取引の強化を始めている。
こうした流通の変化によって、実際の雑誌・書籍のあり方はどう考えていくのか。いまだ、明確な答えを持つ人はいない。
(文=昼間たかし)
<p>「パソコン通信で、彼女ができる!!」</p>
<p> ああ、これを読んでパソコン通信を始めたヤツもいたんだろうなあ~。そんな感慨に耽ってしまう記事が掲載されているのが「スコラ」1989年5月25日号。</p>
<p> この記事読んでいるだけで、ホントにパソコン通信を始めたら彼女ができるんじゃないかというほどにテンションが高い。なにしろパソコン通信を「電脳空間に広がる一大ナンパワールド」と煽り、こんなふうに誘惑する。</p>
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