「ドラマ」の記事一覧(58 / 140ページ)

桂正和の伝説的コミック『I”s』実写化へ 瀬戸一貴役は『ひよっこ』出演中の岡山天音

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ユニマテ公式サイトより

「今、彼は昔の濱田岳さんがいたポジションにスッポリはまってる感じですね。とにかく芝居の評判がよく、主役の邪魔をしないともっぱらです。スタッフだけでなく出演者からの評判も上々なので、今後も仕事に困ることはなさそうですよ」(ドラマスタッフ)

 朝のNHK連続テレビ小説『ひよっこ』に出演中の岡山天音。

「09年にNHKの『中学生日記 シリーズ・転校生(1)~少年は天の音を聴く~』でデビューして以来、主演こそありませんが、たくさんの映画やドラマに出演してきました。そこで培われた演技力で、今では主演より忙しいと言われるくらい各方面から引っ張りだこになっています」(芸能事務所関係者)

 そんな岡山がデビュー作以来の主演作品を射止め、今月末から撮影に入るという。

「その作品が、あの『週刊少年ジャンプ』(集英社)で絶大な人気を誇った桂正和先生の『I”s(アイズ)』なんです。岡山さんは主演で瀬戸一貴を演じます。放送はBSスカパー!なのですが、話題になることは必至です。撮影は9月末から12月と長期で、放送は来年を予定しています。主演の岡山さん以外はまだ決まってないところも多いのですが、ヒロインは原作でも際どいシーンが多かっただけに、グラビア系の人が務めるんじゃないでしょうか。とにかく、ここで結果を残せば地上波でも主演というのが見えてくるかもしれません。それこそ、濱田岳さんのようにCMにも多く出る可能性もあります。ただ、原作が相当な人気作品なだけにこれでコケると変なイメージがついてしまうかもしれませんね」(広告代理店関係者)

 ひとまず、『I”s』の仕上がりが楽しみだ。

『コード・ブルー』で初“月9”飾った馬場ふみか「本格女優路線」で、ヌードの可能性は?

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ネイムマネジメント公式サイトより

「すでに業界では“第2の小池栄子”と呼ばれてますよ。グラビア上がりと思ってる人が多いですが、実は劇団で子役の経験があるので、周囲の期待値は高く、今ではドラマのキャスティング候補には必ず名前が挙がるほど、引く手あまたになっているようです」(ドラマスタッフ)

『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-THE THIRD SEASON』で、フジテレビの“月9”に初出演した馬場ふみか。同作では、自信過剰な看護師の役をクールに演じた。

「確かにグラビア活動が多いですが、この役をオーディションで勝ち取ったように、演技の評判は相当高いです。彼女が所属する事務所はモデル事務所としては有名ですが、女優となると、彼女のほかにはほとんどいません。今はギャラも安く経験を積んでいる時期ですが、すでに大手プロダクションの中には、引き抜きができるかどうか動いているところもあるようです」(芸能事務所関係者)

 彼女のライバルとしては、同じグラビアを主戦場とする佐野ひなこや柳ゆり菜、浅川梨奈らがいるという。

「ただ、彼女の場合はもともとが女優志望なので、グラビアはこのままフェイドアウトする可能性も高いですね。いい映画で、賞が狙えそうな作品だったらヌードになる可能性も全然あると思います。その辺の恥じらいはまったくないと聞いてますよ。そういう意味では、小池さんを抜く逸材であることは間違いないですね」(映画関係者)

 いつの日か、水着を脱ぐときが来るかもしれない。

高視聴率を絶対厳命!?『ドクターX』初顔合わせにテレ朝の重鎮が大挙も、主演・米倉涼子は素知らぬ顔で……

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「初顔合わせのときは、さすがにテレ朝の社長は来ませんでしたが、ドラマ部の制作部長をはじめ、局のお偉いさんたちが多数来ていましたね。みなさん、はっきりと口には出しませんでしたが、視聴率トップをお願いするような雰囲気は出していましたよ」(芸能事務所関係者)

 10月クールから始まる米倉涼子主演のドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)。第4シーズンまでの平均視聴率が21.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、昨今のドラマの中ではズバ抜けて高い数字を残している。

「昨年の民放ドラマ1位ですから、当然、今作にかかる期待も大きいのは、米倉さんもわかっているのですが、当日は『みなさんの芝居をぶつけあって、本当に楽しみましょう!』と、上層部の心配にも素知らぬ顔で出演者のみなさんに伝えてましたね。西田敏行さんも、米倉さんの舞台『シカゴ』を観劇した後だったので『どんどん進化する涼子ちゃんを、どうやってイジメてやろうかと。早く芝居がしたくなったよ』と周囲を笑わせてました。相変わらず雰囲気はいいですし、脚本も抜群に面白いので、今クールトップは間違いないでしょう」(番組スタッフ)

 すでに“視聴率女王”の名をほしいままにしている米倉だが、ここで20%近くの数字を残せば、それも盤石のものとなる。

「今、彼女に対抗できる女優さんといえば宮沢りえさん、天海祐希さん、篠原涼子さんあたりでしょうか。映画メーンの女優さんも多いですが、篠原さんは今クールで“月9”に出演するので、ある意味直接対決になります。ここで圧勝することにもなれば、今後のドラマ界では米倉さんがダントツという評価になりそうですね」(テレビ誌記者)

 まずは初回の視聴率が、どれだけいくのか楽しみだ。

大河の撮影と並行して、3週間の舞台出演も……NHK『西郷どん』主演・鈴木亮平は大丈夫か

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鈴木亮平 オフィシャルブログより

「すでに大河の撮影は始まっているのですが、同時に10月の舞台稽古も始まっているんです。大河の撮影をやりながら主演舞台も……というのは前代未聞で、かなりの過密スケジュールになるのは間違いないです。鈴木さんが体調を崩さなければいいのですが……」(NHK関係者)

 来年1月7日スタートのNHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』で主演を務める鈴木亮平。民放の連続ドラマで主演を務めたことがない俳優が、いきなり大河ドラマで初主演を飾る異例の抜てきとなった。

「一部報道にもあったように、主演は最初、堤真一さんの予定だったのですが、断られて鈴木さんに白羽の矢が立ちました。もともと、鈴木さんは舞台の予定が先に入っていましたが、そこは、ここ10年で大河主演俳優を一番多く出しているホリプロですから、ノウハウがあるとNHKも考えたんでしょう。演技力に関しては疑う余地はないですからね」(芸能事務所関係者)

 鈴木が主演を務める舞台『トロイ戦争は起こらない』は、10月5日から22日までと、約3週間もの間公演される。

「当然、その間は大河の撮影はほぼできません。以前、宮崎あおいさんが主演した大河ドラマ『篤姫』のときに、主演映画『少年メリケンサック』の撮影を同時にやっていたのですが、こちらは映画だったので撮影時間をかなり調整してもらって大河の撮影と並行していました。それでも、宮崎さんのスケジュールは相当ハードで、心身共に疲れている様子でした。舞台となるとそれ以上でしょうし、いくら体力的に余裕がある鈴木さんといえど、かなり大変だと思うんですけどね」(舞台関係者)

 何ごともなく来年1月の放送を迎えることができるのだろうか――。

朝ドラ『ひよっこ』時子役の佐久間由衣 井上真央主演『明日の約束』出演でブレークなるか?

朝ドラ『ひよっこ』時子役の佐久間由衣 井上真央主演『明日の約束』出演でブレークなるか?の画像1
プラチナムプロダクション公式サイトより

 現在放送中のNHK連続ドラマ小説『ひよっこ』で、主人公・谷田部みね子(有村架純)の幼なじみ・助川時子役を演じて注目を集める佐久間由衣が、10月期の井上真央主演ドラマ『明日の約束』(フジテレビ系/火曜午後9時~)にレギュラー出演する。

 同作は、主演の井上にとって、2015年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』以来、約2年ぶりのドラマ出演で、所属事務所を移籍してからは初となる。

『明日の約束』で、井上は高校のスクールカウンセラー・藍沢日向役を演じる。ある日、日向は、男子生徒の吉岡圭吾(遠藤健慎)から告白されるが、その翌日、圭吾が不可解な死を遂げる。この世でいちばんナゾが残る死の原因を、日向が究明していくオリジナル・ヒューマンミステリー。そのほかのおもな出演者は仲間由紀恵、及川光博、手塚理美、工藤阿須加、白洲迅、新川優愛、羽場裕一ら。脚本は『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系)、『スミカスミレ 45歳若返った女』(テレビ朝日系)、『S-最後の警官-』(TBS系)などを手掛けた古家和尚氏が担当する。

 そんな中、佐久間が演じる白井香澄は、急死した圭吾の幼なじみで、2年前に高校を中退し、ダンスサークルに所属しながら、スーパーマーケットでアルバイトをしている少女。中退後も圭吾と連絡を取り合っていて、彼の秘密と死の原因を唯一知っているかもしれないという、物語のカギを握る人物だ。

 佐久間は13年にファッション雑誌「ViVi」(講談社)の専属モデルとなり、14年に女優業に進出。15年11月から12月に放送されたフジテレビ系連続ドラマ『トランジットガールズ』では、伊藤沙莉とW主演を務めた。今年4月の『ひよっこ』出演とともに注目を集め、結婚情報誌「ゼクシィ」の10代目イメージガールに選ばれた。172センチの長身とプロポーションのよさが売りだ。

 近年、有村、福士蒼汰、高畑充希、東出昌大、山崎賢人、菅田将暉、ディーン・フジオカ、吉岡里帆らのように、朝ドラでの脇役出演をきっかけに、若手女優・俳優がブレークするケースが多くなった。『ひよっこ』では、みね子の最初の恋の相手で、同じアパート「あかね荘」に住む慶応ボーイ・島谷純一郎を演じた竹内涼真の人気が急上昇。7月期の日本テレビ系連続ドラマ『過保護のカホコ』(高畑主演)では、準主役に抜擢を受け、その存在感を示したばかり。

 佐久間は『明日の約束』でのチャンスをモノにして、竹内に続いて、ブレークを果たすことができるか注目されるところだ。
(文=田中七男)

もうフジで主演は無理? 大コケ『セシルのもくろみ』現場で声を荒らげた真木よう子「まだ撮るの!?」

もうフジで主演は無理? 大コケ『セシルのもくろみ』現場で声を荒らげた真木よう子「まだ撮るの!?」の画像1

「結局、1話打ち切りで終わりましたが、主演を務めた真木さんは今後、フジテレビで主演することはないかもしれませんね。途中までは真木さんに同情の声もあったんですけど……」(ドラマスタッフ)

 真木よう子が主演を務めたドラマ『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)。全話平均視聴率は4.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、ここ数年の木曜22時のドラマの中でも断トツの最低視聴率を更新した。

「フジテレビとしても、想定外の数字でしたよ。絶対に低視聴率間違いなしと言われた香里奈さんの『嫌われる勇気』ですら6.5%を取りましたからね。いかに真木さんの数字が低いかわかります。ただ、撮影の序盤は台本が上がるのも遅くて、1話を1週間かけて撮るスタイルだったので、多忙な出演者のみなさんは、みんなカリカリしてましたね」(フジテレビ関係者)

 実際、現場での真木の様子は、いつも以上に神経質だったという。

「数字が最初から悪かったこともあって、制作側もなんとか試行錯誤してよくしようとしたのですが、それが完全に裏目に出た感じですね。主演の真木さんはじめ、みなさん早く撮り終わりたいのに、監督は粘るところは粘ってましたからね。思わず真木さんも『もういいよ! まだ撮るの!?』って声を荒らげるシーンも、一度や二度じゃありませんでした。放送前にはドラマをPRする“土下座動画”をTwitterに投稿するなど、体を張って主演の務めを果たそうとしてきましたが、いろいろな歯車が狂ってしまったんでしょう。フジとしても2ケタ近く取ればスピンオフの話もあったそうですから、本当に全員の“もくろみ”が外れてしまったのかもしれません」(芸能事務所関係者)

 ある意味、真木よう子も被害者だったのかもしれない。

朝ドラ『わろてんか』ヒロインは“ヤクザとズブズブ”!? NHKが「大胆に再構成」を強調するワケ

朝ドラ『わろてんか』ヒロインはヤクザとズブズブ!? NHKが「大胆に再構成」を強調するワケの画像1
NHK公式サイトより

 10月2日スタートのNHK連続テレビ小説『わろてんか』について、ネット上では「どこまで踏み込んで書くのか?」と注目する声が相次いでいる。

 同作は、吉本興業の創業者で、日本で初めて「笑い」をビジネスにした女性・吉本せいの生涯をモデルにしたドラマ。京都の老舗薬種問屋に生まれたヒロイン・てん(葵わかな)が、夫で芸人の藤吉(松坂桃李)と共に日本中の人に笑顔を届けようと奮闘する姿を描くという。

 脚本は、ドラマ『働きマン』(日本テレビ系)や、映画『ホットロード』を手掛けた吉田智子氏が担当。今月20日の定例会見で、NHKの木田幸紀放送総局長は「『わろてんか』で朝から大いに笑っていただいて、エネルギーを充填していただきたいと思います」と自信をにじませた。

「モデルとなったせい夫婦は、山口組とズブズブ。吉本興業は、初代組長の山口春吉との密接な関係があったからこそ大阪で成功し、2代目の山口登のおかげで東京進出に成功したことで知られている。そのため、『わろてんか』の制作発表時から、一部で『どこまで現実に沿って描かれるのか?』と話題になっていました」(芸能記者)

 案の定とも言うべきか、『わろてんか』の公式サイトには現在、「※ドラマは実在の人物群をモチーフにしていますが、その物語は一人の女性が愛と笑いと勇気をもって懸命に生きる一代記として大胆に再構成し、フィクションとしてお届けします」の注意書きが見受けられる。

「現実とかけ離れているとツッコまれないためか、NHKはフィクションであることを強調。ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝氏をモチーフにした朝ドラ『マッサン』にも、『リアリティがない』との声が上がりましたが、『わろてんか』も同様にオリジナルストーリーが中心だとか。吉本興業としても、島田紳助の引退で『もう真っ白』であることを強調して数年しか経っていませんから、ここでわざわざ蒸し返されたくないでしょう」(同)

 ファミリア創業者をモデルにした『べっぴんさん』や、暮しの手帖社の創業者をモデルにした『とと姉ちゃん』など、実在の人物をモチーフにした作品が多い朝ドラ。その中でも『わろてんか』は、特にオリジナル要素が強そうだ。

10月クールのドラマはテレビ朝日の“独り勝ち”!? 『科捜研』『ドクターX』『相棒』投入の盤石ぶり

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テレビ朝日『ドクターX~外科医・大門未知子~』番組公式サイトより

「10月クールのドラマがもうすぐ始まりますが、このクールはテレ朝の独り勝ちになるんじゃないかともっぱらです。米倉涼子さん主演の『ドクターX~外科医・大門未知子~』に加えて、『相棒』、『科捜研の女』と3本柱が投入されますからね。3本の平均視聴率は20%近くいくでしょうね」(テレビ局関係者)

 10月クールで第5シーズンを迎える米倉涼子主演のドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)。第4シーズンまでの平均視聴率が21.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、昨今のドラマの中ではズバ抜けて高い数字を残している。

「テレビ朝日は“ドラマのテレビ朝日”にするために、ある程度数字を残した作品はどんどん続編を制作していくそうです。早くて1年に1回、遅くても2年に1回のペースでやるとのこと。今年の4月にシーズン2が放送された天海祐希さん主演の『緊急取調室』も再来年の4月クールでの放送が、すでに決定したようです。『相棒』以外は、女性が主役の作品が人気を得る傾向があるようですね」(芸能事務所関係者)

 その“ドラマのテレビ朝日”を支えているのも、また2人の女性脚本家だという。

「それが、『ドクターX~外科医・大門未知子~』の中園ミホさんと、『緊急取調室』の井上由美子さんです。他にも優秀な脚本家を抱えていて、まず脚本が抜群に面白いのが、テレビ朝日のドラマの特徴です。医療ドラマ、刑事ドラマが多いのも特徴で、この路線はテレビ朝日の得意ジャンルみたいになってますね。テレビ朝日には優秀なプロデューサーもたくさんいて、優秀な人がいたら制作会社から引っ張ってテレ朝の社員にすることもありますからね。どこかの局みたいにコネで入るってことがあまりないのがいいのかもしれませんね」(ドラマスタッフ)

 まずは『ドクターX』の初回視聴率に注目だ。

映画化決定の山下智久『コード・ブルー』に「脚本家戻せ」の大合唱! “安達版”が不評のワケ

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 2018年公開に映画版が公開予定の『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~』に対し、同シリーズのファンから「脚本家を戻せ」との声が相次いでいる。

 18日に最終回が放送されたフジテレビ系“月9”ドラマ『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』は、全話平均視聴率14.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。これは、7月期民放ドラマにおいて、断トツのトップだ。

「フジはこの数字に気をよくし、早い段階で映画化を決定。宮内正喜新社長も一部スポーツ紙のインタビューで、同作のヒットで局内に『活気が出てきた』と語っている。確かに、数字的には『コード・ブルー』シリーズの需要の高さを証明する形となったものの、同時に質の低下が従来のシリーズのファンを落胆させたのも事実。3rdシーズンは明らかに『コード・ブルー』の良さが打ち消されていたため、映画版にも不安が過ぎります」(テレビ誌記者)

『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』は、2010年に全話15%超えを記録した2ndシーズンから、約7年ぶりの復活。山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介という当初からの主要キャストが再集結したほか、Hey! Say! JUMP・有岡大貴、成田凌、新木優子、馬場ふみかが加わり、キャストの若返りが図られた。

 また、脚本家を『医龍-Team Medical Dragon-』シリーズや『救命病棟24時』シリーズで知られる林宏司氏から、『失恋ショコラティエ』や『リッチマン、プアウーマン』(全てフジテレビ系)を手掛けた安達奈緒子氏に変更。映画版のスタッフはまだ発表されていないものの、引き続き安達氏が手掛ける可能性は高そうだ。

「安達氏は恋愛ドラマのイメージが定着していることもあり、放送前から『コード・ブルー』ファンは不安を吐露していた。案の定、放送が始まると、病院内の人間ドラマが中心となり、『さっさと、ドクターヘリ飛ばせ!』とファンの不満が爆発。特に、戸田演じる医者と患者の不倫をほのめかすような恋愛展開には、『恋愛要素いらない』『林さんなら、こんなことには……』といった声が相次ぎました」(同)

 とはいえ、数字的には大成功。この調子なら、映画版もヒットしそうに思えるが……。

「ネット上では、『脚本家戻さないなら、見に行かない』という声も目立ち、果たしてお金を払ってまで安達版『コード・ブルー』を見たいのか? という点は不安要素とも……。安達氏は、中高生をターゲットにした恋愛映画『ひるなかの流星』を手掛けたことはあるものの、やはり医療など専門的な分野となると弱い部分も見える。一方、林氏は 大森南朋主演の社会派ドラマ『ハゲタカ』(NHK)が高評価を得、映画化させた実績もありますから、やはり林氏に戻すほうが賢明では?」(同)

 数字とは裏腹に、厳しい声が寄せられている『コード・ブルー』。フジに視聴者の声は届くだろうか?

最終回6.0%の『僕たちがやりました』 原作以上の残酷さに痺れる「物語が主人公を救わない」物語

<p> この8月で29歳になった窪田正孝が高校生役を演じることに「無理がある」とか「ない」とかいう話題も、すっかり懐かしくなった『僕たちがやりました』(フジテレビ系)も最終話。このドラマに関しては、気に食わない人は徹底的に気に食わなかったようで、視聴率は今回も6.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と前回の第9話を下回りました。</p>

<p> で、結論から言えば、面白かったです。面白かったという感想を前提に、話を進めます。</p>

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