「ドラマ」の記事一覧(68 / 140ページ)

向井理……主役は当分無理!? 『神の舌を持つ男』に続き、自ら企画した映画『いつまた、君と』が壮絶爆死!

向井理…主役はもう当分無理!? 『神の舌を持つ男』に続き、自ら企画した映画『いつまた、君と』が壮絶爆死!の画像1

 6月24日に公開された、尾野真千子と向井理のW主演映画『いつまた、君と~何日君再来~』が「週末観客動員数ランキング」(興行通信社の調べ)で初登場7位を記録。邦画では、3週目の藤原竜也&伊藤英明主演『22年目の告白―私が殺人犯ですー』(1位)、上戸彩主演『昼顔』(3位)、2週目の滝沢秀明主演『こどもつかい』(5位)に大きく水をあけられた。

 本作は、向井の実の祖母の手記を、向井自身が企画に携わり映画化した作品。監督は映画『60歳のラブレター』(2009年)、ドラマ『偽装の夫婦』(日本テレビ系、15年)などの深川栄洋、脚本は向井が出演したNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』(10年)、NHK大河ドラマ『八重の桜』(13年)などの山本むつみが務めた。13日に亡くなった野際陽子さんの遺作ともなったことで注目を集めていたが、フタを開けてみれば散々な興行成績となってしまった。

 向井といえば、昨年7月期に主演した堤幸彦原案・演出連続ドラマ『神の舌を持つ男』(TBS系)が平均5.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と大爆死。製作チームからTBSが離脱しながらも映画化が強行され、同12月に公開された劇場版『RANMARU 神の舌を持つ男』(略称)は、予想通り閑古鳥が鳴くありさまだった。

 2作連続で主演映画が大コケとなってしまった向井。ネット上では「向井の自己満足的な映画なんて、向井のファン以外見に行かない」などといった手厳しい意見も見受けられるが、今作は向井自身の企画だっただけに、その責任は軽くない。

 向井は7月9日にスタートするWOWOW連続ドラマW『アキラとあきら』で、斎藤工とともにW主演を務める。原作は『半沢直樹』シリーズなどを生み出した人気作家・池井戸潤の作品とあって注目度は高いが、WOWOWドラマであるため、視聴率が出ないのは向井にとってはラッキーかもしれない。

 主演映画、ドラマの爆死が続いている向井だけに、映画、地上波局からは当分、主演のお呼びが掛からない可能性もありそうだ。
(文=田中七男)

サイゾーなのに……! 嵐・相葉雅紀主演の月9『貴族探偵』を初回から絶賛し続けた「たったひとつの理由」

<p> なんだか大仰な見出しをつけてしまいましたが、面白かったから面白かったと書いていただけなんです。この3カ月、読者のみなさんの「サイゾーなのに……!」という反応が楽しかったので、つい、すみません。</p>

<p>(<a href=”http://www.cyzo.com/mt/mt-search.fcgi?IncludeBlogs=1&tag=%E8%B2%B4%E6%97%8F%E6%8E%A2%E5%81%B5%20AND%20%E3%81%A9%E3%82%89%E3%81%BE%E3%81%A3%E5%AD%90&limit=50″target=”_blank”>過去のレビューはこちらから</a>)</p>

<p> さて、『貴族探偵』(フジテレビ系)の最終回ですが、まあ正直、震えたし、痺れました。テレビを見ていて「画面に飲まれる」という感覚を、久しぶりに味わったような気がします。見終わった瞬間は、原稿やべえな、どうしようかなと、ちょっとこれは言葉にならんぞという気分で。原作者の麻耶雄嵩さん風にいえば「ハレルヤ!」の一言です。はい。<br />
</p>

『母になる』『フラ恋』失敗の日テレが絶不調!『あなそれ』波瑠は他人事! フジ月9は再起不能……春ドラマランキング

<p> まず、平均視聴率のトップ10は以下の通り(ビデオリサーチ調べ、関東地区/クールまたぎの連ドラは除く)。</p>

<p>1位『緊急取調室』(テレビ朝日系)13.9%<br />
2位『小さな巨人』(TBS系)13.5%<br />
3位『警視庁・捜査一課長』(テレビ朝日系)12.2%<br />
4位『警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日系)11.5%<br />
5位『あなたのことはそれほど』(TBS系)11.2%<br />
6位『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(フジテレビ系)10.5%<br />
7位『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)9.5%<br />
8位『母になる』(日本テレビ系)9.2%<br />
9位『リバース』(TBS系)8.8%<br />
10位『貴族探偵』(フジテレビ系)8.6%</p>

<p> トップは、天海祐希主演『緊急取調室</p>

最終回までズルズル7.3%の『フランケンシュタインの恋』綾野剛、川栄李奈ら役者陣の奮闘むなしく……

<p> 日曜ドラマ『フランケンシュタインの恋』(日本テレビ系)も最終回。視聴率は7.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)となりました。初回こそ11.2%と、それなりの好スタートでしたが、2話目で一気に7.3%まで下げると、あとはそのままズルズルといった感じです。第6話のレビューで「魅力的なのに全然面白くない」と書きましたが(<a href=”http://www.cyzo.com/2017/05/post_32925.html”target=”_blank”>記事参照</a>)、その印象は最後まで変わりませんでした。そんなわけで、振り返りです。</p>

<p><br />
<strong>■脚本家が主人公に寄り添ってないのです。</strong></p>

<p><br />
 さて、この最終回は、第1話で森から街へ降りた怪物が、森に帰る話でした。</p>

<p> 120年を森で孤独に生きてきた怪物(綾野剛)は、人間社会に降りることによって変容を与えられ、自らの菌を培養・研究することで人間の役に立つという役割を与えられました。そうして不老不死の命を生きていく理由を与えられました。</p>

<p> 与えられました。</p>

宮脇咲良と松井珠理奈、次世代を担うのはどっち!? 最終回直前『豆腐プロレス』

<p> NMB48須藤凛々花の壇上での結婚宣言が大きな話題となった、総選挙翌週の『豆腐プロレス』(テレビ朝日系)第23話。タイトルは「思えば豆腐に来たもんだ」。</p>

<p> 待ちに待った「OVER THE TOP」の決勝戦。勝ち上がったのは、主人公のチェリー宮脇(HKT48宮脇咲良)と、WIP(ワールド・アイドル・プロレスリング)のスター選手・ハリウッドJURINA(SKE48松井珠理奈)である。</p>

『フランケンシュタインの恋』爆死の綾野剛 『コウノドリ』続編決定で“評価暴落”の危機回避なるか

『フラ恋』爆死の綾野剛 評価暴落の危機回避となった『コウノドリ』続編の決定の画像1

 2015年10月期に放送された綾野剛主演ドラマ『コウノドリ』(TBS系)の続編が、今年10月期に放送されることがわかった。

 同ドラマは、冷静な判断力と患者に寄り添うことをポリシーとする産婦人科医、天才ピアニストという2つの顔を持つ鴻鳥サクラ(綾野)が主人公。「生まれてきたことの意味」「命を授かる奇跡」をテーマに、生まれてくる赤ちゃんとその家族の出産後の未来、それに取り組む医療者たちの「未来」を見据えたエピソードを描いた作品だ。

 シーズン2は前作から2年後の設定で、綾野以下、松岡茉優、吉田羊、坂口健太郎、星野源、大森南朋、浅野和之、江口のりこらのメンバーが再集結する。綾野はかなり早い段階で続編オファーを受けており、満を持して撮影に臨むことになる。

 綾野は、14年10月期の『すべてがFになる』(フジテレビ系)で、武井咲とのW主演の形で、連ドラ(ローカル局は除く)初主演したが、視聴率は平均8.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と惨敗。だが、連ドラ単独初主演となった『コウノドリ』は平均11.5%の高視聴率をマークし、汚名返上を果たした。

 しかし、今期主演した『フランケンシュタインの恋』(日本テレビ系)は初回こそ11.2%を記録して2ケタに乗せたが、第2話で7.3%と急降下。その後は、6~8%台をウロウロする状況で、完全な爆死となった。

「テレビ業界では、綾野が数字を持っている俳優なのかどうか疑問符がついていて、どの局も連ドラの主演に据えることには慎重になっていたようです。案の定、『フラ恋』は惨敗を喫し、『やっぱり綾野では数字は取れない』『脇役向きでは?』との声が出ていました。そんな中『コウノドリ』の続編が決まり、悪評を覆すチャンスが早々に到来したといえそうです」(テレビ誌関係者)

 果たして綾野は、『フラ恋』で暴落しかけた評価を払拭することができるだろうか?
(文=田中七男)

NHK『みをつくし料理帖』続編ほぼ決定も、出演者が難色?「何回も同じセリフを最初から……」

NHK『みをつくし料理帖』続編ほぼ決定も、出演者が難色?「何回も同じ台詞を最初から……」の画像1
NHK『みをつくし料理帖』番組サイトより

「放送はまだ残っているのですが、すでに打ち上げは行われました。和食の話だったのですが、打ち上げ会場はイタリアンでしたね(笑)」(NHK関係者)

 黒木華がNHKで初主演を務めたドラマ『みをつくし料理帖』。役柄が料理人ということで、黒木は昨年から料理教室に通っていたという。

「魚をさばいたりするシーンも吹き替えなしで、本人が演じています。最初は料理があまり得意ではなかったようですが、今では作れない物はないっていうくらいに腕を上げたそうです。局としても、数字も評判も良かったので続編をやりたいのですが、どうも監督と出演者の人たちの反りが合わなかったみたいなんですよね」(ドラマスタッフ)

 実際、ドラマを見ていると時代劇には珍しく要所要所に音楽が挿入されており、あまりにも多いという意見がネット上でも見受けられる。

「また、スタジオには4台カメラがあるのですが、監督がとにかく何回もいろんな角度から撮りたがるんです。しかも、その都度、芝居は最初からなんです。特に黒木さんは長セリフが多いので、明らかに『またですか』という表情をしてましたね。共演の安田成美さんや森山未來さんもイライラしているのが伝わってきました。スタッフの間では続編に向けて動いてはいるのですが、今の状態では、演者の人たちがすんなり首を縦に振るとは思えませんね」(芸能事務所関係者)

 無事、続編の制作なるか――。

『孤独のグルメ Season6』第10話 タイアップが露骨すぎる(笑)まるで旅行番組みたいな鋸山アピール!!

<p>ホント、ゴローちゃんこと井之頭五郎(松重豊)ってば、商売のためなら、どこにだって足を運ぶのですね。</p>

<p> ええ、今回やってきたのは千葉県は富津市の浜金谷駅。東京湾フェリーの千葉県側の港のある街ではありますが、いわば地の果て。</p>

<p> それでも、プチ出張は苦にならないのがゴローちゃん。<br />
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やっぱり世の女性は“不倫”がお好き!? 上戸彩『昼顔』劇場版が好スタートで、フジがドラマの続編に意欲!

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 上戸彩と斎藤工のコンビで、不倫を描いた映画『昼顔』が好スタートを切り、製作に携わるフジテレビは、ドラマの続編放送に強い意欲を見せているようだ。

 連続ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち』(フジ系)は、2014年7月期にオンエアされ、平均13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率をマーク。特に終盤の4話は、すべて15%を超え、尻上がりに注目度が増す中、終わりを迎えた。「昼顔」の単語は、同年の「新語・流行語大賞」の候補50語にノミネートされて、流行語となるなど社会現象にもなった。

 あれから約3年の月日を経て、劇場版『昼顔』が6月10日に公開された。上戸、斎藤、伊藤歩の主要キャストはドラマ版からそのまま。監督はドラマで演出を手掛けた西谷弘氏、脚本も井上由美子氏が担当するなど、可能な限り、ドラマの流れをくんだ格好。設定はドラマの結末から3年後が描かれている。

 その劇場版『昼顔』は、興行通信社の調べによると、第1週の週末(同10日、11日)で、21万人を動員し、2億9,400万円の興行収入をあげた。同日に公開された『22年目の告白―私が殺人犯です』(藤原竜也&伊藤英明W主演)が、動員23万3,500人、興収3億2,100万円を記録したため、「週末観客動員数ランキング」は、惜しくも2位にとどまった。

 しかし、12日以降の平日の動員がよく、「週間観客動員数ランキング」(同10日~16日)では、『22年目の告白』、大ヒット中のディズニー映画『美女と野獣』などを押しのけて堂々のトップに立った。また、第2週の「週末観客動員数ランキング」(同17日、18日)でも、動員13万6,000人、興収1億9,400万円で3位に食い込んだ。

 4月29日以降に封切られたおもな邦画の中で、第1週の週末興行成績は、木村拓哉主演『無限の住人』が14万5,000人(動員、以下同)、1億8,900万円(興収、以下同)。菅田将暉主演『帝一の國』が16万6,000人、2億1,400万円。岡田准一主演『追憶』が18万人、2億2,700万円。野村萬斎主演『花戦さ』が10万7,000人、1億2,600万円。滝沢秀明主演『こどもつかい』が12万人、1億5,000万円といったところで、『昼顔』は、それらの大きく上を行くヒットとなった。

「ドラマの主たる視聴者層は女性、特に主婦層でした。その傾向は劇場版も同様で、観客のほぼ9割が女性。やはり、ほとんどの観客はドラマを見ていた人のようです。主婦層の観客が多いため、平日でも好調な動員ぶりです」(映画ライター)

 ここ最近、まるでいいことがないフジにとって、劇場版『昼顔』のヒットは、久しぶりの明るい話題だ。こうなれば、ドラマの続編放送プランを本格的に推し進めることになるだろう。ポイントとなるのは、15年4月期の『アイムホーム』(テレビ朝日系)以来、ドラマから離れている上戸を、フジが口説き落とせるかどうかだ。
(文=田中七男)

主演なのに嵐・相葉雅紀が全然出てこない!『貴族探偵』視聴率低下と“忖度”しないプライド

<p> いよいよ佳境に入ってきた嵐・相葉雅紀主演の月9『貴族探偵』(フジテレビ系)も第10話。視聴率は8.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と最終回目前にして0.4%も下げました。</p>

<p> そりゃ下げるよ! 相葉ちゃん、最初と最後にちょろっと出ただけじゃんか! ……と言われることを、このドラマは全然恐れてない。上層部やらスポンサーやら、数字にこだわる大人たちに怒られたって、別に関係ないと思ってる。まったく“忖度”してない。なぜなら、そのほうが面白いと信じているから。そういうプライドがあるから。もう何度もこのレビューで書いていますが、実に尊い創作態度です。(</p>

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