「韓国芸能界」の記事一覧

SHINeeオンユ“セクハラ騒動”で日本ドーム公演不参加へ K-POPアイドルに「練習生時代から性教育を!」

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『FIVE』(ユニバーサルミュージック)

 韓国の男性アイドルグループSHINeeのメンバー、オンユの“セクハラ騒動”が波紋を広げている。

 オンユは8月12日、ソウル・江南(カンナム)のクラブで、客として訪れていた女性の体を触ったとして、強制わいせつ容疑で現行犯逮捕。その後、女性は「酒の席でのハプニングだった」として告訴を取り下げたものの、芸能活動への影響は避けられなかった。

 オンユは出演予定だったドラマ『青春時代2』を降板し、9月に東京ドームと京セラドームで行うグループの日本ドーム公演にも参加しないことを発表。現在、全面的に芸能活動を自粛している状況で、所属事務所のSMエンターテインメントは「事件の事実関係にかかわらず、オンユが反省の時間を設けたいと話している」と明らかにしている。

 ただ、韓国の男性アイドルが性スキャンダルを起こすのはこれが初めてではない。

 例えば2008年には、元H.O.T.のイ・ジェウォンが、泥酔状態の20代女性をラブホテルに連れ込んでわいせつ行為を働いたとして立件されている。その後、女性が告訴を取り下げたが、やはり一時活動休止を余儀なくされた。
 
 16年には、東方神起の元メンバーで現在JYJに所属するユチョンが、4人の女性から性的暴行容疑で告訴されたことも記憶に新しい。女性のほとんどは風俗店の従業員で、店のトイレでユチョンから性的暴行を受けたと主張。ユチョンは4件すべてで無罪判決が言い渡され、反対に女性たちが虚偽告訴などの疑いで起訴されたが、この騒動の影響でトップアイドルのイメージが大きく傷つけられたことは間違いない。実際、ユチョンファンが「支持撤回」声明を発表したり、ネット上では“トイレイパー”などと揶揄された。

 こうした男性アイドルたちの性スキャンダルを受け、韓国メディアは「性スキャンダルで騒がしい芸能界」「性犯罪が明らかになったアイドルたち」といった見出しで報じている。また、ネット上でもさまざまな意見が上がっており、「本当は有罪なのに、事務所側がうまく守っているんだろう」「(オンユは)酒を飲んでいたとしても、強制わいせつには変わりない」「芸能人だからって調子に乗るな」「本当にこういった話がどんどん出てくる」といった辛らつなコメントが並んでいる。

 中には「再発防止のため、練習生時代から性教育と法律教育にも力を入れるべき」という指摘も出ているが、果たして……。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・性的暴行の容疑で告訴されたJYJユチョンの「トイレ好き」はファンなら周知の事実だった!?
http://s-korea.jp/archives/15103?zo

・ベルリン映画祭主演女優と有名監督との恋は「韓国版ゲス不倫」なのか
http://s-korea.jp/archives/13737?zo

「リアリティを高めるため」と弁明も……韓国映画界の鬼才キム・ギドクに暴行&ベットシーン強要疑惑

「リアリティを高めるため」と弁明も……韓国映画界の鬼才キム・ギドクに暴行&ベットシーン強要疑惑の画像1
『メビウス』(キングレコード)

 韓国映画界の鬼才と呼ばれるキム・ギドク監督が、女優に告訴された。彼女は、2013年公開のキム監督作品『メビウス』で当初主演を務める予定だったAで、この映画の撮影中、キム監督から暴行およびベッドシーンを強要されたという。

 韓国メディアの報道によると、Aはキム監督から「感情移入のため」と頬を平手打ちされ、当初の台本にはなかったベッドシーンの撮影を強要されたと主張している。さらに、息子役の俳優の性器を触るよう強要されたという。問題となったのは夫の不倫に怒った妻が息子の性器を切るというシーンで、当初の台本では模型の性器を使う予定だったが、キム監督は事前の打ち合わせもなく、直接触ることを強要。Aが戸惑っていると、ほかのスタッフを現場の外へ追い出し、「早くしろ!」と恫喝。Aに対し、侮辱的な言葉も放ったという。Aは一連の出来事にショックを受け、映画を降板している。

 キム監督は韓国人映画監督として初めてカンヌ、ベルリン、ベネチアの「3大国際映画祭」に招かれ、12年にはベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞しており、韓国のみならず世界でも名が知られている人物だ。それだけに、韓国メディアも驚きを隠せないでいる。

 もっとも、キム監督が起こしたトラブルは今回が初めてではない。

 2008年には、キム監督が演出し、オダギリジョー主演で話題を集めた『悲夢』の撮影中、女優のイ・ナヨンが自分の首を絞めて自殺を図るシーンで気絶してしまったことがあった。幸い彼女は意識を取り戻したが、あわや最悪の結末を迎える危険性すらあった場面だった。

 また05年、キム監督演出のMV(イ・ジヘ「あなたなしに私は」)に出演したシン・ジュアは、メディアのインタビューに対し「(キム監督は)スタッフを“異物”、女優を“おばさん”と呼ぶ」と暴露している。

 今回の告訴についてキム監督は「演出者の立場から映画のリアリティを高めるために集中して起きた状況」としながら、「暴力以外の主張については理解しがたい」と弁明。「当時の状況を正確に証言するスタッフがいたら」責任を負うとしている。Aに対しては「私に『どんな役でもベストを尽くす』と言って、複数回売り込まれたので、キャスティングを決めた。一緒にいい映画をつくりたかったが、このような状況になり、残念だ」としている。

 ちなみに今回の暴行疑惑は、今年7月に韓国で公開されたシン・ジンウ監督作品『Beastie Girls』の、女優が打ち合わせなしに全裸撮影を強要されるストーリーと似ている、という皮肉も出ている。製作会社によれば、キム監督がモデルではないというが……。

 果たして鬼才と呼ばれる監督にどのような審判が下されるのか、注目だ。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・最低賃金は月給5万円!? 韓国映画界の過酷すぎる“労働環境”の実態
http://s-korea.jp/archives/17782?zo

・ベルリン映画祭主演女優と有名監督との恋は「韓国版ゲス不倫」なのか
http://s-korea.jp/archives/13737?zo

T.O.Pの大麻吸引事件が決定打に? 韓国で芸能兵制度に続き、義務警察制度が廃止へ

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 韓国警察庁が2023年度までに「義務警察制度」を完全に廃止する方針を明らかにし、物議を醸している。特に注目されているのは、多くの芸能人が服務している警察広報団や警察楽団を最優先で廃止するという内容だ。

 義務警察とは、警察の組織に身を置くことでそれが兵役となる、軍代替制度のこと。義務警察は2カ月ごとに3泊4日の定期外泊が与えられるなど、一般兵に比べ、日常的に社会と接する機会が多いため、近年は義務警察で兵役に就く芸能人が増えている。例えば東方神起のチャンミンやSUPER JUNIORのシウォンなどがそうだ。

 義務警察官の主な任務は、交通整理、防犯パトロール、集会・デモの管理などだが、その中に彼ら芸能人が動員されることはない。彼らが配置されているのは、別名“ホルラギ演劇団”と呼ばれるソウル市警察庁広報団だ。デモや集会ではなく学校や地域コミュニティに足を運び、公演活動などを通じて犯罪防止や安全対策などの啓発活動を実施するのが主な任務で、いわば“ソウル警察の顔”のような存在といえるだろう。

 このように義務警察は事実上、芸能人の受け皿になっているが、それだけに義務警察制度廃止のニュースは韓国芸能界に大きな波紋を呼んでいる。

 韓国警察庁は、なぜ制度廃止に踏み切ったのだろうか?

 文在寅大統領が掲げた「公務員81万人の増員」の公約に沿って、義務警察官を減らして警察公務員を増やすのが狙いだとの見方もあるが、それにしても警察広報団と警察楽団が最優先で削減されるという計画は、明らかに芸能人を標的にしたものに見える。それは逆に言えば、義務警察に服務する芸能人に制度廃止の要因があるということだろう。

 実際、以前から義務警察は芸能人の「兵役特恵」だと厳しい批判を受けていたし、特に今年2月から義務警察で服務していたBIGBANGのT.O.Pが大麻吸引事件を起こして有罪判決を受けたことは大きなきっかけになったはずだ。

 というのも、もともと韓国には「芸能兵制度」というものがあったのだが、これも芸能人の不祥事によって2013年に廃止されているのだ。「芸能兵」とは、軍部の広報やイベントを率先して行う部隊のことで、実戦部隊への配属は免除されていた。こちらも義務警察同様、芸能人への「優遇」という批判があったが、制度廃止の決定打となったのは芸能兵が起こしたスキャンダルだった。

 13年6月にSBSの報道番組『現場21』が芸能兵の服務実態について報じたのだが、そこには当時、芸能兵として服務していた歌手のSE7EN(セブン)、ヒップホップグループMighty Mouthのサンチュが慰問公演の後に私服で街に繰り出して飲酒する姿があった。そればかりか映像には、彼らがその後、風俗店に入る様子まで捉えられていたのだった。

 この放送は大きな波紋を呼び、国防長官の直接的な指示で芸能兵に対する監査が実施され、最終的に制度自体の廃止が決定されたのだった。

 こうした前例と同様の文脈で、今回の義務警察制度廃止も決まったと見ることができるだろう。果たして、これからも、芸能人の特恵とスキャンダルは続くのだろうか?
(文=S-KOREA)

●参考記事
・あのK-POPアイドルも務めている!! 大規模デモと対峙せねばならない義務警察の「悲劇」
http://s-korea.jp/archives/11735?zo

・東方神起チャンミンやSJのシウォンらが務める“義務警察”という名の兵役
http://s-korea.jp/archives/4554?zo

BIGBANG・T.O.P初公判で猛省も「時間がたてば忘れる?」 K-POPアーティストたちの薬物前科

T.O.P初公判で猛省も「時間がたてば忘れる?」 K-POPアイドルたちの薬物前科の画像1

 6月29日、大麻使用の容疑で在宅起訴されたK-POPグループ「BIGBANG」のT.O.Pの初公判が行われた。

 世界的な人気を誇るK-POPアイドルの公判とあって、裁判所には100人ほどの取材陣が殺到。黒スーツ姿で現れたT.O.Pは「私が愚かだった。自分の誤った行動によってたくさんの方々に大きな失望を与えてしまい、申し訳ありません」とコメントし、深く頭を下げてから入廷した。

 発覚当初は容疑を否認していたT.O.Pだったが、彼と一緒に大麻を使用したアイドル練習生の女性(21)が警察の取り調べに対して自供し、それによってT.O.Pも容疑を認めざるを得なくなった。その後、薬物の過剰摂取とみられる状態でソウル市内の病院に緊急搬送、「自殺未遂か」と騒がれた。

 T.O.Pの弁護人は公判で「(大麻は)アイドル練習生の誘いによるものだった。T.O.Pは自ら彼女との決別を宣言し、大麻吸引を中断した」と伝えた。一方、T.O.Pは起訴事実を全面的に認めるとともに、「数年間、うつ病とパニック障害の治療を受けていた。私の誤った判断で、取り返しのつかない失敗をした」と発言。また、「いかなる処罰も受け、残った人生の教訓にする」と反省を示した。

 そんなT.O.Pに対し、検察は懲役10カ月および執行猶予2年、そして追徴金1万2,000ウォン(約1,200円)を求刑。これを受け、ネット民からは「1回ならまだしも、4回も使用した常習犯なのに……刑罰が甘い」「どうせ執行猶予に決まってるよ。芸能人様だからね」「こんな騒ぎを起こしても、ちょっと時間がたったら、何事もなかったかのように振る舞うんだろうな」といった非難の声が相次いでいる。

 ブーイングが巻き起こるのも無理はない。韓国では今まで何人もの芸能人が大麻をはじめとした薬物事件を起こしてきたが、少し時間がたてば平然とした顔で活動を始めているからだ。

 同じくBIGBANGのG-DRAGONがその筆頭だ。11年に日本のクラブで大麻を使用した疑いで韓国で摘発された彼は、「大麻だとは知らなかった」と、あくまでもハプニングだったことを主張。ソウル中央地検は使用量が少ない上に初犯で、しかも、当時大学生だったことや、さまざまな理由をつけて起訴猶予処分にした。G-DRAGONは自粛もせず、しれっと復帰して音楽活動を続けている。

 また、「江南スタイル」で知られるPSYは、2001年にニューアルバムのリリースを目前にして大麻ソウル中央地検容疑で逮捕され、500万ウォン(約50万円)の罰金刑に処された。当面の芸能活動を自粛するとも発表したが、実際のところ、芸能界に復帰したのは事件からたった6カ月後。しかも、02年ワールドカップを起点としてブレークし始め、いまや世界を舞台に活動している。

 過去の事例を見る限り、今回の大麻事件がT.O.Pの芸能人生に深刻な影響を与えることはないだろう。韓国では「スポーツ選手のように、芸能人も“ドーピング検査”をすべき」という声も出ているが、果たして――。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・BIGBANGのT.O.Pに大麻吸引容疑。“芸能人の兵役”にもたらす余波とは?
http://s-korea.jp/archives/16544?zo

・「これを音楽アルバムと呼ぶべきか」G-DRAGONのソロアルバムをめぐって議論が沸騰!!
http://s-korea.jp/archives/16995?zo

「またYG……」BIGBANG・TOPの大麻事件で注目される、韓国芸能界“薬物汚染”の重症度

「またYG……」BIGBANG・TOPの大麻事件で注目される、韓国芸能界薬物汚染の重症度の画像1

 K-POPグループBIGBANGのメンバーT.O.Pが、大麻使用の容疑で在宅起訴された。検察によるとT.O.Pは昨年10月9日~14日、アイドル練習生の女性Aさん(21)と一緒にソウル市龍山区の自宅で、計4回大麻を吸引した容疑がもたれている。T.O.Pは所属事務所YGエンターテインメントの公式ブログに「どんな罰を受けても当然だと思っています。とても胸が痛く、私もまた自分自身にとても失望しています」などと直筆の謝罪文を公開したが、韓国はもちろん、日本でも絶大な人気を誇るスーパーグループの不祥事に、ファンは動揺を隠し切れずにいる。

 ただ、BIGBANGが薬物事件を起こすのは初めてではない。2011年には、メンバーのG-DRAGONが大麻使用容疑で起訴猶予処分を下された。G-DRAGONは日本ツアーの最中、「クラブで知らない日本人がくれた煙草を吸った。匂いが煙草と違ったため大麻と疑ったが、少し吸ったのは事実」と供述。「今後、二度とこのようなことがないようにします」と謝罪している。

 それだけに韓国ではT.O.Pへの風当たりは強く、ネット上では「あんなに大騒動になったのに、G-DRAGONの時のことを忘れたのか?」などと非難が相次いでいる。

 YGエンターテインメントへの批判も大きい。というのも、同事務所に所属するガールズグループ2NE1のパク・ボムも、14年にアンフェタミンの密輸容疑で処分を受けており、所属タレントが薬物事件を起こすのは3度目のことなのだ。これには韓国ネット民もあきれた様子で、「“YG”は“薬局(ヤクグク)”の略語なんだな」「事務所の屋上を一度調べてみろ」「YGは全員捜査対象じゃないのか」などと皮肉交じりのコメントがあふれ返っている。

 そもそも韓国芸能界と薬物事件は、浅からぬ関係だ。振り返れば1970年代には“歌王”と呼ばれた大物歌手チョー・ヨンピルが大麻使用容疑で拘束されており、その後も歌手のイ・スンチョルやヒョン・ジニョンなど数多くの芸能人が摘発されている。「江南スタイル」で有名なPSYも、01年に大麻使用容疑で逮捕。09年には、芸能界全体が捜査強化の対象に加えられている。

 だからこそT.O.Pの事件はなおさら注目されているのだが、加えて今回は別の事件も重なった。ガールズグループBrown Eyed Girlsのガインが、恋人で俳優のチュ・ジフンの友人に大麻を勧められたことを自身のインスタグラムで暴露したのだ。過去にはチュ・ジフンが麻薬類使用および密輸入の容疑で有罪判決を受けているだけに、韓国芸能界にまん延する“薬物汚染”に、あらためて注目が集まっている。

 芸能人が薬物を使用する背景について、韓国のテレビ局プロデューサーはこう分析する。

「“創作の苦しみを紛らわすために……”などとよく言いますが、実際は格好つけたかったり、好奇心から手を出す場合がほとんど。新しい刺激を求めて、気軽に手を出している」

 韓国では今回の騒動を受け、警察が芸能界全体に捜査の手を伸ばす可能性も指摘されているが、近いうちにまたしても薬物中毒者が摘発されるかもしれない。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・BIGBANGのT.O.Pに大麻吸引容疑。“芸能人の兵役”にもたらす余波とは?
http://s-korea.jp/archives/16544?zo
・深刻な麻薬常習キム・ソンミンの逮捕で浮き彫りになった韓国芸能界の“薬物汚染”
http://s-korea.jp/archives/5183?zo

人気俳優「全裸オナニー」の次は、女性タレントのDV!? プライベート動画流出が止まらない!

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問題の動画のキャプチャ

 先日、韓国の人気俳優らしき男性の全裸オナニー動画が流出して話題となったが(参照記事)、今度はある人気タレントのスキャンダラスな動画が流出して波紋を呼んでいる。

 標的となったのは、モデル業のほか、番組MCとしても親しまれるキム・セロム。2015年7月にシェフのイ・チャノ氏と結婚した彼女は、夫婦でテレビ番組にも出演するなど、おしどり夫婦として知られていた。

 しかし、2人の結婚生活は長く続かず、昨年12月23日、1年4カ月の結婚生活に幕を下ろした。

 これだけで終われば、単なる芸能人の離婚話なのだが、問題となったのは12月26日にネット上に投稿されたある動画だ。タイトルはズバリ「キム・セロム、イ・チャノ暴行映像」。15秒ほどの動画では、青い半ズボンにTシャツを着た女性が、カメラを持った男性を思い切り蹴りつける姿が映し出されている。2度にわたって相手を蹴りつけて、乱れた髪をかき上げる姿は、まるでSMの女王様だ。
 
 音声がなく、顔もぼやけていることから、キム・セロムと特定することは難しい。しかし、離婚直後ということもあり、ネット上では「キム・セロムによる家庭内暴力では?」という声が大きい。

 また、「KakaoTalk_Video_20161226」というファイル名から、この動画はスマホで撮影され、カカオトークで別の誰かに転送されたもののようだ。ネット民の間では、「離婚の腹いせ」「夫が知り合いに送って、そいつが流出させた」などと、動画が出回った経緯をめぐって、さまざまな臆測が飛び交っている。

 この事態に対して、キム・セロムの所属事務所は沈黙を守っているが、人違いだったとしても、イメージの回復には時間がかかることだろう。

 先日の人気俳優の全裸動画流出騒動以来、韓国のネット上では個人を特定できるレベルの映像の流出が相次いでいる。さらに、被害はタレントばかりではない。12月20日には、一般男性数百人の全裸盗撮動画が流出していたことも明らかになっており、警察も本格捜査を開始している。もはや、誰もが他人事ではない大問題なのだ。

 簡単にアクセスできるネット上へ、人知れず自分の痴態が流出していたらと思うと、実に恐ろしい。

人気俳優たちの全裸&オナニー動画が次々流出! 次に狙われるのは誰だ!?

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イメージ画像(Thinkstockより)

 人気俳優たちの全裸&オナニー動画が次々流出! 次に狙われるのは誰だ!?

「FRIDAY」(講談社)のスクープに端を発した、成宮寛貴のコカイン吸引疑惑&引退騒動。事件の真相はうやむやだが、そんな日本の芸能界を尻目に、韓国芸能界でもある騒動が勃発している。人気俳優の全裸動画が、ネット上で拡散されているというのだ。

 12月10日、コミュニティーサイトに、1本の動画が投稿された。約8分の動画で、人気俳優Aとおぼしき男性が一糸まとわぬ姿で登場。そして、なんと自慰行為を始めたのだ。動画では顔まではハッキリとわからないが、男性が身に着けているブレスレットや腕輪などが、Aの持っているものと一致しているという。

 しかし、明確にAと特定できる箇所はなかったため、各メディアはAの名前を伏せて「有名俳優の全裸動画公開」とだけ報じた。するとAは、熱心に更新していたSNSを非公開にしたため、疑惑はより一層深まる結果になってしまった。

 騒動は、これで終わりではなかった。12日には、別の人気俳優Bが登場する全裸動画が流出。さらには、人気アイドルグループメンバーの盗撮動画など、芸能人をターゲットにした悪質な動画が次々と流出しているのだ。これにはネット民も大騒ぎで、「次に脱ぐのは誰か?」と、半ばお祭り状態となっている。中には「これでパク・クネ問題も忘れ去られるだろう」「国政から目をそらすための話題づくり」などと、陰謀説を唱える者までいる始末だ。

 13日の時点で、AとBの所属事務所は、それぞれ公式コメントを控えている。対応を誤ると、事態はさらに拡大しそうだ。

 一部では「動画の流出元は同じなのでは?」という説が深まっているが、果たして今後も動画公開は続くのか? 韓国芸能人は戦々恐々としている――。

アイドルの卵に枕営業を強要! 芸能事務所社長による性的暴行が横行する、韓国芸能界の闇

<p> 韓国の芸能事務所社長が、デビュー前のアイドルの卵に枕営業を強要し、逮捕された。</p>

<p> 韓国メディアの報道によると、イ容疑者(38)は練習生のAさんを自宅に招き入れ、「お前は、芸能人になるにはメンタルが弱すぎる。人前で脱げるようにならないと。枕営業もできるようにならなければならない」と主張。約50分にわたって説得し、結局Aさんの服を脱がせた。</p>

<p> その場には、同事務所所属の女性アイドル(27)も同席しており、彼女もイ容疑者をほう助した容疑で逮捕されている。どうやら率先して服を脱ぎ、ベッドに横になってみせたという。</p>

JYJユチョンを筆頭に、わずか2カ月で5人告訴! 真実か虚偽か――韓国芸能界が“性スキャンダル”祭り

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 2006年に淫行事件で吉本興業を解雇されたお笑いコンビ「極楽とんぼ」の山本圭壱が、30日放送のフジテレビ系『めちゃ×2イケてるッ!』特番に出演することが話題になっているが、お隣・韓国では、芸能人の性スキャンダルが止まらない。去る5月18日にコメディアンのユ・サンム(36)が性暴行未遂で告訴されたのを皮切りに、JYJのパク・ユチョン(30)、俳優のイ・ミンギ(31)、2PMイ・ジュノ(26)、俳優イ・ジヌク(34)と、わずか2カ月の間に5人の人気芸能人が性暴行や強制わいせつなどのスキャンダルに巻き込まれているのだ。

 中でも、世界的人気を誇るユチョンを相手取って複数人の女性たちが告訴した事件は、韓国のみならず、世界に広く報道された。また、すべての女性が「トイレで乱暴された」と証言したことから、ネット上では「ベンキー・ユチョン」「東方便器」などと揶揄される事態にもなった(参照記事)。

 この事件は捜査の過程で、女性たちによる虚偽だったと結論が出たが、兵役中に起きたスキャンダルだけに、韓国におけるユチョンのイメージダウンは避けられない。

 ユチョンに続けと言わんばかりに頻発した芸能人の性スキャンダルに対して、専門家たちは「芸能人の性犯罪が急に増えたのではなく、泣き寝入りする時代が終わった結果」と分析。また、「大物であるユチョンが告訴されたことで“芸能人を訴えてもいい”という風潮が広まった」との声もある。つまり、これらの性スキャンダルは氷山の一角である可能性が高いということだ。

 一方で、ユチョンの件からもわかる通り、今後、芸能人を陥れる手段として虚偽の告訴が多発するかもしれない。

 韓流スターたちは当分、枕を高くして眠れなさそうだ。

「金の亡者!」ヨン様に、チャン・ドンゴン、イ・ビョンホン……韓流スターは訴訟沙汰がお好き!?

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『ペ・ヨンジュン写真&映像集 PREMIUM DAYS -思い出の14日間』(BOF international)

 韓国の芸能界では、不動産や飲食業など、さまざまな財テクにより本業とは別のところで収入源を得るスターたちがたくさんいる。中でもヨン様ことペ・ヨンジュンは、“歩く大企業”と呼ばれるほど、代表的なビジネスパーソンだ。

 そんなヨン様だが、このたびとある会社に因縁をつけられ、裁判沙汰になっていたことがわかった。相手となったのは、食品製造会社A社。高麗人参製品などを製造・販売する会社で、2009年にヨン様が運営していた会社と契約、その商標を付けた高麗人参・紅参製品を日本に輸出していた。A社はヨン様側に商標使用料15億ウォン(1億5,000万円)など計50億ウォン(約5億円)を支払う約束をしたが、前金の22億ウォン(約2億2,000円)しか支払わなかったため、ヨン様側から契約を解除された。A社は「ヨン様側が製品の委託販売義務に反したため、損害を受けた」として12年に損害賠償請求訴訟を起こしたが、敗訴している。

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