「サッカー」の記事一覧(13 / 43ページ)

ブラジル代表ネイマールJrの大人げない戦略! 子ども相手に“大人の世界の不条理”を叩き込む!?

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 2014年、FIFAワールドカップ・ブラジル大会で大活躍を果たし、FCバルセロナを代表する選手としても活躍中のネイマールJr。その年俸は2,500万ユーロ(28億円)、広告契約料は1,700万ドル(19億円)にも及ぶとウワサされる世界最高峰プレイヤーが「東京西川 AiR 夢のすいみん学校」に登場。未来のサッカー選手たちを前に、「禁断の手」を披露した。

 ネイマールをイメージキャラクターとして起用する寝具メーカー・西川産業による「夢のすいみん学校」というイベントに出席したネイマール。誰もが憧れる世界的スターの登場に、イベントに集まったサッカー少年・少女たちはキラキラ目を輝かせた。

 そんな、日本の子どもたちを前に、自身の子ども時代を振り返ったネイマール。「とても幸せな子ども時代でした。いつもボールがそばにあり、駆け回ってサッカーで遊んでいた。元気いっぱいの子どもだったんです」と、笑顔で話す。

 また、「ブラジルのサッカースタイルは、スポーツとしてだけでなく遊びの感覚を取り入れているのが特徴です。子どもの頃から道端でボールを蹴っていた延長でみんなプレーしているから、『楽しくなるためのサッカー』こそ、ブラジルサッカーのブラジルサッカーたるゆえん。そんなプレースタイルは、世界のどの国のサッカーと比較をしても特殊です」と、その強さの秘密を明かした。

 さらに、会場から出た「サッカーをする上で大切なことは?」という質問に対して、「なんのためにしているかを常に念頭に起きながらトレーニングをしています」と、日々のトレーニングの心構えを伝授したネイマール。また、将来の夢を聞かれると「ブラジル代表でW杯で優勝すること」と、力強く答えていた。その眼差しは、すでに18年に行われるロシアW杯に向けられているようだ。

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 そんなトークの後には、子どもたちに向けて、サッカー教室を開催。ボールをキープするネイマールに対して、5人の子どもたちが襲いかかった。とはいえ、世界トップのネイマールからボールを奪うことは容易くない……と思いきや、多勢に無勢……、わりとあっけなくボールを取られてしまい、苦笑を浮かべるネイマール。窮地に追い込まれた彼が取った戦略は、なんと、子どもたちの身長が届かないヘッドリフティングでのボールキープだった。大人げないぞ、ネイマール!

 しかし、そんなズルさも、世界を極めるために必要なテクニック。子どもたちはその華麗な技術とともに、大人の世界の不条理さを味わったのではないだろうか……。

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イタリア戦で2ゴールの大活躍! サッカーU-20代表・堂安律の彼女がかわいすぎ!!

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ガンバ大阪公式サイトより

 FIFA U-20ワールドカップ韓国2017に出場しているサッカー20歳以下(U-20)日本代表が、決勝トーナメント進出を決めた。
 
 決勝トーナメントに進出するのは10年ぶり。というよりも、U-20ワールドカップに出場できたのも10年ぶりで、日本サッカー界にとってこの年代の育成は課題でもあった。そんな快挙を成し遂げるのに一役買ったのが、ガンバ大阪の堂安律だ。U-19アジア予選では大会MVPを獲得し、本大会でも初戦の南アフリカ戦では逆転ゴールを決め、3戦目のイタリア戦では2得点。特に、イタリア守備陣4人の間をするすると抜き去りゴールを決めた2点目は、世界中から称賛されている。そのプレーを見たフランスリーグの強豪モナコが堂安獲得へ動いたという報道もあるくらいだ。

 スターへの階段を駆け上がりそうな堂安だが、先日、ちょっとした事件があった。

 それは先月27日、自身のTwitterに「念願の、、、免許獲得。長い旅が終わりました」とツイートした後に、「無事二人とも合格しました。早朝から長いようでめちゃくちゃ短い一日が終わり~。また一つ良い思い出。あいたいなぁん」と、彼女とのツーショット写真を投稿してしまったのだ。もちろん誤爆で、しばらくしてこの投稿は削除されたが、サッカーまとめサイトなどに魚拓を取られてしまい、時すでに遅し。

 とはいえ、堂安はタレントではなく、サッカー選手であり、彼女がいてもなんら問題ない。それよりもサッカーファンが驚いたのは、堂安の彼女のかわいさである。

「堂安の彼女もかわいいですが、U-20日本代表のメンバーの中には、それ以上の美人で、かつ大手企業で働いている才色兼備な彼女がいる選手がいます。ポジションはMFで、Jリーグチーム所属の選手です」(サッカー関係者)

 FIFAワールドカップブラジル2014では、テレビ映像に映った美人が話題になり、結局はGK川島永嗣の彼女(のちに結婚した時の写真で判明)というオチだったが、同じようなことがU-20の試合でもあるかもしれない。
(文=TV Journal編集部)

浦和レッズ「くせえんだよ」問題でJ2降格か!? サッカー関係者「どちらもウソをついている」

浦和レッズ「くせえんだよ」問題でJ2降格か!? 関係者「どちらもウソをついている」の画像1
浦和レッズ公式サイトより

 ついにJリーグが動きだした。ゴールデンウィーク中の4日に行われたJ1リーグ第10節の浦和レッズ×鹿島アントラーズ戦で、浦和のDF森脇良太が、鹿島のMFレオ・シルバに対して「くせえんだ、お前」と侮辱的な発言をしたとされる問題に関して、調査に乗り出したのだ。

 この発言が取り上げられるきっかけとなったのは、試合後に鹿島のMF小笠原満男がメディアの前で森脇は以前にも外国人選手にそういった態度を取っていたと説明したためだ。この発言はすぐにニュースとして取り上げられ、SNSなどで拡散された。森脇は「小笠原選手たちの唾がかかって『口が臭い』と言っただけ」とコメントしたが、過熱する報道を鎮静化することはできず。Jリーグは7日に規律委員会を開き、森脇、小笠原を個別に招集。映像を見ながら、聞き取り調査を行ったという。実際に、森脇の差別発言はあったのだろうか? 試合を取材したサッカーライターに聞いた。

「差別する意図があったかどうかはわかりませんが、映像を見返すと、鼻のあたりを押さえてしかめっ面をしている森脇が映っています。そして、その先にレオ・シルバもいる。映像を見る限り、侮辱的な発言をした可能性は否定できません。挑発する意図はあったと思いますし、森脇は相手に挑発を行うことが多い選手です」

 では、小笠原の発言が真実なのか? 

「小笠原もパフォーマンスとして、相手に食ってかかることが多い選手です。今年の天皇杯決勝では、川崎フロンターレのMF中村憲剛が蹴ったボールが、ファウルでピッチ上に倒れていた小笠原に命中。小笠原が激怒して中村の元へ詰め寄る場面があった。試合後、小笠原はその行為について『流れを引き寄せるパフォーマンスだった』と語っていました。くだんの試合映像を振り返っても、小笠原が浦和選手に対し、挑発行為を行っていなかったとは言い切れません」(同)

 つまり、森脇も小笠原も“どっちもどっち”といったところのようだ。ただし、「挑発とはいえ、『臭い』という言葉を発すること自体が問題」とサッカーライター。そうなると、浦和というクラブ自体の雲行きが怪しくなる。というのも、2014年に「JAPANESE ONLY」と差別横断幕をサポーターが掲げた後、Jリーグ村井満チェアマンに「こうした(差別)行為が改善されなければ、そのようなこと(勝ち点の減免、J2降格など)も視野に入る」と厳しく指摘されている。規律委員会が今回の問題をどうジャッジするか? 森脇にとっては、眠れぬ夜が続きそうだ。
(文=TV Journal編集部)

Jリーグでまたまたトラブル! J2徳島「ボールボーイに乱暴行為」の真相とは?

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イメージ画像(Thinkstockより)

 ガンバ大阪サポーターのナチス旗騒動(参考記事)に続き、またまたJリーグで問題が勃発した。

 それは、4月29日に行われたJ2第10節のジェフユナイテッド千葉×徳島ヴォルティス戦の前半14分のシーンである。

 千葉ディフェンスラインの裏に蹴られたボールに、徳島のDF馬渡和彰が走り込む。たまらず千葉のGK佐藤優也も飛び出し、タッチラインにボールを蹴り出す。どちらが最後にボールを触ったかわからなかったものの、馬渡はボールボーイにボールを渡すように要求。しかし、すぐにボールをもらえなかったため、遅れて投げ渡されたボールをボールボーイにはじき返し、さらに肩を突き飛ばした。当然、「乱暴な行為」で退場となった。この馬渡が退場になったことに腹を立てたのか、徳島側のサポーターが別のボールボーイにアルコール飲料と思われる液体をかける愚行に出る。

 事態を重く見た徳島は翌日、ホームページに2つの行為への謝罪文を掲載し、馬渡は謹慎処分となった。多くのJリーグサポーターに批判されている今回の行為だが、サッカー関係者は「馬渡が批判されるのは当然ですが、人のふり見て我がふり直せ、です」と指摘する。

「この試合のボールボーイを務めたのは、千葉の下部組織の子どもたちです。千葉のGKが飛び出しているタイミングで、徳島選手に素早くボールを渡せば、千葉がピンチになります。それが頭をよぎったのはあると思います。もし、あれが千葉のチャンスであれば、すぐにボールを渡したでしょう。馬渡も、そういった意識があったために、ボールボーイに腹を立てた。つまり、日本サッカーに関わる人たちの認識は、フェアプレーよりも、応援するチームの勝利が重要なんです。それを物語るように、馬渡にレッドカードが掲出された時に、妥当な判定でも、徳島選手たちは審判員を押して“ふざけるな”と判定への抗議をしています。誰もボールボーイを気遣っていない。今回と同じシーンが他チームに起きた時に、選手、サポーター含めて『ウチは大人の対応ができる』と断言できるでしょうか?」(同)

 この試合の翌日に行われたJ1第9節大宮アルディージャ×浦和レッズのさいたまダービーでは、浦和レッズサポーターが緩衝地帯の柵を蹴り、警備員に注意される一幕もあった。Jリーグサポーターが羨望のまなざしを送るイングランドプレミアリーグでは、選手たちの行きすぎた行為に対しては罰金が科せられ、サポーターも厳しく監視されている。フェアプレーに立ち返ろうとしているからだ。

 海外リーグの選手やサポーターの“不良行為”を真似するのではなく、スポーツマンシップを見習うべきではないだろうか?
(文=TV Journal編集部)

日本サッカーの宝・久保建英「5・3ルヴァン杯J1デビュー」の裏にうごめく利権

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FC東京公式サイトより

 まだ15歳でありながら、FC東京U-18に所属し、U-20日本代表にも選出されている久保建英が、5月3日のルヴァン杯にてトップチームの公式戦にデビューする。

 久保はFCバルセロナの下部組織カンテラのエースとして君臨し、スペインでも「メッシ二世」と将来を嘱望されていた。が、FCバルセロナの18歳未満の外国人選手獲得・登録違反により、久保は公式戦に出場できない状況が続いたため、2015年3月、日本に帰国、現在はFC東京に所属している。そんな久保がルヴァン杯に出場するというニュースに、サッカー関係者からは「まだ早いのでは?」「広告塔にさせられてしまっている」と心配の声が上がっている。

「FC東京側の言い分としては、久保が4月15日にJ3初ゴールを挙げたこと。また、5月のワールドユース前にトップの経験をしておいたほうがよいとのことですが、J3のように23歳以下の選手が多ければ別ですが、筋肉の出来上がったJ1の選手たちと、まだ出来上がっていない久保がプレーすることに危険を感じます。なにより、デビューさせることを公式発表し、日程が5月3日というゴールデンウィークの集客を見込める日にしているのも気になります」(同)

 実は、昨年11月5日に行われたAC長野パルセイロ戦でJ3デビューした時も、サッカー関係者たちからは疑問の声が上がっていた。

「スカパー!ではJ3の試合はあまり放送されていなかったのですが、この試合はなぜか生放送。さらに、FC東京U-23の試合は、普段は収容人数約4,800人の江東区夢の島競技場や約7,000人の味の素フィールド西が丘で行われているのですが、11月5日の試合はなぜか収容人数約2万人の駒沢陸上競技場で開催され、7,653人の観客と多くの報道陣が集まった。久保のプレーやコンディションに合わせているというより、ビジネスが優先されているように映ってしまいます」(同)

 ちなみに現在、Jリーグ独占放映権(無料テレビ放送を除く)を持っているのはインターネットスポーツ中継サービス「ダ・ゾーン」を展開するパフォーム・グループだが、ルヴァン杯の放映権はスカパー!が持っている。久保のJ3デビューに続き、Jリーグデビューも生放送するのはスカパー!。これは、偶然が続いているだけなのだろうか?
(文=TV Journal編集部)

ガンバ大阪・サポーターのナチス旗騒動で、Jリーグに迫られる「ゴール裏変革」

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ガンバ大阪公式サイトより

またまたJリーグのサポーターが大問題を起こした。

 2014年に浦和レッズのサポーターが「JAPANESE ONLY」という横断幕を掲げ、菅義偉内閣官房長官が「人権が尊重される豊かで成熟する社会を実現する我が国の方針においては甚だ残念で遺憾」とコメントするなど、サッカー界を飛び越えた騒動となったのは記憶に新しい。

 そんな中、またもやJリーグのサポーターが問題を起こした。今月16日に行われたJ1リーグ第7節のセレッソ大阪×ガンバ大阪戦で、ガンバ大阪のサポーターが試合中にナチスのエンブレムである“SS”の旗を使って応援をしていたのだ。

 ガンバ大阪は21日に公式リリースを出し、該当グループと話し合いの末、グループ所属のサポーターの無期限試合入場禁止の措置をとったことを発表した。また、試合中の横断幕や旗などの使用を、この日をもって当面禁止とした。

「今回も『JAPANESE ONLY』横断幕の時と同じで、思想性はなく、単に“格好いい”という理由で掲出していたようです。この件で、Jリーグクラブがいかにサポーターにナメられているのかが浮き彫りになりましたね」(サッカー関係者)

 サッカー関係者がこう指摘するのには理由がある。現在、問題となっている旗だが、過去にも使われており、サポーターグループはクラブ側の警告を聞かずに再三使用していたのだ。

「これをきっかけに、Jリーグはゴール裏改革に乗り出すべきです。公式にはリリースされていませんが、以前もガンバ大阪のゴール裏から試合前に審判員に対し、『こっちこいやぁ~』『殺すぞ~こら~』などと、罵詈雑言が飛んでいたことがありました。その時もクラブ側は該当サポーターに注意を与えたはずです。今のJリーグのゴール裏は無法地帯で、コアサポーターの過激な行動をクラブ側が抑えきれていません。ゴール裏が過激派の集まる場所になっているのだから、管理のためにも、自由席を指定席に変更するなど、対応をとるべきです」(同)

 イングランドプレミアリーグでは、フーリガンを撲滅するために、スタジアムを全席指定に変更した。Jリーグも、08年のレッズサポーターとガンバサポーターの暴動や、14年の鹿島アントラーズサポーターのモノの投げ込みなど、サポーターが起こした問題を挙げたらキリがない。何かしらの対応が必要な時期になっているのは明白ではないか。
(文=TV Journal編集部)

ACミランは中国裏社会に買われた!? 新オーナーに、投資詐欺やインサイダー取引の前科……

<p> 現地時間14日午後12時30分、イタリア1部リーグ(セリエA)第32節、インテルとACミランによるミラノ・ダービーが開催された。伝統のダービーが昼に開催されるのは初めてのことだが、それにはワケがある。キックオフの時刻は、中国時間では夕方6時30分。つまり、中国人を意識した開催時間なのである。</p>

<p> その前日、ACミランは、ベルルスコーニ元首相が会長を務めるフィニンベスト社が中国の投資グループに株式の99.93%を売却したと発表したばかり。インテルも昨年、中国の家電量販大手・蘇寧電器グループに買収されているので、中国資本同士のダービーだったわけだ。</p>

<p> しかし、両者への、ファンやマスコミの反応は異なる。インテルを買収した蘇寧電器は、中国ではあまりに有名だし、ラオックスを買収した企業としても知られる。一方で、ACミランを買収した投資グループは謎に包まれており、中国メディアですら好意的に伝えていない。</p>

セレッソ柿谷曜一朗、いまいちパッとしない原因は「どんな料理にも和風ドレッシング」だった?

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セレッソ大阪公式サイトより

 セレッソ大阪の柿谷曜一朗と昨年12月に結婚したタレントの丸高愛実のテレビ露出が増えている。『ダウンタウンDX』や『行列のできる法律相談所』(共に日本テレビ系)などで、柿谷との結婚に至るまでのなれそめや、柿谷が「どんな料理にも和風ドレッシングをかける」という仰天エピソードを披露しているのだ。

 10代からユース日本代表で活躍していた柿谷だが、2009年には練習への遅刻が原因でJ1のセレッソからJ2リーグに期限付きで移籍させられた。そこで生活態度を改め、12年にセレッソへ復帰。13年には日本代表に初選出され、東アジアカップでは得点王にも輝いた。

 だが、14年になると、パフォーマンスが下り坂に。2014 FIFAワールドカップブラジル大会には選出されたものの、結果を残せず。この年の7月にスイスリーグのFCバーゼルに移籍するのだが、結果はサッカーファンならばご存じの通り、失敗に終わった。

 2人の交際がスタートしたのは、柿谷がスイスリーグに移籍する直前とのことだが、柿谷の調子が落ち始めたのも、ちょうどこの頃から。そんなこともあり、丸高の“下げマン”疑惑がサッカー関係者の間で浮上しているというのだ。

「丸高さんが下げマンかどうかは別として、柿谷選手がどんな料理にもドレッシングをかけるというのは、アスリートとして、あまり褒められたものではありません。味付けしていない料理ならば別ですが、すでに味付けしてあるものにドレッシングをかければ、塩分過多になります。塩分を取りすぎると、余分に水分が必要になる。試合中に水分を取りすぎれば、体が重くなります。また、持久系アスリートに欠かせないマグネシウムの吸収を阻害してしまいます。食事での塩の取りすぎが、パフォーマンスが上がってこない原因と考えることはできると思います」(スポーツトレーナー)

 丸高は柿谷の健康面を支えるため、アスリートフードマイスターの資格を取得。インスタグラムではプロ並みの料理の腕前を公開している。そんなけなげな新妻の思いを踏みにじる柿谷に今のところ反省の色はなさそうだが、食生活を改め、13年時の圧倒的な存在感を取り戻してほしいものだ。
(文=TV Journal編集部)

「恩を仇で返すようなもの」セレッソ大阪復帰も“ケガ続き”の清武弘嗣に大ブーイング!

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『だから僕は、前に進める。』(ワニブックス)

 サッカー日本代表MFの清武弘嗣(セレッソ大阪)に、ブーイングが相次いでいる。

 今シーズン、スペインリーグのセビージャFCから古巣のセレッソに復帰した清武だが、ここまで出場したのはリーグ戦1試合のみ。開幕戦と第2節を右臀部から太腿裏に違和感が生じたことで欠場。3月28日には、日本代表としてW杯アジア最終予選タイ戦に後半29分から出場したが、セレッソに合流後の30日の練習中に左大腿四頭筋を損傷し、全治2週間と発表された。

「まったく、何をやってるんだっていう話ですよ。セレッソが6億円もの移籍金を支払ってまで、スペインで出場機会を失っていたところを拾ってくれたというのに。そもそも、セビージャではほとんど試合に出ていなかったわけですから疲労も少なく、コンディションを整える時間はいくらでもあったはず。そのくせ、体調不十分にもかかわらず、代表招集には応じ、クラブに戻ってきた途端ケガですからね。これでは恩を仇で返すようなもの」(サッカーライター)

 もともと、清武はケガが多い選手で、シーズンを通して活躍できた年は数えるほど。前所属のセビージャでも移籍早々に負傷したが、ドイツ時代に所属していたハノーファー96に至っては度重なる負傷による離脱で、クラブの2部降格の元凶となった。そんな清武がセビージャからセレッソへ復帰を果たしたのは、日本代表に選ばれるためだった。

「クラブで出場機会を得られない者は代表に招集しない、というヴァヒド・ハリルホジッチ監督の強い意向があったからですが、先の代表戦ではクラブで出場機会のない本田圭佑(ACミラン=イタリア)や長友佑都(インテル・ミラノ=イタリア)、川島永嗣(メス=フランス)らが当たり前のように選ばれていました。出場機会を求めて、泣く泣く欧州を後にした清武にしてみれば、『そりゃないよ』というのが本音でしょうね。それに加えて故障続きですから、セレッソでプレーするモチベーションが下がってしまう恐れもあり得ます」(同)

 今の清武に何よりも求められているのは、代表のことはいったん頭から消し去り、まずはコンディションを整えて、クラブで結果を残すことではないか。

W杯予選がつまらなくなる! アジア枠拡大のメリットとデメリットは?

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イメージ画像(Thinkstockより)

 30日、FIFA(国際サッカー連盟)は、2026年W杯から現行の出場国数32から48への拡大にあたって、アジア枠を現在の4.5から8へと引き上げる案を発表した。5月に行われるFIFA理事会で承認されれば正式決定となる。他の地域は、欧州は13→16、南米4.5→6、アフリカ5→9、北中米・カリブ海3.5→6、オセアニア0.5→1へと変更になる見通しだ。

 日本にとってW杯出場への追い風になるような今回の出場枠の増加だが、意外にもファンは複雑な心境のようだ。

「出場国拡大でW杯全体のレベルが下がることが問題視されていますが、強豪国ではない日本にとって、そこはあまり問題ではありません。問題は予選での緊張感です。ロスタイムで出場を逃した“ドーハの悲劇”の1994年大会は、アジア枠はわずか2でした。初めて出場した98年大会の時が3.5。2002年日韓共催は、ホーム出場枠合わせて4.5。それ以降ずっと4.5です。今でも余裕があるのに、8になると一試合の緊張感が一気になくなってしまうんですよ。いくらテレビ局が煽っても、注目度は薄れてしまうでしょうね。ファンからも『見る必要なし!』『ある意味予選が一番面白かったのに』『下手したら海外組招集しないこともあるんじゃない?』という声が上がっています」(スポーツライター)

 予選の注目度が下がれば、本大会の注目度も下がる。サッカー人気が完全には根付いていない日本にとって、これは致命傷になりかねない。出場枠拡大のデメリットは思ったより大きいのかもしれない。では、逆にメリットはあるのだろうか?

「予選通過が楽になったおかげで、チーム作りの方向性が変わる可能性があります。アジアにおいて日本は強豪国なので、どの国を相手にしても強者の戦い方をしてきました。ボールを保持して主導権を握るサッカーです。しかし、W杯本選になると相手は格上ばかり、予選を勝ち抜いた戦術が通じなくなり敗退していました。これが、枠を拡大したことによって、本戦用のサッカーを試すことができるようになります。対戦相手のレベルが本戦より低いことに変わりはありませんが、今までのぶっつけ本番に比べたら大きなメリットになると思いますよ。他にも新しい選手を試したり、相手国のラフプレーが減る可能性もありますね」(同ライター)

 格下相手に取りこぼすことが許されず、手堅い采配ばかりで今まで日本代表は窮屈そうに戦っていた。出場枠拡大の余裕でさまざまな形に挑戦すれば、また違った日本代表を見ることができるのかもしれない。
(文=沢野奈津夫)

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