「カルチャー」の記事一覧(12 / 18ページ)

大量の「アリス・クラブ」が販売されていたことも……湘南堂だけじゃない!? 古書店で売られる“児童ポルノ”

 神保町・すずらん通りにある古書店「湘南堂書店」が児童ポルノを販売していたとして、店主ら3名が逮捕された事件が話題になっている。

 新聞各紙の報道によれば、同書店では写真集などを“プレミア価格”で販売。これが、タレコミによって当局の知るところとなったという。

 実写の少女ヌードなどを扱う、いわゆる“児童ポルノ”を販売することが法律で禁じられてから、来年でいよいよ2…

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撮影場所への理解が足りなかったのか……「房総のむら」コスプレ“撮影禁止”に博物館側も苦慮

 コスプレ撮影の名所がマナー違反の多発で、受け入れ中止を余儀なくされてしまった。千葉県にある、博物館「千葉県立房総のむら」での出来事だ。

 ここは、江戸時代などの街並みを再現して展示する野外博物館で、千葉県民にとっては小学校の遠足の定番スポットとして知られている。それと同時に多くのコスプレイヤーにとっては「対応も親切な撮影スポット」として利用されてきた。

 そんな…

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【ルポルタージュ】氏賀Y太 リョナ・グロとマンガに人生を全振りする男のスケッチ

 入稿は終わった、ひっそりと。

 寒さも一段と厳しくなる予報に、暖かい夏が恋しくなる2018年の2月2日。中目黒のビルにあるオフィスで、編集長の渋谷一功は確かな手応えを感じていた。

 入稿を終えて、ほっとしながらデスクの上に山のように積み上げられた校正紙を整理した。そして、もう一度、表紙が印刷された校正紙を眺めた。

 そこには、こう書かれていた。…

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出版ノルマに追われて……ライトノベルは「編集者の代筆が当たり前になっている」という惨劇

 毎月、多数のタイトルが出版されているライトノベル。その勢いとは裏腹に、崩壊の兆しが見え始めている。もはや、まともに書ける作家が“枯渇”しているのである。

 ここ数年、ライトノベルの世界を席巻しているのが、投稿サイト「小説家になろう」などのネット発の作品。売上の上位を占めているのも「なろう系」だ。

 だが「なろう系」の席巻が、かえってライトノベルの勢いにブレーキを…

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本業へ注力の方針? ファミリーマートがアニメ関連事業から撤退のウワサ

 大手コンビニチェーンのファミリーマートが、アニメ関連事業から撤退するとのウワサが、業界を駆け巡っている。

 ここ数年のうちにコンビニが実施するアニメ作品とのコラボ展開は、当たり前のものとなった。さらに、製作委員会への参加も目立ち、多くの作品で製作委員会の中に、ファミマ・ドット・コムか、ローソンHMVエンタテイメントの名前が見られるようになってきた。

 製作委員会…

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最大45%減の予測も……2020年5月コミケ開催で、同人印刷会社の経営危機は不可避に!

 昨年末に発表された、2020年東京五輪による東京ビッグサイト使用制限に対する同人誌即売会側の対応。

 現在、明らかにされている情報では、コミックマーケット準備会を中心に企業・主催者の協同によって『DOUJIN JAPAN 2020(仮)・コミックマーケット98』が2020年のゴールデンウィーク期間中に開催されることが決まっている。

 告知文では、極めて前向きな姿…

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ランキングからアニメを除外の「映画芸術」に聞いた「荒井晴彦さん、あなたはアニメが嫌いなのですか?」

「なんとも思ってはいない、ただ……」

 夕方、会議を終えて少し疲れた様子の荒井晴彦は、少し考えてから口を開いた。

 今、アニメ関係者の中でひとつの雑誌が話題になっている。荒井が編集発行人を務める「映画芸術」(編集プロダクション映芸)が、それだ。映画批評誌の中では老舗に位置づけられる雑誌。その最新号に掲載された「日本映画ベストテン&ワーストテン」。年1回発表される同…

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男たち女たちはなぜ競うのか? カンパニー松尾がキャノンボール、アイドル、テレクラ、AVを語る【後編】

(前編はこちらから)

──半ば監禁された状態の合宿生活の中で、アイドルたちもおかしくなっていったようですね。後半はガラリと雰囲気が変わり、「横浜ステージ」と称し…

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アニメファンによる実写映画へのコンプレックスが丸出しなのは否めない……「映画芸術」のアニメ外し騒動

 アニメと実写の溝は、とにかく深い。

 ずいぶん前の話……もう10年も前のことだと思うが、映画関係者と雑談しているときに、こんな会話をしたことがある。

「なんか、三坂さんが、アニメ界で有名な人と結婚したらしいよ」

 三坂さんとは、女優の三坂知絵子のことである。へぇ~と思って、「誰なんですか?」と尋ねたところ、相手はしばし考えた。

「え~…

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男たち女たちはなぜ競うのか? カンパニー松尾がキャノンボール、アイドル、テレクラ、AVを語る【前編】

 AV作品ながら映画館で上映された『劇場版テレクラキャノンボール2013』(14)は記録的な大ヒット、続く人気アイドルグループ・BiSの解散ライブに密着取材した『劇場版BiSキャノンボール2014』(15)はテアトル新宿で上映され、スマッシュヒットとなった。“ハメ撮り”AVの巨匠として知られていたカンパニー松尾は、今や映画シーンでも注目を浴びる存在となっている。そんなカンパニー松尾の最新劇場…

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