「011テレビ」の記事一覧(6 / 71ページ)

9月編成、予算削減、お笑い排除……フジテレビ『27時間テレビ』に局内からも大ブーイング!

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 フジテレビ局内から、大ブーイングだ。

 真夏の恒例大型番組『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)が、今年は9月9~10日に放送される。例年のお笑い色を弱め、2020年の東京五輪に向けて、世界から注目を浴びる日本をもっと知るため「歴史」をテーマにするという。総合司会にはビートたけしを据え、番組キャプテンは関ジャニ∞の村上信五が務める。

『FNS27時間テレビ』は1987年に第1回の放送が開始され、今年で31回目を迎えるが、放送が9月になったことは史上初。これまでは7月の後半に行われるのが恒例となっていた。

 さらに今回は生放送ではなく、主に事前収録で構成されるという異例の展開。フジテレビは「じっくりと見られる季節に編成するほうがいいと考えた」と説明しているのだが……。

「この手の番組は、夏休みだから若者が夜更かしして見たりする。さらに生放送をしているからこそ、中継場所に行って芸能人や付随するイベントを見ることで臨場感を味わったり、ハプニングを期待したりするのが『27時間テレビ』のいいところだったのですが……。今年は、社長が交代した影響もあって、お笑い要素が極力排除され、制作費も削ることばかりを要求されています。こんな状況下では、面白い番組を作れるはずがないですよ」(テレビ局関係者)

 フジテレビは16年度の視聴率が全部門(ゴールデン・プライム・全日)で民放4位に転落し、収入も大幅に落ち込んだ。そして今年、亀山千広社長が退任し、宮内正喜氏が新社長に就任。その宮内氏は、バラエティーより報道など堅い番組を重視する方針だという。また制作費や局員の給与を削減する方向に舵を切り始めたようだ。

 前出のテレビ局関係者は「亀山社長時代は、『すぽると』、『笑っていいとも』の打ち切り、ドラマのリメイク失敗など、やること成すことすべてが裏目に出て、視聴率の低迷を打開することができなかった。宮内新社長の方針も、現実に即していないし、抜本的解決にはならない。現状を把握できていないのでしょう。このままでは、前社長の二の舞になるのではないかと懸念されていますよ」と漏らす。

 新社長の意向もあり、今年の『27時間テレビ』では、00年に始まった明石家さんまと元SMAPの中居正広がトークを繰り広げる話題のコーナー「さんま・中居の今夜も眠れない」を取りやめるという。大人気コーナーまで打ち切ってしまったことで、ますます迷走ぶりが露呈しなければいいのだが……。

『24時間テレビ』視聴率歴代2位も、募金額が激減!「感動ポルノの限界か?」

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 26~27日に放送された『24時間テレビ40 告白~勇気を出して伝えよう~』(日本テレビ系)が、平均視聴率18.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の好数字を記録した。

 この数字は、2005年の19.0%に続き、07年、08年とタイの歴代2位。瞬間最高は、チャリティーマラソンランナーのブルゾンちえみのゴールで40.5%だった。

「Twitter上では、番組放送前の午後4時頃に『道路の使用申請はブルゾンちえみだったそうです!』とマラソン走者を事前にバラす警察官の子どもが出現。また、スタート地点も早々に割り出され、放送とは違った盛り上がりを見せていました」(テレビ誌記者)

 また、番組序盤では、一般人の母親が5歳の息子に「本当のママじゃないの」とカメラ前で告白するVTRを放送。ネット上では「なんで今言うの?」「この企画、ほんと意味不明」「子どもがかわいそう」と批判が殺到した。

「深夜のバラエティ企画『生しゃべくり タレコミ続出!その真相を初告白007』は、メインパーソナリティーのジャニタレをフィーチャーしたものの、放送事故かと思うほどにグダグダ。ネット上では『つまらない』との声が相次ぎました」(同)

 なお、番組のエンディングで発表された募金総額は、昨年より1億円以上少ない計1億2,902万958円。4年前の4億3,605万4,731円に比べると、寂しい結果に見える。

「ネット募金のトラブルが原因と言われていますが、『感動ポルノ』という言葉が一般的になったことも一因とも。また、13年には『FLASH』(光文社)が『嵐5,000万円、森三中・大島美幸1,000万円、上戸彩500万円……』などと出演者たちの高額ギャラを掲載。これが波紋を呼び、日本のチャリティー番組のレベルの低さが話題になりました」(同)

 募金額は激減したものの、視聴率から改めて国民的番組であることを示した『24時間テレビ』。今後も、どんな話題を振りまいてくれるか楽しみだ。

かつての「百獣の王」も、いまや勝負への執着心なし……“筋肉バカ”を捨てた武井壮はどこへ向かう?

<p> 芸能人が名を売るためにキャラクターをつくろうことは珍しくない。若い頃の小倉優子は「こりん星からやってきたお姫様」を自称していた。ピコ太郎は「友人・古坂大魔王にプロデュースされたシンガーソングライター」という設定を貫いている。</p>

<p> いや、そんな大それた話じゃなくとも、この手の例は枚挙に暇がない。ワイルドキャラでブレークしたスギちゃん、ハードゲイキャラでブームを巻き起こしたレイザーラモンHG、“バブリー”を前面に押し出して活躍中の平野ノラなど。「キャラ芸人」と呼ばれる面々は、文字通りキャラクターありきで世へ出ることに成功した者ばかりである。</p>

「ヤクザか、渡り鳥か、トラック野郎じゃなきゃイヤ!」NHK有働由美子アナが“おじさん偏愛”を叫ぶ!

<p> 8月25日放送『あさイチ』(NHK)のプレミアムトークに、HKT48の指原莉乃が出演した。</p>

<p> AKB48総選挙で3連覇を果たした実績の持ち主である指原だが、彼女は48グループに参加した直後から「歌、踊り、ルックス、どれもイマイチ」と自覚していたという。事実、この日の番組には「さっしーはまあまあかわいくて、歌もまあまあうまくて、踊りもまあまあなのに、いつも1位を取れるのはどうしてですか?」という10代の女子からの投稿が寄せられている。<br />
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大橋未歩アナの退社で……テレビ東京“冬の時代”到来へ「下ネタにハマれる人がいない」

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 テレビ東京の大橋未歩アナウンサーが、12月上旬に同社を退社することがわかった。退社後の活動については「少し身体を休めながらゆっくり考えたいと思います」と明言はしていないが、妊活に専念するとみられる。大橋アナは1978年生まれの39歳。2002年にテレビ東京に入社し、ニュース、スポーツ中継、バラエティと幅広く活躍した。特に『やりすぎコージー』では、セクシーグラビアチャレンジや、下ネタ発言など体を張った仕事が話題となった。テレ東の看板アナウンサーともいえる大橋アナの退社で懸念されるのが、“冬の時代”の到来であろう。

「テレ東は他局に比べて規模が小さいので、アナウンサーの数も限られています。女子アナは、ニュースやバラエティをまんべんなくこなす必要がありますが、その中でも大橋アナクラスに活躍できる人材は少ない。『ゴッドタン』で芸人と共演し、下ネタもいとわない松丸友紀アナは“ポスト大橋アナ”と言うべき存在ですが、現在産休中です。さらに、バラエティでの活躍が期待された元モーニング娘。の紺野あさ美アナも、この春に退社してしまいました」(放送作家)

 テレ東は予算がない分、個性的なアイデア勝負の番組で評価を獲得してきた。『池の水ぜんぶ抜く』『空から日本を見てみよう』といった番組はよく知られるが、もうひとつの原動力となっていたのが“エロ番組”である。

「大橋アナが長らくレギュラーを務めていた『やりすぎコージー』は、当初は『やりにげコージー』と露骨なタイトルでした。『ギルガメッシュないと』『平成女学園』といったエロ番組の系譜に位置付けられるといえるでしょう。そこに、下ネタトークでうまくハマったのが大橋アナでした。ただ、ほかの女子アナにいきなりそうしたキャラクターを求めてもセクハラになってしまう。彼女の立ち位置だからこそ成立したといえるでしょう」(同)

 テレ東にとって大橋アナの退社は、予想以上に大きな痛手となるのかもしれない。
(文=平田宏利)

“足立区のワル兄弟”原田龍二と本宮泰風「芸能界最強説」に証言続々! 

<p>「実はあの人、強いらしいよ」という風評が流布されるのは、芸能界の常。古くはジェリー藤尾や渡瀬恒彦、今だったら宇梶剛士が有名であろう。ほかにもオール巨人や氷室京介など、役者界、音楽界、お笑い界といった幅広いジャンルで“最強説”はささやかれ続けている。</p>

<p> これらの風評には“自称”と“他称”の2種がある。渡瀬や宇梶は前者にカテゴライズされるだろうし、一方で率先して過去のやんちゃエピソードを披露する芸能人も存在する。しかし、いまやネット社会。近しかった者による証言や証拠(画像など)により、真偽不明の“真相”が明かされることも少なくなく、結果的に元ヤンを自称して世に出る芸能人は減少傾向にある。今は気軽にギミックが使える時代ではなく、自称するにはリスクが大きすぎるのだ(ある時から、的場浩司も不良エピソードに封をしたといわれている)。</p>

低迷するフジ『フルタチさん』 “厄介者”扱いで放送休止連発の裏事情……

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フジテレビ公式サイトより

 視聴率が低迷するフジテレビ系のバラエティ番組『フルタチさん』(日曜午後7時~)が、改編期の10月から、金曜午後7時に枠移動し、1時間番組に縮小されることが内定したという。

 同番組は、古舘伊知郎が昨年3月末の『報道ステーション』(テレビ朝日系)降板後、初のレギュラー番組として注目を集めた。しかし、同11月6日の初回は8.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と2ケタに届かず。第2回は8.1%だったが、第3回で5.8%と急降下。第4回で8.0%と盛り返したものの、第5回以降はおおむね5~7%台の低視聴率が続いており、ゴールデン帯では禁断の5%割れすることもしばしば。

 あまりの不振ぶりに、フジは今年3月いっぱいでの打ち切りを打診したものの、古舘サイドは「1年はやるという約束だった」と猛反発して継続されるに至った。だが、4月以降も視聴率は一向に上向かず、枠移動、縮小の憂き目に遭うようだ。

「古舘サイドは、『視聴率アップのため』と称して、さまざまな企画をフジ側に提案したようですが、制作費が増えるため却下してきたと聞きました。フジとしては打ち切りたかったのですが、古舘側が受け入れず、落としどころが枠移動及び縮小になったようです。2時間枠が1時間枠になるのですから、当然古館のギャラはダウンすることになります」(テレビ関係者)

 はた目には、これで一件落着のように思えるが、決してそうではないようだ。本音は打ち切りたかったフジは、もはや同番組を“厄介者”扱いしているのだ。その証拠に、放送休止が激増している点が挙げられる。7月以降、同2日、16日、30日、8月6日は特番で休止。同27日も、『爆笑!世界のいたずらドッキリ映像35連発』をオンエアするため、『フルタチさん』は放送されない。つまり、ほぼ2週に1回は休みとなっている現状だ。

「ほかの番組を放送したからといっても、数字が取れているわけではありません。ただ、5~6%程度の視聴率を垂れ流すだけの『フルタチさん』をやるより、まだ可能性があるということです。低予算の番組を作れば、『フルタチさん』より安く上がるし、古舘の高額なギャラを払う必要もありません。9月いっぱいは、この状況が続くと思われます」(同)

 同番組が低迷しているのは、裏の日本テレビ系『ザ!鉄腕!DASH!!』『世界の果てまでイッテQ!』が20%前後の高視聴率を取っている影響とみる向きもあるが、果たして本当にそうなのか? ネット上の声を拾うと「番組自体に魅力がないから」との意見も多々ある。移動する金曜午後7時台にしても、常時2ケタを取っているTBS系『爆報!THE フライデー』や、日本テレビ系『沸騰ワード10』といった人気番組が存在する。現在、フジが同時間帯で放送している『その原因、Xにあり!』は、低視聴率のため打ち切りになる見込みだが、『フルタチさん』が枠移動しても、低迷が続くようなら、それこそ“赤っ恥”をかくことになりかねない。
(文=田中七男)

【放送直前】『24時間テレビ』事件簿! 嵐のギャラ騒動、川口春奈が拒否、徳光和夫が時速2.5キロ……

<p> 日本テレビの恒例大型番組『24時間テレビ40 愛は地球を救う』がこの週末に生放送されます。今年のテーマは「告白~勇気を出して伝えよう~」で、メインパーソナリティーは嵐・櫻井翔、NEWS・小山慶一郎、KAT-TUN・亀梨和也の御三方です。</p>

<p> 自己最高平均視聴率は、当時SMAPだった草なぎ剛と香取慎吾がメインパーソナリティーを務めた2005年で、19.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。以降、15%を切る年はなく、昨年は15.4%を記録しました。日本人って、『24時間テレビ</p>

水卜麻美『スッキリ!!』MC就任は“加藤浩次切り”の布石!? フリー転身「凍結」の裏事情

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日本テレビ公式サイト「アナウンスルーム」より

 日本テレビの水卜麻美アナが6年半アシスタントを務めた『ヒルナンデス!』を9月いっぱいで卒業することを発表。10月から朝の情報番組『スッキリ!!』のMCに就任するという。

 水卜アナといえば、2013年から昨年までオリコン「好きな女性アナウンサーランキング」で4年連続1位を獲得した人気アナだけに、かねてから独立も噂されていたものだった。実際、『ヒルナンデス!』の降板が決まった際には、フリー転身報道が飛び交ったが、日テレに残留した裏には、ある“密約”があったようだ。日テレ関係者が明かす。

「日テレが独立の条件として、視聴率が低迷する『スッキリ!!』を立て直したら、快く送り出す。さらにフリーになった後も、局を挙げてバックアップするというもの。実は、日テレは『スッキリ!!』MCの加藤浩次を切りたがっている。その後釜に元大阪府知事の橋下徹氏を据えるべく水面下ですでに交渉が進んでおり、上層部の頭の中には、来年4月にはフリーになった水トアナと橋下氏のコンビで番組を大幅にリニューアルする青写真があるようです。また、あまり知られていませんが、水トアナはもともとスポーツ志望。その彼女に、局幹部が東京五輪特番の総合司会を任せることを確約したといいます」

 水トアナは今年の『24時間テレビ』でのマラソンランナー候補として名前が挙がっているが、前出の日テレ関係者は「その可能性は低い」と言って、こう続ける。

「ランナーになれば、おっぱいを揺らしながら走る姿や、ワキ汗などを、週刊誌などが卑猥に扱う可能性がある。今後、局を挙げてバックアップしようとしている彼女に、そんな下品なイメージがつくような仕事をさせるはずがありませんよ」

 水トアナが“スッキリ”とフリー転身できるか、秋以降の視聴率に注目したい。

もはや投げやり? 爆死確実のフジ『27時間テレビ』 特別ドラマの主演は“深夜ドラマの女王”剛力彩芽で……

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 今年で31回目を迎えるフジテレビ系『FNS27時間テレビ』が、9月9日午後6時30分から翌10日午後9時24分まで放送される。区切りの30回目だった昨年(7月23~24日)は、平均視聴率が過去最低の7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と大爆死しており、今年も苦戦は必至だ。

 1987年の第1回までさかのぼると、タモリと明石家さんまの総合司会で、19.9%の高視聴率をマーク。その後、視聴率は下降していったが、92年にはビートたけしと故・逸見政孝アナのコンビで19.0%を記録、翌93年も、同じコンビで17.9%と高い視聴率を挙げたが、94年以降は思うような視聴率がマークできなかった。

 それでも、2004年にはナインティナインと中居正広(当時SMAP)のトリオで16.9%を記録したが、翌05年以降はジリ貧状態。13年には“女芸人イレブン”の司会で、9.8%と初の1ケタ台に転落。14年は13.1%(総合司会=SMAP)、15年は10.4%(同=ナインティナイン、中居)となんとか2ケタをキープしたが、昨年は一気にワースト視聴率まで落ちてしまった。

 こうなると、番組を継続すること自体に疑問符も付くが、今年は従来のバラエティ中心からコンセプトを一新。テーマは「にほんのれきし」で、「学び、笑い、楽しむ」がたっぷり詰まった、完成されたエンターテインメントを追求するという。

 総合司会は1996年以来、21年ぶりにたけしが務め、サポート役の“キャプテン”として、関ジャニ∞・村上信五が起用される。

 その『27時間テレビ』の中で、特別ドラマ『私たちの薩長同盟』がオンエアされるが、主人公となる坂本龍馬の妻・お龍役に剛力彩芽が抜擢された。相手役となる龍馬には、ジャニーズWEST・桐山照史が起用され、そのほか佐藤隆太、川栄李奈、浜野謙太、藤井美菜の出演が決定。脚本は「にほんのれきし」博物館館長を務めるバカリズムが担当する。

 お龍といえば、10年のNHK大河ドラマ『龍馬伝』(福山雅治主演)では真木よう子が演じており、龍馬を支えるクールな役どころが印象的だった。ただ、『私たちの薩長同盟』では、チャキチャキと事を進めるお龍が主人公で、現代風にアレンジされたユーモラスな会話も盛り込まれているというから、『龍馬伝』のお龍とは、かなり異質なイメージになりそうだ。

 剛力は、これまで主演、ヒロインで登場した連ドラがことごとく低調で、ゴールデン・プライム帯では、すっかり見かけなくなり、今では“深夜ドラマの女王”と化した。剛力主演で高視聴率を獲得するのは厳しいと思われ、そのキャスティングは、もはや“投げやり”といわれても致し方あるまい。
(文=田中七男)

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