「中国」の記事一覧(24 / 108ページ)

報酬2倍で、香港で働く家政婦の大量流出も? 中国がフィリピン人ベビーシッターの爆買いへ

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イメージ画像(Thinkstockより)

 昨年、中国は1979年から続けてきた一人っ子政策を廃止し、二人っ子政策へとかじを切った。現在生まれてくる新生児の約半数は「二人目」といわれており、限定的ではあるが、官製ベビーブームが起こっている。

 そんな中、不足しているのがベビーシッターだ。中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏は、次のように話す。

「共働きが一般的な中国では、祖父母に育児を手伝ってもらうことは当たり前。しかし、二人目となると、一人目よりも祖父母が高齢化していたり、子ども二人分の育児はさすがにキャパシティーオーバーということで、中流以上ではベビーシッターを雇う家庭が多いんです。そのベビーシッターが、今年に入って不足している。報酬の相場も上昇していて、上海では月に2万元(約32万円)は出さなければ見つからない状況になっている。ベビーシッターを予約してから子作りを開始するという夫婦もいるほどです」

 そんな状況下、中国ではこれまで外国人に認められなかったベビーシッター業務の担い手として、フィリピン人労働者の受け入れを検討しているという。

 フィリピン労働雇用省(DOLE)の副部長が明らかにしたところでは、北京、上海、アモイなどの主要都市が、フィリピン人労働者に対し、ベビーシッター業務を近く解禁。ベビーシッターへの報酬は、月額1万3,000元(約21万円)に達すると見込まれている。

 ベビーシッターとしてフィリピン人労働者が特例的に選ばれた背景には、フィリピン人の英語力があるという。英語が堪能なフィリピン人をベビーシッターとして雇うことで、子どもに英語を学ばせようというわけだ。

 しかし、こうした中国の動きに、香港人は警戒感を強めている。香港では、中流家庭でも家政婦を雇うことが一般的だ。

 現在、約30万人の外国人家政婦が働いているというが、そのうち最も多いのがフィリピン人なのである。しかし、香港紙「アップルデイリー」によると、月額1万3,000元というのは、香港でフルタイムの住み込み家政婦に支払われる月額の約2倍。中国のフィリピン人ベビーシッター受け入れが実現すれば、香港で働くフィリピン人が、こぞって中国に移動してしまう危惧があるのだ。 

 紙おむつや粉ミルクなど、ベビー関連用品の数々を大陸からの爆買い客に買い占められたことで、香港人の反中国感情が高まったという前例もある。その上、家政婦まで奪われるとなれば、彼らの不満をさらに刺激することとなりそうだ。 

 また、日本でも4月からフィリピン人家政婦の受け入れが開始されたが、報酬の改善などを余儀なくされることになるかもしれない。

絶滅危惧種のウミガメ38匹を“まるゆで” 残酷すぎる中国「希少動物密売」の実態

<p> アフリカでは象牙の密猟が国際問題になっているが、中国人による希少動物の密売は止まらないようだ。</p>

<p>「渤湃新聞」(7月28日付)によると、広西チワン族自治区で防城港市公安当局が27日、ベトナムとの国境付近でウミガメの剥製38匹を押収した。鑑定すると、これらはタイマイであることが判明。タイマイはワシントン条約で絶滅危惧種に指定され、中国でも国家二級保護動物に指定されている。市場価格は、最高3万元(約48万円)にも達する。死因を調べると、生きたままゆでられた疑いがあるという。<br />
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『アウトレイジ 最終章』出演の池内博之、人気が中国で爆発中!? ジャッキー・チェンとも共演で……

『アウトレイジ 最終章』出演の池内博之、人気が中国で爆発中!? ジャッキー・チェンとも共演で……の画像1
レプロエンタテインメント公式サイトより

「今や日本よりも、中国での人気の方がすごいようです。先日はジャッキー・チェンとも共演するなど、あの濃い顔が向こうでも受けているみたいです。本人はあくまで“主演級”にこだわっているようなので、今後も日本よりアジアを主戦場にしてやっていきたいようですよ。日本だと、よっぽどのことがないと出演はしないそうですが、今回はあの北野武さんの作品だからというのは大きいと思いますよ」(映画関係者)

 10月7日から公開される北野武監督の映画『アウトレイジ 最終章』に出演することが発表された池内博之。1998年放送のドラマ『GTO』(フジテレビ系)でブレークして以降、さまざまな映画やドラマに出演してきたが、最近は日本での活躍はめっきり減ってきていた。

「正直、今後、日本では彼の露出が極端に増えることはないでしょうね。今、彼のポジションには青木崇高さんや井浦新さん、要潤さんや鈴木浩介さんがいますからね。所属事務所のレプロエンタテインメントも、このまま日本で中途半端な立ち位置でいるよりも、本人の希望通り海外で勝負することを許可したそうです。まあ、実際のところ今は事務所も中村蒼さんに相当力を入れてるので、あまり池内クンに構ってる時間がないというのが本当のところなんでしょうけどね(苦笑)」(芸能事務所関係者)

 本人も以前から語学留学を考えていたようで、そのときに日本では大コケした日中合作映画『スイートハート・チョコレート』に出演したことが向こうで活躍するきっかけになったという。

「中国では徐々に人気も出てますし、このままいけばハリウッドでも賞を狙えるポジションにいるようです。うまくいけば、ディーン・フジオカさんのように“逆輸入俳優”として日本でブレークする可能性もありますよ」(テレビ局関係者)

 まずは“全員悪人”の『アウトレイジ』で、池内がどんな演技をするのか楽しみだ。

13歳少女とのわいせつ行為を6,400円で……中国「ロリ・ショタ違法サイト」に潜入!

13歳少女とのわいせつ行為を6,400円で……中国「ロリ・ショタ違法サイト」に潜入!の画像1
人気動画配信者が運営していたロリコン専用サイト。サイト名は、ずばり「正太の天國」(看看新聞網)

 日本でも児童ポルノ関連の犯罪は後を絶たないが、お隣中国ではネット上で少年少女と大人たちの性の取引が横行し、社会問題となっている。

「看看新聞網」(7月22日付)によると、中国の人気動画配信者が、ロリコン向けのサイトを運営していたとして逮捕された。このサイトでは、小中学生とのわいせつな行為を目的とした出会いを提供するほか、少年少女の衣服や下着、性的な動画なども会員に有料で販売していたとされる。現在、サイトは封鎖されている。

 しかし、ネット上では、同様のサイトやSNSは無数に存在する。

 そんな中、「看看新聞網」の記者が、少年少女とロリ・ショタ好きの大人を結びつける会員制SNSのグループチャットに潜入、その顛末を暴露した。

 記者は、15歳の少年を装って入会を申請。するとすぐに、グループチャットに招待された。下は11歳の小学生から上は60代と思われる会員まで、幅広い世代のユーザーがチャットに参加していた。

 そこで繰り広げられていたのは、異様極まりないやりとりだった。ある男子中学生が「全裸でテレビ電話してあげるから30元(約480円)ちょうだい!」と発信したかと思えば、今度は別の会員がテレビ電話を使った集団自慰行為を呼びかける……。

 中には、記者に一方的に自らの自慰行為を撮影した動画を送りつけ、その反応を楽しむ者もいたという。さらに、小中学生との性交映像を販売する者や、13歳少女とのわいせつな行為を400元(約6,400円)で持ちかけてくる者、それらの申し出に応じる者など、まさに無法地帯であった。

 記者はこのSNS上での出来事を当局に報告、捜査が行われる事態になったという。

 ネット規制が厳しいとされる中国であっても、政治とはあまり関係のないこの手の性犯罪を助長するサイトは、事実上、野放しの状態だ。わずか数十元のために、自身の尊厳を売り渡してしまう少年少女が多くいるこの現実、日本も決して他人事ではない。
(文=青山大樹)

生きるためには仕方ない? 中国で「孤児ファイトクラブ」が物議

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悲壮な表情で格闘を行う少年たちの実際の様子(騰訊視頻繁)

 長い歴史のある闘牛や闘犬に対してですら、世界的な批判の声が高まっているが、中国には親を失った孤児同士をまるで牛や犬のように戦わせ、見世物とする団体が存在するようだ。

 先日、ネット上で「格闘孤児」というタイトルの動画が公開され、そこには小中学生と思われる少年2人が格闘技場のようなステージの上で、激しく殴り合う様子が映し出されていた。この動画は数日間で、1,200万超の再生回数を記録した。 

「京華網」(7月23日付)によると、孤児同士を戦わせていたのは、2000年に四川省成都市内で設立され、これまで400人の孤児を預かってきた保護施設。孤児たちのほとんどは両親と死別したり、育児放棄されて親との同居がかなわない子どもたちだ。この施設の責任者である恩波(エン・ボー)氏は、テロ鎮圧のために組織された中国版SWAT「特警」の元メンバーで、00年の退職を機に、今回の格闘孤児の育成を思いついたという。

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施設の責任者である恩波氏
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試合前の少年。不安そうな顔が印象的だ

 恩氏は、子どもたちが将来、犯罪の道を歩まないようにという願いも込めて無償で施設運営を行っていると主張。施設の子どもたちは、その代償として格闘技を学び、施設が定期的に開催する格闘技イベントに出場するのだという。もちろんファイトマネーなどは子どもたちに一切支払われていない。

 この施設で暮らす14歳の少年は「試合が始まる前、鉄の格子の中に入れられる瞬間がとても怖いです。ここでの生活は疲れるし、本当につらいです。でも、両親は亡くなっているので、ここで生活するしかありません」と明かしている。

 中国教育部(日本の文部科学省に相当)は、「この施設は児童福祉に関する法律に抵触している可能性があり、調査をすると同時に、すぐに児童を保護し、学校に通えるよう手配を進める」と表明している。

 しかし、ネット上では「この施設がなくなったら、孤児たちの生活はどうなるのか?」という心配の声も上がっている。社会福祉が未整備の中国では、この施設のように衣食住の心配なく孤児たちが暮らせる環境は、そうそうないのである。
(文=青山大樹)

「AV女優になって!」「顔を見ただけで興奮する」稲田朋美氏辞任で、中国人が熱烈ラブコール

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稲田氏の辞任を“四面楚歌”と報じた「環球時報」

 7月28日、稲田朋美防衛大臣は記者会見で南スーダン国連平和維持活動(PKO)の派遣部隊の日報問題をめぐり、辞任する意向を表明した。中国でもこのニュースは大きく報じられ、辞任報道が出始める数日前から、複数のメディアが取り上げた。政府系「環球時報」(7月28日付)は「日本の女性防衛大臣稲田朋美が辞職 スキャンダルまみれで四面楚歌」という記事を、コスプレ姿の稲田氏の写真とともに掲載した。

「稲田氏は中国でもタカ派の政治家として知られ、安倍首相とともに、中国ではどちらかというと“敵”とみなされています。靖国神社への参拝を欠かさず、南シナ海問題でも(中国にとって)挑発的な発言を繰り返し、中国を『国際秩序の破壊者』と発言したこともあった。また、いわゆる南京大虐殺や慰安婦の強制連行を否定したり、弁護士として『百人斬り名誉毀損訴訟』を手掛けたことも広く中国で報じられてきたので、特に年配の中国人からは嫌われています」(北京在住の日本人大学講師)

 こうした影響なのか、SNSでは、辞任報道を喜ぶ声や皮肉る声が多く寄せられている。

「天罰が下った。政治の世界に戻ってこないで」
「愛国を説いて(日本)の人々から嫌われた。本人は後悔しているだろう」
「中国に来て(反日)映画の女優になればいい。日本鬼子(日本人の蔑称)を演じれば人気爆発だ!」
「軍事に疎い者がトップに立つとは、小日本も人材がいなかったんだな」

 一方で、意外にも“熱烈”な稲田ファンもいるようで、「美人だったのに残念。僕は稲田を支持する」といった書き込みを散見されている。しかし、2ちゃんねる同様、ゲスな書き込みも少なくない。

「この人を見ると、興奮する……」
「下野してAV女優になればいい。といっても、見るヤツはいねーだろうな」
「素人人妻ものか(笑)」
「確かに、熟女モノのAV女優のような面影があるよね」
「AV落ちしてくれたら、俺は見てあげるよ!」
「失業することはないだろう。AV女優の素質がありそうだから」
「『東京熱』(無修正動画レーベル)に行くべきだ」

 日本でも一部の男性の間で稲田氏の人気は高いようで、実話誌などでは「懺悔熟女ヌード」を期待する声が紹介されているが、中国にも同様のマニアがいるようだ。一方で、前日に民進党党首を辞任した蓮舫氏に関しては、こうしたゲスなコメントは皆無だった。その差は一体なんなのか……。
(文=五月花子)

親不孝にもほどがある! ネトゲ廃課金小学生が母親をだまし、一家破産に

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中国でも、子どものスマホ依存、ゲーム中毒が問題となっている(イメージ画像)

 近年、中国ではスマホゲームの課金システムが社会問題となっている。特に未成年者による高額課金に関しては、親のクレジットカードを勝手に利用する例も少なくない。そんな中、とんでもない事件が発生した。

「新浪新聞」(7月21日付)によると、話は2016年9月にさかのぼる。浙江省で夫と11歳になる息子と3人で暮らす母親のもとに突然、一通のメールが届いた。その内容に、母親は驚愕する。そこには「中国中央公安部の者です。あなたの子どもがネット犯罪に加担していることがわかりました。すぐに子どもを退学させ、我々の捜査に協力してください」と書かれていたからだ。

 当初、母親は迷惑メールだと思ったが、自宅の写真や、隠し撮りされたと思われる家族の写真までメールに添付されており、本物の公安部から送られてきたものと確信してしまったという。その後、自称公安部を名乗る人物はメールで母親に対して、息子の銀行口座を開設し、さらに現金を振り込むよう指示したのだった。

 母親は捜査のためだと信じ、17年6月まで複数回にわたり、合計10万元(約160万円)を振り込む。一家は父親が身体障害者のため、母親が縫製工場で働き、家計を支えていたが、ほぼ全財産を費やしてしまった。近所の住民に相談したことでようやく詐欺だと気づくも、すでに口座からは全額が引き出されていた。

 母親から被害届を受け取った警察は、メールの情報を分析。その結果、なんと犯人はこの家の11歳の息子であることが判明したのだった。警察の取り調べに対し息子は、「学校に行かず、ネットゲームをたくさんやりたかった。課金もたくさんしたかったので、今回の事件を思いついた」と供述。息子は母親の貯金が底をついたとわかると、最終的には母親に借金をさせたばかりか、自宅の電化製品を売却して金を工面するようメールしていたというから、親不孝どころの話ではない。

 ネトゲ廃課金者がまん延しているのは日本も同じだが、まさか当局を名乗り、自分の親までだますとは、なんとも悲しい話 。家財を売却し、借金まで背負ってしまった母親が不憫でならない。
(文=青山大樹)

学生インターンを無休で奴隷扱い シャープ買収のホンハイは超ブラック企業だった!?

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研修では、150平米に満たない部屋に300人が押し込められる。まるで現代の蟹工船

 シャープ買収で話題となった香港の電子機器受託生産(EMS)最大手「鴻海(ホンハイ)精密工業」だが、中国では超ブラック企業として知られている。

 同社傘下の富士康(フォックスコン)の中国内工場で、数年前から工員の自殺が相次いでいることは世界的なニュースにもなった。しかし、この件で同社が当局からなんらかの処分を受けることはなかった。郭台銘(かく・たいめい)会長が中国共産党幹部とのパイプを持っている上に、莫大な税金を納めているため、当局も強く追及することができないともいわれている。

 そんなフォックスコンのブラックな一端が、またしても明らかになった。しかも、今回は工場ではなく、オフィス部門だ。

「未来網」(7月19日付)によると、フォックスコンの山東省煙台市にある拠点が、瀋陽城市建設学院の学生に、インターンという大義名分の下、強制労働させていたことが発覚し、物議を醸している。同学院の2年生700名が第一陣として送り込まれ、同15日から3カ月ほど働かされることになっているのだが、学生たちはITや機械を専攻しているにもかかわらず、配属先は営業部だという。

 インターン研修に参加した李月さん(仮名)は、150平米足らずのオフィスに300人が押し込められたと、惨状を明かす。出された食事は粗末なもので、空腹が満たされないため、食堂のおばさんに追加注文しようとすると、「あっちへ行け!」と冷たくあしらわれたという。

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食堂で学生に出される朝食。刑務所の食事だといわれても違和感がない

 インターン中の標準的な月給は300~500元(約4,800~8,000円)で、多くてもせいぜい1,500元(約2万4,000円)。住み込みで朝から晩まで働かされてこの給与というのは、正規労働者の3分の1以下。中には、びた一文支払われない者までいるというから、フォックスコンにしてみれば、学生のことを「安価に使える労働力」くらいに思っているのだろう。

 しかも、数百元の宿泊代を払わなければならず、給料はほとんど手元に残らない。大企業で就業体験できることに期待をしていた李さんは、失望しきっていた。

 多くの学生が待遇に不満を持ち、学校へ抗議をしたが、「働かなければ単位を与えない」と脅しをかけられる始末。インターンは学校の授業の一環であるため、フォックスコンの言いなりにならなければ、学生は卒業できないのだ。

 こうしたブラック体質がホンハイの社風なのだとしたら、シャープ社員の境遇も心配せずにはいられない。
(文=大橋史彦)

メスと手術法はネットで手配……包茎のDIY手術に失敗した男が病院へ緊急搬送

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Photo by Stephanie from Flickr

 中国で先日、自分で包茎手術をしようとした男性(25)が、大出血して病院へ運ばれるというチン事件が起こった。

 広西チワン族自治区南寧市に住むこの男性は、包茎に悩んでいたものの、恥ずかしくて病院で治療を受ける勇気がなかった。そこで、ネットで手術方法を調べ、自宅で手術を行うことにした。

 麻酔も消毒液もない中、ネットショップで買ったメスで皮を切っていく男性。しかし、血管の位置もわからず、慣れない手作業で、余計なところを切ってしまったようだ。ひっきりなしに血が流れ出てきて止まらない。慌てた男性は、すぐさま病院へ駆け込んだ。

 治療を担当した医師は、まず止血を行うと、途中になっていた包茎手術にも着手。現在、男性の容態は安定しているという。

 医師によると、包茎手術を受けるのが恥ずかしく、また手術費用が高いと誤解しているケースが多いことから、自分でなんとかしようとする男性が後を絶たないのだという。しかし実際には、公立病院であれば数百元(約数千円)で手術を受けることができる上、自分でやろうとして失敗して病院で処置を受けるほうがよっぽど高くつき、そもそも危険であることから、必ず病院に相談するよう勧めている。

 かつて日本の男性誌に広告が載っていたような効果の疑わしい包茎矯正グッズも、中国で売り出せばけっこう売れるかも?
(文=佐久間賢三)

中国でアウディのCMが大炎上! 中古車を花嫁に置き換えた設定に「相手をチェックするのはこっちでしょ!?」

<p> 中国で、大手自動車メーカーのCMが「低俗」だと非難されている。</p>

<p> 問題のCMは、ドイツ車ブランド・アウディが制作し、映画館の本編開始前に放映していたもの。内容はこうだ。</p>

<p> 結婚式で、神父を前に愛の誓いをしているカップル。そこに、新郎の母親から“待った”がかかった。母親は純白のウエディングドレスを着た花嫁の前に立つと、顔を近づけて、まるで肌に傷がないかどうか確かめるように新婦の顔をまじまじと見つめ、いきなり鼻をつまんで引っ張り、耳をつかんで裏返し、下唇を引っ張り下げて口を開け、歯並びを確かめる。<br />
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