「04スポーツ」の記事一覧(19 / 38ページ)
2016年7月20日 [04スポーツ, サッカー, 中国, 恋愛ニュース, 韓国]

イメージ画像(「足成」より)
莫大な資金力で世界中からスター選手をかき集めている中国スーパーリーグ。山東魯能へ移籍したイタリア代表FWグラツィアーノ・ペッレは、約20億円と、一気に世界の年俸ランキング上位に躍り出た。“金を稼ぐなら中国へ”は、世界の常識になっている。
そんな中、今季上海申花に移籍した元チェルシーでセネガル代表FWのデンバ・バが負ったケガが話題になっている。17日の試合で上海上港のDFスン・シャンから受けたタックルにより、足があり得ない方向に90度以上曲がるというショッキングな映像は、Twitterなどで世界中に拡散された。
他にも今季からロシア・プレミアリーグのゼニトから中国の上海上港へ移籍したブラジル代表FWフッキも、デビューわずか20分で負傷退場している。5月には中国FAカップで、カンフーキックや単純に殴り合うなどの乱闘騒ぎがあり、非紳士的行為が目立つ中国サッカー。過去には、顔面に蹴りを入れられてアフリカ人選手が失明したという事件も起きている。
「普通サッカーって乱闘は起こらないんですけど、中国ではちょくちょく起こっていて、そのたびにケガ人が続出しています。日本のプロ野球なんかでも乱闘はありましたが、あれはちょっとしたサービス精神も含めてのものですから、中国のものとはまるで違います。このせいで中国への移籍を目論んでいた選手たちが一斉に手を引く可能性もありますね。それと、お隣の韓国もかなり評判が悪いです。日韓W杯でイタリアのマルディーニに与えた後頭部ローキックや、ココを大流血させた肘打ちは、多くのサッカーファンの記憶に強く残っています。この二つは総合格闘技ですら禁止されている反則技ですから本当にヤバイですよ。ブラジル代表FWネイマールも韓国のラフプレーを受けて、以後、対戦を嫌がっています。ヨーロッパのサッカーファンが集まるサイトでも『東に行ったらサッカー生命はもうない』『代表戦って拒否できるものなのか?アザールやデブライネが怪我させられたらやってられないぞ』『アジアのW杯出場枠は0にしよう』と東アジアは本当に世界で嫌われています。この先、親善試合が組めなくなってもおかしくないですよ」(スポーツライター)
日本代表のフェアプレー精神は世界的にも一定の評価を受けている。しかし、まだまだ東アジアのイメージをひとくくりにしている人も少なくない。せっかく世界との差が少しずつ縮まってきている日本代表だが、こんなことでつまずいてしまうことだけはどうしても避けたいものだ。
(文=沢野奈津夫)

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2016年7月14日 [02社会, 04スポーツ, サッカー, メディア, 恋愛ニュース]

問題の記事が掲載された「ワールドサッカーダイジェスト」5月19日号(日本スポーツ企画出版社)
「サッカー界で最も売れている雑誌は?」
そうサッカー関係者に尋ねれば、たいていは「ワールドサッカーダイジェスト」(日本スポーツ企画出版社)という答えが返ってくる。とある元編集者は「2000年前後は、発行部数20万部がそのまま実売に近かった。今は減ってはいるが、それでも20万部は刷っていると思う」という。05年、その「サッカーダイジェスト」の成功に続く形で、「ワールドサッカーキング」(フロムワン社)が創刊され、こちらも20万部近い発行部数を誇っている。そんなサッカー専門誌のトップを走る2誌に、ある疑惑が持ち上がっている。
「フットボール批評」(カンゼン)が、「『ワールドサッカーダイジェスト』と『ワールドサッカーキング』は、有名選手への架空取材のエアインタビューを掲載している」と、誌面にて糾弾しているのだ(http://www.footballchannel.jp/2016/07/12/post163221/)。
話を簡単にまとめると、「ワールドサッカーダイジェスト」「ワールドサッカーキング」がリオネル・メッシのインタビューを掲載しているが、「フットボール批評」の記者がメッシの日本の代理人に問い合わせたところ、両誌からの取材依頼は受けていないというのだ。それだけでなく、過去にも同様のエアインタビュー疑惑があり、代理人が両誌に抗議したエピソードも記されている。
このスクープを受け、フロムワン社は「事実無根です。弊誌では現地記者を通じ、然るべき方法で監督や選手の取材を行っております」と、すぐにホームページでコメントを発表。一方の日本スポーツ企画出版社は、今のところダンマリを決め込んでいる。疑いが深まりつつあるエアインタビュー疑惑だが、実際に2誌がそれを行った可能性はあるのか? 前出の元編集者に訊いた。
「記事を読む限り、黒に近いですね。でも、意図的に行ったというより、結果的にそうなってしまったのではないでしょうか。今のサッカー界には、さまざまな人が売り込みに来ます。現地に住んでいた語学堪能なライターが、『○○とコネクションがある』などと売り込みに来ることは間々ある。そのライターが、全部ではなくとも、いくつかエアインタビューを行っていた可能性は考えられます。やはり、インタビュー写真をもらうか、録音した音源も共に送ってもらうなどのチェックを編集部は行うべきです――と言うのは簡単ですが、実際にはサッカー雑誌のほとんどが1~2人くらいで編集作業をしている。その余裕のなさが、今回の問題ではないでしょうか」
サッカー誌によるサッカー誌の不正を暴くスクープだが、現時点では真偽のほどは定かではない。いずれにしろ、サッカー誌には余裕がないということの表れであろう。それでも、サッカーライターになりたいという人が後を絶たないというのは、なんとも不思議である。
(文=TV Journal編集部)

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2016年7月13日 [04スポーツ, Jリーグ, サッカー, 恋愛ニュース]

名古屋グランパス公式サイトより
鹿島アントラーズの逆転優勝で幕を閉じたJ1リーグファーストステージの余韻に浸る間もなく、セカンドステージが開幕した。優勝争いだけが盛り上がるファーストステージと違って、セカンドステージにはもうひとつの争いがある。それはJ1残留争いである。Jリーグはプロ野球とは違い、下位の3チームは自動的に翌年からJ2というカテゴリーに降格させられる。J1の平均年俸は2,000万円前後といわれているが、J2は500万円前後。まさに天国と地獄のラインが、残留争いにはある。
そんな残留争いでぶっちぎりの最下位をひた走るのが、勝ち点11のアビスパ福岡。続いてヴァンフォーレ甲府が15。ここまでは想定の範囲内であるが、その次に勝ち点17で、世界のトヨタがスポンサードする名古屋グランパスが沈んでいるから驚きである。このままだと、チーム人件費でリーグトップ3に入る名古屋グランパスがJ2に降格となってしまう。実際、降格の可能性はどれくらいなのか?
実は昨年、残留争いの展望をサッカーライターたちに訊き、「“サッカー王国”崩壊危機! J1から『意識だけがビッグ』の静岡勢が消える!?」(参照記事1)で清水エスパルスのJ2降格を見事に当てた。ということで、今回もサッカーライターに訊いてみたところ「2016年シーズンの降格ラインは勝ち点41あたりでは」という。Jリーグ2016シーズンの残り試合数は15で、すべて勝利すると勝ち点は45だが、現実的に下位に沈むチームはその半分程度しか獲得できない。となると、24ポイント前後が加算となる。現時点での名古屋グランパスに24ポイント加算すると41で、ここがラインになるという予想だ。では、名古屋グランパスのJ2降格も、あり得るのだろうか?
「アビスパ福岡の降格はほぼ100%で、続いてヴァンフォーレ甲府というのが妥当です。が、名古屋グランパスも相当危ない。というのも、Jリーグはここから夏の過密日程となる。新人監督たちはこの夏が計算できず、皆、失速していくんです。下位のチームで、J1の過密日程を未経験な監督が率いているのは、アビスパ福岡と名古屋グランパスなんです。名古屋グランパスの小倉隆史監督のサッカー観、特に攻撃面は機能しつつありますが、守備はボロボロ。失点数も多く、昨年の清水エスパルスほどの危険信号はともっていませんが、降格の可能性は80%を超えています」(同)
さらに名古屋グランパスにかけられた「ノヴァコの呪い」「西野の呪い」(参照記事2)も忘れてはならない。同チームの選手たちは、小倉監督の誕生日を祝う際に、悪ふざけで監督のズボンと一緒にパンツまで下ろしてしまったが、クラブまでJ2に降ろしてしまうなんてオチにならないことを願うばかりだ。
(文=TV Journal編集部)

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2016年7月12日 [04スポーツ, クリスティアーノ・ロナウド, サッカー, ポルトガル, ユーロ2016, 恋愛ニュース, 海外]

『MOMENTS――クリスティアーノ・ロナウド自伝』(講談社)
10日に行われたユーロ決勝戦、ポルトガルが延長後半4分に途中退場のFWエデルがスーパーミドルシュートが決め、開催国フランスを1-0で下し初優勝を飾った。この試合ポルトガルのエースであるクリスチアーノ・ロナウドは、後ろからのタックルを受け前半24分に退場してしまい、その目には涙があふれていた。
しかし、ロナウドはすぐさま気持ちを切り替え、ハーフタイムでは戦う選手たち相手にスピーチを行った。そのスピーチのおかげでチームはまとまり、戦う姿勢を見せることができたとDFセドリック・ソアレスは試合後に語っている。
さらにロナウドは後半終了間際からは監督に並びテクニカルエリアで選手を鼓舞、ケガをしたことを忘れているかのように飛び回り、大きな身振り手振りでピッチ内の選手たちに指示を送っていた。決勝ゴールを決めたエデルは、交代でピッチに入る際に「お前がゴールを決めるんだ」とロナウドに勇気づけられたことも証言している。
ポルトガルのフェルナンド・サントス監督もロナウドのピッチ外での振る舞いや、リーダーシップを絶賛しており、試合後も各メディアがロナウドに最高の賛辞の言葉を並べた。しかし、このロナウドの動きが、実は退場させられていてもおかしくないルール違反行為だという。
「ルール上、ピッチサイドに立っていいのは監督だけです。もちろん指示なんか出したら、退場させられてもおかしくない反則行為です。しかもロナウドは、テンションが上がりすぎてテクニカルエリアにまで何度か足を踏み入れていますからね。退場だけでなく、フリーキックを取られていたかもしれませんよ。もしマーク・クラッテンバーグ主審がルールブックに則ってレフェリングしていれば、ポルトガルの優勝はなかったかもしれませんね」(スポーツライター)
ロナウドはW杯に3度、ユーロには4度目の挑戦で代表初のビッグタイトルを獲得した。祝勝会では、珍しく大観衆の前で歌声を披露。凱旋パレード中もうれしそうに優勝カップを持つロナウドの写真はネット上にたくさん出回っている。もしかしたらクラッテンバーグ主審も、そんなロナウドの思いを察して見過ごしていたのかもしれない。
(文=沢野奈津夫)

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2016年7月11日 [04スポーツ, サッカー, ジャンプ, フジテレビ, マンガ, ワンピース, 尾田栄一郎, 平愛梨, 恋愛ニュース, 長友佑都, 香川真司]
<p> 10日に放送された『伝説の瞬間 発掘ファイル~アニメ編~』(フジテレビ系)で、漫画『ONE PIECE』(集英社)の原作者・尾田栄一郎がテレビ初出演。そのきっかけを与えたサッカー日本代表・香川真司の“アシスト“に、『ONE PIECE』ファンから感謝の声が殺到している。</p>
<p>『ONE PIECE』の大ファンであることを公言している香川に、尾田が直筆サインとルフィのイラストが描かれたレガースとスパイクをプレゼント。そのお返しとして、香川は自身が所属するドイツ・ブンデスリーガ「ボルシア・ドルトムント」のサイン入りユニフォームを用意。「確実に届いたのか映像で確認したい」という香川の要望を受けた番組スタッフが、ダメもとで尾田にオファーを出したところ、「顔出しはしない」という条件で出演を承諾され、「マジか!?」とファンを驚かせた。<br />
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2016年7月10日 [00芸能, 011テレビ, 04スポーツ, オグマナオト, スポーツ, ダウンタウン, 恋愛ニュース, 浜田雅功]
<p> ひっそりと、でもしっかりと、ダウンタウン浜田雅功がスポーツメディアに戻ってきた。</p>
<p> 舞台は『スポーツジャングル』(フジテレビ系)。かつて日曜ゴールデンで人気を博した『ジャンクSPORTS』の後継番組だ。深夜枠、しかも関東ローカルではあるのだが、今年4月から大きな番宣もなく、しれっと放送が始まった。</p>
<p> 今さらながら振り返っておくと、『ジャンクSPORTS』は2000年4月から10年3月まで、10年続いたフジテレビの看板スポーツバラエティ。レギュラー放送終了後も何度か特番として復活するほど、根強い人気を誇った番組だ。アスリートの素の部分を掘り下げるとともに、マイナースポーツでも積極的に取り上げたことから、スポーツファンからの評価も高かった。<br />
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「“感動押し売り系”スポーツ番組に一石を投じる、浜田雅功『スポーツジャングル』の媚びない姿勢」の続きを読む
2016年7月9日 [04スポーツ, サッカー, フランス, ポルトガル, ユーロ2016, 恋愛ニュース, 海外]

写真:ロイター/アフロ
イングランド対ウェールズのイギリス対決、アイスランドのジャイアントキリング、数々のドラマを残したユーロ2016も残すは1試合のみとなった。決勝戦は、クロスバーよりも高い打点のヘディングシュートでウェールズを沈めたクリスチアーノ・ロナウド要するポルトガルと、ドイツ相手に2ゴールを決め、得点ランキング独走中のアントワーヌ・グリーズマンをエースに据えるフランスの一戦となる。
今年のチャンピオンズリーグ決勝の再現となった両エースの対決など、見所の多い試合だが、下馬評では断然フランスが優勢と言われており、ポルトガルが勝つ可能性は限りなくゼロに近いという。
「実はポルトガルは、1978年以降、代表戦でフランスに勝ったことが一度もないんですよ。対戦成績は10戦10敗と引き分けすらないというんですから驚きですよね。しかも、ポルトガルは決勝トーナメントに入って2度も延長戦を戦っていますが、フランスは0。コンディション的にも相当不利ですね。ビッグタイトルの決勝戦の成績もポルトガルが1戦1敗なのに対し、フランスは4戦3勝と大一番での勝負強さもフランスが上です。今大会はフランス開催なので、ホームはもちろんフランス。ポルトガルが有利な部分はほとんどないですね」(スポーツライター)
しかし、それでも何かをやってくれそうなのがロナウドだ。現実的に見て代表でのビッグタイトルを獲得する最後のチャンスになりそうなだけに、モチベーションの高さも並外れていることだろう。データ通りフランスが勝つのか、それともポルトガルが奇跡を起こせるか、注目の決勝戦は7月10日深夜、日本時間で27時キックオフだ。
(文=沢野奈津夫)

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2016年7月7日 [04スポーツ, サッカー, スペイン, 恋愛ニュース, 海外, 清武弘嗣]

『清武弘嗣 フォトエッセイ「だから僕は、前に進める。」』(
ワニブックス)
ドイツのハノーファーからスペインのセビージャに移籍を果たした日本代表MF・清武弘嗣が現地で記者会見を開いた。およそ8億円もの移籍金でヨーロッパリーグ3連覇中の強豪クラブに加入した清武の注目度は当然高い。現地でも注目される中、自身が背負う10番への思い、試合に出場してゴールへ絡みたいという意欲を力強く語った。
終始和やかな雰囲気で行われた記者会見であったが、その放送後のスペインでは、なぜかSNSがざわついていたという。
「まだスペイン語が話せない清武は、現地の通訳を介して日本語で記者からの質問に答えていました。それがマズかったですね。清武はしゃべるたびに『あの~』と感嘆詞を使っていたんですが、スペイン語ではそれが“肛門”という意味なんです。喋るたびに『あの~』と挟むので、40回ぐらい言っていましたよ。それに釣られてか、現地の日本人記者まで『あの~』と何度か言ってしまってました。さらにはスペイン人の通訳まで使ってたので、もうメチャクチャですよね。スペイン語の発音と日本語の発音は似ているので、スペインの人にはしっかりと“肛門”と聞こえていたと思います。地元のファンのSNSは『アナル記者会見は最高だった』『これでアナルのこと……いや、清武のことはしっかり覚えたよ』『普段下品な事では絶対に笑わない妻まで笑っていたよ』とざわついていました」(スポーツライター)
清武本人からすれば全く意図していない事態だろうが、これで地元ファンに認知され、さらに親近感を持たれるキッカケになったことは間違いない。外国で活躍するには、地元のファンに愛されることは必須条件になってくる。考え方によっては、何も起こらない無難な記者会見よりはるかによかったのではないだろうか?
(文=沢野奈津夫)

「「あの~」セビージャ清武弘嗣の“アナル会見”にスペイン全土がざわついている!」の続きを読む
2016年7月7日 [04スポーツ, ACミラン, サッカー, 安倍晋三, 恋愛ニュース, 本田圭佑, 海外]

サッカー日本代表の本田圭佑(ACミラン=イタリア)が5日、IT企業のデジタルガレージが主催する「ファーストペンギンアワード」を受賞し、トロフィーとともに副賞として賞金5,000万円が授与された。
何やら聞き慣れない賞だが、同賞は価格比較ウェブサイト「価格.com」の運営会社などを子会社に持つデジタルガレージが設立したもの。「ファーストペンギン」とは、群れの中から一番最初に海に飛び込む勇気を持ったペンギンのことを指し、そんなチャレンジ精神の体現者を表彰するのだという。
今回、本田が初代受賞者に選ばれたのは、現役サッカー選手でありながら全国各地でサッカースクールを開校し、オーストリア2部に昇格したSVホルンの実質的なオーナーも務めるところが評価された。それにしても、副賞が5,000万円とは!
「『すでに金持ちの本田に賞金をあげるのは無意味』だとか、『チャレンジしたけれど、成功しなかった人に賞金をあげたほうが有意義』だという声もありますね。まあ、デジタルガレージとしても、本田に5,000万円渡したほうが会社の宣伝になるし、本田としても断る理由がないし、双方にメリットがあったということでしょうね。しかし、オフシーズンとはいえ、最近の本田は本業のサッカー以外の話題に事欠かないですね」(サッカーライター)
先日も、本田は都内の自民党本部に安倍晋三首相を訪ね、面会したことが報じられたばかり。また、国連の関連団体でスピーチを行うなど、いちサッカー選手にとどまらない活躍ぶりだ。
「まるで実業家のようですね(笑)。これで本業がうまくいっていれば言うことないのでしょうが……。今季リーグ戦では1ゴール3アシストと惨憺たる結果。ミランに移籍して3シーズンになりますが、その間チームは一度も欧州カップ戦に出場できず、彼もサッカー選手としての価値を落としてしまいました。本人も認めていますが、クビになってもおかしくない状況。しかも、ミランは中国の企業グループへの売却が決定的となっており、その去就はますます不透明なものになっています」(同)
引退後は経営者としてサッカービジネスに携わることを公言しているだけに、そのキャリアプランは万全のようだが、肝心の来シーズンの状況が一向に見えてこないのは本末転倒という気がしないでもない。

「謎の5,000万円受賞に、安倍首相と面会……ミラン本田圭佑の“本業以外”が絶好調すぎ!?」の続きを読む
2016年7月5日 [04スポーツ, サッカー, メッシ, 恋愛ニュース, 海外]

『メッシ 栄光の軌跡』(ヤマハミュージックアンドビジュアルズ)
先月26日に行われたコパアメリカ決勝、アルゼンチンはチリにPK戦で破れ、惜しくも準優勝に終わった。試合後、アルゼンチン代表エースであるリオネル・メッシは、代表を引退すると明言した。
メッシはバロンドールを5度も受賞しており、クラブレベルでは紛れもなく世界トップの選手。しかし、代表でのメッシは期待されていた結果が残せず、アルゼンチン国内からも不満の声が上がっていた。事実、ここ数年メッシ不要論なども上がっており、今大会も国内のファンや英雄ディエゴ・マラドーナから「負けたらアルゼンチンに帰ってくるな」と大きなプレッシャーをかけられていた。
バルセロナでは自由に楽しくサッカーができているのに、代表ではピッチ外での面倒ごとが多すぎるため、今回の引退宣言につながったと見られている。果たして、29歳とまだまだピークを終えそうにないメッシは本当に代表引退するのだろうか?
「引退宣言後、アルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領が撤回を求めて直接電話しました。大会前にプレッシャーを与えたマラドーナも『ロシアW杯でチャンピオンになれ』と、引退を引き止めています。その後もなんと、ライバル国ブラジルの英雄ペレや、ロナウドらもメッシの引退宣言に言及。これはかなり珍しいことですね。さらにアルゼンチン国内では、地下鉄の電光掲示板や道路情報掲示板もメッシへのメッセージであふれ、デモ行進まで行われています。スポンサーであるアディダスも看板選手だけに引き止めているといわれています。もし引退することができても周りからは“裏切り者”と罵られるでしょうし、本当にアルゼンチンに帰ることができなくなるかもしれません。しかし、代表を続けてもこの“メッシ大好き”ムードはすぐに終わり、次のロシアW杯で優勝できなかったらまた批判の的になるのは目に見えています。つまり、引退しても地獄。続けても地獄ってことですね」(スポーツライター)
W杯で1度、コパアメリカでは3度もアルゼンチンを準優勝に導いており、結果を出していないわけではない。もちろんサッカーは11人で行うチームスポーツであるため、メッシ1人のせいで優勝ができていないわけでもない。それでもメッシが叩かれてしまうのは、所属するバルセロナでの偉大過ぎる成績と、史上最高の選手といわれるマラドーナとの比較のせいだ。期待が大きすぎるがゆえに、周りが敵だらけになってしまっているメッシがこの状況を打破するには引退を撤回し、ロシアW杯で優勝する以外に方法はなさそうだ。
(文=沢野奈津夫)

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