「ドラマ」の記事一覧(92 / 140ページ)

米倉涼子主演『ドクターX』クリーンヒット! “害虫”ピン子外しで高視聴率ゲット

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『ドクターX ~外科医・大門未知子~』テレビ朝日より

 第4シリーズも好調が続いている米倉涼子主演のテレビ朝日系連続ドラマ『ドクターX~外科医・大門美知子~』(木曜午後9時~)第7話が11月24日に放送され、22.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高い視聴率をマークした。

 これまで、同ドラマは初回=20.4%、第2話=19.7%、第3話=24.3%、第4話=21.3%、第5話=20.4%、第6話=21.5%と推移しており、第7話は今シリーズ2番目の高視聴率となった。ただ、自己最高を記録した第3話がオンエアされた10月27日は、前番組の『日本シリーズ 広島対日本ハム 第5戦』が17.4%と高い視聴率をマークし、50分遅れの放送となった『ドクターX』に“いい流れ”をつくったのが追い風となっていた。通常の前番組『科捜研の女16』からのリレーでは、第7話が自己最高だ。

 その要因はどこにあったのか? 視聴者から“待望論”が多かった遠藤憲一(海老名敬医師)は第5話、6話のみのゲスト出演で去ってしまったが、第7話には「このドラマにピン子は似つかわしくない。あの人の定位置は『幸楽』のみ」「下品なピン子が雰囲気ぶち壊し。姿を消して!」などとして、不要論が続出していた泉ピン子(久保東子副院長)の出番がまったくなかったのだ。ドラマのストーリー上、重要な役どころのキャストが出演しないのは、連ドラでは異例中の異例。

 この措置に、ネット上の視聴者も、「なんかスッキリしてると思ったら、ピン子がいなかった。いないことに気付かないくらいだから、いなくてもいい」「海老名先生が出ていないのは残念だけど、副院長の出演がなかったのは見やすかった。ピン子に違和感があって、受け付けない」「うるさい小姑のような副院長がいなくて、久しぶりにスッキリして見れた」といった調子で歓迎ムード。

 ただ、次回予告では、しっかりピン子が登場し、第8話は“害虫”ともいえる存在が戻ってくる。果たして、次回はどこまで視聴率を上げられるか?
(文=田中七男)

「異様なテンションだった」久々連ドラ主演の菅野美穂『砂の塔』終了後は新路線に?

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「豪華キャストに加え、19年ぶりにドラマ主題歌を歌うTHE YELLOW MONKEYの話題性もあって、放送前から期待値は高かったのですが、後半に入ってようやく視聴率を2ケタに乗せてきましたね。1ケタ続きだったころは、局内でも“戦犯”探しが始まっていましたが、ひとまず胸をなで下ろしているようです」(TBS関係者)

 菅野美穂が4年ぶりに主演するドラマ『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系)。

「昨年8月の出産以来、久々の仕事で、しかも連ドラということもあって当初はオファーを受けるか悩んだそうですが、夫である堺(雅人)さんの後押しもあって、決めたようです。クランクイン前には、菅野さん主催で出演者を集めた食事会も開いていたようですが、ようやく結果に結びついてきましたね」(芸能事務所関係者)

 久々のドラマ出演とあって、数々の番宣で出演した菅野だったが、ある番組では周囲が心配するほどはっちゃけていたという。

「同局の『オールスター感謝祭』では、カメラが回っていないところでも芸人の永野さんの物マネをしたり、ハリウッドザコシショウに『一番会いたかった!』と駆け寄ったり、異様なテンションでやりたい放題でしたね(苦笑)。あんなにテンションの高い女優さんはほかにいませんよ。みんな『堺さんも大変だな』って漏らしてましたね」(番組関係者)

 そういった菅野の“素質”を見抜いている事務所は、ドラマの後は新しい仕事を用意するのでは、といわれている。

「事務所の研音は、菅野さんにバラエティのMCをやらせたいようですよ。木村佳乃さんもやってますし、事務所の先輩である天海祐希さんも経験されていますからね。子育て中なので帯番組は厳しいですが、まずは単発からということのようです」(バラエティスタッフ)

 今後、新しい菅野に出会えそうだ。

『真田丸』高梨内記役の俳優・中原丈雄「ネクストブレイクおじさん」の意外な素顔

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NHK『真田丸』番組サイトより

「今やネクストブレイクおじさん俳優のひとりといってもいいんじゃないでしょうか。今までも名脇役として活躍してましたが『真田丸』で一般的にも知名度が上がりましたし、三谷さんもお気に入りのようですから、今後ますます露出が増えることは間違いないですね」(NHK関係者)

 現在放送中の大河ドラマ『真田丸』で、堺雅人演じる真田幸村と共に『大坂の陣』を戦っている高梨内記を演じている中原丈雄。

「同じく『真田丸』に出演していた名脇役の小日向文世さんや遠藤憲一さんより年齢はいってるのですが、やはりギャラが2人に比べて安いのか、低予算の映画などではほとんど中原さんが役を持っていくそうです。ギャラは1話30万くらいだと聞いています。あまり役を選ばないので、手広く仕事をしている印象ですね」(映画関係者)

 以前からNHKの朝ドラや大河、水戸黄門シリーズ、人気作品の『ドクターX』(テレビ朝日系)など、さまざまな作品に出ていたが、今回のように目立った印象は残していなかった。

「それが今や『山崎製パン』のCMをやったり、今回の『真田丸』のように前面に出てくるようになってきましたね。中原さんは本田博太郎やでんでんと競合ですが、2人に比べて顔がいいので昔イケメンだったとかそういう役だと、今後は必ず中原さんになりそうですよ。あと、彼は絵も上手ですしバンドもやってたり、地方で講演をするなど話も上手なんです。まだまだ隠された魅力が多い俳優さんだと思うので、今回の大河をきっかけに大ブレイクする可能性はありますよ」(芸能事務所関係者)

 ここにも、三谷効果ということか。

終盤戦で視聴率爆上げ! 殺害に成功した10人の女たちを脅かすのは……!?日テレ系『黒い十人の女』

<p> 終盤に差し掛かった日テレ系『黒い十人の女』。25日放送の9話の視聴率は、4.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。深夜帯では、堂々の数字。最終回での爆上げも期待できそうです。</p>

<p> テレビプロデューサー・風松吉(船越英一郎)の9人の愛人たちと、本妻・風睦(若村麻由美)を合わせた10人の女が、睦の経営するレストランに集結。そこで、舞台女優の如野佳代(水野美紀)から、松吉を殺害する計画が語られたのが前回。</p>

4年ぶりの主演映画が大コケ! 織田裕二の“オワコン”ぶりが露呈してしまった……

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 今月5日、織田裕二の4年ぶりとなる主演映画『ボクの妻と結婚してください。』が公開された。

 初日の公開館数は、大ヒット中のアニメ映画『君の名は。』の296館を上回る313館だったが、関係者はあまりの不入りに頭を抱えてしまっているという。

「末期のすい臓がんで余命6カ月と宣告された主人公のテレビの放送作家が、自分が死んだあとを憂い、妻の再婚相手を探すというストーリー。業界内ではなかなか高評価だったものの、興行通信社が発表する週末の興行成績の動員数をもとにした『国内映画ランキング』では、初週6位。2週目は8位で、3週目でトップ10圏外に陥落してしまった。興行収入は、大規模公開館数なら10億円が及第点だが、現状では5億円に届くかどうかというところ。織田はかなり作品に入れ込み、これまでの作品ならあれこれ口を出したりしたが、今回の作品では製作サイドの意向を受け入れた。プロモーション活動にもかなり気合が入っていたが、配給元の東宝の同規模の公開館数作品ではワーストを争う低調な数字。すっかり織田自身が“オワコン”となったことを露呈してしまった」(映画ライター)

 織田といえば、代表作『踊る大捜査線』(フジテレビ系)シリーズがドラマ・映画ともに大ヒット。しかし、その後のドラマ『外交官␣黒田康作』(同)と、映画化2作は、そこまでの大ヒットとはならず。現在は、TBS系ドラマ『IQ246~華麗なる事件簿~』で偏屈な貴族の末裔を熱演。20日放送の第5話まで、毎回2ケタの視聴率をキープしてはいるのだが……。

「『踊る』以降の織田の方針として、役のイメージがつくのを嫌がり、同じ役は引き受けない。『IQ246』は、視聴率次第では映画化する話も浮上しているが、“オワコン”ぶりが明らかになり、崖っぷちの織田なら、方針を転換して同じ役を受けることもありそうだ。いずれにせよ、今後の仕事は、同ドラマが終盤にかけてどこまで数字を伸ばせるかにかかっている」(芸能デスク)

『踊る』の続編をやれば、それなりの数字を叩き出すはずだが、織田の胸中やいかに——。

絵本作家は特にエロい!? 菅田将暉演じる“曖昧男”にイライラ……石原さとみ『地味にスゴイ』

<p> 好調ながら、『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)に視聴率で押され気味の『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)。23日放送の第8話の平均視聴率は12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、前回より0.2ポイントの微増となりました。</p>

<p> 第8話のゲストは、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)の「作りおきダイエット」企画で10キロ近い減量に成功したばかり伊藤かずえ。同枠前クールの『家売るオンナ』でも感じていましたが、「水曜ドラマ」枠のゲストって、人選がチャラついてなくて、なかなかいかすんですよ</p>

桐谷健太の「ギギギ顔」は素敵だけど……フジテレビ月9『カインとアベル』視聴率上昇の怪現象

<p>今週も隆一(桐谷健太)の「ギギギ顔」が冴えに冴えたフジテレビ月9『カインとアベル』第6話。視聴率は9.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、前回の7.6%から急伸しました。これも、フジテレビが絶賛実施中の「フジ3連ドラ ヒロインフェスティバル!」なるリレー企画で『Chef~三ツ星の給食~』から川口春奈がカメオ出演したことによる相乗効果でしょうか。それとも、実際ドラマがおもしろくなってきたんでしょうか。</p>

<p> 前回から、弟の優くん(Hey!Say!JUMP・山田涼介)と婚約者の梓(倉科カナ)が、どことなくイイ感じであることに業を煮やし続ける隆一。梓に「今すぐ結婚して! そして仕事辞めろ!」と迫るなど、だいぶ不安定になってきました。<br />
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10年ぶり連ドラ主演の瀬戸朝香、夫・イノッチが「キスシーンを許した」条件とは

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NHKドラマより

 女優の瀬戸朝香主演で、1966年に公開された成瀬巳喜男監督の傑作映画『女の中にいる他人』が、現代ドラマとしてNHKのBSプレミアムでリメイクされる。

「瀬戸さんは2009年に放送された『となりの芝生』(TBS系)以来、13年7月に第2子女児を出産後は、初の連ドラ主演です。はたから見ればイノッチがあれだけ稼いでいるので、そこまで仕事をしなくてもいいのでは? と思うのですが、やはり女優ですから、主演オファーということで決断したんでしょう」(芸能事務所関係者)

 今、はやりの“不倫”が題材ということもあって、もちろんキスシーンもある。

「ただ、相手役が尾美としのりさんや石黒賢さんなど、ベテラン俳優さんばかりです。いわゆる今どきのドラマで主役を張るような“イケメン”俳優は出ませんので、井ノ原さんも、それならということでOKしたという話ですが、瀬戸さんも、説得にはかなり時間がかかったそうですよ(苦笑)」(ドラマスタッフ)

 これを足がかりに“ママ女優”枠を目指そうとしている瀬戸。

「ただ、ライバルは井川遥、松嶋菜々子、菅野美穂、広末涼子と、そうそうたる面々です。よほど質の高い演技をしないと、彼女たちと同じ土俵では戦えないでしょうね。ラブシーンもある今作品で、どれだけ大胆に演じられるかが鍵になりそうです」(テレビ局関係者)

 文字通り、ひと肌脱ぐことができるか――。

『Chef』大コケで……松嶋菜々子に続いて、天海祐希もフジテレビと絶縁へ!?

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 木曜夜10時放送のフジテレビ系ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』(フジテレビ系)の低空飛行に、主演の天海祐希までフジテレビと絶縁しそうだ。

 ドラマは高すぎるプライドが災いして、銀座の三ツ星フレンチレストランの総料理長をクビになった星野光子(天海)が、小学校の給食を作ることになり、勝手の違いに苦戦しながら奮闘する物語。しかし、初回視聴率は8.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と不発。以降は7.0%、6.2%、4.9%と、一気に打ち切り圏内に突入。第5話で8.0%と急回復を見せるも、11月17日放送の第6話では7.3%に再び下降してしまった。

「前番組の『とんねるずのみなさんのおかげでした』が視聴率4%台と爆死しており、その煽りをモロに受けています。第5話が急回復したのは、テレビ朝日で夜9時に放送されている米倉涼子主演ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』に、かつてのレギュラー遠藤憲一がゲスト出演し、ファンが注目。そのまま主要キャストとして出演中の『Chef』に視聴者が“はしご”した影響だったようです」(テレビ誌ライター)

 そもそも、当初から天海はドラマ出演に関して渋っていたという。テレビ関係者が明かす。

「彼女は夜10時という時間帯に給食の話が興味を持たれるわけはないと感じ、もっと大人の話にしてもらいたいと思っていたようです。そもそも小学生に、どれほど味の違いがジャッジできるのか。しかし、文科省など官公庁の推薦をもくろんでいたフジテレビサイドは、ある程度の基礎票を担保できると踏んで強行突破した。ところが、フタを開ければ視聴率は2ケタに届かず、このままでは同枠のワースト視聴率を持つ松下奈緒主演の『早子先生、結婚するって本当ですか?』に迫る勢い。フジといえば、7月クールの主演ドラマ『営業部長 吉良奈津子』が爆死したことで松嶋菜々子が絶縁宣告したと伝えられていますが、もし打ち切りとなったら、天海がフジのドラマに出るのは、これが最後となるでしょう」

 いまや「女優殺し」と呼ばれるフジテレビ。天海にも、その呪いがかけられてしまったようだ。

“砂かけ婆”役の松嶋菜々子が大活躍!? 菅野美穂『砂の塔』ご都合主義展開でも2ケタキープ

<p> 菅野美穂主演『砂の塔~知りすぎた隣人~』(TBS系)第6話は、平均視聴率10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、前回に続き2度目の2ケタ。第4話まで、タワマン最上階に住むボスママ・寛子(横山めぐみ)率いるママ友グループからイジメに遭ってきた亜紀(菅野)ですが、前回からイジメ描写を排除。結果的に、これが功を奏している形です。やっぱり、視聴者もドラマで胃をキリキリさせたくないですから……。</p>

<p> 少し動くだけで、砂がザラザラザラ~とこぼれ落ちる効果音が鳴る“砂か</p>

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