「企業」の記事一覧(2 / 3ページ)

コインチェック批判のSBIに特大ブーメラン!? Twitter“乗っ取り被害”でセキュリティは大丈夫か

「お客さんを集めることだけにお金を使っている。こういう輩は、もうカス中のカスですね」

 1月末、仮想通貨取引所「コインチェック」の不正アクセスによる資産流出問題を厳しく批判していたのは、金融大手SBIホールディングスの北尾吉孝社長だったが、そのSBIのTwitterアカウントが乗っ取り被害と見られる事態に陥り、セキュリティ批判が跳ね返ってきている。そんな中、被害2日後の3月18…

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本業へ注力の方針? ファミリーマートがアニメ関連事業から撤退のウワサ

 大手コンビニチェーンのファミリーマートが、アニメ関連事業から撤退するとのウワサが、業界を駆け巡っている。

 ここ数年のうちにコンビニが実施するアニメ作品とのコラボ展開は、当たり前のものとなった。さらに、製作委員会への参加も目立ち、多くの作品で製作委員会の中に、ファミマ・ドット・コムか、ローソンHMVエンタテイメントの名前が見られるようになってきた。

 製作委員会…

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「助けて! 所沢なんて行きたくないよ……」本社の“ド田舎移転計画”にKADOKAWA全社員が悲痛な叫び

「所沢になんて、行きたいワケがないだろ!!」

 誰もが、そんな悲痛の声を上げているという。それが、現在のKADOKAWAの社内の状況である。1月末に同社が、2020年に完成を目指している新たな拠点施設に、本社機能を移すと言及しているからだ。

 現在、同社が建設を予定している「ところざわサクラタウン」。印刷工場や物流倉庫、さらに、アニメ専門の美術館や図書館なども備え…

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真偽はいかに?「1位が非正規で2位の正社員に海外旅行贈呈」ツイートに、日本郵便は「事実ではない」

 郵便局が、正社員と非正規との間に差別的な待遇をしていた?

 ひとつのツイートが、真偽をよそに注目を集めている。このツイートは、以下のようなものだ。

 * * *

ある年、「年賀ハガキ販売成績全国1位の人には海外旅行が贈られます」と、本社からお達しが来た → 年明けに、「成績1位の人は非正規だったので2位の正社員に旅行が贈呈されました」と、お知らせが…

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資産隠し発覚の「てるみくらぶ」社長に“韓国カルト団体への横流し”疑惑が浮上中

 やはり金を隠していた。昨年3月に経営破綻した格安旅行会社「てるみくらぶ」の山田千賀子社長が、自宅に現金約700万円を隠し持ち、警視庁に押収されていたことが伝えられた。山田社長は債務超過を隠蔽して銀行から2億円もの融資を騙し取った疑いで、警視庁に逮捕されたが、一部の債権者からは資産隠しを疑われていた。事実、破産管財人に申告していない金を所持していたため、資産隠しの捜査がなお本格化しているのだ…

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「はれのひ」は氷山の一角……? 苛烈な営業電話で“高額契約”迫る呉服業界の闇

 成人式当日突然に閉店して社長ら経営陣が姿をくらましたままの横浜市の振り袖レンタル会社「はれのひ」は、民間信用調査会社の東京商工リサーチによると、一昨年9月の時点で6億円を超える負債があり、3億円以上の債務超過に陥っていたという。そのためか昨年からは従業員への給与も遅延や未払いが出ていたが、実はこの会社、問題が表面化する以前から、その営業手法が一部であまり評判がよくなかったようだ。

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設備大手・三菱電機ビルテクノサービスで“パワハラ訴訟”「定時後に2、3時間怒鳴り続ける……」

 エレベーターやビル用空調設備の最大手、三菱電機ビルテクノサービス(以下ビルテクノ)が、子会社の社員からパワハラ訴訟を起こされている。原告となった男性2名は、仕事現場が同社による偽装請負にもなっている事実も重ねて告発し、約1,370万円の損害賠償を求めている。

 2名はビルテクノの完全子会社、菱サ・ビルウェアの契約社員として東京・杉並区の大型スポーツ施設である上井草スポーツセン…

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「回転体に触れると、大けがをする」ことを教えてくれる装置の開発会社に聞いた!

「回転体に触れると大けがをする」ことを教えてくれる装置の開発会社に聞いた!の画像1
アジアクリエイト株式会社公式サイトより

 工場をはじめ、さまざまな場所で見かける、モーターなどの動力で回転するベルト。そこに手が触れると、どんなことになってしまうのか?

「完全に停止していない回転体に触れると、大けがをする」

 そんなことを教えてくれる装置が話題となっている。一般のTwitterユーザーなども紹介しているこの装置は「Vベルト巻き込まれ安全体感装置」というもの。

 これを開発・製造している、愛知県豊川市の企業・アジアクリエイト株式会社がYouTubeで公開している動画では、ちょっとした油断が大きな事故につながってしまうことが一目瞭然。稼働中の回転ベルトに触れた割り箸が、一瞬ではじけ飛んでしまうのである。これが人間の指だったら、間違いなく大けがである。

 Twitterでは「ちなみにこの装置、今まで数千人体験して割り箸生還率ゼロという悪魔的設計」「本当に逃げられない」などと、実際に体験したことのある人たちも感想を寄せている。中には、実際に安易に回転中のベルトに触れてしまい、指を持っていかれた人を見たという証言も。「回転体には絶対に手を出さない」という“注意”を体感で教えてくれている。

 YouTubeでは、ほかに「滑り・転倒安全体感装置」「溶剤爆発安全体感装置」など、工場などで油断から起こる事故を想定した装置が、いくつも紹介されている。同社の公式サイトには、そうした装置のラインナップも多数。

 いったい、どうしてこんなにも多くの危険を体感できる装置を開発するに至ったのか? 担当者に話を聞いた。

「弊社の本業である<生産設備設計・製作>にてお世話になっているユーザー様からの依頼で開発を始めた経緯があります。我々エンジニアリング会社は、どうしてもお客様の年間設備計画によって業務量が左右されてしまいます。そのため<こちらから売り込める商材>が欲しかったところに、本装置の開発依頼がきました。そこでお客様にお伺いを立てたところ、了承をいただけたため、販売を始めました」

 あくまで本業とは別の形で始まったようだが、これは多くの事業者にとっても必要なものだったのだろう。現在同社では「安全体感研修センター」という施設も運営。ここは作業場と変わらない、「本物の危険」を擬似体感して学ぶことができる施設だそう。もちろん、動画でアップされているような装置も体験できる。

 ちなみに、個人でも体験できないのか尋ねてみたところ、

「基本的には法人様向けの施設ではありますが、一般の方々でも所定の手続きをしていただければ受講は可能です」

とのこと。同社の所在する豊川市といえば、日本三大稲荷のひとつとされる豊川稲荷でも知られる土地。参拝と共に訪れて見るのもよいかも。
(文=昼間たかし)

■アジアクリエイト株式会社公式サイト
http://asia-create.jp/

■安全体感装置動画
https://www.youtube.com/channel/UCgNUvK9lQxfPwjjrA4nvRww

学生インターンを無休で奴隷扱い シャープ買収のホンハイは超ブラック企業だった!?

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研修では、150平米に満たない部屋に300人が押し込められる。まるで現代の蟹工船

 シャープ買収で話題となった香港の電子機器受託生産(EMS)最大手「鴻海(ホンハイ)精密工業」だが、中国では超ブラック企業として知られている。

 同社傘下の富士康(フォックスコン)の中国内工場で、数年前から工員の自殺が相次いでいることは世界的なニュースにもなった。しかし、この件で同社が当局からなんらかの処分を受けることはなかった。郭台銘(かく・たいめい)会長が中国共産党幹部とのパイプを持っている上に、莫大な税金を納めているため、当局も強く追及することができないともいわれている。

 そんなフォックスコンのブラックな一端が、またしても明らかになった。しかも、今回は工場ではなく、オフィス部門だ。

「未来網」(7月19日付)によると、フォックスコンの山東省煙台市にある拠点が、瀋陽城市建設学院の学生に、インターンという大義名分の下、強制労働させていたことが発覚し、物議を醸している。同学院の2年生700名が第一陣として送り込まれ、同15日から3カ月ほど働かされることになっているのだが、学生たちはITや機械を専攻しているにもかかわらず、配属先は営業部だという。

 インターン研修に参加した李月さん(仮名)は、150平米足らずのオフィスに300人が押し込められたと、惨状を明かす。出された食事は粗末なもので、空腹が満たされないため、食堂のおばさんに追加注文しようとすると、「あっちへ行け!」と冷たくあしらわれたという。

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食堂で学生に出される朝食。刑務所の食事だといわれても違和感がない

 インターン中の標準的な月給は300~500元(約4,800~8,000円)で、多くてもせいぜい1,500元(約2万4,000円)。住み込みで朝から晩まで働かされてこの給与というのは、正規労働者の3分の1以下。中には、びた一文支払われない者までいるというから、フォックスコンにしてみれば、学生のことを「安価に使える労働力」くらいに思っているのだろう。

 しかも、数百元の宿泊代を払わなければならず、給料はほとんど手元に残らない。大企業で就業体験できることに期待をしていた李さんは、失望しきっていた。

 多くの学生が待遇に不満を持ち、学校へ抗議をしたが、「働かなければ単位を与えない」と脅しをかけられる始末。インターンは学校の授業の一環であるため、フォックスコンの言いなりにならなければ、学生は卒業できないのだ。

 こうしたブラック体質がホンハイの社風なのだとしたら、シャープ社員の境遇も心配せずにはいられない。
(文=大橋史彦)

“時代の寵児”だった「ピザNAPORI」倒産の衝撃……経済誌記者が明かすその実態とは

<p> メディアがもてはやしていた飲食チェーンが、アッという間に潰れてしまった。ピザ店「NAPORI」「Napoli’s」など、フランチャイズを含め70店舗以上を展開していた遠藤商事・Holdings.が、4月28日に東京地裁より破産手続開始決定を受けた。昨年9月期に約25億円の年売上高を計上していたが、急激な事業拡大で資金繰りが追いつかず、12億円以上の負債となった。</p>

<p> 社長の遠藤優介氏は、時代の寵児とばかりにメディアに出まくって注目を浴びていた人物だ。</p>

<p>「木箱に入れられ、川を流されていたところを住職に助けられた」<br />
「イタリアセリエAのユースチームと3年契約した元サッカー選手」</p>

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