ディナーショーだけはキャンセルできない華原朋美、精神状態は依然不安定だが……
<p> 歌手の華原朋美が“急性ストレス反応”と診断され、11月の初めに約1カ月間の休養を発表。現在、12月のディナーショー復帰に向けて治療を続けているが、いまだ精神状態が不安定だという。</p>
<p> 今回の休養について業界内では、「売名行為」または「マネジャーを務める実兄との確執」と、見解が二手に分かれていた。</p>
<p> なぜ、売名行為という見方をされたのか?<br />
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「本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」」の記事一覧(5 / 12ページ)
<p> 歌手の華原朋美が“急性ストレス反応”と診断され、11月の初めに約1カ月間の休養を発表。現在、12月のディナーショー復帰に向けて治療を続けているが、いまだ精神状態が不安定だという。</p>
<p> 今回の休養について業界内では、「売名行為」または「マネジャーを務める実兄との確執」と、見解が二手に分かれていた。</p>
<p> なぜ、売名行為という見方をされたのか?<br />
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『鈴木亮平 FIRST PHOTO BOOK 鼓動』(キネマ旬報社)2018年に放送されるNHK大河ドラマ『西郷どん』の主演に決定した鈴木亮平。このキャスティングについて、ドラマ原作者の林真理子と、脚本を担当する中園ミホの強烈な後押しがあって決定したという情報が流れているが、民放のドラマ関係者からは「鈴木では荷が重すぎる」「知名度がなさすぎる」などといった、悲観視する声が上がっている。
「鈴木の起用は、2012年の大河ドラマ『平清盛』に大抜擢された松山ケンイチの二の舞いにならないとは限らない。このときは、松山が所属するホリプロのゴリ押しがあったといわれています。今回は、原作者と脚本家が鈴木をお気に入りだとか。こんな後ろ向きなキャスティングで、もし視聴率が振るわなかったら、誰が責任を取るのか?」(同)
そもそも『西郷どん』の主演は堤真一に内定していたが、その後、堤が断ったために、次の候補がなかなか決まらない状態に。そんな中、“鈴木ファン”を公言していた2人から「鈴木亮平でどう?」という打診があり、プロデューサーは即決した、という。
しかし、NHK局内からも「大河を支える地方の視聴者は、まだ鈴木の顔や名前をほとんど知らないといっても過言ではない」といった声が上がっている。
鈴木は06年に俳優としてデビュー。14年前期のNHK朝の連続テレビ小説『花子とアン』でヒロイン・吉高由里子の夫役で脚光を浴びた。その後、TBS系の『天皇の料理番』では主人公・佐藤健の兄役を演じ、20キロも減量した迫力ある演技が高く評価された。しかし、映画での主演はあるものの、地上波のドラマでは、あくまでも脇役止まりだった。
松山も、鈴木同様、役者としての評価が高く、若年層には人気があったが、知名度は全国区ではなかった。『平清盛』は、玄人筋には脚本や映像の受けも悪くなかったが、数字には結びつかず、結果、視聴率が平均12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という、大河ドラマ史上ワーストを記録した。“大河主演俳優”という栄誉を手にしたはずの松山も、“低視聴率俳優”のイメージがついてしまったのか、その後、地上波の連ドラ主演は『ど根性ガエル』(日本テレビ系)のみにとどまっている。
放送まで1年以上あるが、その間、鈴木が地上波のドラマで大ブレークする保証はどこにもない。現時点でキャスティングにハンディがあるとなると、重要なるのはドラマの内容だ。大好きな鈴木に恥をかかせないためにも、林の原作をもとに中園が作る脚本に、関係者の大きな期待が集まる――。
(文=本多圭)
「芸能界を辞めさせられても、結婚したい──」
関ジャニ∞・大倉忠義と交際中の女優・吉高由里子が、親しい女性タレントにそう打ち明けていたという。ジャニーズ事務所は2人を別れさせようと躍起だが、もはや手の打ちようがないところまできたようだ。
吉高は、2014年の上半期にNHK朝の連続テレビ小説『花子とアン』でヒロインを好演し、さらなるステップアップが期待された。しかし、その後、デビュー以来、二人三脚で歩んできた女性マネジャーが退社。強い信頼関係で結ばれていただけに、ほかのマネジャーの言うことには耳を貸さず、どんな仕事を打診しても「ノ―」。結果、2年以上もドラマ出演がなかった。所属する大手芸能プロ・アミューズも、コントロール不能状態だったのだ。
ところが、日本テレビで来年1月からスタートするドラマ『東京タラレバ娘』の主演に決定。それと同時期に、写真週刊誌「フライデー」(講談社)に、吉高が関ジャニ∞の大倉の自宅マンションで“通い同棲”をしている現場を撮られて、熱愛が発覚した。
2人はドラマ共演という接点はないにもかかわらず、以前からウワサはあった。どうも、吉高の女優仲間が大倉に紹介したようだ。「フライデー」に動かぬ証拠を撮られたジャニーズは、大倉のファンを刺激しないよう、吉高との関係を否定。同時に、大倉に吉高との半同棲を解消させて、水面下では“強制破局”の方向で動いていた。
ところが、2人はジャニーズの意向を無視。ドラマ収録直前の10月中旬には2泊3日のバリ島旅行に行っていたことが、またしても「フライデー」によって明らかになった。
吉高は、旅行で大倉への思いがさらに深まったのか、親しい女性タレントに「芸能界を辞めさせられても、結婚したい」と、強い決意を語ったという。彼女は以前、生田斗真や二宮和也とウワサになったことがあったが、そのときもジャニーズに強制的に別れさせられたという苦い思い出があるだけに、大倉とはなんとしてでも別れない、という気持ちが強いのではないだろうか?
吉高は、ジャニーズの圧力を感じてか、芸能界引退までも意識しているようだが、今のジャニーズにはそんな力はない。SMAP解散騒動以降、パワーは落ち続けている。それにアミューズも、いまや業界ではジャニーズに負けず劣らずの力がある。
そのアミューズは、2人の熱愛を静観する模様で、仮に結婚したとしても、吉高にとってはマイナスにはならないと割り切っている。アミューズがそんな調子では、ジャニーズが吉高をつぶすことは不可能だ。大倉にしても、実家は大手居酒屋チェーン「鳥貴族」を営む大金持ち。ジャニーズを辞めても、生活に困ることはない。2人が結婚するかどうかはともかく、今後もジャニーズが吉高の暴走に振り回されるのは間違いないだろう。
(文=本多圭)
「霧の川」(キングレコード)今年の『NHK紅白歌合戦』の司会候補に、年末で解散するSMAPや、昨年オファーを断ったタモリ、さらに、今年3月にテレビ朝日系の報道番組『報道ステーション』を降板した古舘伊知郎の名前が挙がっている。
だが、SMAPへの司会依頼はNHK籾井勝人会長の“延命”のためのパフォーマンスで、そもそも実現不可能。タモリもオファーを断ったという情報が流れているだけに、残るは古舘だけ。彼と有働由美子アナウンサーの2人が総合司会で、昨年に続きV6の井ノ原快彦が白組の司会、紅組は連続テレビ小説『とと姉ちゃん』のヒロインを務めた高畑充希に落ち着くのではないかという見方が有力だ。
一方、水面下では、各レコード会社や芸能プロダクションとNHK紅白担当との間で、出場枠をめぐり、連日のように攻防が続いている。と同時に、レコード会社や芸能プロ関係者は、紅白に甚大な影響力を持つといわれている大手芸能プロ、バーニングプロダクションの周防郁雄社長に接近しているという情報も入っている。今年もまた、バーニングの息がかかった歌手が何組か出場することになるようだ。
この“バーニング枠”に入るのでないかとみられているひとりが、キングレコードに移籍し、今年6月に移籍第1弾「霧の川」をリリースした演歌歌手の丘みどりだ。デビューから11年、これまで無名だった彼女は、業界内で「バックにバーニングがついた」というウワサが流れるや、スポーツ紙に頻繁に露出し、『歌謡コンサート』をはじめ、NHKの歌番組にも次々と出演している。これはすべて、紅白に出場させるための布石だといわれている。紅白に1回でも出場すれば、営業ギャラは高騰。そこに、バーニングやその関連会社が一枚かめば、彼らの懐も潤うわけだ。果たして、そんな筋書き通りにいくのか、注目したい。
政治的背景がウワサされる丘とは違って、曲のヒットで紅白初出場が確実視されているのは、俳優の桐谷健太だ。彼は、携帯電話の“三太郎CM”で浦島太郎を演じているが、CMの中で沖縄の三線を弾きながら歌う「海の声」のネット配信が昨年12月に開始されてから、これまでに100万ダウンロードを突破。この数字は、今年一番のヒット曲にも匹敵する数字だという。そもそもオリジナルは、BEGINの島袋優が歌ったものだが、9月28日には桐谷が同曲を収録したアルバムをリリースしたことも出場を後押しそようだ。
一部芸能プロと癒着している紅白担当に公正な人選を求めるのは、もはや不可能だと思うが、せめて選考経過だけはきちんと公開してほしい。
(文=本多圭)
三浦春馬に捨てられた新垣結衣が、この秋の新ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で夫役を演じている人気ミュージシャン・星野源との急接近をウワサされている。
新垣は以前、フジテレビ系のドラマ『全開ガール』で共演した関ジャニ∞・錦戸亮と熱愛が報じられたが、その後、ジャニーズ事務所によって強制的に破局させられたといわれる。しかし関係者によると、そもそも酔うと女癖が悪くなる錦戸に、新垣がもてあそばれたというのが真相のようだ。
三浦とは以前、映画『恋空』で共演して親しかったこともあって、錦戸との破局後、極秘に交際をスタートさせていたという。ところが、9月にスポーツ紙が三浦と世界的に活躍するプロダンサー・菅原小春の熱愛をスクープ。お互い交際の事実を認めたことで、新垣は捨てられた格好になってしまった。さらに新垣を悩ませたのは、所属事務所レプロエンタテインメントの後輩、能年玲奈の独立トラブルだった。
ご存じのように、能年はレプロに内緒で個人事務所を設立。当然、トラブルになって、芸能界を干された。その間、レプロの稼ぎ頭になったのは新垣。さらに、能年とレプロの契約が6月末に終了したことで、新垣に相当プレッシャーがかかっているようだ。
そんなキツい精神状態の中、新垣は共演中の星野と急接近したという。星野はこれまで歌手のaikoや、昨年10月には女優の二階堂ふみと熱愛が報じられたモテ男だが、その二階堂とは、すでに破局。現在はフリーだという。
『逃げるは恥だが~』は、夫が雇用主で妻が従業員という“契約結婚”を描いた内容だが、ドラマの中では清純派の新垣が星野とのベッドシーンをこなす過激な場面もあるといわれている。これでは、2人がその気になってもおかしくない。現に、TBSの情報番組関係者によると「収録の合間も、2人はべったりですよ」という。三浦に捨てられた新垣に、新しい恋が芽生えるか? ドラマ以上に注目したい。
(文=本多圭)
いまだに本格復帰が軌道に乗らない酒井法子だが、デビュー30周年を迎えた今年12月に、フジテレビのバラエティ特番に出演する話が進んでいるという。覚せい剤事件後、実質初となるキー局へのテレビ出演が実現するかどうか、注目されている。
酒井が舞台復帰したのは、今から4年前だ。酒井ほどのビッグネームにかかわらず、復帰が軌道に乗らなかったのは、逮捕状が出たときに逃亡していたという悪質なイメージが、視聴者やスポンサーの脳裏に焼きついてしまったことにある。しかし、それ以上に大きかったのが、ASKAや清原和博ら有名人が覚せい剤事件で逮捕されるたびに、彼女の名前が引き合いに出されたためだろう。
そこで、日本がダメなら、いまだに根強いファンがいる中国での復帰を目指そうということで、大物中国人芸能プロモーターS氏が中国進出を計画。筆者の知人である制作会社プロデューサーらに、中国のテレビ局用の番組企画書作成を依頼した。ところが、いざ企画書を提出してみると、テレビ局側が「覚せい剤のイメージが強すぎる」と難色を示し、実現しなかった。
しかし、そんな酒井の人気回復に貢献したのは、皮肉にも中国や台湾ファンの“爆買い”だった。彼らは、酒井のディナーショーに殺到。チケットがプラチナ化したことで「酒井人気復活」との評判が広がり始めた。さらに、9月22日に東京のディファ有明で16年ぶりに開催されたソロコンサートは、超満員で大成功。11月には、デビュー30周年を記念したDVDや写真集が収められた限定2,000個の記念ボックスが発売。さらに、露出度高めの高額な写真集の発売もウワサされる。これも、中国圏のファンに爆買いされることは間違いないだろう。
活動が活発化する酒井に着眼したフジは、12月のバラエティ特番に酒井を出演させるべく、交渉に入っているという。同局の情報番組『ノンストップ!』が酒井のコンサートを密着取材したのは、そのための布石だともいわれている。
それにしても、芸能界とは不思議なものだ。酒井が事件前に所属していた「サンミュージックプロダクション」は、酒井が覚せい剤で逮捕されたことで、一時は経営危機がウワサされた。その危機を救ったのがタレントのベッキーだった。ところが、そのベッキーは、今年1月の“ゲス不倫騒動”で仕事が激減。事務所は再び経営危機に陥っている。一方で、復帰4年目にして、酒井の人気が回復の兆しを見せている。
酒井ともども、ベッキーも再起することを期待したい。そうでなければ、筆者が尊敬する数少ない芸能プロ経営者であり、また2人の育ての親で、死ぬ間際まで彼女たちの活躍を気にかけていたサンミュージックの前会長である故・相澤秀禎氏が浮かばれない。
(文=本多圭)
トレンディ時代の鈴木保奈美その昔、フジテレビの“トレンディドラマ”で一世を風靡した鈴木保奈美演の“オトナの土ドラ”枠『ノンママ白書』が予想通りの低視聴率で、早くもフジの上層部の責任が問われている。
というのも、このドラマ、6月に行われたフジの親会社「フジ・メディア・ホールディングス」の株主総会で、株主から「キャスティングが古い」「時代錯誤も甚だしい」などと指摘されて、長時間にわたって議論が紛糾したドラマだったからだ。
主演の鈴木は、フジが1990年代に手掛けた『東京ラブストーリー』に大抜擢された当時は新人女優だった。抜擢したのは、番組プロデューサーだった大多亮現常務だ。
鈴木は、所属していた「ホリプロ」一押しの女優だった。ところが、大多氏と不倫がウワサされた。大多氏は、フジの上層部とホリプロの手前、必死に不倫関係を否定した。
大半のマスコミはだますことができたが、女性週刊誌「微笑」(祥伝社/休刊)だけは、執拗に取材を続けた。筆者も駆り出されて、大多氏の自宅にまで取材へ行ったことを記憶している。
その後、大多氏が電話ボックスに手帳を忘れたのを、なぜか「微笑」の編集部が入手。手帳には保奈美と旅行先で撮ったプライベートなツーショット写真が挟まっていた。まさに、不倫の動かぬ証拠写真だった。しかし、フジは写真の存在を無視して、大多氏にはお咎めなしだった。タレントに手を付けるというタブーを侵した大多氏が、その後、フジの“社長レース”に登場。フジという会社は、実に甘く、いい加減な会社だと思った。
ところが、大多氏は編成制作局時代に低視聴率のテコ入れに失敗。ライバルの亀山千広氏に社長の座を奪われて、その後、亀山社長が大多氏の元カノである鈴木を起用するという皮肉な展開となった。
ドラマの内容は、子どもを産まないという選択肢を選んだ女性が、奮闘する姿を描いたというもの。リオデジャネイロ五輪最中の8月13日からスタートして、初回視聴率3.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、2話目は2.4%、3話目は2.1%と、打ち切りライン付近をうろちょろしている。なれ合いのドラマ作りで視聴率が取れないことは、はっきりしたはずだ。
フジは、トレンディドラマで視聴率1位の座を獲得した過去の栄光を捨てて、保奈美のような“昔の名前で出ています”という女優を切らない限り、低視聴率地獄から抜け出すことなど、いつまでたっても不可能だろう。
(文=本多圭)
<p> 元・モーニング娘。の加護亜依が、8月8日に美容関係の会社を経営するA氏と入籍したことを明らかにしたが、加護の元事務所関係者から「A氏と、前夫で飲食店プロデューサーのK氏との間で“金銭トラブル”が持ち上がっている」という情報を入手した。</p>
<p>「加護はK氏と正式に離婚する前から、元競輪王でタレントの中野浩一に紹介されたA氏と付き合い始めた。K氏から見たら、A氏に加護を略奪されたわけです。K氏は加護の再デビューにあたって、かなり資金を集めていたのですが、その資金はまだ回収できていない。慰謝料も含めた金銭問題が勃発しているらしいです」(同)<br />
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<p> 上方落語界の大御所・桂文枝の元愛人で演歌歌手の紫艶が、9月下旬にAVデビューするという。しかも、文枝との関係を赤裸々に告白したインタビューも収録されているというから、これまで以上の大騒動になるかと思いきや、今のところ大手メディアには黙殺されている状況で、文枝の関係者をホッとさせている。</p>
<p> 今年2月、文枝より34歳年下の紫艶が、文枝との“20年不倫”を写真週刊誌に告白し、お笑い界を激震させた。</p>
<p> というのも、文枝は長寿番組『新婚さんいらっしゃい!』(朝日放送)の司会を務め、視聴者からは愛妻家と思われていたからだ。</p>
林家三平公式サイトより『笑点』(日本テレビ系)での、桂歌丸に代わる6代目司会騒動がきっかけで落語会への注目度が高まっているが、その裏では『笑点』のレギュラーの座を狙って、一門間の足の引っ張り合いが続いているという。『笑点』の大喜利メンバーに新加入後、テレビ出演をはじめ、仕事が増えているという林家三平に対して、大先輩の三遊亭円楽をはじめとした円楽一門が「つぶしにかかっている」という情報が流れているのだ。
三平は『笑点』のレギュラー決定後、同局の『火曜サプライズ』『シューイチ』に出演する傍ら、TBS系の『ぴったんこカン★カン』、NHKの『あさイチ』にも出演。今後も『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)をはじめ、バラエティや情報番組出演のオファーが殺到している。『笑点』のおかげで、プチブレーク中なのだ。番組制作会社のプロデューサーによると「兄の林家正蔵と同じく、三平は落語はヘタですが、父親の初代三平の血を引いていて、空気を読むのがうまい。バラエティ向きなんです。『笑点』のレギュラーになって、知名度も上がった。オファーが殺到するのは当然ですよ」という。
裏では、三平の妻で元女優の国分佐智子のコネで芸能界の重鎮を動かし、日テレの上層部に圧力をかけたという情報もあるが、『笑点』のレギュラーになったことで、林家一門の落語会や地方公演のチケットは飛ぶように売れ、一門は潤っているという。さらに、日テレサイドは『24時間テレビ』のマラソンランナーに林家たい平を指名。日テレは、完全に林家一門に傾いてしまった。
この状況に激怒したのは、『笑点』司会の座を手中にできず、大喜利メンバーの後釜にも一門を押し込めなかった円楽だという。三平の加入決定後、円楽は大喜利メンバーである同門の好楽と共に「しばらく『笑点』を休みたい」と、番組スタッフに申し出たという。2人に同時に休まれたのでは、番組は成立しない。要するに円楽は、番組内での自らの発言権を高めようと、クーデターを起こそうとしたのだ。ところが、円楽は“不倫騒動”で自らの尻に火がついて、それどころではなくなり、クーデターは失敗に終わった。しかし、三平を快く思っていないことには変わりはない。
その三平だが、『笑点』の収録では真っ先に手を挙げて回答するも、ちっとも面白くない。以前からビートたけしも指摘するように、大喜利の答えは何人もの放送作家が作っていて、落語家自身のアドリブはほとんどない。しかし、三平は台本通りの回答に自らのアドリブも乗せて、さらにすべっていることが多く、結果的に放送時にはカットされ、出番が少なくなっているという。そんな三平に対して、円楽は「落語がヘタな上に、大喜利でも使いものにならない」と徹底的にいじって自信をなくさせ、つぶしにかかる“戦略”を取り始めているというのだ。
自らのプライドと一門の存続をかけて、足の引っ張り合いが続く『笑点』の舞台裏。落語界も、現実は笑えない世界ということだ。
(文=本多圭)
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