「おんな城主 直虎」の記事一覧

『女城主 直虎』は典型例……“低視聴率ドラマ”が絶賛されるメカニズム「でんでん現象」って!?

 2017年の大河ドラマ『おんな城主 直虎』が12月17日に最終回を迎え、全50回の視聴率が12.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、大河史上ワースト3位だったことが判明。しかしネットには、番組終了を惜しむ声があふれ返った。視聴率だけを見れば“失敗”と捉えられても仕方のない数字だが、なぜ視聴率とネットの声が乖離するのか?

『おんな城主 直虎』は、戦国時代、女性であり…

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NHK大河ドラマ『直虎』、歴代ワースト3位でさびしく幕! 主演・柴咲コウは井上真央の“二の舞”も……

 柴咲コウが主演を務めたNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』(日曜午後8時~)の最終回(第50話)が17日、10分拡大で放送され、視聴率は12.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)どまりだった。低迷するフジテレビの『Cygames THE MANZAI 2017~プレマスターズ~』(午後7時~10時24分)の12.7%にも敗れる始末で、最終回ながら盛り上がることもなく、さびしく幕を閉…

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NHK大河『直虎』に1ケタ台転落危機! 27年ぶり復活のテレ朝『ビートたけしのスポーツ大将』が大健闘で……

 レギュラーとしては、27年ぶりに復活した“伝説”のスポーツバラエティ番組『ビートたけしのスポーツ大将』(テレビ朝日系/レギュラー放送は日曜午後7時58分~)が12日午後6時57分からの2時間スペシャルでスタート。初回視聴率は激戦区の日曜ゴールデン帯にあって、12.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率を獲得。今後、同時間帯の人気番組を食う可能性が出てきた。

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NHKがホッと胸をなで下ろした!? 『24時間テレビ』の裏、高橋一生出演終了の『直虎』が奇跡の2ケタ死守!

NHKがホッと胸をなで下ろした!? 『24時間テレビ』の裏、高橋一生出演終了の『直虎』が奇跡の2ケタ死守!の画像1
『おんな城主 直虎』NHKオンラインより

 初の視聴率1ケタ台転落も危惧されていた27日放送のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』第34話だが、平均視聴率は11.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、かろうじて2ケタ台を死守した。

 ここ最近は11~12%台と低迷し、第31話では過去最低の10.6%を記録。27日は、日本テレビ系『24時間テレビ』のフィナーレとバッティングするため、放送前は爆死も予想されていた。

 例年『24時間テレビ』のフィナーレと重なる回は、苦戦を強いられている。昨年の『真田丸』第34話は13.2%で、同ドラマ史上ワースト2位の視聴率に終わった。2015年の『花燃ゆ』第34話も9.6%と1ケタ台に転落し、同ドラマ史上ワースト3位の低視聴率を記録している。

 不安要素はそれだけではなかった。主人公・井伊直虎(柴咲コウ)の幼なじみ・小野政次役で出演している高橋一生が、前週で壮絶な死を遂げ、回想シーンを除けば出番が終了したことも、“視聴者離れ”を加速させるのでは? と予想されていた。

 40回目の区切りとなった今年の『24時間テレビ』は、歴代2位タイとなる平均18.6%の高視聴率をマーク。その上、チャリティマラソンランナーのブルゾンちえみがゴールした27日午後7時から8時54分の「PART10」は28.4%と非常に高い数字を記録したが、『直虎』は11.2%と踏ん張り、1ケタ台陥落を阻止。ある意味、これは快挙ともいえそうで、1ケタ台を不安視していたNHK上層部はホッと胸をなで下ろしたに違いない。

 ただ、この第34話の視聴率は過去ワースト3位で、悪いことに変わりはない。これまで視聴率を支えていた高橋が今後出演しないことを考慮すると、まだまだ1ケタ台転落の危機をはらんでいるといえそうだ。
(文=田中七男)

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