「サッカー」の記事一覧(11 / 43ページ)

「野球 vs サッカー」という不毛な企画を繰り返すバラエティ、テレ朝『◯◯総選挙』シリーズを見習え?

<p> 一体、いつまでこんな不毛な議論を繰り返すのか? 26日に放送された『ジョブチューン』(TBS系)の2時間特番「野球 vs サッカー 国民的スポーツNo.1はどっち!? プロ大激論&全国投票で今夜決着SP!」のことだ。</p>

<p> 放送を受け、早速スポーツ系媒体や各ウェブメディアでは内容のダイジェストが紹介され、それに対してSNS上では賛否が巻き起こっている(まあ、筆者が見た限り、賛はほぼないのだが……)。</p>

<p> それぞれの、野球押し、サッカー押しの意見。そして、野球のダメなところ、サッカーのダメなところはあえてこの稿では振り返らない。</p>

<p> 兎にも角にも疑問なのは、野球とサッカー、戦ってどうするのよ!? ということ。たとえば、ラーメンというジャンルの中でどの店がNo.1かを決めることはあっても、「ラーメンとうどん(そばでも可)、国民的麺料理No.1」はどっち? なんて議論、テレビでやろうものなら「比べるものではない」とバカにされることは目に見えている。</p>

前園真聖「海外選手の体臭はキツい」発言に、サッカー関係者が顔面蒼白!

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 サッカー元日本代表の前園真聖氏が、サッカー界のタブーをぶっちゃけた。

 先日放送された『ワイドナショー』(フジテレビ系)内で、アイドルがTwitterで男性ファンの体臭に苦言を呈したニュースが取り上げられると、話題はサッカー界の体臭に。

 コメンテーターの前園氏は、「海外の選手と試合する時は、常にマッチアップするので、自分のユニホームにもにおいが(うつる)。試合中わかりますから、マークしている選手や誰が臭いかって……」と、つい本音を吐露してしまう。

 さらに、東野幸治から「体臭がキツい選手から試合後にユニホーム交換を要求されたらどうするのか?」と聞かれると、「それは(交換しないと)仕方ないです。ただ、そこでユニホーム交換しない人もいるんです。『あとで、ロッカールームで交換しよう』という場合は、だいたい臭い(選手)」「(そういう選手は)試合中からずっと臭いですから」と答えた。

 スタジオは笑いにつつまれたが、この発言に青ざめたのはサッカー関係者たちだ。というのも、今年5月、浦和レッズのDF森脇良太が、鹿島アントラーズのMFレオ・シルバに対して「くせえんだ、お前」と侮辱的な発言をしたとされる件(参照記事)が蒸し返されるのでは、と恐れたためだ。

 当時、「人種差別ではないか?」と過熱した報道を鎮静化させるため、Jリーグは規律委員会を開き、森脇と、発言が取り上げられるきっかけとなった鹿島の小笠原満男を個別に招集。結果としては、「唾がかかったことを『臭い』と言っただけで、人種差別的に言っていたわけではない」ということで落ち着いた。

 ちなみに前園氏は以前、同番組で、1996年アトランタ五輪で対戦したブラジルのスター選手、ロベルト・カルロスと交換したユニホームを「汗でビチョビチョだし、においも……」ということで持ち帰らなかったと明かしている。そんな前園氏の爆弾発言を聞いて、実は森脇も同じようなノリで外国人選手を挑発していたのでは? と感じてしまう。前園氏の暴露に、頭を抱えたサッカー関係者は多いことだろう。
(文=TV Journal編集部)

4戦不発、取材エリアをスルー、チームメイトは萎縮……“10億円プレイヤー”ポドルスキは期待外れ?

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ヴィッセル神戸公式サイトより

 監督だけでなく、社長まで交代となったサッカーJ1リーグ・ヴィッセル神戸。張り詰めたムードが漂っているが、その中でも周囲を緊張させている選手がいる。

 鳴り物入りで加入した元ドイツ代表のスター、ルーカス・ポドルスキだ。

 ポドルスキは、J1リーグデビュー戦の大宮アルディージャ戦でこそ2ゴールを奪い、活躍したものの、その後の4戦は不発に。先日行われた横浜F・マリノス戦では、シュート0に終わっている。

 そして、問題はピッチ外でも起きた。

 マリノス戦後、ポドルスキがミックスゾーン(取材エリア)を通らずに帰宅したとスポーツ紙が報じたのだ。これのいったい何が問題なのか?

「Jリーグの選手たちは、試合後にミックスゾーンを通ることが義務付けられています。そこを通るだけで、取材を受けない選手もいます。代表的だったのは、中田英寿さんですね。彼はミックスゾーンで声かけする記者には目もくれず、通り抜けていました」(サッカーライター)

 メディア嫌いで有名だった中田氏ですら一応は通っていたミックスゾーンだが、ポドルスキはスルー。観戦に訪れていた家族と合流し、通訳や広報も気づかないまま、別口からタクシーで帰宅してしまったというのだ。

「マリノス戦の前のFC東京戦後も、ポドルスキはミックスゾーンを通っていないんです。この時はスタッフも隣にいましたし、それ以前の試合でも通っていないという情報があります」(同)

 後日、ボルトフスキは広報を通じて「通らないといけないのは知らなかった」「家族が来てくれてうれしかった。悪気はなかった」とコメントしたが、知らないというのは無理がある。神戸がポドルスキを管理できていない、と思われても仕方のない状況だ。

 ピッチの中でも外でも、ポドルスキがチームに溶け込んでいないのは明らか。神戸の選手たちは、ポドルスキからパスを受けると、萎縮しているのか、かなりの確率でミスをしている。また、マリノス戦では交代された後にペットボトルを蹴り上げるなど、周囲に怒りをぶつける場面が目立った。

 フランクに見えるポドルスキだが、チームを見る限り、イメージとは真逆に感じる。このままでは、獲得に費やした30億円は無駄になってしまうかもしれない。
(文=TV Journal編集部)

もはや『サカつく』!? ヴィッセル神戸・三木谷オーナーにサッカーファンあきれ顔

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ヴィッセル神戸オフィシャルサイトより

 サッカーJ1・ヴィッセル神戸が8月16日、成績不振を理由にネルシーニョ監督を解任したことを発表。場当たり的なクラブ運営が冷笑されている。

 ネルシーニョ氏は、神戸を率いて今年で3年目。昨年は神戸をクラブ史上最高の年間7位にまで押し上げたが、今季は現時点で11位に低迷し、16日に解任された。チーム成績を見れば解任もやむなしかと思われるが、外部からは同情論が少なくない。今回の解任劇に、ネット上では「ただ有名な選手を補強しているだけにも感じる」「フロントを飛び越えてオーナーが口を出すとおかしくなる典型」「毎年必ず神戸で繰り広げられる風物詩」と、チームの強化方針に対する疑問の声が続出。「また三木谷のわがまま病が発動したか」「ネルシーニョで勝てないのに、ほかの監督なら勝てるとでも? さすが、現場介入大好きな三木谷だ」「三木谷は『サカつく』(『プロサッカークラブをつくろう!』)感覚でやってるんやろな」「三木谷さんは『ウイニングイレブン』で十分」などと、ファンの怒りの矛先はもっぱらオーナーの三木谷浩史氏に向かっている。古参のスポーツライターが語る。

「神戸は以前から『日本代表(「元」を含む)』や『大物外国人』が大好きで、毎年のように大型補強を繰り返し、そして結果が出ないことで有名なチームです。古くは、日韓W杯で一躍スターとなったトルコ代表のイルハン・マンスズを大金を投じて獲得したものの、イルハンはわずか3試合しか出場せず、物笑いのタネになりました。今年もシーズン途中で元ドイツ代表FWポドルスキ(トルコ1部ガラタサライ)と元日本代表FWハーフナー・マイク(オランダ1部デン・ハーグ)を獲得しており、その後も日本代表FWの金崎夢生(鹿島アントラーズ)に声をかけてフラれたばかりです。こういった神戸の強化方針は、オーナーの三木谷氏の意向が影響しているのは間違いないでしょう」

 三木谷氏といえば、プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスのオーナーも務めている。今季のイーグルスは好調だが、“門外漢”の三木谷氏の現場介入は、野球界では伝説だ。

「イーグルス初年度に監督を務めた田尾安志氏とは、相当な軋轢があったようです。シーズン中には、選手起用に関して三木谷氏から頻繁に田尾氏に連絡が入り、連敗中にはレポート提出も命じました。1年で解任された際には、田尾氏に『チームの悪口を言わない』という誓約書を書くように迫り、田尾氏がこれを突っぱねたことを明らかにしています」(同)

 三木谷氏といえば、一代で巨大グループ・楽天を築き上げた人物。「金も出すが口も出す」という三木谷氏のやり方に他人が文句をつける筋合いはないが、ゲーム感覚のチーム運営は、神戸ファンならずとも愉快なものではないようだ。

浦和レッズはACLで絶対に勝てない!? アルビレックス新潟の“呪い”とは――

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浦和レッズ公式サイトより

 浦和レッズに激震が走った。昨年のルヴァン杯優勝の立役者でもあるMF関根貴大が、ドイツ2部インゴルシュタットに完全移籍することになったのだ。

 つい先日、ミハイロ・ペトロビッチ監督を解任し、堀孝史コーチを昇格させたものの、その初戦となった下位の大宮アルディージャ戦では痛恨の引き分け。そんなチーム状態で、関根の移籍はあまりにも痛い。当然、浦和も関根を引き留めたが、移籍を遅らせることはできず。浦和サポーターが集まるネット上のスレッドは、完全にお通夜状態になっている。

 今月23日に控えているビッグマッチ、AFCチャンピオンズリーグ準々決勝への不安を募らせるばかりだが、さらに頭を悩ませる一件がある。それは、浦和に襲い掛かっている“アルビレックス新潟”の呪いだ。

「近年の浦和は、サンフレッチェ広島と新潟の主力選手たちを引き抜いており、“サンフレックス浦和”と揶揄されているくらいです。ですが、最近、ある“呪い”が取り沙汰されるようになりました。それは新潟から主力外国人選手を引き抜くと、浦和に不幸が訪れるというもの。まず、AFCをJリーグクラブとして初めて制した2007年のシーズン後、新潟からエースFWのエジミウソンを引き抜きますが、チーム内で不協和音が飛び交い、翌08年は開幕からわずか2戦でホルガー・オジェック監督が解任されました。また11年にも、開幕前に新潟の司令塔、MFマルシオ・リシャルデスを1億円という破格の年俸で獲得しますが、この年はJ1残留争いに巻き込まれ、シーズン途中にゼリコ・ペトロヴィッチ監督が解任されました」(サッカーライター)

 そして今年は、新潟のエースFWのラファエル・シルバを獲得。結果、どのような“呪い”が発動したかというと、12年から指揮を執り、昨年の2016シーズンではリーグ戦年間首位、ルヴァン杯と結果を残したペトロビッチ監督が解任となっている。まさに、“新潟の呪い”である。

 過去、Jリーグクラブの多くが、“呪い”で沈んできた。記憶に新しいのが昨年、Jリーグ屈指の金満クラブである名古屋グランパスが「トヨタの呪い」(参照記事1)、「ノヴァコの呪い」「西野の呪い」(参照記事2)のトリプルパンチで、あっさりとJ2に降格した。またそれ以前にも、ジュビロ磐田のFW前田遼一がシーズン初ゴールを挙げたチームが次々と降格する「前田の呪い」(参照記事3)もあり、最後には前田が得点を取れなくなり、磐田が降格した。

 過去のさまざまな事例を振り返ってみる限り、浦和にも“呪い”がかかっているのは明らか。上西小百合衆議院議員にTwitterで絡まれるよりも、浦和にとって頭が痛い問題になっているかもしれない。
(文=TV Journal編集部)

メキシコ移籍もコンディション不良で出番なしの“パンキナーロ”本田圭佑、代表戦は大丈夫か

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 メキシコリーグの名門パチューカに移籍したサッカー日本代表FW本田圭佑だが、5日に行われた第3節のBUAP戦でも招集されなかった。本田の起用が見送られているのは、右ふくらはぎの違和感と高地適応のためだが、故障が長引くようだと、代表戦にも悪影響を及ぼしかねない。

「日本代表は31日にオーストラリア戦、9月5日にサウジアラビア戦を控えています。オーストラリア戦に勝てば2位以上が確定し、ロシアW杯出場が決まります。また、この試合に引き分けるか敗れると、サウジアラビア戦に出場権獲得が持ち越されるので、この2連戦はW杯出場を懸けた、まさに大一番です。現状では、本田は代表の主力とは言えませんが、それでもハリルホジッチ代表監督としては呼べる選手は全て招集して、総力戦で臨みたいでしょうからね。その意味で、本田の出遅れは頭の痛いところです」(サッカーライター)

 もっともクラブによると、13日に行われる第4節のティグレス戦には出場できる見通しだそうで、この試合が本田の新天地でのデビューとなる可能性が高い。となると、代表戦には間に合いそうだが、話はそう簡単ではない。

「故障明けで、しかも高地で初めてリーグ戦に挑むということを考えると、いきなり90分フル出場は難しいかもしれません。代表戦までリーグ戦は4試合ありますが、どれだけ試合数をこなせるかで、コンディションも決まってきます。もしデビュー戦が不調に終わり、ミラン時代のように出場時間が限定され、試合勘が戻らないようだと、またしても日本中の批判にさらされることにもなりかねません。特にパチューカは開幕から3連敗中で、本田には早急な結果が求められます。デビュー戦でそれなりの貢献を示さないと、早々に見切られてしまう可能性だってありますからね」(同)

 ミラン時代は“パンキナーロ(ベンチ要員)”という不名誉なニックネームを授かった本田だが、見事汚名をすすぐことができるか、デビュー戦に注目だ。

浦和レッズがペトロビッチ監督を電撃解任! 土壇場の“勝負弱さ”克服できず……

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浦和レッズ公式サイトより

 先日行われたサッカーJ1リーグ第19節で、ヴィッセル神戸入りした元ドイツ代表で一時代を築いたストライカー、FWルーカス・ポドルスキが鮮烈なJ1デビューを飾った。ホームでの大宮アルディージャ戦に先発出場し、前半は消えていたものの、後半に左足とヘディングの2ゴールを決めた。特に左足のゴールは圧巻で、振り向きざまのミドルシュートを守備陣は予期できていなかった。ワールドクラスのミドルシュートをどのように防ぐのか、各チームは対応を迫られる。

 明るいニュースがあった一方で、ネガティヴなトピックスもあった。

 アウェイで下位の北海道コンサドーレ札幌に2-0で敗れ、リーグ優勝が厳しくなった浦和レッズが、ミハイロ・ペトロビッチ監督を電撃解任したのだ。

 ペトロビッチ監督は2012年に浦和レッズの監督に就任すると、前年残留争いをしていたチームをすぐにリーグ戦3位まで導く。翌年はリーグ戦6位と沈んだものの、ヤマザキナビスコ杯(現:ルヴァン杯)で準優勝という結果を残し、以降もリーグ戦を2位、3位、2位と常に優勝争いをするチームを作り上げた。

 その半面、“シルバーコレクター”のレッテルをはがせないでもいた。昨年、ルヴァン杯でその汚名を晴らしたかと思いきや、チャンピオンシップではまさかの逆転負け。リーグ戦でも優勝争いをしているといえば聞こえはいいが、ほとんどが終盤に失速し、「優勝できなかった」という表現が正しい。

 今回、フロントが解任の決断をしたのも、アジアチャンピオンズリーグ(AFC)ではベスト8に残っているが、リーグ戦では直近の12試合で3勝1分8敗。その中身も散々で、3勝はJ1で残留争いをしているチームから挙げたものだ。そんな中で、下位のコンサドーレに敗れたとなると、過去の勝負弱さが頭をよぎったのだろう。

「浦和レッズは、8月23日にAFC準々決勝の川崎フロンターレ戦を控えています。リーグ優勝が苦しい以上、AFCは至上命題となっているはず。そこに合わせてチーム状況を上げていくためには、このタイミングしかなかったのだと思います。8月は後半まで上位チームとの戦いはありませんから、十分に自信をつけられるし、立て直していけるとフロントは考えているはず。ただ、フロント以外は誰も解任を望んでおらず、コンサドーレにさえ勝てば、そのままペトロビッチ監督でいったはず。今回の解任に、選手たちもショックを受けています」

 選手に愛され、フロントからも信頼されていたペトロビッチ監督。しかし、皮肉にも勝利の女神からは愛されなかったようだ。
(文=TV Journal編集部)

「旭日旗問題」でAFCが川崎の上訴を棄却! 一方、済州「乱闘」は罰則軽減に

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イメージ画像(Thinkstockより)

 アジア・サッカー連盟(AFC)が7月20日、旭日旗問題で科された処分を不服とする川崎フロンターレの上訴を退けた。このニュースは、日韓両国で大きな波紋を呼んでいる。

 事の発端は、4月25日に韓国水原(スウォン)で行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の川崎 VS 水原三星の試合で、川崎のサポーター2人が旭日旗を掲げたことだった。水原側はこの行為についてAFC派遣の監査官に報告した上で、サポーターが掲げた旗を没収。試合後には、水原サポーターが川崎側観客席に押し寄せる騒ぎも起きた。

 騒動を受け、AFCは5月2日に「政治的な差別の意図」と「観衆に対する責任」を理由として、川崎に対し1年間の執行猶予付きでAFC主催試合でのホーム戦1試合を無観客試合とする処分と、罰金1万5,000ドル(約170万円)を科すことを発表。川崎側は「旭日旗に政治的、差別的な意図はない」として7月14日、AFCに反論の書類を提出し、上訴していた。

 この上訴が退けられたことは、韓国メディアでも大きく報じられている。「聯合ニュース」は「AFC、“旭日旗応援”で懲戒の日本サッカーチームの上訴棄却は“理由なし”」という見出しで、これまでの日本の対応について不満そうに報じている。旭日旗を掲げた問題と川崎への懲戒処分について振り返りながら、「この事実が伝えられると、日本では政界でも“旭日旗での応援は問題がない”という立場をAFCに伝えなければならないという主張がされていた」と強調。「菅義偉官房長官も“旭日旗は日本国内では幅広く使われている”とかばった」と、その対応を疑問視するようにつづった。

 一方、「スポータルコリア」は、「AFC、川崎の旭日旗懲戒に対する上訴棄却…無観客懲戒適用」との見出しで旭日旗について詳しく論じた。記事では「旭日旗は1870年日本帝国陸軍旗に指定され、1920~30年代まで広く使われていた。現在は陸上自衛隊と海上自衛隊が使用している」と説明し、「軍隊で使われている旗だが、歴史的には日本の軍国主義、帝国主義を象徴する。日本の侵略を受けた韓国、中国などでは否定的なシンボルだ。まして日本の極右主義者たちは政治的な行為のたびに旭日旗を振りかざす。政治的であるほかにない」と言い切っている。

 今回の上訴棄却を受け、韓国のネット上では多くの意見が寄せられている。「絶対に懲戒は受けなければいけない」「当然だ。1、2回のことじゃないだろ?」「日本のチームが他国のチームと試合するときに戦犯旗を掲げたら、無条件に没収しなければ!」と、今回の問題に焦点を当てたものがある一方で、「戦犯旗を誇らしいものと感じていること自体が、日本の歴史教育の至らなさ」「後進的な国民性がわかるよ」「問題ばかり起こす民族」「ドイツのように過ちを認めて反省すれば、日本と手をつなぐのに…」などと日本に対する否定的なコメントも見られた。

 ちなみにこの裏では、5月31日の浦和レッズ VS 済州ユナイテッドの試合で起きた乱闘劇に関しても動きがあった。済州の控え選手が浦和の選手に強烈なひじ打ちを浴びせるなどした事件は記憶に新しいだろうが、済州は7月20日に公式ホームページで、AFCが済州の提出した資料と再審議要請などを受け、エルボーを見舞ったペク・ドンギュの出場停止期間を3カ月から2カ月に軽減するなど、処分を緩和したと伝えたのだった。少なからず、済州の要求がのまれたわけだ。

 サッカーでも何かと問題の多い日本と韓国だが、今回の川崎の上訴棄却は、今後両国に、どのような影響を与えていくのだろうか?
(文=李仁守)

●参考記事
・川崎フロンターレ韓国人GKチョン・ソンリョンに聞く「J」と「K」
http://s-korea.jp/archives/17978?zo

・Kリーグにおける日本人選手の評価は? 蔚山に移籍した阿部拓馬は成功できるのか
http://s-korea.jp/archives/17971?zo

上西小百合氏がサッカーファンをディスって大炎上! すでに「政界引退」を検討か

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上西小百合氏Twitterより

「政界の炎上クイーン」こと上西小百合衆院議員が、やりたい放題だ。発端は、15日に行われた浦和レッズとドイツのドルトムントのサッカー親善試合に関する上西氏のTwitter投稿。2対3で逆転負けを喫したレッズに対し、上西氏は「浦和酷い負けかた。親善試合は遊びなのかな」とツイート。これに激怒したサポーターからバッシングされると、同氏は「サッカーの応援しているだけのくせに、なんかやった気になってるのムカつく。他人に自分の人生乗っけてんじゃねえよ」と大暴言を吐いた。

 炎上ツイートを見かねたFC岐阜のGK・高橋義成から「遊びじゃないし、負けは酷いことではない」と諭されても、上西氏は「少しは骨のある選手がいるんですね。見直しました。ただ直接言って下さいね。男なんだから」と、さらに挑発。サポーターから「じゃあ、骨のある浦和サポーターがあなたに直接意見言える場を作って!」とツイートされ、「浦和で街頭演説でもしましょうか」「よし、やろう。今決めた」と応戦するなど、全面戦争の様相を呈している。

 レッズサポーターの怒りはただ事ではなく、上西氏の事務所には殺害予告が届いているとも。ただ、これについては「自ら宣言してしまった浦和での街頭演説を回避するための口実作りにすぎない。深刻な殺害予告が届いているかはわからない」(政界関係者)という声もある。

 もともと「炎上芸」と揶揄されてきた上西氏の言動だが、今回ばかりはさすがにやりすぎの感も……。次期総選挙では空前絶後の「落選運動」が繰り広げられることが現時点で確定してしまったが、舞台裏を調べると、どうも上西氏に出馬意欲がなくなっているという。

「どうせ出ても落選濃厚ですからね。わざわざ選挙資金を無駄にすることもないのかなぁ、と。彼女はこれまで『生涯政治家。タレントにはならない』と言っていましたが、最近は彼の秘書が芸能プロと接触しているようです。前言撤回して、タレントや政治評論家に転身する可能性のほうが高そうです」(政治担当記者)

 将来のタレント転身を見越して目立とうとしているのかもしれないが、積極的に敵を増やしていくそのやり方は賢いとは言い難い。最後は政治家らしく、選挙でド派手に砕け散ってもらいたいものだが……。

明石家さんまより好印象!? サッカー関係者に聞いた、小柳ルミ子「解説者デビュー」の点数は?

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 15日、フジテレビ系で生中継された『明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017』は、ドイツ・ブンデスリーガの強豪であるドルトムントが浦和レッズに2-3で逆転勝ちを収めた。

 久しぶりにJリーグクラブの試合が地上波ゴールデンタイムで放送されたこともあり、普段はJリーグに無関心な層も視聴していたようだ。“あの”上西小百合衆院議員もサポーターを挑発するようなツイートをし、物議を醸している。

 そんな中、サッカー関係者やファンたちが試合以上に注目していたことがある。小柳ルミ子の副音声解説だ。

 小柳といえば筋金入りのサッカー通で知られ、12年間もつけ続けている観戦記「ルミ子ノート」は100冊以上に及ぶという。

 日本では、スポーツのビッグイベントに著名なタレントが起用されることが多い。サッカーでいえば、長きにわたり明石家さんまがそのイスに座っていた。だが近年、サッカーファンの中でさんまへの嫌悪感が高まっていることもあってか(参考記事)、今回新たに小柳が起用されたわけだが、解説力はいかほどだったか? サッカー関係者やライターに聞いてみた。

「ハーフタイムには、スタジオに駆けつけたドルトムントの香川真司に『1年間2,000試合くらい見て、ドルトムントの試合も全部見ています』『ボス監督なら香川選手を上手に使う。前監督の時は、私は(香川を使わないから)イライラしていました。(今シーズンは)もっとガンガンシュートしてください』とダメ出し、香川を苦笑いさせていましたが、そのあたりはさんまさんぽかったですよね(笑)。『○○試合見ている』といったアピールではなく、『前監督の戦術は○○で合わなかったけど、ボス監督は○○なので合うはず』といった分析が欲しかったです。100点満点でいったら、40点くらいでしょうか」(サッカー関係者)

 一方、好意的な意見も。

「僕は85点くらいの評価ですね。立ち上がりの10分で浦和のラインがズルズルと下がった時には、『浦和は相手のスピードを脅威に感じだしている』と考察し、実際にポゼッション率は26:74で浦和が押し込まれていました。さらに、『ドルトムントが15分くらいでゴールを入れないと、浦和に流れきますよ』と試合を読み、その7分後にセットプレーから浦和が先制点を奪いました。サッカーの流れやリズムなど空気感を理解していましたし、タレント解説の枠を超えていたと思います」(サッカーライター)

 では、今後も小柳が起用されることはあるのだろうか?

「あるのではないでしょうか。間違いなく、さんまさんより詳しいと思いますよ」(同)

「サッカーは人生の縮図、社会の縮図、人間関係の縮図」「サッカー選手はみんな息子。全員私の子宮から生まれた(笑)。だからいつもケガが心配」「サッカーと芸能界は通ずるところがある。DFはマネージャー。ミスしたら即失点につながる」など数々の名言が飛び出し、初解説とは思えぬ饒舌っぷりで視聴者を大いに楽しませた小柳。小柳が解説を務めるということで、ポータルサイトのトップニュースに試合の記事が上がるなど、パブリシティ効果もあった。今回の起用は、成功といえるのではないだろうか。
(文=TV Journal編集部)

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