「012政治」の記事一覧

公明党×立憲民主党の“選挙ポスター無断掲示”バトル勃発!「常識を持ちなさい!」「お互い様でしょ!」

<p> 選挙ポスターの無断掲示が話題となっている。公明党の石川和広・狛江市議は10月13日、所有地の壁に他党候補のポスターを無断で貼られたと激怒。Twitterで「どこまで常識が無いのか」と非難した。</p>

<p> 貼られたのは立憲民主党から衆院選に立候補している山花郁夫・元法務副大臣のポスターだった。石川市議はポスターの横に「常識を持ちなさい!」などと書いた抗議の紙を貼って、それらの画像も公開している。</p>

“肉食不倫疑惑”の山尾志桜里議員が、動画サイトでにおわせた「倉持弁護士との今」

肉食不倫疑惑の山尾志桜里議員が、動画サイトで匂わせた「倉持弁護士との今」の画像1
YouTube「山尾しおりチャンネル」より

 切れてな~い!? カミソリのCMではなく、肉食不倫疑惑の山尾志桜里衆院議員のことだ。

 山尾氏は「週刊文春」(文藝春秋)で、自身の政策ブレーンを務める倉持麟太郎弁護士とのダブル不倫疑惑が報じられ、所属していた民進党を離党した。

 それでも懲りず、22日投開票の衆院選に愛知7区から無所属で立候補する意向を表明。地元ではお詫び行脚に精を出すも、一連の不倫疑惑については完全否定を続けている。

 当初、山尾氏が出馬する愛知7区は同氏と自民党候補者の一騎打ちが濃厚だった。政治部記者によると「民進党は温情で愛知7区に対立候補を立てず、共産党も野党共闘の旗印のもと、知名度のある山尾さんを後方支援する予定だった」という。

 それが小池百合子都知事率いる「希望の党」が登場したことで、選挙情勢が一変。民進党は事実上の解党に追い込まれ、リベラル系議員は希望の党への合流がかなわず、行き場を失った。将来的な民進党への復党を考えていた山尾氏にしてみれば、青天の霹靂。今後の進展次第で、愛知7区に希望の党の候補者が立つことも考えられ、自民との一騎打ちムードが一転して混戦となる可能性が出てきた。

 そんな中、山尾氏は動画サイト上で「山尾しおりチャンネル」を開設。民進議員が希望の党公認を得る条件として憲法観が「踏み絵」になっていることに対し「護憲か改憲か、一文字でも変えたくないか、変えたいか。そんな物差しだとしたら、古い古い物差しだと思う」と指摘した上で「憲法は選挙の道具ではない。リベラルが排除される社会はおかしい」と訴えた。

 実はこの主張、倉持氏の受け売りである可能性が高い。

「倉持氏の専門分野は、まさに憲法。それも、自民党の憲法改正案に断固反対の立場で、リベラル勢力との親和性が高い。実は不倫報道後も、倉持氏は彼女の政策ブレーンを降りていない。山尾氏がかたくなに不倫疑惑を否定するのも、彼との関係を切りたくないから。不倫していなければ、問題ありませんからね」(政界関係者)

 先月22日、山尾氏が離党後初めて地元選挙区を回った際、某スポーツ紙の記者が「倉持氏はまだ政策ブレーンですか?」と直撃。これに、山尾氏は顔を引きつらせながら「地元の皆さん1人ひとりと話しております」と意味不明な回答ではぐらかしたという。

 いっそのこと、倉持氏と一緒に選挙区を回ったほうが潔いかもしれない!?

“パコリーヌ”山尾志桜里議員のおかげ!? 今井絵理子議員の不倫騒動は結局ウヤムヤ方針確定へ

パコリーヌ山尾志桜里議員のおかげ!? 今井絵理子議員の不倫騒動は結局ウヤムヤ方針確定への画像1
今井絵理子オフィシャルサイトより

 このまま身を潜めて、ウヤムヤにする方針で決まったようだ。

 7月に週刊誌「週刊新潮」(新潮社)で、妻子持ちだった元神戸市議の橋本健氏との不倫を報じられた自民党の今井絵理子参院議員が、このまま釈明会見をせずに逃げ切る方向だという。

 今井といえば、2004年にロックバンド・175RのSHOGOと結婚し、長男を授かったものの、07年に離婚。その後、逮捕歴のある沖縄の同級生との交際が報じられていた。

 そして16年2月、橋本氏が、自民党の兵庫県連青年局主催の勉強会に今井を講師として招いたことがきっかけとなり、親密に。ホテルをパジャマでうろつく姿や、新幹線内で仲良く手をつないだ写真を撮られてしまった。

 その後、今井はマスコミ各社に対して一方的にコメントを送付。橋本氏について「政治家として付き合う立場から個人的に好感を持つようになりました」とした上で「一線を越えていない」と男女の仲を否定した。

 今井は、これまで再三にわたって会見で説明責任を果たすよう、マスコミ各社から要請されているがそれを無視。批判を浴びていた。しかし……。

 政治関係者は「大きく流れが変わったのが、山尾志桜里衆院議員の不倫報道でした。幹事長就任が吹き飛ぶという前代未聞の事態が起こったことで、今井参院議員の報道は収束しました。自民党にも大きな追い風が吹き、一気に衆議院解散まで行き着きました。今井参院議員は一時、政治家を続ける気力も失っていたようですが、持ち直しつつあるようです。報道直後には、自民党内からも『議員辞職させた方がいい』との声も聞かれましたが、今はその声すらなくなっています。党幹部は今井参院議員に『今はとにかく目立つな』と指示を出し、時が過ぎ去るのを待っているような状況になりました」と声をひそめる。

 さらに、永田町では希望の党が立ち上がり、民進党が解党寸前となり、話題は完全に様変わり。その裏で今井参院議員に平穏が戻り、胸をなで下ろすことになったようだ。

上西小百合議員、タレント転身の意向も……“杉村太蔵路線”は厳しい?

上西小百合議員、タレント転身の意向も……杉村太蔵路線は厳しい?の画像1
うえにし小百合 オフィシャルウェブサイトより

 上西小百合衆議院議員が、次期選挙に出馬しないことを表明。タレント活動を行う予定であることが判明した。これまで炎上発言を繰り返してきた“浪速のエリカ様”だが、果たして芸能界に居場所はあるのか?

 上西議員は、2012年の選挙に日本維新の会から出馬し、選挙区では敗れたものの、比例区で当選。14年の選挙でも選挙区では敗れたものの、再び比例区で復活当選した。しかし、15年に週刊誌で衆議院本会議の“サボり疑惑”や、不倫疑惑などが報じられ、維新の党から除名処分に。その後は無所属で活動してきたが、9月25日に「勝つ見込みがない」などの理由を掲げて、不出馬を発表した。

 これに伴い、上西議員はタレントに転身するものとみられているが、今後はどんなスタンスで活動するのか? 芸能誌記者は語る。

「上西議員は、維新の党から除名されていますが、しきりに橋下徹への尊敬の念をアピールしています。橋下は、爆笑問題の太田光の妻が社長を務める芸能事務所『タイタン』所属ですから、橋下ルートでタイタンが上西を拾う可能性はあるでしょう。となると、太田が司会の『サンデージャポン』(TBS系)では使われるでしょうね」

 常に話題性の高いゲストをブッキングして高視聴率を取ってきた『サンジャポ』だけに、上西議員の起用はぴったりハマりそう。すでに上西議員は同番組への出演経験もあるが、テレビ関係者は、“その先”について厳しい見方をする。

「“お騒がせ政治家”枠でいえば、すでに杉村太蔵がいます。ただ杉村は、株の運用や講演、ベンチャー企業への投資など、ほかでも精力的に食い扶持を稼いでいる上、番組で起用された際も、制作側の意図をくんで発言してくれるので、スタッフ受けは悪くありません。自分でマネジメントをしているので、ギャラにはうるさいようですが(笑)。“炎上芸”で話題を集めてきた上西議員が、杉村のように振る舞えるかといえば、なかなか難しいのでは? これまでのように世間の反感を買うような発言をすれば、早々に拒否反応が出てくるでしょうし、かといって、まともなことを言う上西議員に存在価値などない。いずれにせよ、賞味期限は短いのでは?」

 ちなみに杉村は、『サンジャポ』にほぼレギュラー出演中で、総選挙の話題に合わせて上西の出演もありそう。杉村と上西の直接対決は、ちょっとした見ものになりそうだ。

「このハゲー!」で後援者離れの“ピンクモンスター”豊田真由子議員を、カルト団体メンバーがサポートか

「このハゲー!」で後援者離れのピンクモンスター豊田真由子議員を、カルト団体メンバーがサポートかの画像1
豊田真由子公式サイトより

「このハゲー!」騒動で自民党を離党し、約3カ月間の事実上の謹慎から復帰した豊田真由子衆院議員。後援からは多くの有力者が抜け、現在はカルト団体のメンバーとみられる人物もいるというウワサだ。

 豊田議員は9月18日の記者会見で、後援者から「この5年間、血を吐くような思いで地べたをはって信頼関係を築いてきた。お前ぐらい馬力を持って仕事をする人間は見たことない」「朝から晩まで走り回っていた真由子さんが、本当の真由子さん」などと激励されたと自慢げに語っていたが、一方で議員活動継続に異を唱える声もあり、「かなり人が抜けて、現在の後援者は50人ぐらいしかいないのでは」という話も聞かれた。

 実際、後援会長だった元朝霞地区医師会長の男性医師は会見当日の集会にも姿を見せず、今後は同じ選挙区の自民党候補者を支援する姿勢だ。

「埼玉4区は、もとは比例東京だった赤枝恒雄さんが出馬の準備を進めていると聞いています。こちらの後援に転じる人もたくさんいるのでは? 豊田議員の後援は自民党の支持者で、彼女自身を支援していたわけではない人が多かったんです。そもそも、落下傘候補だったんですから。私が後援したのも、唐突に『とよた真由子 国政報告会』という案内状が届いたことがきっかけでした。いきなり後援会の入会申込書が同封されていて、本人や関係者の挨拶ひとつなかったんです。でも、おそらく商工会など付き合いある組織を通じての依頼だと思って、付き合い的に引き受けたんですよ」(元後援者の男性)

 豊田議員は2014年、天皇、皇后両陛下が主催の園遊会に、招待者ではない母親の入場を求めて現場でトラブルになり、挙げ句「夫です」と言い張って入場させたとする問題が報じられた。このとき伝えられたのが、秘書が1年半で20名ほど辞めているという「ピンクモンスター伝説」の始まりだった。

「これでバツが悪くなったのか、彼女は派閥のパーティーに出なくなって単独行動が増えていたんで、党側の関係者からも陰口を言う人が出てきていました。付き合いで後援をしていた人は、そりゃ抜けていきますよ」(同)

 さらに、今回の「このハゲー!」騒動で全国にその凶暴性を知らしめた豊田議員だが、それでも後援をし続ける人々を、元後援者は「まるで新興宗教の信者のよう」と言っている。くしくも現在の後援者のひとりは、創価学会から派生したカルト団体のメンバーなのだという。

「豊田議員は公明党の推薦でもあったので、党の支持母体である創価学会の信者とも親しくなっていました。そのうちのひとりが最近、学会に内緒で新団体を作り始めたんです。ところが、実際には人があまり集まらず、カルト団体のような状態になっているとか。それなら学会をきちんと辞めるべきですが、彼は雑誌編集者で、学会員のフリをして内部情報をマスコミに売っているんです。おそらく学会内の大半の人は、今も彼が学会員だと思っているんでしょう」(同)

 こうしたウワサが本当なのか、この編集者に話を聞くべく何度も携帯電話を鳴らしたが、応答はなかった。ただ、勤務先の雑誌編集部に連絡すると「6月末に突然、引き継ぎ作業もせずに辞めてしまった」との返答。後日、元後援者は「ウワサでは、豊田議員の秘書の座を狙うためだとかいわれてます」と話していた。

 仮にその元編集者が後援しても政治には素人であり、多くの票が集められるとは思えない。豊田議員は会見で「恥をさらして生きていく」と話しているから、後援者が抜けようが怪しい人に応援されようが、関係ないのかもしれないが……。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER)

電撃総選挙で、舛添要一氏が「俺を使え!」とテレビ各局に営業中!?

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 衆院解散総選挙が来月10日公示、同22日投開票で実施されることが決定的となり、メディアは選挙モードに突入している。そんな中、水面下でアピールしまくっているのが、舛添要一前東京都知事だ。

 舛添氏といえば、セコすぎる政治資金の私的流用が発覚し、昨年6月に引責辞任。その後、しばらく表舞台から姿をくらませたが、今年6月に著書『都知事失格』(小学館)を出版し、活動を再開させた。

 8月には『有吉ジャポン』(TBS系)で久しぶりのメディア出演を果たし、100円のカップ麺をすするなど、生活の困窮ぶりをこれでもかとアピール。知事時代の月給に加え、退職金も満額もらったのだから、そこまで金に困っていることはありえないのだが、これも舛添氏の戦略なのだろう。

「全盛期の舛添氏は『このままだと俺が総理になっちゃうよ~』と軽口を叩くこともありましたが、もう政界再挑戦は考えていないようです。ただ、本人は国際政治学者として以前のようにメディア出演して、小銭を稼ぎたい。ゆくゆくは講演会で全国を回り、政府系団体で顧問などの特別職につきたい。そのためには、次期総選挙は格好のアピールの場。テレビ各局に“営業”をかけているそうです」(スポーツ紙記者)

 事実、舛添氏は20日に、Twitterで「今日から選挙について解説やコメントを書いていく」と宣言。ソッコーで「書かんでええバカ」とリプライされたが、それにもめげず「新聞は全国紙も左から右まで多様であり、どの新聞に影響を受けるかによって投票態度が変わる。問題はテレビで、新聞ほどの多様性がなく各局大同小異で流れを作りがち。活字より映像のほうがインパクトが強くポピュリズム的」とつづった。

 テレビ局に「自分という“毒薬”を使え」と間接的に言っているように聞こえなくもない。

 とはいえ、都民の舛添氏への嫌悪感は尋常ではない。使う側にも覚悟がいるだろう。テレビ各局にとって選挙特番は総力戦。「舛添要一」という禁断の果実に手を出すのは、いったいどの局か……。

今井絵理子が“不倫疑惑相手”橋本健氏の真相暴露に戦々恐々! 自民関係者は「せめて選挙後に……」

今井絵理子が不倫疑惑相手橋本健氏の真相暴露に戦々恐々! 自民関係者は「せめて選挙後に……」の画像1
今井絵理子公式サイトより

 民進党を離党した山尾志桜里衆院議員や、キス写真も流出した女優・斉藤由貴の不倫騒動が重なって、ひと段落しかけていた今井絵理子参院議員の不倫疑惑だが、その周辺は、まだ穏やかではないという。

 相手の元神戸市議、橋本健氏が政務活動費の横領や歯科医としての診療報酬架空請求疑惑で地に堕ちたことで、「やけくそになった彼に、不倫疑惑の真相が暴露をされてしまうのではないかという不安が尽きない」と自民党関係者が明かしているのだ。

「ああいう転落者は、何をしでかすかわからない。今井さんは『不倫はなかった』と一貫して否定していたけど、もし相手が不倫関係を認めたら、彼女はウソをついていたことになってしまう。10月予定の衆院選は参院の今井さんには直接関係ないけど、スキャンダルが蒸し返されると、情勢に影響が出かねない」(同)

 今井議員は、不倫疑惑を伝えた「週刊新潮」(新潮社)のインタビューに対し、橋本氏とは「男女の関係ということは、まずない」「彼が自宅マンションに泊まった事実はない」「大阪のホテルにも一緒に泊まってない」「一線は越えていない」などと話していたが、もし、橋本氏が一転して2人の不倫関係を認めた場合、こうした話の大半がウソだったことになってしまうわけだ。

 自民党関係者が心配するのは、橋本氏の気の弱さにあるようだ。

「横領疑惑が持ち上がったとき、彼はある大先輩の関係者から『認めるか認めないのかハッキリしろ。認めないなら、最後まで逃げきれ』と言われて、認めない選択をしたのに、記者たちに追及されたら、あっさり陥落。そういう人だから、不倫疑惑だって、すぐに主張が一転しそう」(同)

 確かに橋本氏は議員辞職後、警察の事情聴取に自ら応じており、早々に白旗を揚げた状態だった。今後訴追されて有罪となった場合、歯科医師法の規定によって最悪、医師免許の取り消し処分が下される可能性もある。家庭の修復も不可能とみられており、もはやすべてを失った男だといえる。それだけに、関係者は暴発寸前だと見ているわけだ。

「何しろ橋本クンは、不祥事で引退寸前に追い込まれていたある国会議員の後釜として候補に挙がっていたからね。不倫報道がなければ、国会議員に成り上がった可能性があった。それだけに落差は大きい。今はもう彼に手を差し伸べる人はいないから、何をしでかすかわからない」(同)

 実際、ある週刊誌記者は「今の橋本氏には、真相告白のオファーをしやすい」と漏らしていた。世間から叩かれた当事者が、こういうときにすべての真相を明かすことでみそぎとするケースは、過去にたくさんある。そう考えると、今井議員との秘められた部分が、いつ暴露されてもおかしくはない。

 自民党関係者は「せめて衆院選の後にしてほしい」とも言うが、今井議員には、副大臣ら議員十数人にビール券を贈った公職選挙法違反疑惑も浮上していて、そのイメージは黙っていても落ちる一方だ。
(文=片岡亮/NEWSIDER)

「宮根と安藤さんは、もう勘弁……」苦境のフジテレビが、選挙特番に坂上忍を担ぎ出す!?

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 永田町に吹き荒れる解散風で大混乱なのが、テレビ各局だ。

 衆院の解散総選挙が10月10日公示、同22日投開票で実施されることが決定的となり、各局とも選挙特番に向けた準備を急ピッチで進めている。

 中でも必死なのが、視聴率低迷にあえぐフジテレビ。昨年7月10日に行われた参院議員選挙では、「無双」と呼ばれる池上彰氏擁するテレビ東京系『TXN選挙SP 池上彰の参院選ライブ』が視聴率11.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、民放トップを獲得。フジテレビ系『FNNみんなの選挙』(第1部)は5.4%で最下位だった。

 前回の衆院選(2014年12月14日)では、テレビ東京系『池上彰の選挙ライブ』とテレビ朝日系『選挙ステーション2014』が民放トップを分け合い、ともに平均視聴率11.6%。対するフジテレビ系『THE SENKYO~ニッポンをしゃべり倒す!~』は6.9%だった。

 今年6月、フジは人事刷新を行い、『踊る大捜査線』シリーズのプロデューサーとして知られる亀山千広社長が退任。BSフジ出身の宮内正喜氏が新社長となった。宮内新社長は定例会見でも危機感をあらわにし、自ら積極的にメディア露出して新生フジのアピールに努めている。その直後の選挙特番なのだから、気合が入るのは当然。同局関係者が証言する。

「伊藤利尋、椿原慶子の局アナが脇を固めることは確定。問題はメーンMCを誰にするか。昨年の参院選では宮根誠司さん、安藤優子さんがリレー方式でMCを担当したが、視聴率は振るわず。14年の衆院選でも、この2人の組み合わせで大惨敗している。局員からは『もう宮根と安藤は、もう勘弁』という声が上がっている」

 そんな中、フジテレビが白羽の矢を立てたのが、最近好調な動きを見せる『バイキング』司会の坂上忍だという。お世辞にも政治には詳しいとは言えないが「彼の毒舌は魅力。当選議員にズバっと切り込む池上さんに対抗できるのは、坂上さんしかいない。現在、局幹部が必死に口説いているそうです」(テレビ関係者)という。

 酒を飲んで番組出演することもある坂上だけに、選挙特番は荷が重すぎるとは思うが……。

「このハゲーー!」で落選必至の豊田真由子衆院議員、タレント転身には“適性”アリ?

「このハゲーー!」で落選必至の豊田真由子衆院議員、タレント転身には適性アリ?の画像1
とよた真由子オフィシャルブログより

 秘書への暴言と暴行騒動が「週刊新潮」(新潮社)に報じられた豊田真由子衆院議員が18日、約3カ月ぶりに表舞台に姿を現し、記者会見を行った。会見に先がけて『Mr.サンデー』(フジテレビ系)の取材を受け、宮根誠司の前で、涙ながらに謝罪する様子が放送された。

 記者会見では「夫もハゲているので、薄毛を見下していない」といったユーモアを交えながら、記者たちの質問に答えていった。暴言音声とはまるで違う柔和な受け答えだったが、東国原英夫が「多重人格的な二面性を感じる」と述べ、千原ジュニアは「リハ(テレビ出演)をしているので、こなれている。まるで1時間37分の単独ライブ」と、真摯な謝罪会見とは受け止められなかったようだ。

 騒動を受け自民党を離党した豊田議員は、無所属で議員活動を再開させたが、ここへきて解散総選挙の話が立ち上がっている。彼女の立場はどうなってしまうのか。

「衆議院が解散すれば、豊田議員は自動的に失職します。本人は議員活動の継続を望んでいますが、自民党を離党しているため無所属での出馬となります。一部では民進党から出馬の打診があったと伝えられていますが、政党への所属が得られなければ、比例代表での復活当選は望めず、小選挙区での勝利が必須となります。自民党が独自に対立候補を立てた場合には、当選の可能性は限りなく低くなるといえるでしょう」(政治記者)

 そこで、豊田議員に期待されるのが「タレント転身」の道である。カンニング竹山が「キレ芸をやれる素質がある」と評するなど、個性的なキャラクターに注目が集まっている。

「もちろん最初は『このハゲーー!』『違うだろーー!』をはじめとする一連のフレーズをイジられるでしょうが、それ以外の部分においても、タレント適性はあるといえるでしょう。彼女は東大卒ですが、現在のバラエティ番組では『東大』は人気コンテンツの一つ。頭の良さを生かしクイズ番組などにひっぱりだこでしょう。元厚生官僚の肩書もありますので、専門的な分野を持ったワイドショーのコメンテーターなどのポジションも期待できます。騒動発覚時には、中高大学時代の同級生のブログでは“男漁り遍歴”が暴露されたこともあります。バブルを謳歌した世代の話も今のテレビでは受けますね。何より記者会見を淡々とこなしたことからわかる通り、物怖じしないメンタル面の強さをあわせ持っているのもタレント向きといえます」(同)

 言葉は悪いが“ネタの宝庫”といえる豊田議員。彼女の新たなる進路に期待を寄せる声は多そうだ。
(文=平田宏利)

自己弁護だらけの豊田真由子議員に地元有権者も激怒「辞めろ!」「税金を返せ!」「俺はハゲだ、文句あるか!」

<p>「あれが豊田真由子の100%ではないということを、わかってもらえないかと、淡い期待を……あはは」</p>

<p> 謝罪会見のはずが涙の謝罪は一部で、大半は笑顔で自己アピールや自己弁護をしていた印象の豊田真由子議員。これには地元の有権者から厳しい声も飛んだ。</p>

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