「本」の記事一覧(7 / 21ページ)

好奇心で“うっかり”PTA会長に!? 金髪&ヒゲ面のフリーライター・杉江松恋が語る「PTAとの上手な付き合い方」

<p> 2016年、一億総活躍国民会議に参加した菊池桃子が「もともと任意活動なのに、全員が参加するような雰囲気作りがなされている」と発言して以降、PTAをめぐる議論は活発になっている。これまで、漠然と「子どものため」と考えられていたPTAに対しては、ネットを中心に「時代遅れ」「無駄」という言葉が向けられ、その評判は芳しくない……。</p>

<p> ミステリを中心とした書評や解説などで活躍するフリーライターの杉江松恋氏は、2008~11年にかけて、子どもが通学する小学校のPTA会長を3年間にわたって務め上げ、その奮闘記を『ある日うっかりPTA』(KADOKAWA)として上梓した。ヒゲで金髪、「団体行動が嫌い」というフリーライターは、はたしてPTA会長という要職をきちんとこなすことができたのか? そして、そこで見たPTAの現実とは?<br />
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ワンレン、ボティコンだけじゃない……JK、クールジャパンを生み出した「バブル」再考『東京バブルの正体』

<p>「ゆとりでしょ? そう言うあなたは バブルでしょ?」</p>

<p> 今年のサラリーマン川柳コンクールの第1位には、こんな作品が選ばれた。今ではすっかり揶揄の対象となっている「バブル」という時代。日本中が好景気に沸いた30年前、日経平均株価は3万8,000円を超え、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」「24時間戦えますか?」といった言葉を胸に、日本人が最も自信にあふれていた。そんな時代の姿をいま一度捉え直そうとするのが、ルポライターの昼間たかし氏による本書『1985-1991 東京バブルの正体』(MM新書)だ。</p>

<p> 一体なぜ今、バブルを再考する必要があるのだろうか?<br />
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ストリートチルドレン、難民、代理母出産……世界各地の過酷なお産を巡る旅『世界の産声に耳を澄ます』

<p> 日本では少子高齢化が著しいものの、世界に目を移してみると、1日に生まれる子どもの数はおよそ3.8万人にも及ぶ。この記事を読んでいるまさにこの瞬間にも、地球上のどこかで新しい生命が産声を上げているのだ。しかし、日本のように衛生的な環境で生まれる赤ん坊はごくわずか。世界中の母親たちの大半は、過酷な環境で子どもを産み、育てているのだ。</p>

古き良き山口組・加茂田組の姿が蘇る !  大物芸能人たちとの写真も満載『烈俠外伝』秘話

<p> 三代目山口組では最強の組織といわれた加茂田組。その親分であった加茂田重政氏は、昭和ヤクザ史に名を残す大物俠客である。史上最大の抗争といわれる「山一抗争」においても一和会最高幹部として勇名を馳せるが、引退後は長きにわたり沈黙を守ってきた。</p>

<p> その加茂田氏が昨夏突如、自叙伝『烈俠~山口組 史上最大の抗争と激動の半生』(小社)を上梓し、大きな話題な呼んだ。さらに同書からビジュアル重視のバイオグラフィーとしてスピンオフしたのが、今回発売された『烈俠外伝 秘蔵写真で振り返る加茂田組と昭和裏面史』(同)である。</p>

<p> 本書では、加茂田氏ほか三代目山口組を支えた親分たちの貴重ショットや、加茂田組の面々の当時の様子、有名芸能人や地域住民との交流の模様など、今はなき「昭和ヤクザの実像」が収められている。業界関係者やヤクザ文化が好きの人々のみならず、多くの人々が関心を抱く内容だ。</p>

<p> そこで本稿では、『烈俠』および『烈俠外伝』の制作に加わったライターの花田庚彦氏に、『烈俠外伝』の制作秘話や読みどころを書き下ろしてもらった。</p>

3,000体近くの解剖経験を持つ法医学者・西尾元が明かす、知られざる「法医解剖」の世界

<p> “遺体の解剖”と聞いてまず思い浮かべるのは、刑事ドラマなどで頻繁に耳にする「司法解剖」だろう。被害者の遺体から捜査の方向性を一変させるような証拠や痕跡が見つかることもあり、犯人を追い詰めるための重要な役割を果たしている。</p>

<p> しかし、実際にその司法解剖を行う「法医解剖医」の素顔を、私たちは知らない。そもそも司法解剖は本来、警察からの依頼によって行われているものであり、その現場の様子が外に漏れることは許されないのだ。今年3月に刊行された『死体格差 解剖台の上の「声なき声」より』(双葉社)では、そんな法医解剖医の日常が現役医師である西尾元氏によって描かれている。</p>

<p> 20年以上にわたって「異状死」と向き合ってきた法医解剖医は、“悲しい死”を迎えた無数の遺体たちを通して何を見てきたのか。そして、いずれ訪れる自らの死を、どう考えているのか──。</p>

【書評】「愛を与える側にならなければ」共に危うい24歳──姫乃たまが読む紗倉まな初の長編小説『凸凹』

<p> 大人っぽいというわけではないのですが、子どもらしからぬところがあった子どもの頃の私は、早く大人になりたいと思っていました。30代ってあまり面白くなさそう、20代なんてもっと想像がつかないと思っていたのです。そしていま私は24歳で、『凹凸』(KADOKAWA)の主人公・栞(と著者の紗倉まなさん)と同い年です。24歳なんて一番どうしようもないと思っていました。偶然地下アイドルという特殊な仕事に就いたので辛うじてハレとケがありますが、そうでなければ、本当に気怠くて仕方のない生活だったろうと思います。</p>

<p> 随分年上の恋人とアパートに住んで、アルバイトに行ったり行かなかったり、妊娠しても母親になれる気がしなくて堕ろしてしまったりする栞の生活は、紗倉さん自身が「もしAV女優や小説家の仕事をしていなかったら」を想像して書かれたそうです。実際にこのような生活を送るか送らないかはさておき、いまの仕事をしていない自分をこういう風に想像する感覚には、共感するところがあります。</p>

『子供に言えない動物のヤバい話』動物研究家・パンク町田が語る「ペットの犬を捨ててはいけない理由」

<p> ありとあらゆる動物を思いのままに操ることで、最近メディアを賑わせている動物研究家・パンク町田。“第2のムツゴロウさん”と呼ぶには、あまりに野性味あふれるその風貌で世間の耳目を集める男が、最新刊『子供に言えない動物のヤバい話』(角川新書)を上梓した。</p>

<p> その目次を眺めてみれば、「アルパカの知能は植物レベル?」「チンパンジーは『売春』もしている」「性欲が強すぎる有袋類、アンテキヌス」といった刺激的な文字が並ぶ。そのキテレツ極まるエピソード群は本書に譲るとして、今回のインタビューでは、現在に至るまでの動物への思いや、昨今問題視される「ペット」の扱いなどについて、専門家としての意見を語っていただいた。</p>

<p>──新刊発売おめでとうございます。帯の写真で「虎と戯れるパンク町田氏」という注釈とともに、今にも虎に食われそうな町田さんの写真が掲載されています。実際、危ない経験をしたことはあるのでしょうか?</p>

<p><strong>パンク町田氏(以下、町田)</strong> いちばん危機を感じたのは、コブラですね。僕、コブラが好きなので、ボルネオまで捕まえに行ったんですよ。それで、いっぱい捕まえて袋に入れていたんです。現地の人が「コブラは布袋に入れておけば、かみついてこないから大丈夫だ」と言っていたので、「ホントかよ」と思いながらも、従ってみた。それで、安心して袋を担いで山を降りていたら、背中をチクって。やっぱりかまれましたね。<br />
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DV、虐待、援助交際から垣間見える、沖縄の現実『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』

<p> 沖縄県の1人当たり県民所得は47都道府県中最下位の210.2万円と、全国平均306.5万円に対して大きく落ち込んでいる(内閣府・平成25年度県民経済計算)。失業率、DV発生率なども高く、離婚率も全国ワースト。統計が見せる沖縄の姿は、牧歌的な南の島のイメージから遠く隔たっている。</p>

<p> この島で育った教育学の研究者・上間陽子は、2012~16年まで、風俗業界やキャバクラなどで働く女性たちの実態をリサーチするために、継続的なインタビューを実施。4年間のリサーチの成果として『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』(太田出版)を上梓した。本書に収録されたさまざまな女性たちのインタビューを読めば、DV、虐待、援助交際など、この島が抱える現実が見えてくる。<br />
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『ドラがたり』が読み解く「社会のインフラ」となったドラえもんと、“のび太系男子”の功罪

<p> 誰もが子どもの頃に一度は通り、そして大人になっても愛する心をどこかに持っている──それが『ドラえもん』だ。『ドラえもん』は、ダメなのび太とそれを助けるドラえもんの友情物語であり、2014年の映画『STAND BY MEドラえもん』のような泣けるコンテンツであり、そして現在新作映画『のび太の南極カチコチ大冒険』が公開中であるように、今の子どもたちにも愛される、世代を超えた名作</p>

子どもたちを救うはずが、ますます不幸にさせる? “限界寸前”児童相談所の実情とは――

<p>「児童相談所」と聞いて、何を思い浮かべるだろうか?</p>

<p> 虐待を受けた子どもたちの相談や、養育困難な家庭への対応、そして非行や虐待によって家庭にいられなくなってしまった子どもたちを一時的に保護するといったことを行っている児童相談所の仕事は、社会からはなかなか見えにくくなっている。だが、その世界に一歩足を踏み入れると、そこには驚くべき現実が広がっていた。米・不動産ファンド「モルガン・スタンレー・キャピタル」出身で、NPO法人「Living in Peace」を設立し、子どもたちの支援を行っている慎泰俊による著書『ルポ 児童相談所 一時保護所から考える子ども支援』(ちくま新書)から、その実態を見てみよう。</p>

<p> 本書を一読して驚かされるのは、児童相談所における子どもたちの扱いだ。虐待、貧困、非行などによって、家庭での養育が困難となった子どもたちが一時的に預けられる「一時保護所」では、一昔前まで体罰が当たり前だった。現在では体罰こそ減ったものの、「外出禁止が徹底され、学校にも行くことができない」「脱走防止のために、窓を開くこともできない」「私物はおろか、服も持ち込めない」「男女のトラブルを避けるため、きょうだいであっても会話ができない」「連絡先交換を防ぐため、紙の使用も管理されている」など、すべてが「トラブル防止」の名のもとに、徹底的に管理されている。在所経験のある人々は、この施設について口々に「あそこは地獄だ。思い出したくもない」「刑務所のような場所」と表現。さらに、一部の保護所では、トラブルを起こした子どもに対しては「個別対応」という名目で、4畳の個室での隔離生活を強いる。まるで、独居房のようだ。</p>

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