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韓国外交官に、また性的虐待疑惑! チリ人少女へのセクハラ事件から1年もたたず……

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 5月に新大統領が誕生したばかりの韓国だが、さっそく外交面で大きな恥をさらしてしまったようだ。7月13日、エチオピア駐在の高位外交官Aが、現地の契約女性職員Bさんに性的暴行を働いていたことが明らかになったのだ。

 外交部領事コールセンターに通報があったことから、内部調査が始まった。高位外交官の性的暴行疑惑に大慌てとなった外交部はAを帰国させ、聴取。「不寛容の原則の下、関連法令と手続きに従って、容疑者に対する刑事処罰、重懲戒など、厳重な措置をとる予定」としている。また、Bさんは、Aのみならず、別の大使からも性的暴行を受けたと証言していることから、こちらも調査が進められている。

 この事件を受けて、韓国ネット民の間では「わざわざ国外に国の恥をさらしにいくとは……」「またこんな事件かよ」「どういう人選で、こいつを選んだんだ?」などと非難の声が噴出。加えて、事件発生からすでに2週間がたつというのにAの顔写真ひとつ公開されないことに、「なんで容疑者の顔写真を隠すんだ?」「擁護する価値もないだろう」と、メディアの報道を疑問視する声もある。

 ネット民が騒ぐのには理由がある。実は、外交官による不祥事は、これが初めてではなかったのだ。

 昨年12月には、チリの韓国大使館に勤務していた外交官が、現地の未成年少女にセクハラ行為をする映像が全世界に公開された(参照記事)。これは、現地テレビ局のドッキリ番組による隠し撮りだったのだが、事情を知らなかった外交官Cは13歳の少女を抱きしめてキスを迫り、自宅に“お持ち帰り”しようとしたのだ。

 Cは撮影クルーに放送見送りを必死に頼み込むが、無情にも映像は全世界に公開される事態となった。当然、Cは職務停止処分を命じられた後、、懲戒解雇となった。

 ちなみに、このドッキリは、Cが以前から現地の少女たちを相手に韓国語を教えるといって性的暴行を働いていたという疑いがあり、その告発を受けたテレビ局が仕掛けたもの。まさに、因果応報だったというわけだ。

 それにしても、外交部はチリでの一件以来、再発防止に尽力していたというが、1年もたたないうちに、セックススキャンダルが再発。どうやら、その努力は無駄に終わってしまったようだ。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・日本よりひどいかも…!? 韓国政治家たちの暴言が低レベルすぎる
http://s-korea.jp/archives/17945?zo

・「外国人はゴキブリ」…韓国で続々と生まれる恥ずかしき侮辱造語
http://s-korea.jp/archives/18027?zo

外国人観光客の6割は「もう二度と行きたくない」!? 韓国の“観光価値”が暴落中

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 韓国は観光地としての魅力がない――。その事実を露骨に示すデータが明らかになった。

 このデータは韓国メディア「聯合ニュース」が伝えたもので、日本の観光庁と韓国文化観光研究院などによると、昨年の外国人観光客は日本2,403万9,053人、韓国1,724万1,823人だった。

 観光客の数自体は日韓ともに少なくないが、注目すべきは「再訪率」に大きな差があったことだ。

 日本の再訪率は61.6%だったのに対し、韓国は38.6%。さらに前年の再訪率と比較しても、日本は58.7%→61.6%に上昇しているが、韓国は46.1%→38.6%に落ちている。韓国を訪れるリピーターは少ないばかりか、減っているのだ。

 リピーターが減っていることについて韓国メディアでは、THAAD配備によって中国で韓国旅行が禁止されたことなどが影響しているという分析が多く見られるが、原因はそれだけではないだろう。

 ひとつは、そもそも韓国を観光する楽しみが少ないという点だ。

 韓国ネット民も「韓国は、ソウル以外には何もない」「地域の特色に合った観光スポットも増やさないと」などと嘆いているが、それを如実に表しているのが、外国人観光客が韓国で使う金額が減っている事実だ。前出の「聯合ニュース」によれば、昨年韓国を訪れた外国人観光客1人当たりが支出した金額は1625.3ドル(約18万2,000円)で、前年の1712.5ドル(約19万2,000円)から100ドル近く落ちている。ちなみに最もお金を使わないのは日本人(814ドル/約9万1,000円)で、この記事では「日本人はチャンドリ(ケチ)」などと見出しを打って報じられていた。

 また、ショッピングをする上でも不便が多い。

 韓国観光公社によれば、昨年、観光苦情申告センターに寄せられた苦情は1,310件と前年より249件増加し、とりわけショッピング関連の苦情は342件と最も多かった。その内訳を見ると、価格の問題(22.8%)がトップで、免税関係(21.3%)、不親切(10.2%)と続いた。価格の問題としては二重決済や不正確な価格表示、押し売りやぼったくりが挙げられている。最近も、商品に付いている値段よりも高い料金を要求されたり、メーターを起動せずにタクシーを走らせ、目的地に到着すると法外な運賃を要求されたといった報告がなされている。タクシーについては、3位の「不親切」に関する苦情でも、運転手が車を加速させながら電話をかけていた、不当な料金に対し抗議すると暴言を吐かれたといったものがあった。

 また、治安の問題も看過できない。

 昨年5月には、韓国を訪れたスウェーデン出身の女性が、韓国人男性3人組に集団レイプされる事件が発生している。前年にはオーストラリア人女性も韓国でレイプ被害に遭っており、オーストラリアではこの事件がきっかけとなって「女性観光客にとって危ない国」ランキングのトップに、インドを抜いて韓国が挙がるようになった。

 現状、多くの外国人観光客から“魅力がない”との烙印をされてしまった韓国。今後、リピーターを増やすために、政府はどんな策を講じるのだろうか?

「旭日旗問題」でAFCが川崎の上訴を棄却! 一方、済州「乱闘」は罰則軽減に

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 アジア・サッカー連盟(AFC)が7月20日、旭日旗問題で科された処分を不服とする川崎フロンターレの上訴を退けた。このニュースは、日韓両国で大きな波紋を呼んでいる。

 事の発端は、4月25日に韓国水原(スウォン)で行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の川崎 VS 水原三星の試合で、川崎のサポーター2人が旭日旗を掲げたことだった。水原側はこの行為についてAFC派遣の監査官に報告した上で、サポーターが掲げた旗を没収。試合後には、水原サポーターが川崎側観客席に押し寄せる騒ぎも起きた。

 騒動を受け、AFCは5月2日に「政治的な差別の意図」と「観衆に対する責任」を理由として、川崎に対し1年間の執行猶予付きでAFC主催試合でのホーム戦1試合を無観客試合とする処分と、罰金1万5,000ドル(約170万円)を科すことを発表。川崎側は「旭日旗に政治的、差別的な意図はない」として7月14日、AFCに反論の書類を提出し、上訴していた。

 この上訴が退けられたことは、韓国メディアでも大きく報じられている。「聯合ニュース」は「AFC、“旭日旗応援”で懲戒の日本サッカーチームの上訴棄却は“理由なし”」という見出しで、これまでの日本の対応について不満そうに報じている。旭日旗を掲げた問題と川崎への懲戒処分について振り返りながら、「この事実が伝えられると、日本では政界でも“旭日旗での応援は問題がない”という立場をAFCに伝えなければならないという主張がされていた」と強調。「菅義偉官房長官も“旭日旗は日本国内では幅広く使われている”とかばった」と、その対応を疑問視するようにつづった。

 一方、「スポータルコリア」は、「AFC、川崎の旭日旗懲戒に対する上訴棄却…無観客懲戒適用」との見出しで旭日旗について詳しく論じた。記事では「旭日旗は1870年日本帝国陸軍旗に指定され、1920~30年代まで広く使われていた。現在は陸上自衛隊と海上自衛隊が使用している」と説明し、「軍隊で使われている旗だが、歴史的には日本の軍国主義、帝国主義を象徴する。日本の侵略を受けた韓国、中国などでは否定的なシンボルだ。まして日本の極右主義者たちは政治的な行為のたびに旭日旗を振りかざす。政治的であるほかにない」と言い切っている。

 今回の上訴棄却を受け、韓国のネット上では多くの意見が寄せられている。「絶対に懲戒は受けなければいけない」「当然だ。1、2回のことじゃないだろ?」「日本のチームが他国のチームと試合するときに戦犯旗を掲げたら、無条件に没収しなければ!」と、今回の問題に焦点を当てたものがある一方で、「戦犯旗を誇らしいものと感じていること自体が、日本の歴史教育の至らなさ」「後進的な国民性がわかるよ」「問題ばかり起こす民族」「ドイツのように過ちを認めて反省すれば、日本と手をつなぐのに…」などと日本に対する否定的なコメントも見られた。

 ちなみにこの裏では、5月31日の浦和レッズ VS 済州ユナイテッドの試合で起きた乱闘劇に関しても動きがあった。済州の控え選手が浦和の選手に強烈なひじ打ちを浴びせるなどした事件は記憶に新しいだろうが、済州は7月20日に公式ホームページで、AFCが済州の提出した資料と再審議要請などを受け、エルボーを見舞ったペク・ドンギュの出場停止期間を3カ月から2カ月に軽減するなど、処分を緩和したと伝えたのだった。少なからず、済州の要求がのまれたわけだ。

 サッカーでも何かと問題の多い日本と韓国だが、今回の川崎の上訴棄却は、今後両国に、どのような影響を与えていくのだろうか?
(文=李仁守)

●参考記事
・川崎フロンターレ韓国人GKチョン・ソンリョンに聞く「J」と「K」
http://s-korea.jp/archives/17978?zo

・Kリーグにおける日本人選手の評価は? 蔚山に移籍した阿部拓馬は成功できるのか
http://s-korea.jp/archives/17971?zo

韓国マクドナルドで相次ぐ「ハンバーガー病」告訴……右肩上がりの業績に大打撃

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 韓国で「ハンバーガー病」が波紋を広げている。

 事の発端は7月5日、昨年9月にハンバーガーを食べた女児(4)が溶結性尿毒症症候群(HUS)にかかり腎臓機能障害になったとして、両親がマクドナルド韓国支社を食品安全法違反などの疑いでソウル中央地検に告訴したことだった。さらに12日には、別の女児(2)も同様にハンバーガーを食べてHUSにかかったとして同社を告訴している。同日には30代後半の男性も、マクドナルドで購入したハンバーガーの加熱が不十分だったとして「マクドナルドを厳罰に処してほしい」と陳情書を検察に提出した。

 韓国では、こうした健康被害を「ハンバーガー病」として大きく報道。ネット上では子どもを持つ母親を中心に「マクドナルドのハンバーガーは二度と食べない」「怖くて子どもに食べさせられない」「よく子どもに与えていたことを反省している」「私も半分も焼けていないパティの画像をネットで見たことがある」といった声が寄せられている。

 イメージダウンによる経営への打撃も深刻だ。

「ヘラルド経済」によれば、記者が11日にソウル市内のマクドナルドを訪れたところ、客席は4分の1程度しか埋まっていなかったという。子連れ客は一組も見られず、同店の店員は「男性客の数は変わらないが、女性と子どもが減ったのは事実」と証言している。

 韓国マクドナルドの関係者は「売り上げがどれぐらい落ちたかは公開できない」としながら、「一部店舗の雰囲気だけでは、全体の売り上げの変化を把握することは難しい」と言葉を濁しているが、業界関係者によれば「(同社は)すでに深刻な打撃を受けているし、ハンバーガー業界全体が被害を被っている状況」という。韓国ロッテリアの関係者も「7月5日の事件後1週間で、売り上げが20%も落ちた」と嘆いている。

 そもそも、これまで同社の業績は右肩上がりだった。

 新商品を発表するたびに爆発的人気を呼び起こしており、客がオーダーメイドで注文できる「シグネチャーバーガー」は2015年8月の発売以来、大ヒットとなっている。また、タッチパネルでの注文などが可能な「未来型店舗」も16年10月の導入以降、9カ月で150店舗にまで拡大している。

 15年の売り上げは6,033億ウォン(約603億円)で前年比約6.8%増、16年の売り上げも「15年度を上回っている」(マクドナルド関係者)。14年夏以降に発覚した期限切れ鶏肉の使用問題や異物混入問題などで客足が遠のき、業績が悪化した日本マクドナルドを横目に、韓国マクドナルドは順調に業績を伸ばし、業界トップを独走していた。

 それだけに、今回の「ハンバーガー病」騒動は、大きすぎる痛手だと言わざるを得ない。騒動について同社は「お子様の早期回復をお祈りいたします」としながらも、「調査を通じて正確な原因を明らかにしていきたい」と、現時点では責任を認めていない。

 果たして、「ハンバーガー病」騒動は、どんな結末を迎えるのだろうか?
(文=S-KOREA)

●参考記事
・韓国産ビールより「アサヒ」が安い!? 世界に逆行する韓国で“輸入ビール”が人気のワケ
http://s-korea.jp/archives/17965?zo

・韓国で人気爆発中の“日本式ラーメン”、韓国人の味覚に最も合うのは「一蘭」!?
http://s-korea.jp/archives/8479?zo

SNS活用がカギ!? 「防弾少年団」が日韓でブレークした3つの理由

<p> 韓国のボーイズグループ「防弾少年団」が、日韓で大きな人気を呼んでいる。</p>

<p> 2013年に韓国でデビューした防弾少年団は、デビュー直後から「韓国ゴールデンディスクアワード」などで新人賞を独占。今年2月に発売したアルバム『WINGS外伝:You Never Walk Alone』も、GAONチャートの上半期売り上げランキング1位を獲得している。</p>

<p> 一方、日本でも2014年のデビュー以来、人気はうなぎ上りで、今年5月に発売したシングル「血、汗、涙」はオリコン2017年上半期ランキングで11位にランクイン。韓国歌手としては唯一のベスト20位以内に入り、シングル・アルバムを合わせて海外アーティストで最高順位を記録した。さらに、2月から開催したワールドツアーもチケットは完売。日本での13公演では14万5,000人を動員している。</p>

韓国人の深刻な“犬食離れ”に、専門店からため息……国内外からの批判集中が原因か?

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イメージ画像(足成より)

 去る7月12日は、韓国で「初伏(チョボク)」に当たる日だった。韓国では、1年で一番暑い日といわれるこの日、夏を乗り切るために栄養価の高い犬肉を食べるのが伝統となっている。日本でいう、土用の丑の日にウナギを食べるという習慣に近いだろう。この日には「補身湯(ポシンタン)」と呼ばれる犬肉スープを食べるのが一般的だ。

 しかし、近年は、その初伏の過ごし方が変わりつつある。犬肉を食べる韓国人が激減しているのだ。

 仁川の犬肉専門店の店主は、こう嘆く。

「犬肉が売れなくなったのは、4~5年前ぐらいからでしょうか? 今では売り上げが半分以下に落ち込んでいます」

この店は有名な犬肉専門店街にあり、かつてこの場所には20数軒の専門店が軒を連ねていたが、犬肉の不人気によって現在は7~8軒に減少したそうだ。

 清州にある別の犬肉専門店の店主も「売り上げが10~20%落ちている」とし、その原因について「ペットを飼う世帯が増えたことで、拒絶感が強くなっているようだ」と語る。一方、韓国メディアは「犬肉スープ1杯1万3,000ウォン(約1,300円)と高額であることも、客足が減っている原因」とも分析している。

 だが、最も大きな要因は、国内外からの批判の高まりにあるのではないだろうか?

 例えば昨年にはイギリス政府が設置している請願サイトに「韓国政府に犬肉の取引をやめさせよう」というテーマが掲載され、10万人以上の署名を集めている。これを受け、イギリス政府は「犬肉に対する国際的な法や協定がない状況で、イギリスが介入することはできない」としながら、「それでも駐韓イギリス大使館を通じて、イギリス国民と議会の意思を韓国政府に伝える」との見解を発表した。

 韓国国内での批判も大きい。今年の初伏前後に、動物保護団体は犬肉が取引されるモラン市場などで動物慰霊祭やデモを行っている。全国動物保護活動家連帯と韓国動物保護連合は記者会見で、「全世界で犬を食べるのは中国とベトナム、韓国の3カ国だけで、韓国は大規模でシステマチックな犬農場をはじめとした巨大な産業を持った唯一の国家だ」と指摘した。

 こうした動きに対し、市場の関係者らは「お前たちのせいで、市場は瀕死の状態だ」「我々の生存権を踏みにじるな」と反対したが、“犬食反対”の大勢を止めるには至らなかったようだ。

 ちなみに今年の初伏には、犬肉に代わり「サムゲタン(参鶏湯)」が人気を博した。前出の仁川の犬肉専門店店主によれば「8人来店したら8人がサムゲタンを注文して、ポシンタンは一皿をシェアするぐらい」らしく、韓国メディアも「初伏の保養食の代表はサムゲタン」「“犬よりも鶏”……寂しいポシンタン店」などと報じている。

 また最近は、初伏に犬用のスタミナドッグフードが売れており、今年は昨年比321%も売上が増加したという。

 国内外からの批判を受け、衰退しつつある韓国の犬食文化。果たして今後、韓国において犬食が過去の遺物となる日は来るのだろうか?
(文=S-KOREA)

●参考記事
・「迷子になった愛犬が食べられた…」飼い主を横目に近隣住人が“犬食パーティー”の恐怖
http://s-korea.jp/archives/17887?zo

・イギリスから“犬食文化”を痛烈批判された韓国で起きている新たな「食の変化」
http://s-korea.jp/archives/8538?zo

世論調査で判明! 世界一“アメリカ好き”な韓国人、実はアメリカ人に嫌われていた

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イメージ画像(Thinkstockより)

 韓国人の“アメリカ好き”と、アメリカ人の“韓国嫌い”が、数字で示された。

 まずは韓国のデータだ。今年2~5月にアメリカの世論調査機関「ピュー・リサーチ・センター」が37カ国(アメリカは除外)、4万447人を対象に実施した調査によれば、韓国でアメリカに「好感が持てる」と答えた人の割合は75%で、全世界3位にランクインしている。また、「アメリカ人」に対しては86%に上り、ベトナムと並んで1位タイだった。

 だが、一方のアメリカ側は、韓国のことをあまり好意的に見ていないようだ。

 世界的な調査会社「ユーガブ」がアメリカ人7,150人を対象に「アメリカの親友と敵」について調査したところ、韓国を「同盟」(32%)、「友好国」(29%)と肯定的に評価したアメリカ人は60%を超えたが、「敵国」(9%)、「非友好国」(10%)と否定的に考える人が19%もいたというのである。

 実際、アメリカでは近年、韓国人に対する人種差別が増えている。

 例えば今年6月、韓国の人気歌手パク・ジェボムがアメリカでNBAを観戦した際、そのことがNBA公式Facebookページで紹介されると、「犬肉を食べるやつはどいつだ?」「このK-POOP(K-POPに対する蔑称で、POOP=糞の意)は誰だ?」などといったコメントが相次いだ。普段は200件ほどしか投稿されないコメント欄に、このときは約6,700件のコメントが寄せられている。

 また今年7月には、LA空港で韓国人家族が横暴な振る舞いを受けている。搭乗ゲートでデルタ航空の女性従業員から「搭乗するように」と指示された父親が「家族を待っている」と答えたところ、その従業員が突然、父親の手からパスポートとチケットを奪い、床に投げつけたのだという。そればかりか、家族一人ひとりの顔を指さしながら「安全上の問題で搭乗させられない」と言い放ったそうだ。家族は抗議したが、結局、搭乗することはできなかった。

 こうした事件を受け、韓国のネット民からは「明らかな人種差別だ」「白人たちを差別してみたらどうだろうか」「デルタ航空の韓国便は廃止しよう。こんなやつら、いなくてもなんの問題もない」といった批判が上がっている。

 また、「アメリカは大統領の影響で白人の国になっていっている」「トランプ政権になって人種差別がひどくなった」と、トランプ大統領を非難するコメントも。もっとも、それも逆説的に言えば、大好きなアメリカに嫌われているからこそ、大きな声を上げているといえなくはないが……。

 いずれにせよ、“アメリカ好き”の韓国人にとっては、なんとも皮肉な結果となってしまったようだ。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・アメリカで嫌韓感情が爆発!? 韓国系老婦人が白人に襲撃された事件と“でっちあげ”疑惑
http://s-korea.jp/archives/17591?zo

・アメリカでサムスンの評判が7位→49位とガタ落ち…韓国ネット民も“あきらめモード”
http://s-korea.jp/archives/13744?zo

中国「THAAD報復」で韓国経済に大打撃! あの大ヒット商品もまったく売れない?

<p> 親北政策で知られる文在寅(ムン・ジェイン)大統領だが、北朝鮮のミサイル発射実験を、ただ無視するわけにもいかない。</p>

<p> その対策の一環が、高高度防衛ミサイル(THAAD)配備なのだが、対象範囲が中国にも及んでいることから、中国政府は大反発。それにより、韓国側は多くの「報復措置」を受けることとなった。</p>

<p> 特に大きな打撃を受けているのが観光業界だ。韓国観光公社の発表によると、今年3〜5月の訪韓中国人は84万1,952人で、前年同期の198万9,833人を大きく下回った。</p>

<p> それに伴い、多くのホテルやレジャー施設では利用者が激減。特に影響を受けているのが、クルーズ業界だ。2014年には利用者が100万人を超える成長を遂げ、昨年は195万人超えで合計5兆4,000億ウォン(約5,400億円)の経済効果をもたらした。</p>

<p> そんな有力産業だが、実は利用者の約90 %が中国人で、今年3月には5万4,000人(昨年9万7,000人)と一気に半数まで落ち込み、6月には1万1,000人と昨年の10分の1にまで落ち込んだ。</p>

移籍ラッシュは必然? 「Jリーガー供給所」に成り下がったKリーグは、なぜスター流出を止められないのか

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大韓サッカー協会公式サイトより

 KリーグからJリーグへの移籍が増え、韓国サッカー界が嘆いている。

 韓国メディアは「スターが大挙流出…“Jリーガー供給所”に成り下がったKリーグ」(ジョイニュース24)、「Jリーグへと旅立ったスターたち、空白をどう埋めるか」(スポーツ・ワールド)などと、悲しげに報じている。

 何しろ、移籍を決めたのはスター選手や有望株ばかりだ。例えば全北現代のMFキム・ボギョン(柏レイソル)、城南FCのファン・ウィジョ(ガンバ大阪)、蔚山現代のチョン・スンヒョン(サガン鳥栖)など。昨年も、チョン・ソンリョン(川崎フロンターレ)、キム・スンギュ(ヴィッセル神戸)、イ・ボムヨン(アビスパ福岡)と、いずれも韓国代表を経験したGKがこぞってJリーグにやってきた。

 もっとも、Kリーグは、もともとスター選手の海外流出が多い。1990年代後半にはホン・ミョンボやコ・ジョンウン、ファン・ソンホンらがJリーグへ進出したし、2002年の日韓ワールドカップを機にイ・ヨンピョ、パク・チソンなどが欧州に渡っている。2000年代後半にはイ・チョンヨン、キ・ソンヨンなども欧州リーグのスカウトを受け、最近ではカク・テヒ、イ・ジョンス、イ・グノなどが中東へ移籍した。

 ただ、最近はJリーグにばかり選手が押し寄せている。その背景には、日本以外への移籍が難しくなったという事情がある。

 欧州組を見ると、最近はこれといった活躍がない。成績を上げているのは、ソン・フンミン(トッテナム)とファン・ヒチャン(ザルツブルク)ぐらいだ。

 一方、中東のUAEでは、2018-2019シーズンからアジア枠の廃止、または一部修正を検討しているとされ、欧州選手や南米選手と比べると実力が及ばない韓国人選手にとっては、入り込む枠を失う可能性が高い。

 同じく中国も、外国人枠を「4+1(アジア枠)」から「3」に削減している。さらには、韓国のTHAAD配備などにより中韓関係が緊張していることを受け、韓国選手が不利益を受けるのではないかと危惧する声もある。実際、今シーズン中国リーグでプロクラブを率いていた韓国人監督は6人いたが、すでに3人がクビを切られている。結果を出せなかったことが原因とみられているが、その一因に政治的な軋轢があった可能性は否定できない。

 こうした状況の中で注目されているのがJリーグだ。

 身近な隣国であるだけでなく、外国人枠3、アジア枠1、提携国枠1の計5枠と、韓国人選手が入り込む余地がある。しかも、来シーズンからは外国籍枠を5人に拡大し、提携国枠選手は外国籍扱いしないルールに変更されるとあって魅力的だ。

 そればかりか、Kリーグと比べ、年俸も高い。16年に「国際スポーツ給与調査」が発表したデータによると、J1選手の平均年俸は約2,170万円。同年のKリーグ選手平均は1億7,655万ウォン(約1,765万円)で、400万円ほどの開きがある。

 こうした経緯を踏まえれば、Jリーグへの“移籍ラッシュ”は必然だと言っても過言ではない。「資本を前面に押し出したJリーグの誘惑には、現実的に対抗するのが難しい」(スポーツ・ワールド)と韓国メディアはあきらめムードを漂わせているが、今後もKリーグからの日本進出は続くのか注視したい。
(文=李仁守)

●参考記事
・サッカー韓国代表の新監督決定。窮地を任されたのは日本とも激闘したあの人物!!
http://s-korea.jp/archives/17768?zo

・なぜ今、韓国人選手のJリーグ進出が増えているのか。加速するK→J移籍の背景
http://s-korea.jp/archives/17626?zo

BIGBANG・T.O.P初公判で猛省も「時間がたてば忘れる?」 K-POPアーティストたちの薬物前科

T.O.P初公判で猛省も「時間がたてば忘れる?」 K-POPアイドルたちの薬物前科の画像1

 6月29日、大麻使用の容疑で在宅起訴されたK-POPグループ「BIGBANG」のT.O.Pの初公判が行われた。

 世界的な人気を誇るK-POPアイドルの公判とあって、裁判所には100人ほどの取材陣が殺到。黒スーツ姿で現れたT.O.Pは「私が愚かだった。自分の誤った行動によってたくさんの方々に大きな失望を与えてしまい、申し訳ありません」とコメントし、深く頭を下げてから入廷した。

 発覚当初は容疑を否認していたT.O.Pだったが、彼と一緒に大麻を使用したアイドル練習生の女性(21)が警察の取り調べに対して自供し、それによってT.O.Pも容疑を認めざるを得なくなった。その後、薬物の過剰摂取とみられる状態でソウル市内の病院に緊急搬送、「自殺未遂か」と騒がれた。

 T.O.Pの弁護人は公判で「(大麻は)アイドル練習生の誘いによるものだった。T.O.Pは自ら彼女との決別を宣言し、大麻吸引を中断した」と伝えた。一方、T.O.Pは起訴事実を全面的に認めるとともに、「数年間、うつ病とパニック障害の治療を受けていた。私の誤った判断で、取り返しのつかない失敗をした」と発言。また、「いかなる処罰も受け、残った人生の教訓にする」と反省を示した。

 そんなT.O.Pに対し、検察は懲役10カ月および執行猶予2年、そして追徴金1万2,000ウォン(約1,200円)を求刑。これを受け、ネット民からは「1回ならまだしも、4回も使用した常習犯なのに……刑罰が甘い」「どうせ執行猶予に決まってるよ。芸能人様だからね」「こんな騒ぎを起こしても、ちょっと時間がたったら、何事もなかったかのように振る舞うんだろうな」といった非難の声が相次いでいる。

 ブーイングが巻き起こるのも無理はない。韓国では今まで何人もの芸能人が大麻をはじめとした薬物事件を起こしてきたが、少し時間がたてば平然とした顔で活動を始めているからだ。

 同じくBIGBANGのG-DRAGONがその筆頭だ。11年に日本のクラブで大麻を使用した疑いで韓国で摘発された彼は、「大麻だとは知らなかった」と、あくまでもハプニングだったことを主張。ソウル中央地検は使用量が少ない上に初犯で、しかも、当時大学生だったことや、さまざまな理由をつけて起訴猶予処分にした。G-DRAGONは自粛もせず、しれっと復帰して音楽活動を続けている。

 また、「江南スタイル」で知られるPSYは、2001年にニューアルバムのリリースを目前にして大麻ソウル中央地検容疑で逮捕され、500万ウォン(約50万円)の罰金刑に処された。当面の芸能活動を自粛するとも発表したが、実際のところ、芸能界に復帰したのは事件からたった6カ月後。しかも、02年ワールドカップを起点としてブレークし始め、いまや世界を舞台に活動している。

 過去の事例を見る限り、今回の大麻事件がT.O.Pの芸能人生に深刻な影響を与えることはないだろう。韓国では「スポーツ選手のように、芸能人も“ドーピング検査”をすべき」という声も出ているが、果たして――。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・BIGBANGのT.O.Pに大麻吸引容疑。“芸能人の兵役”にもたらす余波とは?
http://s-korea.jp/archives/16544?zo

・「これを音楽アルバムと呼ぶべきか」G-DRAGONのソロアルバムをめぐって議論が沸騰!!
http://s-korea.jp/archives/16995?zo

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