「011事件」の記事一覧

男児2人へのわいせつ行為で逮捕……チャイルドシッターの“ロリコン犯罪”を防ぐ方法はあるのか

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 チャイルドシッターへの不信感が高まっている。男児2人へのわいせつ行為容疑で逮捕された41歳の男が、ネット上の掲示板でチャイルドシッターを名乗って客を募集していたからだ。

 強制性交容疑(旧・強姦罪)で逮捕された東京・町屋在住の清掃作業員、中橋良明容疑者は9月18日、子育て支援サイトを通じたチャイルドシッターとして、さいたま市内の公園で複数の幼児を世話していた最中、男児同士にわいせつな行為をさせたとされる。中橋容疑者は「小さい男の子に興味があった」と容疑を認めているという。

 中橋容疑者はネットの掲示板に実名で「チャイルドシッター致します」と、平日以外に時給800円で3~6歳の子どもの世話をすると名乗り出ていた。そこでは「杉並ファミリーサポートセンター協力会員」とも称しており、つまりは託児事業を悪用してロリコン趣味の性犯罪をしていた可能性が高い。これに落胆するのは、事業関係者だ。

「ベビーシッターのサービスは、家事代行と並んで、いま需要が急上昇している市場なので、こういう事件は大きな課題」

 そう話すのは、民間のベビーシッター事業を手掛ける50代女性実業家。

「ベビーシッターといっても、幼い子どもだけでなく12歳ぐらいの子どもに対しても依頼はあって、需要は高まっています。逆にシッターならできるという働き手もいますからね。ただ、日本では海外と違って『育児は母親がやるべき』との価値観が根強いのもネックで、こういう事件が起こると『ほら他人に任せると危ないじゃないか』と言われてしまいやすいのです」(同)

 その意味では、大手企業が大々的にベビーシッター事業に乗り出し、普及に努めてもいるが、「大手は従業員の待遇や管理体制もしっかりさせている分、利用料金も高くなる傾向がある」と実業家。

「ベビーシッターを頼む人たちは、生活を支えるために子育ての時間を犠牲にしている方も多いので、巷ではもっと気軽に安く利用したいという需要も強いです。価格を抑えると人件費も安くなり、働く側も、ほかの仕事と掛け持ちをするバイト、パートが主体になるので、そうなると正直、怪しい人物が紛れやすくはなってしまう」(同)

 中橋容疑者は子どもにマナーを教育するボランティアの幼児教室を開講してもいたが、シッターを通じて面識のあった人に聞くと、「おとなしい感じの人だった。土日だけシッターをやっているようで、普段は何をしている人なのか知らなかった」と話している。本業は清掃作業員だったが、ネット上では本人と見られるブログがあり、そこでは子どもが噴水で全裸になった様子を楽しそうに伝える記事もあった。子育て事業に参加した動機が性的な欲求のみだったのかまでは分からないが、チャイルドシッターの中にロリコン性犯罪者のような人物が紛れているとなれば、親は不安も出てくる。

 前出の実業家は「ウチの会社には女児の親から『男性スタッフには担当させないでほしい』という要望があって応じていますが、ほかの事業者のところでは女性スタッフによるわいせつ事件があった話も聞いていて、単純に性別の区分けで防げるとも思えない」と打ち明けていた。

 近年、教育現場でも起こっているロリコン性犯罪には、何か根本的な解決策が早急に求められる。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

名古屋で拳銃立てこもり逮捕のイタリア人「大麻解禁運動家」だった?

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『日テレNEWS24』より

 名古屋市のマンションで、拳銃を持って立てこもった53歳のイタリア人・メリス・カルロ容疑者が逮捕され、自室からは大麻と見られる植物片が押収されていたことが伝えられた。

 このイタリア人については、詳しい素性がわかっていないが、市内の繁華街では「大麻の解禁運動に参加していた」という情報が聞かれた。

「名古屋中心に大麻解禁運動をしているレゲエダンサーの女性が、逮捕されたイタリア人と一緒にいるところを目撃されていたんです。でも、イタリア人が逮捕された途端、彼女は『あれは人違い』って言い出しました。名前もメリスって呼んでいたので同一人物だと思うんですけどね」(女性を知るクラブ経営者)

 カルロ容疑者は8月23日、自室ベランダで銃を片手にわめき散らす騒ぎを起こし、自室に約3時間立てこもった末に身柄を確保された。尿検査の薬物反応は陰性だったが、大麻所持の疑いもかけられている。また、真上に向かって2回発砲した疑いも出ている。

「こんな騒ぎを起こした奴と関係していたと知れたら、大麻解禁運動がまた後退するので、女性は他人の振りをしているのかもね」(同)

 日本では大麻に関しては使用ではなく所持が法律で禁じられている。一方、諸外国では一定の制限を設けて合法である国も多く、昨年、アメリカでは複数の州で解禁となった。

 そのひとつのカリフォルニア州の過疎地では大麻リゾートの開発が進んでいて、企業が農業用地を買い取って、ホテル、レストラン、スパなどを併設。この大麻バブルはゴールドラッシュになぞらえ、グリーンラッシュと呼ばれているのだが、これに反対する声も決して少なくはない。

 世界的には解禁傾向にあるのは確かだが、その反対派の声も根強く全面解禁している国はごく一部で、しかも医療用など用途が限定されているケースがほとんどだ。

 日本ではこの医療用と嗜好用の差があまり理解されていない部分もあるが、医療用途は大麻解禁派の大義にもなっている。

 しかし、大麻問題に詳しいジャーナリストの青山智樹氏によると「日本ではまず解禁なんてことにはならない」と断言する。

「日本では公権力が規制強化の志向にあって、いまやタバコですら対象になっていますから、大麻の解禁は国会で議論にすらならないのでは。もともと大麻を麻薬の一種として使う連中にとっても、ダウナー系な麻薬である大麻は不人気で、アッパー系の覚せい剤の方が流行している傾向があります。麻薬ではありませんが、このアッパー系の嗜好品で合法なのが酒で、アルコールは大麻よりはるかに効果は強力。ビジネス的にも政治は庶民をこちらに誘導しておきたい狙いがあるんです」(同)

 大麻解禁の運動をしている側は、あくまで日本で医療用使用を主張しているものだが、ある解禁派の運動員は「相模原の大量殺人犯の植松聖が逮捕時に大麻反応が出たり、高樹沙耶の事件などで解禁運動はやりにくくなっている。今回の立てこもり事件も迷惑な話」と話している。

 立てこもりイタリア人と実際に関係があったのかを聞くべく、解禁運動をするレゲエダンサーの女性に取材を申し入れたが、「あとで連絡する」と言われたきり、3日待っても連絡はなかった。
(文=片岡亮/NEWSIDER)

母親の浪費癖、ラブホテル生活、野宿の果てに……17歳少年による「川口祖父母殺人事件」の悲劇

<p> 孫が祖父母を殺害する事件は、決して珍しいものではない。ここ数年でも、2015年に山梨県河口湖町で高校3年生の孫が80代の祖父母を、16年には兵庫県赤穂市で19歳の孫が介護をしていた祖父母を殺害。今年7月にも、神戸市北区で26歳の孫が「誰でもいいから攻撃してやろう、刺してやろうと思った」と、祖父母ら3人を刺殺している。</p>

<p> しかし、14年に埼玉県川口市で当時17歳の少年が金欲しさに祖父母を殺害した事件は、数ある祖父母殺しの中でも極めて特殊なケースだ。毎日新聞記者・山寺香が記した『誰もボクを見ていない』(ポプラ社)を一読すれば、“いったい、本当の加害者は誰か?”という疑問に突き当たるだろう。</p>

詐欺で逮捕の“早稲田のゴッドハンド”接骨院院長に余罪多数の疑い「いつの間にか交通事故専門に……」

詐欺で逮捕の早稲田のゴッドハンド接骨院院長に余罪多数の疑い「いつの間にか交通事故専門に……」の画像1
交通事故治療情報センターより

 整骨院や接骨院による療養費の不正受給事件が相次いでいる。そのため厚生労働省は来年度から、カルテの提示を求めるなど審査を厳格化する方針だが、親子3代のマッサージ師「早稲田のゴッドハンド」は、それとはまた違う、保険金詐欺をやらかしていた。

 東京・新宿区の北原整骨院で院長を務めていた北原靖朗容疑者は、交通事故でケガをした男とともに、通院日数を水増しして保険会社から約80万円を騙し取った詐欺の疑いで逮捕された。

 来院した患者の会社役員、守屋義善彦容疑者に「通院日数が多いほど儲かる」と犯行を持ち掛け、昨年3月から6月にかけ、本来3日間ほどで終わるはずの治療を55日間の通院に水増しし、その分の保険金を保険会社から騙し取った疑いが持たれている。

 警視庁によると、2人は容疑を認めているというが、北原容疑者には他にも複数の水増し診療をしていたと見て余罪を調べている。

「早稲田のゴッドハンド」を自称してテレビ出演などもしていた北原容疑者は、2000年に早稲田大学近くで開院し、「祖父の代から3代続く100年の歴史がある特製の軟膏を使う、世界一極上の治療」「しっかりした治療をすれば後遺症を0%に近いところまでもっていける」などとして、メディアにも出演。以前、同院に通院したことがある元スポーツ選手によると「まさかあの先生がそんなことをするとは驚き」だと言っている。

「僕はそんな話を持ちかけられたことはなく、誠実な先生という感じだったんですけどね。ただ、気になったのは以前は、早大のスポーツマンとか診ていたみたいだったのに、少し前に急に交通事故の治療専門になっていたんですよ。もしかすると、事故の治療で水増しをやって、味をしめたのかもしれませんね。ゴッドハンドとか人気の先生とか言うわりに、予約はいつもすぐ取れていたし、院内が混雑していた様子を見たこともなかったので」(同)

 ホームページには「交通事故治療延べ300人、一般患者様11万人以上の症状改善を実現してきたゴットハンド」と記され、「メディアにも多数取り上げられております!」と自慢げにその腕を宣伝していた(6月8日現在はメンテナンス中)北原容疑者だが、交通事故患者にターゲットを絞ったのが保険金詐欺を狙える目的だったというのなら、余罪が多数出てきそうでもある。

 また、前出の元選手は、北原容疑者には「早大女子大生へのナンパ」疑惑もあったと話す。

「以前は、早大の女子大生の恋愛相談を無料で受けるなんて治療と無関係なことを宣伝していたんですよ。実際に相談した女子大生が北原先生に食事に誘われたとかいうウワサもあって、整骨院はナンパ目的でやっているのか、なんて言っている人もいました」

 そのあたり仕事への集中力が高くはなかったのか、北原容疑者はホームページに「ゴルフばかりやっているうちに未だ独身ですが」と治療とは無関係なことを書いてもいた。

 いずれにせよゴッドハンドの評判を地に落とした今回の事件、その父親で「ゴッドフィンガー・キタハラ」といわれる「北原接骨院」の北原康矩院長に話を聞いてみた。

「(犯行は)初めてではないと思いますが、うちとは一切関係ないこと。(本人には)まだ接見禁止ですが、『身体も心もリニューアルしてこい』と言いたい。逮捕は私と会った直後のことだったのでショックでした」

 父親に責任のある話ではないが、“神の一族”の看板に泥を塗ったことは間違いなさそうだ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

広島県警広島中央署の「8,500万円盗難」問題、内部犯行説に拍車「無修正DVDの紛失も……」

広島県警広島中央署の「8,500万円盗難」問題、内部犯行説に拍車「無修正DVDの紛失も……」の画像1
イメージ画像(足成より)

 広島県警広島中央署で保管中の証拠品だった現金約8,500万円が盗まれた事件で、同署への批判は強まるばかり。現場の状況などから、内部犯行の疑いが濃厚。勤務する警察関係者の中に犯人がいるわけだから、市民の不信感も最高潮に達している。同署に寄せられた抗議電話の中には「おまえら全員で山分けしたんとちゃうか」という痛烈なものもあったというが、さらに浮上しているのが「過去の余罪」のウワサだ。

「広島中央署は公にしていないけど、ほかにも犯罪の押収品の紛失が多いという話です。ある元署員は『押収した麻薬が減ってたらしい』なんて話もしているし、ほかにも違法なポルノDVDも一部がなくなっているそうだ。現金がなくなったのも、その延長線上なのでは」(地元紙記者)

 具体的に押収品の横領があったという事実が確定したわけではないが、何しろ不信感が募る同署だけに、こうした話が飛び交っているのである。

「中央署は7年前に児童ポルノのDVD8万枚以上を押収、1年半ぐらい前にも韓国人の犯罪グループから違法なポルノDVD6,000枚を押収。こういうものが減っているらしくいが、担当の課の倉庫にあるまま、外部の人間にカウントさせていないい。警官の中にもポルノ好きな奴はいるだろうから、抜き取った奴がいてもおかしくはないけど、問題はチェック機能がないことでしょう。署は存在する押収品すべてを確認して市民に公開すべきでは。余罪があったら問題なんだから」(同)

 なんとも痛烈な地元紙記者の話だが、なくなった現金は、2月の詐欺事件で押収した約9,000万円の一部だった。署員に聞いたところ「保管するのは基本、押収した部署ですが、現金だったので会計課の金庫で保管していた模様」だという。その金庫のカギは同課の課長が机の引き出しに入れていたが、そこをこじ開けられカギを持ち出されていた。同課は建物の奥にあることから外部の犯行は極めて難しく、約350人の署員の中に犯人がいるとみられている。

 県警の発表では「5月8日に発覚する前の3日から5日までは、イベントがあった関係で数十人の署員が課に出入りしていた」というのだが、それ以上の手掛かりはまだないまま。地元紙記者は「市民が言うように、その数十人で山分けしていることだって考えられますよ。何しろ、この署は隠蔽体質にありますから」と過去の不祥事を明かす。

「昨年、署の警部補が仕事のことで腹を立てて部下に拳銃を向けた銃刀法違反で停職処分になったんです。でも、事件があったのは10、11年のことで、同僚たちがそれを隠蔽していたんですよ。いま捜査に全力を注がなきゃいけないのに、『見つからなかったら公費で弁済を』なんて話している幹部もいて、これなどは早い幕引きを狙ってるとしか思えません」

 この話には「預かった金を失くしておいて税金を使うのはおかしい」と市民からも批判が出ている。中には「署員は連帯責任で、自分たちの給与から差し引いて弁済しろ」との声もあるほどだ。ちなみに8,500万円を署員数で割ると、ひとり約24万円。これは大学卒の新人警察官の初任給(給料+地域手当)、約21万6,000円より高い額である。

 それはさておき、ほかの押収物が横領された可能性について同署に取材を申し入れると、山田博実副署長は肯定も否定もせず「私の立場としては何もコメントできません」とのことだった。そのため広報に話を振ったが、こちらも「存じ上げないので答えようがない」と、身を乗り出して調査するような姿勢は見られなかった。

 広報は「ずさんな管理があるなら当然変えていかないといけない」とは言っていたが、前述のように押収品の保管は事件の担当者任せのまま。再発防止に具体策があるのか聞いてみたが、「私は警務課員ですのお答えするようなことではない」とのことだった。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

「クズすぎる」滋賀・甲良町職員の3,000万円横領事件で町長も非難の的に「町役場は、まるで横領天国」

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Photo By GFDL from Wikipedia. 

「クズすぎる」と話題になっている滋賀・甲良町職員の3,000万円横領事件では、町長にも非難の声が飛んでいる。

「あの町長が事件のことをテレビで偉そうに語っていたけど、自分も横領と似たようなことやっていた」と、住民の男性。騒動が思わぬ方向に飛び火しているようなのだ。

 滋賀・甲良町の元税務課職員の男が業務上横領の疑いで逮捕された事件は、いまや全国区で注目を集めてしまっている。フジテレビが撮影した逮捕前のインタビューで、容疑者が笑みを浮かべ開き直った様子で「罪悪感はありましたけど、やっぱりシメシメ感が」などと話していたことで、ネット上で「クズすぎる」との声が飛び交った。

 5月11日に逮捕された甲良町の元職員・小島崇靖容疑者は、2015年5月、町民が納税した数十万円の現金を着服したとして捜査され、約2年間で3,000万円もの巨額横領が発覚。逮捕前は、給与では購入できないような高級車を複数購入していた同容疑者、事件発覚後の昨年3月には懲戒免職となっているのだが、反省の色を見せない態度に住民の怒りは再び燃え上がり、役場にも多数の抗議電話があったという。

 何しろインタビューで、小島容疑者は犯行のきっかけを「(預かった)お金を持って行くのを忘れてしまったけど何も問題にならなかった」としており、役場の管理が甘かったことを露呈させた。

「7,000人くらいしかいない町の貴重な税金を3,000万も使い込まれるなんて役場が機能していないとしか思えない」と町内在住の60代男性。

「ニュース番組では、業務上横領罪は最高で10年以下の懲役だとやっていたけど、こんなひどいことやっても10年以内にまた外を歩けると思うと許せない気持ちになる。こうなったのは町長のせいだ」(同)

 怒りの矛先が向かった甲良町の北川豊昭町長は、今回の事件についてメディアのインタビューに答えていたが、「私も税の中を知り尽くしているというわけでもなかったので、そこらへんは申し訳ないなあ」と、まるで他人事のような話しぶりだった。しかし、住民によると約2年前に町が販売した「1人2冊までのプレミアム付商品券」をめぐって、この町長自身が「横領みたいなものじゃないか」と非難されたことがあったというのだ。

「その商品券は1冊1万円ですが、町内指定の店で1万3,000円分の商品を買えるというもの。4,000冊を発行して、すぐに完売したんですが、町長は1人2冊までのルールを破って5冊購入していたんです。町長は『知らなかった』みたいなことを言ってましたが、そんなわけないんです。こういう商品券は、まず第一に一人何冊まで買えるかと思うもの。あまりに白々しい言い訳でした。ほかの議員でも大量購入したのがいて、ひどいのは当時の議長だった建部(孝夫)さんなんて、家族5人で30冊も買い占めていた。1冊たかが3,000円の利益を着服しようとする、ろくでもない役人がこの町の役場の実態。そりゃあ横領事件も起きますよ」(同)

 こうした話について町長はどう考えているのか、話を聞こうとしたが、総務担当者は「その件についてはノーコメント」と返答されてしまった。そのため商品券を扱った産業課に連絡すると「ミスとまでは言いませんけども間違いだった」と妙な言い回しで非を認めた。

 ただ、かなりイラついた様子で「役場の人が何冊売ったか、そういうところまでは追及しておりませんので、チェックしてなかったというのが実情です。町長が横領しようがしまいが、事務的には問題なかった」と答えた。

 ミスではないが間違い、チェックしていなかったが事務的に問題なし、とは矛盾するとしか思えないのだが、前出住民は「こんな体たらくだから3,000万円もの使い込みがあっても気付かない」と呆れていた。悪いのは横領した人間でしかないが、その舞台である町役場も、まるで横領天国のように思えてしまった。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

もう防犯カメラ映像では公開捜査できない!?「振り込め詐欺」集団が未成年・子どもの共犯者を集め出した!

イメージ画像  警察が「振り込め詐欺」の容疑者として画像を公開した人物が女子中学生だと判明、その後に画像を削除したことで、詐欺グループの間では「小中学生を仲間に引き入れる」という手…

【ベトナム人女児殺害事件】取材で「壁を蹴った」共同通信記者に同業者が大憤慨!「だからマスゴミと呼ばれる」

<p> 千葉県のベトナム国籍の女児殺害事件で、共同通信社の20代の男性記者が、取材を断った住民宅の壁を蹴ったことが騒ぎとなっている。ただ、同社は当初、取材に対し「そんな記者はうちにはいない」と否定していた。</p>

<p> 騒動のきっかけは、壁を蹴られた被害者が監視カメラの映像を公開したこと。Twitterで「某社の記者さんよ、インターホン越しの取材依頼に対して、私は『結構です、すいません』と言っているのにそんな態度取るなよ~!」とつぶやいていた。</p>

高齢男性狙いのアナログすぎる「アダルトDVD詐欺」が横行中! 被害者も泣き寝入り「警察に言えない……」

<p> 悪質なアダルトサイトによる、高齢者の詐欺被害が急増中だ。国民生活センターによると、60代からの最近の相談は「アダルトサイトに関するもの」が1位だという。</p>

<p> 被害の届け出が多いのは、検索サイトで表示されたアダルトサイトのリンクをクリック、「登録完了」の表示とともに高額な料金請求をする詐欺だ。本来、支払いの義務はないが、高齢者が周囲への発覚を恐れ、慌てて支払いに応じてしまうケースがあるという。</p>

資金繰り悪化の予兆あった……破産の激安ツアー「てるみくらぶ」で続発していた“トンデモトラブル”

<p> 激安ツアーで知られた旅行会社「てるみくらぶ」が3月27日、東京地裁に破産を申請し、破産手続き開始の決定を受けた。</p>

<p> 都内で記者会見を開いた山田千賀子社長は「一昨年の春から新聞広告を打ち始めて、経費がかさんだ」などと説明。負債総額は約151億円で、うち計100億円に及ぶ一般客3万6,000件の旅行代金の返済は不可能といえ、「資金繰りが悪いことがわかっていて金を支払わせた詐欺だ」との声もある。<br />
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